「フレンチ」で検索しました。
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お店に一歩入ると、ホテルのラウンジのような待合室に案内されます。 静かな空気の中、これから始まる特別な時間を想像しながら待つ数分が、すでに“非日常の入り口”のよう。 この日も例外ではなく、胸の高鳴りを感じながら席へと通されました。 シェフは2010年にこの地で独立開業したらしい。 彼の料理は、フレンチでありながらも日本の四季や文化を自然に取り込んでおり、どの皿も穏やかな優しさと驚きを併せ持っています。 お箸でいただけるスタイルも、肩肘張らずに楽しめる魅力のひとつです。 スタッフの方々の対応は控えめでいて温かく、押しつけがましさのない“完璧な距離感”でした。 ウェルカムドリンクを目の前で仕上げてくれる演出から始まり、 お料理の一部はテーブルサイドで仕上げられるスタイル。 どれも自然体で、派手な演出に頼らず、素材や香り、音の余韻で楽しませてくれる。 その“穏やかなライブ感”がとても居心地よく感じられました。 印象に残ったのは、松茸・伊勢海老・帆立・佐々木錦のリゾット。 秋の香りと海の旨味が優しく溶け合い、空腹をふわりと包み込むような温かさがありました。 そして、毎回驚かされる定番の「64種のサラダ」。 まるで絵画のように美しく、味わいも一口ごとに表情が変わる。 “サラダを食べる”という行為が、ここではまるでひとつの物語のようです。 この日のメイン、京都産ななたに鴨のローストは圧巻でした。 皮はパリッと香ばしく、中はしっとりレア。 香り高いミズナラの薪火で焼かれており、噛むほどに甘みと旨味が広がっていく。 肉厚でジューシー、火入れの妙を感じました。 デザートでは、「島バナナのパンナコッタとジャスミンの花のアイスクリーム」が印象的。 トロピカルな香りとハーブの爽やかさが重なり、最後の一口まで心を掴まれました。 食後には、小さな焼き菓子と琥珀糖、そして遊び心のあるお土産を選ぶ時間。 この“帰り際の余韻”まで、物語として完成されているのが素晴らしいです。 全体を通して、レフェルヴェソンスは単なる食事ではなく、人生の節目を優しく包み込む場所。 静かで穏やか、けれど確かに心が動く。そんな時間を過ごすことができました。 また季節を変えて、今度は春のメニューを味わいに伺いたいと思います。
2025/10訪問
1回
洗練された雰囲気の中で過ごす時間は特別感があり、スタッフの方の距離感の良いサービスもとても心地よかったです。 お料理はフレンチの技法をベースにしながら、日本の季節の食材を巧みに合わせた構成で、一皿ごとに香りや食感のバランスが素晴らしく、最後まで飽きずに楽しめました。特に前菜の軽やかさやメインの旨みの深さが印象的で、パンやデザートまで抜かりない仕上がりです。 ワインやノンアルコールのペアリングも洗練されていて、料理との調和が感じられました。価格帯は高めですが、それに見合う体験ができる満足度の高いレストランでした。
2025/10訪問
1回
カウンターのみの小さなお店ですが、一皿ごとに驚きと発見のある、まさに“体験するフレンチ”でした。店名の通り、料理の構成や味の組み合わせにしっかりとした理論と意図を感じられ、まるで食で方程式を解くような感覚。 この日はディナーのコースをいただきましたが、どの皿も素材の持ち味を最大限に引き出しており、特に魚料理の火入れとソースの香り立ちが印象的でした。ワインペアリングも秀逸で、シェフとソムリエが一体となって作り出す流れが心地よく、最後まで飽きずに楽しめました。 カウンター越しに料理の仕上げを間近で見られるのも魅力で、ライブ感と緊張感のある特別な空間です。席数が少ないため予約は必須ですが、その分ひとりひとりに丁寧なサービスが行き届いていました。 全体として、静かな熱量を感じる素晴らしいレストラン。華やかさというより“知的で研ぎ澄まされた美味しさ”を味わいたい時におすすめです。記念日や大切な人との食事にぴったりのお店でした。
2025/09訪問
1回
こちらは品川にある世界トップクラスのフレンチで、静けさと緊張感の中に心地よい温かみを感じる特別な時間を過ごせました。店内は余裕を持ったテーブル配置で、洗練された空気に包まれています。 こちらのお店は「おまかせコース」一本のみ。旬の食材を最大限に引き出す構成で、訪れるたびにまったく違う体験ができます。前菜からデザートまで、どの皿も無駄がなく、香り・温度・食感のすべてが完璧に計算された一品ばかりでした。素材そのものの味を主役に据えながらも、驚きと感動があるのが印象的。特に魚料理の火入れとソースの調和は、思わず息をのむほどの完成度でした。 サービスも一流で、料理のタイミングや説明、ワインペアリングの提案に至るまで、すべてが自然で美しく整っています。押し付けがましさがなく、それでいて全てが行き届いている感覚。まさに“完璧にコントロールされた上質な静寂”の中で味わうフレンチという印象です。 価格は高めですが、その価値をはるかに超える体験。特別な日や大切な人との時間にこそ訪れたい、究極のレストランです。
2025/11訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
茅場町、日本橋、人形町/フレンチ
日本橋兜町にあるフレンチの名店で、洗練された空間と繊細な料理が印象的でした。店内は静かで落ち着いた雰囲気、テーブル間の距離もゆったりとしており、ゆっくりと食事を楽しめる上質な時間が流れています。 料理はクラシックなフレンチをベースに、旬の食材や和のエッセンスを巧みに取り入れた構成で、一皿ごとに驚きと感動があります。盛り付けはまるで芸術作品のように美しく、味だけでなく視覚でも楽しめました。特に魚料理の火入れとソースの香り立ちが印象的で、メインの肉料理も旨味の重なりが素晴らしく、最後のデザートまで完璧な流れでした。 サービスも丁寧で、料理の説明や提供のタイミングが絶妙。ワインペアリングも見事で、それぞれの皿をさらに引き立ててくれました。 全体を通して、静かに美味を堪能できる完成度の高いレストラン。大切な食事の場に選びたくなる、記憶に残る一軒です。
2025/10訪問
1回
静かな住宅街に佇む上品な一軒家レストランで、扉を開けた瞬間から特別な時間が始まりました。店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル間の距離も程よく、ゆったりと過ごせる空間です。 料理はどれも繊細で完成度が高く、素材の良さをしっかり感じられる構成でした。前菜からデザートまで一皿一皿が丁寧に作られていて、特に魚料理の火入れとソースのバランスが絶妙。肉料理も旨味が凝縮されていて、シェフの技術の高さが伝わってきます。盛り付けも美しく、まるでアートのようでした。 ワインのペアリングも素晴らしく、料理の流れに寄り添うような提案で、最後まで飽きることなく楽しめました。サービスも心地よく、料理の説明も丁寧で、リラックスしながら食事を堪能できました。 全体を通して、格式がありながらも温かみのある雰囲気で、記念日や大切な人との食事にぴったりのお店です。茨城で本格的なフレンチを味わいたい方にぜひおすすめしたい名店です。
2025/04訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
乃木坂、表参道、六本木/フレンチ
西麻布の静かな通りに佇む上品な空間で、和の繊細さとフレンチの技術が見事に融合した料理を堪能しました。店内は落ち着いた照明と洗練されたインテリアで、特別な時間を過ごすのにぴったりな雰囲気。スタッフの方々の所作や言葉遣いも丁寧で、心地よい距離感のあるサービスが印象的でした。 料理は、季節の食材を生かしたコース仕立て。前菜からデザートまで、一皿ごとに驚きと調和がありました。特に印象に残ったのは、鮑やキャビアを使った料理の繊細な味わいと、肉料理の火入れの完璧さ。ソースの深みと素材の旨味が重なり、最後までバランスの取れた味わいでした。 ワインペアリングも素晴らしく、料理との相性を見事に引き立ててくれます。ひと皿ごとに世界観があり、まるでコース全体でひとつの物語を紡いでいるよう。 全体を通して、非日常を感じられる上質なひとときでした。特別な日に訪れたい、大人のためのフレンチレストランです。
2025/09訪問
1回
隅田川沿いに佇む、落ち着いた空間。 ガラス越しに東京スカイツリーを望みながら、美しく丁寧に仕立てられたコースを堪能しました。 この日のメニューは、季節感あふれるアミューズから始まり、魚・肉・デセールまで約10皿ほどの構成。 どの皿も、クラシックなフランス料理をベースにしながら、日本の感性が繊細に融合されていました。 特に印象的だったのは、鴨と鳩のロティ。 ソースの深みと香り、火入れの美しさが絶妙で、 噛むたびに鴨の旨みとフルーティな酸味が広がる至福の一皿。 また、オマール海老のヴァプールも忘れられない味わいで、 繊細な香草の香りと甲殻の濃厚な旨みの調和が素晴らしかったです。 魚料理では、天然真鯛のポワレが特に印象に残りました。 ソース・ヴェロニクのまろやかな酸味が真鯛の甘さを引き立て、 一口ごとにバランスの良さを感じる完成度の高い仕上がり。 デセールは2品構成で、 「マスカットと葛のガトー」は涼しげで香り高く、 続く「無花果とロックフォールのケーキ」は優しい甘みの中に塩味のアクセント。 最後まで緩急があり、記憶に残る締めくくりでした。 サービスも程よい距離感で、料理の背景や素材の説明を丁寧にしてくださり、 シェフの哲学「日本の風土に根ざしたフランス料理」がしっかりと伝わる体験でした。 一皿一皿にストーリーがあり、 “浅草という土地でフレンチを表現する”というコンセプトが見事に体現された素晴らしい時間。 特別な日にふさわしい一軒です。
2025/09訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2025 選出店
六本木一丁目、六本木、神谷町/フレンチ、イノベーティブ
落ち着いた雰囲気の中で、一皿ごとに丁寧に作られた料理と、洗練されたサービスが印象的でした。店内は静かで上品、テーブル間も広く取られており、特別な時間をゆったりと過ごせます。 今回はワインペアリングをお願いしましたが、どれも料理との相性が抜群。モンラッシェの奥深い香りと透明感のある味わいが魚料理を引き立て、ラグランジュの上品な渋みと重厚感は肉料理と見事に調和していました。ワインの選定理由や香りの特徴まで丁寧に説明してくださり、より一層楽しめました。 料理はバターやクリームを控え、素材の旨みを最大限に引き出す軽やかなスタイル。見た目の美しさはもちろん、味の構成も繊細で、一皿ごとに驚きと余韻が残ります。 全体を通して、料理・ワイン・空間・サービスのすべてが調和した素晴らしい時間でした。特別な日に訪れるのにふさわしい、まさに東京を代表するフレンチレストランだと思います。
2025/11訪問
1回
静かな住宅街に佇む落ち着いた雰囲気のお店で、店内は上品ながらも温かみがあり、特別な日の食事にぴったりな空間でした。 この日はディナーのコースをいただきましたが、アミューズからデザートまで一皿ごとにストーリーを感じる構成で、食材の組み合わせや香りのバランスが見事でした。特に魚料理の火入れとソースの香り立ちは印象的で、繊細な中に芯のある味わい。ワインペアリングも料理との相性が良く、全体を通して一体感のある流れでした。 サービスも丁寧で、過度な演出はなく心地よい距離感。シェフやスタッフの方々の料理への誇りが伝わってきました。 ただ、全体的に完成度が高い分、価格はやや高めで、気軽に立ち寄るというよりは特別な日に訪れたいお店という印象です。 浅草という賑やかなエリアにありながら、一歩入ると静けさと洗練を感じられる上質な空間。記念日や大切な人との食事におすすめの、まさに“浅草が誇る名店”でした。
2025/10訪問
1回
扉を開けた瞬間から、上質で特別な空気に包まれるような感覚。白とゴールドを基調とした内装は華やかでありながら、静けさと落ち着きもあり、まさに非日常を味わえる空間でした。テーブル間もゆったりとしていて、会話や食事をじっくり楽しめます。 料理はすべてが芸術的で、香り・温度・食感のバランスが完璧。特に魚料理の火入れは絶妙で、ソースとの調和が見事でした。肉料理も旨味が凝縮されていて、一口ごとに感動を覚えるほど。素材の持つ力を最大限に引き出しながら、シェフの繊細な感性が感じられる一皿ばかりでした。 サービスも素晴らしく、タイミングや所作が非常に自然で、美しい。スタッフの方々の所作ひとつひとつに品があり、料理をより引き立ててくれます。ワインペアリングも完璧で、それぞれの皿に合わせた香りと余韻が楽しめました。 気軽に訪れるお店ではありませんが、その価格に見合う体験が確かにあります。全てが洗練され、細部まで行き届いた空間と料理。
2025/10訪問
1回
扉を開けた瞬間からクラシックな空気が漂い、まるで時が少しゆっくり流れるような空間。 席に着いた瞬間から、非日常の物語が始まります。 コースの構成は王道ながら、一皿ごとに丁寧な仕事と静かな情熱が伝わってきます。 特に「仔羊のパイ包み焼き マリア・カラス風」は圧巻。 フォアグラやトリュフの香りが重なり、香ばしいパイの中から旨みが幾重にも広がる瞬間に“これぞフレンチ”を実感しました。 魚料理もソースの繊細さが見事で、素材の甘みを引き出す火入れの完璧さには感嘆。 デザートまで一切の妥協がなく、クラシックでありながら今もなお新鮮に感じる味わいでした。 サービスも控えめでありながら温かく、空気のように自然。 食事を邪魔せず寄り添ってくれるプロフェッショナルな対応に心地よさを覚えました。 “王道の美しさ”という言葉がぴったりの一軒。 時代が変わっても、ここには変わらない“正統派フレンチの誇り”が息づいています。
2025/07訪問
1回
重厚でクラシカルな雰囲気の店内に一歩足を踏み入れると、まるでヨーロッパの邸宅に招かれたような気分になります。サービスの方々の立ち振る舞いも美しく、一瞬で非日常の世界へ引き込まれました。 料理はどれも繊細で、素材の持ち味を最大限に引き出した王道のフレンチ。特に前菜のウニとキャビアのムースは、なめらかな口当たりと旨味の重なりが見事で、思わずため息が出るほど。魚料理や肉料理もソースのバランスが絶妙で、フレンチの真髄を感じました。 デザートのワゴンサービスも圧巻で、選ぶ楽しみと仕上げの満足感の両方を味わえました。ワインの種類も豊富で、料理とのペアリングを楽しむことができます。 全体を通して、丁寧なサービスと完成度の高い料理が揃った、まさに特別な日のためのレストラン。フレンチの伝統と格式を感じながら、心から満たされる時間を過ごせました。
2025/09訪問
1回
店内はモダンで落ち着いた雰囲気。席数が限られており、ゆったりとした空気の中で料理を楽しむことができます。照明やインテリアのトーンも上品で、記念日や大切な人との食事にぴったりだと感じました。 スタッフの方々の心配りも素晴らしく、料理の説明やサービスのタイミング、ドリンクの提案まで丁寧で自然。お店の名前である「プレヴナンス(=心づかい)」という言葉が、そのまま体現されているようでした。 お料理は、素材の良さを最大限に引き出しながら、見た目にも美しい構成。特に印象的だったのは、野菜を主役にした一皿の数々。どの野菜もみずみずしく、ひと口ごとに香りや甘みがしっかり感じられ、まるで旬そのものを味わっているようでした。メインの魚料理は火入れが絶妙で、ソースやハーブとのバランスも見事。デザートに至るまで一切の妥協がなく、最後まで心が満たされました。 ワインペアリングも素晴らしく、料理との相性が完璧。全体を通して軽やかでいて、満足感のある構成に仕上がっていました。 静かで落ち着いた雰囲気の中、丁寧なサービスと繊細な料理を楽しめるプレヴナンス。肩ひじ張らずに上質な時間を過ごしたい時、そして大切な人との記念日に訪れたい特別なフレンチレストランです。
2025/07訪問
1回
落ち着いた雰囲気の中で、コース料理とフレッシュフルーツカクテルを楽しみました。 お店は千葉中央駅からすぐの場所にあり、地下にある隠れ家的な空間。照明が程よく落とされていて、落ち着いた大人の雰囲気がとても素敵でした。スタッフの方の対応も丁寧で、料理の説明やカクテルの提案もわかりやすく、終始心地よい時間を過ごせました。 コース料理は旬の食材を活かした内容で、特に魚料理の火入れが絶妙。ソースとのバランスもよく、素材の味をしっかり感じられる一皿でした。 フレッシュフルーツカクテルは、果実の香りと自然な甘みが印象的で、料理との相性も抜群。食後にいただいたカクテルも見た目が美しく、最後まで満足感が続きました。 価格はやや高めですが、料理・空間・サービスのすべてが上質で、特別な日のディナーにぴったりなお店です。静かに過ごしたい方や、ゆっくり会話を楽しみたい方に特におすすめです。
2025/09訪問
1回
どのお皿も本当に美味しく、ワインもついつい飲み過ぎてしまう楽しい夜となりました。 店内は落ち着きがありながらも、遊び心のある雰囲気で、カウンター席もあって二人でも気軽に立ち寄りやすくて嬉しい環境でした。お料理は、前菜からメインまでどれもしっかり存在感があって、味・盛り付けともに満足度が高かったです。 特に印象的だったのは、料理それぞれにワインがよく合っていて、提供してくださったワインのセレクトも抜群。気づいたらグラスが空いていて、あれこれ頼んでしまいました(笑)。 アクセスも「千葉中央駅」から徒歩5分ほどと便利。サービスの方も丁寧で、自然体ながら気配りを感じられました。 “気軽にいい料理とワインを楽しみたい夜にぴったり”なお店だと思います。次回は別のワインと料理の組み合わせをじっくり楽しみに伺いたいです。
2025/05訪問
1回
静かな住宅街の一角にあって、落ち着いた佇まいが印象的。店内に入るとほどよく調光された照明と、木や石の素材を活かしたインテリアが大人の雰囲気を醸し出しており、ゆったりとした時間が過ぎていきます。 今回はコース料理を注文。始まりのアミューズから、丁寧に仕上げられた一皿一皿が並び、素材の鮮度とソースのバランスの良さに感動しました。特に、魚料理(あるいはお肉料理)が絶妙な火入れで、香り・食感・味わいともにレベルが高く、「この店ならでは」の体験を実感できました。 ワインペアリングやドリンクの提案も的確で、料理を引き立てながらも主張しすぎず、心地良く流れるディナーでした。スタッフの方のサービスも静かで気配りがあり、居心地も◎。 価格帯は少しゆとりを持った印象ですが、その分「特別な日」や「落ち着いて美味しいフレンチを味わいたい時」にぴったりだと感じました。 また季節を変えて、別のコースもぜひ試したいと思います。
2025/06訪問
1回
異国情緒あふれる街並みに溶け込むレンガ造りの外観から、すでに特別感が漂う一軒です。 店内に一歩足を踏み入れると、クラシカルで重厚な雰囲気。 アンティーク調のインテリアや照明の柔らかさが心地よく、 まるで横浜の洋館に招かれたような気分になります。 この日はランチコースをいただきましたが、 どのお皿も王道のフレンチスタイルを大切にしつつ、 素材の味わいをしっかり引き出した優しい仕上がりでした。 特に印象に残ったのは、魚料理のソースの美しさと深み。 しっかりとした味わいながらも重すぎず、 メインの肉料理との流れも見事で、クラシックフレンチの格調を感じました。 サービスも非常に丁寧で、 一皿ごとに料理の説明をしながらタイミングよく提供してくださるため、 ゆったりと落ち着いた時間を過ごすことができました。 食後のデザートとコーヒーをいただきながら、 ステンドグラス越しに差し込む光を眺めていると、 時間の流れがゆっくりと感じられる特別な空間。 「霧笛楼」は、まさに**“横浜らしいフレンチの象徴”**。 クラシカルでありながら温かみのあるおもてなしに、心まで満たされました。
2025/09訪問
1回
落ち着いた雰囲気の中で、丁寧に作られたお料理をゆっくり楽しめる素敵なお店でした。 この日いただいたコースの中で特に印象に残ったのは、フォアグラのソテー。 外は香ばしくカリッと焼かれていて、中はとろけるように滑らか。 濃厚な旨みの中にバルサミコの酸味がほどよく効いていて、一口食べるたびに幸せを感じました。 前菜やスープ、メイン、デザートもとても丁寧で、素材の組み合わせや盛り付けのセンスも抜群。 派手さはないのに、どのお皿にも確かな技術と優しさを感じます。 店内はこじんまりとしていますが、その分落ち着いた雰囲気で居心地が良く、 記念日やゆっくり過ごしたい夜にもぴったり。 スタッフの方の距離感も程よく、静かに食事を楽しめました。 ワインのセレクトも料理に合わせて提案してくださり、 フォアグラとのマリアージュが特に印象的でした。 全体的に上品で温かみのあるお店で、幕張エリアで本格的なフレンチを味わいたい方におすすめです。 また季節が変わったら、違うメニューを味わいに再訪したいと思います。
2024/10訪問
1回
白いらせん階段を上がった先にある、わずか8席だけのカウンター席。静かな緊張感と上品な空気が漂う特別な空間で、時間がゆっくりと流れていくのを感じました。シェフの丁寧な説明と所作からは、食材や生産者への敬意が伝わり、一皿ごとに物語があるようでした。 料理はどれも素材の良さを最大限に引き出した繊細な構成。特に印象に残ったのは、真鯛のコンソメの澄んだ旨味。赤座海老のビスクは濃厚で香り高く、終盤の但馬玄の炭火焼は香ばしさと旨味が見事でした。どの皿も華美ではなく、雑味のないクリアな味わいが印象的です。 カウンター越しにライブ感を楽しめるディナーは、特別な時間を演出してくれます。ワインペアリングも素晴らしく、料理との相性が抜群でした。 一斉スタート制なので時間厳守ですが、それも含めて「蒼」という世界観の一部。洗練された空間と料理の完成度、丁寧なもてなしのすべてが調和していて、まさに“食の体験”を味わうお店だと感じました。 季節を変えて、また訪れたいと思える素晴らしいレストランです。