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「カクテル」という名のコーヒー店の真実 - バーテンダーとバリスタは同じ仕事をしていた
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2025/10/14 更新
1949年に虎ノ門で創業されたロースター「コクテール堂」 Amebaのカフェ。
まず疑問が浮かぶ。なぜコーヒー店なのに「カクテル」なのか。
答えは、本質にある。カクテルとは何か。複数の酒を混ぜ、新しい味を創造する行為だ。そしてコーヒーのブレンドとは何か。複数の豆を混ぜ、新しい味を創造する行為だ。
バーテンダーがシェーカーを振る。バリスタが豆を挽く。動作は違うが、やっていることは同じだ。「混ぜる」という行為によって、単体では到達できない味の領域に到達する。
国分寺店オリジナルブレンドの「国分寺ブレンド」 Cocktail-do。これはまさに「国分寺カクテル」だ。この土地のための、この店だけの配合。
1949年。まだスターバックスもドトールも存在しない時代。虎ノ門で創業した人物は、コーヒーを「ブレンドする芸術」として捉え、それを「カクテル」という言葉で表現した。
酒を混ぜる技術と、豆を混ぜる技術。この二つが同じ哲学に基づいていることに気づいた人間の、76年前の命名。
バーもカフェも、本質は「調合師の工房」だった。店名そのものが、コーヒーの本質を暴いている。