55回
2017/01 訪問
酒粕によってブリの臭みを消しその旨さだけを引き出した逸品! 鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)
1月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
1月の魚介はブリなのですが、自分はちょっと不安なのですよね;
というのも、自分はけっこうブリが苦手なタイプですからね;
「じゃあブリの限定を食べに行くなよ」という話なのですが、
毎月ちゃんと行ってるだけに外そうとは思えないのですよね!
ちなみに月の前半はブリのラーメンが提供されていたのですが、
後半になってからつけ麺へと切り替えられているのですよね!
というわけで、ブリのつけ麺がやってまいりました!
何やらつけ汁の色がずいぶんと白いのが目を引きますね!
白湯スープなので白みがかっているのは普通ではあるのですが、
どうもこの白さは単に白湯だからというわけではなさそうです!
◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・おっ、これはおいしいじゃないですか!(●・ω・)
ブリの持つクセが苦手な自分でも全く問題を感じないですし、
むしろストレートに旨いと感じさせてくれる力がありますね!
そしてこのつけ汁の白さですが、これは酒粕のようですね!
酒粕を使うことによってブリの持つクセをきれいに抑えて、
ブリの持っている旨さだけを堪能できるようになってます!(=゚ω゚)
ブリという力強さのある魚なので、コクは非常に潤沢ですし、
そこに酒粕のまろやかさとさわやかさが加わることによって、
濃厚でありながらも食べやすさのあるつけ汁となっています!
そしてそこにやや多めに入った一味唐辛子がアクセントとなり、
またつけ汁の中の玉ねぎも全体の風味を引き締めてくれます!
なので、ブリがあまり得意でない人でも十分いける味ですが、
そのかわり酒粕が苦手な人はさ避けたほうがいいかもです!
それにしてもブリがここまで食べやすくなるとは意外でした!
昨年1月のブリの限定もまあまあ楽しむことができましたが、
それと比べてもこちらのほうが自分としては圧倒的に好きですね!
「いい旨味は持っているけどクセが強い」というブリの特性を
非常に上手く生かすことに成功したつけ汁となっていますね!
これはスルーせずに食べに来て大正解だったと言えるでしょう!
◎トッピング
トッピングは炙ったブリと水菜、糸唐辛子となっています!(*゚◇゚)
こちらのお店のトッピングとしてはけっこうシンプルなほうですね!
そのかわり価格が864円とつけ麺にしては安くなっています!
麺を300gにしても864円なのですから、かなりお得ではありますね!
水菜は麺と絡めながら食べて味をリセットしてくれる役割で、
すっきりとしつつほんのりとした苦味を楽しむことができます!
そして炙ったブリですが・・・これもまたよくできていますね!(`・ω・)+
これもまたブリ特有のクセといったものは感じさせないですし、
ブリのコクが非常にいい形として舌に広がってくるのですよね!
自分は本当はけっこうブリ好きなのかと錯覚してしまうほどです!
表面の炙りによって軽く香ばしく、中心部分は生の旨さがあり、
そのままでもつけ汁につけてもどちらでもおいしく食べられます!
◎麺
麺は実にこちらのお店らしいスタイルの平打ち麺となっています!
セブンのつけ麺の麺というと、まずこのタイプが思い浮かびますね!
しっかりとした表面の質感とプリッとしつつも歯切れのいい食感、
そして焙煎小麦を練り込むことによる香ばしさが一体となっています!
もちもち感ではなく、ハリのある質感を武器にしている麺なので、
まったりとしたつけ汁に対しても明確な存在感を見せてくれます!
最近の魚介白湯の限定では締めのご飯がよく提供されてましたが、
今回はそうしたものは特に用意されてはいないみたいですね!
とはいえ、普通に麺を食べるだけでつけ汁がほぼなくなるので、
締めご飯などがあっても注文しようがなかったと思いますが!(*・ω・)
◎まとめ
それにしても炊き方と酒粕でクセを取る手法は実に見事でしたね!
ブリがあまり得意でないからこそそのクオリティの高さがわかり、
これなら来年以降もブリ白湯が楽しみになる力がありましたね!
全くブリがダメな人にはさすがにオススメできないと思いますが、
「少し苦手」ぐらいならあえて挑戦してみるのもアリでしょうね
そうすることでブリの持つ魅力を改めて知ることができるかもです!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3487.html
2017/09/18 更新
2016/12 訪問
蟹の旨味あふれるこの一杯に間違いなし! 巨大カニカマの天ぷらも◎! 蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)
12月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!(`・ω・´)
12月の月別魚介白湯のテーマは「蟹」となっています!
こちらのお店の冬の「蟹白湯」はもはや定番となっていて、
月別の限定の中でもとりわけ安定感が高いのですよね!
もちろん毎年その内容は全く新しいものになっているのですが、
確実にいいものを作ってくれるので毎年楽しみなのですよね!
ということで、今年の蟹白湯のラーメンがやってまいりました!
中央に乗っている巨大な天ぷらが何と言っても目を引きますね!
右側の人参は明らかに蟹のハサミを意識したトッピングですね!
◎スープ
まずはスープですが・・・うん、やはり蟹の旨味が詰まってますね!(●・ω・)
昨年や一昨年の蟹白湯と比べると、今年はかなり素直なビジュアルで、
もうスープそのものに全ての旨味を溶け込ませたような感じになってます!
今回は大量の蟹を炊き込んだスープをベースとしたうえで、
そこに蟹味噌を使ったタレを合わせているとのことですが、
中でも蟹の身などの持つ旨さがビシビシと伝わってきます!
というのも、スープの中にたくさんの蟹の身が見えますからね!
もちろん蟹の甲羅などによる甲殻類らしい旨さも備わってますし、
蟹味噌を使ったタレによるコクも非常にいい効果を挙げてますが、
この蟹をひたすら炊き込んだがゆえの蟹の身の旨さは最高ですね!
そこに蟹オイルをかけることでさらに風味に厚みを持たせています!
またスープのとろみが強いので、スープの温度はかなり高いですね!
これもまた肌寒くなってきた今の季節にはピッタリとハマります!
また、蟹味噌は旨味が強い一方で多少のクセもあったりしますが、
こちらはタレとして熟成することでその旨さだけが生かされていて、
それがスープと合わされることで深いコクが全体に広げられています!
自分としてはここ3年の「蟹白湯」の中でも今年が最も好きでしたね!(=゚ω゚)
タレも含めたスープ全体の旨さが半端ない充実度を誇ってましたしね!
また、こちらのお店の「蟹白湯」は重くなりすぎないのもいいですね!
それは今年に限らず、昨年や一昨年についても同様ではあるのですが、
しっかり濃厚で蟹の旨味が存分に感じられる仕上がりでありながら、
サラッと食べられるので、これも大きな安心感に繋がってますね!
◎トッピング
トッピングは中央の天ぷら、チンゲン菜、海苔、白ねぎ、にんじんです!
中央の天ぷらは実際の蟹ではなく、巨大なかにかまぼこを揚げたものです!
さすがにこのサイズの蟹の身は見つけるだけでも苦労するでしょうしね!
とはいえ、かにかまぼこでもこのサイズのものは普通は見ないですが!
おそらくは「オーシャンキング」の「極」と呼ばれるものですかね!
そしてこの天ぷら、目立っているだけあって非常に味もいいです!(*゚◇゚)
それも単に味がいいだけでなく、ちょっとだけ身をつまんで、
それを麺に絡めながら食べるということもできるのですね!
過去2年はトッピングにレアチャーシューが入っていたのですが、
蟹白湯との相性という点ではこの天ぷらのほうが遥かにいいですね!
海苔は蟹とはまた違った磯の風味を感じさせる効果を見せます!
しっかりとスープに浸したうえで麺に絡めて食べるといいですね!
チンゲン菜もなかなか効果的で、こちらは青菜特有のほのかな苦味が、
まろやかなスープの中でいいアクセントとなってくれています!
なので、口をリセットするためにときどき食べるのがいいですね!
にんじんはトッピングというよりはビジュアル要員ですね!
◎麺
そして今回はかなり太めで縮れの強い麺が使われています!
この麺もなかなか良くて、最初はややがっしり目の食感で、
食べ進めるにつれてもちもち感がどんどんと強まってきます!
今回のスープはとろみも強く、麺との絡みも非常にいいので、
それに負けないだけの麺を合わせてきたということなのでしょう!
それがよく当たっていて、麺のもちもちした食感が映えていて、
それと同時にしっかりとした小麦感を感じさせる風味も良く、
スープ一辺倒のバランスにならないうえで大きく貢献してました!(*゚ー゚)
◎雑炊風〆ご飯
そしてラストは+50円で締めの雑炊風ご飯をいただきます!
写真にあるようにラーメンのスープをかけて雑炊風に食べます!
最初はなぜ錦糸卵が乗っているのだろうとちょっと思ったのですが、
この錦糸卵が入ることで雑炊っぽい風味を作り出しているのですね!
さすがに本物の雑炊のように卵を投入して熱を通すのは無理なので、
そこをしっとりとした錦糸卵によって代用したということですね!
これが非常に面白く、ほんとに雑炊らしい風味になってくれますね!
また、今回のスープは麺に負けないほどにご飯との相性がいいので、
締めとしては申し分のないクオリティを発揮してくれていました!
ほんの+50円なので、これは注文しないともったいないと言えますね!
蟹の身などの旨味がぎっしりとつまったスープにもっちりとした太麺、
さらにトッピングの天ぷらが思っていた以上にスープと相性がいいなど、
全体のまとまりの高さは過去3年でもトップと言っていい内容でした!
さて、来年1月の限定は「ブリ白湯」になることが告知されていました!
今年の1月も「ブリ白湯」だったので、2年連続ということになりますね!
自分は例によってブリがやや苦手なので、ちと不安ではありますが;
また、9月の「まぜそばGP」で優勝した「魚貝味噌MAZESOBA」が、
新たなメニューとして少し前から提供がスタートしています!
自分は9月の提供時に食べていますが、また食べに行こうと思います!
このまぜそばはほんとに素晴らしくクオリティが高かったですからね!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3425.html
2017/09/15 更新
2016/11 訪問
サンマの旨味を凝縮させた醤油ダレの深いコクが光る! サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)&カジキのマヨ丼
11月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
今月のテーマは8月の「鯖」、10月の「鰯」に続いて青魚の「秋刀魚」です!
青魚系のテーマがここまで連続するというのは珍しい気がしますね!
ただ、それゆえにそれぞれの特徴の違いを感じやすくもありますし、
そうした狙いも込めてのこのようなリレーになってるのかもですね!
というわけで、「サンマ白湯ラー麺」がやってまいりました!
これはずいぶんとタレの色が強く出たスープになってますね!
◎スープ
まずはそのスープですが・・・あ、これは完全にタレが主役ですね!(●・ω・)
ただしそれは決して醤油の主張がものすごく強いということではなく、
タレに秋刀魚の旨味をじっくり溶かし込んでいるということです!
こちらのお店は基本的にスープによって魚介白湯を演出していますが、
このようにタレに強く焦点を当ててきたのは珍しいように思いますね!
そしてこの秋刀魚の旨味を溶かし込んだタレが非常に深いのですよね!
なので、この色の濃さは醤油の濃さが表れているというよりは、
じっくりと熟成させた秋刀魚の旨味が表れているという感じです!
青魚系の魚介白湯はその魚介の持つクセも多少は出たりしますが、
こちらはタレで熟成しているのでそうしたクセなどは感じられず、
秋刀魚ならではの深みがギュッとつまったスープになってますね!
こうしたタレ主体の魚介白湯というのもまた面白いものですね!(*゚◇゚)
そしてここに絶妙のアクセントを加えているのが粗びきの黒胡椒です!
タレが強めに出たスープなので全体的にまったりとしていますが、
そこに黒胡椒が多く入ることでさわやかな感覚も備わっています!
さらに後半は味変としてすだちを絞って入れることができます!
柑橘類が入ることで一気にスープの印象が変わるかと思いきや、
秋刀魚の醤油ダレが強いので実はそこまで大きくは変わりません!
あくまですだちのさわやかな香りがふわっと加わる感じですね!
◎トッピング
トッピングは煮た秋刀魚、エリンギ、ねぎとなっています!
この煮た秋刀魚は事前にはほとんど味がつけられてないので、
スープの下のほうに沈めて味を含ませておくといいですね!
少しタレに漬け込んだうえでトッピングしても良かったかもですね!
エリンギはその特有の旨味が全体に変化を加えてくれるとともに、
黒胡椒がたくさん絡むことでピリッとした刺激も持ち合わせています!
◎麺
麺はけっこう太めのもっちり感の強い麺が使われています!
こちらのお店は歯切れの良さとプリッとした弾力を両立させた
そうしたタイプの麺を使ってくることが多かったりしますが、
今回はそれとはタイプの違うもちっとした食感の麺となってます!
もっちり感が強いのでタレの強い主張にも全く負けておらず、
麺の風味や食感とタレがガシッと組み合う感覚を楽しめます!(*゚ー゚)
◎カジキのマヨ丼
そして今回はサイドメニューの「カジキのマヨ丼」も食べました!
このメニューはけっこう以前から販売されてはいるのですが、
限定数が非常に少ないのでハードルがすごく高いのですよね!
今回はかなり早い時間に来れたので思い切って注文しました!
カジキはこのお店のラーメンのトッピングにも使われていますが、
サッパリとしていてクセがないので、非常に食べやすいのですよね!(`・ω・´)
自分はマヨとご飯を一緒に食べる機会があまりないのですが、
カジキのサッパリ感とマヨの風味がなかなか良く合っていて、
またネギやわさびによる刺激もいいアクセントになってますね!
ちなみにわさびは量は多めに見えますが辛さは控えめです!
また、わさびを入れるかどうかは注文時に選ぶことができます!
◎まとめ
「鯖」、「鰯」、「秋刀魚」と3つの魚介白湯を食べてきましたが、
見事なまでにそれぞれの魚介の持つ特徴が引き出されていましたね!
特に熟成してタレに生かす手法は秋刀魚ならではとも言えますし、
いつもの魚介白湯とはまた一味違った旨さを楽しむことができました!
月末まではおそらく提供されているので、まだ食べられますよ!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3392.html
2017/09/15 更新
2016/10 訪問
イワシの旨味をわかりやすく引き出した王道魚介白湯つけ麺! 鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)
10月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
さて、10月の魚介白湯の限定のテーマは「鰯」となっています!
9月は特別な構成でいろんな社員さんのまぜそばとなってましたが、
10月からはまたいつも通りに一つの魚介がテーマとなっています!
その9月を除くと、8月が「鯖」で、10月が「鰯」となっていて、
そして11月が「秋刀魚」と青魚が続いているのが目を引きますね!
8月の「鯖」はびっくりするほど強烈な仕上がりでしたが、
10月の「鰯」がどのように調理されたのか気になりますね!
ということで、「鰯白湯つけ麺」がやってまいりました!
レアチャーシュー以外のトッピングが揚げ物なのが面白いですね!
また、後半に味を変えることができるようにカレー粉もついてきます!
◎つけ汁
まずはその味ですが・・・おっ、これは非常にまとまってますね!(●・ω・)
8月の「鯖」はとにかく強烈で、水煮した鯖をミキサーにかけて、
それに味をつけてそのままつけ汁にしたような感じの味でしたが、
こちらはもっとベーシックな濃厚魚介白湯系スープに近いです!
鰯というと煮干もそうですし、つけ麺ではポピュラーな素材なので、
「鯖」のときと比べると広く受け入れられる仕上がりになってますね!
ですが、こちらのお店は煮干などのよく使われる素材ではなく、
オイルサーディンを使っているというのが大きな特徴です!
それによって魚介だけでは足りない油脂のコクが存分に補われ、
動物系+魚介のつけ汁に負けないだけの濃厚さを感じさせます!
また、煮干のようなクセもないので食べやすいのですよね!
なので、鰯という素材を使いつつもクセが出ないようにまとめ、
それと同時にコクも引き出したつけ汁として仕上げられています!
そのため食べたときにはベーシックな印象も多少与えながらも、
よくよく見てみるとしっかり練られていることが伝わってきます!
◎カレー粉による味変
そして後半にカレー粉を入れると・・・印象がガラッと変わりますね!(=゚ω゚)
ちょっとアクセント的にカレーが加わる感じになるかと思いきや、
カレー粉を入れた瞬間に完全にカレーつけ麺そのものになります!
もちろんベースである鰯のコクと旨味ははっきり感じられますが、
前面に出てきて主張するのはむしろカレーという感じになります!
一つのつけ麺で2つの味が楽しめるというのは面白くもありますが、
ここまで印象が変わるとちょっと面食らうところもありますね!
なので、途中で一気に違う味にしたいときは入れるといいですが、
この鰯つけ麺の風味をできるだけそのまま楽しみたいときには、
入れるとしてもごく少量にとどめておいたほうがいいでしょうね!
・・・といっても、すでに提供期間は終わってしまってますが!(;゚◇゚)
◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、揚げたレンコン、茄子、ごぼうです!
面白いのは素揚げした3種類の野菜が入っているという点ですね!
今回はスープの素材もオイルサーディンということで油が絡んでますし、
油の旨さを生かすという視点がこのトッピングからも見えてきますね!
やはり動物系+魚介に比べて、魚介のみだとコクに弱さが出るので、
そのあたりをトッピングも含めて上手く補ってきた印象ですね!
でもって、3種類の野菜とも油と合わさることで旨さを増しますしね!
◎麺
麺はこちらのお店が得意とする自家製の平打ち麺となっています!
ほどよい歯切れの良さとプリッとした弾力が同居した食感で、
このあたりもこちらのお店の王道の旨さと言っていいでしょう!
そして今回の麺の大きな特徴は非常に香りが強かったところですね!(*゚ー゚)
鰯の風味を生かしたつけ汁につけても麺が負けないように、
焙煎小麦あたりを加えることで香りを強めていると見られます!
麺を口を含んだ瞬間や、麺を噛んだときなどに香りが上がり、
鰯の濃厚な旨味の中からも小麦の存在感が光るのですよね!
こうした麺とつけ汁のせめぎ合いなどは非常に面白いですね!
◎〆のじゃこご飯
ラストは「〆飯」の「じゃこご飯」(50円)をつけ汁に追加投入します!
そういえばこのじゃこもまた鰯の稚魚だったりするわけですよね!
このじゃこは油で炒めることで香ばしさが高められるとともに、
カリカリした食感が全体の中でいいアクセントになるのですよね!
また、どちらも鰯ということで味の相性は全く文句なしですね!
◎まとめ
今回はひたすら冒険的だった8月の「鯖」よりも食べやすい内容で、
それでいて様々な工夫が凝らされたつけ麺として仕上がってました!
続く11月の「秋刀魚白湯」もできるだけ早く食べに行きたいですね!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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2017/09/15 更新
2016/09 訪問
貝の旨味が生きた味噌ダレに絶品トッピング、そして深川あさり〆めしの秀逸さ! 魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月25~30日)
9月限定の「魚介まぜそばGP」を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
9月はいつものような月別限定が提供されるのではなくて、
レギュラーメニュー化をかけてこちらのお店の社員さん達が
オリジナルメニューで競い合うという形になってたのですよね!
期間を9/1~5、9/7~12、9/14~18、9/19~24、9/25~30と分け、
それぞれの期間に各社員さんが作ったまぜそばが提供されます!
そのうえで限定メニューを注文したお客さんが簡単な採点をして、
その結果をもとにしてレギュラーメニュー化を決める方式です!
本来であればこのうちのいくつかを食べておきなかったのですが、
9月は忙しかったため1つだけ食べに行くのが限界といったところで、
それならとミッキーさんによる9/25~30のまぜそばを狙いに行きました!(`・ω・)+
メニュー名は「魚貝味噌MAZESOBA ~貝出汁FEVER~」となっています!
以前にこちらでミッキーさんが作ったまぜそばを食べたことがあり、
これが締めのご飯も含めて非常にクオリティが高かったのですよね!
なので、今回のまぜそばにもかなりの期待が持てそうな気がします!
おー、これはなかなかそそるビジュアルとなってますね!
◎トッピング
ホタテの時雨煮にはまぐり、軽く砕いたイカフライにレアチャーシュー、
みじん切りの玉ねぎ、かいわれ、海苔がトッピングされています!
さらにかいわれの下に甘辛く炊かれたダイス状の肉も入っています!
レアチャーシューはいつもながらもしっとりとしたもので、
はまぐりは貝の旨味があふれ、玉ねぎは清涼感を運びます!
ただし、タレも強めなので玉ねぎの主張はそこまで強くきません!
自分は玉ねぎが強く出すぎるよりはそのほうが好きなのですが!
そしてホタテの時雨煮ですが、これは非常においしいですね!(=゚ω゚)
ホタテの持つ深い旨味とともに生姜によるさっぱり感もあり、
なおかつしっかりと染みわたった甘辛い醤油の風味も良く、
こうした具材を取り入れるあたりにはセンスも感じますね!
また、意外と面白いのがこの砕いたイカフライなのですよね!
サクッとした食感やイカの香ばしい風味もさることながら、
あえてマヨネーズ風味のイカフライを使ってるのですよね!
まぜそばってマヨネーズの風味とは相性が良かったりする一方で、
それをそのまま投入すると味を強く支配したりしてしまうのですが、
これはイカフライの風味なのでマヨの長所だけが生きてるのですよね!
マヨとまぜそばの相性の良さを感じさせつつ目立ち具合を抑える、
このアイデアはこのまぜそばの中の隠れたポイントになってました!
また、海苔が醸し出す磯の風味も貝の風味の効いたタレとよく合ってます!
◎タレ
そしてメインとなるタレの風味ですが・・・これは間違いないですね!(●・ω・)
あさりなどの二枚貝のだしと味噌、これが合わないはずはありません!
味噌汁でも定番ですし、この組み合わせは鉄板の旨さがありますね!
以前に「Junk Story」で食べた「濃厚貝出汁味噌」を彷彿とさせる、
王道の貝と味噌のハーモニーを楽しむことができる味噌ダレです!
貝をはじめとした魚介の旨味がしっかりと味噌ダレに宿っていて、
味噌の深い旨味を引き出しつつもほんのりした甘みでカドは抑え、
油脂によってコクを重ねるなど、そのバランスもまた秀逸ですね!
さらにこのまぜそばには「煎り酒」なるものがついているのですよね!
「煎り酒」というのは江戸時代などにはよく使われていた調味料で、
日本酒に梅干などを入れて煮立たせてアルコールを飛ばしたものです!
ミッキーさんは過去のまぜそばでもお酒を活用したことがあって、
今回の「煎り酒」の登場はそのことを思い出させてくれましたね!
こちらの「煎り酒」だけでも何か魚介系の旨味が移されていて、
アルコールがほぼ飛ばされているのでキツさもありません!
これを味変としてかけるのですが、これがまた効果的なのですよね!
ほんの少し残ったアルコールの風味が貝味噌ダレとよく合っていて、
さらにこの「煎り酒」に忍ばされた旨味がタレに加わってくれます!(*゚ー゚)
◎麺
麺は平打ち気味のプリンとした弾力の強い麺となっています!
この麺はまさにこちらのお店の王道とも言えるようなスタイルで、
ほどよい歯切れの良さとプリッとした弾力が上手く調和していて、
まぜそばでもラーメンでも何にでも合う万能性の高さを見せます!
貝系の具材はどれもプリッとした弾ける感じを持っていますし、
それと共通した食感を見せてくれるという点も面白いですね!
◎深川あさり〆めし
そして締めご飯としてこの「深川あさり〆めし」が注文できます!
いやいや、これってそのまま食べても十分いけそうなのですが、
それでも残ったタレとまぜて食べるためのご飯なのですよね!
ちなみに上にちょこっとだけかかっている粉末は山椒です!
とりあえずタレに入れる前にあさりとご飯を食べてみましたが、
いやはやもうこれだけで十分に味が完成しているではないですか!
それでもタレとまぜて食べてみましたが・・・これはびっくりですね!(゚◇゚)
今まで食べてきたまぜそばの締めご飯として間違いなく1位です!
あさりの時雨煮が入るという飛び道具も忍ばされていますが、
とにかくこの締めご飯と貝味噌ダレとの相性は文句なしですね!
以前に作られたまぜそばでもピリ辛なめたけをご飯に加えるなど、
締めご飯に一品加えるという工夫に強みを見せてはいたのですが、
今回のあさりの時雨煮を加えた締めご飯は群を抜いていますね!
貝の旨味の効いた味噌ダレとあさりの時雨煮の甘辛い風味、
それとご飯が一体化ですから、旨いに決まってますからね!
◎まとめ
一つのまぜそばとしても見事で、「煎り酒」も非常に効果的、
さらに締めご飯でここまでうならせてくれたのは感激でしたね!
一見するとイカフライや煎り酒などが変化球に見えるのですが、
冒険的でありつつもその旨さの構成は王道を強く感じさせるもので、
レギュラーメニューを張るにふさわしい一杯だと思わされましたね!
貝味噌というスタイルもまたレギュラーでもおかしくないですし、
新しさと安心感をしっかりと共存させた実にいいまぜそばでしたね!
ちなみにこのまぜそばはこのときのGPで優勝されたことによって、
その後もこちらでレギュラーメニューとして提供されています!(゚x/)
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魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)
魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(麺)
魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(深川あさり〆めし)
魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(紹介パネル)
2017/09/13 更新
2016/08 訪問
ミキサーにかけたサバに醤油ダレで味付したかのような超ドロドロのサバつけ汁! 鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)
8月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
今回は昼訪問でしたが、このお店に昼に行くのはひさびさですね!
いつもは夜営業の開始時間を狙って訪問していましたので!
さて、8月の限定は鯖(さば)を使った魚介白湯となっています!
サバというと節素材としてラーメンでもよく使われますが、
こちらのサバ白湯がどんな路線で来るのか気になりますね!
なかなか一筋縄ではいかないラーメンを提供するお店ですので!(*゚ー゚)
ということで、「濃厚 鯖のどろつけ麺」がやってまいりました!
つけ汁を見るに、かなりのどろ感に仕上がっているようですね!
味変用にしょうがとみょうがの2種の薬味も用意されています!
◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・ぬおっ、これは強烈などろ感ですね!(=゚ω゚)
これはもうつけ汁と呼んでいいのかどうか迷ってしまうような、
「醤油ダレで味をつけたサバのペースト」そのものという感じです!
まさかここまでのどろ系のつけ汁で来るとは思っていませんでした!
今回のつけ汁はサバの身はもちろん骨も溶け込んでいるようで、
もうサバをひたすら煮込んでペーストにしたような感じです!
そのため、麺をつけようとしても全然つけ汁に沈まないのですよね;
そのままつけ汁の上に麺が乗っかったような感じになります!
でもって、濃度が著しく高いので麺をすするのも大変です!
麺を勢いよくすすってもなかなか麺が上がってこないですからね!
ペースト状のつけ汁ということもあって麺との絡みは非常にいいので、
麺を完全に沈めてつけるのではなく、1/2ぐらいをつければ十分です!
そして中盤からは生姜やみょうがによって変化を加えていきます!
つけ汁の味わいはほんと100%サバと言ってもいいほどなので、
生姜などで好みのさっぱり具合をプラスするといいでしょう!
また、裏技としては早い段階でスープ割りを注文してしまって、
そのスープ割りで濃度を調整するといった方法もありますね!
今回のつけ麺のアイデアのもとは冷や汁あたりにあるのですかね!
青魚のペーストと薬味類といったあたりには共通性がありますし!
ただし、こちらのつけ汁は温かいものとなってはいますし、
味噌は使わないなどいろいろと大きな違いはありますが!
なので、締めはスープ割りで濃度を調整しながら、
ご飯にかけて食べるといった方法もアリでしょうね!(*゚◇゚)
◎トッピング
つけ汁の中には玉ねぎ、白ねぎ、甘夏の皮が入っています!
麺の上にはレアチャーシュー以外にかいわれが乗っているので、
レアチャー以外の具材は全て薬味類と言ってもいい感じですね!
なので、薬味を駆使しつつサバの風味を楽しむつけ麺とも言えます!
甘夏の皮はそのまま丸ごとかじってしまうと少々苦くなるので、
ときどきちょっとずつかじるというのが良さそうに思います!
レアチャーシューは厚めのカットなので非常に食べごたえがあります!
もちろんそのまま食べてもレアチャーらしい旨味が楽しめますが、
つけ汁につけてサバの風味と合わせるとまた違った魅力も出ますね!
◎麺
麺はかなり太めのもっちり感のある太麺となっています!
食べ始めの頃は多少のがっしり感とプリッとした質感も出しつつ、
食べ進めるにつれてもっちり感と風味の良さが立ってくる麺ですね!
麺単体としての主張もけっこう強く持った麺ではあるのですが、
今回はつけ汁の主張が強烈なので、つけ汁優位ではありましたね!
さすがにこのつけ汁以上の主張を見せる麺はあまりなさそうですが!(●・ω・)
今回は途中でつけ汁を飲まずに普通に食べ進めたのですが、
それでも最後はこの状態になってつけ汁がなくなりました!
もはやスープ割りをするかどうか迷うまでもなかったですね!
さすがに麺300gでここまでなるつけ汁はそうそうないと思います!
著しく高い粘度でもない限りはこれほどつけ汁は減らないですしね!
◎まとめ
今回はここ数ヶ月ぐらいのこちらの限定の中では最も攻めた内容で、
それゆえにかなり人を選ぶ要素も含んでいるのは間違いないですね!(`・ω・)+
冒険心の強さという点では初期の魚介白湯の限定を思い起こさせますね!
なので、苦手な人はとことん苦手と感じる内容ではありますが、
逆にハマると何度もリピートするぐらいになる力もありますね!
これだけサバの風味をとことんまで味わえるつけ麺はないですし!
とにもかくにも最後までサバに圧倒されるつけ麺でございました!(゚x/)
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2017/09/13 更新
2016/07 訪問
タコ風味のタレにタコの酢の物でマリネ風の味わいも楽しめる一杯! 冷製タコまぜそば(2016年7月限定)
7月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んでまいりました!(`・ω・´)ゝ
初日である1日に限定を食べに行くのは初かもしれないですね!
いつもはもうちょっと遅めの時期に行くことのほうが多いですし!
今回はラーメンの素材としては非常に珍しい「タコ」なだけに、
これは行かねばタコねばということで急いで行ってまいりました!
初日だから限定目当ての人で開店前から並んでいるかと思ったら、
特に普段と違いもなく、ちょっと拍子抜けしたりもしましたが!
というわけで、「冷製タコまぜそば」がやってまいりました!
しかしこのビジュアル・・・もはや完全に西洋料理の域ですね!
そうでありながら麺の上には大葉、奥にはたこせんがあるなど、
よくよく見ると和洋折衷的な要素もけっこう強かったりしますが!
◎タレ
まずはタレの味わいですが・・・おぉ、これは純粋にタコですね!(●・ω・)
タコそのものの風味って日常ではあまり意識しなかったりしますが、
タコをかみ締めたときに広がる風味を煮詰めたような味になってます!
それでいて白湯らしく、クリーミーなまろやかさもありますね!
ただしどろっと感は控えめで、冷製向けに比較的サラリとしてます!
◎トッピング
トッピングのタコはバジルと塩で風味付けされた完全な洋風仕様で、
麺の上には大葉、粗挽きの黒胡椒、ピーナッツが散らされています!
左下に見えるマッシュルームとしめじのソテーは味付けは軽めですが、
やはり他の具材と同様に西洋の香りを感じさせるものとなっています!
◎全体の味
そしてまぜそばらしく全体をがっつりとまぜ合わせてからいただくと、
タコの旨味の中から大葉や黒胡椒、赤玉ねぎによる風味の変化が顔を出し、
タコの冷製冷やしパスタとでも呼べるような味わいを楽しむことができます!
奥にあるたこせんは砕いて麺と絡めても、途中でそのまま食べても、
たこせんらしく具材のタコをはさんで食べてもどの方法でもいけます!(=゚ω゚)
たこせんという文化はかなり地域が限られるので補足しておきますと、
たこやきをこのせんべいに乗せて食べるのを「たこせん」と言いますが、
それと同様にこのせんべいそのもののことも「たこせん」と呼びます!
ただし原材料にタコは入っておらず、実際は大きめのえびせんなのですが!
さて、タコの旨味を生かしたタレと冷製パスタ的な感覚が楽しめる一杯ですが、
もともとタコってそれほど味が強くないので、タコが主役でありながらも、
「タコの主張が強烈に攻めてくる」タイプではないという側面もあります!
そこに面白い変化をつけてくれるのがこれなのですよね!(*゚ー゚)
◎タコの酢の物
味に変化をつけるためにセットでついてくる「タコの酢の物」です!
まぜそばって後半にお酢をかけて味に変化をつけることが多いですが、
そこに「タコの酢の物」を使ってくるというのはまた面白いですね!
この酢の物をまぜそばにかけてしっかりとまぜてから食べると、
その瞬間は「あっ、完全にタコの酢の物の味だ」となるのですが、
食べ進めるとタコ白湯のタレとこの風味が一つに合わさることで、
タレの持つまろやかさやタコの旨味が逆に際立ってくるのですね!
でもって、タコのマリネ風を思わせる旨さも同時に生まれてきます!
なので、この酢の物をかけてからが本領発揮とも言えるかもです!(*゚◇゚)
◎麺
今回は冷製のまぜそばということで、麺の質感もみずみずしいですね!
もちもち感を強く主張するよりも、プリッと弾けるような感じが強く、
またそれでいて風味も楽しめる、涼しげな印象の麺となっています!
麺単体で強い主張を見せるというより、タレや具材と合わさることで、
夏向けの涼しげな一体感を演出するといった感じの麺になってますね!
◎まとめ
基本の風味においてタコを主軸にした麺料理は非常に珍しいですし、
それほど風味の強い素材ではないタコをどのように生かすかを考え、
和の素材と西洋料理の感覚をミックスした面白いまぜそばでしたね!
タコがどんな風に麺料理になるのかを見せてくれた涼やかな一杯でした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3188.html
2017/09/13 更新
2016/06 訪問
王道の鰹白湯つけ汁にトマトとバジルソースによる斬新さの融合! 濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月限定)
「麺と心 7」に6月(2016年)の魚介白湯の限定を求めて行ってきました!
今回の限定はジェノベーゼソースを使った鰹白湯つけ麺とのことです!
バジルと鰹の組み合わせ・・・これはちょっと不思議な気がしますね!(●・ω・)
でもこちらのお店は以前から洋風要素と魚介を合わせるのが上手いので、
今回のつけ麺もきっといいバランスに仕上げてくれることでしょう!
ということで、「濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT. ~ジェノベーゼ仕立て~」が来ました!
つけ汁にはいかにもこのお店らしい魚介白湯といった感じですが、
麺の上にはカツオのタタキにトマトソースとバジルソースが乗り、
ちょっと他のお店では見られないようなビジュアルとなってます!
◎トッピング
まずはカツオのタタキを食べてみますが・・・おおっと、これは旨いです!(`・ω・)+
何より驚かされるのはカツオのタタキとバジルの相性の良さですね!
一般にカツオのタタキに使われる薬味よりも合ってるとすら思います!
そういえばカツオのタタキは香りの強い薬味を合わせることが多いですし、
そう考えると西洋の香草であるバジルだって合うとは言えるのですよね!
でもその発想はすぐに出てくるようなものではないですし、
それをこうして実際に取り入れてくるのは見事と言えますね!
もしかすると今回のつけ麺でこれが最大の驚きだったかもです!
ちなみにトマトソースと合わせてもけっこう相性はいいですが、
それでもバランスの良さに関してはバジルソースが数段上ですね!
このカツオ+バジルソースは家で食べる際にもオススメかもですね!
◎麺
麺は非常につややかで、やや透明感とハリのある麺となっています!
もちもち感よりもピシッと引き締まった質感を感じさせてくれる麺で、
非常にみずみずしく、清涼感を運んでくれる太麺となっています!
この麺なのですが、バジルソースとだけ食べても十分いけるのですよね!(=゚ω゚)
バジルソースのほうにもちゃんと塩味がつけられていますし、
この2つだけで完成しているのでは思わされてしまうほどです!
「ジェノベーゼソースとカツオのタタキの冷製まぜそば」でも、
そのまま成立してしまうのではないかと思わせてくれます!
トマトソースはトマトの旨味とともに胡椒の刺激なども効いて、
なおかつ具としても楽しめるようにやや粗く崩されています!
◎香味油
そして中盤以降は2つの香味油を麺などにかけて味を変えることができます!
ラー油、わさび、柚子の3つの香味油の中から2つ選べるのですが、
今回はわさびの柚子という香りの良さそうな香味油を選びました!
この2つの中からオススメを挙げるなら自分は柚子のほうですね!
柚子の香りがよりさわやかさを運んで、さらに柚子皮が入っているので、
それが口に飛び込んで来ることでふわっといい香りが広がってきます!
一方のわさびについてはやや辛味が抑えられているような感じで、
それほど強い刺激をプラスしてくれるというわけではないです!
この香味油をカツオのタタキにかけてバジルソースを絡めつつ、
楽しんでみるというのもけっこういいのではないかと思います!
その食べ方が思いついたのはすでにタタキを食べ終わった後でしたが!
◎つけ汁
さて、主役のつけ汁ですが・・・こちらは純粋な鰹白湯ですね!(*゚◇゚)
つけ汁の中には薬味の青ねぎ以外に具材などは入ってません!
バジルソースに香味油といい、驚きが多いこのつけ麺ですが、
つけ汁に関しては特にひねりを入れない王道のものとなってます!
イメージ的には濃厚系の魚介白湯系のつけ麺のつけ汁に近いですが、
動物系が入っていないためコクはありながらも重さやくどさはなく、
濃厚ではありつつもサラリと食べられるのが特徴となっています!
もし麺とこのつけ汁だけだったら超王道の路線とも言える内容ですね!
◎まとめ
このつけ麺が面白いのが、食べ方に正解が存在しないと言いますか、
食べる人ごとに正解を探すようなスタイルになってるのですよね!(*゚ー゚)
麺をつけ汁に完全につけると鰹白湯のつけ汁が優勢になるので、
非常に王道のつけ麺を思わせる風味へと近づくことになりますが、
浅めにつけると麺についたバジルソースや香味油が優勢となるなど、
鰹白湯のつけ汁とのバランスがつけ方次第で大きく変わるのですよね!
基本的には麺の半分ぐらいの深さまでつけるのがオススメですかね!
そうすると鰹白湯の濃厚さとバジルやトマトの風味が両方楽しめます!
そのうえで自分でバランスを変更しつつ食べるのがいいですね!
また、麺の器に残ったスープでスープ割りもできるようになっています!
バジルソースやトマトソースとだけ合わせて麺を食べてもよし、
香味油も自分で選び、それを麺にかけてもつけ汁に入れてもよし、
麺をつけ汁につけるときも自分でバランスを探りながらつけるなど、
これだけ食べ手の側の自由度が高いつけ麺は珍しいと言えますね!
実際にお店で注文した際には自分でいろいろ探りながら食べてみましょう!(゚x/)
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濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)
濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(麺)
濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(香味油:わさび、柚子)
濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(紹介パネル)
2017/09/13 更新
2016/05 訪問
前半は海老の旨味、後半はXO醤の旨味との融合を楽しめる一杯! 濃厚甘海老白湯 ~自家製XO醤餡かけ仕立て~(2016年5月限定)
5月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!(`・ω・´)
今年の5月の魚介白湯の限定テーマは「海老」となっています!
しかも海老は海老でも「甘海老」が使われているとのことです!
甘海老でスープを取ったラーメンってほとんど聞かないですしね!
その「濃厚甘海老白湯 ~自家製XO醤餡かけ仕立て~」がやってきました!
左に見えているのはサイドメニューとして注文したから揚げですね!
表面に浮かぶ大量の海老油に海老ワンタンとレアチャーシュー、
細かくカットされた生玉ねぎに素揚げしたなすに水菜が乗り、
奥には今回のポイントでもある自家製のXO醤が添えられます!
◎スープ
まずはスープですが・・・これは驚くほどに海老一色ですね!(●・ω・)
海老の殻などの持つ香ばしさ、甘海老の身による甘味のある旨さ、
海老の味噌などによるまったりとしたコクがグイグイ攻めて来て、
さらにそこに海老油による海老の香ばしい香りと旨さが広がります!
もはやスープのどこを取っても海老というぐらいに海老一色で、
とにかく海老の旨さをストレートに味わい尽くすことができます!
海老好きであれば確実に満足できるといっていいスープですね!
もちろんここまで海老が強いと多少人を選ぶ面はあるのですが、
クセを感じさせるような要素はできるだけ抑えられているので、
海老が濃厚でありながら意外に間口が広いとも感じさせてくれます!
そして奥に見えるXO醤を溶かすと風味に大きな変化が出てきます!
どうもこのXO醤は干した貝と干し海老の2つがメインとなっているようで、
これが加わることによって海老だけでなく貝系の旨味がスープに広がります!
なので、XO醤をまぜずに食べると海老100%と言えるような旨さが、
まぜて食べると海老と貝の旨味が融合した旨さを楽しめます!
バランスでいうと 海老2:貝1 といった感じになりますね!(=゚ω゚)
このXO醤はそのままでもクオリティの高い調味料となっているので、
スープに溶かすだけでなく、トッピングにつけて食べるのもアリです!
さらにご飯などに少し乗せて食べたりしてもおいしいでしょうね!
貝や海老などの乾物系ならではの濃厚な旨味を楽しむことができます!
◎トッピング
トッピングのレアチャーシューはいつもながらやわらかな質感で、
海老ワンタンにはプリプリとした小ぶりの海老が入っています!
スープだけでなく、トッピングでも海老を楽しませてくれますね!
なすの素揚げは非常にコクがあり、スープともよく合っています!
新玉ねぎは全体の濃厚さをさっぱりと緩和させてくれる感じですね!
◎麺
そして麺ですが・・・今回は麺も非常に力強い仕上がりですね!
ラーメンとしては非常に太く、もっちり感も強い麺なのですが、
それ以上に麺そのものの風味の強さが印象に残る麺となってます!
この麺の色は配合された焙煎全粒粉によるものだそうです!
焙煎されることで香ばしさが増し、全粒粉の小麦の風味とともに
この強いスープに負けないだけの風味の強さを与えてくれます!
そうした麺なので、麺を噛んで味わったときに旨いのですよね!
この麺の強さのおかげで、決してスープ一辺倒にはなってないです!(*゚◇゚)
◎まとめ
XO醤をまぜる前はどこを取っても海老のみというぐらいの濃厚さで、
食べていて海老に飲み込まれてしまうような感覚になるほどでした!
XO醤をまぜることによって生まれる風味の変化も非常に楽しく、
様々な試みを取り入れるこのお店らしい良さが詰まってましたね!
海老好きであれば、一度は体験してみる価値が十分にある一杯でした!(゚x/)
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2017/09/05 更新
2016/04 訪問
フレッシュな鯛と焼いた鯛の風味、その2つの旨さを閉じ込めた一杯! 鯛白湯そば(2016年4月限定)
4月の魚介白湯の限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
4月のテーマは鯛で、名前はシンプルは「鯛白湯そば」となってます!
2月から牡蠣、雲丹(うに)、鯛というふうに続いてきていますが、
テーマとなる素材の流れは昨年と全く同じものとなっていますね!
ただし今年の5月は海老なので、ここで昨年とまた違いが出ます!
ちなみに昨年の5月ははまぐりで、海老は8月に登場しました!
ということで、4月限定の「鯛白湯そば」がやってきました!
これはまた見た目からして、強烈な粘度の高さが伝わってきますね!
◎トッピング
トッピングは鯛つみれ、たけのこ、レアチャーシュー、海苔、ねぎ、
そして手前に見えている緑の野菜は水菜ではなくてわさび菜です!
このビジュアルだけだと、水菜と勘違いしてしまうかもですね!
まず鯛つみれですが、びっくりするほどに鯛そのものですね!(`・ω・´)
ごくほんのりと柚子の香りも上がってくるつみれなのですが、
それ以上に鯛そのものといった風味が上がってくるのが特徴です!
かまぼこを思わせるようなプリンとした食感にはなっておらず、
「ちょっともっちり感のある鯛の身」といった感じになってます!
レアチャーシューはこちらのお店の看板具材とも言える存在で、
ほどよくやわらかい食感とパンチの効いた風味が楽しめます!
そしてたけのこは和風だしでちょうどいい味に炊かれていて、
最後に焼き目をつけて香ばしさを出したものとなっています!
このたけのこがなかなか秀逸で、味付けもちょうどいいですし、
しかもそこそこ大きめなのに硬さがなく非常に食べやすいです!
このたけのこだけを単独で食べたくなる良さがありましたね!
◎スープ
そしてスープですが・・・これはもう「鯛そのもの」ですね!(●・ω・)
スープも表面にかけられた油脂も、どこを取っても完全に鯛です!
もはやそれ以外の言葉はいらないと思えるほどの鯛っぷりです!
フレッシュな鯛の旨味、焼いた鯛の香ばしい旨味、そうしたものを
全部一体化してスープに溶け込ませたような仕上がりになっていて、
それでいてクセを感じさせない食べやすい風味となっています!
鯛の旨味も強烈ですが、スープの粘度もまたそれに負けない強さで、
ドロリとしたスープがこれでもかと麺に絡みながら持ち上がってきます!
そのまま食べて鯛の旨味をひたすらストレートに味わうもよし、
ねぎやわさび菜を絡めることで刺激を加えながら食べるもよし、
後半は卓上の柚子胡椒で香りと辛さをプラスするのもアリです!
◎麺
麺は中太のプリンと弾けるような食感を見せる自家製麺となっています!
この写真を見てもスープの粘度の高さがひしひしと伝わってきますね!
今回のスープは粘度も高く鯛の風味も強烈に主張してきますが、
この麺も風味・食感ともにいい主張を出してきてくれてますね!
いつもの麺以上にプリッと弾ける感触がダイレクトに伝わってきて、
どっしりとしたスープの中でもちゃんと麺の存在感が立っています!
◎から揚げ
今回はサイドメニューとしてから揚げを1個注文しました!
こちらは1個100円ぐらいで注文できるので手軽なのですね!
また最近は中央のあたりに軽く切れ目を入れて出してくれます!
これによってかぶりついて食べるのが以前より楽になっています!
こちらのから揚げは衣がサクサクで肉質もジューシーなのですが、
以前と比べて下味がよりおいしくなり、衣に胡椒などが入ることで、
ピリッとしたアクセントも加わってさらにレベルアップしました!
以前は下味が今と比べてずいぶんと控えめだったのですよね!
でも今は何もつけずに食べてちょうどいい味付けになっています!
◎まとめ
今回はとにかくストレートすぎるほどにストレートな鯛の風味で、
あえて変化球でない剛球を投げ込んできたような旨さでした!
なので、鯛らしさを求めるなら確実に満足できるでしょうね!
どこをどう切り取っても鯛一色といった濃厚ラーメンでした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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2017/09/05 更新
2016/03 訪問
これぞウニというスープと魚介餡を絡めた麺による新機軸のまぜそば! 濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)
3月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
今月の限定はウニを使った「スープまぜそば」とのことです!
しかし「スープまぜそば」とはなかなか斬新な路線ですね!
いったいどういう感じに仕上がっているのか気になります!
ということで、「濃厚雲丹のスープまぜそば」がやってきました!
この横に長い器で提供されたのは今回が初めてですね!
ちょっとそのビジュアルだけで驚いてしまいました!
提供されると、まずは店員さんが食べ方の説明があります!
まずスープだけを飲んでみてウニの風味を味わった後、
魚介餡が絡んだ麺だけを食べてその風味を楽しんでから、
全体をまぜてまぜそばとして食べるという流れのようです!
◎スープ
そこでまずはスープですが・・・これはウニそのものですね!(`・ω・)+
「ウニそのもの」以外にしっくり来る言葉がないというか、
あえてほとんどひねりを入れずにウニの旨さを打ち出していて、
ウニの持つまったりとしたまろやかさと海の香りが一つとなり、
これが麺に絡むとさらに旨いだろうなぁと思わせてくれる味です!
それでいて生臭さが全くないので嫌味に感じる部分は皆無です!
◎魚介餡が絡んだ麺の風味
そして麺の風味ですが・・・こちらは海苔が生きていますね!
緑がかった魚介餡は魚介の旨さも感じることができますが、
それ以上にベースとなっている海苔の風味が効いています!
この魚介餡と麺だけでも十分に一つの料理として完成しています!
◎全体の味
そして全体をまぜ合わせると、2つの個性が一つにまとまります!(●・ω・)
クセを抑えてまろやかに仕上げられたウニのソースの旨さに
魚介餡の海苔の磯の香りが加わることで海らしさが強まります!
また粗挽きの黒胡椒がけっこう多めに加えられていることで、
まろやかさの中にピリリとした刺激も時折顔を出してくれます!
まろやかなソース+黒胡椒の組み合わせはカルボナーラ的でもありますね!
カルボナーラに比べるともうちょっとすっきりとした風味ですが、
まろやかさの中から軽く刺激を出す構成は共通してると言えます!
また、このソースならパスタと合わせても何ら違和感はないでしょうね!
ウニを大量に使いながらもクセがきれいに抑えられていますし、
これは女性も含めてかなり幅広い層に好まれる力があります!
◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、味玉、れんこん、ねぎ、糸唐辛子です!
レアチャーシューはいつもよりも厚切りで食べごたえがあります!
麺と絡めて食べる感じではなく、合間に単独で食べるものですね!
れんこんは優しい味付けがほどよく、食感にアクセントをつけます!
まぜそばってどうしても食感の面では単調になりがちなので、
こうした具材が入っていると最後まで飽きずに食べられますね!(=゚ω゚)
味玉は熱の入り具合が非常に良く、さらにまろやかなソースと
味玉の持つまったりとした風味がいい相性を見せてくれます!
そしてねぎの辛味もまったりとした中でいい刺激を加えます!
食べていると意外とこのねぎが最後まで効いてくるのがわかります!
◎麺
麺は軽く平打ち気味の加水の高いもっちりとした麺となっています!
ただ、まぜそばでよく見る主張の強さを感じさせる麺ではなく、
質感が非常になめらかで、みずみずしさの強い麺ということで、
まずウニと魚介餡の海の香りを麺に乗せて運んできたうえで、
その表面の質感と食感の心地良さで相乗効果を与える感じです!
今回のような上品なまろやかさを持ったソースには非常に合いますね!(*゚ー゚)
◎まとめ
ウニという素材はできるだけ高い濃度で楽しみたくなるものですし、
そういう点ではタレの量がほどよい今回のまぜそばは良かったですね!
昨年の3月もまぜそばにつけ麺と2つのウニ白湯を楽しみましたが、
今年のまぜそばはそれらを超える仕上がりだったと言えそうです!
何より素直にウニそのものの旨さを味わうことができながら、
魚介餡や麺もウニを生かす形での相乗効果を発揮していて、
最初から最後までウニの旨さをひたすら堪能できましたからね!
ウニが好きな人はもちろん、クリーミーなソースのパスタが
好きな人などもこれはかなりオススメと言って良さそうです!
4月は鯛の白湯ということで、こちらもまた楽しみになってきますね!(゚x/)
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2017/09/05 更新
2016/02 訪問
牡蠣の土手鍋を思わせる牡蠣と味噌の濃厚な出会い! 牡蠣白湯(2016年2月限定)
2月の限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んできました!
2月のテーマは牡蠣ということで、牡蠣の魚介白湯となります!
調べてみたところ昨年の2月も牡蠣の白湯となっていますね!
昨年は第1弾も第2弾も基本の形は牡蠣+味噌となってましたが、
今年はどのような形の牡蠣白湯になるのか気になるところです!(*゚ー゚)
◎から揚げ
今回はひさしぶりにサイドメニューのから揚げも注文しました!
サクサクカリカリの衣にジューシーな肉質という旨さはそのままに、
衣に粗挽きの黒胡椒が入ることでピリッとした刺激が出ましたね!
以前のバージョンも良かったですが、今のはさらにいいですね!
しかも真ん中あたりに切れ目が入っているので食べやすいです!
◎スープ
さて、牡蠣白湯のスープですが・・・これは牡蠣がガンガン来ますね!(`・ω・)+
昨年の第2弾に匹敵するか、あるいはそれ以上の牡蠣の強さですね!
そして今年も牡蠣+味噌だれという組み合わせになっています!
牡蠣+味噌というと、牡蠣の土手鍋でも定番の組み合わせですしね!
味噌もきつさはなく、全体のまろやかさを高めるような感じで、
その中から牡蠣の旨味とクリーミーさがグイグイと押し寄せます!
風味はほぼ牡蠣と味噌のみと言っていいぐらいの牡蠣攻めです!
そして途中で店員さんのオススメどおりにミンチを溶かします!
なんとこの奥に見えるミンチも牡蠣でできているみたいです!
牡蠣のミンチが乗るラーメンなんて他ではまず見ないですね!
そうすると・・・今度はピリッとした辛味が立ってきますね!(●・ω・)
牡蠣ミンチそのものもやや辛めの刺激的な味付けとなっており、
さらにその周りに添えられたラー油の風味も全体と絡みます!
面白いことに、それによってちょっと担々麺ぽくなるのですよね!
これはラー油の持つごまの風味と辛味のあるミンチが合わさり、
それとまろやかなスープが合わさるがゆえの効果なのでしょう!
使われている素材だけを見れば決して担々麺ではないのですが、
この「牡蠣の担々麺」的な感覚が出てくるのは面白かったです!
食べ進めるとラー油の主張が薄まるので担々麺ぽさも減退し、
牡蠣白湯と牡蠣ミンチのスパイス感が合わさる感じになります!
どちらかといえば前半のほうが牡蠣をストレートに味わう感じで、
後半はそこに刺激によって変化を加えるような形になっています!
◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、牡蠣ミンチ、小松菜、
ニラ、刻み玉ねぎ、糸唐辛子という構成になっています!
レアチャーシューは写真では1枚しかないように見えますが、
実際は牡蠣ミンチのすぐ下にさらにもう1枚入っています!
レアチャーシューはつい最近レシピが変えられたようで、
以前に比べるとレアっぽさが少し抑えられていますね!
風味については以前のものと大きくは変わっていませんが、
前のものよりも万人受けしやすい風味になった感があります!
自分の場合はどちらかと言えば新しいバージョンが好きですね!(=゚ω゚)
前のがすごく好きだった人は少し物足りなく感じるかもですが!
小松菜はほんのりとした苦味がいいアクセントになってましたね!
ニラや玉ねぎなど主張が強めの野菜が合わせられていますが、
牡蠣もかなり強いのでこれらの野菜を合わせても負けませんね!
◎麺
麺はけっこう太めでプリンとした食感の麺となっています!
このタイプの麺はこのお店では珍しい印象がありますね!
こちらのお店というと平打ちで歯切れの良さが光るタイプの麺や、
強烈にもちもち感を主張する極太麺などがよく登場しますが、
今回の麺はそのどちらとも違ったタイプの特徴がありますしね!
けっこう太いものの極太というほどの太さにはなってないですし、
もちもち感というよりはプリンと軽く弾ける食感となっていて、
味噌系のスープとの相性の良さを感じさせる麺となっていますね!
今回はそのままスープも飲み干すという形で完食しましたが、
締めにご飯を投入して牡蠣味噌雑炊風にするのもアリでしょう!
3月にはウニ白湯が登場するので、もちろんこちらも狙っていきます!(゚x/)
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2017/09/05 更新
2016/01 訪問
ブリの旨味をガッチリ引き出しブリ大根風に仕上げた一杯! 鰤白湯つけ麺 ~鰤タタキ添え~(2016年1月限定)
1月の限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」へと行ってきました!
今月のメニューはブリを使った「鰤白湯つけ麺」とのことです!
しかしながら、率直に言うとブリはけっこう苦手だったりします(;゚ω゚)
ブリの照り焼きなどは食べますし、ブリ大根などもいけますが、
ブリやはまちの刺身や寿司は苦手で特に血合いがダメなのです;
血合いの部分をカットしてしまえば普通に食べられはしますが、
それでも脂の乗りを生かした魚はあまり得意ではないのですよね;
自分にとって数少ない苦手な食べ物が一部のブリ料理なのです;
なので、「鰤白湯」と聞いたときは期待よりも不安が先にきました;
とはいえ、こちらのお店の月別限定は必ず食べに来ていますし、
「このお店なら大丈夫だろう」と信じて足を運んできました!
ということで、その「鰤白湯つけ麺」がやってまいりました!
麺の上はブリのタタキと海苔のみとシンプルになっています!
ブリの持っている個性をダイレクトに生かした路線なのでしょう!
◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・あっ、思ってたよりもこれはいけますよ!(*゚◇゚)
たしかにブリの持っている旨味と個性はガッチリと出ていますが、
ブリの持つ自分の苦手とする要素はこれと言って感じられません!
というのも、ブリだしを生かして少し甘めの醤油ダレを効かせた味わいは
「ぶり大根」がモチーフと思われ、かなり間口の広い味になってるのですよね!
クセの強いブリがつけ麺に合っているのか不安もありましたが、
なるほど「ぶり大根」路線のつけ麺となれば安心ができますね!
◎麺
また、ブリという個性の強いつけ汁に合わせることを考慮してか、
今回の麺は色が濃いめで、小麦の風味が一段と強くなっています!
おそらくは焙煎小麦をいつもより多めに配合しているのでしょう!
そして食感もむっちり感が強く、風味と食感ともに主張が明確で、
前半は表面のハリのある質感が前面に出て、食べ進めるにつれて、
麺そのものの持っているもっちり感がだんだんと際立ってきます!
今回はこの麺が非常においしく、麺単体で食べてもおいしいですし、
つけ汁と合わせてもつけ汁の主張に負けない強さを見せてくれていて、
今回のつけ麺の最大の功労者と言ってもいい役割を見せてましたね!(●・ω・)
麺の風味そのものがいいだけに刻み海苔はなくてもいい感じでした!
◎トッピング
つけ汁の中には「とろみ大根」と名付けられたものが入っています!
大根に小麦粉系の衣をつけたうえでしっかりと炊いたものですかね!
表面はとろりとしていて、噛むと味の染みた大根が中から出てきます!
この大根のおかげで全体の「ぶり大根」らしさも強調されていて、
自分としてはタタキ以上にこちらをもっと食べたかったほどです!
ブリのだしと大根ですから、合わないはずがないものですし、
つけ汁との一体感という点でも素晴らしいものがありましたね!
そしてもう一つのトッピングであるブリのタタキなのですが、
苦手かと思いきや思っていたよりもすんなりといけましたね!
血合いの部分も臭みが抑えられ、ことのほか食べやすかったです!
得意かと言われればさすがにそういうわけではないのですが、
クセを抑えつつブリらしいまったりした風味が生かされていて、
ブリ好きの人であれば確実に満足できる仕上がりとなっています!
また、自分のようにやや苦手な人でもいけるラインに調えられてもいます!(*゚ー゚)
ただ、このつけ麺の中で最も人を選びそうな要素ではありますが!
どうしても苦手そうならタタキだけ外してもらってもいいかもです!
・・・って、普通はブリが苦手な人はこれを注文しませんよね(゚◇゚)
◎まとめ
ブリの白湯というだけでそれなりに人を選ぶつけ麺ではありますが、
その中でやや苦手な人にも十分に納得できる水準に調えてきたのは
「さすがはこのお店だな」と思わせてくれるものがありましたね!
ちなみに残ったつけ汁へのご飯投入やスープ割などもできたのですが、
麺を食べ終わった時点でつけ汁がほぼなかったのでそのまま飲みました!
ブリの強い個性と、ぶり大根の安心感をともに楽しめるつけ麺でした!(゚x/)
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2017/09/03 更新
2015/12 訪問
蟹殻や蟹の身、蟹味噌に蟹オイルと蟹づくしの一杯! 濃厚 蟹そば(2015年12月限定)
12月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
12月は冬らしく「蟹」をテーマにした限定となっています!
これはいかにも濃厚さを感じさせるビジュアルですね!
手前に見える蟹味噌のペーストに奥に見える蟹の身のあんかけ、
そしてどんぶりの外側のあたりには蟹オイルがかかっています!
◎スープ
まずはペーストやあんかけはまぜずにスープを飲んでみます!
その味ですが・・・うん、スープだけで実に濃厚な蟹風味です!(●・ω・)
蟹の殻や身などを中心にした旨味がしっかりと引き出されていて、
さらにどろっとした粘度の高さが濃厚さを強くアピールしてきます!
また、蟹のオイルも蟹の持っている香ばしさをプラスしてくれます!
ただし、動物系の白湯に蟹を合わせるタイプではないので重くはなく、
濃厚さを楽しめながらもさらっと楽しめるのが大きな特徴ですね!
このあたりがこのお店の女性人気の高さの背景にもあるのでしょうね!
そして蟹味噌のペーストは蟹味噌らしい旨味が詰まっています!
それでいてクセは控えめなので人をそこまで選ぶ感じでもないです!
そしてもう一つの蟹あんかけは蟹の身などの旨さが堪能できます!
蟹味噌と蟹の身というそれぞれの個性が一つに味わえるのはいいですね!
それぞれスープに溶かし込むことで蟹の風味を一気に増すのもいいですし、
両方のペーストもあえて軽めにまぜておくという方法もいいでしょうね!
そうするとそれぞれのペーストの多い部分で味の違いが楽しめますし!(=゚ω゚)
今回は試しませんでしたが、卓上の柚子胡椒を加えるのもよさそうです!
◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、ねぎ、かいわれ、ピンクペッパーです!
ピンクペッパーがトッピングされているのは非常に珍しいですね!
香りは胡椒ながらも辛さは控えめで、見た目と香りを演出しています!
レアチャーシューはいつもながらのむっちりとした食感が楽しめます!
◎麺
麺はこのお店らしい焙煎小麦が入った平打ち麺となっています!
前半は歯切れの良さを、後半はプリンとした弾力を楽しめる麺ですが、
今回はいつもよりも弾けるような食感に力点が置かれていた印象です!
粘度の高いスープをたっぷりと身にまといながらも麺の主張も負けず、
お互いが存在感を強く見せることにより相乗効果を発揮しています!
◎締めご飯
そして仕上げにライス(小)を頼んで雑炊風に食べました!
やっぱり蟹を使ったスープはご飯との相性が非常に光りますね!
お店のほうでもオススメしている理由がよくわかるおいしさです!
◎まとめ
今年の蟹白湯は蟹の旨さをとにかくストレートに出すことに力が注がれていて、
蟹味噌、蟹の身、殻などのそれぞれのパーツの旨さも一つ一つ堪能できるなど、
まるで一つの蟹がそのままラーメンになったような旨さが味わうことができます!
蟹が好きであればまず間違いないラーメンと言っていいですね!
これでもかというぐらいに蟹を堪能することができるラーメンでした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-2882.html
2017/08/21 更新
「麺と心 7」に2月の魚介白湯の限定を求めて行ってまいりました!
2月は中旬以降は絶不調で、毎日のように微熱が出ていて、
こちらのお店に行けるかどうかも不確定だったのですよね;
ただなんとか25日に訪問でき、この限定を食べることができました!
25日は関わっていた問題に決着がついて気分が晴れるかと思いきや、
一つ大きな宿題が残ったことで精神状態は最底辺をさまよっていて、
微熱を出しながらため息をつきつつ訪問したのをおぼえています;
せっかく時間を作ってこちらのお店を訪問したにもかかわらず、
まるで世界が終わるかのような表情でつけ麺をすすっているなど、
「そんな表情で食べなくていいだろう」と思わせてしまうような、
そんな状態だったのはお店の人にも申し訳なく思ってしまいます;
提供されたつけ麺に関しては決して何も問題はなかったですからね!
あのときの食べっぷりを思い返すと自分でも苦笑してしまいます(;゚ω゚)
麺の上にアン肝のムースが乗っているのが何より目を引きますね!
このムースは麺に直接つけたうえで食べてもいいですし、
つけ汁の中に溶かし込んだうえで食べてもいいようです!
◎アン肝のムース
そこでムースを直接麺につけて食べると・・・これはいけますね!(*゚◇゚)
後でムースをつけ汁に少し溶かし込んで食べもしましたが、
このムースに関しては単独で麺につけるほうが向いてますね!
何よりアン肝の持っているコクがダイレクトに伝わりますし、
クセが上手く抑えられているのでそのままつけて食べても、
ネガティブさがなく、そのおいしさを素直に楽しめますからね!
◎つけ汁
そしてつけ汁ですが・・・アンコウのちり鍋を連想させてくれますね!(●・ω・)
アンコウのちり鍋に出たおだしをより濃厚にしたような、
そんなアンコウの旨味がつまったつけ汁となっています!
つけ汁の見た目からしてもどう見ても白湯ではなく清湯ですが、
そこは置いておいて、アンコウの持っている旨味をストレートに
堪能するという点ではベストのつけ汁と言っていいでしょうね!
アンコウのスープって口にする機会はあまり多くないですが、
それでもはっきりとアンコウだと伝わるものがありましたしね!
また、油脂を少し多めにすることで味に厚みを持たせてましたね!
こうしたアンコウの身や骨の旨味がしっかりと出たつけ汁なので、
アン肝はちょっと溶かすぐらいならほどよくコクを高めてくれますが、
あまり多く入れてしまうとちょっとアン肝が勝ちそうな気がしますね!
つけ汁にはみつ葉とねぎなどを浮かべることでより香りを立てています!
◎トッピング
アン肝ムース以外のトッピングはレアチャーシュー、海苔、かいわれです!
今回はアン肝ムースにかなりのコストがかかったこともあってか、
他のトッピングに関しては必要最小限になった感じもしますね!(*゚ー゚)
ところで今回はレアチャーはいつもよりも脂の部分が多めでしたね!
これはこちらのお店のレアチャーシューの仕様が変わったのか、
あるいはこのメニュー向けにそうされたのかは少々謎でしたが!
◎麺
麺はやや色が濃いめの平打ち気味のつけ麺用の太麺となっています!
この濃いめの色はおそらくは焙煎小麦を練り込んでいるからでしょう!
焙煎小麦を練り込んだ麺はこのお店ではけっこうよくありますが、
その中でも色が濃く、小麦の香りについても強めになってますね!
これは主張の強いアン肝ムースに負けないようにするためですかね!
そうしたこともあってムースと一緒に食べても麺の香りが明確で、
アン肝の風味一辺倒になってしまわないだけの強さがありますね!(`・ω・´)
麺の食感はこちらのお店らしいプリッとしつつ歯切れのいいもので、
麺の持っているみずみずしさを強く感じられるものとなっています!
◎追いめし
そして最後はもちろん追加メニューの「追いめし」を注文しました!
精神的に落ち込んでいた状態でもこうしたところは逃しません!笑
本来はつけ汁をこちらに少量かけて食べるスタイルなのですが、
つけ汁も全部飲みたかったので、こちらをつけ汁に投入しました!
海苔に梅チップということでお茶漬けっぽくもなるのですが、
梅チップがかなり強く、やや勝ちすぎていた面もありましたね!
梅チップを少し減らして、おかきとかが入っていても良かったかもです!
それでも最後にさっぱりといただくには非常に最適なご飯でしたが!
これまで魚介白湯の月別限定には最低1回は必ず訪問してましたが、
体調という点では今回が最も悪かったのは間違いなかったですね;
ただ、それでも継続記録を途切れさせずに済んでホッとしました!
もちろん3月以降もしっかりと月別限定を追っていこうと思います!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3533.html