51回
2019/05 訪問
暑くなると、酸味あるつけ麺が恋しくなる♪
週1はランチで行く、ヘビーユースな牛すじカレー 屋を目指して歩いていた。この日は5月だというのに、この時間でも既に真夏の暑さだった。湿気がない分、爽やかな暑さなのが、まだ救われた。
カレー気分から、急につけ麺を口にしたくなり、カレー屋より一本手前の路地を曲がった。
次第に店舗に近づくにつれ、幟(のぼり)がたなびいているのが分かる。昨日も来たのに
また来てしまった。
入口を入りすぐの券売機で今日の料理を決め、空いている一番奥のカウンターに腰を下ろした。1時を回った時刻にもかかわらず、今日は客が多かった。
店主ひとりで店を回しているので、手がすくまで食券を持っていることにしよう。
直ぐに、買ったばかりの"味噌つけ麺"と"特盛り"の食券を渡した。
客が一気に引け、店内では店主とふたりだけになった。いつものようにお互いにラーメン店の新規訪問を確認した。店主から教えて貰った、小滝橋通りに出来た大井町の人気店の新店舗へ行ったことと、その寸評を話した。
特盛は結構、ボリュームある。さらに多めに盛ったサービスライスを付けていた。
トッピングの焼豚、メンマ、海苔は麺の丼に乗っている。
麺は細麺だからか、特盛にすると太麺よりづっしりときた。
スープは酸味ある、甘めの出し汁だ。味噌が前面に出て主張する感じはない。
ボクにはラーメン、つけ麺は、あくまでも"ご飯のおかず"にしかすぎない。正直このつけ麺は、ご飯とは合わない気がする。それはまずいのではなく、むしろこの一杯で完結した料理だからだった。
ボクはご主人に、"食べログのポイントが上がった"ことへの謝辞を伝えた。店主は食べログ情報など見ていないと思っていた。たまに見て参考にしているようだった。
店主はポイントが上がったことを、素直に喜んでいるようだった。ボクが店のレビューを載せていることも、実は知っていた。
"和え玉の試食"をしたのは、"ボク"しかいないからに他ならない。
2019/05/25 更新
2019/04 訪問
研究熱心な姿勢に、また惹かれてしまう♪
いつものように、"味玉醤油そば"を大盛にしてカウンターで料理の提供を待った。
小滝橋通りから駅へ向かう路地は、ロケーションとしては決して良いとは言えない。
それでも天気が良く、暖かくて心地よい天候もあってか席数の少ないカウンターは8割ほどの"入り"だった。
しばらくして、店主はうっかりして大盛にしなかったことを詫(わ)びた。
代わりに、"和え玉"を提供するからと提案した。
料理は通常ラーメンを"大盛"以上にすると、"替え玉"にして麺の伸びを防いだ。今回は替え玉を油そばのようにして、試作品を提供してくれるようだった。
ラーメンを食べ終わる適当な頃合いで、替え玉のコールをして貰いたいと告げた。
コールをして"和え玉"が提供された。
刻み焼豚、葱がトッピングされた麺を、先ずはひと口…
油っこさは最小限、そして出汁がしっかりとして"そのままで"充分楽しめた。結局、丼には入れず最後まで和え麺として楽しんだ。
食べ終わった後に、店主は印象を聞いてきた。
次に来たとき、"和え玉"を試食品として提供した。
この"替え玉"には塩つけ麺の出汁から酸味を抜いて、タレを絡(から)めていた。
細麺だから、麺がくっつく弱点を、ボクは店主に指摘した。
いまだ"和え玉"は、メニューには追加されてはいない。
2019/04/20 更新
2019/04 訪問
毎日のご飯を口にするように楽しんだ♪
店に着くと、外の看板メニューに"限定"があった。"揚げネギワンタン麺"と"揚げネギ醤油そば"の2つ。麺は"特注中太麺"とあった。
店内に入りすぐの券売機から、"揚げネギ醤油そば"を探した。
空いている一番奥のカウンター席に座り、店主に食券を渡した。
悠の麺は、大栄食品の極細ストレートを使っている。今回は麺を変えているから楽しみだ。
先客の料理が提供され、店主はすぐにボクの料理に取り掛かった。ワンオペながら、相変わらず調理の手際が良い。
待たされることなく、すぐに料理がカウンターへと乗った。
チャーシュー2枚、細切りメンマ、海苔、そしてたっぷりの揚げネギが丼に乗っている。
まずはレンゲでスープをひと口…
いつも口にする醤油そばのスープだ。ただ揚げネギが入ることで、香ばしくなった。
スープを持ち上げ、麺を一気に啜ってみよう。いつも細麺に馴れてしまっているから、特注の中太麺はちょっと不思議な感じがする。
麺はサイズが変わっただけで、味わいに変わりはない。店主に聞くと、違いは太さだけで材料はかえてないそうだ。
シンプルな味わいだからこそ、いつまでも楽しめる一杯だった。
店主から、最近開拓した店があるかを聞かれた。
ボクは飲み屋の店名を2店あげた。
飲まない店主は、苦笑いした。
2019/04/05 更新
2019/02 訪問
白飯のように、普段使いさせて貰っている♪
日常的に使っている。気に入った店は、何回でもレビューしてしまう。だからレビューの口込み件数は増えない。レビュアーとしては、リピーターは失格かも知れない。
今日は初めて、"チャーシューメン"を試したくなった。朝起きてから、今日の昼は、チャーシュー気分だった。
来た時はよく口にしている"中華そば"の叉焼増量だから、安心して楽しめる。もちろん、初めての感動はないのは分かっている。これに白飯が合わないはずはない。
悠のチャーシューは、純然たる焼豚だ。塊りをカットしたら、トッピング前にバーナーで炙り手間を掛ける。
おおぜき中華そば店同様、麺は大栄食品の極細ストレートを使っている。サラっとした魚介系スープとの相性は、抜群の麺だ。
肝心のチャーシューは柔らかさはなく、硬めの食感だ。脂身はほとんどなく、むしろこの肉には相応しい。たまに脂身にあたると、これが得も言えぬ旨味を引き出した。
今日はあるラーメン店の話題になった。食べログでは既に人気の一店だったが、店主は行ったことがあるようだった。どうやらその一杯は、店主の口には合わなかったようだ。
スープをいつものように、ひと雫(しずく)も残さず完飲した。
今日も美味しい料理、安らぎの一時を楽しめた。
店主にご馳走さまを言って、ボクは店を後にした。
今までの納得できる仕事ぶりから、各ポイント、総合ポイントを上げさせていただいた。
2019/02/22 更新
2019/01 訪問
研ぎ澄まされた限定メニューは、価値ある一杯と感じた♪
【限定カレーつけそば】
東池袋大勝軒をモチーフした酸味ある甘めのつけ汁には、インパクトある辛子スパイスが存分に効いていた。
加水率低めの大栄食品の細麺との相性は良く、サラっとしたスープがしっかりとまとわりついた。
実は既に年明け8日に、正月限定メニューを楽しんでいた。正月らしい内容の料理で、低廉な価格で豪華で楽しめる一杯だった。
昼どきいつものように狭い店内へ入ると、並びこそないがひと席を除いて全て塞がっていた。
いつもは客入りがそれほどでもなく、緩(ゆる)い雰囲気の店内だが、今日は満席だからか雰囲気はいつもと違った。
券売機で"限定"のボタンを押し、併(あわ)せて"特盛"、"味玉"のボタンを続けて押した。
空いている"その"席に座り、店主に買ったばかりの食券を渡した。店主は食券の料理名を読み上げ、サービスの小ライスの提供を確認した。
麺茹でを開始し、その間に叉焼をバーナーで焙(あぶ)りと、手際よく調理をこなし、料理はカウンターへと乗った。
麺の入った丼は、特盛にしてボリュームたっぷりの麺に、綺麗に盛りつけられたトッピングの食材が並んだ。
一方つけ汁はカレーと言われなければ分からない色合いだが、スパイシーな香りが鼻腔の辺りを漂った。
麺をつけ汁に潜(くぐ)らせ、一気に啜(すす)った。スパイシーな味わい、そしてピリッと辛さはかなりある。そして悠の特徴となる焦がし葱で、香ばしさが加わる。
ザラっとした舌触りは、つけ汁にしずんだ挽肉だった。
焙りチャーシュー、細めにカットされたメンマ、そして味玉のトッピングが、料理の味にバランスよく並んだ。
並びこそなかったが、今日は次から次へと客席が来店した。
帰り際に、ボクは調理する店主の背中に向かって話かけた。
『T R Y、味噌部門受賞おめでとうございます。』
店主は振り返り、お辞儀を返した。
2019/01/19 更新
2018/12 訪問
旨味際立つ、日式担々麺を楽しんでみた♪
普段はあまり考えるとことなく、券売機では"志那そば"を大盛りにする。今日は"担々そば"が目に入ったので、それを大盛りにしてみた。
先客は一人いたが、席に着く頃には食べ終えて帰っていった。
L字カウンターの、入口から一番遠い席に腰を下ろし食券を店主に渡した。いつものように、サービスのライスを付けたのは言うまでもない。
辛さを聞かれたので、マックスが3辛なのでそうした。
客が誰もいないときは、店主と話すようになっていた。
他のラーメン店の話題はもちろんだが、インターネットラジオから掛かるビートルズの曲といったところにまで及んだ。
今の時季は学校が休みだから客足が少ない、と店主はボヤいた。
味は間違いないが、旨いからと言って必ずしも集客できるかは別のことだと思った。店舗は一本路地に入っているから、尚更だろう。
店主ひとりの作業だが、待たされることなく本日の一杯がカウンターへと乗った。先ずは蓮華を取って、スープをひと口…
スープはサラッとしていて、後からピリッとした辛さがきた。ベースは煮干しと鶏ガラだろうか…
あっさりとしていて、ドロっとして胡麻を感じる中華の担々麺とは明らかに違った。
和を感じさせる担々麺、と言って良さそうだ。
辛くないでしょう…
そう笑いながら言う店主は、少しばかり強面の顔から優しさが伝わる。
麺は"志那そば"同様、細麺ストレート。スープとの絡みは、ぴったりだった。
トッピングは水菜、海苔、ひき肉、チャーシューで、主役のスープ、麺を謙虚に引き立てていた。
客がひとり入り、ふたり入りして、いつの間にか狭い店内は満席となった。必然、店主との楽しい会話は終了した。
ボクは店主に"ご馳走さま"を言い、会釈して店を出た。
担々麺で温まった体は、外に出ると熱を一気に奪われる気がした。急に寒くなったクリスマス直前のランチタイムだった。
2018/12/21 更新
2018/08 訪問
つけ麺を醤油、塩、それぞれで楽しんでみた♪
オープン当初、つけ麺が提供されたときに試したことがあった。そのときは、想像していた味とは違って残念だった思いがあった。
そしていつしか"悠"とは、疎遠になってしまっていた。
前回久し振りに"支那そば"を楽しみ、そしてブラッシュアップされたと風の噂で聞いていたつけ麺を久し振りに試してみる気になっていた。
つけ麺は、醤油と塩があり、別枠で味噌があった。
今回ははまず醤油と塩を食べ比べてみよう。いっぺんに頼んだのではなく、日を変えての食べ比べとした。
前回のレビューでは書かなかったが、麺は大栄食品で、加水率は低い細めのストレートを使っている。なので口にした時の食感は、心持ちモサっとしていてモチモチ感はない。小麦の風味が漂い、麺の主張が強い弾力を感じる。
○つけ麺(醤油)
ほんのりとした甘い酸味を感じる。醤油の味は見た目ほどには主張していない。
麺との一体感を感じる味わいだった。
初めからつけ汁に酢が入るのは好きではないが、これはこれで楽しめる。大盛りにしたが、飽きずに楽しめた。
○つけ麺(塩)
ほんのりとした甘い酸味は、醤油と変わりはない。さっぱりとした味わいの中に、ほのかな柑橘系の香りを感じた。麺をつけ汁に浸けていくうちに、つけ汁が薄くなるのが分かった。これは醤油では感じなかった。つけ汁が薄くなったときには、別にスープを足すための、"足しスープ"が用意されている。
正直つけ汁に最初から酢が入っているのは、あまり好みではない。
途中からの味変の道具に、酢を回すのが好きだった。
どちらも、想像以上に楽しめるつけ麺だった。好みだろうが、"塩"の方が気に入った。
ただしどちらかと言うと、"支那そば"などラーメンの方が、より楽しめたと思う。
過日ボクは"味玉そば"を食べに、店へと向かった。店内に入ると、見覚えある顔の紳士が料理を楽しんでいる。
紳士は食べ終わり際に、麺はどこの製麺所を使っているか店主に聞いた。ラーメンデータバンクを運営するラーメンの神様、大崎氏だった。
店主に聞くと、"緊張しました。"
そう言って、苦笑いした。
2018/09/01 更新
2018/08 訪問
慈味深いスープが、カラダの芯まで染み入った♪
前回来てから、すでに1年以上も間が開(あ)いてしまった。実は悠が始めたばかりのつけ麺に、ひどくがっかりしてしまったからだった。
…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…
朝起きてテレビをつけると、アナウンサーは連日の猛暑に悲鳴とも取れる声をあげている。またかと思いながら、朝食のバナナとカップに4杯入れたインスタントコーヒーに、並々と牛乳を入れスプーンでかき回していた。まだ働いていない胃袋へと、ボクは無理やりバナナを押し込んだ。時計を見ると、時間は5時23分だった。そして今日も1日が始まった。
…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…
電話の時計を見ると11時59分。ランチタイムの準備は、全て順調だ。今日は朝起きてから、すでにランチタイムで楽しむ店は決めていた。
職場を出て横断歩道を渡り、たかだか5分程度の道のりだったが、早足で来たからか一気に汗が吹き出してしまった。
店舗前に来たがすぐには入らず、外観、そして看板に載ったメニューをしっかりと見た。先に若い男女が入り、ボクはその後についた。
ふたりは券売機でモタついていて先に使ってくれるよう言われたが、彼らの負担にならないようボクは待った。
ふたりはカウンターのみの席の入口そばに座ったが、ボクはL字型カウンターの調度角の席へと回った。
前回来た一年前はふたり体制だったが、今日は店主ひとりだ。年配の男性は辞めたのだろうか…
そんなことを思いながら、本日の一杯を待った。
今来た若い男女を含め、客は5人…
一気に作る店主の調理を、カウンター越しに眺めた。まるで芝居のひとり舞台。その手際の良い調理に、久しぶりに見入ってしまった。
先ずは大盛りにした"支那そば"がカウンターに乗った。そして店主はおもむろにバーナーを取り出し、煮豚を炙(あぶ)り始めた。そして、"ミニあぶりチャーシュー丼"が提供された。
卓上のレンゲを取り、まずはスープを一口…
そして、また一口…
旨味が体に染み入るほどに優しく、そして深みある味わいだ。昔ながらの味わいながら、料理にひと捻(ひね)りある手間を感じた。
合わせる麺は中細ストレート、麺は"パッつん"としていて加水率は低めだ。スープとの馴染みは、いたって良好だろう。
2枚乗った煮豚は柔らかく、ホロっとして旨味がある。スープ、麺の脇役としては主張はあるが、味をジャマせず引き立てた。
一方セットにした 、ミニあぶりチャーシュー丼はバーナーで炙ったチャーシューは楽しめたが、無くても良かったかも知れない。
気がつくと、つけ麺が4種類に増えていた。味も変わったことを、アナウンスしている。
ならば、次回はつけ麺をチャレンジしよう。
2018/08/08 更新
2017/05 訪問
悠で初つけ麺体験をしてみた♪
久し振りに来ると、券売機には「つけそば」のボタンがあった。味玉が付いたつけそばのボタンを押した。
昼どきをちょっとばかり回った時間だが、10人ほど入るカウンターには先客が2人とちょっとばかり寂しい。
L字型カウンターの奥に座り、2人いる店主ではない店員のひとりに食券を渡した。塩か醤油を聞かれたので、醤油でお願いした。券売機に貼ってあるポップで分かっていたので、ランチサービスの麺中盛り、半ライスをお願いした。
料理が提供されるまで、カウンター越しに2人の調理を眺めていた。麺の茹で上げなどの調理は店主が、トッピングの盛りつけ、チャーシューの炙りはサポートの年嵩(としかさ)のいった店員、というように分担している。
手際が良いから、ストレスなく料理はカウンターへと提供された。トッピングは麺の丼に盛付けられている。
まずはレンゲで、スープを口に含んだ。
麺を丼のスープに浸し、一気に啜った。
麺は細ストレート麺で、以前の記憶に間違いなければ、ラーメンとの麺は変えていない。細麺ながらしっかりとしたコシがあり、つけ麺にも合いそうだ。
スープは最初から酢が使われていて、しかもかなり甘い。
甘くてスッパいスープだかは、及第点は取れていない。
食べ進めるうちに、甘い、スッパい…この味わいのバランスのなさが、最後まで拭(ぬぐ)えなかった。
メンマ、チャーシュー、味玉のトッピングは、見た目、味ともに見事だった。
つけそばについては…あくまで主観だが…ラーメンの到達点には遥かに及ばない。
今回はつけ麺としての料理として、評価を変更した。
実力派だから、さらに良い一杯を提供してくれると思う。
2017/05/19 更新
2016/06 訪問
原点回帰…懐かしく、そして滋味深い味わいが広がる♪
(2016年6月再訪)
小雨が降る中に行ってみた。
初訪問の印象が良かったので、別の料理を試してみたい。
カウンター7人の席はひと席だけ空いてあいる。
今回は味噌ラーメン大盛りに、味玉を追加した。
提供された料理のスープは、ミルキーな色合いだ。
スープを啜(すす)ると、かなり甘めでマイルドだった。
そして甘みが、口いっぱいに広がっていく。
反面、味噌の味わいが一気に来た。
麺と味噌ベースのスープとの絡みは、すこぶる良かった。
ただ、このスープには、細麺より太いほうが合う気がした。
チャーシューは焼豚で、豚肩ロースを使っていた。
そしてスープには、大量の蜂蜜を投入した。
シンプルな味わいながら、ひと手間かけた一杯だ。
そんなことを思って、ボクは店を後にした。
…美味いじゃあないか!
(2016年6月初訪)
小滝橋通りから一本路地に入った、分かり辛い立地にある。
味噌ラーメン専門の店が開店し、すぐに閉店してしまったようだ。
ちょっとばかり、店内を手直ししての新規開店だった。
L字型カウンターのみ7人の店舗は、かなり手狭だ。
入り口そばの券売機では、どれを選ぶかちょっとばかり迷ったので、厨房内の店員に確認した。
ワンタンメンとの回答が、即座に返ってきた。
券売機を見ると、支那そば、味噌ラーメン、辛味噌ラーメンとあり、それぞれにワンタンメンがある。
悩んだ末、シンプルに、券売機左上の「支那そば」にした。
券売機には白飯がないので、店員に確認した。
どうやらご飯ものはまだ提供していないようで、仕方がないので、麺は大盛り、味玉はダブルにした。
客はボクが最初だったが、その後2組3人がすぐに入った。
L字カウンターの奥に坐ろうとしたところ、男性のひとりから空調が効いてないからとアナウンスされた。
ボクは角の席へと腰を下し、券売機からの食券をカウンター上に並べた。
入り口上部に「かづ屋」、そして製麺業者、大榮食品からの祝いの色紙を見つけた。
調理場では、50代ほどの男性、そして40代半ばほどの男性が仕事にあたっている。
店主と思(おぼ)しき若い方の店員に確認したところ、「かづ屋」で働いていたと返した。
ならば、ワンタンメンにすべきだった。
かづ屋はたんたん亭 本店の流れを汲(く)む派生店だった。
注文から提供までにストレスなく提供された料理は…非常に美しい。
例えるなら、乱れ髪を纏(まと)める、そんな完成される遥か以前の、荒削りな美しさを感じた。
先ずはレンゲからスープをひと口啜(すす)ってみた。
なんとも滋味深い…優しくも口いっぱいに広がる鶏がら煮干し出汁の味が、じんわりと沁み込んでいった。
麺は細麺ストレートで、スープを楽しませてくれる。
もっちりと言うより、むしろコシのある麺だった。
時間が経てばダレそうな細麺だったが、伸びることは殆ど無かった。
味玉は黄身はトロっとして、味わいはほんのりとしている。
滋味深いこのスープに、出しゃばらない味だった。
チャーシューはしっかりして、脂は乗っていない。
提供する前、丁寧にバーナーで炙っていたから、適度な香ばしさがあった。
久しぶりにスープを1滴残さず、飲み干してしまった。
エスニックタウン大久保には似つかわしくない良店が、今まさに産声(うぶごえ)をあげた。
(2016年6月再訪)味噌ラーメン大盛りに、味玉をトッピングした。
(2016年6月再訪)
(2016年6月再訪)
(2016年6月再訪)
小滝橋通り路地を一本入った、飲食店ないロケーションにあった。
券売機は支那そば、味噌ラーメン、辛味噌ラーメンの3種類、それぞれにワンタンメンがあった。
ボクの今日のランチだ。
お祝いの色紙があった。
調理は2人体制で、声を掛け合い作業を進めていた。
支那そば(700円)を大盛り(100円)に、味玉(100円)はダブルにした。
細ストレート麺は、シッカリとスープに絡んだ。
シッカリした食感のチャーシューは、バーナーで炙られている。
トロットロの味玉だった。
麺箱には大榮食品の刻印!
2016/06/17 更新
閉店する飲食店の営業年数は、半数を超える60%以上が2年以内と言われる。
ここに信頼出来る統計がある。
営業年数別の閉店割合
1年未満: 34%
1~2年: 15%
3~5年: 21%
6~10年:17%
11~15年: 5%
16年以上: 6%
開業3年後の生存率は30%と言われていることから、納得いくだろう。
さらに、駅から5分以内での店舗の割合で閉店の占める割合が73.3%とかなり高い。これは駅近くは地価が高いため、賃料に跳ね返るからだ。必ずしも、駅に近いから良いという訳ではなさそうだ。
本日いつものように券売機に向かうと、つけ麺の提供はない。今日はラーメン気分だったから、問題はない。券売機から"味玉醤油そば"と"大盛"のボタンを押し、カウンター中央の角の席へと腰を下ろした。
今日は、いつも以上に客が多い気がする。
店主は食券を取り、ボクを含む3人の客の料理を一気に作り始めた。店主ひとりだが、手際が良いからストレスなく料理は提供された。
丼を見ると、大振りのワンタンが5つ乗っている。あわてて、店主にワンタン麺ではないことを告げた。
店主は笑いながら、奥の壁に貼られたポップを指指した。
今週の土曜まで、開店3周年記念として醤油そばはワンタン麺となる。
ワンタンは皮はプリプリして、餡肉厚で、ほんのりと生姜の風味を感じた。
開店3周年の祝いの言葉を伝えると、店主は満面の笑みを浮かべた。
これからも、ボクの舌と胃袋を存分に満たして頂きたい。