レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2016/01訪問 2016/03/26
2016.1
今回はモーニングに。
この日はトーストモーニング、ドリンクは本日のコーヒー苦めをチョイス。
トーストはブランジェリーレコルトのさくもちトースト。
この日のコーヒーも薫り高い芳醇な味わい。
コーヒー、パンの最強タッグです。
以前から座りたかったラウンドチェア、dream come trueです。
2015.4
湊川商店街一角のコージーコーヒー。
往年の趣が色濃い回りの商店に似つかわしくないハンサムフェイスのコーヒースタンド。
壁面をシャープなオリジナルロゴが飾ります。
縦長の店内はコバルトブルーのボーイッシュな快適空間。
カウンターで注文する半セルフスタイルです。
この日は本日のコーヒーさっぱりをチョイス。
驚きの美味しさ、フルーティで雑味を一切感じない澄んだ味わい。
これは三宮あたりにあったら人気が出過ぎて
たちまち炎上しそう(笑)
スタイリッシュなのにのびのびと過ごせる柔らかな空気感。
スタッフさんの接客がまた更なる居心地のよさを提供してくれます。
近くにあったら通いつめたい、商店街の万能カフェでした。
3位
1回
2016/09訪問 2016/10/29
迸るコーヒースピリット、ワンランク上のサードウエーブコーヒー時間
2016.10
朝に、そして
帰りは夕方に(笑)
何も言わずお相手してくださる
本来は寡黙なオーナー様。
居眠りしそうになるくらい、居心地が
良いです。
日替わりマンデリンと
カフェラテをチョイス。
コーヒーは
いつもブレない美味しさ。
初めて頂いたラテ、
ミルクのコクが優しく
軽いのみごごちです。
2016.9
日替わりコーヒーと
アイスコーヒーをチョイス。
テイクアウトのカップの
ロゴがクール。
2016.9月
モーニングに訪問。
カジュアルなのに荘厳な
雰囲気はカウンター越しに
存在感ゆ放つウェッジウッドの
c&s。
外は生憎の雨。
そんなじめっとした気持ちも晴れる
清潔感あるニュートラルな
空気感です。
この日は
卵トーストと日替わりコーヒーをチョイス。
卵トーストのクラッシュ卵のの味付けが
かなり壺。
ボリュームも満点で
ブランチとしても使えそう。
コーヒーはコクがあり
後味スキッリなお味でした。
2015,12月
本日のコーヒーより、カメルーンを頂くことに。
芳醇なアロマがロングに、爽やかな余韻を残して。
この日のカップは一杯目もおかわりもオーナー様にお任せ。
心なしかいづれのカップもクリスマスを彷彿とさせる暖色ベースのデザイン。
夕刻からの空間はアダルティな魅力を演出してくれます。
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2015、10月
秋晴の清々しい正午に訪問。
抜けるような白壁には可愛くハロウィーンデコ。
小学校の通学路でもあり、回りの景観を秋色に彩ります。
この日は本日のコーヒー、エルサルバドルをチョイス。
しっかりボディに際立つキレ、ナッツのような甘いコクも。
後味は爽やか、芳醇アロマが優しくフェイド。
今回はウェッジウッドの瀟酒なC&S。
紅茶はムレスナさん、紅茶をいれても映える秀逸コレクション。
この日は地元のお客様が楽しくランチタイムを過ごされていたりと、
早くも界隈のオアシス的存在に。
サンドウィッチもかなり美味しそうでしたので
フードメニューも要チェックです。
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2015、8月
甲東園から数分住宅街に静かに佇む自家焙煎スペシャリティコーヒー店。
透明感ある白壁に軒先の鉢植えとクールナチュラルなエントランス。
店内はシャープな印象になりがちなモノトーンの空間に木目の家具と
間接照明の温かさをプラスしたアーバンモダンなインテリア。
さりげなくディスプレイされた女性誌やフェミニンなアイテム
窓辺には目に鮮やかなカップのグラデーションと上品なセンスが光ります。
カウンター、テーブル席共にゆったりとしたアームのついたアジアンなチェア体は優しく包み込みます。
そして豆はシングルオリジン、備品は全てサードウエーブのシーンにかかせないHARIOで統一。
free Wi-Fi、iPadも自由に使え、ミュージックはdoo wapにボサノバをランダムに選曲。
拘りはメニューやインテリアだけにとどまらず、素敵なカフェ時間を作り上げる名脇役のブランドカップがづらり。
なかなかお目にかかれない数量限定のカップ、ラテカップにいたってはメイドインニュージーランド稀少なものだそう。
この日は本日のコーヒーよりブラジルをチョイス。
カップは好みの物を選択できるそうで私は迷わずフレッシュなオレンジカラーのHERMESのカップで頂くことに。
持ちやすいフォルムのカップに野性動物のペイントを纏ったポップでワイルドなデザイン。
コーヒーは芳醇なアロマ漂うコクと甘味の深淵。
香ばしい苦味を支えるコクと酸味が印象的な一杯でした。
そして物腰柔らかで華麗な経歴をお持ちのオーナー様。
コーヒーの味は折り紙つきですが長けたコミニュケーションセンスで更なる居心地を提供してくれます。
近くにあったら通いつめたい、空間、居心地、雰囲気とサービス。
人気サードウエーブ系のメンズライクな無骨な演出が多いですが、
こちらは女性一人でも美味しいコーヒーを楽しめる、for womanの優しさが充満。
通の方もビギナーさんにもおすすめのワンランク上のサードウエーブコーヒー空間でした。
4位
1回
2015/09訪問 2015/12/14
寺町通りのパティスリー。
商店街の外れ閑静なロケーションに馴染むような控え目なエクステリア。
グレイッシュ店内はモダンな調度品やシャビーなアイテムでセンスアップ。
フレンチレトロで彩られた安らぎの空気感、窓辺のフレンチクラブソファが一際存在を放っています。
ふれると壊れてしまいそうな繊細さと独特の陰影アート空間です。
この日はカマンベールと紅茶をチョイス。
白ワインを使用した上品な甘さのフロマージュ。
淡雪のようにほどけるメルティ食感、中にブルーベリーの酸味をそっと忍ばせて。
紅茶は渋味がなく澄んだお味でした。
リピートしたい魅力がたくさん、ふれると壊れてしまいそうな繊細さと、
包み込むような灯火を得られるいぶし銀のようなカフェでした。
6位
1回
2015/04訪問 2015/06/02
閑静な住宅街に佇むカフェウチ。
周りの景観に馴染んだ控えめな風貌です。
お席は全席壁に向を向いたカウンター。
セピアのライティングが印象的な空間には乙女心を擽るアイテムがぽつぽつと。
どの角度から眺めても非の打ち所のない統一感あるカフェスペースです。
私は正面にミラーがある一番奥のお席につくことに。
この日はトーストもとっても気になりましたが、
キッシュも頂きたかったのでこの日はキッシュセット、ライ麦季節のピール&クリームチーズパンをチョイス。
ハードなもちもちの生地にオレンジピールの甘みずっぱさとチーズのコクがベストマッチ。
キッシュ甘味のある生地をほうれん草の苦味が甘味を引き立てます。
行き交う車の音でさえ心地よく染み入る空間。
正面に掲げられた楕円形のミラー。ドレッサーでお食事だなんて、いいじゃない。
映し出すのは綻ぶ自分の笑顔だけ。
ここには、お一人様空間をアシストする全てのものがあるよう、
カフェでした。
ソロ空間の模範的、鏡の様な。
7位
1回
2015/10訪問 2015/11/13
守口市駅のそばパークサイドのカフェモーレン。
オランダ国旗カラーを匂わすキュートなエクステリア。
コンセプトはオランダのリビングということで、
カリモクやパッチワークのアンティークの椅子を配し、ラブリーキュートな北欧テイスト。
パーティチューンにデコラティブされ、
オランダの象徴的キャラクターミッフィーが優しく、和みの世界へ誘います。
店頭にはスマーフグッズを始め様々なオランダ雑貨も販売されています。
世界的な折り紙作家として活躍中のオーナー様は
様々なイベントに引っ張りだこという人気ぶり。
この日は日本人のキュートな奥様がおもてなししてくださいました。
メニューはオランダ直輸入食材を駆使したフードとドリンクがづらり。
オランダパンケーキ(パンネック)という直径30センチのパンケーキも頂けるそう。
この日はオランダ産ゴーダチーズ入りホットサンドセット、
ドリンクはアイスコーヒーを。
中身はキーマカレー、卵、チーズをチョイス。
そとはさっくり中はあつあつ、カレーはお子さまでも食べれるようなマイルドタイプ。
アイスコーヒーがとっても美味しくハイグレードなお味です。
窓の向こうの緑豊かな公園の景
色はパークサイドカフェの醍醐味ですね。
定期的に折り紙のワークショップも開催されているので、
興味のあるかたは直々にレクチャーしてもらえるチャンスです。
モーレンとはオランダ語で風車とのこと、
オランダにご興味のあるかた、雑貨好きなかたににおすすめの安らぎカフェでした。
8位
1回
2015/10訪問 2015/11/21
難波から少し離れた穏やかな空気が流れる市街地、
ルミナスな日常の風景から少し裏に入ると工場然とした
シャビーな風合いの古いフランスの協会で使われていた、
アンティークの折れ戸。
チェーンでロックされた姿もまた様になるそんな出で立ち。
こちらは元鉄工所をリノベートしたショップカフェ。
鉄骨の柱や配点版、鉄工所の爪痕はそのままに、
せのたかい両壁のシェルフには「クラシックが持つ毒」
をコンセプトにオーナー自らが海外で買い付けたというアンティークプロダクト。
容赦なく降り注ぐ布製オブジェ、木馬や義眼、
人形の腕のパーツなどグロテスクなものから愛らしいぬいぐるみまで様々。
奥に設けられたカフェスペースは天窓から降り注ぐの自然光、
壁面から浮き出たバイソンの剥製などハイエンドなアンティーク空間は
何処を切り取ってもオーナー様の鋭い感性を感じさせる空間です。
カフェで使われている椅子には目を、
座ると縫いこまれた椅子の無言の疼きを感じるようにも。
お店を営まれているのは透明感のある美女、
ふんわり穏やかにおもてなししてくださいます。
メニューはドリンクが中心でお酒も少し。
私はコーヒーを頂くことに。
コーヒーは濃い目でパンチのある味わい。
紅茶はマリアージュフレールが頂けるそうです。
いつまでもいたけなるような退廃的なアンティーク&ブロカント空間。
誰しもがアンティークの毒に侵される、日常からのエスケープを可能にしてくれます。
9位
1回
2015/10訪問 2015/10/04
最深カルチャーこれぞなんばのB面、レトロフューチャーレコードカフェ
衢で潔いサブカルタウンうらなんば。
難波マルイのお向かいの雑居ビル三階に設けられたレコード喫茶。
スペイシーな空間は艶やかな赤で彩られた ミッドセンチュリーなファーニチャーが配され
そこはレトロフューチャー。
掲げられた5000枚ものレコードジャケット、スピーカーにおいてはドイツの「アヴァンギャルド」社の稀少なホーンスピーカーを使用。
ベストを纏った男性スタッフさん、マニッシュなきこなしのフロアレディが穏やかに迎え入れてくださいます。
お席は数セクションに分けられ、やはり体感できるスピーカー付近が人気のようです。
私は窓際のお席につきブレンドをチョイス。
そしてこちらはドリンク一杯で多目的スペースに置かれたiPadと選挙リストより好きなリクエストできます。
曲は60~80代の邦楽が中心選りすぐりのラインナップ。
追加料金を払えばリクエスト可能といい画期的なシステムもあり。
レコードはレコード室より探しだし、真空管アンプとターンテーブルでプレイ。
多目的スペースにおかれた選挙リストより私はTUBEの『season in the sun』をチョイス。
安全地帯の悲しみにさよならも、
稲垣純一もすつがたいけどもちょうど、ドラマテックレインがかけられていたのでこちらにしました。
洋楽ではエリッククラプトンどれも素敵な選曲でなかなか帰るタイミングが掴めず、
長居してしまいました。
あとガラスの十代、長渕毅、高橋真梨子とつづきこんなにレアな選曲こんなによい音でそうそう聴けませんね。
お客様はロマンスグレーの叔父様から私と同年代の20~30代の方など
ジェネレーションギャップを感じさせない空気感です。
最後に流れたウィアーザワールドは一番の鳥肌物でした。
これぞなんばのB面、ひと時の昭和の夢見エッセンスを。
10位
1回
2015/06訪問 2015/10/26
大宮通りの町屋カフェ。
アーテステックなフォントの暖簾が目印です。
梁を大胆に見せた、吹き抜けの空間は洗練されたスタイリッシュスペース。
グレイッシュな床にノーブルな色目のインテリアとセンスよく配された調度品。
全体的にクールモダンな印象ですが、箱庭や生け花など
京のはんなりした汐らしさを演出したコーディネイト。
天窓から降り注ぐ光がむらなく明るさをもたらします。
予めセッティングされたデザイン性の高いカトラリー。
この日は8時半から頂けるモーニングをチョイス。
内容はトースト、サラダ、キャロットラペ、エッグストラッド、
オレンジジュース、サラダ、ウインナードリンクの内容。
ウインナーはジューシー、オレンジジュースはフレッシュな味わい。
エッグストラッドはほどよく塩コショウきいて、すこしハードなトーストがとっても美味。
コーヒーはおかわり可能で全て一杯だてという至れり尽くせりの内容。
紅茶はマリアージュフレールでこの界隈では稀侑なセレクトですね。
気品のある奥さま、カップを変えてお冷やを提供してくれたり
来られる度にゆっくりしていってくださいというお声がけは、
長居を促すおもてなしをしてくれます。
近くにあったら通いつめたい、セレブリティな朝でした。
再訪
お昼すぎに訪問。
この日は切り盛りされている
若店主のみ。
優しい物腰に自然とリラックス。
私は季節限定のイチゴのレアキーズと
コロンビアスプレモをチョイス。
酸味のきいた少し固めのレアチーズ。
コーヒーの円やかなコクと相性抜群。
またお伺いします。
2015.5
カップは200客の中からお客様に合わせてお選びいたします…飲食に纏わる謳い文句で、
これほどまでにナルシシズムを擽るフレーズはあるのでしょうか。
茜屋珈琲店とは神戸一の歓楽街に位置し、神戸にはこの流儀を受け継ぐお店を多々見かける高級珈琲店の草分け的存在。
細い階段先にはL字型カウンター、レコードが奏でるクラシッな空間。
程よくエイジングした空間にバイオレットの布地が高貴な大人の世界へ誘います。
包み込むような笑顔で迎えてくださった眼鏡がお似合いのマダム。
この日は茜屋ブレンドをチョイス。
こちらはイギリス製のカップ、東洋のテイストがはいっています、ピンクがお好きかと思って。
初対面の方が何の先入観なくファーストインプレッションでセレクトするカップは、
現在の自分自身を客観視する貴重な機会を与えてくれます。
その素敵なカップはどんな誉め言葉よりも心揺さぶられる代物でありました。
ゆらゆらたちのぼるコーヒーの湯気、人を酔わせ、人を醒まし、
何かしらのイリュージョンをまとったアロマの陰謀があるのかもしれません。