2回
2025/11 訪問
広尾/恵比寿エリアにひっそり佇むこのカウンター8席の小さな鮨店。店内は落ち着いた清潔感があり、静かにそして贅沢に“鮨だけ”を味わう時間を求める人にぴったりの空間。
◇旬と質にこだわった鮮魚と肴
この店の魅力のひとつは、“産地直送”や“旬の食材”に徹底したこだわり。
肴から始まり、鮑や雲丹、貝、希少魚など — どれも丁寧な仕込みと調理で、香り、食感、味の厚みがしっかり楽しめます。私は事実、こちらのお店で苦手だった鰹が大好きになりました.。o○
そして握りは、マグロ(中トロ・大トロ・赤身)からイカ、白身、蒸し寿司、穴子や干瓢巻きまで。どのネタも“この店でしか味わえない”個性と完成度。
◇ シャリと酢、そして握りの世界観
シャリは粒立ちよく、やさしい口当たり。お酢や醤油も産地にこだわり、全体の調和やバランス感が常に高い
特につまみから始まり、一品一品の流れを丁寧に設計 — そのまま握りに移行する構成には、まるでコース料理のような一体感があります。
◇温かみある接客と心地よさ
店主の人柄、雰囲気作りもこの店の大きな魅力。初めてでも安心できる雰囲気で、肩肘張らずに、でも“特別な時間”を演出してくれる — そんな“和みと緊張のバランス”が心地よい。
特別な記念日に、大切な人との食事に、あるいは「鮨をちゃんと味わいたい」とき。すし良月は、そんな夜にふさわしい“間違いのない選択”だと思います。
2025/11/30 更新
〜広尾・恵比寿エリア「すし良月」。苦手を感動に変える、若き天才・前田大将の「引き算」の美学。〜
恵比寿と広尾の境界に静かに佇む「すし良月」。 一歩足を踏み入れれば、そこには前田大将の清廉な感性が貫かれた、研ぎ澄まされた空間が広がっています。今回は、私の食の記憶を塗り替える、一生忘れられない素晴らしい体験となりました。
~記憶に刻まれる、至高の鮨体験~
感動の再発見、苦手を克服した「鰹」 ーーー実はこれまで少し苦手意識のあった鰹。しかし、良月さんで供された一皿は、その概念を根底から覆すものでした。雑味を一切感じさせない清らかな旨味と、鼻に抜ける上品な香り。この美味しさに【ここ】で出会えたからこそ、私は鰹を「好き」だと言えるようになりました。まさに魔法のような一貫です。
静謐な空間で味わう「純粋な一貫」 ーーー派手な演出を削ぎ落とし、素材の本質を極限まで引き出した握りの数々。絶妙な温度で解けるシャリと、徹底した仕込みが施されたネタが口の中で溶け合う瞬間は、まさに至福。一貫ごとに、大将の誠実な仕事ぶりが伝わってきます。
若き大将が紡ぐ、穏やかで凛とした時間 ーーー前田大将の物腰柔らかくも、鮨に向き合う時の凛とした眼差し。その所作の一つひとつが、お料理の味をさらに深めてくれます。ゆったりとした時間が流れるカウンターで、心からリラックスして美食と向き合える、代えがたいひとときです。
総評
苦手を「大好き」に変えてくれるほどの衝撃。それは、素材に対する深い理解と、妥協なき探究心があるからこそ成せる業です。
あの鰹の感動を胸に、季節が移ろうごとに変化する良月さんの世界を、これからも大切に追いかけていきたいと思います。 至福の時間を、本当にありがとうございました。
ごちそうさまでした。
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