検索条件が指定されていません。
1~20 件を表示 / 全 82 件
白いらせん階段を上がった先にある、わずか8席だけのカウンター席。静かな緊張感と上品な空気が漂う特別な空間で、時間がゆっくりと流れていくのを感じました。シェフの丁寧な説明と所作からは、食材や生産者への敬意が伝わり、一皿ごとに物語があるようでした。 料理はどれも素材の良さを最大限に引き出した繊細な構成。特に印象に残ったのは、真鯛のコンソメの澄んだ旨味。赤座海老のビスクは濃厚で香り高く、終盤の但馬玄の炭火焼は香ばしさと旨味が見事でした。どの皿も華美ではなく、雑味のないクリアな味わいが印象的です。 カウンター越しにライブ感を楽しめるディナーは、特別な時間を演出してくれます。ワインペアリングも素晴らしく、料理との相性が抜群でした。 一斉スタート制なので時間厳守ですが、それも含めて「蒼」という世界観の一部。洗練された空間と料理の完成度、丁寧なもてなしのすべてが調和していて、まさに“食の体験”を味わうお店だと感じました。 季節を変えて、また訪れたいと思える素晴らしいレストランです。
2025/11訪問
1回
店内に入ると静かで洗練された空気が広がり、落ち着いた照明とゆとりある空間が心地よい雰囲気を作っていました。スタッフの方々の対応も丁寧で、料理の説明もわかりやすく、非日常のひとときを演出してくれます。 料理は「森・里・海」をテーマに、日本の自然と食文化を表現した独創的なコース。テーブルの横でパンを発酵・焼き上げる演出や、旬の食材を活かした繊細な一皿一皿が印象的でした。味だけでなく、香りや音、見た目までも楽しめる構成で、まさに五感で味わうフレンチ。 ドリンクペアリングも秀逸で、ワインや日本酒が料理の個性を一層引き立ててくれました。全体を通して緊張感と温かみのバランスが絶妙で、特別な日にふさわしいレストランだと思います。 一皿ごとに哲学と物語があり、日本の自然を感じながら味わう素晴らしい体験でした。
2025/09訪問
1回
お店に一歩入ると、ホテルのラウンジのような待合室に案内されます。 静かな空気の中、これから始まる特別な時間を想像しながら待つ数分が、すでに“非日常の入り口”のよう。 この日も例外ではなく、胸の高鳴りを感じながら席へと通されました。 シェフは2010年にこの地で独立開業したらしい。 彼の料理は、フレンチでありながらも日本の四季や文化を自然に取り込んでおり、どの皿も穏やかな優しさと驚きを併せ持っています。 お箸でいただけるスタイルも、肩肘張らずに楽しめる魅力のひとつです。 スタッフの方々の対応は控えめでいて温かく、押しつけがましさのない“完璧な距離感”でした。 ウェルカムドリンクを目の前で仕上げてくれる演出から始まり、 お料理の一部はテーブルサイドで仕上げられるスタイル。 どれも自然体で、派手な演出に頼らず、素材や香り、音の余韻で楽しませてくれる。 その“穏やかなライブ感”がとても居心地よく感じられました。 印象に残ったのは、松茸・伊勢海老・帆立・佐々木錦のリゾット。 秋の香りと海の旨味が優しく溶け合い、空腹をふわりと包み込むような温かさがありました。 そして、毎回驚かされる定番の「64種のサラダ」。 まるで絵画のように美しく、味わいも一口ごとに表情が変わる。 “サラダを食べる”という行為が、ここではまるでひとつの物語のようです。 この日のメイン、京都産ななたに鴨のローストは圧巻でした。 皮はパリッと香ばしく、中はしっとりレア。 香り高いミズナラの薪火で焼かれており、噛むほどに甘みと旨味が広がっていく。 肉厚でジューシー、火入れの妙を感じました。 デザートでは、「島バナナのパンナコッタとジャスミンの花のアイスクリーム」が印象的。 トロピカルな香りとハーブの爽やかさが重なり、最後の一口まで心を掴まれました。 食後には、小さな焼き菓子と琥珀糖、そして遊び心のあるお土産を選ぶ時間。 この“帰り際の余韻”まで、物語として完成されているのが素晴らしいです。 全体を通して、レフェルヴェソンスは単なる食事ではなく、人生の節目を優しく包み込む場所。 静かで穏やか、けれど確かに心が動く。そんな時間を過ごすことができました。 また季節を変えて、今度は春のメニューを味わいに伺いたいと思います。
2025/10訪問
1回
店内は落ち着いた照明で、静かすぎずちょうど良い雰囲気。 カウンター越しにシェフの丁寧な仕事ぶりが見えて、料理への期待が自然と高まります。 一皿一皿がとても美しく、どれも想像を超える味の展開! 素材の組み合わせがユニークで、和の要素や塩の使い方など、味の奥行きをしっかり感じられました。 お皿の上で“美味しい驚き”が何度もあり、最後まで飽きずに楽しめました。 ワインのペアリングも丁寧に提案してくださって、料理との相性を考えながら楽しめました。 スタッフの方々も程よい距離感で、気配りが感じられる接客でした。 お料理の説明もわかりやすく、食べる前にワクワクできるのが良かったです。 落ち着いた空間で、特別な日やゆっくり語りたい夜にぴったり。 デートや記念日ディナーにも向いていると思います。 大人が静かに食事を楽しめる雰囲気で、代官山らしい上品さがありました。 全体的にとても満足度が高く、料理・空間・サービスのバランスが取れた素敵なお店でした。 「創作イタリアン」という言葉がぴったりで、次に行くときは季節を変えてまた違うコースを味わってみたいです。
2025/10訪問
1回
わずか6席の超プレミアムな空間。 ついに、ついに…行ってきました! なんと5年越しの想いが通じ、奇跡的に予約が取れたのです…! ペアリングはアルコール/ノンアルコールから選べるシステムで、私は勿論アルコールペアリングをチョイス。 正直、1人12万円はかなりのインパクト。でも、そんな価格も納得してしまうほど、料理のクオリティは圧巻。 特に感動したのは生ハム。 もはや「感動を超える」レベルでした。 ワインも惜しげなく、最高のものばかりを提供してくださり、 まるで異空間にいるような時間。 ここまでの贅沢はそうそう味わえない。 心から、素晴らしい経験でした!
2025/06訪問
1回
洗練された雰囲気の中で過ごす時間は特別感があり、スタッフの方の距離感の良いサービスもとても心地よかったです。 お料理はフレンチの技法をベースにしながら、日本の季節の食材を巧みに合わせた構成で、一皿ごとに香りや食感のバランスが素晴らしく、最後まで飽きずに楽しめました。特に前菜の軽やかさやメインの旨みの深さが印象的で、パンやデザートまで抜かりない仕上がりです。 ワインやノンアルコールのペアリングも洗練されていて、料理との調和が感じられました。価格帯は高めですが、それに見合う体験ができる満足度の高いレストランでした。
2025/10訪問
1回
カウンターのみの小さなお店ですが、一皿ごとに驚きと発見のある、まさに“体験するフレンチ”でした。店名の通り、料理の構成や味の組み合わせにしっかりとした理論と意図を感じられ、まるで食で方程式を解くような感覚。 この日はディナーのコースをいただきましたが、どの皿も素材の持ち味を最大限に引き出しており、特に魚料理の火入れとソースの香り立ちが印象的でした。ワインペアリングも秀逸で、シェフとソムリエが一体となって作り出す流れが心地よく、最後まで飽きずに楽しめました。 カウンター越しに料理の仕上げを間近で見られるのも魅力で、ライブ感と緊張感のある特別な空間です。席数が少ないため予約は必須ですが、その分ひとりひとりに丁寧なサービスが行き届いていました。 全体として、静かな熱量を感じる素晴らしいレストラン。華やかさというより“知的で研ぎ澄まされた美味しさ”を味わいたい時におすすめです。記念日や大切な人との食事にぴったりのお店でした。
2025/09訪問
1回
閑静な通りにひっそりと佇む、カウンター6席のみの特別な空間。18時一斉スタートというスタイルで、入店した瞬間から「これから始まる物語」を感じさせるような緊張感と高揚感がありました。 料理はイタリアンをベースにしながらも、和の繊細さや香りの演出が随所に光ります。薪火で焼き上げた食材の香ばしさ、そして一皿ごとに計算された温度やタイミング。どの料理も見た目の美しさだけでなく、味の立体感が印象的でした。特にメインの肉料理は、火入れの加減と旨味の引き出し方が見事で、心に残る一皿でした。 シェフの所作や料理の流れも“演出”の一部のようで、食事というよりはまるで舞台を見ているような感覚。サービスも控えめながら温かく、料理への理解を深めてくれる説明も心地よかったです。 決してカジュアルではありませんが、その分だけ非日常をしっかりと味わえる場所。特別な夜、大切な人と静かに過ごすには最高のレストランでした。
2025/10訪問
1回
静かな通りにひっそりと佇む小さなリストランテで、店内はわずか数席の落ち着いた雰囲気。洗練された空間の中で、シェフの料理を間近で楽しめる特別感があります。 料理は旬の食材を使ったコース仕立てで、一皿ごとにストーリーを感じるような構成。特に手打ちパスタは食感と香りが素晴らしく、小麦の風味が生きた繊細な味わいでした。ソースとの相性も抜群で、シンプルながらも深い余韻が残ります。魚や肉のメイン料理も、素材そのものの旨味を最大限に引き出していて、どの皿も完成度が高かったです。 シェフと奥様による温かみのあるおもてなしも印象的で、肩肘張らずに上質な時間を過ごせました。小さな空間だからこそ生まれる一体感が心地よく、料理とサービスの距離がとても近く感じられます。 気軽な食事というよりは、ゆっくりと丁寧に食事を楽しみたい夜にぴったりのお店。静かに、そして深く料理を味わいたい方におすすめしたい一軒です。
2025/10訪問
1回
こちらは品川にある世界トップクラスのフレンチで、静けさと緊張感の中に心地よい温かみを感じる特別な時間を過ごせました。店内は余裕を持ったテーブル配置で、洗練された空気に包まれています。 こちらのお店は「おまかせコース」一本のみ。旬の食材を最大限に引き出す構成で、訪れるたびにまったく違う体験ができます。前菜からデザートまで、どの皿も無駄がなく、香り・温度・食感のすべてが完璧に計算された一品ばかりでした。素材そのものの味を主役に据えながらも、驚きと感動があるのが印象的。特に魚料理の火入れとソースの調和は、思わず息をのむほどの完成度でした。 サービスも一流で、料理のタイミングや説明、ワインペアリングの提案に至るまで、すべてが自然で美しく整っています。押し付けがましさがなく、それでいて全てが行き届いている感覚。まさに“完璧にコントロールされた上質な静寂”の中で味わうフレンチという印象です。 価格は高めですが、その価値をはるかに超える体験。特別な日や大切な人との時間にこそ訪れたい、究極のレストランです。
2025/11訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
茅場町、日本橋、人形町/フレンチ
日本橋兜町にあるフレンチの名店で、洗練された空間と繊細な料理が印象的でした。店内は静かで落ち着いた雰囲気、テーブル間の距離もゆったりとしており、ゆっくりと食事を楽しめる上質な時間が流れています。 料理はクラシックなフレンチをベースに、旬の食材や和のエッセンスを巧みに取り入れた構成で、一皿ごとに驚きと感動があります。盛り付けはまるで芸術作品のように美しく、味だけでなく視覚でも楽しめました。特に魚料理の火入れとソースの香り立ちが印象的で、メインの肉料理も旨味の重なりが素晴らしく、最後のデザートまで完璧な流れでした。 サービスも丁寧で、料理の説明や提供のタイミングが絶妙。ワインペアリングも見事で、それぞれの皿をさらに引き立ててくれました。 全体を通して、静かに美味を堪能できる完成度の高いレストラン。大切な食事の場に選びたくなる、記憶に残る一軒です。
2025/10訪問
1回
静かな住宅街に佇む上品な一軒家レストランで、扉を開けた瞬間から特別な時間が始まりました。店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル間の距離も程よく、ゆったりと過ごせる空間です。 料理はどれも繊細で完成度が高く、素材の良さをしっかり感じられる構成でした。前菜からデザートまで一皿一皿が丁寧に作られていて、特に魚料理の火入れとソースのバランスが絶妙。肉料理も旨味が凝縮されていて、シェフの技術の高さが伝わってきます。盛り付けも美しく、まるでアートのようでした。 ワインのペアリングも素晴らしく、料理の流れに寄り添うような提案で、最後まで飽きることなく楽しめました。サービスも心地よく、料理の説明も丁寧で、リラックスしながら食事を堪能できました。 全体を通して、格式がありながらも温かみのある雰囲気で、記念日や大切な人との食事にぴったりのお店です。茨城で本格的なフレンチを味わいたい方にぜひおすすめしたい名店です。
2025/04訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
乃木坂、表参道、六本木/フレンチ
西麻布の静かな通りに佇む上品な空間で、和の繊細さとフレンチの技術が見事に融合した料理を堪能しました。店内は落ち着いた照明と洗練されたインテリアで、特別な時間を過ごすのにぴったりな雰囲気。スタッフの方々の所作や言葉遣いも丁寧で、心地よい距離感のあるサービスが印象的でした。 料理は、季節の食材を生かしたコース仕立て。前菜からデザートまで、一皿ごとに驚きと調和がありました。特に印象に残ったのは、鮑やキャビアを使った料理の繊細な味わいと、肉料理の火入れの完璧さ。ソースの深みと素材の旨味が重なり、最後までバランスの取れた味わいでした。 ワインペアリングも素晴らしく、料理との相性を見事に引き立ててくれます。ひと皿ごとに世界観があり、まるでコース全体でひとつの物語を紡いでいるよう。 全体を通して、非日常を感じられる上質なひとときでした。特別な日に訪れたい、大人のためのフレンチレストランです。
2025/09訪問
1回
扉を開けると、オープンキッチンを前にしたわずか数席のカウンター空間。ゆったりと流れる時間と、程よく緊張感のある雰囲気。そんな中で幕を開けたコース料理は、まさに“特別な夜”にふさわしい体験でした。 まず印象に残ったのは、ひと皿ごとの丁寧な構成。アミューズから始まり、前菜、パスタ、メイン、ドルチェへと進む流れのなかで、「素材を絞り、ひとつひとつに向き合っている」ということが伝わってきます。例えば、パスタの一皿では、しなやかなタリオリーニにキャビアが上品に絡み、過剰ではなく完成された調和を感じました。 メインもまた、過剰な演出ではなく、素材の魅力を透明に映し出す優れた一皿。鮮度や火入れ、休ませ方にまでこだわった料理は、細部に至るまで手仕事が行き届いているのが伝わってきます。 空間やサービス面でもとても印象的。席数がごく少ないことで、ゆったりと料理を楽しむ余裕があり、進行のテンポも絶妙。飲み物のペアリングの提案も的確で、お料理に寄り添ってくれました。ドレスコードや香りの配慮なども要件として示されており、特別な場としての“格”がきちんと設えられていると感じました。 総じて言えば、PRISMAさんは「静けさと緊張感のある中で、美食をじっくりと味わいたい夜」にとてもふさわしいお店
2025/07訪問
1回
緑と田園風景の中を走って辿り着くその時間から、すでに非日常の始まりを感じさせてくれます。 店内は落ち着いた雰囲気。木の温もりが感じられるインテリアで統一されており、ゆったりと食事を愉しむにはぴったりです。席間にもゆとりがあって、隣を気にせず会話ができます。 料理は「千産千消(=千葉産・地産地消)」を徹底されたアプローチが強く感じられました。前菜からメイン、デザートに至るまで、地元の食材が生き生きと使われており、素材そのものの風味が引き出されています。特に印象的だったのは、旬の天然茸を使った一品、そして地元産トリュフや天然うなぎなど、地域の“らしさ”を感じる料理の数々。どの皿も丁寧に仕立てられており、見た目・香り・食感、すべてに“手仕事”を感じました。 ワインやドリンクのセレクトも料理とのペアリングを意識していて、食事と飲み物の調和を楽しめる点も好印象でした。また、ノンアルコールペアリングや発酵飲料など多様な選択肢があった点も、幅広い客層に配慮されているなと感じました。 サービス面も素晴らしかったです。スタッフの方の気配りが行き届いており、料理の説明や素材の出どころについての話も耳を傾けたくなるような温かさ。主張し過ぎず、しかし心のこもった接客が、より“居心地の良さ”を高めていました。 強いて言えば、アクセスが少しハードルになる点は否めません。最寄駅からはタクシーを使うことが推奨されており、公共交通だけで訪れるには工夫が必要かもしれません。ただ、それを差し引いても「遠くから来た甲斐があった」と思えるほど満足度の高い体験でした。 総合的には、「素材の力を活かしつつ、料理の個性を感じさせてくれる一皿の積み重ね」「温かく丁寧なサービス」「風景と時間までもが味わいになる空間」が融合した、記憶に残るレストランです。次回は違う季節に、また訪れたいと思えるお店でした。
2025/08訪問
1回
隅田川沿いに佇む、落ち着いた空間。 ガラス越しに東京スカイツリーを望みながら、美しく丁寧に仕立てられたコースを堪能しました。 この日のメニューは、季節感あふれるアミューズから始まり、魚・肉・デセールまで約10皿ほどの構成。 どの皿も、クラシックなフランス料理をベースにしながら、日本の感性が繊細に融合されていました。 特に印象的だったのは、鴨と鳩のロティ。 ソースの深みと香り、火入れの美しさが絶妙で、 噛むたびに鴨の旨みとフルーティな酸味が広がる至福の一皿。 また、オマール海老のヴァプールも忘れられない味わいで、 繊細な香草の香りと甲殻の濃厚な旨みの調和が素晴らしかったです。 魚料理では、天然真鯛のポワレが特に印象に残りました。 ソース・ヴェロニクのまろやかな酸味が真鯛の甘さを引き立て、 一口ごとにバランスの良さを感じる完成度の高い仕上がり。 デセールは2品構成で、 「マスカットと葛のガトー」は涼しげで香り高く、 続く「無花果とロックフォールのケーキ」は優しい甘みの中に塩味のアクセント。 最後まで緩急があり、記憶に残る締めくくりでした。 サービスも程よい距離感で、料理の背景や素材の説明を丁寧にしてくださり、 シェフの哲学「日本の風土に根ざしたフランス料理」がしっかりと伝わる体験でした。 一皿一皿にストーリーがあり、 “浅草という土地でフレンチを表現する”というコンセプトが見事に体現された素晴らしい時間。 特別な日にふさわしい一軒です。
2025/09訪問
1回
入口は通りに面して控えめで、知ってないと目を引かない隠れ家感。店内に入ると薪火の香りがふんわり漂っていて、一気に特別な空気に包まれます。 料理はすべてコースで提供され、素材の選び方から火入れまで、シェフのこだわりが随所に感じられました。 特に記憶に残ったのは薪焼きの肉料理。表面の香ばしさと中のジューシーな旨味のバランスが絶妙で、噛むたびに火の香りと肉の甘みが広がるような感動がありました。 パスタや前菜も丁寧で、野菜の旬を感じさせる組み合わせ、味の引き算も上手。デザートまで含めて一皿一皿がストレスなく流れ、コース全体で満足度が高い体験でした。 サービスも静かで、それでいて気配りが行き届いていて、緊張せず自然体で食事に集中できる空間。 “火と自然”のテーマがちゃんと芯にあって、それをいろんな形で表現してくる店だなと思います。また必ず訪れたい一軒。
2025/09訪問
1回
店内は落ち着いた雰囲気で、静かに食事を楽しめる空間。カウンター中心で、目の前で揚げられる天ぷらを一品ずつ味わえるのが魅力です。 天ぷらは衣がとても軽く、油の重さを感じさせません。素材の旨みがしっかり引き出されていて、海老や魚介はもちろん、季節の野菜も印象的でした。揚げ加減が絶妙で、サクッとした食感と中の瑞々しさのバランスがとても良いです。 一品ずつ丁寧に提供されるので、食べ進めるごとに期待が高まり、最後まで満足感のある内容でした。職人の技と心遣いを感じられるお店で、特別な日やゆっくり美味しい天ぷらを楽しみたい時におすすめです。
2025/12訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
六本木一丁目、六本木、神谷町/フレンチ、イノベーティブ
落ち着いた雰囲気の中で、一皿ごとに丁寧に作られた料理と、洗練されたサービスが印象的でした。店内は静かで上品、テーブル間も広く取られており、特別な時間をゆったりと過ごせます。 今回はワインペアリングをお願いしましたが、どれも料理との相性が抜群。モンラッシェの奥深い香りと透明感のある味わいが魚料理を引き立て、ラグランジュの上品な渋みと重厚感は肉料理と見事に調和していました。ワインの選定理由や香りの特徴まで丁寧に説明してくださり、より一層楽しめました。 料理はバターやクリームを控え、素材の旨みを最大限に引き出す軽やかなスタイル。見た目の美しさはもちろん、味の構成も繊細で、一皿ごとに驚きと余韻が残ります。 全体を通して、料理・ワイン・空間・サービスのすべてが調和した素晴らしい時間でした。特別な日に訪れるのにふさわしい、まさに東京を代表するフレンチレストランだと思います。
2025/11訪問
1回
一歩足を踏み入れた瞬間から特別感があり、コース全体を通して「食の体験」を存分に楽しめました。料理はどれも素材の良さを最大限に引き出しつつ、香りや食感の組み合わせが巧みで、一皿ごとに驚きと発見があります。季節の移ろいを感じられる構成で、最後まで飽きることなく堪能できました。 落ち着いた雰囲気のカウンターでは、目の前で料理が仕上がっていく様子も楽しめ、サービスもほど良い距離感で心地よかったです。丁寧な説明や所作から、この店で過ごす時間を大切にしてくれているのが伝わってきました。 とても美味しく、記憶に残る素晴らしいコースでした。また季節が変わった頃に再訪したいと思える、唯一無二の名店です。