46回
2020/01 訪問
白湯そば 880円
我が子が産まれたことを報告すべく、こちらのお店へ行ってきた。先週金曜夜の話だ。
我々夫婦が最もリピートしているお店は拉麺大公@南太田だが、こちらのお店のリピート率もかなり高い。
だって、好みの味で美味しい!って思うんだもの。人の好みや合う合わないあるのは重々承知しているが、私にとって神奈川淡麗系といえばこちらのお店だ。愛しい嫁さんと出会う前から通っている。
今回食べたのは「白湯そば」880円。こちらのお店で私が最も好きなメニュー。
ちゅるんと啜れる自家製麺は柔らかすぎるクタクタ系じゃない。細麺ながらシッカリしているのだ。表面が滑らかで喉越しが良く、噛めばザクっとした食感を楽しめる。
スープは以前の記事にも書いたが足し算の美学。改めて詳細に書くつもりは無いが、複雑な旨味が口の中で混ざり合ってスパークする。上述のシッカリした麺との相性も良い。白湯だが濃すぎずクドくない。食べ終わっても後味を堪能したくなる。
具は2種のチャーシューが美味すぎて笑える。なんだべな、適切な厚みで適度な舌触りっつーか。ご飯を追加注文するのを必死に堪えた。
九条ネギのシャキッとした食感も気持ちが良いし、穂先メンマの丁度良い甘みと柔らかさが心地良い。ネギの上に載った柚子は食中の爽やかな味変アイテム。
うん、やっぱり好みの味で美味しかった!
平日金曜の夜だからか、後客が少し途切れたので店主・樋上さんとお話する時間もあった。樋上さんとこも幼いご子息がいる。夜泣きとかで最初は育児が大変だった話を伺った。寝る時間が削られて半端なく疲れると。
でも、何だかんだ言って赤ちゃんは可愛イイ!ということでお互いの意見が一致した(笑)。
そういえば、この日はこうへい君もいた。こちらのお店で修行再開したらしい。頑張ってね!
ご馳走様。
この日、近所に住む粋な麺友さんご夫妻から素敵なサプライズプレゼントが病院に届いた。お花とバルーンだ。
しかし、愛しい嫁さんの病室は手狭で看護師さん達に申し訳ないので、自宅に持ち帰って我が子のベビーベットに仮置きした。この場を借りて御礼を申し上げたい。
ありがとうございます!
2020/01/19 更新
2019/12 訪問
【限定】鶏油そば ブラックスープ付き 950円
今年も本日で無事に仕事納め。そして、いよいよ13:00から人間ドック。
でもその前に、昨日の夕飯で食べた美味しい限定メニューをご紹介したく。
実は、こちらのお店には先日伺ったばかり。しかも、その際に時候のご挨拶も済ませた。『良いお年を!』ってやつだ。
しかし、愛しい嫁さんが『ホシチュウ(地球の中華そば)の限定メニュー「鶏油そば」が食べたい!』と言う。
こちらのお店は、木曜夜に概ね週替わりで限定メニューをやっている。年内最後の木曜日となった12/26夜営業の限定メニューが「鶏油そば」で、嫁さんは"これ系"に目がないのだ。
ま、いっか、私も食べたいし。
『良いお年を!』を2回言ってもバチはあたるまい。
ってことで、仕事を終えて帰宅後に訪問。クルマはお店近くのドラッグストアに併設されたコインパーキングへ停めた。30分300円だが、食料品をいくつか買ったので駐車料金30分無料サービス。近頃のドラッグストアって食料品が安いのね。
お店には18:30頃の到着で外待ち2名。後客多数。木曜の夜営業もすっかり認知された様だ。10分程で入店して食券を購入。
私も嫁さんも「鶏油そば ブラックスープ付き」950円にした。「チャーシューネギご飯」350円をシェアして貰った。
今回も店主・樋上さんが調理する姿を拝見できるカウンター席へと案内された。その横には・・・、あれ?昔、拉麺大公のスタッフだった方じゃん!?せっかくなので、食後に少しお話させて頂いた。人のつながりや"ご縁"って面白い。
その後、10分程で出来上がってきた。
【限定】「鶏油そば ブラックスープ付き」、鶏油の匂いがふんわり漂う。店主・樋上さんによれば、『(好みの食べ方を)探してみて下さい』とのこと。
とりあえず、混ぜ混ぜして麺を啜ってみる。茹で加減が丁度良く、もっちりした食感が楽しい。普段のレギュラーメニューで使用する麺は細めだけど、この限定用の麺は太めで重量感がある。
鶏油と醤油タレが麺にネットリ絡みつき、具の挽肉やネギも一緒に食べる。見た目はジャンキーだけど、お味の方は濃厚なのに品が良く纏まっている。そのギャップも堪らない。
あーもー!ジタバタしたくなるほど美味い!!
でも、付属のスープはどうすんべ??
嫁さんはつけ麺の様にしてもイケる!と言ってた。
なるほど!と、真似してみる。
少し酸味があるスープは節系の良い香り。爽やかさに加えて何やらスパイシーな感じも。ブラックって胡椒のことかな?
鶏油そば単体でも十分に美味しいが、つけ麺スタイルにすると全く異なるテイストだ。面白い。
最終的にはスープを鶏油そばの器に全投入。ラーメンスタイルだ。これがまた面白い。鶏油と醤油が魚介系と合わさってミックススープ化。勿論、美味しい!
はっ!?
この時点で人間ドックのことを完全に忘れてた・・・。
完飲完食しちゃった・・・。
「チャーシューネギご飯」もしっかり完食だ・・・。
まあ、美味しかったから、いっか!
愛しい嫁さんも大満足だったし、
2回目の『良いお年を!』も恥ずかしがらず言えたし(笑)。
ご馳走様。
っと、そろそろ人間ドックだ。
2019/12/27 更新
2019/12 訪問
海老ワンタン煮玉子白湯そば 1180円
一昨日の夕飯はこちらのお店で。我々夫婦お気に入りのお店だ。
愛しい嫁さんとは3年ほど前にTwitterで知り合った。
てち@武蔵新城で初めて顔を合わせ、私は彼女にヒトメボレ。その翌日、示し合わせて一緒に訪問したのがこちらのお店・地球の中華そば。
正式にお付き合いを開始したのは後日だが、初デートした場所は地球の中華そばと言っても過言ではない。
地球の中華そばで食べた後、地下鉄で帰ろうとする彼女を引き留めて居酒屋へ誘った。OKを貰った時は内心小躍りしたものだ。
そういえば、あの日も水曜の夜だった。地球の中華そばで食べたのが「白湯そば」。
居酒屋は区画整理のため残念ながら閉店してしまったが、その居酒屋で食べたのは「谷中生姜」と「トマト」。
懐かしい。
それから数か月で結婚、新婚旅行は北海道。そして、もうすぐ子供が産まれるとは・・・、
時の流れは速い。
閑話休題。
2019年12月18日(水曜)の夜営業時にこちらのお店を訪問。
お店近くのドラッグストアで買い物があったので、ドラッグストアに併設されたコインパーキングへクルマを停めた。コインパーキングの基本料金は30分300円だが、ドラッグストアで買い物をすると駐車時間30分無料サービス。
お店には19:20頃到着。店内満席で外待ち。10分程で入店することが出来た。
券売機で食券を購入、私は「海老ワンタン煮玉子白湯そば」1180円、愛しい嫁さんは「坦々そば」880円。「チャーシューネギご飯」350円をシェアした。
前回訪問時にリニューアルした塩を食べたので、今回は白湯系と決めていたのだ。スタッフさんに食券を渡し、カウンター席へと座る。
丁度、店主・樋上さんと対面する席だったので、食後に少しお話をすることが出来た。臨月でお腹が大きくなった嫁さんを気遣ってくれたのがとても嬉しい。
「海老ワンタン煮玉子 白湯そば」、待つこと7分程で出来上がってきた。相変わらず美しい見た目だ。
まずは自家製麺から。リフトアップして撮影後、ズルズルっと啜り上げる。
春よ恋などの北海道産小麦100%をブレンドしており風味が良い。また、季節ごとに加水を調整しているらしい。細めのストレートで四角い断面形状。茹で加減も丁度良い。ただ単に柔らかいだけのクタクタ系ではない。低加水のザクザク系とも違う。たおやかで尚且つしっかりしている。
スープは複雑な旨みが渾然一体となって舌の付け根を刺激する。
シンプルな「引き算」のスープとは真逆のアプローチ。「足し算」だ。
ベースの白湯スープは阿波尾鶏のガラを主体にして、牛骨、豚骨、香味野菜、節系を混ぜている。それを強火で炊き出すのだから、旨みが凄いことになるのは必定。そこへ塩ダレと醤油ダレをブレンドして合わせているのだが、そのタレも凄い。
塩ダレは蛤に牡蠣、節系や香味野菜、3種類の塩をブレンド。
醤油ダレは蛤や豚肉、茸ダシ、醤油は生醤油や白醤油など6種類をブレンド。更に赤ワインだ。
具のチャーシューは豚肩ロースを使用。部位によって調理方法を変えている。脂身を煮豚、赤身は吊るし焼きだ。肉質は上等で臭みやクドさなど微塵も感じない。高品質なのは九条ネギも然り。その風味とネギの上に載せられた柚子が程良いアクセントになっている。海老ワンタンと味玉は嫁さんとシェアした。
その嫁さん、サイドメニューの「チャーシューネギご飯」が相当気に入ったとのこと。上記の上等なチャーシューが角切りにされて沢山入っている。ご飯も美味しい。これで350円はお得だ。小さいサイズは300円だが、お腹に余裕があるならば通常サイズ350円をオススメする。
こちらのお店のメニューは全部制覇したけれど、私はやっぱりこの白湯が大好きだ。好みの味で美味しいと感じる。初デートで食べた思い出の味だ。
こちらのお店の味が口に合わなかった方は「足し算」よりも「引き算」が好きなのかもしれない。「引き算」ってのは、例えば鶏と水だけとか昔ながらの中華そばとかシンプルな構成を指す。
どっちが良い悪いじゃなくて好みの問題。「引き算」には「引き算」の良さがあり、「足し算」には「足し算」の良さがある。私はどっちも好きなバイセクシャル(笑)。中途半端なのは食べたくないけど。
これだけ「足し算」しているので、その原価を考えると1180円はむしろ安いかもしれない。でも、それこそ価値観の違いで評価がわかれるだろう。端的に言えば「足し算」の付加価値を認めるか否かだ。
なーんてな。
本音を言えば、「足し算」とか「引き算」とか蘊蓄なんてどうでもいい。我々夫婦はこちらのお店の味が好きだ。シャイだけど実は心優しい店主さんも好きだ。それでイイと思う。我々夫婦がこちらのお店へ通い続ける理由としては充分だ。
ご馳走様。
付記;
こちらのお店、年内の最終営業は12/28(土曜)。12/29(日曜)には特別営業として年末恒例のTAGイベントが開催される。人気店とのコラボレーションだ。参加するのは、秋もと@市ヶ尾、でこ@武蔵小杉、うまいヨゆうちゃんラーメン@大和とのこと。開店前から大行列が予想される。
愛しい嫁さんは臨月なので大行列に並ぶのは厳しい。店主・樋上さんにはその旨お伝えして来た。次にこちらのお店へ訪問するのは年明け出産後、落ち着いてから。
2019/12/20 更新
2019/10 訪問
塩そば 880円 ※2019年10月23日リニューアル
こちらのお店の看板メニューである「塩そば」が5周年を機にリニューアルされた。2019年10月23日以降は新しい「塩そば」が提供されている。
ってことで、早速食べてきた。
昨日は台風の様な暴風雨だったので、愛しい嫁さんの職場近くまでクルマで迎えに行った。その足でこちらのお店へ。薬局に用事があったのでクルマはお店近くのドラッグストアに併設されたコインパーキングへ停めた。駐車料金は基本30分300円だが、薬局で高額な医薬品を購入したので駐車料金60分無料サービス。
こちらのお店の昼営業は15:00までだが、14:30過ぎの入店だったせいか先客1名と空いていた。服装からして近隣にお勤めの方っぽい。後客はご夫婦と思しき2名。
券売機で食券を購入してスタッフさんに渡す。私は「塩そば」880円と「チャーシューネギご飯」350円。嫁さんは「担々そば」950円と「ご飯(小)」100円。
テーブル席に案内されて待つ。そういやこのテーブルも新しくしたんだっけか。空いていたせいか5分とかからず提供となった。
新しい「塩そば」、まず見た目からして全く違う。スープの色合いが濃くなっており、アラレが無くなった。カイワレも無くなり代わりに青菜と刻みネギ。チャーシューの上には何やら赤いものが載せてある。
麺をリフトアップして撮影後、ズルズルっと啜ってみた。この自家製麺は変えていないのかな?細麺だがクタ系では無くしっかりしなやかで小麦の風味を感じる。スープとの絡みも良い。
そのスープは間違いなくドラスティックに変わった。クルマで例えるならばマイナーチェンジではなくフルモデルチェンジだ。明らかにコクが増している。これは動物系の旨み成分によるものか?塩たれも変えたのかな?
リニューアル前のスープが美味しくないってことではない。同じ塩ながらベクトルが異なるのだ。端的に言うとリニューアル前がアッサリ系とすれば、リニューアル後はコッテリ系になった様な感じ。但し、コッテリと言っても淡麗系の範囲内での話だ。
リニューアル前のスープがアッサリすぎて好みでは無かったという方に是非試して貰いたい。試す価値があると思う。勿論、リニューアル前のスープが好みだった方にも。
さて具材で気になるのはチャーシュー上に載せられた赤いものだ。その赤い部分だけレンゲで掬って飲んでみた。ん?ちょい辛い?辣油かな??見た目にも味的にもアクセント。リニューアル前のカイワレに相当する役割を担っていると思う。
チャーシューと穂先メンマは変更無しかな。変わらず美味しい。
どこがどう新しくなったのか?もっと具体的に分析できれば良いのだが、私の舌なんぞこの程度だ(笑)。でも、新「塩そば」が私好みだったことは間違いない。美味しかった。
ご馳走様。
先日の5周年祭に来れなかった嫁さんが樋上さんと会話する時間もあって良かった。例の件もようやく報告することが出来たし、樋上さんの笑顔が見れて嬉しかった。ありがとうございます。
2019/10/26 更新
2019/10 訪問
【5周年限定】信州フランス鴨そば 1200円 / 味噌茶碗カレー 350円
今日はこちらのお店で5周年限定メニューを食べてきた。10/20で5周年だが、日曜は定休日なので本日10/22に周年祭としての限定営業を実施したのだ。
本日食べたのは、
【5周年限定】信州フランス鴨そば 1200円 / 味噌茶碗カレー 350円
だ。
麺は、支那そばや御用達粉「春よ来い」石臼引き粉を使用。平打ちで中太、ちゅるんとした食感が心地良かった。
スープは天国屋@町田からのご厚意という「信州フランス鴨」を水だけで炊いたとのこと。白醤油と濃口醤油を選べるのだが、私は濃口醤油すなわち「黒」にした。その黒い色からして醤油が立っているかと思いきや、鴨の旨みが優しく胃に染み入るようだった。
具のチャーシューは武末東京premium店主さん謹製の「牛のチャーシュー」。柔らかくそれでいて肉感を伴った贅沢な2種の部位。
サイドメニューとして「焼き味噌カレー」も。拉麺大公の店主・葉山さん考案のスパイシーな茶碗カレーだ。その手腕は間違いなかろう。
めでたいことなので、うだうだと長く書くつもりはない。なるべく簡潔に。美味しかった!それ以外の言葉が見つからない。
つか、いつも以上に並びが凄かった。昼営業の開店1時間前に到着するも既に20人以上の行列。小雨が降る中、どんどん行列は長くなっていった。麺友さん達や顔見知りもいたが、知らない人も沢山。こちらのお店の人気っぷりが伺える。
店内には有名店の店主さん達が多数。実名は伏せるが皆さん一国一城の主、凄い存在感だ。こうへい君もいたぞ。
尚、これを機にレギュラーメニューの核である「塩そば」をリニューアルするとのこと。そちらもいずれ食べに伺わねば。
ご馳走様。
今回、愛しい嫁さんは風邪気味なので自宅待機。諸事情により体調を崩せず、樋上さんには恐縮だが大事をとって周年祭への参加を見送った。私と同様に嫁さんも地球の中華そばオープン当初から通うファンだ。周年を祝う気持ちは同じだ。
改めまして、5周年おめでとうございます。
【5周年限定】信州フランス鴨そば(黒) 味噌茶碗カレー
【5周年限定】信州フランス鴨そば(黒)
【5周年限定】信州フランス鴨そば(黒) 麺リフトアップ
左側:本日のメニュー 右上:店舗外観 右下:開店前の行列
2019/10/22 更新
2019/09 訪問
白湯そば 830円 / チャーシューネギご飯 300円
平日の夕飯はもっぱら愛しい嫁さんの美味しい手料理を楽しんでいるが、たまには外食することもある。それは諸事情により水曜夜が多い。今週の水曜夜は久しぶりにこちらのお店へ行ってきた。
まずは、お店の近くにあるドラッグストアの駐車場へクルマを停めて買い物。ドラッグストアで何か買えば駐車料金30分無料サービスを受けられる。この日はちょっとお高いクスリを買ったので1時間無料サービスをゲットした。薬剤師がいないと買えないお高いクスリ。歳を取ると色々あるのだ。
上記のドラッグストアからこちらのお店までは歩いて1分もかからない。19時半前くらいで店内満席だったが、さほど待たずに入店することが出来た。
尚、店頭の立て看板が新しくなっており、お客様へのお願い事項が記載されていた。代表者待ち禁止や行列時の並び方等だ。有名店になると一見客も増えるから、中にはマナーが悪い客も来店するんだべな。そういう意味では、店側が明確にルールを示した方が客同士の諍いが起こらず済むかもしれない。詳しくは写真を掲載するので参照されたし。
券売機で食券を購入、私は「白湯そば」830円と「チャーシューネギご飯」300円にした。愛しい嫁さんは「海老ワンタン醤油そば」1080円。食券をスタッフさんに渡してテーブル席へと座る。
厨房と向かい合う様にしたI字型のカウンター席が6席と4人掛けのテーブル席で構成されており、そんなに広くはないが落ち着いた雰囲気なので居心地が良い。お冷はスタッフさんが用意してくれる。食券を渡してから5分ちょっとで出来上がってきた。
先に出てきたのが「チャーシューネギご飯」。このサイドメニュー、お腹に余裕あれば是非お試し頂きたい。味付けっていうか塩加減が絶妙でめっちゃ美味い。チャーシューの角切りもゴロゴロ沢山入っていてお得感もある。
そして「白湯そば」、今回は追加トッピングをしていないのでシンプル。全体的に茶色いので、九条ネギの緑色と柚子の黄色がアクセントになっている。
麺をリフトアップして撮影後、そのまま啜ってみる。ん!茹で加減が丁度良くて喉越しも良い。お店側の蘊蓄をそのまま書くと『切り歯18番で中細ストレート』。勿論、自家製麺だ。四角い断面形状で噛めばプツっとした食感を楽しめる。そして、たおやかな感じながらクタクタではない。
上述の麺に合わさるスープは足し算の美学ってやつだ。タレは塩と醤油をブレンドしているし、ベースは地鶏と牛と豚で炊きだしている。そこへ煮干し等の魚介もブレンド。きっと蘊蓄には書いていない隠し味ってやつもあるんだべな。
鶏と水だけのシンプルなスープなどとは対極的な複雑さだけど、その複雑さ故にとても奥深い味わいに仕上がっている。スープ表面は乳化でややペタっとしており麺に良く絡む。レンゲですくって口の中へ注ぎ入れ、舌で転がしてみればサラリとした食感。
あ~もう~、濃厚なんだけどグイグイ飲めちゃう!
いや、飲んじゃう!美味い!
具のチャーシューも好みだ。まず、厚みが丁度良い。薄すぎず厚すぎずだ。味付けは控えめで素材の旨みを活かした感じ。とはいえ、上述の絶品な白湯スープも相まって肉を噛み切る度に舌の付け根からヨダレが出てくる。
たんまり盛られた九条ネギのシャキシャキ感も堪らない。柚子は爽やかな味変アイテムだが全体の調和を崩すわけではなく、予定調和というか。この「白湯そば」丸ごと一杯としても言えることだが、とても良くまとまっているのだ。そして、追加トッピングをするなら「海老ワンタン」250円がオススメだ。濃厚なスープと良く合う。
白湯系なので一般的には塩や醤油よりも好みがわかれるかもしれないが、私は依然として大好きなメニューだ。そんな好みの問題は置いといて客観的にみても完成度が高いことは間違いない。
そういえば、木曜の夜営業限定で提供している「坦々つけそば」は9月末で提供終了するかもとのこと。気になる方はお急ぎあれ。木曜夜営業の客足が伸びたのか?等々を聞いてみたかったが、我々の後から立て続けに来客があったので店主・樋上さんも忙しそうだった。話しかけるのは控えた。また今度、空いてそうな時間を狙って伺いたいと思う。
ご馳走様。
付記;
本記事を書くにあたって、「白湯そば」いつ食べて以来だっけなー?と思って調べてみたら、今年の4月24日に食べていた。その前は1月3日に更新した今年最初の食べログ記事。何の気なしにコメント欄を覗いてみたら、敬愛する波乗りマイレビュア様からの時候のご挨拶が目に飛び込んできた。そういえば、こちらのお店に行ってみたいと何度か仰っておられた。あの御方の体調が良かったならば4月24日の記事にコメントを頂戴したに違いないし、ご存命であれば本記事にもコメントを頂戴したに違いない。
ホシチュウの「白湯そば」、レイドバック様にも食べて頂きたかった。
2019/09/20 更新
2019/07 訪問
担々そば 900円
こちらのお店、2019年7月から木曜も夜営業を開始した。時間は18:00〜21:00だ。併せて定休日も日曜と月曜に変更となった。月曜は祝日でもお休み。訪問を計画されている方は注意されたし。
木曜に夜営業を開始したことは未だ認知度が低いらしく、来客も少なめだそうな。木曜の夜限定で「担々つけそば」1000円をやっても全然出ないと店主の樋上さんが嘆いていた。この限定、仕込みができればなので(仕込みが結構大変とのこと)必ずやるとは限らないが、興味が沸いた方は木曜の夜営業開始前にお店の公式Twitterを確認されたし。
我々夫婦は昨日の夜、すなわち金曜の夜に訪問した。上記の限定狙いではなく久々にレギュラーメニューの「担々そば」を食べたくなったのだ。
仕事を終えて帰宅後、クルマで出動。一番近いコインパーキングが満車だったので、横浜文化体育館近くのパーキングメーターへクルマを停めた。お店まで徒歩5分弱。
18時20分頃の入店で八割ほどの客入り。券売機で食券を購入、ちょうどカウンター席へ座ることが出来た。
厨房と対面するI字型カウンター席とその後ろに4人掛けテーブル席があり、厨房内には樋上さんと男性スタッフ1名、接客の女性スタッフ1名という体制。若いスタッフはイケメン&美人さんだ。顔で採用しているのか?いや、イマドキだけど接客も礼儀もちゃんとしている。
私も愛しい嫁さんも「担々そば」900円に「海老ワンタン」250円をトッピング。私は更に「ご飯」150円も付けた。
ちょうど先客分を調理している途中だったので、提供まで10分ほどの時間を要したのは仕方あるまい。その間、冒頭記した様に樋上さんと少しお話することが出来たので待つのは苦では無かった。
「担々そば」、調べたら昨年4月以来だった。見た目こそ四川系のそれと似ているが、食べたら違うんだよね。
久々だったので、少々ビビりつつレンゲでスープをすくって飲む。辛いかな・・・?うん、この辛さならイケる!
私自身の辛さ耐性がレベルアップしたせいか、比較的マイルドな辛さと痺れに感じる。辛すぎても痺れすぎても楽しめないが、これなら私にとって丁度良い。また、酸味も穏やかなように感じた。自家製の芝麻醤と辣油の配合が絶妙で、ベースのポタっとしてコクがある白湯スープを活かしつつ程良く辛い。すなわち、旨みと辛さが両立されている感じ。
ちなみに、もっと辛さが欲しい方の為にトッピング「大辛」50円も券売機に設定されている。自信がある方はお試しあれ。
麺は切り歯18番で中細ストレートの固め(お店の蘊蓄そのまま書いてみた)。何がイイかというと、柔らかすぎないところ。たおやかなで滑らかな喉越しを感じさせつつ、スープとの絡みも良い。
追加した「海老ワンタン」、海老プリ感が恋しい気もするけど、今の中身の方がバランスが取れている気もする。ピロピロで柔らかい皮と良く合う。それと、山積みにされた挽肉が思いのほか沢山あって嬉しくなった。「ご飯」に挽肉を載せてスープをかけて食べると、これまた美味いんだよね~。九条ネギもイイ感じでアクセントのシャキシャキ感を演出している。
総じて好みの味であり美味しかった。完飲完食。
っていうか、冒頭記した木曜夜限定の「担々つけそば」も気になる。麺は当然ながら変えているようだが、つけ汁は上記の「担々そば」スープをベースに酸味を強くしているのか?それとも??食べてみたい。
ご馳走様。
担々そば(海老ワンタンを追加トッピング)、ご飯
担々そば(海老ワンタンを追加トッピング)
担々そば(海老ワンタンを追加トッピング) 麺リフトアップ
店舗外観
木曜日も夜営業やってます!!(2019年7月から)
文化体育館近くのパーキングメーター(お店まで徒歩5分くらい) 60分300円
2019/07/20 更新
2019/05 訪問
醤油そば 830円 / チャーシューネギご飯 300円
一昨日の夕飯はこちらのお店で。ド平日の水曜日だが、私も嫁さんも疲れていたので買い物ついでに外食すっかってことで。
ウチから歩いて20分程なので、近所とは言えないが徒歩圏内。でも、大抵はクルマで行っちゃう(笑)。この日はお店近くのドラッグストアで買い物があったので、そちらに併設されたコインパーキングへ停めた。駐車料金は30分300円と割高だが、ドラッグストアで買い物したので30分無料サービス。
お店には19時前の到着で店内満席。外待ちは無かったので、入口付近に設置されたベンチへ座って待つ。タイミング良く5分程で入店できた。厨房内には店主の樋上さん、接客担当の女性店員さんの2名体制。
券売機で食券を購入して店員さんへ渡す。私は「醤油そば」830円と「チャーシューネギご飯」300円、愛しい嫁さんは「担々そば」900円に「海老ワンタン」250円を追加トッピング。
なかなか気が利きそうな店員さんで、1卓だけある4人掛けのテーブル席へと案内された。やはり、平日このぐらいの時間ならば空いてて狙い目だ。
先日、プチ改装したとのことだったが、テーブル席の床だろうか?全体的な構成や雰囲気に変化は無く、居心地が良いのも変わらず。
その後、5分ちょっとで出来上がってきた。
「醤油そば」、その美しい見た目は以前食べた時よりも黒っぽさが増したような気がする。この記事を執筆するにあたって前々回に食べた「海老ワンタン煮玉子 醤油そば」の写真と見比べてみたのだが、ほんの僅かだが黒かった。画像分析ソフトで数値化したら数LSBの違いでしかないが。
味わいとしては、ほんの僅かだが出汁よりも醤油が引き立っている様に感じられた。ブレなのか?いや、季節や気候等を考慮して意図的に配合を変えたのかもしれない。深い見識をお持ちの皆様から『駄舌が何を言うか!』と叱られそうだが、直感的にそう感じたので正直に書こうと思う。
前々回と比べてどっちが好きか?と問われれば、どっちも好きだ。そもそも私は、この「醤油そば」の基本的な構成が好みなんだと思う。所謂、足し算のスープってやつで、構成要素は蛤・豚肉・茸・醤油6種類(生醤油、濃口醤油、再仕込醤油、白醤等)、赤ワイン。うんちくを書きたい訳じゃなく、紹介したかっただけ。素直に好みで美味しいと思えるからこそだ。
ちなみに、私よりも舌が肥えた愛しい嫁さんは「担々そば」を食べて『酸味が増した気がする』と言っていた。やはり、意図的に配合を変えているのでは?
なんてな。樋上さんに直接聞いた訳じゃないから憶測にしか過ぎない。でも、好みの味ならばこそ憶測するのも楽しいものだ。
四角い断面形状の中細ストレート麺は、見た目たおやかな印象ながら意外としっかりしている。上述のスープとの相性も良好だ。懐の深い自家製麺なんだべな。
具はネギがめっちゃイイ感じ。このネギの存在によってスープの醤油感が更に引き立つ。ネギ増ししたいくらいだ。そして2枚入ったチャーシューは、過度な味付けではなく素材重視で柔らか過ぎず肉感を備えた逸品。メンマは硬過ぎず柔らか過ぎず、味付けもスープを邪魔しない感じ。
海苔は風味が良くて、そのまま食べるも良しスープに浸すも良しだ。「チャーシューネギご飯」と一緒に食べるのも一興。ゴロゴロと沢山入った角切りチャーシューとご飯を海苔で巻いて食べるのだ。そりゃ美味いに決まってるじゃないか。
総じて言うと、納得の美味しさだった。こちらのお店では白湯系メニューを好んで食すけれど、清湯系ならばやはり醤油が好みだ。前々回の記事でも書いたけど、こちらのお店の塩を食べてみて好みに合わなかった方は是非醤油を食べてみて欲しい。つか、自分こそ次回は久しぶりに塩を食べてみようか?悩む。
ご馳走様。
余談だが、明後日のダービーも買うか買うまいか悩んでいる。サートゥルナーリアがルメールから乗り替わりでどうなるか?だが、あとはヴェロックスとダノンキングリーで決まっちゃいそうな。そしたら、3連単で買っても大したつかない気がするし。日曜は久しぶりにハマスタへ行くので、馬券は買わずベイの応援に注力した方が楽しめるかしら。
2019/05/24 更新
2019/04 訪問
白湯そば 830円
先日、出張帰りに新横浜で新幹線から地下鉄へ乗り換えて阪東橋駅から公園沿いを歩いて帰宅途中、愛犬の散歩をしていた愛しい嫁さんとバッタリ遭遇。
そのまま散歩に加わり公園の周囲を一回りして帰ろうと思ったら、今度は近所に住む麺友さんご夫妻とバッタリ遭遇。犬よりも人が大好きな愛犬は、麺友さんご夫妻に尻尾ブンブン振ってた(笑)。まあ、犬どころか人をも魅了してしまう素敵なご夫妻だから仕方ない。
更に、愛犬の散歩を終えて長者町にあるこちらのお店へ夕食を食べに行ったら、大公@南太田で葉山さんの右腕を務める方が厨房にいて驚いた。この日はホシチュウへお手伝いに来ていたそうな。笑顔が素敵な方だ。
なんつーか、偶然っていうか縁っていうか、そういうのを感じて嬉しかった。
閑話休題。
前回訪問時は「海老ワンタン煮玉子 醤油そば」を食べたので、今回は「白湯そば」830円にしてみた。白湯系は昨年末に食べて以来かな。それと「ご飯」150円。嫁さんは「海老香る塩つけそば(海老ワンタン入り)」1200円。券売機で食券を購入してスタッフさんに渡す。
19時過ぎの訪問で先客数名と空いていた。やはり平日夜なら並ばずにイケる。すぐにカウンター席へと座ることが出来たし、嫁さんが店主の樋上さんや冒頭記した葉山さんの右腕さんとお話する時間もあった。シャイで口下手な私は嫁さんの横で相槌を打ちながら話を聞いていただけだが、とても貴重な情報をゲットすることが出来た。GWの帰省土産はお酒ではなくスイーツにしよう。
そんなこんなで楽しかったせいか、さほど待った感もなく「白湯そば」が出来上がってきた。
スープを啜ってみて改めて思ったけれど、旨みに円みを感じるっていうか。私の駄目舌では解読不可能なので抽象的にしか表現できないんだげっちょ、鶏さんと豚さんがいて、そこへ牛さんもいることで独特の味わいなんだよね。そして、こういう動物系が主体のスープなのに、しつこくなくて胃に持たれないのが中年オヤジには嬉しい。全体的に丁度良い塩梅、これで無化調って凄いことだと思う。柚子で味変すると爽やかになるのも面白い。
自家製の平打ち中細ストレート麺は、たおやかな感じながら芯があってクタらない。表面がつるりと滑らかで喉越しが良く、スープとの絡みも良い。具は2種の豚チャーシューが秀逸なのは言うに及ばずだが、ネギもまたイイんだよね~。シャキシャキした食感と風味がアクセントになっている。
「ご飯」にチャーシューを載せてスープをかけて完飲完食。この白湯スープは白飯にもバッチリ合う。こうやって記事を書きながら思い出してヨダレが出ちゃう。
うん、やっぱし好みの味で美味しい。私的には清湯系もイケるけど、どっちかと言えば白湯系の方が好きかな。こちらのお店の塩そばなど清湯系が物足りなく感じた方は、是非白湯を食べてみて欲しいと思う。
ウチから徒歩圏内なので、食べログ始める前からずっと定期的に通っているけど未だに飽きない。こういうお店が近くにあること、これもまた縁ってやつかな。人との出逢いがそうであるように。
ご馳走様。
2019/04/26 更新
2019/03 訪問
海老ワンタン煮玉子 醤油そば 1100円
あの震災から8年。気の利いたことでも記事に出来ればとも思うが、自分にその技量は無い。せめて黙とうを捧げようと思う。
こないだの土曜日、お昼はこちらのお店へ行ってきた。こちらのお店の醤油を食べたかったのだ。愛しい嫁さんも外したくない気分だったとのこと。
開店30分前の到着で先客2名。クルマはお店近くのドラッグストアに併設されたコインパーキングへ停めた。30分300円と割高な料金設定だが、ドラッグストアで買い物をすれば30分無料サービス。この日は愛犬のご飯を買った。ウチのはシーズー♀なのだが、好みがハッキリしている。魚系やオーガニック系は全く食べない。肉食だ。それも上等なやつしか食べない(苦笑)。
冒頭、震災の話題に触れたが、被災地でペットが担う役割って結構重要だと聞く。正直、自分が犬を飼うことになるとは思ってもいなかったが、いざ飼ってみれば愛着が湧くものでついつい甘やかしてしまう。もはや、我が家の大切な一員であり、犬や猫などのペットは人の精神を癒すというのは本当だとも思う。
閑話休題。
開店後、券売機で食券を購入。私は「海老ワンタン煮玉子 醤油そば」1100円にした。トッピングが沢山付いており、こちらのお店で最も高いメニューだ。それと「チャーシューネギご飯」300円。嫁さんは「坦々そば」900円に「海老ワンタン」250円をトッピング。食券を渡してしばし待ち。10分ちょっとで出来上がってきた。
「海老ワンタン煮玉子 醤油そば」、見た目からして美しい。まずは麺をリフトアップしてみたが、その麺も美しい。思わず、そのまま麺を啜る。四角い形状の中細ストレートでちゅるりとしている。たおやかな印象だが、クタクタ系ではなく意外としっかりした感じ。尚且つ滑らかで喉越しが良い。
こちらのお店はスープによって使う麺を変えており、「塩そば」は「醤油そば」よっか細くてしなやかな感じ。他の方のレビュー記事を読んでみると麺の好みがわかれそう。「塩そば」の麺が好みと合わない場合、「醤油そば」を食べてみて欲しいと思う。お!?と思うはずだ。
複雑な旨みが溢れる清湯スープは豚と魚介と乾物を使っており、更に6種類の醤油に赤ワインだ。もう、私の駄舌では具材の判別が出来ない。でも、これだけは言える。美味い。深いコクがあってバランスも絶妙なのだ。醤油を感じさせつつダシの存在も味わえる。油分も丁度良く、飲み口が軽いのでグイグイ飲んでしまう。
具は海老ワンタンが以前と変わったかな?海老の風味がやや控えめになって、その分ジューシーな肉汁が増えた印象。私は以前の海老感を押し出した感じの方が好きだけど、肉汁を好む人も多かろう。
チャーシューや煮玉子が秀逸なのは言うに及ばず、メンマも海苔も上等なやつだ。そして、ネギもイイんだよね。上述の絶品な醤油と良く合う。
麺も具も食べてしまってから、おもむろに丼を持ち上げて残されたスープを飲み干す。完飲完食。
あ、、やっちまった。。今年は体調管理のため完飲しないよう心掛けていたのだが。でも、美味しいスープだったからきっとカロリーゼロで塩分ゼロに違いない。
嫁さんも「坦々そば」を食べて満足していたので良かった。「坦々そば」は少し酸味が増したとのことで、より嫁さん好みになっていたようだ。
食後、店主の樋上さんと少しお話をすることが出来た。3/19~3/26は店舗改装工事のため休業で、その間は福井県のイベントに大公@南太田の葉山さんと一緒に参加するとのこと。訪問を計画されている方は注意されたし。
ご馳走様。
付記;
書き終えて気付いたのだが、レビュー記事のログ件数がちょうど500だった。私は好きなお店に通う傾向があるため行ったお店の軒数は377と少ないが、レビュー記事ログ件数500はキリがいい。好きなお店で良かった。
2019/03/11 更新
2019/02 訪問
【こうへいらーめん THE FINAL】厳選素材のかけそば(醤油) 700円
昨日のお昼、1軒目はこちらのお店で。『地球の中華そば』ではなく、『こうへいらーめん』としての最終営業。これまで『こうへいらーめん』は現役高校生のこうへい君が作るラーメンとして通常利用外での評価としてきたが、最後はきちんと評価対象に。そう思うくらい美味しかったし、こいへい君が頑張った1年半に敬意を表したい。
今回、愛しい嫁さんは都合により別行動。激しい行列が予想されたので、ポールポジションをゲットすべく開店時間の2時間前くらいに行ってみたのだが、既に先客が並んでいた。驚きだ。
雪が降りしきる中、行列がどんどん伸びていく。そうこうしているうちにTV取材も始まった。テレ朝らしい。色々な意味で大フィーバーだ(笑)。
開店時間は本来11:30だが、並びが凄いこともあってか15分ほど早くオープンとなった。この時点で60人以上並んでいたと思う。麺友さん達もいたので、食後にご挨拶した。
さて、FINALのメニューは基本的に「厳選素材のかけそば(醤油)」700円のみ。サイドメニューやトッピングはあったが、「海老ワンタン(別皿での提供)」だけ付けた。こうへい君が麺あげ、樋上さんが助手って構図はこれで最後なのかな。しみじみ眺めていたら出来上がってきた。
「厳選素材のかけそば(醤油)」、かけそばだけあって見た目はシンプルだが琥珀色のスープが美しく輝いて見えるのは気のせいではあるまい。美味しい料理が放つ特有の何かを感じる。
んでもって、スープを啜ってみて思わず『うめぇ~』と呟いていまった。隣に嫁さんがいれば合いの手が入っただろうけど、一人だとキモイ中年オヤジの独り言でしかない。つーか、マジで鶏の旨みが凄いことになってたのだ。鶏がグイグイくる感じ。スープのベースは比内地鶏と青森シャモロックで丸鶏とガラを使用とのこと。魚介系は国産蛤を使っているらしく、後からジワリジワリと舌に染みてきた。これに合わさる醤油ダレとその配合も素晴らしい。醤油ダレは『地球の中華そば』で通常使っているモノだろうか?だとしたら、次回の『地球の中華そば』通常営業時には醤油を食べてみねばなんね。
中細で平打ちストレートの麺もイイ感じだ。『たおやかな』という表現を使いたくなるが、クタクタ系ではなくしっかりした感じでちゅるりとした食感も併せ持つ。高級小麦ハルユタカ100%とのことだが、良い食材を使っているだけではなく茹で加減も丁度良かった。湯切りもしっかりしていたし。鶏の旨み溢れるスープを纏った麺は、ズルズルっと啜り上げるのが実に快感だ。喉越しも良くて箸を動かす手が止まらない。あっという間に完食。最後はドンブリを持ち上げてスープを飲み干した。
かけそばで700円、高いか安いか?私は安く感じた。メニュー名の通り厳選素材を使用しており、700円は適正価格と思う(むしろ安い?)。但し、これはあくまでも私の価値観。人間なので価値観や好みの違いはあるし、それを否定するつもりもない。個々の意見があってしかるべしだ。
総じて好みの味であり美味しかった。これまで様々な『こうへいらーめん』を食べたが、中年オヤジ的には最後が一番好きだったな。こうへい君は将来どうするのか?なんて他人が口を出すことではないと思うが、もしもラーメン屋さんを開業したら食べに行きたいと思う。
ご馳走様。
2019/02/12 更新
2018/12 訪問
海老ワンタン煮玉子白湯そば 1100円
新年あけましておめでとうございます。昨日、実家からUターンして横浜へ戻って来ました。食べログのレビュー記事執筆、今日からのんびり再開します。本年もどうぞ宜しくお願いします。
さてさて、訪問は昨年末だが、食べログ記事として新年1軒目のお店は伊勢佐木長者町にあるこちらのお店。クルマはお店近くのドラッグストアに併設されたコインパーキングへ停めた。
お店には11:40頃の到着で外待ち20人以上。この日(12/29)が年末最終営業日ということもあってか、普段の土曜よりも混雑していた。
その後40分ほどで入店、券売機で食券を購入。私は「海老ワンタン煮玉子白湯そば」1100円を麺大盛り、「ライス」150円もつけた。愛しい嫁さんは「海老ワンタン白湯そば」1080円。
食券を店員さんに渡してから8分程で出来上がってきた。
「海老ワンタン煮玉子白湯そば」、久しぶりのレギュラーメニュー。艶っぽい色合いの白湯スープを啜ると穏やかな旨みが口の中に広がる。地鶏と豚と牛だっけか、穏やかながらしっかりした味わいは塩ダレと醬油ダレの絶妙な配分によるものか。魚介系出汁との調和も素晴らしい。また一段と美味くなっている気がする。
たおやかな中細ストレート麺は喉越しが良く、スルスルっと胃に吸い込まれる感じ。
具はやはり海老ワンタンだ。ちゅるんとした皮を楽しみつつ噛んだ時のジューシーさが心地良い。そしてチャーシューやメンマとの対比も面白い。ネギと柚子が味と香りのアクセント。味玉は言うに及ばず秀逸。
薄くはないけど濃過ぎない白湯スープは、白飯との相性も良い。雑炊っぽくして完飲完食。
久しぶりに食べたけれど、やっぱし納得の一杯だった。店主の樋上さんとこうへい君にも時候の挨拶をすることが出来た。今年もお世話になります。
ご馳走様。
2019/01/03 更新
2018/10 訪問
【4周年限定】フュージョン〜どっ豚骨❤️✖️ポルチーニの薫り〜 1000円 / トマトとチーズの追い玉 300円
今日のお昼は長者町にあるこちらのお店で。実は本日2018年10月20日で4周年。おめでとうございます。
ウチから徒歩圏内だが、愛しい嫁さんと2人で何となくバスに乗ってみた(笑)。バスで5分くらい。開店時間11:30の1時間前に到着で5番目と6番目。3番目と4番目の方は嫁さんのTwitterフォロワさんだったし、後から麺友さんもやってきた。見知った人がいると何だか嬉しい。開店30分過ぎから後客が続々と来て開店時には40人くらいか。周年の告知が当日となったにも関わらず、この集客力はやっぱ凄いな。
さて、今日の周年限定メニューは大和のうまいヨゆうちゃんラーメンとのフュージョンで豚骨スープだ。
開店後、券売機で食券を購入して店員さんに渡した。私も嫁さんも周年限定メニュー「フュージョン〜どっ豚骨❤️✖️ポルチーニの薫り〜」1000円 、「トマトとチーズの追い玉」300円。
店主の樋上さんが2杯づつ丁寧に調理していた。厨房内にはスーパー高校生の姿も。10分ほどで出来上がってきた。
「フュージョン〜どっ豚骨❤️✖️ポルチーニの薫り〜」、外観はシンプル。1000円 という価格設定は高級食材であるポルチーニの影響だべか。確かに品のある薫りが豚骨の匂いと混ざり合っていい感じだ。その豚骨スープだが、ポタ感はあるけれど粘度はそれほど高くない仕上がり。尚且つマイルドで飲みやすい。ポルチーニは薫りだけではなく味にも貢献しており、豚骨だけでは単調になるかもしれないトラップをこの油で巧みに回避。そして後半はザラザラした細かい骨の食感も楽しめた。素晴らしい。
麺は限定メニュー専用の平打ちストレート。デュラムセモリナ粉を使ったというが、駄舌の私からしてみれば正直よくわからない。スープとの絡みという意味では細麺の方が良い気もするが、それだと上述の素晴らしいスープに負けてしまうのかもしれない。
具は鹿児島県産の黒豚バラ肉がめっちゃ好みの食感だった。しっかりした部分と脂のトロっとした部分が混在しており、味付けも丁度良い塩梅。
麺を食べきったところで「トマトとチーズの追い玉」をコール。この追い玉は混ぜ混ぜして食べたのだが、単独でもイケる。トマトの酸味が絶妙でチーズのコクも手伝ってか、しっかりした味わい。
総じて普段のレギュラーメニューとは異なるけれど、どことなくホシチュウ的な仕上がりに感じた。や、それってお店の個性として大切なこと。フュージョンは成功だったと思う。5年目も楽しみだ。
ご馳走様。
食後は嫁さんと手をつないでウチまで歩いて帰った。秋らしく爽やかで気持ち良かった。
フュージョン〜どっ豚骨❤️✖️ポルチーニの薫り〜
フュージョン〜どっ豚骨❤️✖️ポルチーニの薫り〜 麺リフトアップ
トマトとチーズの追い玉
店舗外観
価格改定のお知らせ
券売機
おまけ写真(行列中に通り過ぎたロド芋を激写)
2018/10/20 更新
2018/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
麻婆まぜそば 800円 ※こうへいらーめん
昨日のお昼はこちらのお店で。こうへいらーめんとしての特別営業。地球の中華そばとしての営業ではないため、これまで同様に「通常利用外」とするが、頑張っているこうへい君に敬意を表して評価点はつけさせて頂く。私のような駄舌者の意見は参考にならないかもしれないが(笑)。
愛しい嫁さんは都合が悪かったので、私一人でウチからチャリをこいで関内方面へ。開店45分前に到着するも既に15人ほどの行列。
Twitter時代の師匠がいたのでご挨拶。そしたら、ちょうど麺友さんがやってきたので二人で並ぶことに。他にも見知った方が多数。後客もどんどん増えて開店時には50人くらいいたかも。TV出演してから人気が再過熱しているようだ。
あまりの並びに10分ほど早開けしてくれたが、それから40分ほどでようやく入店。券売機で食券を購入。
「麻婆まぜそば」800円に「豚バラ生姜焼きトッピング」200円にした。「まぜそば(醤油)」700円を麺友さんとシェアした。
そうそう、こうへいらーめんの「ラーメンラリー」もその場で購入。券売機に設定は無く、現金対応。10枚まで購入可とのことなので、嫁さんの分も含めて10枚購入した(1枚200円)。キラが出たかどうかは文末に記す。
この日の厨房、主役はスーパー高校生のこうへい君。すっかり板についてきたような。自然な振る舞いだ。地球の中華そば店主の樋上さんが助手にまわり、他に男女スタッフ2名でサポート。カウンター席に座ってからは、さほど待たずに出来上がってきた。
「麻婆まぜそば」、見た目は台湾まぜそばチック。麻婆ミンチ上に生卵が載っている。早速、混ぜ混ぜして頂く。平打ちストレートの中太麺は意外にもタレとの絡みも良い。生卵の効能か?ヌメっとしたタレ感に麺のモチっと食感が合わさってなかなか楽しい。
麻婆ミンチは思ったほど辛くはなく、やさしく上品な仕上がり。美味い。でもあえて言えば、もう少し不良っぽく辛さ強めでニンニクを効かせるオプション設定があっても面白いと思う。
とはいえ、とても高校生が作ったとは思えないくらい完成度が高いとも思う。豚バラ生姜焼きの美味さは言うに及ばず、玉葱の食感は良いアクセントだし、ニラもネギもなんだか新鮮に思えた。あれだ、戸塚と本郷台の境にある某店を彷彿とさせる感じだ。もし本当にそうだとすれば、素材を大切に扱う考え方を継承することは素晴らしいと思う。こりゃ次回作も期待大だ。
ご馳走様。
ところで、キラはどうなったって?
嫁さんの分も含めて全10枚買ったけれど、キラは無し。全部普通のだった。残念。
2018/09/18 更新
2018/07 訪問
海老ワンタン白湯そば 980円
昨日のお昼は久しぶりにこちらのお店で。ふと食べたくなったのだ。愛しい嫁さんを関内駅でピックアップし、クルマで移動。クルマはお店近くのコインパーキングへ停めた。
14時過ぎの到着で先客数名と空いていたが、我々の後に続々とお客さんが来てすぐ満席になった。
まずは券売機で食券を購入、私は「海老ワンタン白湯そば」980円、嫁さんは「極選 担々そば」850円に「海老ワンタン」200円をトッピング。久しぶりにお会いした店主さんの奥様に食券を渡した。お元気そうで何よりだ。カウンター席へと座り、待つこと7分ほどで出来上がってきた。
「海老ワンタン白湯そば」、昨年末に食べて以来だ。外観は大きく変化していないが、スープを啜ってみると節系が強くなった様に感じた。私よりも舌の肥えた嫁さんも同じ意見だったので間違いあるまい。粘度は低めになりとろみも減った代わりにサッパリ感が増して飲みやすくなった気がする。暑い夏の時期を鑑みて配合を変えているのかもしれない。結果、美味いのに変わりはないのだが。鶏ガラ、牛骨、豚骨を長時間炊き出したスープは基本がしっかりしているからだ。
シルキーな細麺はつるんとした食感でスープとの絡みも良い。そういえば、他のお客さんが『麺かため』コールをしていたのに驚いた。それアリなんだ?知らなかった。長年通っているが、私は標準の茹で加減でしか食べたことがない。今度、店主さんに内心どう思っているのか聞いてみようかな。
具は海老ワンタンだ。これを語らずしては終われない。こちらのお店の海老ワンタンはマジで美味い。具のプリっとした海老が口の中で踊り、ちゅるんとした皮が舌に絡みつく。私の好みど真ん中だ。mustアイテムと言っても過言ではない。
久しぶりに食べたけれど、やはり満足できた。
ご馳走様。
2018/07/26 更新
2018/04 訪問
極選 坦々そば 850円
昨日の夕飯は長者町にあるこちらのお店で。仕事終わり後、一旦ウチに戻って嫁さんと一緒にクルマで出かけた。
お店近くのドラッグストア駐車場にクルマを停めたのだが、高額な第一類の医薬品を買ったせいか1時間無料サービスだった。
自分で言うのも何だが、私は超健康体だ。
やんちゃしていた若い頃にバイクで事故って瀕死の重傷を負ったことはあるが、大病を患ったことは無いし持病も無い。インフルにかかったこともないし風邪も殆どひかないし花粉症でもない。手のひらの生命線は腕に抜き抜けそうなほど長い。
人生は偶然の産物、人それぞれ。健康だからと言っても幸せとは限らないし、幸せとは何ぞや?ってこともある。でも、私は愛しい嫁さんもいて幸せな方だと思う。そうでなければバチが当たる。
しかし、高額な第一類の医薬品を買ってまで必死に抗っているウィークポイントが1つだけあるのだ。
何を買ったかは、秘密だ。
閑話休題。
18時20分頃の入店で先客4名と空いていた。
こちらのお店、一時の熱狂的なフィーバー状態から落ち着いてきた感はあるが、この界隈の代表格として週末やスーパー高校生の限定営業時には長い行列ができる。
だが、平日の夜営業は殆ど並ばずに済む。狙い目だ。
ちなみに、4/23(月曜)の夜営業はスーパー高校生の限定営業、4/28~4/30は催事出店につき長者町の店舗は休業とのこと。詳しくはお店のTwitter告知等を確認されたし。
券売機で食券を購入し店員さんへ渡してカウンター席へ座る。
今回は「極選 坦々そば」850円に「海老ワンタン」200円をトッピング。「ご飯」150円は嫁さんとシェアした。
それと、ラーメンラリーのシールだ。今回は嫁さんと二人で5枚(1枚200円)購入した。キラが出るか!?と少しだけ期待したが、5枚全部ノーマルバージョンだった。残念。
ラーメンラリーのシール、これまで結構沢山のお店で購入したが、キラは大公さんの旧バージョンのみ(しかも当時1枚だけ買ってマグレで当てたやつ)。
そんなこんな待つこと7分くらいで出来上がってきた「極選 坦々そば」、辛さ耐性の低かった私が目覚めるキッカケになったラーメンと言っても過言ではない。
嫁さんと結婚する前、私がまだTwitterをやっていた時代に店主さんからコメントを頂戴したことがある。店主さんも辛いのが苦手で、ご自身が食べられるギリギリの辛さで作っているそうな。
そう、当時の私にとっても美味しく食べられるムセないギリギリの辛さだったのだ。もうその時からこの「極選 坦々そば」が好きになった。
スープのベースは白湯なのだが、塩ダレと醤油ダレの配合も絶妙。私のような駄舌では解読不可能な旨みが口の中に溢れて幸せな気分になる。白湯のペタペタ感もあるが、どちらかと言えばサラリとした感じで飲みやすい。中央に載せられた赤い辛味成分は、最初そのままで後からお好みで混ぜるといい。以前の記事にも書いたが味の変化を楽しめる。
するりとしたストレートの細麺は、よくあるクタクタなやつとは違う。柔らかそうでいて、最後まで滑らかさが持続するのだ。喉越しが良いとはこのことだ。
トッピングの「海老ワンタン」はこちらのお店で白湯系を食べるなら必須だ。ちゅるんとした皮、プリっとした海老、品のある味付けはスープの邪魔をしないどころかレンゲですくってスープと一緒に食べると実に快感だ。
最後は残りのスープにご飯をドボンと投入して完食。絶品のスープは白飯にもバッチリ合うのだよ。久しぶりに食べたレギュラーメニュー、やっぱり私の好きな味で美味しかった。
最近、辛いもん好きな愛しい嫁さんのおかげで、私の辛さ耐性もレベルアップしてきたので、次回は「大辛」50円トッピングにチャレンジしてみようかな。
ご馳走様。
2018/04/12 更新
2018/03 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
特製 生姜中華そば塩 1200円 / 限定 生姜醤油の背脂中華そば 1100円
3/1~3/6まで、新宿の小田急百貨店11F催事場にて「うまいものめぐり」が開催されている。所謂、物産展だ。馴染みのラーメン屋さん達がコラボってるとのことで、一昨日のお昼に応援がてら行ってみた。
クルマは新宿駅西口駐車場へ停めた。小田急百貨店で5400円以上の買い物をすると2時間無料サービス。
それにしても、久しぶりに新宿西口へ行ったのだが、迷子になりかけた。地下通路は上ったり下ったりの連続でわけわかんないし、そもそも人の数も凄く多い。
まず、駐車場から出て小田急百貨店を目指したのだが、何とか辿り着いたのがハルク。
あれ?違う?っと思って地上へ出てみれば目と鼻の先に小田急百貨店の看板が。
方向感覚には絶対の自信があったのだが、その自信が揺らぎそうになった。
ということで、人ごみを掻き分けてようやく小田急百貨店11F催事場へ到着。13時頃でイートインコーナーの前に外待ち10人。中待ち3人。入店まで20分ほどかかったが、麺友さんと偶然遭遇したり、551肉まんの長蛇の列を眺めたりして退屈はしなかった。
イートインコーナー入口にある受付で口頭注文の先払い。嫁さんが特製の生姜中華そば味噌1200円と肉めし300円にしたので、私は特製の生姜中華そば塩1200円と限定メニューの生姜醤油の背脂中華そば1100円にした。
横長のカウンター席へと案内され、店員さんへ食券を渡す。テキパキした店員さんが多くストレスは感じなかったし、催事の雑然とした独特な雰囲気もたまに味わうならば悪くない。
席数が多いせいか、まだ配膳されていないお客さんが半数ほど。嫁さんと談笑しつつ待つこと15分ほどでの提供となった。
大公と地球の中華そば(以降の文中はホシチュウ)のコラボってことで、味噌が大公で塩がホシチュウの分担なのかな。
注文した全種類を嫁さんとシェアしたが、私がメインで食べた塩と醤油は丼がホシチュウだったので、この記事はホシチュウの通常利用外口コミとして掲載することにした。
さて、その塩だが、ハッキリと旨みが主張してくるタイプ。かと言って塩分濃度は濃すぎず、飲みやすい。生姜が効いており、飲み進むにつれて汗が噴出してくる。
ホシチュウ本店の塩がウェルバランスで構成される複雑な旨みとすれば、催事の塩は4回転ジャンプでアピールしてくるかのような強さを感じた。
麺も違う。断面が四角い形状で全粒粉入り。上述のスープに負けていない。麺量は少なく感じた。この麺、支那そばや工房さん謹製とのこと。
醤油の方は、褐色のスープ上へ大量に浮いた背脂がチャレンジ精神をくすぐる(笑)。塩分濃度は結構高めなはずだが、背脂のおかげでマイルドに感じる。全部飲み干すと危険だけど美味しいスープ。塩と同様に生姜が効いており、両方を食べ終えた後は汗がとんでもないことに。
催事故にか値段設定が高めな印象。テナント代もあるだろうから仕方ないかな。でも、本店とは違う味を楽しめたので満足。
本日3/5の限定メニューは海老出汁の塩中華そば。Twitterでの告知によれば、オマール海老を使っているそうだ。面白そう。
「うまいものめぐり」最終日の3/6はラストオーダー午後4時まで。
興味のある方は是非。
ご馳走様。
2018/03/05 更新
2018/02 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
鴨白醤油らーめん 700円 ※こうへいら〜めん
一昨日の三連休最終日、お昼は長者町にある地球の中華そばで不定期限定のこーへいらーめん(今回でVol.5)。鴨好きな嫁さんがTwitterで情報を仕入れてきてくれた。ウチから徒歩圏内だが、食後に買い物をしたかったのでクルマで。お店近所のコインパーキングへ停めた。
11:00頃に到着すると既に外待ち30人ほど。11:30の開店時には60人くらいになっていたと思う。SNSの口コミで火がつき、最近だとラーメンWalkerで取り上げられたせいか、人気に拍車がかかっているようだ。お友達と思われる高校生も多数。
並び始めてから1時間ほどで入店。券売機で食券を購入して店員さんへ渡した。今回は鴨白醤油らーめんに鴨肉と自家製皮のデカわんたん200円をトッピング。テーブル席へと座ってからは、さほど待つことなく提供となった。
鴨を水のみで炊いたというスープは、強烈な鴨感というよりも白醤油ダレとうまくバランスしており円やかで優しい感じ。決して優しいだけじゃなく鴨油がコクと力強さを演出しているようにも思えた。私的にはもう少し鴨油は控えめの方が好きだが、若い人には好まれるかも。それから、100%鴨を使ったスープで700円という値段設定はバーゲンプライスだと思う。
細めのストレート麺は固めの湯で加減で喉越しが良い。具は追加トッピングしたデカわんたんが面白い。2個だけだが(1個100円だ)、サイズが大きく食べ応えがあり、中身の鴨肉はジューシー。皮が厚く固めの湯で加減。こちらのお店の通常バージョンわんたんは柔らかいのだが、まさに間逆のベクトル。面白い趣向だが、スープ同様に好みがわかれると思う。春菊は見た目も味も良いアクセントになっている。
鴨好きな嫁さんは結構気に入ったようなので良かった。
それにしても、よく考えるな~。さすが、スーパー高校生。こーへい君が将来的に独立開業するとしたら、どういうジャンルのラーメンを主軸にするのだろうか?楽しみだ。
ご馳走様。
2018/02/14 更新
2018/01 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
真鯛塩ら〜めん 700円 ※こうへいら〜めん
地球の中華そば、一昨日のお昼は こうへいら〜めん vol.4 としての営業だった。何度か記事にしているので、こうへい君についての詳細説明は省く。スーパー高校生だ。
それにしても実に沢山のお客さんで賑わっていた。開店前に50人は並んでいたと思う。まあ、麺友さんも何人かいてお話ができたし、並ぶのはさほど苦ではなかった。並ぶこと1時間20分くらいで入店。券売機で食券を購入し店員さんに手渡してカウンター席へと座る。座ってからはさほど待たずに出来上がってきた。細麺故にか茹で時間が短かったようだ。
さてさて、真鯛塩ら~めんのお味のほうだが、スープはしっかりした味付けが印象的で鯛の旨みも貝(浅利)の旨みも十分に感じられた。変化球ではなくストレート。アニマルオフで真っ向勝負の潔さってやつだべさ。うん、好きな感じだ。美味い。
固めに茹でられた麺は、地球の中華そばの通常の塩に使っている細麺とは異なり、低加水の極細麺。どちらが美味いとかじゃなく方向性が違う。しっかりした味付けのスープにはこの麺が合うような気がするし、固さは好みの問題だべな。
ちなみに替え玉150円の方がもっと固めに茹でられており、博多系で言うところのバリカタみたいな感じ。私的には替え玉くらいの固さが好みかな。
細かな具材は、地球の中華そばの通常の塩と概ね一緒の様だった。つか、トッピングでワンタンをつけるの忘れた。きっとこのスープにもマッチしてたべなー。食べ逃して悔しい。
〆の一口鯛飯100円も食べたのだが、そのまま食べるとわりと水分が多目で粘度も高め。上述のスープに浸して食べると、鯛茶漬けチックになって面白い。
総じてなかなか好みの味だった。またやって欲しいな。
ご馳走様。
2018/01/10 更新
2017/12 訪問
特製 白湯そば 1000円
今朝の通勤電車は空いていた。仕事休みに入ったところも多いのだろう。ウチは今日まで。まあ、昨日の時点でほぼ仕事納めみたいなもんで、今日は掃除がメインだ。
てことで、今年の仕事をやり終えた満足感に浸りつつ、昨日の夕飯はこちらのお店で美味しいラーメンを食べてきた。
横浜駅まで嫁さんにクルマで迎えに来て貰い、18時過ぎ頃に到着。クルマはお店近くのコインパーキングへ停めた。
入店してみると8割ほどの客入り。券売機で食券を購入し店員さんに手渡すとすぐテーブル席へ座ることが出来た。その後、我々が食べ終わるまで後客無しと珍しく空いていた。最後は貸し切り状態。店主の樋上さんとゆっくりお話をすることが出来た。こちらのお店はもはや押しも押されもせぬ人気店だけに、何とも贅沢な話だ。
さて、今回食べたのは嫁さんが極選坦々そば(辛味増し追加トッピング)、私が特製白湯そば(海老ワンタンを追加トッピング)。
白湯は、こちらのお店で私が一番好きなメニューだ。ドロドロではなく、程よく粘度があってとろみのあるスープが最高に美味い。臭みとかクドさは無くて上品に仕上がっており、どんどん飲みたくなるスープ。気がつけば丼の中が干上がった状態に。愛する嫁さんから「飲むのがはやいよ!」と指摘を受けたことは言うまでもない。
たおやかな中細麺は柔らかめで、本来の私の好みから言えばやや外れるのだが、こちらのお店の白湯の麺は、柔らかいげっちょ最後まで“持つ”のだ。
具はどれも秀逸だが、やはりチャーシューとワンタンが好みだ。特に海老ワンタンは、白湯を食べるならば追加トッピング必須だと思う。絶妙な茹で加減のちゅるんとした舌触りと、ジューシーな中身で、しかも食べやすいサイズ。美味しい白湯スープと一緒に、レンゲで口の中に滑り込ませると美味すぎてジタバタしたくなる。
最後はライスを丼に投入して(この時点でスープ飲み過ぎで殆ど残っていないのだが)、〆。完飲完食。
ご馳走様。
12/29は人間ドックで、年末年始は実家へ帰省するので、我々としてはこちらのお店は昨日が今年最後。
尚、こちらのお店の年末年始営業情報については、この記事に掲載した営業情報の写真や、お店のTwitterを参照されたし。
今年もお世話になりました。来年も私と嫁さん共通のお気に入りのお店として定期的に通いますので、宜しくお願いします。
良いお年を。
2017/12/28 更新
神奈川県の”新”淡麗系の代表格と言っても過言ではないと思う。メニューは豊富だが、基本的にはどれも胃にもたれない後味スッキリとした味わい。
個人的には白湯ベースが最も印象に残っているけれど2021年に終売、メニューが一部変更されて煮干と味噌が登場。現状に満足することなく弛まぬ努力を続けている。
2022/02/20 更新