4回
2023/08 訪問
元居酒屋の本領発揮
長野は小布施の普通酒、飲み口柔らかくぽってりと甘い 雑味も旨味
新銀杏の鮮やかなこと 眼で楽しみ舌で味わう
群馬の桂川 もち米使用の四段仕込み 個性的な風味があります
あら 綺麗な身質と山葵が酒に刺さるぅ
大好きナガスクジラ あたりネギでサッパリこっくり
鳥貝 さっと炙って柔らかで風味よく
長崎で買おうと思っても実はあまり買えない普通酒 パック酒になっても存在感が半端ない
あれ?これなんだっけ?酔ってて覚えておらず
北寄貝串焼き こんなんまさに酒のアテ
長野は大町の北安大国蔵 ぬる燗で酸と甘さのバランスめっちゃ良し
あん肝山葵には確かに純米の方が合っている
愛してやまない悦凱陣 この日唯一の冷酒 解けるぅ
鱚
縞鯵
地産地消の昔ながらのザ!地酒 旨いんだよ〜
赤身 藤田さんのマグロってなんでこんなにエロい?
鰹
小肌
鯵
北寄貝
雲丹丼
海鰻
車海老
今日は一部除きほぼ長野周辺の県酒 愛してる
穴子
玉子
2023/09/15 更新
2023/01 訪問
鮨初め
本年も宜しくお願い致します
年の初め、1人鮨をするならこの店と、自分の中での決まりごと
2万円のコースでは量が多すぎるとの意見から少し量を減らした1.8万円のコースも爆誕したそうです
本日は2万円のコース
○青菜のお浸し
○マコカレイお造り
○牡蠣蒸し
○タコ
○鰆
○スミイカ炙りゲソ
以下握り
●クエ
●ブリ
●赤身
●手巻き
●小肌
●スミイカ
●赤貝
●平貝
●雲丹二色盛り
●車海老
●帆立
●ハマグリ
●穴子(撮り忘れた!!)
●玉子
お酒はお燗を中心に今日は北陸責め 笑
冬にあったかく飲むときに北陸の、そして本醸造が実は美味しいんだな
純米だけが美味しいとか、冷じゃなきゃとか
その一歩奥の甘美で奥深く抜け出し難い世界を見てみたくはありませんか?
いしまるにはそれがあります
今年もここは1人でしっぽりなんだろうな〜との強い予感
ご馳走様でした
数年前までは立ち飲み居酒屋だったのにこの佇まい、好き
どの店よりもちょいちょいサービス精神高め、好き
いつもの鞍掛豆じゃない!?でも最初に青物ってなんか嬉しい
綺麗な身とは裏腹の暴虐的な旨さにのっけから圧倒されます
冷えた体におろし餡と柚子の香りがたまりません
生を−60℃で冷凍してから数分炊く。。。そして放置。。。家じゃでけん!!
あたりネギが〜皮目の藁の香りが〜(T ^ T)よき
下の黒七味が良い仕事するんです
握りに入りますよ、ガリはもう何度でもおかわりするの
クエ ネトっとした口当たりにさっと溶ける濃厚脂
ブリも炙ってあるのでサラッといける、噛むほどに鼻腔に抜ける藁の香り
藤田さんの鮪はとっても清い
これは海苔を味わう料理です
良いサイズ、酢の塩梅がキツくなくていつも好き
もう立派な大人スミイカ 新イカにはないネトネト感
いくらなんでもでかすぎやしないかい笑 だからこそ美味い!!
過去一なほど味わい深く風味の広がる平貝
一箱3万をこうする!?もちろん別料金です
車海老はお馴染み
ここから江戸前感!一瞬穴子かも思っちゃったよ
煮蛤、色気の塊
デザートで〆!!
2023/01/09 更新
2021/12 訪問
やっぱ好きやねん
今年最後の1人飯
やはりここの鮨でしめたかった
今は夜のコースは20,000円
どこのお鮨屋さんに行ってもお魚の値段が高くて大変だと聞きます
皆様今年も美味しくお鮨がいただけた事に感謝申し上げます
●鞍掛豆
●香箱蟹 カニ酢ジュレを乗せて
●迷いカツオ
●タコ
●赤崎の牡蠣 蕪のみぞれ餡
●溜まり味噌に漬けた鰆の焼き物
●あん肝と柿の最中
●鰯鯨
以下握り
○白甘鯛
○シマアジ
○鰆
○赤身
○マグロ叩き巻きもの
○小肌
○細魚 閂
○スミイカ
○赤貝
○平貝
●トラフグ白子、雲丹の小丼
○クルマエビ
○シャコ
○アナゴ
○玉
うーん、これだけの充実の内容で20,000円はやはり素晴らしい
また、こちらのお店は大将の気質もあるのでしょうが、あまりやかった人々がいないのも心地よい
なんやかんや3時間半も居てしまった
幸せな1年の鮨納めでした
ご馳走様でした!!
右端のスマホ置きが何気に好き
いつもの鞍掛豆
剥いてもらった蟹はなんでこんなに美味しいのでしょう 自宅で剥いていると3匹目くらいで発狂します、仕込みの方々に感謝
迷いに迷ったカツオの身は迷いなしに旨い
色気のある風味、タコの香りって大好き
流石は元海鮮系立ち飲み居酒屋 さり気ない蕪の旨味と牡蠣の風味 素直に美味しい
味噌たまりに漬けた鰆は皮目パリッと身はしっっっとり 味も濃すぎる事なく鰆の旨味をただただ増幅する仕事っぷり
パリッパリの皮にあん肝と柿 あん肝ももちろん美味しいのですが最中の皮があまりにも好みすぎて一袋分けていただきました
鰯鯨 生ではないのですこーし水っぽい感じしましたが柔らかな身質とネギの風味がよく合います
白甘鯛 柔らかで品の良い香りがなんとも言えない
シマアジ 一転力のある白身の味わい
鰆 皮目から色っぽい香りがぷんとしてとっても好き
酸と旨味のバランスオバケ、藤田さんの鮪は本当に赤身がうまい!!
具も良いけれど海苔巻きはやはり海苔を食べる料理だよなぁ パリッとふわっと
なかなか仕入れが大変そうだった小肌 ふっくらした身と酢の加減抜群
今年は本当に細魚が大きい気がします こんなにむしゃむしゃ食べる細魚なかなかありません
水分飛ばしてねっと〜りとしたスミイカ
これまたお化けのような大きさの赤貝 一口で食べるのが大変なほど、噛めば噛むほどじわるじわる
平貝 間に海苔を挟んで風味増し増し
痛風丼ですな トラフグの白子のエッチな事、そこにクリアなウニが混ざれば罪悪感も吹っ飛びます
丁寧に仕込んだ海老は頭の形が違うそうな、なるほど、どっちが尻尾なのかぱっと見わからぬ身の形
シャコ 味はあっさり、シンプルにシャコを感じます
最後は穴子にて 王道スタイル
ふわっふわで甘さ控えめ
ついつい飲みすぎました
2021/12/30 更新
2021/06 訪問
東京はやっぱり鮨バブル
前身の【たちのみいしまる】に初めてお邪魔したのが2013年
長く魚を愛し、酒を愛し、佳いものは佳い、嫌いなものは嫌いとはっきり言う大将「ぎっちょ」に惹かれて思えば遠くに来ました
2020年夏に鮨屋としてリニューアルしたと聞き及んでおりましたが某ウィルスによる弊害ゆえ大宮という土地から遠ざかっておりましたが、この度免罪符を得て心機一転初めましての気持ちで伺いました
見慣れたビルの階段を上がるとそこは以前の【たちのみいしまる】の景色はまるでなく、木の香りと温かみに満ちた空間が待っていました
なんちゃら防止なんちゃらが発動している様で
「鮨のみ」コース12,000円でお願いします
って12,000円⁉️この段階でだいぶ東京と雰囲気違うぞぉ?
●水茄子
雨に降られて蒸し蒸ししたところに爽やかな酢橘の香り、これは心地よい
鮨だけと言いながらこんな所がかわゆい
●マコガレイ
塩をして水分が程よく抜けマットな質感に白身の色気のある香り
やだ、キチンとお鮨してるじゃない!
●すずき
白身連チャンとは強気だなぁ
でもやっぱり下拵えがキチンとしてあるのでしみじみ美味い
●キス
これまた白身、しかもスズキ科
皮目から柔らかく、赤酢に負けないインパクト
●金目鯛
ねっとりとした身にさっと溶ける脂が気持ちいい
●赤身
赤身の酸と旨みのバランスが良いです
●マグロのたたきの巻物
全体的に品があるなぁ、脂に頼らない、素材の味をどこまで仕事で引き出すのか感
●小肌
大ぶりの小肌が2枚
まさかのむしゃむしゃ小肌
この流れでこの酸味は構成としてありあり
●春子鯛
今日イチ‼️
というか人生イチ‼️の春子鯛
普通は身が固くなってしまいさほど感動の少ない魚ですが、身はほろっと柔らかく、皮の旨みを塩で存分に堪能できる
お変わりしようとしたら仕込み分完売だった 泣
●真鯵(舞鶴)
鯵を半分にするのなんて初めて
中に仕込まれたネギは【猪股】さんの鰹を思わせるうまうまっぷり でもニンニク使ってないのよねぇ
●白エビ
ねっとりと甘さが丁度ええ
●鳥貝
生の鳥貝のこの可食感、むしゃむしゃと旨味の波がさいあんどこー
●平貝
これも悶絶握り
薄く切られてもこれだけ主張する貝
センターを張れる逸材です
●今の時期お高い雲丹(利尻の馬糞)
まあ、間違いはないですが個人的にはそんなに高いのなら無くてもいいかなぁ
●蒸しエビ
蒸しエビにはあまり感動はしないのでこれもまた然り
●アナゴ
やわらかーく蒸された身にしっかりと煮詰められたツメが優しくコースの終盤をお知らせしてくれます
●干瓢巻き
これまたここ数年で1番美味しい干瓢巻き
最近東京の鮨屋ではめっきり見かけなくなりましたがやっぱり美味しいよね
●かっぱ巻き
細いキュウリを丸ごと巻いちまう
バリバリ感がいいね、楽しいね
●追加で青柳軍艦
小さいからとコースには出さなかったとのことだけど
心地よい爽やかな香気が鼻に抜けます
●さらに追加どんちっちアジ
同じ体脂肪10%超えでも内臓に脂があるのと皮下に脂があるのとではまるで味が違うとの事
確かにどんちっちアジにしてはさっぱりと頂けました
でも香りはこちらの方が好みかも
これに日本酒2.5合、お土産に海苔巻きなどをつけてもらいお値段なんと20,000円弱‼️
思わずズッコケました
いやまじで東京でちょんこづいてる鮨屋さん是非見習って頂きたい
ただ、こちらのお店、映えなどのキラキラした感じは皆無、大将も多弁なタイプではないのでお鮨ラバーな友人と肩肘張らずに行く事をオススメします
また伺います、ご馳走様でした‼️
昔の面影なく少し感慨深い
蒸し暑い日にぴったり 水茄子
マコガレイ マットな質感が際立つ
スズキ 品よく仕上がってます
またもやスズキ科 でも皮目から良い香りがするの
金目鯛 さっと溶ける脂感
赤身 ピンっピンではないけど自然と馴染む
とろ巻き 海苔の風味がうまーべらす
小肌 可食感がたまらない
人生一の春子鯛 こんなに柔らかく旨味の強いの初めて❗️
ネギの香りがたまらなーい
海老はまあ美味しいよね
むしゃむしゃうまうま鳥貝
薄いのに味は濃厚平貝
美味しいけど高いなら無理に使わなくても。。。
王道の味!
しっかりツメが甘くてほろっとして好きな品
なめこのお味噌汁 ほっとするぅ
干瓢巻き なんか、好き
かっぱ巻き えーやっぱり好き
追加の青柳 鼻に抜ける貝の香りがたまらなーい
どんちっちアジ 香りはこちらの方が強いけど脂は舞鶴の方が強い あとは好みか、楽しい食べ比べ
2021/06/30 更新
酒が好きだ!鮨が好きだ!
客単価20,000を超えてくる店では日本酒であろうがワインであろうがおしなべて高級酒と呼ばれる酒が供される。
もちろんそれらは美味しいし、素晴らしいマリアージュを感じる瞬間も多分にあるのだが、本当にそれが最適解か?と問われると心の片隅にモヤっとした思いが残ることもしばしば。
いしまるでは純米酒は勿論だが吟醸酒、本醸造酒、普通酒、ひいては大将自らが長年過酷な環境下で鍛え抜いた古古酒まで出てくる。これは酒屋任せにせず、居酒屋時代から食事と酒の事を只管に考えてきた賜物であり、大きな武器であると思う。パック酒目の前に置く高級鮨屋なんて他に知らない!
そしてこれが鮨に本当によく合う
帰る時にはいつもへべれけ
あぁ良い夜を過ごした
また来よう