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〜松江で出逢う、蕎麦の原風景。奥出雲の息吹を啜る「ふなつ」の贅〜 松江の城下町、その静かな一角で、力強い蕎麦の香りを放つ「中国山地蕎麦工房 ふなつ」。 ここは、蕎麦好きなら一度は訪れるべき聖地の一つです。奥出雲の厳しい自然が育んだ蕎麦の実を、店主が自ら丹精込めて打ち上げる。その一皿には、どこか懐かしさも感じられ、且つ、ごまかしの効かない「本物の味」が宿っていました。 ◇記憶に刻まれる、至福の蕎麦体験 * 香り立つ、挽きぐるみの「割子そば」 お写真からも伝わってほしい、少し黒みがかった蕎麦の逞しさ。殻ごと挽き込む「挽きぐるみ」ならではの、鼻を抜ける野性味あふれる香りがたまりません。噛みしめるほどに蕎麦の甘みが広がり、つゆをかけずともそのままで完食してしまいそうなほどの存在感です。 * お出汁が溢れる、絶品の卵焼き 蕎麦を待つ間にぜひ味わってほしいのが、この卵焼き。お箸を入れた瞬間に、丁寧に引かれたお出汁がじゅわっと溢れ出します。蕎麦の力強さとは対照的な、柔らかく優しい甘み。この「剛」と「柔」の対比こそが、ふなつでの時間をより豊かなものにしてくれます。 * 蕎麦の個性を引き立てる、秘伝のつゆ 出雲地方特有の、少し甘めでコクのあるつゆ。これが力強い蕎麦に負けることなく、完璧な調和を見せます。薬味たちがさらに味の輪郭を鮮明にしてくれます。 * 心まで温まる、濃厚な蕎麦湯 食事の締めくくりに出される蕎麦湯はまるでポタージュのように濃厚。蕎麦の栄養と旨味が凝縮された一杯を啜れば、心身ともに深く満たされていくのが分かります。 * 素朴ながらも温かい、松江のホスピタリティ 飾り気のない、しかし温もりある店内の雰囲気。お店のお母様の穏やかな接客も相まって、ゆっくりと「蕎麦と対話する」ような贅沢な時間を過ごすことができました。 「蕎麦とは、これほどの食べ物だったのか」 ふなつさんの蕎麦をいただくと、いつもそんな原点回帰のような感動を覚えます。 松江の風土と、職人の情熱が結実した究極の一杯。 わざわざ遠方から足を運ぶ価値のある、島根が誇るべき名店です。
2025/08訪問
1回
〜松江の夜に、東京の洗練とご夫婦の温もり。一気飲み必至のマルガリータに酔いしれる〜 松江の静かな夜。ふらりと暖簾をくぐった先に待っていたのは、都会的な洗練と、故郷へ戻られたご夫婦の温かなおもてなしが共存する、素晴らしい空間「Bar 小鳥遊」でした。 東京で研鑽を積まれたというマスターが振るうシェイカーの音は、松江という町の夜に都心の新しい風を吹き込んでいるような雰囲気でした。 ◇記憶に刻まれる、至福の一杯 絶品、マルガリータの衝撃 ーーー今回いただいたのは私が大好きなマルガリータ。グラスの縁を彩る塩の塩梅、テキーラの力強さ、そしてライムのフレッシュな酸味。そのバランスが驚くほど完璧で、一口飲んだ瞬間に喉が歓喜しました。あまりの美味しさに、バーでやるまじき「ほぼ一気飲み」をしてしまうという失態(笑)。気がつけばグラスは空に。すぐさま、おかわりをお願いしてしまいました。 東京のセンスが光る、洗練されたバックバー ーーーご夫婦で東京から戻り開業されたというだけあり、選ばれたボトルのラインナップや、空間の隅々に宿るセンスが抜群です。落ち着いた照明の中で、ゆっくりとカクテルが仕上がるのを眺める時間は、まさに大人のための贅沢。 ご夫婦の柔らかなホスピタリティ マスターの確かな技術はもちろん、奥様の細やかな気配りも心地よく、初めての訪問でも昔から通っていたかのような安心感に包まれます。このお二人の空気感が、お店全体を温かく、居心地の良いものにしているのだと感じました。 総評 松江にこんなに素敵なバーがあるなんて。 一杯のマルガリータに魅了され、ついついペースが上がってしまうほど、ここのカクテルには「魔力」があります。 一人で静かにグラスを傾けるのも良し、ご夫婦との会話を楽しむのも良し。 松江の夜を締めくくるなら、ここ!。そう確信させてくれるお店です。 素晴らしい夜をありがとうございました。