雷99さんが投稿したムコウガワ製麺所（兵庫/武庫川）の口コミ詳細

以前食べたラーメンの麺が印象に残っており、同じ麺を油そばで味わいたくて訪問。
今回は油そば大盛りを注文。
ブラックカードの特典で生卵を追加してくださった。

麺は、さぬき一番粉と飛龍のブレンドらしく、小麦の香りがしっかり立ち、噛むほどに甘みを感じる。
タレを絡めると表面に艶が出て、コクはあるのにしつこさはなく、最後まで重たさが出ない。

途中で生卵を混ぜると味が丸くなり、麺の輪郭は残したまままろやかさが加わる。
自家製辣油を少量垂らすと香りが引き締まり、単調にならずに食べ進められる。

角切りチャーシューは脂身が多めで、噛むとほろりと崩れる食感。
麺と一緒に食べると旨味が増し、アクセントとしてちょうど良い。

油そばでも、ここなら麺が主役として成立していると感じた。
また食べたくなる一杯。

トッピングが単品で購入できるようになったと聞き、TKM狙いで訪問。

注文したのは「TKM(大)」に「アカモク」と「生卵」を追加した一杯。
丼の中央にアカモク、その上に黄身がふたつ並んでいて、見た瞬間にテンションが上がる盛り付け。

まずはスープ代わりのタレを少し絡めて麺から。
さぬき一番粉と飛龍をブレンドした麺は、もっちり感がありながらコシもしっかりしていて、小麦の香りが立つタイプ。
TKMらしい卵のまろやかさと相性がよく、麺だけでも十分に主役を張れる。

そこへ「アカモク」をしっかり混ぜ込むと、一気に表情が変わる。
ねばりが増して喉越しが滑らかになり、ところどころに出てくるコリッとした食感が良いアクセント。
海藻の風味も加わって、濃厚になりがちなTKMが、後口すっきりの方向にまとまる。

終盤は卵黄を中心にもう一度しっかり混ぜて、ややタレ多めでいただくと、釜玉うどんのような雰囲気も出て面白い。
次は、最初から釜玉風にしてみるのもありだと思わせてくれる美味しい麺だった。

再訪。今回は「特製 熱いのん（温）（1.5玉）」を選択。

この日の麺は、さぬき一番粉と飛龍をブレンドしたもの。
表面はなめらかで、箸を入れるとしっかりともっちりした弾力が返ってくる。
噛み進めるほどに麺の甘みが広がり、うどんを思わせる質感も感じられる。

スープは淡麗な醤油仕立て。
主張しすぎず、麺の風味を受け止める設計で、温かい状態でも重さは出ない。

付属の生卵に麺をくぐらせ、すき焼き風にしていただくと、麺のもっちり感と卵のコクが合わさり、印象が一段変わる。
さらにしっかり混ぜて釜玉風にすると、麺の甘みが前に出て、この麺の持ち味がよく分かる。

生卵での食べ方も含め、麺そのものの完成度を再確認。
通ってきた中で、ブラックカードに到達したタイミングでいただくには相応しい一杯だった。

限定の「岩津ねぎラーメン」に、今回は「チャーシュー4枚」を添えて注文。
丼の縁に沿って並ぶチャーシューの存在感にまず目を引かれる。

スープは醤油で、レンゲを口に運ぶと香ばしさと丸みのある旨味が広がり、その後にほんのり柚子の風味が抜けていく。
脂がしつこくなく、最後まで飲めるタイプ。

主役のねぎは、苦味がなく甘さが際立ち、噛むほどに香りが立つ。
ごまの香ばしさとも相性が良い。
麺は1.5玉で注文したが、つるりとした口当たりで重さを感じず、するすると進む。

チャーシューは部位ごとに食感の差があり、脂がほどよく落ちてスープとのバランスが良い。
具材それぞれの量もしっかりあり、見た目どおり豪華な1杯だった。

TKMを麺大盛で注文。
麺が丼の中で美しくまとまり、生卵の色が際立つ見た目から食欲をそそる。

まずは麺だけを啜ると、香りがしっかりと立ち、ほどよい弾力と滑らかさがあって心地よい食感。
シンプルな構成ながら、麺そのものの力がよくわかる一杯。

卵を絡めるとコクが増し、麺の甘みがよりはっきりしてくる。
タレの旨みも重なり、見た目以上に満足感がある仕上がり。
大盛にしたことで、最後まで麺の存在感をしっかり楽しめた。

寒かったので、温まりたくてムコウガワ製麺所さんへ。
注文したのは「わかめラーメン」にチャーシュー4枚を足し、麺は1.5玉でお願いした。

まず目に入るのは、しっかり量のある鳴門わかめ。
湯気と一緒に磯の香りがふわっと広がる。
スープは大和肉鷄がベースで、背脂の甘みが乗り、そこに柚子の香りがほんのり重なる。
脂が多いのにくどくなく、寒い日には特にちょうどいい温まり方。

麺は金斗雲と特ナンバーワンのハーフ＆ハーフ。
背脂入りのスープによく絡む。

チャーシューはしっとりしていて、脂の部分も重すぎず、スープと一緒に食べるとより旨みが増す。

気温の低い日に来て正解だったと素直に思える一杯だった。

店主のアッシーさんが
「温かい冷やし中華（温かい麺版）もいいけど、麺を冷水で〆ても美味しいよ」
と教えてくれたので、そのまま2杯目を注文。

冷水でしっかり〆られた麺は、噛むほどに心地よい弾力が戻ってくるタイプで、個人的にかなり好みの食感。
シャキシャキの白ネギとタレが絡むと、噛むリズムが止まらず、気付けば丼が空になっていました。

「温かい麺版」とはまた別物の一杯で、食べ比べが楽しい。

朝ラーを求めて、久々に朝6時オープンの日に訪問。
寒いなか到着して一番乗りでした。最初は熱々のラーメンを食べるつもりでしたが、限定で「温かい冷やし中華（温かい麺版）」を出しているとのことでこちらを注文。

酸味のないタレを温かい麺に絡めた一杯で、ラーメンと油そばの間にあるような独特の味わい。
釜玉うどんとも違う不思議な食感ですが、結局は麺の美味しさがすべてをまとめてくれる印象でした。

食べ終えた頃、偶然来ていた年上の親戚がいつのまにか支払いを済ませてくれており、朝からほっこりした気分に

ムコウガワ製麺所さんへランチで再訪。
昨日食べた一杯があまりに美味しく、どうしてももう一度食べたくなった。

「純度100%醤油らぁめん」は、まず見た目から昨日と違う雰囲気。
スープはやや白湯を思わせる濁りがあり、表面の香りも少し丸く感じる。
ひと口すすると、醤油のキレよりも旨みの厚みが前に出ていて、同じ名前でも全然違う印象で面白い。

麺は昨日よりかための茹で加減で、噛んだ時の反発が強く、スープとの絡みもまた別物。
細かい仕様が変わるだけで、ここまで表情が変わるのかと感心する。

サービスの「茹で卵」をかじりながら、スープの変化を楽しむ。
ラーメンは本当に一期一会やなと感じた一杯。

ランチで訪問。
本日の限定Aは「純度100%醤油らぁめんfeat.やまつ辻田」

東京の「大つけ麺博 Presents 秋の新作ラーメン祭」で提供された1杯が、尼崎で味わえるのは嬉しい。
これまで10杯以上いただいてきた中でも、今回は特に印象に残る味だった。

淡麗醤油のスープは香りがよく、すっと広がる旨味が心地よい。
そして何より、麺の美味しさが際立っている。
柔らかいのにしなやかで、喉を通る感覚はシルクのよう。

やまつ辻田さんの国産唐がらしは、辛さも香りも立ち、スープと麺の良さを引き立てる絶妙なアクセント。

ひと口ごとに満足感が高まり、また食べたくなる一杯だった。

ランチは「特製 熱いのん（温）1.5玉」と「アカモク卵黄丼」。

今日の麺は特ナンバーワンと金斗雲を使用。
つるっとした表面ともちっとした弾力のある食感が心地よく、スープをしっかりと絡め取る。
具材は肉厚のチャーシュー、有明海苔一番摘み、細めのメンマ、なると、ゆで卵。
昔ながらの王道スタイルながら、どの具材も丁寧な仕上がりで完成度が高い。

サイドの「アカモク卵黄丼」は、粘りのあるアカモクの中に濃厚な卵黄が輝く。
混ぜると磯の香りと卵のコクが広がり、喉越しが抜群。
使用しているお米は、コシヒカリの突然変異から生まれた奇跡の品種「いのちの壱」。
その中でも高品質な「龍の瞳」を使用しており、粒立ちの良さと甘みが際立つ。

ラーメンとご飯、どちらも主役級の満足度。
製麺所の名にふさわしい一杯だった。

ランチは「地中海まぜそば（海鮮なし）」と「豚煮込み丼」。

まぜそばはミントとレモンが香る爽やかな一杯。
スープの代わりに軽く絡むタレが、もっちりとした自家製麺の旨みを引き立てる。
具材はシンプルだが、卵黄を混ぜるとまろやかさが加わり、最後まで飽きずに食べ進められる。

豚煮込み丼のお米は「いのちの壱」。
大粒でしっとりした食感が特徴で、赤味噌でじっくり煮込まれた豚肉との相性が抜群。
濃厚な旨みと味噌の香ばしさが一体となり、箸が止まらない美味しさだった。

まぜそばの清涼感と煮込み丼のコク、両極の魅力を楽しめる満足度の高い組み合わせ。

この日の限定は「長野県のご当地ラーメン」とのことで、「王様中華そば」に「チャーシュー4枚」を追加。
「ゆで卵」はサービスでいただきました。

運ばれてきた瞬間、黒胡椒の香りがふわっと立ちのぼる。
表面には刻みネギがたっぷり。
スープは黒胡椒が全体をピリッと締めていて、味にキレがある。

麺はやや平打ちで、もっちりとした食感。
スープとの絡みがよく、最後まで伸びずに心地よくすすれる。
トッピングのチャーシューは脂身と赤身のバランスがよく、厚みもあって満足感が高い。
ゆで卵も程よい火入れで、スープに浸すと味がまとまる。

パンチはあるのに後味は軽やかで、気づけば完飲。
限定らしい個性と、ムコウガワらしい丁寧な仕事が両立した一杯だった。

朝から訪れて「塩＋大盛り＋チャーシュー（4枚）」を注文。
澄んだスープは塩の切れ味がありながら、脂の甘みがまろやかに広がり、レンゲを運ぶたびに旨味が重なっていく。
あっさりしつつもしっかりとした奥行きがあり、朝に食べても重たさを感じない味わい。

麺はこの日も金斗雲を使用していて、少し加水を加えたとのこと。
つるっとした舌触りともちもちした噛み応えが両立し、スープとの絡みも抜群。
シンプルながらも仕立ての良さが伝わり、思わず箸が進む。

チャーシューは薄切りで口当たりが軽やかだが、噛むごとに肉の旨味がじんわり広がる。
たっぷり入っているため、麺と交互に食べると満足感が倍増。

大盛りにしたことでボリュームはかなりのもの。
最後まで飽きることなく食べ切れたが、食べ終わる頃にはお腹がはち切れそうなほど満腹に。
朝からしっかり食べたいときにこそ訪れたい。

朝ラーで「TKM（大）」を初めて注文。
この日の麺は金斗雲を使用しているとのことで、迷わず大盛りにしました。

透明感のあるタレに泳ぐ麺は艶やかで、箸を持ち上げるだけで弾力が伝わってくる。
生卵を絡めれば、黄身のまろやかさが麺一本一本にまとわりつき、喉を通る瞬間のなめらかさが際立ちます。

途中まではタレと麺の相性が抜群でそのまま進めましたが、最後にカボスを絞ると爽やかな酸味が加わり、また違う旨さに変化。
初めてのTKMでしたが、大盛りにして正解だと心から思える一杯でした。

朝ラーで訪問。注文は「特製 熱いのん（温）」と「めし（小）」。

この日の麺は金斗雲を使用。
店主から「鶏ガラっぽいあっさり系」と聞いていたが、実際には奥行きのあるコクがあり、自分のイメージする“あっさり”とは一味違う仕上がり。
スープの油の輪がきらめき、鶏の旨味がじんわり広がる。

麺はしなやかでコシが強く、特にこの日はいつも以上に出来が良かった。
スープを持ち上げる力があり、大盛にすればよかったと少し後悔するほど。

具材は厚みのあるチャーシューにゆで卵、海苔やわかめ、ナルトと盛りだくさん。
見た目の華やかさに加え、それぞれがスープに寄り添って全体を豊かにしている。

一見シンプルな「めし」も、スープや具材との相性が抜群。
特に鶏ベースの出汁との組み合わせは、予想以上に満足感を高めてくれた。

朝からしっかり楽しめる一杯と一膳で、心地よい満腹感を得られた。

朝ラーで訪問し、この日は「油そば 大盛り＋生卵」を注文。

丼には最初から生卵がのっており、まずは卵を混ぜずにシンプルな油そばとして楽しむ。
もっちりとした太麺に絡むタレはコクがあり、噛むほどに麺の香りが広がって食欲を刺激する。
途中から卵をしっかり混ぜ合わせると、まるで釜玉うどんのようなまろやかさが加わり、ガラリと印象が変わる。

チャーシューは脂身の甘みがしっかりと感じられるタイプで、麺と一緒に頬張ると食べ応えが増す。
最後まで飽きることなく楽しめ、やっぱり油そばが好きだと改めて実感できた。
次回はお酢を加えて、また違った表情を味わってみたい。

朝から開いている貴重な一軒、ムコウガワ製麺所さんへ。
今回いただいたのは「特製 熱いのん（温）」と「めし（小）」。
この日は特製のゆで卵が生卵に変わり、わかめ入りでの提供だった。

スープは三ツ星醤油をベースにしたカエシが使われており、力強さを感じながらも全体の印象は驚くほど穏やか。
口当たりがやさしく、朝の一杯としてちょうど良い落ち着きがある。
厚切りのチャーシューは噛むほどに旨みが広がり、麺は打ち立てでつるりとした喉越しでスープをしっかり受け止める。

ご飯は能勢の新米「キヌヒカリ」。粒立ちがよく甘みが際立ち、卵やスープとの相性も抜群だった。
訪れるたびに仕様や味わいが少しずつ変化しており、その日の一杯に出会う楽しさも魅力になっている。

朝ラーで「油そば 大盛り＋生卵」をいただく。
大盛りは麺量260g。

トッピングは刻み海苔、ねぎ、チャーシュー、なると、ごまというシンプルな構成。
派手さはないが、その分ストレートに麺とタレの旨味を楽しめるのが良い。
麺の口当たりもよく、タレをしっかりまといながらも重たさを感じさせない。

途中から生卵にくぐらせてすき焼き風に味わうと、タレの濃さがまろやかになり、また違った表情を見せてくれる。
シンプルながら飽きがこず、最後まで箸が進む一杯だった。

「特製 熱いのん(温)」と「卵かけご飯」を注文。
今日は特製のゆで卵が生卵に変更されていた。

スープは大和肉鶏と鰹を合わせたもので、鶏の旨みと魚介の風味がバランスよく溶け込んでいる。熱々の一杯に海苔の香りが広がり、しみじみと美味しい。
卵かけご飯は黄身が濃厚で、ラーメンとの相性も抜群だった。

トッピングや仕様が日によって変わることもあり、試行錯誤されているのが伝わってくる。
これからも通うのが楽しみになる一杯だった。