だんかさんさんが投稿した庄や 生田店（神奈川/生田）の口コミ詳細

【2023年05月21日】昼〜夜

連日の、しかも昼からの来店。

昨日はランチ客でごった返していたので今日は客の波が収まる頃を狙って来店したが、昨日ほどの混雑はなかったそうだ。

昨日の人出で順調に在庫は減らせたらしい。
逆に今日のラストまでどれだけ食べ物がもつのか。

昨日もおすすめメニューにあったコチ刺身をもらう。
昨日の開店後に捌き始めたもので、まだ新鮮なはず。
酒はいつもの日本酒大徳利を常温で。

コチはちょっと薄めのお造り。これで歯応えがちょうどいい。

お通しもサーモンと小魚を揚げたもので日本酒によく合う。

今日は徹底的に店にあるものを在庫処分するつもりだ。

グランドメニューの「町中華のニラ玉」というのが気になった。
今までの庄やとはイメージが違う品だ。

気取らない、ビールやホッピーのおつまみといったところか。

それなら、と黒ホッピーを頼んでみる。

本日のおすすめから鶏せせり串も追加で頼む。１本単位で注文できるようなので３本頼む。

なかなかいける。
庄やはもともと焼き鳥屋から始まったらしいが、原点回帰なのか新たな方向転換なのか。

そろそろ鮮魚がなくなってきたらしい。
最近よくメニューに登場する牛シロコロホルモン辛みそ炒めを追加。
酒が進みます。
ホッピーの中焼酎もおかわり。

かなり呑んだくれてきた。
でも今日はなるべく閉店近くまで居座りたい。

おすすめメニューの裏側には、ずっと生牡蠣の宣伝がありました。
今はどうなのだろう？とめくってみたら、オリジナルカクテルの案内でした。
各種アルコールを各種割りもので割って出してくれるみたいです。

ウオッカのジンジャーエール割りを頼んでみました。
いわゆるモスコミュールです。

こういう案内の仕方をしてあるということは、缶入りのモスコミュールをグラスに注ぐのではなくて、ウオッカをジンジャーエールでちゃんと割ってくれるのだと思います。
おつまみはカキフライ〔３個セット〕を頼みました。
ドリンクもカキフライも美味しかった。

おすすめメニューの牛カルビチャーハンも食べてみたい。
前はこれに気が付かず、グランドメニューの焼豚チャーハンを頼んでしまいました。それも美味しかったですが。

お酒の追加は濃厚梅酒。よく飲むなあ。

気がついたら日曜なので終バスが早く、そろそろ締めないとバスに間に合わない。
でも、もう食べ物はほとんど選べる状態ではなくなっているみたいです。

〆に何が作れるか尋ねたらソース焼きそばなら大丈夫というのでそれを頼みます。

街の食堂の味でした。

さて、これまでいろいろ美味しく飲み食いしていた庄や生田店ともそろそろお別れの時間です。

本日の営業終了をもって閉店だそうです。

やっと顔見知りになった常連さんともお別れだし、店員さんも今後のことが決まってないらしいので会えるかどうかわかりません。

短いお付き合いでしたが、ここへ口コミを書いた数だけでもかなりの回数来ているようです。

またどこかでお会いしましょう。
ごちそうさまでした。

【2023年05月20日】昼〜夜

［イベント状態］
鉄道ファンの間では、特別な予定のために駅などの鉄道施設が賑わう状態を［イベント状態］と呼ぶ。
そして、その賑わいを見ながらスタッフはこう呟くことが多い。

「もう少し前からこの状態が続いていれば今日の日を迎えることはなかったろうに。」

昼食をとりに来た時、この店はイベント状態だった。
一人客だったがどこも座席は埋まっていて、夕方からの予約客のために空けておいたお座敷の６人席しかなかった。
とりあえず６人席に通してもらった。

この店に何度も来たが、お座敷は座るどころか見るのも初めてだ。
そして、おそらく最後になるだろう。

ランチは刺身６点盛り定食に決めていた。
ご飯を食べながらお酒を飲める人間なので、これならお腹を満たしながら日本酒も飲める。

刺身は縞あじ？、かつお叩き、マグロ赤み、サーモン、鯛、タコといったところか。
やはり庄やの魚は居酒屋チェーン店のレベルではない。美味い。

味噌汁はアラ汁。ランチの定食は味噌汁おかわり無料なので、日本酒呑みなら味噌汁だけでどんどん呑める。
だけど、今日は素直にやめておいた。

ランチ客の波が引いたので、自分の食事が終わったタイミングでカウンター席へ移動させてもらう。
昼呑みの開始だ。

まだ日本酒が少しだけ残っていたのでつまみを追加注文する。最近恒例になった串カツ５本盛り合わせ。
このコストパフォーマンスは気に入っている。

日本酒もなくなったので梅干しサワーを注文。ホッピーと迷ったがおそらく「外」が余るので追加で「中」もう一杯が飲めるか怪しかった。

アテに、一度注文してみたかった「あて巻き」を三種盛りで。ねぎとろ・かいわれ明太子・穴子きゅうり、で頼む。

あて巻きの時間がかかるかもしれないとのことなので、煮込みも注文しておく。今回ランチから引き続いての呑みでお通しが出ていないから、こういう「とりあえず」メニューがあるのは便利。

梅干しサワーはなんとなく健康的な錯覚をするのが嬉しい。
梅干しをマドラーで潰して飲むもよし。飲み終えて取り出して食べるもよし。

煮込みは定番。店の看板。

あて巻きは魚介類の細巻き。
それぞれに工夫があるようだ。

まだ夜のおすすめメニューが出来上がっていないらしい。
本当にイベント状態の忙しさだったようだ。

おすすめがわかるまでニッカウイスキーをダブルの
ロックで注文する。
プラス１００円でシングルからダブルへアップできるから、ダブルのほうが断然お得だろう。

ニッカのロックをちびちびやっているうちにおすすめメニューが出来上がった。
今日の本命はコチ刺身だろう。
でもここはそろそろ梅雨入りということで、いわしの叩きを注文する。

そうなのだ。今年も入梅いわしの季節がやってきた。
入荷したいわしが入梅いわしなのかはよく知らない。でもとにかくいわしが美味しくて栄養価が高い時期だ。

座席を予約していたお客さんが次々と入ってきた。
夜もイベント状態が始まるのだろうか。

普段は閑散としている鉄道施設が突然に賑わう鉄道イベント…それは「廃駅」。駅が長い役割を終えてただの建物になる。

飲食店がこういう理由でイベント状態になることは稀。
イベントを起こせるなら普通はこんなことにはならない。

この店は明日５月２１日〔日曜日〕の営業をもって閉店します。
２週間のイベント騒動の賑わいがあっても決定は覆らなかったようです。

明日の最終日の営業は１１：３０〜２３：００。ランチサービスもやっています。

【2023年05月16日】夜

新グランドメニュー特集を今夜も。
まずは炙りサーモンオニオンマヨと前にも注文した串カツ５本盛り合わせ。

和の味にサーモンやマヨネーズが入り込むのを敬遠していたが、時代の流れとして受け入れるしかないのだろうか。
嫌いなわけではない。むしろ好きだが、だからこそ和食の文化に深く入り込むことを警戒している。

串カツ５本盛り合わせは本当にコスパがいい。ずっとこの価格でグランドメニューに居着いてほしい。

今日のお勧めといういかなんこつ唐揚げも追加注文する。
ビールのおともという感じだが日本酒にも合いそうだ。

やはりイサキ刺身を見つけたら食べたくなる。
このコクがたまらない。

もう少し肴が欲しかったので山菜と白身魚の天ぷらを追加。
山菜はおかひじきとこごみだそうだ。これはやっぱり日本酒でしょう。
天つゆではなく塩が付いてきた。このあたりはこだわりなのだろう。

〆は焼豚チャーハン。これも新メニューかもしれない。
ガッツリ美味しく食べられました。

美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

【2023年05月12日】夜

今夜は新グランドメニューを中心に食べてみたいと思う。
実は前回食べて一押しした串カツ5本盛り合わせも新メニューらしい。

金曜日の夜ということもあるのか、店の中は人で溢れていた。
カウンターが一席だけ空いていて「ここでなければお座敷になります」と笑って言われた、カウンターに座る、

お酒はいつもの日本酒大徳利の常温で。
お通しはもずく酢に細かく刻んだ山芋を混ぜ込んだ感じ？

まずは牡蠣味噌グラタンと旨辛台湾アサリ炒め。

牡蠣味噌グラタンは牡蠣の風味を味噌で閉じ込めた味わい豊かなグラタン。
私は日本酒党だから絶対日本酒に合うと感じたが、ワインにも合うかもしれない。白か赤か？

旨辛台湾アサリ炒めは予想と違う雰囲気のものが出てきた。
アサリの酒蒸しみたいなスープたっぷりの感じで、おそらくニンニクが軽くアクセントを効かせている。
もちろんピリ辛。

アサリの身で酒が進み、スープで酒が進み…と思ったらスープの入った皿を下げられかけた。慌てて引き留めた。

今の呑兵衛は、カニ味噌料理の器で甲羅酒したり、焼き魚の食べ残りで骨酒したりしないのかな。別の居酒屋でイカの塩辛の器で酒を飲んでいたら問答無用で器を下げられたし。

バブルの頃の企業戦士は塩で酒を飲んだりして、貧乏くさい飲みかたをしながら上司の悪口を言うのがけっこう好きだ。そうやって仕事のストレスを発散した。
こういう呑兵衛は光り物の姿造りを下げられた後にそれで骨せんべいを作って出されると感激する。間違いない。
そんな居酒屋はないものか。

アサリの殻と牡蠣の殻とで取り皿がいっぱいになってしまった。
食べ終えたお通しの器に殻を移す。
他のお客さんはアサリの殻をお皿に残すのかな。

大徳利のおかわりを注文しながら江戸前天ぷら盛りも頼む。あと、本日の旨い肴メニューからイサキ刺身も頼む。

天ぷらは天つゆ・塩・天丼のタレどれでも食べられる。
かなり量もあり食べごたえもある。もちろん美味しい、

イサキは昆布締めみたいな風味が絶妙。酒が消えていく。

〆はお茶漬け。おそらく海苔茶漬けは新メニューだと思う。

今日も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

【2023年05月05日】昼・夜

今日は金曜日だが祝日なので休日限定ランチがある。
昼から来店。

今日の一押しランチはミックスフライ定食。ホッケのフライ２個とカキフライ２個の定食だ。それを注文する。

ホッケもカキもいい具合に揚げたてでホクホクしている。
ご飯がどんどん進んだが、酒を頼んでいたらそれも進みそうだ。
かなりガッツリ食べることができた。

ディナータイムまで一旦店を出ることも考えたが、ＧＷ中の首都圏はそんなに人が多くなく店が混雑しないだろうということで軽く飲みながらこの店で過ごすことにする。

まだディナータイムのおすすめメニューは出ていないのでグランドメニューから肴を探す。

ランチを食べたばかりでお腹がいっぱい。こういう時はきゅうりをつまむようにしている。一本漬。

それと、ガツ刺しを頼もうと思っていたが、まだ今日の分のガツが入荷していないらしい。ランチタイムだから仕方がない。
レバー刺しはあるとのことなのでそれを注文する。

酒は黒ホッピー。かなり長居する予定なので、安く飲めるものにする。
炭酸飲料の一気飲みは苦手だが、じっくり飲む分には割と好きだ。
大ジョッキで出てきた。

お腹がいっぱいな割にはおつまみが美味しくてすぐに食べ切ってしまった。
串カツを５本盛り合わせで、それと煮込みを追加で注文する。

串カツはセットで注文するとかなり割安になる。お勧めしたい品だ。揚げたてだから美味しい。
煮込みは庄やの看板メニュー。

中焼酎をおかわりする。かなりいい気分になってくる。

ディナータイムになり、本日のおすすめメニューが出てくる。
真っ先に目に飛び込んできたのは「松川カレイの薄造り」。

以前にいただいた時〔その時は「松皮カレイ」という名称だったと記憶する〕が絶品で、しかもコストパフォーマンスが抜群だった。
もちろん注文する。

他に、山芋明太和えも注文する。
ガツも本日分が入荷したらしいのでガツ刺しも頼む。
ずいぶんとたくさん注文してしまったか。

松川カレイはやはり美味しい。
味もしっかりしているし、歯応えもある。
酒もどんどん進む。

黒ホッピーを飲みきり、山芋明太和えとガツ刺しが少し残ったので酒を追加注文。
今度は沖縄シークァーサーサワーにする。
さわやかな味が美味しい。

たくさん美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

【2023年04月20日】夜

神奈川県各地の庄やを回る３日目。ホームに戻る。

庄やでは少し前から乾杯ドリンクに全員が生ビールを頼むと唐揚げ２個を全員にプレゼントするキャンペーンをしている。
普段は生ビールを飲まないが、今日は昼間暑かったのでキャンペーンに乗っかってみる。

お通しのもずく酢が食欲をそそる。

生ビールで喉を潤したらキープしてある立山。
一升瓶がこんなに何日も持つのは珍しい。

肴は黒ソイの刺身。
この時期の魚はコクがあって美味しい。

目光というのが何なのかわからなかった。その唐揚げを頼んでみたら小型の魚が出てきた。
雰囲気として頭から齧れそう。
これはどんな酒にも合いそう。ビールにいいかも。

頼むかどうするか悩んだのが神楽南蛮と豚肉のピリ辛炒め。本日のオススメ料理らしい。
神楽南蛮は見た目がピーマンの唐辛子。辛いはず。

最近、辛い料理をよく食べるようになったので、辛さが平気になってきたようだ。
結局、注文してみた。

香りからして辛い。大丈夫だろうか。
大丈夫だった。やはり辛さに強くなったみたいだ。
でも他の人が大丈夫かどうかは責任持てません。

今日は飲み物がいっぱい出たんじゃないですか店長？
あれ？どこだ？？

ごちそうさまでした。

【2023年04月14日】夜

いろいろと新鮮な魚類が入ったらしい。
酒はキープしているマイボトルの立山で。

かつおはいつも叩きにしてもらうが、新鮮だと言うので刺身にしてもらった。
スライスしたニンニクと醤油でいただく。

美味い。
新鮮なかつおって刺身にするとこんなに美味いんだ。
どんどん酒が進んでいく。

香味冷奴って食べたことがあったかな。注文してみる。
薬味が効いていて美味しい。

もう一品鮮魚で何か頼もうかな。
平スズキの刺身を頼む。

これはなんだ。
以前この店で普通のスズキを食べたことがあって、それも美味しかったが、この平スズキというのはまるで昆布締めにでもしたようなコクが更に深まっている。
これは日本酒を飲むしかないでしょう。

平スズキは普通のスズキより日持ちがするらしいが、なるべく新鮮なうちに早いもの勝ちで注文すべし。

ご馳走様でした。

【2023年04月09日】夜

美味しい平目が入ったとのこと。３kg以上はありそうな大物らしい。

早速、薄造りを頼む。
酒はマイボトルの立山大吟醸。

やはり凄く美味しい。
しつこくなく、身も締まっている。
早い者勝ち。

酒と肴が美味しいと飲み仲間との話も弾む。
酒はキープしているボトルだから気にする必要はない。

気がついたら、お通しと平目しか頼んでいない。
もう一つ肴を。何にするか迷ったが、定番のカキフライにする。

いつ食べても美味しい。
口に含むと牡蠣の汁が広がってくる。
タルタルソースも絶妙。

幸せな時間は過ぎるのも速い。
会計を済ませて家路を急ぐ。

ご馳走様でした。

【2023年04月07日】夜

金曜日の夜なので何か美味しいものが入っていないか気になって来店。

昼過ぎから風が強く雨も降っていたのでそんなにお客さんは来ていないだろうと思っていた。

テーブル席の賑わいが凄い。
新人歓迎会？新歓コンパ？
歓声が響いてくる。どんどん人が入ってくる。

私が座るカウンターはそれほど人が多くないので問題はないが。

ああ、これか。現在全員でビールで乾杯すると唐揚げをサービスするキャンペーンをしているらしい。

迷ったが、この店に来たら日本酒を飲みたい。
いつも通り大徳利を常温で。

お通しの、これは何だ。若い筍とわかめは見てわかるが、この春のホロ苦さあふれるものは？味は蕗の薹だが。

聞くとやはり蕗の薹とのこと。いや、こちらとしては蕗の薹の味と香りがしていればそれでいいが。

筍も春の苦味が残っているし、これは日本酒でしょう。お通しだけで大徳利が空いてしまいそう。

肴はいさきの刺身を注文。前回来店した時から気になっていたが、食べ損ねていた。

刺身って奥が深いですよね。生で切って出すだけのはずなのに。そんな単純な話じゃないよと最近読んだコラムに書いてあったが、本当にそうだと思う。

さて。

実は来店ポイントがカード１枚分溜まったので地酒一升瓶がもらえるとのことで、立山を店にリクエストしていた。

最初から立山でも良かったが、一緒に風を切りたかった常連さんを待っていた。
封を切っちゃったよ、と連絡したら１０分後に来た。連絡には気がつかなかったそうだ。

一升瓶の封を開けたら肴はこれ。
真鯛のかぶと焼き。天然だそうだ。
本日のおすすめメニューには、刺身あり、カルパッチョあり、天然真鯛のオンパレード。よっぽどおすすめなのだろう。

かぶと焼きやかぶと煮は、カマをほじくり、目玉をほじくり、あっちをほじくりこっちをほじくり、宝探しのようでそれだけでも楽しい。

骨と骨とが分かれる場所があれば力ずくでこじ開けて間に身があればすする。

どうしても汚い食べ方になるが、しゃぶっているとだんだん骨だけになってくる。

気がつくと最終バスの時間が近づいていた。
楽しい宝探しの時間を終え、〆の料理を頼む間もなく会計して店を出る。

ごちそうさまでした。

【2023年04月02日】夜

よく会う常連さんと話があって、今日はいらっしゃっているかな？と思ったら２人ともご来店。
時間を潰してから来店する必要はなかった。

奢ったり奢られたりする予定が手違いで奢られたり奢られたりになり、これだとかなり安くあがりそう。

ニシンの塩焼き。
関東ではあまりニシンを見ないように思う。
１尾丸ごとという話だが、どのようなものが出てくるのか。

身はかなりホロホロとしている。
味は淡白で、しつこさはない。

カニみそ甲羅焼き。
そろそろシーズンは終わる時期だろうか。

カニのみそで日本酒をいただいた後に、お目当ての甲羅酒。
甲羅酒にする時にはしっかりとみそをさらっておかないと妙な味が残ってしまう。

今日もなかなかでした。ごちそうさま。

【2023年03月27日】夜
　
少し前から気になっていた刺身がある。
八角。

北海道産で、あまり見ないと思ったが、北陸でもトクビレの名で流通していると言う。

刺身はクセのない味だ。

若竹煮。
今の時期しか取れない若く柔らかい筍。ほんの数日で硬い竹に成長してしまう。

アクを取ってそのままの香りを楽しむ。

山芋の磯辺揚げ。
どのような山芋が出てくるかと思ったら丸い芋だった。
海苔はきちんと揚がっていて、天つゆと出てきた。

徳利を２本頼んだら少し余ったので炙り明太子を追加で注文。
いい感じ。

〆は久しぶりに梅茶漬け。
今日もごちそうさまという気分になる。

【2023年03月19日】夜

本日のメニューの下のほうにこっそり書かれていた黒ガレイの姿唐揚げ。注文してみました。

カレイって煮付けや刺身のイメージがあるのですが実は骨ごと食べられるように揚げたものが一番好きです。

姿唐揚げということはまるまる一尾を唐揚げにしてあるのでしょう。
どれぐらいの大きさなのか。２０cmぐらいの鍋でぎりぎり揚げられるぐらいでしょうか。

ちょっと、いや、かなり想像を超えるものが出てきました。
料理の名前からして骨に身がついた状態で丸ごと唐揚げにしたものが出てくると思ってましたが、骨と頭はカリッカリの骨せんべいに、身はふっくらと穴子みたいに揚げられていました。

まず尾ビレを折ってかじってみました。
カリカリで酒が欲しくなります。

身を食べてみます。
ホクホクで酒が欲しくなります。

頭をかじっては飲み、背ビレから背骨にかけてをかじっては飲み。

酒が徳利１本では足りません。

これ１品で満足してしまいました。

今日はお茶漬けに鯛があるようです。〆はこれにします。
鯛の風味がしっかりしています。

ごちそうさまでした。

【2023年03月11日】夜

初がつおが入ったらしい。
春を求めて来店。

かつおは叩きでいただく。おろし生姜とにんにくスライスをつけてもらう。
酒は天狗舞を常温で。

お造りの磯盛りを追加で注文する。天狗舞もおかわり、
いい雰囲気でほろ酔いする。

春のお酒ということで、さくら和紅茶ハイという季節限定種を飲んでみることにする。
ガムシロップが付いてきたが、使わなくても充分に甘い。

甘い酒なら苦い春の味が合うだろうと山菜の天ぷらをアテに頼む。
「山菜」とだけ書いてあるのでどんな山菜かは注文してのお楽しみ。

けっこう山盛りで天ぷらが出てきた。
天つゆではなく塩だけ付いてきたということは、塩でお楽しみください、ということですね。

一目見て種類がわかったのは蕗の薹。これは最後に取っておこう。
最初に食べたのはゼンマイ。春の香りと歯応えが楽しめる。
その後も次々と春の山菜を楽しむ。

仕上げは蕗の薹。
思いっきりほろ苦さが口の中に広がる。最高。

春は美味しかったです。

【2023年03月03日】夜

ひなまつりなので、ちらし寿司など食べたくなった。

ちょうどその時、美味しい魚が各種入ったという情報が来た。
ちらし寿司もあると言う。
駆けつけてみた。

本日のメニューを見たら食べてみたい料理がいっぱい。

とりあえず富山のイワシ刺身を頼む。
新鮮でなかなかいい味わいだ。

続いてホウボウの刺身を頼んでみる。
歯触りが独特でかなり楽しめる。

日本酒をもう一本追加で注文し、いか塩辛も頼む。
柚子風味で酒が進む。

ちょっと肴が足りなくなったので菜の花のおひたしを頼む。
春の味だ。

さて、いよいよひなまつりメニューのばらちらしを注文する。ハマグリのお吸い物付きだ。
最近はひなまつりと言えばちらし寿司かな。
他にどんなものを食べたっけ。

今年もひなまつりらしい食生活を送れました。
ご馳走さま。

【2023年02月24日】夜

ホタルイカと生しらすが入ったという。慌てて駆けつける。

ホタルイカは菜の花と天ぷらにして頂くことにする。
ホタルイカの天ぷらは多分初めて食するが、ホタルイカ独特の風味がマッチして面白い。
もうホタルイカが撮れる地域があるのだろうか。菜の花の春の香りと相まって冬の終わりを告げる。

しらすも春の味覚だ。こたらは生で頂く。
こちらも独特の香りと食感嬉しい。

どちらも酒が進む。まだ夜は寒いが日本酒は常温でいいだろう。

〆は鮭チャーハン。スープが付いてくる。

美味しく頂きました。

【2023年02月11日】夜

石川県から美味しいイワシが届いたとの知らせを受けて来店。

石川県と言うと私の故郷だが、イワシの名産地とは知らなかった。調べてみると全国で10番目ぐらいの水揚げがあるそうで、それなら名産地と言っても良いのだろう、

イワシの刺身を注文してわかったことがある。この時期に石川県で水揚げした魚はどれも脂が乗っている。
故郷を離れて気づく話もあるのか。

本日のおもてなしメニューはどれも食べてみたいメニューだ。ゆっくり食べていられたら「右から順に全部」と言いたいぐらいだ。

特に以前唐揚げを推したアブラカレイは今回煮付けでメニューに一推し掲載されていた。これは外したくない。

イカの塩辛とれんこんステーキを一緒に頼んでアブラカレイ煮付けを待つ。
イカの塩辛は小さな鉢で日本酒の大徳利一本が進んでしまうのでどうしようか迷ったが、あまりメニューに出てこない肴なので頼んでしまった。やはり大徳利が空いてしまった。

アブラカレイ煮付けは身がホロホロして美味しい。
これは人気メニューになってほしい。

ごちそあさまでした。

【2023年02月06日】夜

思うところがあって来店。夕食もここで済ませる。

アブラカレイというのが気になった。唐揚げというから一尾丸ごと揚げて出てくるのかな？と思った。

想像していたものと全く違うものが出てきた。
輪切りにされた身が出てきたが、かなりデカい。
一尾丸ごとだとどれぐらいの大きさになるのだろうか？

そういう魚なのか、そういう料理法なのか、とにかく身が柔らかい。
身の部分はホロホロというかホクホクというか、崩れるような柔らかさ。
骨は背骨周辺あたり以外そのまま食べて問題無さそう。
ヒレはカラッと揚がっているのでパリパリ食べられる。

なかなか日本酒の進む魚だ。

真あじの刺身を追加で注文。今日もいい味だ。

今日も美味しくいただきました。

【2023年01月26日】夜

10年に１度の最強寒波。
美味しいあら汁を食べにいらっしゃい、というのでいそいそと出かけました。

店に入ると４人に1人ぐらいはあら汁目当てのようです。

今日は寒いので、日本酒はいつもの常温ではなく燗で。
あら汁が温かいです。

おもてなしメニューに今まで頼んだことがなさそうな品を見つけたので注文してみます。
ぶりカツといわしフライ。
サクサクと揚がってますが中身は柔らかい。
日本酒に合いますがいろんなお酒に合いそうです。

さて、寒い夜と言ったらコレでしょう。
鍋。それから雑炊。

まずは、たらちり湯豆富を注文。卓上カセットコンロが運ばれてきます。
それから材料を入れた鍋が運ばれてきてコンロのスイッチが入れられます。

燗をもう一本追加。

ポン酢に薬味を投入して、鍋が煮たってきたらポン酢につけて食べます。
寒い冬には最高です。

鍋の具材も徳利の中身もほぼ無くなりかけたところで本日のフィナーレ、雑炊をリクエスト。

ご飯・出汁・生玉子・水を無造作に置かれたということは、お好みの通り作ってくださいということですね。

鍋の残り汁に出汁を追加し、水を加えながら味の濃さを調節。やや薄めになったところで火を強め煮たってきたらご飯を投入。

生玉子をといて、これをどうしましょうか。しばし悩んで鍋の中のご飯の上に投入。いい感じにフワフワになりました。

火を弱めて少しずつ取って食べます。
残さず美味しくいただきました。

このまま外に出ないで帰れたらいいのに。

【2023年01月22日】夜

夕食に美味しいものを求めて来店。

キープの日本酒一升瓶を飲み切ったので大徳利を注文。お通しは肉料理だった。

今日の鮮魚は千葉県銚子の真イワシ刺身と迷ったが、鳥取の天然ブリ刺身を選択。
脂の乗りもいい。
記憶の中の先日食べた愛媛の寒ブリとを食べ比べてみる。

ブリとしての身の締まりかたや味わいなら今日の天然ブリに軍配。
だが、冬のブリといったらやはり脂の乗り。その点に於いては先日の寒ブリに勝るブリは食べたことがない。
勝敗は微妙なところ。

さて、今回もメニューに生牡蠣もカキフライもあったが、あえてそれらの牡蠣メニューは注文しなかった。
それは…。

久々にメニューに登場していたのを見つけたからだ。

「通風小鍋」

言わずと知れた、牡蠣とタラ白子とあん肝をメインとした人気料理。

個人的な話で申し訳ないが、昨年末に採血した血液検査の結果を先日受け取った。
問診した医師は怪訝な顔で確認した。

「尿酸値が突然に悪化してますね？」

この店に入り浸ってタンパク質を摂るようになった以外に心当たりはない。
貧乏人がいきなり良質のタンパク質を摂取するとカラダが驚くのだろう。

調理責任者のＯさん〔以下「Ｏ」〕「症状は出ているんですか？」
私「いえ、数値が悪化しただけで症状は出ていません。」
Ｏ「それならトドメを刺さないといけませんね。」
いやいや勘弁してほしい。と思いながら美味しいものを食べて発症するなら本望かな。
Ｏ「美味しいものを食べるにもリスクはありますから。」
まあ、そんなものでしょうね。

久々の痛風小鍋。やっぱり美味しいです。
牡蠣はもちろん、たっぷりの白子もあん肝も。

痛風小鍋を食べるのに徳利をもう一本頼んだので、前回は唐揚げを頼んだイカ軟骨を今日は串焼きで注文。
軟体動物っぽい香りと歯応えが心地よいです。

本日も美味しくいただきました。

そうそう、店内に50周年記念キャンペーンのアンボヒョンさんのポスターが貼ってありました。
本部から届かないようなら私が当せんしたトリンドル玲奈さんのポスターを貸そうかと思いましたが、余計な気遣いでした。

【2023年01月17日】夜

平日〔月〜木〕の午後４時以降限定でワンコインメニューのサービスをやっているらしいので行ってみました。
料理とドリンクとのセットで500円というサービスです。

ドリンクは日本酒１合として料理は何にしようか。迷った結果カキフライに決定。

カキフライだけで通常は400円する。それでも安い気がするのにドリンクとセットで500円というのは嬉しい。

日本酒の１合徳利の口が丸いのは個人的に好きです。
「ここから注ぎなさい」と言わんばかりの切り欠きが付いた徳利は多少間延びがします。口が丸い徳利とは酒について語らう感じがするのです。

ワンコインメニューというものがどのような感じなのかわかったところで本番に入ります。

追加の肴に寒ブリの刺身を注文。
愛媛で水揚げされたブリらしく、寒ブリでも南の国のだとどうなのかなぁ、程度に考えていました。

白い。

これだけ白く脂が乗ったブリはそうそうお目にかかれるものではありません。
口に含むとトロッと溶けて広がります。
魚でバターを作るとこんな感じに仕上がるのでしょうか。
なんとも言えない美味しさです。

イカ軟骨揚げってどんな料理なのだろうか。
そもそもイカの軟骨ってどの部分だろう？
コリコリしていい感じです。

ガツ刺しはどの部位でしたっけ。豚の胃袋ですね。
これも食感がとても良いです。

本日最後の注文は揚げ出し三点にしました。
豆腐と茄子と餅。おかずにもなりそうです。

本日も美味しかったです。