24回
2025/10 訪問
平塚線の銀杏が少し色づいて来たのを眺めながら柴崎交差点で待っていると、うなぎの匂いが漂って来た^_^
気になる木は丸裸になってしまったけど、来年の春のための葉芽は既に準備済みに違いない。いつもの一番テーブルに座って壁にもたれて東大通りを見ると、南の方に紅葉が進んでいるカエデが見える。
曇天の日の自然照明は食べ物のディテールを浮かび上がらせる。スマホのカメラはそれを捉えきれないのか、肉眼で見ると食品サンプルのように不自然な照りを見せる蒲焼きを、上品な金粉細工のように加工して写しとる^_^
帰り道はすき家跡地に建設されていた建物が完成に近づいているのを眺め、松のや横のイタリアン跡地の駐車場のキンカンの木に寄って今年最後のアゲハを探した。アゲハは見つからなかったけど、稲穂のように鈴なりになったキンカンで枝が折れそうなくらこうべを垂れているのに驚いた。
2025/10/15 更新
2025/08 訪問
土用を過ぎて三週間。源内の呪いも解けてか1時半には客はまばらになっていた。養殖のうなぎに旬もないだろうし、実際一年中同じ品質だ。今の時代、うなぎが特別に栄養価の高い食べ物とも思えない。なぜ夏に行列を作ってまで食べようとするのか?
うなぎはハンバーガーなんかと同じで、季節感のない安定した味。季節によらず定期的に食べたくなる食べ物なので、何かのブームのような事で一時期食べにくくなるのは、迷惑だよなーw
源内が土用のうなぎの販促に関わったと言うのは水戸黄門漫遊記みたいな明治期の講談起源の作り話らしいので、まあ彼を恨んでも仕方がない。作り話に乗せられてみんなで同じ行動をする、風物詩みたおのは日本人に限った事でも無いだろうし。
うなきぎ来た。
前回はご飯がグジャっとしてたけど、今日は良好。
2025/08/28 更新
2025/08 訪問
玄関を出たら半分秋で、夏と秋の風の匂いがブレンドされて吹いていた。猛暑を過ぎてアゲハの活動が活発化したのか、生垣からひょっこりしているゆずの若葉がレモン色の卵だらけになっていた^_^
気になる木はだいぶくたびれながらブドウの房を養っている。
お盆休みでもあり、2時半頃に来たのに駐車場には車が多い。いつもの部屋に入ったら、1番だけが空いていた。夏休みの子連れも。
半分食べたところで青い山椒パウダーを投下。温められて木の芽の匂いが立つ
去年末から長々と部屋を締切にして修理していただけに、天井のエアコン吹き出し口は新品の色
三年くらい前に沢庵が素晴らしく美味しく出来ていた時期があった。あの日々はもう戻らないのか
猛暑の頃は少し辛そうだったナマズたちも心なしか穏やかに爽やかそう^_^
ベランダのちっぽけなレモンの鉢のなけなしの葉っぱを食い荒らしてアゲハが終齢に達していた^_^
2025/08/13 更新
2025/07 訪問
本日土用の寅の日にうなぎ
うなぎを待つ間にGrokと土用の丑の日とは何かについて考察^_^。結論としては源内以前から、土用の丑の日に健康祈願的に、うのつく食べ物を食べる風習があった。源内はそれにうなぎを捩じ込んだ、みたいな話らしいけど、それすら史実かどうか怪しいw
https://x.com/i/grok/share/FXatMmHHgkHZlNK2QW7bUT58c
今となっては夏のこの時期にうなぎ屋が異常に混む、需要が集中するのはいい迷惑以外のものではない。米が不足してると聞いて行列してたような人たちが、土用の丑だからと言ってうなぎ屋に行列してそうな感じもするwww
自分の食事時間はまるでフレキシブルなので、人が食事する時間を避けて外食するのは簡単だ。この店は開店直後に来てもこの季節は厳しい。今日は15時過ぎに来たので大変スムーズ。うなぎも肝吸いもいつもの通りだった。そのぷん、季節感はゼロである^_^
2025/07/25 更新
2025/07 訪問
ぶどうのなるうなぎ屋さん
気になる木のブドウのふさはかなり大きくなっていた。緑色のままで熟すのか、紫色になるのか。
3年くらい前までこの店は入り口にうなぎの入った水槽を置いていて、入店時にそのうなぎの様子を伺うのが楽しみの一つだった。死んで蒲焼になったうなぎと違って、生き物にはいつも何か変化がある。
うなぎの水槽がなくなったのでしばらく来なかったけど、その後食べログを始めて、昔よく行った店をログに残そうと思ったのが再訪するきっかけだった。うなぎは少し値上げされていたけど、その代わり以前は?な事が少なく無かったご飯の炊き具合が安定した。
2025/07/10 更新
2025/06 訪問
山椒はピリリと辛いか?
昨日の朝から机の上でアゲハの羽化ラッシュが続いて10羽連続の安産、今季40羽に到達した。ついで第41号もと思って見ていたらすごく難産して、見守ったり殻の人工切開などの介助をしたりしているうちにお昼時が過ぎた。この店はお昼休みがない。お昼どきを過ぎれば客は減るのでゆったり食べられる。
今日もうなぎは食品サンプルのようにテカッていた^_^。うなぎ自体の独特の味とか香りを自分はよく知らない。ただ蒲焼と言う調理法を引き立たせるタンパクな味とグズサラっとした食感。野生的な風味のとかブリブリしてしまったうなぎは食べたくない。
現代人における辛味はカプサイシンのホットな痛覚刺激と言っていい。だからいにしえののことわざには違和感を持つ。山椒にはカプサイシンはないから感じる刺激は辛さてはない。痺れる感じだ。
気になる木はブドウのふさを作り始めて居た
2時過ぎに来たけどまだかなり車がとまって居た
生まれて初めて朝日を浴びて喜ぶアゲハたち^_^
アゲハのなる木を観に寄ったらやはり^_^。うちの近所では最近とんと卵を見かけないけど、確かに大きなキンカンの木は無い。この付近は天敵が少ない可能性も。
2025/06/12 更新
2025/06 訪問
気になる気になる木の健康状態
駐車場で車を降りるとプーんと漂う栗の花の香りw。つくばは栗林が多いと、つくばに来て初めての初夏に思った。今年は彼岸過ぎからやけに雨の日が多いような印象だけど、季節は巡ってる。夏至まで2週間。
駐車場の1番南端に止めてニ十メートルくらい歩きながら周りの景色を観る。ここは東大通りのカエデの鑑賞ポイントの一つだ。平塚線のイチョウとの交差がそれを引き立たせる。店に近付くとこないだから気になってるあの木がなんだか元気が無いのが気になった。まあ、元気なさそうなのが平常状態という木はあって、いつもうなだれてる栗なんかはその代表かなと思う。
今日も木の芽の香りの香る山椒パウダーを嗅ぎながらうなぎの到着を待った。うなぎとご飯はいつもの通り。後半戦は山椒をドバッとトッピングして痺れながら頂いたw
食べ終えて少しうとうとした後会計して栗の花の香る表に出て車に戻る時、気になる木をしげしげと観て、あーこれはブドウの木じゃね?と思い写真を撮って鑑定アプリに見せたらそうだと言う。うなぎ屋にブドウの木。意表を突いてる^_^
2025/06/05 更新
2025/05 訪問
館林から地震予報士候補生なまず三匹の着いた日に
一番テーブルのある10畳ほどの4席の部屋にオッサンの先客があり、食べてる時はもちろん食べる前から、食べた後も口から何か音を立てている。涙が出そうになりながら耐えていたら、こっちが食べ始めた頃にようやく帰ってくれた。今はある意味清々しい気持ちで一杯だwww
深緑色した山椒のパウダーをクンクンして、それが葉山椒、いわゆる木の芽の香りそのものだと理解する。何十年もここに来てて、初めて^_^
帰りがけに、去年の晩秋に閉じてしまったイタリアンの店に寄ってキンカンの木を眺めた。去年の10月10日に2024年の最後のアゲハのキャタピー105号だったかを捕獲した木だ。店が突然閉店してしまったのはそのすぐ後だったな…今年はアゲハはいないのかな…などと眺めていたら目の前にキャタピー直前の子が葉っぱの上にずずんと鎮座していた^_^; 2025年の56号になるだろう。
2025/05/30 更新
2025/05 訪問
初めて平塚線からアプローチ
通りがかりにチラッと吾妻中の交差点の花壇にコキアの苗が植っているのが見えた。やはり今年も来たかとニンマリして、自分ちでもまた育てようかと思ったり、時々こぼれ種でか妙なところにど根性自生してる事があるのに、なぜもっとポピーみたいにつくば全域にはびこらないのだろう?などと考えていたらいつも曲がる交差点を過ぎてしまった。
同じ店に来るのにも経路が少し変わると気分が大きく変わる。同じ道でもいつもと逆方向に走るだけで大きく気分が変わる。気分が変わると味が変わる。方たがえの精神的効果だろう。
今日は久しぶりに山椒を振ってみようかと思い、後半戦の前にドバドバっとフリフリした。とその時点からえ?という感じだったけど、食べて見てへーっとなった。山椒の入った壺をダイレクトに嗅いでみると、以前はそう印象の無い葉山椒のようなフレッシュで湿った香りとグリーンノートを感じる。変わったのはここの山椒なのか、自分の嗅覚なのか。たぶん自分の方だろう。
この何年かアゲハを育てるのに柑橘の葉を採集するようになり、特に特定の品種のゆずの葉の香りが素晴らしいと思うようになった。レモンも佳い。すだちやみかんはあまりよくない。そんな感覚の回路が開通したのかも知れない。
山椒の鉢は何本か買って、毎回一年持たずにベランダで枯れさせた。最近は少しスキルも出来たので、再チャレンジしたい。
2025/05/22 更新
2025/04 訪問
春の霧雨の松乃家
八十八夜まで一週間。夏になれば土用の丑の日だとかなんとか言って鰻屋が混む。今も連綿と続く平賀源内の遺した呪いである^_^。似たようなキャンペーンとして最近では節分の恵方巻きがある。今では無くてはならない初詣も鉄道会社の利用促進キャンペーンで広まったという。人為的に作られた慣習を嫌がる人も居るけど、まあ自分も若い頃はそうだったけど、そもそも自然発生的な行事なんであるものだろうか。何か季節にちなんだ行事というのがあるのは悪く無い事だ。
雨や曇りの日に窓から差し込む弱い自然光は食べ物ものニュアンスを鮮明に映させる。今日も一番テーブルに座ると、いつもより一段とうなぎがテカテカしていた^_^
2025/04/23 更新
朝から陰鬱な灰色の空の下。昼とも夕方とも言えない妙な景色だなと思いつつ松見公園前から大学宿舎前を過ぎけやき通りに入り、黄色い銀杏の平塚線をちょっと走って3時過ぎに店に着いた。考えたら日没1時間半前なので、すでに夕方と言って良い。
駐車場に来客の車はなく貸し切り状態^_^。こう言う景色も悪く無いなと5分くらい写真を撮りながら眺めていたら手と頬が冷たくなった。
今日のうなぎには、焦げ感とかワイルドっぽさを感じた。最近味覚嗅覚が敏感というか過敏になっている感じもあるので、そのせいかも知れない。
コップの汚れは目立たなくなっていた^_^
食べ終えて出たら、日没直前だった。