31回
2020/08 訪問
いち早く松茸を頂いた夏のみつきさん
前回から4ヶ月ほど空いてしまいましたが、
みつきさんにお伺いしました。
今回はクラウドファンディングで「とっとり券」という
購入額+20%増しの金券を買っていたので、
気分的には支払いなしで美味しい料理を頂ける感覚です。
ビールをオーダーし、いざ実食。
① 蓮の葉盛り (雲丹、海老、新れんこん豆腐、銀杏)
先付けは冷涼感溢れる蓮の葉盛り。
下から出汁の効いたジュレ、雲丹、新れんこんの豆腐の中に海老、
上には銀杏が乗っています。
いつも通り先付けからグッと味覚も心も魅了されます。
② 鳥取・東郷池の天然鰻 飯蒸し
前菜で登場する最初の御飯物は鰻の飯蒸し。
タレは程よい量でつけられていて、
素材の旨味もしっかり分かるお味。
良い食材を選りすぐっているお店だからこそのひと皿ですね。
ちなみにこの夏、鰻を食べる機会がなかったので、
丁度頂くことが出来てより嬉しかったです。
③ 石垣貝
肉厚で甘味が美味しい石垣貝。
この時点ではまだ日本酒を飲んでおりませんでしたが、
日本酒との相性は最高で、このお皿だけで永遠に
お酒が進みそうだな、と食べ終えてから思いました。
最高のおつまみですね。
④ 鱧と松茸と蓴菜のお椀
いつも楽しみな椀物は、大好きな食材が一堂に会しておりました。
松茸は中国産ですが、松茸自体の味も出汁も
しっかりとしていて美味しかったです。
2020年7月に松茸が絶滅危惧種に指定されたとのことで
今年の秋は国産の松茸の市場価格はどうなることやらですね。
⑤ ヒレ肉のしゃぶしゃぶ
強肴はヒレ肉のしゃぶしゃぶで、とても贅沢なひと皿。
どのジャンルの料理でも、個人的にコースの中で
お肉料理をあまり重要視していないのですが、
特に日本料理店だとしゃぶしゃぶくらいが
あっさりと食せて良い感じです。
そして美味しかったです。
⑥ 鱧の油焼き、雲丹
鱧の油焼きは、ほのかなオイリーさが香ばしく絶妙な味付けでした。
コースの中で裏の主役といった立ち位置でしょうか。
後から「美味しかったな。また食べたいな。」という余韻が何度も押し寄せました。
⑦ 鮎素麺
夏らしい、鮎のそうめん。
鮎は開いて揚げられていて、香ばしいです。
あゆたで(笹蓼)も添えられています。
⑧ フカヒレ
見た目通りの美味しさを放つフカヒレ。
フカヒレは昨年も一度みつきさんで頂きましたが、
大将曰く、昔から京料理で使われる事があるそうです。
中華だけの物じゃなく、お出汁次第で
しっかりと日本料理の逸品としてもアプローチ出来るのですね。
⑨ 賀茂茄子と毛蟹の茶碗蒸し
茄子色のお碗に実際の茄子の蔕を蓋として被せられて登場した茶碗蒸し。
まず、ビジュアルがとても愛らしいです。
中には賀茂茄子と毛蟹で、幸せな気持ちになる美味しさでした。
➉ 鮎御飯
⑪ シャインマスカットと巨峰の白ワインゼリー
ドリンクはビールの後、日本酒を3種類。
・旦 -DAN- (山梨)
・紅桔梗 (新潟)
・新政 No.6 S-type (秋田)
を頂きました。
今回も美味しい料理を堪能させて頂き、
大変有意義な時間を過ごさせてもらいました。
何度伺っても「今日も来て良かったな」という気持ちになると同時に
早くまた来たい!と思いますね。
次回は秋のお料理を求めて伺おうと思います。
ごちそうさまでした。
2020/08/02 更新
2020/04 訪問
甘鯛と桜餅がクロスオーバーした椀物に感動。
いろいろと大変な状況ですが、
会食で今年2回目のみつきさんへ。
エントランスにはアルコール消毒、
席の間隔は、元々広めに取ってあります。
➀ ホワイトアスパラ、もさえび、雲丹
ペースト(スープ)状のホワイトアスパラの中に
茹でた猛者エビと雲丹が潜んでいました。
ホワイトアスパラの味がしっかり出て美味しくて、
先附けからテンションが上がります。
② 稚鮎 (天竜川)
天竜川の稚鮎を素揚げ。
ほのかな苦みにお酒が進みます。
③ お造り (あまて鰈、ミル貝)
お造りはあまて鰈(マコガレイ)とミル貝。
雲丹も添えられて、とても美味しかったです。
④ 甘鯛のお椀
いつも楽しみな椀物、今回は甘鯛と桜餅が
クロスオーバーした、独創的なお椀でした。
上から桜の花、桜の葉、甘鯛、お米という構造です。
たけのこが添えられ、お出汁はいつもながらの美味。
⑤ 東伯牛
⑥ 鮑の唐揚げ
パリッと周りだけ薄く唐揚げられたアワビ。
中は弾力があって、旨味がギュッと詰まっていました。
➆ にぎりこ、片栗、赤こんにゃく
⑧ サクラマス
➈ たけのこご飯
⑩ 甘味
ドリンクはビール3杯に、日本酒3種類。
愛山うすにごり、立山、新政No.6。
No.6はさすがの美味しさですね。
今回も春の食材を使った素晴らしいお料理を頂き、
幸せな気持ちになりました。
2020/04/05 更新
2020/03 訪問
一切迷いのない料理、お仕事の素晴らしさ
今年、初訪問となるみつきさんへ伺いました。
鳥取の日本料理屋さんで一番好きなお店です。
コースは10,000円〜となっていて、
今回は15,000円でお願いしました。
① はまぐりの茶碗蒸し
はまぐりの出汁がしっかりと出ていて、旨味が口に広がります。
② 宍道湖の白魚の天ぷら
島根県の宍道湖で取れた白魚をさくさくの天ぷらで。
ビールがよく進みます。
③ まぐろのお造り
④ とらふぐの白子
白子を崩しながら、ごはんと共に頂きます。
白子は炭火で軽く焼いていて、
香ばしさもあり、美味しかったです。
⑤ にぎりこ(数の子)のおひたし
にぎりこは、お正月に備え冷凍保存せず、
採れたての生の状態の数の子だそうです。
これが抜群に美味しかったです。初めて食べました。
⑥ 白甘鯛のお椀
⑦ ホワイトアスパラと雲丹
⑧ まながつおと金柑
⑨ お肉
⑩ たけのこ
⑪ 新ごぼうと牛肉のごはん
⑫ 甘味
ドリンクはビールと日本酒3種類頂きました。
今回も素晴らしく美味しい料理の数々。
一切迷いのない料理、お仕事は
本当に美味しいし、格好良いです。
また2ヶ月後くらいに伺いたいと思います!
2020/03/06 更新
2019/12 訪問
2019年の締めくくりに相応しい
知人との会食&忘年会ということで、
大好きな鳥取の日本料理店、みつきさんに伺いました。
おおよそ2ヶ月に1度のペースではありましたが、
お店単位では2019年一番通ったレストランだと思います。
年末に相応しい珠玉の食材と調理で絶品料理を頂きました。
① 白子の茶碗蒸し
② 雲丹とユリ根のごはん
③ 大間のマグロ、ふぐ
④ クエのお椀
⑤ しいたけの御浸し
⑥ フカヒレ
⑦ ぶり大根
⑧ ? (失念...)
⑨ 蟹ごはん
⑩ 甘味
ドリンクは、シャンパン→ビール→
日本酒(水尾→一歩己→山本)を頂きました。
いつも美味しい料理を出して頂いていますが、
いつも以上に高級食材を使って下さっていた印象で、
それはそれはとても美味しく頂きました。
年始も早々にお伺いしたいです!
2019/12/21 更新
2019/10 訪問
秋の旬に感謝の松茸づくし。
2ヶ月ぶりにみつきさんへ伺いました。
秋のこの時期はやはり美味しい食材に恵まれていて
そこに大将の卓逸された調理が加わり、最高の料理を頂きました。
席に着くなり、今夜使う松茸がどどーんと登場しました。
「今日はこれを使っていろいろ調理していきます」と大将。
ワクワクが止まりません。
① 茶碗蒸し
② ウニごはん
序盤のごはん物は贅沢にウニ乗せ!
醤油出汁がウニの中に入っていて美味しかったです。
③ カツオのたたき
カツオのたたきなのですが、燻製されていて
口に含むととてもスモーキーで未体験ゾーンでした。
今まで食べてきたカツオのたたきの中で優勝なのはもちろん、
シーズン序盤にマジック点灯するくらいの大差で独走している美味しさでした。
④ 松茸と鱧の土瓶蒸し
最初の松茸料理は土瓶蒸し。
出汁にしっかりと松茸の味が出ていて
飲んで美味し、食べて美味しの逸品。
⑤ 子持ち鮎
鮎もみつきさんではよく頂いていますが、
4月は稚鮎、7月は成長し大きくなった鮎、
そして今回は子持ち鮎で、かなりボリューミー。
⑥ 松茸の天ぷら
松茸で2品目は天ぷら。
水分をしっかり取ってベチャッとしていないのに、
旨味はしっかりと閉じこめられていて素晴らしいひと皿でした。
⑦ お魚料理
肝心のお魚が何だったか失念...(笑)。
すり下ろされた栗とのマッチングも絶妙。
⑧ 大根の水煮
味付けはせず、大根と水だけでこんなに味が
しっかり出るものかと一同驚愕!
⑨ 松茸ごはん
生の松茸を惜しみなくアルデンテ状態のごはんと混ぜ合わせた
幸せ死にしそうな〆でした。
アルデンテ状態なのが、おこわ的な食感も連想させ、
通常の松茸ごはんとはまた違った美味しさで大満足。
⑩ 甘味
楽しく幸せな3時間を過ごさせて頂きました。
年内にもう一度伺いたいです。
2020/04/15 更新
2019/04 訪問
鳥取の日本料理の最高峰
2ヶ月に一度、ここに来るのが生きがいになっております(笑)。
2018年にめでたくミシュラン二つ星を獲得された
鳥取市にある日本料理・みつきさん。
春の香りを感じる素敵な料理を頂きました。
1品目。雲丹が贅沢にのっています。
2品目。海の鰻。
3品目。お造り。
4品目。鰹のたたきは、藁で炙られていて、
その香ばしさと絶妙な火入れに感動でした。
5品目。すっぽん鍋。
すっぽんエキスが十二分に出ていて美味しいです。
6品目。鮎の稚魚の素揚げ。
7品目。
8品目。タチウオ。
9品目。お肉をしゃぶしゃぶで。
10品目。
11品目。ごはんもいつも美味しいです。
予約のみで、10,000円程度~のコースのみ。
おそらく都市部で同じ内容の食事をしたら
倍以上の価格になるのではないでしょうか?
私は、ほぼほぼここの大将のオタク状態です(笑)。
鳥取に来られる際は迷わずみつきさんをオススメします。
2019/06/24 更新
美味しい食材に恵まれたこの季節は、毎年心躍ります。
そんな高鳴りを胸に、2ヶ月ぶりにみつきさんへ伺いました。
「今日はこれを使ってお料理を出していきます」と
どどーんと大きな松茸が登場しました。
絶滅危惧種になっているらしい松茸はかなり高騰しているそうですが、
伺った週のみ価格が落ち着いていたそうで、
その分、贅沢にお料理にフィードバックして頂きました。
① 川ガニ、このこ、湯葉
川ガニの濃厚なテイストが最高な先付け。
スープ状ですが、ビールともマッチし、グイグイお酒が進みます。
② 春菊、ホッキ貝、落花生の酢橘和え
前菜は、ホッキ貝と落花生が同色でビジュアルも似ている
遊び心を散りばめた春菊のスダチ和え。
見た目は瓜二つなのに食感の違いで楽しませてくれて、
なおかつ素晴らしく美味しいお皿でした。
③ 雲丹乗せのクエのお造り
10日寝かせのクエで雲丹を包んで頂くお造り。
10日寝かせてもフレッシュな良質なクエに
雲丹が絶妙なハーモニーを織り成していました。
④ 握り
最初の御飯モノは大間産のマグロの握り。
まぁ、言わずもがな美味しいに決まってます。
⑤ 鱧と松茸の椀物
お椀は、松茸と10月に二度目の旬を迎える鱧で、
こちらも文句なしの美味しさ。
いつもながら椀物は素晴らしいお味です。
⑥ 八寸
さんま鮨、銀杏、にぎりこ、卵黄の味噌漬け。
永遠にお酒が進みそうなさんま鮨が罪深い美味しさです。
以前、来店した際にみつきさんに教えて頂いた、
数の子の未冷凍物「にぎりこ」は、もうすっかり好物で、
これを食べたらお正月の数の子なんてもう食べれないんじゃないかという危険性です。
数の子特有のゴムみたいな(?笑)食感がなく、
やさしく口の中でほどける感じです。
⑦ 松茸の天ぷら
松茸が好きですし、天ぷらも好きなので、
その合わせ業はヒキョー過ぎます、大将。
しかも松茸の旨味がアツアツの天ぷらから
びっくりするくらいに滲み出てきて、幸せの絶頂を迎えました。
⑧ 子持ち鮎
子持ちの鮎もこの季節の定番ですね。
⑨ 炊いたカブ
高級食材を使ったお料理はもちろん美味しいのですが、
こういった家庭でも普通に使うシンプルな食材のお料理にいつもうならされます。
料理人さんの手腕の凄さがこういうお皿で如実に現れますよね。
御食事前のひと皿も、みつきさんでの楽しみだったりします。
➉ 松茸御飯
土鍋御飯に生の松茸を惜しみなく使った御食事。
ほっぺたは落ちるし、笑みしかこぼれません。
⑪ 甘味
ドリンクはビール2杯に日本酒3種類頂きました。
今回も大満足のひと時を過ごさせて頂きました。
年内にまた伺おうと思います。
ごちそうさまでした。