ラメンノビトルさんが投稿したNgram(東京/国分寺)の口コミ詳細

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ラメンノビトルの今日もズルズル

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Ngram国分寺/ケーキ、洋菓子

1

  • 夜の点数:4.5

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5

N-gramという店名の戦慄 - パティシエは言語学者だった

この店の名前「Ngram」を見て、まず思い浮かべたのは自然言語処理の用語だった。N-gramとは、文章をN個の連続した単語の組み合わせで分析する手法。つまり、言葉を「繋がり」で理解する技術だ。
そしてケーキを食べて気づいた。このパティシエは、ケーキを「文章」として作っている。
一口目のスポンジは「主語」。二口目のクリームは「述語」。三口目のフルーツは「修飾語」。それぞれが独立して美味しいのではなく、連続して食べることで初めて「意味」が生まれる構造。これはまさにN-gramの思想そのものだ。
日経新聞のガトーショコラランキング第1位 Tabelogを獲得したシルキーショコラも、単体の味の美味しさだけではなく、口の中での「時間的展開」が計算されている。
見た目の楽しみ方、食す楽しみ方、ギフトを選ぶ楽しみ方。「美味しさ」だけではなく、「楽しさ」を掛け合わせる Ngram。これは単なるマーケティングではない。味覚体験を「物語」として設計する、言語学的アプローチだ。
同じビル2階のカフェにケーキを持ち込んで食べられる Tabelogシステムも秀逸。場所が変われば、同じケーキでも「文脈」が変わる。
このパティシエは、ケーキという媒体で文章を書いている。食べることは、読むこと。

2025/10/14 更新

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