32回
2020/02 訪問
カリフリちゃーしゅーめん(5枚、細麺、味噌) 1270円 / かぶそば(しょうゆ味) 1100円
我が子はようやく生後一か月。毎日、育児で大変な日々が続いている。まだ一か月か!ってのが正直な感想だ。
その我が子は生後9日でラーメン屋さんデビューを果たしたが、愛しい嫁さんのリクエストもあり、生後一か月のお食い初めはこちらのお店へ。本来お食い初めは生後100日〜だがフライングってことで。それと、お食い初めって言っても雰囲気だけ味わっただけだが(笑)。
ウチから最短経路で移動。阪東橋IC→狩場JCT→横浜新道→戸塚って感じだ。我が子がクズらないことが肝要、高速料金などは気にしちゃいけない。
第1駐車場へクルマを停めて12時半頃に入店、幸いにしてテーブル席にすぐ座ることが出来た。
店主さんと奥様に我が子を初披露。前回訪問時の口約『子供が生まれたら拉麺大公さんの次はウチに来て』を実現できて嬉しい。
今回食べたのは「カリフリちゃーしゅーめん(5枚、細麺、味噌)」1270円。嫁さんは「かぶそば(しょうゆ味)」1100円。「ちゃーしゅーごはんカラマヨポテチ」480円をシェアした。
まずは「カリフリちゃーしゅーめん(5枚、細麺、味噌)」。
北海道トマム、狩振岳の麓にあるカリフリ農場で育てられた放牧豚を使っているのだ。その豚さんをさばいて作ったのが「カリフリちゃーしゅー」。昨年末にも食べており、カリフリ農場についてはそちらのレビュー記事に詳しく記載した。ご興味あれば参照されたし。
「カリフリちゃーしゅー」は冷凍せずナマを吊るし焼きにしての提供。分厚くカットされた肉にかぶりつくと・・・、大自然に囲まれて育った豚さんは健康的だった。モモ肉はしっかりした食感、噛み締めると肉の旨みが口の中に溢れた。脂身が多い部位は脂の甘みを感じる。クドさなど皆無で胃にスっと収まる。味付けは必要最低限、お肉本来の味わいを活かしている。美味しい。
私は太麺好きだが、今回は敢えて「はるゆたか」ではなく細麺にしてみた。この細麺、加水率低めでザクザクした食感を楽しめるのだがスープとの相性も良い。そのスープは意外にもしっかりした味噌。優しい口当たりだけどパンチ力も兼ね備えている。
上述の「カリフリちゃーしゅー」以外の野菜たちはどれも新鮮だ。細かな説明は省くが、ゴマ一粒ですら美味しく感じる。
嫁さんも「かぶそば(しょうゆ味)」を堪能していた。かぶが丸ごと入っており見栄えも良いが、大根おろしチックにスープとも合わさっている。全てのメニューに言えることかもしれないが、食材を余すことなく使っている印象。
「ちゃーしゅーごはんカラマヨポテチ」はピリっとしてジャンクな味付け。でも、毒が入ったジャンクではなく身体の薬となり得るジャンクさ。なにせポテトチップスも自家製だ。
こちらのお店は化学調味料を不使用、砂糖すら不使用。それは"命の尊さ"を追求した結果であって、それを営利目的として掲げている訳じゃないと思う。味に好みがあるように、お店のポリシーも好みがわかれるだろう。色々な意見があって然るべきだ。但し、自意識高い系などとディスることなかれ、こちらのお店は極めて真剣に取り組んでいる。
食品や食材の流通経路が複雑になるほど"命の尊さ"ってやつは薄れていく気がする。コンビニ等で売られているレンチン可能な食品は、食材として使われている元々の動物や植物の姿を想像しづらい。
んだげっちょ、こちらのお店では農場や農家から直接仕入れている。日々その尊い命に向き合って調理し提供しているのだ。我が子が物心ついて離乳食を開始したら、食物連鎖という言葉で片づけたくない"命の尊さ"をこちらのお店で勉強させたいと思う。
ご馳走様。
食事中、我が子はずっと大人しくしてくれた。お店に迷惑をかけることもなかった。ありがとう!
つか、クルマ移動中もめっちゃ静か。なんでだべ?クルマ好き?
しかし、この日の夜から今朝にかけてはめっちゃグズってしまった。はっきり言って私も嫁さんも寝不足だ。でもまあ、仕方ない。可愛い顔を見ていたらそう思えてくる。
2020/02/16 更新
2019/12 訪問
三ッ星醤油らーめん 1020円 / お正月用吊るし炭火焼きチャーシュー モモブロック1本 2700円
昨日と今日、こちらのお店へ行ってきた。
連チャンしたのには訳がある。
昨日のお昼にこちらで食べている途中、愛しい嫁さんが店内に貼られた張り紙『お正月用 吊るし炭火焼きチャーシュー受付中』を目ざとく見つけた。モモブロック1本を計り売りで、お渡し日は12/30(月曜)終日と12/31(火曜)15:00とのこと。
まんまと釣られてしまった。我々夫婦は食いしん坊なのだ(笑)。
いや、だって、吊るしだべ?しかも炭火焼きだべ?そして、こちらのお店が仕入れる豚さんだ。そりゃ間違いなく美味いにきまってる。
昨日12/29(日曜)は店内で食事を楽しみ、併せて上述のモモブロック1本を予約。
今日12/30(月曜)は予約したモモブロック1本を受け取ってきた。
さて、昨日食べたのは、私が「三ツ星醤油らーめん」のはるゆたか中太麺1020円で「車麩5つ」70円をトッピング、嫁さんは「お茶ゆたか(十勝バージョン)」1100円。
そして「吊るし焼き鶏チャーシュー」450円をシェアした。正確にはメニュー名が異なるかもしれない(親鶏のなんちゃら?)。酒の肴っぽく先に提供された。
しっかりした食感がクセになりそうで、尚且つ辣油を付けて食べた時のピリ辛な味わいもクセになりそう。っていうか、生ビールを飲みたくなったが、クルマだったので必死に耐えた。
「三ツ星醤油らーめん」、以前食べた催事バージョンよりもスープの色合いがブラウンっぽい感じの見た目。麺も以前は細麺を食べたので、敢えてはるゆたか中太麺にした。
その麺から先にリフトアップ、啜り上げると小麦の風味が心地よい。そして、麺と一緒に纏わりついてくる生醤油の芳醇な香りが鼻腔を刺激する。麺の表面は滑らかで、噛めばムチっとした食感を楽しめる。
スープは前述の生醤油がキリリと効いた味、と表現するのが相応しいと思う。しょっぱいか?いや、醤油感はあれど塩分濃度はそんなに高くない気がする。胃にスっと入ってくるかの様だ。
具のチャーシューはしっかりした食感のモモ、甘みのある脂が印象的なバラの2種。マッシュルームのムニムニした食感も堪らないが、追加トッピングした「車麩」にスープを吸わせて食べるのも面白い。
総じて私好みで美味しかった。満足度が高い。もしも、こちらのお店の他のメニューを食べて口に合わなかった人がいたとしたら、是非「三ツ星醤油らーめん」も食べてみて欲しい。オススメしたくなる逸杯だ。
嫁さんも「お茶ゆたか(十勝バージョン)」を堪能した。麺はそのまま食べても小麦の風味を楽しめるし、塩をつけて食べても美味しい。でも、私はつけ汁で楽しむのが好きかな。
ご存じの方も多いと思うが、こちらのお店は化学調味料を不使用で砂糖すら使っていない。それなのに、このつけ汁の甘みと言ったら!玉ねぎをきっちり調理しないとこの甘みは出ないと思う。〆はスープ割りでオニオンスープ化して完食。
「お正月用 吊るし炭火焼きチャーシュー」はモモブロック1本2700円だった。写真を見て頂くとわかるかと思うが、サイズが大きくサシも入っている。上等なやつだ。
とりあえず、まだ開封していない。お正月まで我慢する。
店主さんと奥様に時候のご挨拶も出来たし、嫁さんの張り出したお腹を撫でて貰った。店主さん達のお仕事の邪魔をしてしまい恐縮だが、こういうコミュニケーションは実に有難いことであり、身重の嫁さんのことを気遣って頂いたお気持ちも嬉しかった。
来年も宜しくお願い致します。
ご馳走様。
三ッ星醤油らーめん(はるゆたか中太麺、車麩5つトッピング)
三ッ星醤油らーめん(はるゆたか中太麺、車麩5つトッピング)
お茶ゆたか(十勝バージョン)
吊るし焼き鶏チャーシュー?
お正月用吊るし炭火焼きチャーシュー モモブロック1本
店舗外観
お正月用吊るし炭火焼きチャーシュー モモブロック1本
第1駐車場(No.15-17の3台)
2019/12/30 更新
2019/10 訪問
カリフリちゃーしゅーめん(5枚) 1200円 +車麩トッピング
愛しい嫁さんからリクエストあり、今週の月曜日は横浜市栄区長沼にあるこちらのお店で夕食。
北海道トマムの山に半年間かけて放牧された豚さんを捌いて焼いたという「カリフリちゃーしゅーめん」の提供が始まったのだ。無くなり次第終了!との告知に、嫁さんがまんまと釣られた。
この日は仕事を終えて帰宅後にクルマで出発。仕事帰りの交通渋滞は夕方がピークの様で、19時過ぎの鎌倉街道は空いていた。お店には19:40頃の到着、店舗裏の第1駐車場へクルマを停めた。既報の通り第1駐車場はNo.15~17の3台分。
入店すると八割がた席が埋まっていた。この時間帯でも賑やかだ。常連さんが大半の様で、美味しそうな肴で酒宴をしている皆様もいた。
カウンター席へと座り、口頭注文の後会計。私は「カリフリちゃーしゅーめん(5枚)」1200円を細麺の正油で、「車麩(8つ)」100円を追加トッピング。「ごはん」170円も。嫁さんは「カリフリちゃーしゅーめん(3枚)」1050円を細麺の正油で、「車麩(5つ)」70円と「カリフリ味付玉子」160円を追加トッピング。
先客数組分をこれから調理するタイミングだったので、ちょっと時間がかかることを覚悟して待つ。こちらのお店の夜営業では酒の肴も提供するので、待っている間に炙られているお肉達の匂いが堪らない。その酒の肴は200円~400円と手ごろな料金設定であり、ちょっとつまんでビールやサワーを飲むのに丁度良い感じだ。
つか、ウチの近所だったらなー、赤星でも飲むんだげっちょなー。
でも、残念ながらクルマだ。くぅ~。。
注文から20分かかって出来上がってきた。
待ってました!と心の中で叫びつつ、丼を受け取る。
「カリフリちゃーしゅーめん(5枚)」、
追加トッピング「車麩(8つ)」が山盛りで見た目が凄いことになっている。インスタはやっていないが、流行りの言葉で表現するなら『インスタ映え』だ。映え。いいじゃないか、映え。こういう見た目のラーメンはちょっと他に無いと思う。
勿論、遊びで映えにした訳じゃない。この「車麩」はスープに浸すと染み染みになってヘニョっとした新感覚で美味いのだ。この新感覚、ハマりそう。
博多の様な細麺はツルパツでマイルドな正油スープと良く合う。高級小麦はるゆたかで打った麺にすることも可能だが(+120円)、この細麺もなかなか具合が良い。
そろそろ本題に行こう。「カリフリちゃーしゅー」だ。
っていうか、カリフリって何??標高600メートルの高原にある農場の名前だ。
カリフリ農場の公式HPから抜粋引用して以下に記す。
『標高600メートルの高原の北海道トマム,狩振岳の麓にある20ヘクタールほどの大地で、農薬、化学肥料に全く依存せず、循環型小規模有畜複合型の農場を家族4人で営んでいます。山羊、羊、豚、鶏、ウサギ、鴨、犬、ネコなどの動物たちと多品目の野菜、ソバなどを育てています。』
参考までにカリフリ農場の公式HP-URLを以下に記す。
http://karifurifarm.blog.fc2.com/
日記的な感じで更新されており、リアルなカリフリ農場の今が伝わる写真が掲載されている。
上記のカリフリ農場で育てられた放牧豚で作ったチャーシューが「カリフリちゃーしゅー」だ。
分厚く切り分けられており重量感がある。端っこの角切りみたいなのもゴロゴロ入っていた。箸で持ち上げて写真撮影後、そのままガブリ。
ん!?脂に甘みがあってクドくない。しっかりした歯応えで、サクっと肉を噛みきる時の心地良さといったら・・・、快感だ。健康的な肉体美を有する豚さんを脳内に思い描いてしまった。さぞかし美人な豚さんだべな。
嫌な臭みなども皆無、それ故に臭み消しなど余計な味付けが不要なのだろう。シンプルに捌いて焼くだけで素材の旨みを味わうことが出来る。素直に美味いと思う。
先週は他のお店で最強(最恐)ジャンキーでハイカロリーなのを食べたが、こちらのお店は無化調で砂糖すら不使用なので真逆だ。だが、我々夫婦はどちらも好きだ。どちらも中途半端じゃないのがイイ。
我々夫婦が好きで通っているお店は他にも何軒かあるが、共通して言えるのはどのお店もポリシーにブレが無く、各々のお店が目指すべき方向へ向けて一所懸命に頑張っているということだ。
勿論、味以外の全ての要因も含め好みや口に合う合わないがあるので、全ての人が満足するとは限らないげっちょな。あんまり書くと食べログ自体を否定することになっちゃうのでやめておくが、我々夫婦が好きで通ってんだからそれでイイじゃん。
食後の会計時、嫁さんは「黒ふじとカリフリの玉子セット(各々3個で計6個)」500円も購入。スーパーで売っている様な普通の玉子に比べて値段は高いけれど、野生に近い環境で育った鶏が産んだ玉子であり値段以上の価値がある。それに、1個あたり100円以下ならばお店で食べるよっか安上がり。後日、自宅でTKGを楽しんだ。端的に言うと黄身の濃さは黒ふじ、白身も含めてナチュラルなのがカリフリって感じだった。どちらも甲乙つけがたい。それこそ、あとは食べる人の好みだろう。
実は、9月に那須塩原の焔で店主の林さんと偶然お会いしたのだ。それもまたご縁だと思うが、その林さんが身重の嫁さんを気遣ってくれたのも嬉しい。今の嫁さんは食事制限(糖質過多は不可)とかもあって好きなものを思う存分食べることが出来ない状態だが、こちらのお店で提供されるメニューなら全て食べることが出来そうと言っていた。
うん、間違いなく全部美味しく食べることが出来るだろう。妊婦にも優しい素敵なお店だ。
ご馳走様。
2019/10/30 更新
2019/09 訪問
森やの混ぜそば 1000円
一昨日のお昼はこちらのお店で。愛しい嫁さんからのリクエスト。記事タイトルにも記した限定メニュー「森やの混ぜそば」が始まったのだ。まだ認知度が低く、麺友さん達も食べていない。これは抜け駆けするチャンス!(笑)
ってことで、ウチからクルマで鎌倉街道を南下。途中、マイレビュア様から教えて頂いた抜け道を通ってみることにした。向田橋の交差点を右折、イトヨ別所店前の最戸町交差点は直進(この交差点を左折して上大岡の狭い道を抜けるルートもある)。セブンイレブンとクリエイトを過ぎた後の交差点を左折して横浜南高校前へ。南高前を道なりに進むと永野小学校下交差点に出る。あとは環2で戸塚方面へ。環2般若寺の交差点を左折して舞岡公園の横を抜けて環3経由でゴール。この抜け道、本郷台方面へ行くにも便利だが戸塚方面も使えるな。永野小学校下交差点で少し詰まったけれど、それ以外は目立った渋滞が無くウチから30分くらいで着いた。
お店には13:30頃の到着。ちょうど第1駐車場が入れ替わりで空いたので、No.15へ停めた。第1駐車場はNo.15~17の3台だ。2名外待ち、10分程待って入店。入口手前のテーブル席へと案内された。
口頭注文の後会計。私は「森やの混ぜそば」1000円を大盛りで。嫁さんは「森やの辛い混ぜそば」1100円。どちらも追いめし付きだ。
その後、15分程かかっての提供となった。丁度入れ替わりのタイミングで先客の分も出ていなかったので仕方ない。混ぜそばは作業工程も多く時間もかかりそうだし。久しぶりにトランジタ・ラジオを聴けたし待つのは苦ではなかった。
さて、「森やの混ぜそば」、彩りが良い見た目。具が沢山入っており、これで1000円ならば逆に安いと思ってしまう。主役は吉田さんちの"にら"と"にんにく"か?いや、全てに命が詰まっており、主役とか脇役とかはねぇな。強いて言うなら全部主役、一杯丸ごとで完成形だべか。
美しい見た目を崩すのは勿体無い気もしたが、メニュー名の通り混ぜ混ぜ。混ぜ終わった後で改めて写真撮影してみたが、麺が予想以上にボリューミー。こりゃ、大盛りにしなくとも良かったかな?欲張ってしまった。
平打ちの太麺を啜ってみると、柔らかい茹で加減。私的にはもう少し固めの方が好きかな?と思いつつ食べ進めるうちに、この茹で加減が丁度良いことに気付く。そう、タレとの絡みや具とのバランスを考えると、仮に固めだったら合わないなと。それに、柔らかいとはいえクタクタじゃなく芯はしっかりしている印象。最後までこの状態をキープ。
タレは醤油ベースなのかな?カドが立っておらずしょっぱくない円やかな仕上がり。前述の麺と良く絡むのはお互いの相乗効果によるものか。後述の卵も役立っているとは思うが。
色とりどりの具、緑色・黄色・茶色・赤色・白色、ん?白色?その軟白ねぎは富良野・山部産とのことで甘みが印象的だった。緑色のニラ、これってナマだよね?でも、新鮮なせいか品質が良いせいか臭さを感じさせない。や、ニラ特有の匂いはビンビン感じるげっちょ臭く感じないのだ。むしろ食欲を増進させる効果があった。南瓜も濃厚だし、ゴマですら味わい深い。これらの新鮮で濃厚な野菜達が多数共演している。
混ぜ混ぜする前の中央部には挽肉で盛られた土手の上に卵の黄身が鎮座していたが、この卵も濃厚でトロ~りした食感でめっちゃ美味い。
〆の追いめしも貰ってお腹いっぱいになったけど、野菜もいっぱい食べたからカロリーゼロだ。
総じて言うと、命が溢れた濃厚な一杯だった。化学調味料も砂糖も不使用。素材本来の持つ旨みや味わいを十二分に活かしていると思う。食べることが出来て私も嫁さんも大満足。美味しかった。
ご馳走様。
補足;
こちらのお店、2019年9月24日〜27日までお休みとのこと。訪問を計画されている方は注意されたし。
2019/09/23 更新
2019/07 訪問
森やの冷やし中華 1100円
くそ暑い夏がやってきた。
さっぱりした冷やし中華は如何だろうか?
かく言う私は冷やし中華が苦手。あの尖った酸味と青臭いキュウリに拒否反応が起きる。でも、こちらのお店の冷やし中華は別。こんな私でも美味しいと感じる稀有な存在。
こないだの日曜、こちらのお店で麺友さん達と一緒に食事をしてきた。13時頃の到着、第1駐車場が満車だったので第2駐車場へクルマを停めた。お店へ行ってみたら、ちょうど麺友さんお二人が外待ち。10分弱で入店しカウンター席に横並びで座った。
尚、偶然だが、入口側のテーブル席に某有名店主さん達がいらっしゃった。Twitterでこちらのお店をフォローしている方ならば既にご存知だと思うし、有名店主さんとはいえプライベートでの行動だろうからこの記事でこれ以上言及することは避ける。
私も愛しい嫁さんも「森やの冷やし中華」1100円を口頭注文(後会計)。入店のタイミングが悪く先客分の調理前であった為、提供まで時間がかかったことは否めない。実測25分くらい。しかし、久しぶりにお会いする麺友さん達と話に花が咲いたし、目の前の厨房では店主さんが麺と格闘しており必死さが伝わってきたので、待つことも苦には感じなかった。シャイだけど笑顔が素敵な店主さんだ。
「森やの冷やし中華」、色とりどりな見た目。まさに生命(いのち)の野菜がいっぱいだ。大げさ?そんなことないよ。吉田てづくり農園と大船の石井さんチで採れた野菜達だ。ちなみに、吉田てづくり農園は横浜市泉区にあり、農薬や化学肥料を一切使わずに旬の野菜を栽培しているそうだ。そんでもって農園主の吉田さんは脱サラして農園を立ち上げたとか。精魂込めて育てているのだから、生命(いのち)が宿って当然だべさ。
目立つ野菜から挙げていくと、トマト、キュウリ、人参、マッシュルームなど。どれも素材本来の味を活かしている。トマトは酸味が少なくナチュラルな甘さ、青臭くなく瑞々しいキュウリ、甘みのある人参、柔らかい食感がクセになりそうなマッシュルーム。その他も小さなゴマに至るまで全ての野菜が素晴らしい。
その中でも一番気に入ったのはズッキーニだ。マリネっぽくしてあるのだが甘みと旨みと酸味のバランスが素晴らしい。噛んだ時の食感も上々。これを肴にしてキンキンに冷えたジョッキで生ビール飲みてぇ!と思ったが、クルマだったのでノンアルコール飲料を飲んでグっと我慢した。
麺は十勝産はるゆたか使用。これを茹でて冷水でシメて、店主さんが目の前で一所懸命に調理。見た目は田舎蕎麦の様に薄紫色をしているが、啜ると小麦の風味を楽しめる。ツルツルしており喉越しも良い。和辛子はナイスな味変だ。麺とタレのフィーリングがバッチリなのは勿論だげっちょ、ピリっとツーんとした和辛子が脳内に爽やかな刺激を与えてくれる。
タレは甘酸っぱいのだが、スーパー等で売っている市販品にありがちな尖った酸味や甘すぎるクドさは一切無い。化学調味料不使用、砂糖も不使用。マイレビュアー様からの情報によれば、果実(グレープフルーツ)を使っているそうだ。だからなのか、タレも最後まで飲めちゃう。飲んだ方が身体に良い気がするのだ。いや、マジで。ってことで、完飲完食。
生命(いのち)を食べるって書くと多少引くかも?や、でも、重苦しく受け止める必要は無いと思う。結局、自分自身が感じたことが全てだ。好みや口に合う合わないもあるし、こちらのお店のポリシーに共感するもしないも人それぞれ。
我々夫婦としては「森やの冷やし中華」を食べて美味しく感じたし何より癒された気がした。素性の良い野菜が沢山入って1100円って、むしろ安く感じる。それに、麺友さん達と楽しく食事することも出来て嬉しかった。
これからが夏本番。暑い時期だからこそ敢えて熱いラーメンを食べるのも勿論アリだが、「森やの冷やし中華」を食べて身体と心を優しくクールダウンするのもアリだろう。食べる価値がある冷やし中華だと思う。
ご馳走様。
余談だが、行きの鎌倉街道でTV撮影に出くわした。通町あたりの交番でドラマの撮影をしており、工藤阿須加くん(父はソフトバンクの工藤監督)が交番の前に警官役で立っていたのだ。本当に顔が小さくてスタイルも良くてイケメン。そういうのに見とれる人が多いのか、その交番を起点にプチ渋滞が発生していた(笑)。ちなみに、ウチの近所の酔来軒でも同じドラマの撮影をしてたらしい。気になる方は探してみてほしい。横浜市南区、何気にロケ地として熱いのだ。
2019/07/30 更新
2019/07 訪問
森やの冷やしつけ麺 1100円
こないだの日曜日は七夕。横浜は生憎の雨模様だったが、こちらのお店で昼食。愛しい嫁さんからのリクエスト。こちらのお店の冷やしシリーズ、とうとう真打が登場したのだ。「森の冷やしつけ麺」だ。
今回はウチからクルマで鎌倉街道、丸山台から舞岡を通り抜けて戸塚駅前のアピタがある交差点を左折するルートで。第1駐車場が満車だったので、初めて第2駐車場へ停めた。本郷台方面へ行く途中、ファミマのちょい先の左側だ。月極の駐車場と共用で、車止めの間に「もりや」と書かれた区画が該当する。3台分かな。入口がちょっと分かりづらいので、写真を参考にされたし。尚、第2駐車場へ停めた場合はお店のスタッフへ申告する必要がある。忘れずに。
お店には12時過ぎの到着で外待ち4組。こりゃ時間かかるかなー?と思ったが、20分程で入店できた。後客も続々。
口頭注文の後会計。私も嫁さんも「森の冷やしつけ麺」1100円にした。「禁断のチャーシューご飯」350円をシェア。カウンター席に座ってから10分程で出来上がってきた。
さて、「森の冷やしつけ麺」2019年Verのお味はどうか?ちなみに、サブタイトルはトマトとハーブのつけ麺だ。見た目としては色鮮やかな野菜が眩しい。塩と柚子こしょうが別皿で提供される。
まずは、十勝産はるゆたか使用の平打ち麺に塩をつけて頂く。つけ汁につけないで、塩のみで味わうのだ。口の中に麺が入ってくると同時に、ナチュラルな塩の旨みと小麦の風味が広がる。美味い。昆布水に浸った麺は滑らかな喉越しでチュルンとイケちゃう。冷水でしめられており、噛んでみればしっかりした歯触りを楽しめる。
次いでつけ汁だ。所狭しと言わんばかりにトマトちゃんがいるけれど、まずはそれを除けて麺をつけ汁につける。そして、おもむろに啜り上げる。穏やかな酸味を感じさせつつも甘みを伴った味わいのつけ汁が、舌の付け根を優しく刺激してくる。そして、ハーブが爽やかさを演出している。
塩だけで食べた時が静だとすれば、つけ汁につけて食べた時は動だ。静でしっかり味わうのも良し、動で躍動感を感じながら豪快に食べるも良し。
柚子こしょうはつけ汁に入れても入れなくてもイイ。私的には入れない方が好みだったが、麺を完食後のスープ割りで入れたらピリっと引き締まってなかなか良かった。
麺の上に載せられた具材でキュウリが青臭く感じないのは「冷やし中華」同様だが、ピクルス(瓜だろうか?)がとても気に入った。しっかりした味付けながらクドくなくアクセントになっている。しっかりしたチャーシューは歯応えを楽しみつつ、素材の持つ肉本来の旨みを堪能できる。
こちらのお店の冷やしシリーズは「冷やし中華」がこれまで私的No.1だったが、僅差で今回食べた「森の冷やしつけ麺」の方が上回った。尚、愛しい嫁さんは「冷やし中華」がNo.1だと言う。それこそ好みの問題であろう。どちらも我々夫婦好みの味で美味しいことに違いは無い。
嫁さんとの共通意見としては、こちらのお店の良さは通わないとわからないってこと。歳や生活環境によって好みが変化したことも否定できないが、我々夫婦は最近ようやくわかってきた気がする。
ご馳走様。
2019/07/10 更新
2019/06 訪問
ざる中華(大盛り) 880円 / 冷し中華 1000円
私は意識高い系ラーメンも好きだが、それ専門ではなく何でもありのオールラウンダーだ。しかし、冷やし中華だけは苦手だった。あの尖った酸味が苦手なんだよね。そして、なんで青臭いキュウリが入ってんだよ?冷やし中華って、ラーメンとは別ジャンルじゃね?とか思っちゃってた。
しかし、数年前にこちらのお店の夏季限定メニュー「冷し中華」を食べて愕然とした。正直、感動したのだ。愛しい嫁さんも同様。あれ以来、我々夫婦はこの季節になると毎年食べている。
ということで、今日のお昼は横浜市栄区長沼にあるこちらのお店へ。私も嫁さんも大好きな夏季限定メニュー「冷し中華」が始まったからだ。
尚、前もって書いておくがこちらのお店に所謂”毒”は無い。つか、”毒”が無いどころか人にも人以外の生き物にも地球にも優しいのだ。意識高い系?そんなありきたりな表現では収まらない程すっげーぶっ飛んでるかもしれない。北海道まで食材を直接仕入れに行っちゃうし、無化調だけではなく砂糖も不使用だ。そういう意味で好みがわかれると思う。私は好きだげっちょな。まあ、それも鑑みてこの記事を読んで頂ければ幸いだ。
あくまでも、好みは人それぞれ。私は自分の好みを押し付ける気はないので、あしからず。
前置きはこのくらいにして、
ウチを昼過ぎに出発。鎌倉街道から野庭と舞岡経由で環状3号からのアクセス。13時頃に到着、お店裏の第1駐車場に停めた。雨が降っていたせいか、店内は半分ほどの客入り。奥のテーブル席へと座った。
券売機は無く、口頭注文の後会計。ふと、壁に貼られた限定メニューのポップに気付く。お?「ざる中華」もやってる!食べてみたかったんだよね!!「冷し中華」は嫁さんに少し貰えばいっか!!
ってことで、私は「ざる中華(大盛り)」880円と気まぐれごはんシリーズ「ホタテの貝柱のしぐれ煮ごはん」150円、嫁さんは「冷し中華」1000円。
忌野清志郎さんの歌声が流れる店内、後客も続々と来て満席に近くなってきた。13時以降の混雑時間帯に差し掛かってきたかも。客層は常連さんが殆どかな。ちょうど速攻で座れて良かった。
嫁さんと宝塚記念の予想をしつつ待つこと10分くらいで出来上がってきた。
「ざる中華(大盛り)」、麺が大盛りで迫力ある見た目。冷やのつけ麺スタイルってとこか。そのまま麺を食べてみると、小麦の香りがふんわりと漂う。色からして高級小麦はるゆたかっぽいのだが、店主さんに確認するのを忘れた。しっかりと水でしめられており、コシが強く噛めばモチモチした食感。美味しい。これ、塩をつけて食べても合うんじゃない?と思いつつ、ネギと胡麻が沢山浮いたつけ汁に浸して啜ってみる。
ぶっちゃけ、ムセた(笑)。喉に胡麻が引っ掛かったのだ。気を取り直して味わってみると、キリっとした醤油感に加えて酸味もある。しかし、その酸味は尖がっておらず円やかな感じで飲みやすい。具はマッシュルームも好きだが、チャーシューがしっかりした歯ごたえで食べ応えあった。勿論キュウリも入っているんだげっちょ、一般的な冷やし中華みたいに水っぽくも青臭くも感じないから不思議なもんだ。新鮮な野菜を使っている証拠だべか。
嫁さんの「冷し中華」も少しシェアして貰ったのだが、ベースは似た感じに思えた。異なるのは「冷し中華」には甘みと油分を感じたこと。うむ、やはりこの「冷し中華」も美味い。色とりどりの野菜が沢山入っており、まるでピクルスの様にきちんと下味も付いている。しかも、嫌みな感じではなくスっと胃に収まる感じ。
「ホタテの貝柱のしぐれ煮ごはん」の150円という価格設定は、手間暇を考えたらバーゲンプライスだろう。ホタテって高いんだぜ。お米自体の素性も良いせいか、少し濃いめの味付けがバッチリ合う。
総じて美味しかった。嫁さんと二人、帰りの車内で感想を言い合うのが楽しかった。好みは人それぞれだが、少なくとも我々夫婦にとってこちらのお店の味が好みであることは間違いない。
ご馳走様。
2019/06/22 更新
2019/06 訪問
三ッ星醤油らーめん 1000円
食べログの記事ネタが結構溜まってきたのだが、敢えて最新ネタである今日のお昼に食べたこちらのお店を先に。なにせ、今回食べた「三ッ星醤油らーめん」がめっぽう美味しかったから。催事用の麺を使った期間限定メニューなので紹介しておきたく。
愛しい嫁さんからのリクエストでこちらのお店に決定。ウチから鎌倉街道と環状3号を使って40分程で到着。クルマは店舗裏の第1駐車場へ停めた。3台分(15〜17番)ある。
12時過ぎで外待ち3組、タイミングが良かったのか15分程で入店。最も入口寄りのテーブル席へと案内された。
口頭注文の後会計、私も嫁さんも「三ッ星醤油らーめん」1000円にした。先日まで新宿高島屋の催事で提供されていたメニューだ。追加トッピングは「くるま麩」50円と「チャーシュー」150円と「味付玉子」120円。それに「ごはん」170円も付けた。
丁度、客の入れ替わりタイミングだったので、提供までちょっと時間がかかったのは仕方ない。忌野清志郎さんの歌声を聴きながら待つこと15分程、店主さん自ら運んできてくれた。
「三ッ星醤油らーめん」、くるま麩が載った見た目は結構インパクトある。茶褐色っていうか黒みを帯びたスープを啜ってみると結構キリっとしていた。これで無化調?凄いな。醤油がグイグイ来る感じだが、出汁もちゃんと下支えしている。これめっちゃ好みだ!
レギュラーメニューの醤油は優しい円やかな感じでファンも多いが、私的にはレギュラーよっかこっちが好きかも。
麺もイイ感じ。十勝産はるゆたかストレート麺は低加水で四角い断面形状。しっかりした感じで小麦の風味も良い。美味い。大盛りにすれば良かった。
具は追加トッピングのくるま麩が気に入った。上述のキリっとしたスープに浸して食べると、フニュフニュした食感と醤油感が相乗効果で超絶気持ちイイ(笑)。50円のこのトッピング、今後も続けて欲しいと思う。しっかりした噛み応えのチャーシューはそのまま食すも良し、「ごはん」と一緒に食べるも良し。マッシュルームのフニフニした柔らかい食感との対比も面白い。
お会計後、店主さんが嫁さんに話しかけてきてくれた。我々夫婦共に好みの味であり満足度が高かった。この催事メニューは6/3(月曜)までとのこと。気になる方はお急ぎあれ。
ご馳走様。
三ッ星醤油らーめん、追加トッピングはくるま麩とチャーシュー
三ッ星醤油らーめんの麺リフトアップ
三ッ星醤油らーめん
店舗外観
メニュー(2019.6.1)
麺類以外のメニュー
駐車場の案内図
店舗裏の第1駐車場(15〜17)
2019/06/01 更新
2018/05 訪問
山塩小僧(中太麺) 920円
今日のお昼は、戸塚と本郷台の間くらいにあるこちらのお店で。ウチから鎌倉街道→環状4号でのんびりと。12:20頃の到着でクルマはお店の裏にある駐車場へ停めた。店内はほぼ満席と混雑していたが、ちょうど奥のテーブル席へ座ることが出来た。
ふと見ると、カウンター席の角に麺友さんがいたのでご挨拶。実はこちらの店主さんは数日ほど前に体調を崩して休んでいたのだ。麺友さんもそれを気遣って食べに来ていたのだと思う。心優しい紳士的な麺友さんであり、私も嫁さんも大好きな存在だ。
さて、こちらのお店はメニューが豊富だ。嫁さんと二人で色々と迷った結果、私は未食の「山塩小僧(中太麺)」920円を麺大盛り100円で味玉トッピング。嫁さんは「はるゆたか味玉らーめん(味噌)」1070円。禁断のちゃーしゅーごはん380円をシェアした。口頭注文の後会計。
嫁さんと歓談しつつ、待つこと10分ちょっとで出来上がってきた。
「山塩小僧(中太麺)」はネーミングこそ独特だが、外観は奇をてらったものではない。特徴はスープだ。山塩を使った塩ラーメンという位置付けに相応しく、ミネラルが豊富のように感じる。これならグビグビ飲んでも身体に良いような気がしてくる。実際、塩分濃度が程々で飲みやすい。
合わさる麺は細いのと中太から選べるが、私は中太麺を選択。中太麺は、はるゆたかを使っているのだ。しこしこした感じで、小麦の香りすら漂っている気がする。ズルズルっと啜ると、上述のミネラル豊富な塩を纏って喉を通り胃の中に入ってくる。
具は2種のチャーシューも絶品だが、マッシュルームも美味い。歯ざわりが心地良く旨みもある。
「禁断のちゃーしゅーごはん」は炭火の香りが食欲をそそる逸品であり、肉がめっちゃジューシーに仕上がっている。甘みのある味付けだがクドさを感じさせない。
総じて思うのは、素材を大切に活かした料理だなと。値段設定的には、高級小麦はるゆたかを使っているのを鑑みれば妥当かなと思う。
食後に店主さんと少し会話したのだが、体調はもう大丈夫とのこと。でも、油断せず、お大事に。
ご馳走様。
2019/05/29 更新
2017/12 訪問
短期限定つけ麺 「お茶ゆたか」 1000円
昨日のお昼は、戸塚と本郷台の間くらいにあるこちらのお店で。私は限定のつけ麺狙い。嫁さんは混ぜそば狙いだったが提供終了とのことで、私と同じ限定に変更。
ウチからは鎌倉街道からの環状3号で。クルマはお店裏手にある駐車場へ停めた。開店20分前の到着で既に行列しており、見知った方々が多数。開店後、奥のテーブル席ヘ座って口頭で「お茶ゆたか」を大盛りで注文。トッピングはカリフリ味付玉子160円、サイドメニューは禁断のちゃーしゅーごはん380円。
まあ、開店後から沢山の人出だったので、注文後に待つ事は覚悟の上。待ちますぜ、美味いのわかってるし食べたいからね。ってことで、20分ほどで出来上がってきた。
お茶ゆたかの麺は、はるゆたか(小麦の銘柄)の玄麦を焙煎した小麦茶でかん水を作り、素晴らしい技量を持った店主が真剣に打ったもの。って、わかっちゃいるけど、実際に食べてみるとマジで美味い。中太で程よくしめられており、何もつけずにそのままでも喉越しが良くチュルンと啜れる。麺に塩だけでもイケるが、やはり、つけ汁にて本領発揮すると思う。
そのつけ汁はオニオン感が半端ない。甘みのあるタマネギをブラウン色まで調理して・・・、あっ!これって私の大好きなアレじゃん!?
オニオングラタンスープ!!大好きなんだよね〜
(ΦωΦ)
美味い美味い。嫁さんに何度も連呼するほど言ってしまうほど気に入った。実に好みの味だ。スープ割りにするとポテトチップ(!?)が入ってきて驚いたが、食べてみて更にびっくり。不思議なことに合うのだ。オニオングラタンスープ感は更にマシマシだ。とても気に入った。短期限定と言わず、またやって欲しいな。その時は、つけ麺ではなくラーメンなスタイルで。なんて、わがままを言えるほど常連でないので、もっと足繁く通わねばと思った。禁断のちゃーしゅーごはんは言うまでもなく美味しかった。が、いささか食べすぎたかな。年末(12/29)に人間ドックなので、そろそろ自制せねばなんね。
ちなみに、この日は嫁さんと私の共通の麺友さんもいらっしゃっており、お話が出来て良かった。他にもお客さんが多数、老若男女みんなに愛されるお店だなし。うん、私も好きですぜ。
ご馳走様。
2017/12/17 更新
2017/09 訪問
カリフリちゃーしゅーめん(塩) 1200円 / カリフリちゃーしゅーめん(醤油) 1200円
2017年9月17日(日曜)
今日のお昼は戸塚と本郷台の間くらいにあるこちらのお店で。クルマはお店の裏手にある駐車場へ停めた。台風接近で秋雨前線が活発化って、関東地方はこれからが本番か。とはいえ冷たい雨が一日中降り続くと、身体も冷える。命の重さを感じさせてくれるラーメンを食べて、身体を温めるだよ。
(*´-`)
お昼時の混雑を回避したせいか、ちょうどカウンター席にすぐ座ることができた。麺友さん達がこぞって食べているというカリフリちゃーしゅーめんを塩と醤油で。塩は麺をはるゆたかに変更(+120円)。口頭注文の後会計。カリフリというのは、店主さんの北海道のお友達から入手した豚肉とのこと。他では売っていないという。
注文から7分ほどで出来上がってきた。初っ端、スープを啜るとしっかり塩味が主張するスープと思ったが、後からダシの奥深さが秀でているのを感じて、思わず美味い!と口に出して呟いてしまった。このスープに合わさる中太のはるゆたか麺がこれまた美味い。
そして主役のカリフリちゃーしゅー。これが美味い。北海道のトマムで放牧して育てられた豚とのことだが、脂がクドくなくて甘みすら感じて気持ち良い。そして肉質も良くて、なんと表現したらいいのか、元気いっぱい育った豚なんだろうな〜と想像を巡らせてしまった。厚みも大きさも充分で、3種類の部位が合計6枚入ってこのお値段は納得。白飯が欲しくなったが、ぐっとこらえた。だが、後から思えば、本能に忠実に従っていれば良かったかもしれないな。生き物を食べることの意味について鑑みた逸品。
ご馳走様。
2017/09/18 更新
2017/07 訪問
冷やし中華
2017年7月19日(水曜)
麺友さんから飲みのお誘いがあったので、相方と一緒に行ってきた。宴は楽しく盛り上がったけど、ここでは詳細は省く。
こちらのお店は、戸塚と本郷台の間くらいにある。電車の駅からはちょっと遠いので、相方(アルコール飲まない)の運転で。クルマはお店の駐車場へ停めた。
美味しい肴と酒を堪能した後、〆で冷やし中華を食べた。何と言ったらいいのか、冷やし中華の固定概念が吹き飛ぶ美味さだった。私は所謂一般的な冷やし中華の酸っぱいやつが苦手なのだが、こちらのお店の冷やし中華は、スッと身体に入ってくる。酸味が全く無いわけじゃ無いのだが。具材とか調理方法とか特別な何かがあるのだろうか?不思議なもんだ。尚、そんなに酔った訳ではないが(酔っ払いは皆そう言う)、冷やし中華のお値段は失念した。歳のせいだろうか(苦笑)。
大勢で押しかけて長時間の宴だったので、お店にも他のお客さんにも少なからず迷惑をかけてしまったと思う。すみません。そして、色々な我儘にご対応して頂いて誠にありがとうございます。
ご馳走様。
2017/09/19 更新
自然の素材を大切に活かしているお店。命を食べるという行為を改めて考えさせられる。多彩なメニュー構成だが、どのメニューも優しくて心に染み入るように美味い。
また、店名の森に相当する字は木と水と土を組み合わせた造語だ。こちらのお店は生産者とのつながりを大事にしており、全ての食べ物を大地の恵みとして大切に扱っている。そのポリシーを表現したかった故の造語であろうと推測している。
2019/07/29 更新