ramen151eさんが投稿した麺匠 独眼流(宮城/仙台市泉区その他)の口コミ詳細

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ラーメン一期一会

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掲載保留麺匠 独眼流仙台市泉区その他/ラーメン、つけ麺

26

  • 昼の点数:5.0

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
26回目

2021/06 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐六】 ~仙台市の北西にある標高1,175mの泉ヶ岳の中腹にある仙台の秘境レストランで先週の土曜日から始まった完全予約制の「ランチ麺懐石」~

訪問日:2021年6月21日(月)

本日のランチは、仙台市の北西にある標高1,175mの泉ヶ岳の中腹にある仙台の秘境レストラン『麺匠独眼流』へ!

先週の土曜日から始まった完全予約制の「ランチ麺懐石」をいただくため、スマホで「予約システムRESERVA」から本日11時に予約。

泉ヶ岳の山頂に向かって上っていくワインディングロードを疾走して、車を店の駐車場へと乗り入れたのは10時40分を少し回った時刻。
10台停まれる駐車場には先客の車の姿はなく、一番乗り!

ここから2㎞上った場所にスキー場があるので、シーズンには車も、それなりには走っているんだろうけど、今日は、次に予約のお客さんが来店するまでの10分余りの間に店の前を通り過ぎた車は3台だけ!
他に見かけたのはロードバイク1台…

でも、暑くも寒くもない、ちょうどいい気候で!
山の空気はキレイだし!

とてもいい環境に店はある♪
でも、果たして、この場所まで3,300円する「ランチ麺懐石」を食べに来るお客さんがどれほどいるんだろうか!?

しかも、土日ならまだしも平日に…
なんて思ったけど、蓋を開けたら、私以外に3組6名のお客さんがいて、ちょっと、驚き

10時53分に7分ほど早く開店して、一番に入店すると…
今日も茶衣着姿の奥さまから右奥の席へと案内された。

そして、今日のコース料理は7品!

①椎茸のコンソメ桧の香り
②ほろほろ鳥と緑茶の素麺
③蒸し餃子
④特製角煮まぜそば
⑤ほろほろ鳥の親子ご飯
⑥醤油らぁ麺
⑦本日の茶葉のデザート

席に座って待っていると…
まず、最初に出てきたのが「椎茸のコンソメ桧の香り」!

入店した瞬間から、店内が椎茸の香りで満ちていて…
今日の『独眼流』の店内は、ちょっと異様な感じだったけど

昆布と鰹の出汁に干し椎茸の戻し汁を加えて、鶏肉を入れて醤油と味醂と酒で味を整えた…
我が家で正月にいただく干し椎茸が香るお雑煮のような味わいのお出汁で、とても、美味しくいただくことができた

ただ、最初に出されたときは、なぜ、木枡に入れて出したのだろうと懸念した。
というのも、私は枡酒を飲む場合、枡にグラスの入った「もっきり」は、そう気にはならないけど、枡に直接、日本酒を注いで飲むときは、木の香りが気になって、あまり好きではないので

これが、冷たい日本酒ではなく、温かいお出汁だったら…
余計、木の香りが強く感じられるはずなので…

しかし、この椎茸出汁と桧の木の香りは相性がいいのか!?
気にならなかったけどね♪

次に出てきたのが、順番を飛ばして、本来は3番目に出てくるはずの「蒸し餃子」!
中華せいろで蒸された餃子をレンゲの上に盛りつけて…

「行者菜、空豆、おかひじきの蒸し餃子です。」と説明があって、諏訪店主から供された点心は…
シャキシャキと食感のいい蒸し餃子で美味しい

しかし、ニラの代わりに、あえて行者菜を使うのが諏訪店主らしい!
らしいというのは、特別な野菜を使うというのに加えて…

行者菜は行者にんにくとニラを交配させて作られた北海道と東北6県でしか栽培されていない野菜で!
諏訪店主は地産地消にもこだわる料理人なので!

3番目に出されたのは「ほろそろ鳥と緑茶の素麺」!
小さな器に入れられたミニラーメン

スープをいただくと…
なんというか…

フォン・ド・ヴォライユというかチキンコンソメに緑茶を入れたような…
フレンチと和が融合したようなスープに感じられて、面白い味わい♪

そして、この「ほろほろ鳥と緑茶」の清湯スープに合わせられたのは素麺ではなく、自家製の中華麺!
そして、切刃20番の麺は、通常の「らぁ麺」に使用する麺を、あえて、厚みを薄くして作った平打ち麺だった。

ただ、麺を茹でるところを見ていなかったので、正確な茹で時間はわからないけど…
アルデンテに茹でられた麺は、こちらの店では珍しいカタめの食感の麺で!

食感は悪くはないけど…
個人的には、もっと、長めに茹でてもらった方が好みだったかな…

そして、また、順番が変わって…
4番目に出てきたのは「ほろそほろ鳥の親子ご飯」!

ほろほろ鳥は、中華風の味付けながら、和風にも感じられたので…
それを諏訪店主に話すと…

「今回のコース料理は、一言で言えばヌーベルシノワです。」
なんて言っていたけど…

中華と和食がマリアージュした料理であり、フレンチっぽい要素もあって…
そういう意味では、新しいスタイルの「ヌーベルシノア」なのかな

そうして、5番目に出されたのは「特製角煮まぜそば」!
さらに、別皿に入れられた饅頭(まんとう)にマヨネーズも出された。

「独眼流つけ麺」用に製麺された「男麺」、「女麺」のうちの「男麺」が使われて!
全粒粉が配合された黒っぽい…

見た目は、太めの日本蕎麦の田舎蕎麦のように見える麺の上に、大きくて分厚い角煮が載せられて!
青梗菜と白髪ネギが添えられた和洋折衷な麺料理!

ただ、この角煮は、ボリュームがあって、見た目もいいけど、食べにくいので
諏訪店主に言って、カットしてもらった。

そして、麺をいただくと、食感も田舎蕎麦のような食感の麺で!
しかし、甘辛くて、八角の独特の香りのする角煮のタレと、なぜか合っていて、とても美味しくいただける

角煮も、脂身がクドくなしい!
甘ったるい味わいじゃないのが好みだったし♪

そして、饅頭のサイドを割って、中に角煮と青梗菜と白髪ネギを挟んで食べたら!
好吃(ハオチー)!

麺と食べるのもよかったけど…
やっぱり、こうして食べる方が美味しいかな

そして、6品目に出された「醤油らぁ麺」は、ほろほろ鶏と水だけで作ったスープの…
刻みネギの薬味すらも入らない完全な「かけスタイル」の「ほろほろ鳥の醤油らぁ麺」!

まずは、ほろほろ鳥の油が煌めくスープをいただくと…
いつもの青森シャモロックと比内地鶏で出しを引いたスープに比べると、淡麗で、うま味も強くはない…

しかし、淡麗なのに、独特のうま味とコクがあって!
「フォン・ド・フェザン」の雉(キジ)ガラ出汁のスープのような味わいで!

ほろほろ鳥出汁のスープなんて、最近では、4月に盛岡にオーブンした『めん処きよ洲』でいただいたくらいで、あまり、食べたことがないからわからなかったけど…
ほろほろ鳥って、考えてみれば、雉科の鳥だったよね!

でも、雉よりも、地鶏の方が、濃くて、うま味の強い出汁を出してくれるので、好きだな
ただ、今日は、希少なほろほろ鳥出汁のスープを味わうことができてよかった♪

それに、麺は、先ほどの「ほろほろ鳥と緑茶の素麺」の麺ではなく、レギュラーメニューの「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」に使われている切刃20番の中庸な太さのストレート麺で!
1分間茹でられた麺は、いつもと同じ、なめらかで、モッチリとした、やや、やわらかめに感じられる麺で…

「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」にも合っているけど、この「ほろほろ鳥の醤油らぁ麺」にも!
先ほどのアルデンテに茹でられた麺よりも、ずっと合っている♪

そうして、最後の「本日の茶葉のデザート」は…
奥さまの説明によると…

「アールグレイ、ハイビスカスティーベースにピンクグレープフルーツを入れて作りました♪」と言う一品で!
爽やかな渋みのアールグレイと甘酸っぱいハイビスカスティーで作られたゼリーに酸味控えめで甘いピンクグループフルーツが散りばめられたデザートで、最後に、すっきりと口直しができてよかったし♪

たまには、こんなリッチな麺料理を主体としたランチもいいよね♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円

独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円
今月の麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

本日のご飯…300円/お子様ラーメン…500円

【完全予約制】ランチ麺懐石…3,300円

2021/06/28 更新

25回目

2021/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐五】 ~泉ヶ岳の標高600から850メートルの斜面がゲレンデの「泉ヶ岳スキー場」の手前2㎞という場所にある仙台の秘境レストランで特別な「塩らぁ麺」&「自家製かつおたたき丼」~

訪問日:2021年4月28日(水)

本日のランチは、仙台市の北西部にある泉ヶ岳の中腹にある仙台の秘境レストラン『麺匠独眼流』へ!

標高1175mの「泉ヶ岳」の標高600から850メートルの斜面がゲレンデになっている「泉ヶ岳スキー場」の手前2㎞という山岳ロード沿いにある店⛷
全国的にみても、こんな場所に店を構えるラーメン店なんて、私は他に知らない…

しかし、こちらの店では、青森シャモロックと比内地鶏という東北が誇るブランド地鶏と水だけで作ったスープの東北では随一の「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」をいただけるので…
ここまで、時間とお金を掛けても、やって来てしまう…

今日も、山岳のワインディングロードを車を疾走させて、店までやって来たのは13時13分13秒…
入店すると…

席は、ほぼ、満席近い状態だったけど、右奥の席が空いていた。
今日もコックコートを纏った諏訪店主と茶衣着姿の奥さまと挨拶を交わして…

券売機の前に立つと…
もう、こんな時間だからか!?

今日は販売自体を控えていたのかはわからなかったけど、「今日の麺三昧」という…
「香露」、「まぜそば」、「らぁ麺」の3種類の麺が順番に出される麺三昧のコースメニューのボタンと…

「男麺」に「女麺」という2種類の自家製麺を青森シャモロックと比内地鶏で作った地鶏出汁のつけ汁と鰹出汁のつゆにつけていただく「独眼流つけ麺」のボタンには売り切れを示す×マークが点灯していた。
でも、ノープロブレム!

こちらの店に来たのなら、この2メニューは、ここでしか食べられないメニューなので、おすすめだし♪
「独眼流つけ麺」で諏訪店主の打つ、打ち立ての風味がバツグンにいい自家製麺を堪能するのもいい!

しかし、諏訪店主の作った地鶏出汁のスープは突き抜けているので!
特に「塩らぁ麺」でいただくと、スープの凄みがよくわかるので、ここでは、ほとんど「塩らぁ麺」を食べている。

今日も「塩らぁ麺」のボタンをポチッ!
さらに、今日は、「本日のご飯」として「自家製かつおたたき丼」があったので、こちらのボタンもポチッ!

普通はラーメン店で、こんなサイドメニューがあっても、あまり注文することはない。
しかし、ここは、ラーメン店ではなく、麺料理を主体とししたレストラン!

それに、「自家製」という文字が気になった…
普通は「鰹のたたき」を仕入れて、柵をカットして、丼に盛りつけて、薬味を添えて出すだけ…

しかし、「自家製」ということは、鰹の刺身の柵を炙ってたたきにするのではないかと考えたので!
そうして、食券を購入して、奥さまに渡して、席へと案内されて…

オープンキッチンの厨房を見ると…
諏訪店主が大鍋に麺を入れて、大鍋の中で麺を泳がせるようにして茹でて始めるところで…

その後、大きな肉塊から包丁でチャーシューをカットして…
きっちり1分経ったところで、平笊を巧みに使って麺上げすると…

直前にスープが注がれたラーメン丼の中に湯切りされた麺を沈めて…
箸で麺線を整えると…

最後にトッピングの具がキレイに盛りつけられて、先客に出されていく…
そうして、これが繰り返されて、私のもとにも「塩らぁ麺」が着丼!

さらに、ラーメンを作る傍ら、藁に火を付けて鰹を藁焼きにして!
それを氷水で〆て…

完成した「自家製かつおたたき丼」がラーメンに続いて、すぐに出されたんだけど…
タイムラグなく、こうしてサイドメニューまで提供するオペレーションはスゴい♪

なお、提供時に諏訪店主からラーメンについては…
「今日は牛タンがあったのでチャーシュー代わりに載せました。」

「たたきも鰹と鰤もあったので、どちらも載せときました。」なんてアナウンスがあったんだけど…
お気遣いいただいて、ありがとうございます。

まずは、「塩らぁ麺」の黄金色したスープをいただくと…
青森シャモロックと比内地鶏の地鶏出汁のうま味が口いっぱいに広がるスープで…

淡麗な清湯スープのはずなのに地鶏出汁が濃厚で!
スープに厚みがあって…

深いコクがあって…
最高に美味しい

しかし、ほぼ、毎度、同じことをブログに書いてるかもしれないけど…
一口飲んだだけで魅了されるスープで…

諏訪店主の作るスープは別格の美味しさ
今日も堪能させていただきました…

そして、このコクうまの絶品スープに合わせられた麺は、切刃20番(太さ1.5㎜)の…
太くもなく、細くもない中庸な太さの自家製ストレート麺で!

なめらかで、モッチリとした、やや、やわらかめの食感の麺は、しなやかなコシがあって!
スープとの絡みもバツグンで、この麺のあかげで、より美味しくいただくことができる

そして、これは、前回のブログでも書かせていただいていることだけど…
普通、淡麗な鶏清湯スープのラーメンだったら、もっと細い切刃22番(太さ1.36㎜)の麺とか!

塩ラーメンの場合だったら、さらに細い切刃24番(太さ1.25㎜)の麺を使う店も多い。
しかし、淡麗なのに鶏出汁が濃厚で、スープ厚みがあるスープなので、この20番が、一番しっくりくる太さなんだよね♪

特別にトッピングしてもらった牛タンは、単に牛タンを炙ったものだろうと思ったのに、食べてみると…
塩と香辛料に漬け込んで燻製にしたスモークタンのようで、香ばしくて♪

肉質はカタめだけど、この牛タンらしい歯応えのある食感も好きだし♪
牛タンから滲み出てくる肉のうま味がたまらなくいいんだよね

穂先メンマは、根元の太い部分まで、やわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感が、とても、よかったし♪

そうして、ラーメンとともにいただいた「自家製かつおとぶりのたたき丼」が、また、最高♪
藁焼きの香りがたまらなくよくて♪

鰹は、表面の皮がパリッと香ばしくて、中はほんのり温かいのがよくて!
鰤は、適度に乗った脂の旨みとわらの香ばしさが口いっぱいに広がるのがよくて!

こんな手の込んだサイドメニューを300円で食べさせてもらえるのも嬉しいし♪
でも、それ以前に、こんなメニューをラーメン店では食べられないよね!

そうして、最後は、スープの最後の一滴まで惜しむように飲み干して完食
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円

独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円
今月の麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

本日のご飯…300円/お子様ラーメン…500円

2021/06/27 更新

24回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐四】 ~仙台市の北西部に位置する標高1175 mの山「泉ヶ岳」の中腹にある仙台の秘境レストランといえる店で「塩らぁ麺」と「醤油らぁ麺」を連食~

訪問日:2021年3月26日(金)

本日のランチは、仙台市の北西部に位置する標高1175mの山「泉ヶ岳」の中腹にある『麺匠独眼流』へ!

「泉ヶ岳」の標高600から850メートルの斜面にゲレンデのある「泉ヶ岳スキー場」の手前2㎞という山岳ロード沿いにある店!

仙台の秘境レストランといえる店で!
全国的にみても、こんな場所に店を構えるラーメン店は少ない。

そんな店へと続くワインディングロードを疾走して、店の駐車場に車を乗り入れたのは開店時間7分前の10時53分。
すると、すでに、暖簾は出ていたものの、まだ、店の中はカーテンが下ろされて開店はしていない…

こちらの店の開店時間は11時!
しかし、日によっては10時30分に開店することもある。

なお、駐車場には先客の車が1台あって、ポール獲得ならず…
そのまま、車の中で待っていると…

もう1台車が入ってきたところで、先客が車を出たので、先客に続いて店の入口へと向かうと…
カーテンが開いて、そのまま、定刻1分前に開店!

ポールのお客さんに続いて入店!
券売機で買い求めたのは「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」の食券!

今日は「独眼流つけ麺(割烹仕立て)」に「今月の麺三昧」のどちらも販売されていたけど…
初めから、青森シャモロックと比内地鶏の東北が誇る2つのブランド地鶏と水だけで作ったスープの2種類のラーメンを連食すると決めていた。

そうして、女将に食券を渡しながら、塩、醤油の順に出してもらうようお願いして席へ!
すると、オープンキッチンの厨房では、すでに、諏訪店主によって、ラーメンが作られていて!

大きな鍋で泳がすようにして茹でられていた麺を平笊使って麺上げすると…
湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼に入れられて…

麺線が整えられると…
提供直前にカットされたチャーシュー他の具がキレイに盛りつけられて…

先客にラーメンと「本日のご飯」が出されると…
すぐに私の「塩らぁ麺」が作られる。

そして、先客と同じルーティーンで作られた「塩らぁ麺」が完成すると…
諏訪店主自らの手で供された。

蔵王山麓で飼育された「三元豚」の内モモ肉と外モモ肉の2種類のレアチャーシューがトッピングされて!
穂先メンマ、三つ葉、海苔が盛りつけられた美しいビジュアルの塩ラーメン♪

青森シャモロックの鶏油がキラキラと煌めく黄金色したスープをいただくと✨
地鶏出汁のうま味が口いっぱいに広がるスープで…

淡麗な清湯スープなのに出汁が濃厚で!
スープに厚みが感じられて…

コクがあって…
そして、うま味が半端なくて

一口飲んだだけで魅了されてしまった…
やっぱり、諏訪店主の作るスープは別格の美味しさ

そして、この絶品スープに合わせられた麺は、切刃20番の1.5㎜幅の自家製ストレート麺で!
従来は、なめらかで、モッチリとした、やわらかめの食感の麺だったけど、少し、カタめにシフトさせていて…

それでも、やや、やわらかめに感じられる麺は、モチッとした食感の…
しなやかなコシを感じる麺で!

そして、スープとの絡みもバツグン♪
普通、淡麗な鶏清湯スープのラーメンだったら、一回り細い切刃22番の1.36㎜幅の麺が使われる。

さらに、塩ラーメンの場合は、切刃24番の1.25㎜の麺を使う店も多い。
しかし、スープに厚みがあって、うま味の強いスープなので、20番が、一番しっくりくる♪

豚内モモ肉のレアチャーシューは、低温調理して、しっとりとした食感に仕上げられていて…
豚モモ肉なのに、やわらかくて!

肉質のいい豚肉が使われているので、うま味が強くて
ラーメン店で一般的に使われている外国産豚とは、ぜんぜん、肉のうま味が違う♪

豚外モモ肉のレアチャーシューは、こちらも低温調理したもの。
しかし、こちらは、さらに燻煙するという一手間加えたもので!

ほんのりと香る薫香が、とてもいいし♪
こちらも、肉のうま味をよく感じられるし絶品のチャーシューだったし

穂先メンマは、根元の太い部分まで、やわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感がたまらなくよかったし♪

そして、最後にスープの最後の一滴まで残さず飲み干すと…
この絶妙のタイミングで「醤油らぁ麺」が着丼!

具は「塩らぁ麺」と同じ、蔵王山麓で飼育された「三元豚」の内モモ肉と外モモ肉の2種類のレアチャーシューに穂先メンマ、三つ葉、海苔がトッピングされた!
こちらは、先ほどの「塩らぁ麺」よりも、さらに美しいビジュアルの醤油ラーメン♪

醤油が芳醇に香るスープをいただくと…
地鶏出汁のうま味と醤油のカエシのうま味がマリアージュしたスープは絶品

「塩らぁ麺」と同じ、青森シャモロックの丸鶏と比内地鶏のガラで作った地鶏出汁のスープで!
「塩らぁ麺」の場合は、この地鶏出汁に少量の昆布のうま味は入れられているとは思うけど、ほぼ、塩だけの塩ダレを合わせただけで!

ほぼ、地鶏出汁のうま味でいただいているようなもの…
しかし、こちらの「醤油らぁ麺」ひ、これにカエシのうま味が融合するとこで!

また、違ったうま味を堪能できて!
「醤油らぁ麺」も最高に美味しい

麺は、先ほどと同じ切刃20番のストレート麺でが合わされていて!
太くも細くもない中庸な太さの自家製麺は、この醤油味のスープには、先ほど以上にフィットしていて!

スープと麺の一体感が感じられて♪
この麺のおかげで、より、スープの美味しさを堪能することができた

豚内モモ肉の低温調理されたレアチャーシューに豚外モモ肉の低温調理した後、さらにスモークするという一手間を加えた2種類のチャーシューは、先ほど同様、どちらも、味、食感ともに優れていて♪
ここでしか食べられない逸品と言えるし

穂先メンマも、先ほど同様、太い一本物が使われていて!
やわらかくて、穂先のシュクシュクした食感が、とても、よかったし♪

そうして、こちらも、最後は、もちろん、スープの最後の一滴まで、惜しむように飲み干して完食
ご馳走さまでした。

ここに来ると、地鶏出汁のうま味をダイレクトに感じたくて、いつも「塩らぁ麺」を注文してしまう。
そして、この「塩らぁ麺」は水と鶏だけで作るスープの塩ラーメンでは、全国でも3本の指に入る美味しいスープのラーメンなので!

「醤油らぁ麺」を食べたのは昨年の10月末以来たったけど…
「醤油らぁ麺」も本当に美味しい

美味しさだけで言ったら、「醤油」に軍配が上がると思うし!
人にすすめるなら、こっちをすすめるかもしれないけど…

でも、どちらが好きかと聞かれたら、やっぱり「塩らぁ麺」かな!
何れにしても、どちらも、水と鶏で作ったラーメンとしては、東北では最高峰にあるラーメンだし♪

仙台に来る機会があったら、この山の中にある秘境のレストランまで足を延ばしてみては!?
時間とお金を掛けても食べる価値のあるラーメンだと思うので♪

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円

独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円
今月の麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

本日のご飯…300円/お子様ラーメン…500円

2021/05/18 更新

23回目

2021/02 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐参】 ~青森シャモロックと比内地鶏の東北を代表する2種類の地鶏と水だけで作った濃厚鶏清湯スープの「塩らぁ麺」&裏メニューの「和え玉」~

訪問日:2021年2月7日(日)

本日のランチは、仙台市民の憩いの山である「泉ヶ岳の「泉ヶ岳スキー場」まで2㎞という場所に店を構える『麺匠独眼流』へ!

なぜ、こんな場所に店をオープンさせたのかと誰もが疑問を投げ掛ける!?
しかも、何もない山腹の更地に…

一から店を建設して、電気を引いて、浄化槽まで作って、多大な投資をしてまでして…
この場所に、こだわって店をオープンさせたのが、こちらの店の諏訪店主!

しかし、そんな場所にまで、わざわざ行っても食べたい
それが諏訪店主の作る麺料理!

前回は、諏訪店主が遊び心で作ったマクドナルドのダブルチーズバーガーをイメージして作ったまぜそばをいただいた
見た目はイタリアン

でも、味はアメリカン
そして、これが、見事にチーズバーガーの味わいを再現した味わいの麺料理でよかった♪

それに、こちらの店では、ここでしか食べられない…
「独眼流麺三昧」という3種類の麺料理がコース料理仕立てで順番に出されるメニューや!

2種類の麺を2種類のつけ汁につけていただいて…
さらに、「あつもり」の麺までセットになった「独眼流つけ麺」も用意されている。

この2つのメニューは、諏訪店主しか作れないオンリーワンのメニューで!
これを食べるために山に登るだけの価値はあると思う。

でも、個人的には、諏訪店主の真骨頂は、青森シャモロックと比内地鶏の東北を代表する2種類の地鶏と水だけで作ったスープの「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」にあると思っている。
なぜなら、スープが突き抜けているから!

それで、今日も、特に限定ラーメンが提供されているわけでもないのに、この諏訪店主の作る「らぁ麺」を求めて泉ヶ岳へと向かった。
そして、前回同様、泉ヶ岳に登っていく山岳道路に何の障害もなく、あと1分ほどで11時になる時刻に店までやって来たところ…

10台停まれる駐車場には3台の車が駐車していたけど…
入口に何かが書かれた紙が貼り付けられた赤いコーンが立っていて…

車を入口の道路脇に停めて、見に行ってみると…
駐車場が凍ってしまい、台数を3台に制限しているという…

そして、「2駆の車は無理かと思います。」なんて注意書きもあった。
私の車は4駆じゃないけど、ここまで来て、引き返すのもね(-"-;A...アセアセ

そこで、まずは、店の入口にあるウェイティングボードに名前を書いて、車に戻って、待つことに…
すると、私の車の後ろに2台の車が付いたところで、店からお客さんが出てきたので…

コーンを移動させると…
車に乗って帰っていったので…

入れ替わりに車を入れて…
コーンを戻して、駐車場の中へ!

そして、車をバックさせて停めようとしたところでトラブル発生!
前輪の駆動輪がぬかるんだ氷の窪みにはまってしまって、空転して、動かなくなっていまった…

ハンドルを切って、脱出を試みるもダメで…
これを見ていた、今日は店のお手伝いに来ていた諏訪店主のお母さまの手を借りて脱出に成功したけど…

ご迷惑をお掛けしました
そうして、車を停めて、入店すると…

諏訪店主からは…
「これだから、関東の人は(笑)」と言われてしまったけど

気温の低い山の中腹にあると、こういうリスクもあって…
やっぱり、この環境で飲食店を営業するのは大変

まずは、券売機で「塩らぁ麺」の食券を購入して…
食券を諏訪店主の奥さまに渡して、席へと案内されたところで…

諏訪店主に「和え玉」をお願いすると…
快く引き受けてくれたので、「本日のご飯」の食券を買い足したんだけど…

これは、こちらの店の常連のお客さんが「本日のご飯」の代わりに、諏訪店主に作ってもらって、Twitterに上げていた裏メニュー!
毎回、その場で、諏訪店主によってアレンジされたものが出されるので、どんなものが出されるのかはわからないけど…

それも楽しみだし♪
食べられてよかった

そして、注文が決まると…
肉塊からチャーシューを切り出して、いつものルーティーンでラーメンを作り始める諏訪店主!

小鍋をガス台の火に掛けて、スープを温めて!
大きな鍋に直接、麺を入れて、泳がすように茹でていって…

温まったスープがラーメン丼に注がれると…
茹で始めからジャスト1分で平笊を巧みに使って湯切りされた麺がスープの中へ!

そうして、箸で麺線を軽く整えて…
最後に盛りつけをして完成させた「塩らぁ麺」が諏訪店主自らの手で供された。

低温調理された豚うちモモ肉のレアチャーシューに低温調理して燻製した豚そとモモ肉のスモークレアチャーシューと穂先メンマ、海苔、ネギ、三つ葉がトッピングされた…
美しいビジュアルの塩ラーメン♪

まずは、クリアーなスープをいただくと…
塩ダレは、藻塩に昆布のうま味を入れただけのものだろうか!?

昆布のうま味が、わずかに感じられるだけで…
スープから感じられるのは、ほぼ、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏出汁のうま味

それも、こういう鶏清湯スープのラーメンを出す店の場合、淡麗で滋味深い味わいのスープが多いのに…
こちらの店のスープは鶏が濃厚で!

しかし、同じように濃厚な鶏清湯スープのラーメンを出す店の中には、鶏のワイルドさが出てしまっている店もあるのに…
こちらの諏訪店主の作るスープから感じるのは鶏のうま味だけ…

そして、この「塩らぁ麺」のスープは、地鶏の凝縮されたうま味がストレートに感じられて、最高に美味しいので
店のおすすめは「醤油らぁ麺」だけど、大概、「塩らぁ麺」にしてしまうんだよね♪

醤油のカエシ美味しさと地鶏スープの美味しさのダブルの美味しさでいただく「醤油らぁ麺」も、めちゃめちゃ好みだし♪
東北で食べるラーメンでは、この「塩らぁ麺」が一番で、「醤油らぁ麺」が二番

それに、「醤油らぁ麺」の方が美味しいと感じるお客さんの方が多いと思われるけど…
地鶏のうま味を感じたいのなら、絶対、「塩らぁ麺」がおすすめ♪

そして、この、うま味いっぱいの濃厚鶏清湯スープに合わせられた切刃20番の!
太くも細くもないの中庸な太さの平打ちのストレートの自家製麺は…

なめらかな口当たりの、モッチリとした食感の麺で!
やや、やわらかめに感じられる麺だったのに…

今日の麺は、つるっとした、以前よりも、しっかりとした噛み応えのある麺にチューニングされていたので!
諏訪店主に指摘すると…

もう、以前のような、やわらかめの麺はやらないと話していたけど…
どうしたんだろう!?

『支那そばや』とか『飯田商店』の自家製麺と同じような路線で、スープとも合っていたし!
よかったのに…

でも、この麺の方が、ラーメンの麺らしくていいかも!
それに、きっと、この麺の方が東北のお客さん受けする気がするし!

昨年、仙台に移住してきて感じたのは、東北のラーメンの麺は多加水の、やわらかめの食感の麺というイメージだったのに…
意外にカタめに茹でられたアルデンテな食感の麺が多かったので…

トッピングされた豚うちモモ肉のレアチャーシューは、肉質の豚肉をが使われていて!
ラーメン店で使用している一般的なチャーシューとは肉のうま味が、ぜんぜん違うし♪

豚そとモモ肉のスモークレアチャーシューは、前に諏訪店主から、匂い消しのために燻製していると聞いたけど…
スモークしているので、薫香が、とても香ばしくて♪

それに、肉がやわらかくて!
こちらも、肉のうま味を感じる美味しいチャーシューだったし

穂先メンマは、長い一本物の穂先メンマが使われていて!
これが、2本入っていて!

根本の太い部分もやわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感がたまらなくよくて♪

以前は、生姜の風味が感じられたけど…
今はあえて、スープの邪魔をしないように薄味に仕上げられていたのもよかったし♪

そして、麺をもう少しで食べ終えるタイミングで出された「和え玉」は、こちらからは何も言っていないのに、諏訪店主がタイミングを見計らって、作ってくれたもので!
「つけ麺」に使われる「男麺」と呼ばれる全粒粉が配合されてた太ストレートの「あつもり」の麺の上にカットチャーシュー、アーリーレッド、九条ネギがトッピングされた「まぜそば」!

まずは、麺と具とタレを軽くまぜ合わせて、いただくと…
この「つけ麺」に使われる「男麺」は、「つけ麺」で冷たい麺でいただいたときには…

まるで、日本蕎麦の田舎そばを食べているかのような食感に感じられて!
しかし、田舎そばよりも香り高い麺で、スゴくよかったけど♪

こうして「あつもり」にして「まぜそば」で食べても…
とても美味しかったし

ただ、甘味のある醤油のカエシで味付けられているので、ラーメンのスープにつけて、「つけ麺」として食べたり…
ラーメンの替え玉代わりにいただくのは不向きかな

でも、単独で、「まぜそば」というか「和え麺」として食べて、めっちゃ美味しかったからいいけどね♪
そこで、最後に、残ったスープを飲み干して、美味しく完食したんだけど

諏訪店主の作る、この純鶏スープは、飲み始めのころに比べて、この飲み終わりのスープの方が、より鶏の香りが強く感じられて…
飲み始めの熱々のスープも、やや、冷めてから味わうスープも最高♪

今日も、堪能させてもらいました。
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円

独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円
独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

【特別限定品】ダブルチーズバーガーセットを独眼的に解釈…1500円

本日のご飯…300円/仙台牛ご飯…500円/お子様ラーメン…500円

2021/02/27 更新

22回目

2021/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐弐】 ~標高1175メートルの山の山腹にある麺料理の店で食べる特別なダブルチーズバーガーセット~

訪問日:2021年1月26日(火)

本日のランチは、仙台市泉区の北西部に位置する標高1175メートルの山「泉ヶ岳」の山腹にある『麺匠独眼流』へ!

今朝、Twitterをチェックしていたら、いきなり、こちらの店の諏訪店主のツイートが目に飛び込んできた!

麺匠独眼流
@menshoudoku

本日火曜日、少しですが、ひっそり営業しております。今回の限定は「食を楽しむ」をコンセプトに仕上げております。今日も少しだけ提供いたします。好評な感じですが、少しづつブラッシュアップしていきます。

午前7:09·2021年1月26日

「今回の限定は「食を楽しむ」をコンセプトに仕上げております。」
これだけじゃ、何のことかわからないけど‍

でも、昨日、この限定を食べてTwitterでツイートしていたフォロワーの方がいて!
動画をTwitterに上げていて!

さらに、Instagramに詳細なレポもアップしてくれていて!
これに間違いないだろうし!

そして、これが、見た目は、イタリアンな「チーズトマトまぜそば」って感じの汁なしに…
お洒落にソースが盛りつけられたお皿と野菜ジュースのセットって感じだったけど!?

これが独眼流ダブチ(ダブルチーズバーガー)!?
ハンバーガーには見えないけど

でも、とても楽しそうな麺料理だったので!
休み明けの水曜日に行こうと思っていたところ…

定休日の今日、ひっそりと営業するという!
これだったら、待たされることなく食べられそうだし♪

そこで、今日は、予定を変更して、この「食を楽しむ」をコンセプトに仕上げたという限定を食べるために入山⛰️
先週の土曜日に比べると、ほぼ、雪が溶けて、まったく安全な山道を疾走

10時30分の開店時間に、あと数分という時間にやって来ると…
店の駐車場には先客の車の姿はなく、ポール獲得!

車を降りて、入口にあるウェイティングボードに氏名と人数、車のナンバーを書き込んで、車へと戻ると…
この後、すぐに2台の車が駐車したところで、今日もコークコートをパリッと着こなした諏訪店主が店の中から暖簾をもって現れて、開店!

一番に入店して、諏訪店主に…
「どの食券を買ったらいい!?」と聞くと…

「限定2!」と言われて…
食券を買うと…

券売機の左隣に限定のPOPが貼られていて…
「限定2ボタンで購入」と書いてあった

そして、この限定は、「特別限定品」の「ダブルチーズバーガーセットを独眼的に解釈」という…
メニュー名というよりは商品説明のような名前が付けられていたけど…

席に着くと、今日も茶衣着を纏った清楚な奥さまから「お品書き」が渡されて…

①チーズバーガー風まぜそば
②フライドポテトディップ
③野菜スムージー

これで、昨日、フォロワーさんがTwitterに上げていた画像と合わせて!
どんなものが出てくるのかわかったし!

「お品書き」に続く、食べ方の「指南」に「こだわり」を見て!
これは、単に遊び心だけじゃなく、真面目に作った麺料理のセットであることもわかった♪

オープンキッチンの厨房では、すでに、諏訪店主によって調理が始まっていて!
フライパンにオリーブオイルらしきものを入れて挽き肉を炒め始めて!

右手で麺を一掴みすると…
計量器に掛けていって!

170gの麺を一発OKで計量すると
大鍋に入れて泳がすように茹でていって…

麺を平笊で麺上げするまでの3分間に準備をして…
麺が茹で上がると、一気に盛りつけをして、完成させた「チーズバーガー風まぜそば」が、まず、供された。

チーズバーガーのバンズ代わりに使われた平打ちの太ストレート麺の上に黒毛和牛100%の挽き肉を炒めて味付けられたものが載せられて!
スライスしたトマトにピックルス、アーリーレッド、ベビーリーフがトッピングされて!

とろけるチーズがセンターに置かれて、バーナーで炙られて
最後にトマトケチャップが掛けられた見た目はイタリアンなまぜそば

そして、レンゲと箸を使って、よく、麺と具とタレをまぜ合わせていると…
そこに出されたのが「フライドポテトディップ」!

さらに、まぜそばを食べ始めようと思ったときに、「野菜のスムージー」も出されたので…
慌てて、3点セットの写真を撮影したけど…

あまり、美しい画像じゃないので没(-"-;A...アセアセ
こんなに手際よく、どんどんと出されるんだったら、まぜなかったのに

まずは、平打ちの太ストレートの自家製麺をいただくと…
モチモチとした食感の加水率高めの麺で!

コシがあって!
小麦粉のうま味も感じられる♪

諏訪店主の打つ太麺は、小麦粉の風味が最高で♪
冷たく〆た麺で食べると本領を発揮する。

でも、「あつもり」で食べても、美味しくて
味も食感も、とても秀逸な麺だと思う♪

そして、この麺と具とタレを、よく、まぜ合わせた、この味は…
チーズバーガー

トマトとチーズとピックルス!
それに挽き肉に紫玉ねぎ(アーリーレッド)があって!

これに、ケチャップを掛ければ、確かに、それらしき味わいにはなるかもしれないけど…
でも、この味は、まさにマック(関西ではマクド)

しかし、これほど、似せてくるとは…
イタリアンシェフの諏訪店主が普通に使ったら、こんなアメリカンな味にはならなかったと思う。

トマトソースにチーズの味わいが違う!
でも、ここがポイントだと思って、あえて、市販のトマトケチャップにとろけるチーズを使ってきたんだと思う。

そのくせ、材料には、いいものを使うんだよね!
諏訪店主は♪

黒毛和牛を使ってくるのが諏訪店主らしい!
だから、まったく、牛の臭みなど感じられない!

それに、粗挽きにして、牛の食感を残しているから…
肉々しいのがいい♪

というか、これは、単に諏訪店主がイタリアンのシェフだからかな
ファミレスで食べるミートソースと本格イタリアンの店で食べるボロネーゼの肉の使い方の違いを感じた。

でも、その前に、日本マクドナルドのハンバーガーにのパティはオージービーフが使用されているから…
肉のうま味が違うのは当たり前か

そういう意味では、肉の味と食感はマックとは違うかもしれないけど…
それと違うのは、ポテトデップと、このポテトデップが載る皿にキレイに描かれていたポルチーニオイル!

これを、麺に付けていただくと…
アメリカンな味わいがイタリアンになったし♪

そうして、食べ進めていると…
諏訪店主から最後に出されたのは「ライス」!

「ライスバーガーにして召し上がりください。」
なんていうんだけど…

とりあえず、麺だけを食べて、残ったソースと具を載せて!
いただいてみると…

これが意外に美味しくて
今日はコンセプト通り、食を楽しむことができました♪

ただ、唯一、苦労したのが「野菜スムージー」
「三ヶ日みかん」のジュースをベースに京野菜をフレンドしたというスムージーからは人参の匂いがプンプンして

人参のジュースは、超苦手なので
飲まずにいると

「野菜を摂らないと!」と諏訪店主から言われて…
意を決して飲むと…

京人参の味わいが
でも、みかんの甘味が強かったのと

健康のためと思って…
何とか飲んだけど…

ドリンクは選べるようにしてください。
お願いします

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

【特別限定品】ダブルチーズバーガーセットを独眼的に解釈…1500円

トッピング
別皿チャーシュートッピング…350円

本日のご飯…300円/仙台牛ご飯…500円/お子様ラーメン…500円

2021/01/29 更新

21回目

2021/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐壱】 ~新春1月3日から「SENDAI★BASE」×「独眼流」のコラボイベントを開催していた店で「本日の限定」の「鍋焼き味噌らぁ麺」~

訪問日:2021年1月23日(土)

本日のランチは、昨年の訪問回数19回で、一番多く訪問している『麺匠独眼流』へ!

しかし、年が明けてからは、これが初めての訪問になる。

『麺匠独眼流』では、新春1月3日から「SENDAI★BASE」×「独眼流」のコラボイベントを開催!
「かまくら独眼流」として営業して、「かまくら」の中でラーメンのコース料理を出すと!

こちらの店の諏訪店主が自身のInstagramで告知していて!
これは、ぜひ、行ってみたい♪

とは思ったんだけど…
「かまくら」が設置されるのは、泉ヶ岳の中腹にある店の横にある山の斜面で!

車で、山を登らないとならなくて…
雪も怖いし、道路の凍結は、もっと怖いので…

慣れない雪道の運転で事故を起こすのは避けたかったので…
しばらくの間は行けないかなと思っていたら…

ここ2日ほど、晴れて☀
仙台市内は、最高気温10℃を超える日が続いていて!

『麺匠独眼流』へ向かう道路も完全に除雪されているのがTwitterのTLに流れてきたので!
店へと向かうことにした。

泉ヶ岳へと向かう途中の道路は、何の問題もなし!
そして、泉ヶ岳へと入る山道に入っても問題なし!

さらに、進むと、雪が残っていたり、道がシャーベット状になっていた箇所もあったけど、車のスピードを落とせば大丈夫!
そうして、店へと12時15分になる時間にやって来ると…

駐車場は除雪されていて、問題なく停められた。
そして、店の横の山の斜面にある「かまくら」は、一昨日で営業を終えて、幕が閉められていた。

入店すると…
7席あるカウンター席には4人のお客さんが座っていたけど…

やっぱり、冬期は、お客さんも少ないよね…
なんて、思っていたら、すぐにお客さんが来店して満席になって!

さらに、来店したお客さんは、ウェイティングボードに氏名と車のナンバーを書いて、車の中で待つことになったので…
いいタイミングで来れたみたいだった♪

まずは、券売機で食券を購入する。
本日の麺メニューは、「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」、「独眼流麺三昧」に本日限定の「鍋焼き味噌らぁ麺」!

「鍋焼き味噌らぁ麺」は「かまくら独眼流」でも提供されていたメニューで!
食べてみたいとは思ったけど…

味噌だと、せっかく、青森シャモロックと比内地鶏という東北が誇るブランド地鶏を使ったうま味いっぱいのスープが強い味噌に負けて、感じられなくなってしまう懸念があったので…
「塩らぁ麺」に「別皿チャーシュー」をトッピングして食べるつもりだった。

しかし、諏訪店主が今朝、Twitterで、「味噌らぁ麺」は本日で終了とツイートしていたのが気になっていて…
気づけば「鍋焼き味噌らぁ麺」のボタンを押していた

「別皿チャーシュー」は販売されていなかったので、「鍋焼き味噌らぁ麺」の食券だけを買って、諏訪店主の奥さまに渡して、席に着くと…
諏訪店主が「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」を2個作りしているところで…

先客2人に出されていくと…
すぐに、平打ちの太ストレートの麺を手揉みし始める諏訪店主!

そして、入念に手揉みすると…
スープを温め始めて…

冷蔵庫から取り出したチャーシューを切り出して…
さらに、ダメ押しで、手揉みを加えた麺を大きな鍋へと入れて、泳ぐように茹でていくと…

温まったスープが土鍋に注がれて…
さらに、1分ちょうどで平笊を使って、器用に湯切りされた麺とチャーシューが土鍋に入れられると…

土鍋に蓋をして、煮込んでいく!
そうして完成した「鍋焼き味噌らぁ麺」は、諏訪店主自らが厨房を出て、手元まで配膳してくれて…

「熱いので、鍋には触れないでください。」
鍋の蓋を取りながら、そんな注意喚起のアナウンスがあった。

グツグツと煮えたぎるスープ!
熱々なのをいただきたいところどけど、猫舌なので

少し待って、レンゲにスープを取って、フーフーと息を吹き掛けて…
用心深くスープをいただくと…

辛口の赤味噌主体の味噌スープで!
味噌の甘味は控えめで、酸味にほろ苦いビターさも感じる「大人の味噌らぁ麺」という感じの味わいのスープで!

「塩らぁ麺」のように青森シャモロックに比内地鶏のうま味は、私のバカ舌では感じられなかったけど
芳醇でコクのある味噌スープは絶品

今年、いただいた味噌味のスープでは、もちろん!
昨年いただいた味噌ラーメンのスープの中でも、一番、美味しくて、めちゃめちゃ好みの味わいだったし♪

平打ちの太縮れの手揉み麺は、最初、茹で時間1分というのは、いくらなんでもアルデンテ過ぎるのでは!?
なんて思ったけど、煮込み時間を考慮して、そうしていたんだね♪

プリッ!モチッ!ムチっ!
手揉みされて、不規則に付けられた麺の縮れのおかげで、麺の食感が違いを楽しめたのがよかったし♪

しっかりとした麺のコシの強さも感じられて!
それに、煮込まれているので、このコクとうま味いっぱいの味噌スープを吸って、最高に美味しく食べさせてくれたし

低温調理された豚モモ肉のレアチャーシューは、こちらは、煮込まれたせいもあるのかもしれないけど…
やや、歯応えのある食感に感じられた。

でも、肉質のいい豚肉が使われていて!
噛む度に、肉のうま味がよくわかるチャーシューで、よかったし♪

穂先メンマも、スープをよく吸って、いつもとは、ちょっと、味、食感とも違ったけど…
これも、とても気に入ったし♪

白菜の甘味が最高だったし♪
普段摂らない野菜も摂取できたのもよかったし!

今日は、このラーメンをチョイスして大正解
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

【本日の限定】鍋焼き味噌らぁ麺…1200円

トッピング
別皿チャーシュートッピング…350円

本日のご飯…300円/仙台牛ご飯…500円/お子様ラーメン…500円

2021/01/26 更新

20回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【弐拾】 ~青森シャモロックと比内地鶏で出汁を引いた地鶏スープにいりこ出汁のスープを重ねて鰹節の風味を入れたバランス型スープの「原点回帰(塩)」&「鯛の炊きこみご飯」~

訪問日:2020年11月30日(月)

本日のランチは、これが通算で20回目の訪問になる『麺匠独眼流』へ!

今日、仙台市の北西に聳える泉ヶ岳の中腹にある店へとやって来たのは、今年の新麦の麺で「らぁ麺」が提供されているというのと…
さらに、先週、東京に行く機会があって、『麺屋一燈』で限定の名古屋コーチンと水だけで作ったスープの「地鶏そば(塩)」をいただいて!

これが、こちらの店の「塩らぁ麺」同様、清湯スープなのに地鶏の出汁が濃厚な濃厚地鶏清湯スープの塩ラーメンだったので!
『麺屋一燈』との味比べも兼ねて!

そこで、泉ヶ岳の山岳ロードを車で疾走して、店へとやって来たのは11時40分!
この時間に来たのは意味があって!

こちらの店では、早朝からスープを炊いて…
10時30分に開店する。

しかし、開店してもスープは、ずっと炊き続けていて…
開店直後は、まだ、スープは若く感じられるものの…

徐々に濃厚になっていって…
11時30分以降にピークを迎えるという話しを、こちらの店の諏訪店主から聞いていたので!

店の10台停まれる駐車場に車を乗り入れると、車は2台だけ…
珍しく、今日は空いている

入店すると…
お客さんは4人だけ…

厨房には、初めて見る黒のコックコートを着た諏訪店主と茶衣着を纏った女将の2人。
挨拶を交わして、券売機で、迷わず、「塩らぁ麺」の食券を買い求めて…

さらに、「本日のご飯」として販売されていた「鯛の炊き込みご飯」のPOPが目に入ってきたので!
こちらの食券も購入して、女将に渡すと、オープンキッチンの厨房を囲むように造られたL字型カウンター7席の右奥の席へと案内された。

席につくと、諏訪店主から…
「いつもと違う塩ラーメン食べてみません!?」というお誘いが…

今日は、冒頭に書いたように『麺屋一燈』の「地鶏そば」との比較をしたくて、「塩らぁ麺」を食べにきたのに…
こんな悪魔の囁きを聞いてしまうと

一瞬、悩んだものの…
口から出た言葉は…

「お願いします。」
ラーメンブロガーの性として、限定とか新作があると、つい、飛びついてしまうんだよね

すると、太ストレートの麺を手揉みし始める諏訪店主!
そして、大釜に入れて、麺を茹で始めると…

チャーシューをフライパンでソテーして…
ガス台の火にかけて温めていたスープをラーメン丼に注ぐと…

結構、長い時間茹でていた麺を平ざるで器用に引き上げて…
湯切りされた麺がラーメン丼の中へ…

そうして、最後にチャーシューなどの具がトッピングされて完成した…
「原点回帰」と後で、諏訪店主が命名した特別な「塩らぁ麺」が、諏訪店主自らの手で供された。

豚バラ肉の炙りチャーシューが3枚に豚モモ肉のスモークチャーシューが2枚と…
穂先メンマが2本に海苔か盛りつけられた塩チャーシューメン!

まずは、黄金色に輝くスープをいただくと…
いりこだ!

それに、鰹!
これは、つい先ほど、諏訪店主が鰹節を削っていたので、それをスープに入れて濾したものか!?

青森シャモロックと比内地鶏の東北の2大地鶏で出汁を引いた地鶏スープにいりこ出汁のスープを重ねて!
鰹節の風味を入れたバランス型スープで!

元々、この地で開業した当初は、地鶏と水だけで作った現在のスープとは違って、動物系にはイベリコ豚も使って!
真昆布に鰹節、いりこ出汁の魚介系スープを合わせたバランス型のスープでスタートした。

だから、原点回帰なのか!?
あるいは、2011年の震災で静岡県の浜松に避難して、お世話になった経緯から、浜松で開業した時代まで遡るのか!?

浜松時代のラーメンは食べてないので、わからないけど…
諏訪店主の作る地鶏清湯魚介のスープも絶品

でも、何で、また、バランス型を?
そんな質問を諏訪店主にすると…

「鶏と水の店が増えすぎてしまったから…」
そんな答えが返ってきたけど…

『飯田商店』も絶頂期に鶏と水のスープを捨てて、バランス型のスープに移行した。
路線は違うかもしれないけど、『中華蕎麦とみ田』も濃厚豚骨魚介No.1の称号を捨て去り、豚骨100%スープにリニューアルしたので…

諏訪店主も、新たなスープにチャレンジしたいのかもしれないけど…
諏訪店主の作る地鶏と水のスープは他店の地鶏と水のスープとは違うので…

元々、地鶏と水だけで作った究極の引き算スープと生揚げ醤油のカエシをマリアージュさせた「2号ラーメン」と名付けられた醤油ラーメンを作り出したのは、現在は兵庫県尼崎市で『らぁめん矢ロックンビリーS1』を営む嶋崎店主!
嶋崎さんは2005年12月29日に神奈川県相模原市の上鶴間に『ラァメン家69'N'ROLLONE』をオープンさせて!

何かのテレビ番組で『支那そばや』の佐野実さんが、この店を絶賛していたことから訪れた経緯があって…
「2号ラーメン」を初めて食べたときは衝撃を受けた。

これに端を発して、全国に鶏と水だけで作ったスープの醤油ラーメンを出す店が増えた。
その一つが『飯田商店』であり!

『飯田商店』がブレイクして、『飯田商店』をリスペクトしたに鶏と水だけで作ったスープの醤油ラーメンを出す店が急増した。
そういう意味では、こちら『麺匠独眼流』も、その一店と言えるかもしれない。

しかし、違うのは、スープの濃度!
『ラァメン家69’N’ROLLONE』も『らぁめん矢ロックンビリーS1』も『飯田商店』も…

それに、この2店をリスペクトしたラーメンを出す店に共通しているのは、淡麗な醤油ラーメンを出すことで!
多くの店では塩ラーメンがメニューにない。

正確に言うと、バランス型の塩ラーメンはあっても、鶏と水だけで作ったスープの塩ラーメンを出す店は少ない…
これは、淡麗な水鶏スープで塩ラーメンを作るのは、醤油とは違って、塩にはうま味がないので、難しいから…

醤油のうま味と水鶏スープのうま味の合わせ技で作る必要がある。
しかし、『独眼流』のスープは、この淡麗路線ではなく、独自の濃厚路線を走っているので、塩ラーメンも美味しい

もっと言えば、店のおすすめは「醤油らぁ麺」になってはいるけど…
個人的には、「塩らぁ麺」の方が好みだし、美味しく感じられる♪

さらに言えば、淡麗な美味しい水鶏スープのラーメンを出す店は、確かに、諏訪店主の言うように全国に多数ある。
しかし、濃厚で美味しいのは、私の知る限りでは、東大阪の『極汁美麺umami』と東京・新小岩の『麺屋一燈』が限定で出す「地鶏そば」くらい…

そして、この2店と、こちら『独眼流』の塩ラーメンのスープは突き抜けた味わいなので…
そんな稀有なスープのラーメンを封印してしまうことだけはやめて欲しい…

麺は、超幅広で適度な厚みのあるストレート麺を諏訪店主が手揉みして、縮れを付けた麺で!
中力粉主体で強力粉もブレンドして製麺したと思われる麺は、モッチリとした食感の麺で!

小麦粉の風味も感じられて♪
それに、不規則に付けられた縮れがスープをいっぱい持ってきてくれて、美味しくいただくことができたし

豚バラ肉の炙りチャーシューは、やわらかくて…
ジューシーな肉のうま味がよく感じられる美味しいチャーシューだったし

豚モモ肉のスモークチャーシューは、一度低温調理して仕上げたものを、さらに、燻製したもので!
その薫香がたまらなくよかったし♪

しっとりとした食感に仕上げられていたのもよかったし!
上質な肉質の豚肉が使われているので、肉のうま味がラーメン店で食べるものとは違う逸品だったし♪

穂先メンマは、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感がたまらなくよかったし♪

今日は、生姜味で味付けられたものではなく、塩味で、薄味に味付けられたものだったので!
かえって、スープの邪魔をしなかったのがよかったと思うし…

そうして、最後は、「鯛の炊き込みご飯」と極上のスープを交互にいただいて!
最後まで美味しく完食

美味しいバランス型の塩ラーメンだった。
ただ、まだ、水鶏スープの塩ラーメンは超えていないし…

途中、長々と書いてしまったけど…
醤油ラーメンも塩ラーメンも、どちらも美味しい水鶏スープのラーメンなんて、他にはない唯一無二のスープと言えるので!

これを封印するのは、もったいないし!
バランス型のスープのラーメンをやるなら限定で!

そして、現行の水鶏スープを超えるものが完成するまでは続けて欲しいと切に願ってます。
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円/独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

トッピング
別皿チャーシュートッピング…350円

本日のご飯…300円/お子様ラーメン…500円

2020/12/08 更新

19回目

2020/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱九】 ~『極汁美麺 umami』の矢島店主と行く宮城ミニラーメンツアー一軒目|仙台市都心部から約1時間ほどの泉ヶ岳の山中にある店で「醤油らぁ麺」+「別皿チャーシュートッピング」~

訪問日:2020年10月31日(土)

本日は、東大阪市にある『極汁美麺umami』のやじさんこと矢島店主と行く宮城ミニラーメンツアー

一軒目に向かったのは仙台市都心部から約1時間ほどの泉ヶ岳の山中にある『麺匠独眼流』!

昨夜、この店のラーメンを食べるために関空からエアーで仙台空港までやってきたと言っても過言ではないやじさん!
そして、昨夜は仙台市内の某所で『麺匠独眼流』の諏訪店主とラーメン談義!

昨日は、地鶏の話しや製麺の話しなど、この2人の水鶏ラーメンの巨匠の話しを拝聴することができて、とても勉強になったし!
ラーメンの奥深さを改めて知ることができた。

愛車にやじさんを乗せて、泉ヶ岳へ向かってのドライブ
山岳ロードを疾走して、店へとやってきたのは10時ジャスト!

すると、店の駐車場には一台、車が停まっていて、ポール獲得ならず…
入口の籠の中にあるウェルカムボードに名前と人数、車のナンバーを記帳。

普通は車の中で待つところだけど…
やじさんの希望もあって、入口脇のベンチに座って開店を待つことに!

そうして、10時24分になると…
コックコート姿の諏訪店主が暖簾を持って店の中から現れて、早めの開店となった。

ちなみに、こちらの店の現在の開店時間は10時30分。
元々は11時だった。

しかし、開店前から待つお客さんがいると、開店を早めていて…
それが、日常になってしまったので、10時30分開店にしたそう。

しかし、今日は、まだ、10時30分になっていないのに、もう7組14人ほどのお客さんが待っているんですけど…
そのうち、10時開店になったりして

ただ、ググってみると、そのGoogleも!
それに、Rettyや宮城県では有名な「みやラボ!」などのグルメサイトも食べログ以外は、まだ、11時のままになっているので注意が必要。

店主の奥さまから名前を呼ばれて、ポールのお客さんから順番に入店。
まず、券売機で食券を買って、席へと着いていく。

※画像は2番目に入店しようとしている『極汁美麺umami』の矢島店主

私たちの番になって…
やじさんが「塩らぁ麺」を選択したので、私は「醤油らぁ麺」をチョイス!

食券を買い求めたところで、券売機に「別皿チャーシュートッピング」なるボタンができているのを発見
ただ、「らぁ麺」に入れられている豚モモ肉のレアチャーシューが別皿に盛られているだけのものか?

でも、以前のトッピングの「チャーシュー」は豚モモ肉のレアチャーシューが増量されて、ラーメンに載せられたものだったけど…
あえて「別皿」にしている意味があるのかもしれないので、追加で購入!

席について待っていると、ポールのお客さんの「醤油らぁ麺」が出された後に、まず、作られたやじさんの「塩らぁ麺」が着丼!
豚モモ肉のレアチャーシューに穂先メンマ、三つ葉、海苔が載る、シンプルながら美しいビジュアルの塩ラーメン♪

やじさんの厚意でスープの味見をさせてもらったところ…
まず、地鶏が香るスープで♪

フレッシュな地鶏出汁の風味が口いっぱいに広がって…
最高に美味しい

しかし、いつもの清湯なのに濃厚さを感じる濃厚鶏清湯スープとは違って、今日は、淡麗で、やさしい味わいに感じられる…
でも、これは、昨夜の諏訪店主とやじさんの会話の中で…

諏訪店主がやじさんに…
「スープは、いつ炊いてます?」という質問をして…

「前日に炊いてます。」という答えがあったところで…
「うちは、早朝から毎朝炊きます。」

「そして、営業中も炊き続けて、11時半に一番いい状態のスープになるよう調整しています。」と諏訪店主が話していたのを聞いていたので!
だから、10時半では、まだ。スープが若い。

でも、フレッシュさを感じられて!
さらっと飲めるので、この方が、いい人もいると思う。

そうして、少しのタイムラグがあって、私の「醤油らぁ麺」の「別皿チャーシュートッピング」も諏訪店主から供されたんだけど…
普通の店だったら、やじさんの「塩らぁ麺」と私の「醤油らぁ麺」をいっしょに作る。

さらに、ポールのお客さんも「醤油らぁ麺」だったから、それも含めて3個作りしたっていい!
でも、それは、多くのラーメン店が麺を1人前ずつ、テボに入れて、複数個のテボを同時に茹でることができるからで…

こちらの店の諏訪店主は、麺を1人前ずつ、大鍋で泳がせるようにして茹でて、平笊を巧みに使って麺上げをする。
こうすれば、茹でムラもなく均一に茹で上がるし!

平笊で湯切りするので、しっかり湯切りできて、麺の茹で湯でスープを汚すこともない。
本来は、この諏訪店主のやり方が正しい麺の茹で方であり、湯切りの方法である。

しかし、この方法では、短時間に大勢のお客さんを捌けないので…
そこで、生み出されたのがテボを使って茹でる方法。

テボは、本来は冷たくなったうどんをお湯で温めるための道具。
でも、これを使えば、1度に何人前もの麺を茹でることもできるし、途中で、テボを追加することで、次に来たお客さんにも対応ができる。

ただ、当然、どちらが、より美味しい麺を茹でられるかは一目瞭然で…
それで、諏訪店主は、基本、1人前ずつ作る。

閑話休題。
ちょっと、横道に逸れてしまった

供された「醤油らぁ麺」の「別皿チャーシュートッピング」は、先ほどの「塩らぁ麺」同様、豚モモ肉のレアチャーシューに穂先メンマ、三つ葉、海苔が載せられて!
別皿には、豚モモ肉のレアチャーシューの他に豚バラ肉の炙りチャーシューと鴨ロースのレアチャーシューの3種のチャーシューが盛りつけられたもので!

単に豚モモ肉のレアチャーシューが追加されたものではなかったのがよかったし!
追加して大正解♪

まずは、スープをいただくと…
こちらは、地鶏とともにカエシの醤油も香り立つスープで♪

青森シャモロックと比内地鶏の地鶏のうま味とカエシの醤油のうま味が同時に口の中に広がっていって…
絶品

スープは、先ほどといっしょで、淡麗で若い。
しかし、うま味は、しっかりしていて…

そして、カエシの醤油とのコンビネーションがよくて…
極上の美味しさ

これは新たな発見だったけど…
「塩らぁ麺」は、いつも食べている11時30分以降の方が美味しい♪

「醤油らぁ麺」は、どちらも美味しい♪
でも、もしかすると、この若いスープの方がカエシとのバランスがいいかもしれない…

そして、さらに、これから感じたことは、こちら『麺匠独眼流』に限らず、地鶏と水だけで作るスープの塩ラーメンは、スープが濃厚な方が美味しい♪
しかし、地鶏と水だけで作るスープの醤油ラーメンは、スープが淡麗でも濃厚でも美味しいけど、カエシとの組み合わせでは淡麗の方が美味しいということ!

そう考えると、多くの地鶏と水だけで作るスープのラーメンを出す店は、やじさんの店などの一部の店を除けば、スープがいつでも淡麗なので、醤油ラーメンは美味しいのに塩ラーメンは醤油ラーメンほどは美味しくはない。
あるいは、醤油ラーメンはあっても、塩ラーメンはメニューにない。

そして、反対に、やじさんの店などの一部の店のような濃厚スープを出す店は、醤油ラーメンよりも塩ラーメンの方が美味しい♪
もっとも、兵庫県の尼崎にあるレジェンドの店だけは、この理論の例外になってしまうけど、それ以外の店ではこれで説明できる気がする。

まあ、何れにしても、こちら『麺匠独眼流』では、早い時間に食べるなら「醤油らぁ麺」!
遅い時間に食べるなら「塩らぁ麺」がおすすめ!

麺は、なめらかで、つるモチ食感の麺で!
YouTuberのラーメン変人さんが切刃20番加水率33%の麺というリポートをしていて…

これは諏訪店主に聞いてアップした情報だろうけど…
とても、そんな加水率低めの中加水麺には感じられない食感の麺で!

啜り心地がよくて…
のど越しのよさを実感できる麺で…

それに、このスープにはこの麺しかないという…
相性バッチリの麺だったし♪

「醤油らぁ麺」にデフォルトで入れられていた豚モモ肉のレアチャーシューは、豚うちモモ肉を低温調理して作られたもので!
「蔵王高原ハーブポーク」の良質な豚モモ肉が使われているので、モモ肉なのにやわらかくて…

別皿トッピングされた豚モモ肉のレアチャーシューは、豚そとモモ肉のを低温調理した上に、スモークして仕上げた…
手間暇かけて作られたもので…

薫香が香り高くて♪肉のうま味も強い逸品だったし
豚バラ肉の炙りチャーシューは、とても香ばしくて♪噛めば、肉汁が滲み出てくるジューシーなチャーシューで、よかったし!

野田鴨の鴨ロースが使われたレアチャーシューは、今日も火入れがバツグンで!
これ以上、レアだと噛み切れない、ギリギリのところを狙って仕上げてきていたし…

赤ワインと醤油にバルサミコかな!?
洋風に味付けられた味付けもよかったし♪

穂先メンマも、やわらかくて!
穂先のシュクシュクとした食感がたまらなくよかったし♪

そうして、最後は、スープの最後の一滴まで飲み干して完食
今日も堪能させていただきました。

次回は、少し遅い時間に来て、「塩らぁ麺」を「別皿チャーシュー」トッピングでいただくつもり♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円/独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

トッピング
別皿チャーシュートッピング…350円

本日のご飯…300円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/12/06 更新

18回目

2020/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱八】 ~リニューアルされて「割烹仕立て」と命名された「男麺」と「女麺」の2種類の自家製麺が主体の「独眼流つけ麺」~

訪問日:2020年10月28日(水)

本日のランチは、紅葉(もみじ)、楓(かえで)、桜(さくら)、小楢(こなら)、椚(くぬぎ)、落葉松(からまつ)、灯台躑躅(どうだんつつじ)などが色付く泉ヶ岳の中腹の山岳ロード沿いに建つ『麺匠独眼流』へ!

先週、こちらの店で「いりこと抹茶の香露(冷やしそば)」、「鯛まぜそば」、「野田鴨の南蛮らぁ麺」という三種の麺料理が、順番に一品一品出される「独眼流麺三昧」というコース料理をいただいた。

どれも手の込んだ麺料理で!
どれも美味しくいただけた

そして、この三品は、主に冷たい料理が出される「アンティパスト」!
パスタなどが出される「プリモ・ピアット」!

魚料理または肉料理が出される「セコンド・ピアット」というイタリア料理のコース料理の順番通りに出てきたのは…
さすが、元イタリアンの料理人が営む店だけのことはある♪

そして、この順番は、「いりこと抹茶の香露」を「オードブル」と考えれば…
「鯛まぜそば」は「ポワソン」!

「野田鴨の南蛮らぁ麺」は「アントレ」で、フランス料理のコース料理の順番でもあるわけで…
それも諏訪店主は意識したのかな

そして、これが1,500円で食べられるというのも、お得感がある♪
そして、今日、間をおかずにやってきたのは、この「独眼流麺三昧」の発売とともに、リニューアルされた「独眼流つけ麺」を食べたかったから!

この「独眼流つけ麺」は、今回が2回目のリニューアル!
最初にいただいた「独眼流つけ麺」は、昆布水に浸かった平打ちの太麺、細麺にワンタンの皮を半分に切ったような超幅広な3種類の自家製麺を醤油と塩味の2種類の青森シャモロックと比内地鶏で出汁を引いたスープのつけ汁でいただくという…

地鶏ラーメン好きにはたまらない
超プレミアムなつけ麺で、他店では食べたことのない一品だった♪

そして、これに代わる二代目は、さらに進化!
超幅広の麺に平打ちの太麺の2種類の麺は昆布水に浸かった状態で提供されて…

しかし、細麺だけは、煎り酒と和えられた「あつもり」の上に花鰹が舞う「和え麺」で提供されて…
冷たい麺と温かい麺の両方を楽しんでもらおうという趣向。

これは、まさに、究極のつけ麺!
初代のつけ麺を超える一杯に仕上げてきた。

それを、さらにリニューアルして…
どんな風に仕上げてきたんだろうか!?

楽しみにしながら、山岳のワインディングロードを疾走して、山の中腹にある店へとやって来たのは、もうすぐ開店時刻を迎える11時になる時刻!
しかし、店は、すでにオープンしていた。

これは、お客さんがオープン前から並ぶことから、最近は10時30分に店を開けているようで…
10台停まれる駐車場には4台の車がパーキングしていた。

通常は、店の入口の脇の籠の中にあるクリップボードに挟まれた紙に名前と人数、車のナンバープレートを記入して待つ。
しかし、扉を開けてみると、空席があって…

「どうぞ♪」
奥さまから言われて入店。

券売機に千円札と五百円玉を入れて、リニューアルして「独眼流つけ麺(割烹仕立て)」と命名されたボタンを押して、食券を購入。
奥さまに食券を渡して、席へとつくと…

まず、奥さまから、「独眼流つけ麺」の食べ方マニュアルが渡された。
「自慢の麺、そのものを楽しんでいただく麺主体の一品です!」と解説のあった麺は…

「男麺」と「女麺」!
麺は2種類になったのかな!?

厨房では、先客のラーメンを作り終えた諏訪店主が、休む間もなく、まず、褐色の「男麺」を軽量して、鍋に入れて茹で始めると…
すぐにタイマーをセット!

さらに、今度は「女麺」を計量して、別の鍋で茹でていく!
そうして、麺が茹で上がる間に、トッピングの具が用意されて…

2分50秒が経過したところで、「女麺」が平ザルですくわれて、大ザルへと移されると…
冷水で〆られて、皿に盛りつけられると…

次に5分30秒で茹で上げられた「男麺」が冷水で〆られて、盛りつけられて…
さらに、いつ茹でられていたのか見過ごしてしまったけど、ワンタンの皮を二等分したような、過去のつけ麺にも使われていた超幅広麺も〆られて、盛りつけられて…

そうして、完成した「独眼流つけ麺(割烹仕立て)」が諏訪店主によって供された。
3種類の自家製麺が合い盛りにされた皿に蕎麦つゆのような「出汁醤油」と「塩ダレ」の2つのつけ汁!

そして、野田鴨の鴨ロースのレアチャーシュー、蔵王ハーブ豚の豚モモ肉のレアチャーシュー、豚バラ肉の炙りチャーシューに…
穂先メンマ、酢橘、ラディッシュ、三つ葉、白髪ネギと…

提供する直前に諏訪店主がおろし金ですり卸した本山葵、かんずり、抹茶塩がスタイリッシュな黒のスレートプレートに盛りつけられた…
彩りも鮮やかで、美しいビジュアルのつけ麺♪

まずは、「男麺」と「女麺」のともに切刃12番の太麺と平打ちの自家製麺をそのまま、食べてみると…
石臼挽き全粒粉が50%配合されていると諏訪店主から聞かされた「男麺」は、まるで、日本蕎麦の田舎そばのような食感の麺で!

本物の田舎そばよりも、ずっと香り高くて!
この麺、このまま、食べても、小麦粉のうま味が、よく感じられて、スゴく美味しい

先日は、同じ麺を「独眼流麺三昧」でいただいている。
しかし、カエシと山椒油と和えた状態でいただいたので…

これだけ小麦粉が香り高くて、美味しい麺だったことまではわからなかったので!
こうして、冷たい麺で、麺だけを食べて、よく、この麺のよさがわかってよかった♪

「女麺」は、かんすいが少なめの麺で、こちらは、まるで、饂飩を食べているような麺で!
モッチモチな食感で!

コシがあって!
食感が最高だし♪

「男麺」ほどではないけど、こちらも香り高い麺で!
小麦粉のうま味も感じられる麺なのがよかったし♪

抹茶塩に本山葵、かんずりを麺につけて食べてみると…
抹茶塩は、「女麺」との相性がよかったかな♪

これによって、小麦粉の甘味が引き出されて、より美味しくいただけたし♪
ただ、抹茶の風味が強いので、普通の藻塩か岩塩のピンクソルトでよかったかも…

本山葵は「男麺」との相性がバツグンで!
卸したての本山葵の風味が最高だったし♪

かんずりは、ピリリとした辛さの中にうま味があって、「男麺」とも「女麺」とも合うし!
柚子胡椒なんかよりも、こっちのスパイスの方が好きかな♪

そして、麺を「出汁醤油」に、ちょこっとつけていただくと…
「男麺」は、完全に田舎そばを食べているみたい!

石臼挽き全粒粉がそう感じさせる。
しかし、この麺は、蕎麦を超えている!

蕎麦は香りがみたいなことを、よく、言われる。
しかし、蕎麦の香りは決して強くはない。

しかし、この麺は、よく小麦粉が香る麺で、風味がバツグンによくて♪
そして、この鰹出汁の「出汁醤油」につけることで、鰹節と醤油と味醂の風味がいっしょに口の中に広がって、最高だったし

「女麺」は、「出汁醤油」の醤油の濃さに負けてしまって…
この組み合わせは、もう一つかな…

今度は「塩ダレ」のつけ汁に、さっと、潜らせて食べてみると…
「男麺」は、つけ汁との絡みが弱いかな…

しかし、「女麺」は、とてもいい感じで…
さらに、しっかり、ドブっとつけると、いりこ出汁の塩味のつけ汁とよく絡んで、めっちゃ美味しくいただけた

そこで、超幅広麺も、このいりこ出汁の塩味のつけ汁につけていただいたところ…
これも間違いのない美味しさ

そして、後は、「男麺」は「出汁醤油」で!
「女麺」は「塩ダレ」のつけ汁につけていただくうち、気づけば、麺もなくなっていた…

今日は、いろいろな食べ方を楽しめてよかったし♪
最終的には、田舎蕎麦のような食感の太麺は「出汁醤油」で!

饂飩のような食感の平打ち麺は、いりこ出汁の「塩ダレ」のつけ汁につけて食べて!
どちらも、めちゃくちゃ美味しくて、本当、最高でした♪

ただ、このリニューアルしたつけ麺もよかったけど♪
リニューアル前の「塩」と「醤油」の2種類の地鶏出汁のつけ汁に麺をつけていただくつけ麺も捨てがたいので!

できれば、前のパターンのつけ麺も、今日は以前の「麺三昧仕立て」!
明日は「割烹仕立て」という風にして交互にやってもらえると…

日替わりではなく、週替わりでも、月替わりでもいいので…
そうしてもらえると嬉しいんですけど

野田鴨の鴨ロースのレアチャーシューは、前回、「独眼流麺三昧」を食べたとき同様で、洋風な味付けがされていて…
赤ワインと醤油によるものと思われる味付けがよかったし♪

今日も火入れがバツグンで!
これ以上、レアだと噛み切れない、ギリギリのところを狙って仕上げてきていたところに凄みを感じられたし…

蔵王ハーブ豚のモモ肉が使われたレアチャーシューは、やわらかくて!
しっとりとした食感に仕上げられていて!

肉質が上質で、豚肉のうま味も、よく感じられるもので!
最高だったし♪

豚バラ肉のチャーシューを奥さまが炙って仕上げた炙りチャーシューは、温かいうちに、先に食べたこともあって…
とても香ばしかったし♪

噛めば、肉汁が滲み出てくるジューシーなチャーシューで!
こちらも最高だったし♪

穂先メンマは、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感がたまらなくよかったし♪

そうして、麺と具を食べ終わったところで…
奥さまにお願いして、北海道産の蕎麦粉を使って作られた蕎麦湯を出してもらって…

まず、これを「出汁醤油」に入れていただくと…
ちょっと、このままでは味が濃すぎるので…

さらに、これをいりこ出汁の「塩ダレ」のつけ汁に入れて…
飾り付けにラディッシュと三つ葉を入れて、いただくと…

醤油と塩と、鰹節といりこが入り乱れて…
どうなるか、ちょっと心配していたけど…

取り越し苦労に終わったようで
これが、意外に美味しくて

そうして、最後は、酢橘を搾りかけて、爽やかに味変させて、最後の最後まで美味しくいただけました
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円/独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

トッピング
別皿チャーシュートッピング…350円

本日のご飯…300円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/11/01 更新

17回目

2020/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱七】 ~独眼流麺料理のフルコース「独眼流麺三昧(いりこと抹茶の香露・鯛まぜそば・野田鴨の南蛮らぁ麺)」~

訪問日:2020年10月23日(金)

本日のランチは、泉ヶ岳に登っていく山岳道路の終点近くにある泉ヶ岳スキー場まで、あと2㎞という場所に店を構える『麺匠独眼流』へ!

生憎の冷たい雨の降る中、泉ヶ岳のワインディングロードを疾走させて
店の駐車場に車を乗り入れたのは11時30分!

すると、さすがに、これだけの悪天のせいか、駐車している車は4台だけ。
車を停めて、いつもなら、入口脇の籠の中にあるウェルカムボードに名前と人数、車のナンバーを記帳して、車の中で待つところだけど…

ちょうど、店からお客さんが2人出てきたところだったので…
そのまま、入店すると、空席があった。

諏訪店主と奥さまに挨拶を交わして…
店を入って、すぐ、右にある小型の券売機に千円札を2枚差し込むと…

新メニューの「独眼流麺三昧」とともに、リニューアルしたばかりの「独眼流つけ麺」も販売されていた。
大概、どちらか一方が販売されると、もう一方が休みという認識だったけど、今日はどちらも用意されていた。

どっちも食べてみたいけど、今日は、今朝、諏訪店主のTwitterのツイートを見て、「独眼流麺三昧」が提供されているのを知って来たので!
新たに「割烹仕立て」と命名された「独眼流つけ麺」は次の機会に♪

そうして、「独眼流麺三昧」の食券を買い求めて、奥さまに渡して、席に着くと…
さっそく、調理に入る諏訪店主!

奥さまからは、この「独眼流麺三昧」の説明書きのPOPが手渡された。
これによると、三品の麺料理が出されるようで…

三品それぞれに使われる麺と味の解説が書かれていて…
これを読みながら、待っていると…

「今日は、いりこの他に背黒も使いました。」という説明とともに、諏訪店主から、まず、一品目に供されたのが「いりこと抹茶の香露」!
低温調理された豚モモ肉のレアチャーシューに酢橘、ラデッシュ、白髪ネギ、三つ葉が盛りつけられた冷製スープのラーメン!

まずは、モスグリーンの冷製スープをいただくと…
背黒のうま味にいりこの甘味と抹茶の苦味がマリアージュしたスープで!

煮干しのうま味に煮干しの苦味ではなく、抹茶の苦味を合わせるのが面白い♪
スープ自体は、いつもの凄みのあるスープではないけど、麺料理のコース料理の前菜的な役目を果たすラーメンだと考えると、よくできたラーメンといえる。

麺は平打ちのストレート麺で!
なめらかで、モッチリとした食感の、まるで、饂飩を食べているような食感の麺で!

このスープだったら、カッペリーニのような極細麺が合うような気はしたけど…
こういう組み合わせも、なかなか、面白い♪

そして、酢橘は、箸でツンツンとつついてやると、柑橘類の酸味が広がって、爽やかに味変してくれてよかったし♪
そうして、サクッと食べ終わってしまうと…

少しして、二品目に供されたのが「鯛まぜそば」!
こちらは、褐色の全粒粉が配合された太ストレートの麺の上に鯛の解し身、低温調理された豚モモ肉のカットレアチャーシュー、九条ネギに、最後に鰹節削り器で削った削りたての鰹節が載せられたまぜそばで!

まずは、器の底のカエシに京都の和山椒から作ったという香味油と麺をまぜる前に麺だけを食べてみると…
打ち立てと思われる麺からは、ふわっと、いい小麦粉の香りがして♪

そして、ざらっとした麺肌の麺で!
この食感は田舎そば!

これをもし蕎麦屋で出されたら、少し太目の田舎そばだと誰もが思ってしまう…
これは、北海道産小麦の「ゆきちから」を「石臼挽き全粒粉」にした強力粉が使われているためで!

この麺、風味も!
食感も最高♪

そうして、麺と具を、よくカエシと香味油にまぜ合わせていただくと…
芳醇な醤油の香りとジャパニーズペッパーの爽やかな香気と心地いい辛味!

さらに、削りたての鰹節の風味が口の中に広がって!
私は、あまり、まぜそば、好んで食べない人だけど、これは別格!

そして、鯛の解し身も、淡白ながら、しっかり鯛のうま味が感じられてよかったけど…
もし、これで、最後にバーナーで炙って出してもらえたら、もっと、よかったんだけどね。

九条ネギの風味が、この醤油風味のまぜそばとは、よく合っていたし!
それと、スゴくよかったのが具のカットレアチャーシュー♪

まぜそばなので、まぜやすいようにカットしたんだろうけど…
豚モモ肉で厚みがあるため、歯応えがある。

しかし、この歯応えのある食感が意外によくて!
このチャーシューをこうやって使う方法もある♪

これは、ラーメンでも、食感の違いを楽しんでもらうために使うのもありだし!
チャーシュー丼に使うのもありだと思った。

そうして、二品目もペロッといただいたところで…
少しのタイムラグがあって供された「野田鴨の南蛮らぁ麺」は、鴨ロースのレアチャーシューに笹切りされた長ネギ、小口切りされた九条ネギ、海苔、三つ葉が盛りつけられた一品!

まずは、スープをいただくと…
青森シャモロックと比内地鶏で出汁を引いた基本の地鶏スープがベースのはずなのに、レギュラーメニューの「醤油らぁ麺」とはまったく別物の味わい!

カエシと香味油を違えているからか!?
鴨肉の風味も入ったからか!?

鶏出汁の東京の雑煮にも似たような!?
和風のあっさりとした味わいのスープで!

芳醇でキレやコクのある、いつものカエシの味わいとも違うけど…
でも、この、まったりとした味わいもいい♪

麺は、いつもの、なめらかで、つるっとしたのど越しのいい麺が合わされていて!
スープとも適度に絡んでくれて、美味しくいただけたし

そして、トッピングされたロゼカラーした鴨ロースのレアチャーシューは、火入れが絶妙で!
これ以上、レアだと、噛み切れないギリギリを狙って作られたもので、これ以上の食感のものは望めない状態に仕上げてきていたし!

味わいも、ラーメン自体が和風なのに、これだけが洋風で!
赤ワインと醤油で味付けられた味わいが、とても、よくて♪

麺料理のフルコース!
最初から最後まで堪能させてもらいました。

しかし、この内容で、このクオリティで、この味で!
手間暇かけた三品の麺が提供されて、これで、1,500円という価格は破格!

めっちゃおすすめです♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(割烹仕立て)…1500円/独眼流麺三昧(香露・まぜそば・らぁ麺・三種のコース)…1500円

トッピング
別皿チャーシュートッピング…350円

本日のご飯…300円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/10/27 更新

16回目

2020/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱六】 ~金・土・日の夜営業が中止になって提供されていた「夜の塩らぁ麺」が「鯛と鴨の塩らぁ麺」に名称を改めて土日のみ限定で提供開始☀~

訪問日:2020年9月28日(月)

本日のランチは、昨年の9月21日にオープンして、一週間前に開店一周年を迎えたばかりの『麺匠独眼流』へ!

仙台駅より北西の方角に見える仙台市民の憩いの山である「泉ヶ岳」の山中に元イタリアンの料理人だった諏訪店主がオープンさせた型破りな店!

そんな店で、今月から金・土、日の3日間限定で夜営業を開始!
そして、この夜営業では、昼営業とは違うラーメンが提供される。

こちらの店のラーメンは、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏と水だけで作ったスープの「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」!
しかし、夜営業では、真鯛と水だけで作ったスープの「夜の醤油らぁ麺」に「夜の塩らぁ麺」!

これは、こちらの諏訪店主が、静岡県の浜松に『麺匠独眼流』を2014年2月17日にオープンした後…
セカンドブレンドの店として『麺匠独眼流』の入るテナントの一軒間を置いた隣に2016年5月19日にオープンさせた『閉ざされたドアの向こうに』という屋号の店で提供されていたラーメン!

4月のGWの前に一度、限定で提供された「鯛塩らぁ麺」をいただいたことがあって…
これが、東京・錦糸町の『真鯛らーめん麺魚』の「濃厚真鯛らーめん」のスープを、さらに濃厚に仕上げたような味わいの超濃厚スープで!

『麺魚』が鶏白湯ベースの濃厚スープに鮮魚の真鯛で出汁を引いたスープを合わせたラーメンなのに対して…
諏訪店主の作るスープはアニマルオフの真鯛と水だけで作ったスープのラーメンで!

鯛好きには、たまらない味わいのラーメン♪
でも、このときは限定で提供されたので、真鯛もふんだんに使って、出汁を引いたと思われる。

これをレギュラーメニューで出そうとすれば、もっと、濃度を抑えて、癖のない、飲みやすいスープにしてくるんだろうなと思ったし!
食べてみたいとは思いながらも、私は、原則、夜はラーメンは食べない人だし

お酒飲みたくなるし
でも、車でしかいけないので、お酒は飲めないし

それに、山の中の真っ暗な夜道を走るのも躊躇われ
2週連続でスルーしていた

しかし、ツイ友でもあるラーメン変人さんが、この「夜の醤油らぁ麺」を食べて、YouTubeに動画を上げていて!
めちゃめちゃ美味しそうだったし

それに、トッピングされていたロゼカラーの鴨のレアチャーシューが、めちゃくちゃ食べたくて!
これは行くしかないでしょう♪

そう思ったのに、先週金曜日は一日中、大雨が降っていて…
昼営業はしたものの、夜営業は中止になってしまって☔少し大きい文字

翌土曜日も日曜日も、今度は天候ではなく、お客さんが多く来店しすぎて、夜営業ができない状況に陥ってしまったようで…
このまま、夜営業はフェイドアウトしそうな雰囲気

今後、夜営業はやらないのか!?
「鯛らぁ麺」の提供は!?

とても気になったし…
レギュラーメニューの麺を変えたという情報もあったので!

今日は、諏訪店主の作るラーメンでは一番好きな「塩らぁ麺」を食べるために店へと向かうことにした。
そして、森を切り開いたような山岳ロードを上っていって、11時40分になる時刻に道沿いの左側にある店へとやって来ると…

10台ある店の駐車場には車が停まっていた。
これでも、平日の月曜日だから、少ない方!

土日ともなると、駐車場は常に満車で、駐車場に入れずに、道に車の行列ができるほどなので…
車を駐車して、店頭にあるウェルカムボードに名前と人数、車のナンバーを記入して、車に戻って、中で待つ。

すると、10分ちょっとで、茶衣着姿の女将が迎えに出てきてくれて…
入店すると…

今日もオープンキッチンの厨房にはコックコートをビシッと着こなした諏訪店主の姿があった。
さらに、交遊のある『中華蕎麦會』からの開店一周年祝いの蘭が飾ってあった♪

まずは、券売機のお札の挿入口に千円札を1枚差し込んで、「塩らぁ麺」の食券を購入。
すると、券売機の下の方に赤字で「土日のみ」と書かれた「鯛と鴨の醤油らぁ麺」と「鯛と鴨の塩らぁ麺」のボタンができていた。

前回、2週間前に来店したときには、ここに「夜の醤油らぁ麺」と「夜の塩らぁ麺」のボタンがあったので…
金・土・日の夜営業で出されていた真鯛100%スープのラーメンは土日の昼営業で提供されることになったんだね。

土日は、めちゃめちゃ混むけど、夜に提供されるよりはいい。
今週の土曜日のランチは、これに決まり♪

食券を買い求めて、女将に渡して…
席について…

「開業一周年おめでとうございます。」
諏訪店主に、まず、お祝いの挨拶をして

「金・土・日の夜営業が中止になったので、夜の鯛ラーメン食べられませんでした。」と言うと…
「今日も販売してますよ。」なんて答えがあったので…

「えっ…」
「今日も販売してるんですか…」

驚いて
鸚鵡返しに、そんな言葉が口をついて出てしまったけど…

券売機に1,000円しか入れなかったので、1,100円の土日限定のボタンは点灯せず…
販売していることに気づかなかった。

そこで、土日限定に替えてもらって、差額の百円を女将に現金で支払って…
醤油と塩は、どちらがおすすめなのか諏訪店主に聞くと…

「お好みで、どちらでも…」という返答で…
通常の青森シャモロックと比内地鶏を使った地鶏100%スープの「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」だったら、醤油がおすすめのはずなのに…

これは、どちらもおすすめなんだろうと考えて…
より、スープの出汁のうま味がストレートに感じられる「塩」でお願いすることに!

そうして、先客が、作るのに少し時間が掛かる「独眼流つけ麺」に「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」を注文せずに、「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」を注文してくれたおかげで!
そう待つことなく「鯛と鴨の塩らぁ麺」が完成して、諏訪店主より供された。

鴨ロースのレアチャーシューに鴨ササミのカットレアチャーシュー!
穂先メンマ、小松菜、アーリーレッド、海苔に酢橘がトッピングされた彩り鮮やかで、美しいビジュアルのラーメン♪

4月に限定でいただいた「鯛塩らぁ麺」と同じ、サフラン色した…
清湯と白湯の中間のような半濁したスープをいただくと…

真鯛!真鯛!真鯛!
4月の限定同様、超濃厚な鮮魚の真鯛のうま味が口いっぱいに広がるスープで!

真鯛と水だけで出汁を引いたとは思えないほど濃厚!
このスープを飲んだ人は、鶏のモミジで炊いた動物系スープに鯛出汁のうま味を重ねたスープだと思うんじゃないかと思う。

しかし、前回の限定を食べたときに諏訪店主からは…
『真鯛らーめん麺魚』のラーメンを東京・錦糸町の本店に食べに行って衝撃を受けて、リスペクトして作ったラーメンだという話しを聞いていて…

『真鯛らーめん麺魚』の鯛と水だけで作ったスープの「真鯛らーめん」は、他のラーメン店のものに比べてスープが濃厚!
でも、前回は、その2倍以上濃厚なんじゃないかと思えるほどの超濃厚なスープだったので!

限定だから、ちょっと、やり過ぎなくらい濃厚に仕上げたのかなと思ったし!
今回は『麺魚』くらいの濃度にしてくるんじゃないかと思ったのに、違った

鯛好きには、たまらない味わいのスープ♪
そして、全国でも他に類を見ない唯一無二の真鯛ラーメンと言える。

ただし、鮮魚の臭みが出ないようにローストした真鯛のアラだけを炊いて作ったスープで!
臭みはないけど、癖はあるので、好き嫌いがはっかり分かれるスープかもしれない。

でも、これは前回、限定を食べたときに感じたことと同じで…
濃厚煮干しラーメンもそうだけど…

誰もが好きなラーメンなんてあるわけないんだから…
ナンバーワンじゃないけど特別なオンリーワンなラーメンなのがいい♪

そして、このスープに合わされた麺は、平打ちの太くもなく細くもない中庸な太さの麺で!
後で諏訪店主に聞いたところ…

レギュラーの「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」用のリニューアルした麺を使用しているということだったけど…
以前は、なめらかで、つるっとして、モチッとした食感の麺だったのに…

今回はつるっとして、パツッとした歯切れのよさも感じられて…
例えるなら、細うどんが蕎麦に替わったような…

加水率も下げているように感じられたので、諏訪店主に聞いてみると…
そうではなく、石臼挽きの小麦粉を使うようになったから、そんな風に感じるんだろうと話していたけど…

この変更は、どうなんだろう!?
この濃厚鯛スープに関していえば、スープが濃厚なので、以前のつるモチ食感の麺でも、いい感じにスープに絡んでくれて、よかったと思うけど…

でも、この日本蕎麦のような食感の麺は『麺魚』で使っている麺に寄せてきているようにも感じられて…
個人的には、こっちの組み合わせの方が好み

低温調理されたと思われる鴨ロースのレアチャーシューは、やや、火が入りすぎていたようにも感じられたけど…
しっとりとした食感に仕上げられていて!

噛めば、鴨ムネ肉のうま味と甘味が、よ~く感じられる
味、食感とも最高の逸品だったし♪

鴨ササミのレアチャーシューも同様、若干、火が入りすぎていたような気もしたけど…
でも、今まで食べてきた鴨ササミのレアチャーシューは、レアすぎて、噛みきりにくいものだったので…

この鴨ササミのレアチャーシューは、やわらかくて!
噛めば、鴨肉のうま味を感じる美味しいレアチャーシューで、スゴくよかったし

穂先メンマは、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感が最高だし♪

小松菜のシャキシャキとした食感もよくて!
さらに、アーリーレッドの甘味と辛みが、このスープには合っていたし♪

そして、酢橘は、箸でツンツンつついてやると…
柑橘類の甘味と酸味が入って、爽やかに味変してくれたのもよかったし♪

そうして、最後は、スープも、すべて飲み干して完食
今日も堪能させてもらいました。

次は、この新しくなった麺と地鶏100%スープの相性を確かめに、また、来ます。
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1500円/フォアグラと鴨の味噌らぁ麺…1500円
雲丹そば(ラーメン等をご注文頂いた方のみ)…450円

土日のみ鯛と鴨の醤油らぁ麺…1100円/土日のみ鯛と鴨の塩らぁ麺…1100円

トッピング
チャーシュー…300円

削りたて鰹節茶づけ…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/10/02 更新

15回目

2020/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱五】 ~フォアグラのソテーと低温調理された鴨ロースにドライトマトソースとパルミジャーノ・レッジャーノが掛けられた和と伊がコラボした「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」 &ミョウバン

訪問日:2020年9月14日(月)

本日のランチは、仙台市の北西部に位置する標高1175メートルの泉ヶ岳に上っていく山岳ロード沿いの「泉ヶ岳スキー場」の手前2㎞という場所にある『麺匠独眼流』へ!

仙台出身の元イタリアンの料理人である諏訪店主が昨年の9月21日にオープンして、もうすぐ、開店1周年を迎える店。

こんな辺鄙な場所でやっていけるんだろうか?
誰もがそう思うような場所に店を構えた諏訪店主!

昨年の9月にオープンした直後に訪問して「醤油らぁ麺」をいただいたときには、私もそう思った。
諏訪店主の作るラーメンは、青森シャモロック、比内地鶏、名古屋コーチンといったブランド地鶏にイベリコ豚、真昆布などの高級食材を使ったスープのラーメンで!

このスープに合わせる麺は、北海道産小麦粉が使われた、なめらかな食感で、しなやかなコシもある自家製麺で!
仙台で食べたラーメンでは、ずば抜けた美味しさのラーメンだった

ただ、そうは思ったけど…
よほど、有名な店ならともかく、仙台では無名のラーメン店が、この場所まで、お客さんを呼べるのか? 

だから、4月に仙台に移住してきて…
一番、気になっていた店だったので、早々に訪ねた。

そうして、いただいた「塩らぁ麺」は、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏と水だけで作った究極の塩ラーメンに変貌していた。
そして、これが、清湯スープのラーメンなのに鶏が濃厚な濃厚鶏清湯スープのラーメンで!

これだけ美味しいスープのラーメンを食べさせてくれる店は全国的に見ても少ない…
突き抜けた味わいのラーメンで絶品

この一杯に魅せられて、すぐに再訪。
以降、あまり同じ店に訪問することのない私が十数回も店を訪れているけど…

諏訪店主の作るラーメンは、どんなに時間とお金をかけても食べに行きたい…
それだけの価値のある一杯!

なぜ、こんな場所に店を建てたのか!?
何度か通ううちに、その答えがわかった。

だから、もし、2017年にガイドブックが刊行されて以来、発刊されていない「ミシュランガイド宮城」が次に発刊されることがあるとしたら…
おそらく、ビブグルマンではなく、いきなり星を獲得するんじゃないかと思っている。

そんな店で、「味噌らぁ麺」が提供されているようで…
ただ、「味噌らぁ麺」は、味噌の風味が強すぎて、出汁のうま味がわかりにくくなるし…

味噌ラーメンは、やっぱり、寒い時期に食べたい!
冬に札幌で食べる味噌ラーメンは至福の味わい

しかし、どんな札幌の名店の味噌ラーメンであっても、夏の暑い時期に熱したラードで熱々の味噌ラーメンは食べたくはないので☀
涼しくなったら、食べに行こう!

なんて思っていたら…
先週まで30℃越えの日が続いた仙台!

水曜日には34℃もあった気温が、今週になると、ぐぐっと下がって…
今日は20℃!

でも、過ごしやすい気候になっただけで、まだ、熱々の味噌ラーメンが食べたいとは思わなかったけど…
諏訪店主が、どんな味噌ラーメンを作ってくるのかにも興味があったので、食べに行くことにした。

そうして、上り坂の山道を駆け上がるようにして、車を疾走させて
店に到着したのは10時30分を少し回った時刻!

こちらの店の開店時刻は11時!
しかし、土日はもちろん、平日でも、開店前に店頭のウェルカムボードに名前と人数、車のナンバーを書いて待つお客さんが何組もいるので…

最近は開店を30分ほど前倒しして、10時30分頃に早開けして開店しているという情報を聞いていたので…
今日は早めに出発!

しかし、滅多にないことだけど、スープ不出来による臨時休業なんてこともないわけじゃないので、店に向かう途中で諏訪店主のTwitterをチェックしたしたところ…
朝の7時51分に、本日は仕入れの都合上、開店が11時30分になるというツイートをしていた。

しまった
出発する前にチェックするべきだった。

と言っても後の祭り
引き返してもしょうがない。

ゆっくり、山の自然の中で待てばいい…
そう思って、やって来たところ…

10台停まれる駐車場には、すでに2台の乗用車が停まっていた。
駐車して、店頭のボードに記入して車の中で待っていると、この先はスキー場しかない山道を登って、続々と車が駐車場に入ってきて…

8台の車が駐車したところで、11時8分にコックコートを纏った諏訪店主と茶衣着姿の奥さまが店の中でから現れて、暖簾が掛けられたので…
結果的には、早く来て、正解だったかも♪

車から出て、記名順に入店。
3組目の5番目に入店して、券売機で「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」と命名された味噌ラーメンの食券を購入して席へ。

しかし、この味噌ラーメン…
券売機のボタンには…

「独眼流の新しい味噌らぁ麺の形」
「ザ・味噌ラーメンとはまったくちがいます」なんて書かれていて…

価格も1,500円するし…
でも、高級食材のフォアグラがトッピングされているみたいだから…

どんなラーメンが出てくるんだろう?
そんなことを思いながら、目の前のオープンキッチンの厨房の中で、諏訪店主がワンオペでラーメンを作るのを見ていると…

まず、ポールで待っていた3人組のお客さんのうちの2人が注文した「独眼流つけ麺」が作られたんだけど…
このつけ麺は、スゴくこっていて…

詳しくは、過去のブログ記事をご覧いただければ、おわかりになると思いますけど…
こりすぎていて、作るのが大変

でも、これが出されたお客さんは、これが初「独眼流つけ麺」だったようで…
まず、ワンタンの皮を半分に切ったくらいの超幅広の麺と太麺の2種類の麺が合い盛りされた丼が出されて驚いて

「醤油」味と「塩」味の2つのつけ汁が出されて驚いて
さらに、「あつもり」の味付けられた細麺に、最後に鰹節を削り掛けられたものが提供されて、三度「oh!」を繰り返して驚いていて

さらに、食べて…
「うまい♪」と言って驚いていたけど…

「味噌らぁ麺」だけではなく、「つけ麺」も、これが「独眼流の新しいつけ麺の形」であり!
「ザ・つけ麺とはまったくちがいます」というもので、これは絶対に一度は食べておきたい逸品♪

そして、この後、ポールの3人組のうちの唯一の女性のお客さんに「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」が作られたんだけど…
これが、また、作るのが大変そうで

スープを鍋に移して、特製の味噌ダレを入れて調合して、ガス台の火にかけていくと…
フライパンでフォアグラをソテー

低温調理したと思われる鴨肉を包丁でカットしたかと思うと…
麺を大鍋でに泳がせるようにして茹でていって…

この作業を一人で、素早くこなしていく…
そうして、盛りつけを済ませると、ミルに入ったブラックペッパーをガリガリと削りかけて…

ドライトマトのソースが鴨肉とフォアグラに掛けられると…
最後に、パルミジャーノ・レッジャーノがチーズグレーターで削り掛けて、「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」を完成させると…

さらに「醤油らぁ麺」と「削りたて鰹節茶漬け」が作られて…
先客に出されたところで…

ふっと、息を吐く諏訪店主!
「つけ麺が大変なところにきて、味噌もオペレーションが大変そうですね(汗)」と言うと…

「土日の一巡目なんて、全員が味噌だったから、息つく暇もなかったですよ…」
軽く額に汗を滲ませながら、そう話す諏訪店主…

そして、この後、先ほどと同じルーティーンで作られた「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」が完成すると…
諏訪店主自らの手で、あらかじめレンゲと箸と箸置きがセットされた木製のトレイの上にサーブされた。

フォアグラのソテーに低温調理された鴨ロースと鴨のササミが載せられて…
その上にドライトマトソースが掛けられて…

さらに、アスパラ、小松菜、アーリーレッドの野菜がトッピングされた…
色鮮やかで、美しいビジュアルの「独眼流味噌らぁ麺」♪

濃い褐色のスープの色からも、赤味噌ベースの味噌ダレが使われているのは明白だったので…
諏訪店主に…

「これ、仙台味噌ベースなんですか!?」と聞くと…
「そうですよ。」と答えが返ってきて…

この仙台味噌がベースになった…
芳醇に味噌が香るスープをいただくと…

甘味控えめの、やや、辛味の強めの味噌味のスープで!
しかし、思ったほど味噌は主張せず、青森シャモロックと比内地鶏で出汁を引いた地鶏出汁のうま味も感じられる♪

でも、そうは言っても、諏訪店主の作る濃厚で、うま味いっぱいの地鶏出汁を感じるところまではいかないので…
地鶏を感じたいなら、やっぱり「塩らぁ麺」か「醤油らぁ麺」だね…

ただ、このスープ…
最初は和風の味わいなのに…

鴨とフォアグラに掛けられたドライトマトのソースにブラックペッパー、パルミジャーノ・レッジャーノのチーズの風味が加わることで洋風な味わいに味変していって…
飲み始めと最後では、味わいが変わっていくのが面白い♪

そして、「ザ・味噌ラーメンとはまったくちがいます」という謳い文句だったけど…
確かに、仙台味噌とは同じ米味噌が使われても、赤味噌ではなく白味噌主体に数種類の味噌をブレンドして…

さらに、そこに、玉ねぎや人参などの野菜やりんごなどの果物をすりおろして入れた味噌ダレを使って…
熱々のラードを掛けて、こってりとした味わいに仕上げたスタンダードな札幌味噌ラーメンのスープなどとは、まったく違う味わいのスープだった。

麺も、札幌味噌ラーメンには定番となっている縮れの強い、黄色い色した卵麺などではなく、平打ちの中太ストレートの麺が使われていて…
茹で時間で調整したのか!?

やや、硬質に感じられる…
アルデンテに茹でられたパスタのような食感の麺は、この味噌スープに適度に絡んでくれて、美味しく食べさせてくれたし

表面がカリッと焼かれたフォアグラのソテーは、「フォアグラ・ド・カナール」だね!
鴨のフォアグラは、ガチョウのフォアグラである「フォアグラ・ド・オア」のように濃厚なコクは感じられないけど、あん肝のような、なめらかな食感で、ガチョウのフォアグラに比べて、くどくないので、個人的には好みだし♪

甘みと酸味のあるドライトマトソースがフォアグラのソテーとはバツグンの相性で!
このソースのおかげで、より美味しくいただけたし

低温調理したと思われる鴨ロースは、火入れが絶妙で!
これ以上、火を入れてしまうと、カタくなってしまう…

しかし、これ以上レアだと、噛みきりにくくなってしまうギリギリのところを狙ってきていて…
なめらかで、しっとりとした極上の食感に仕上げられていて…

噛めば、ジューシーな鴨ムネ肉のうま味が滲み出てくる逸品で♪
最高に美味しい

アスパラガスは、あえて、長く茹でたのか!?
シャキッとした食感ではなく、やわらかめの食感に仕上げられていて、アスパラガスの甘味を感じられてよかったし♪

小松菜は、小松菜らしいシャキシャキとした食感に仕上げられていて!
アスパラガスとの食感の違いを楽しめたし♪

確かに、他にはない「独眼流」ののオンリーワンな「味噌らぁ麺」でした。
仙台味噌ベースの和風スープにパスタのような平打ち麺が合わせられて

フォアグラのソテーに低温調理された鴨ロース
そして、その上にドライトマトソースとパルミジャーノ・レッジャーノが掛けられた和と伊がコラボした味噌ラーメン

やっぱり、これも、わざわざ、ここに来て、食べる価値のある一杯でした
普通は、ここで、ご馳走さまするところだけど…

諏訪店主から…
「これ、食べてみませんか!?」

そう言ってすすめられたのは、卓上に小さなPOPが置かれていた「雲丹そば」!
券売機にボタンがなかったので、気づかなかった。

「ミョウバン不使用の甘い雲丹の出汁に喉越し良い冷やし麺でどうぞ!」
こんなことが書かれていたら、食べないわけにはいかないよね♪

というわけで、現金で支払いをして、お願いすると…
通常の半分ほどの麺を計量して、すばやく茹でて、冷水で〆た麺が雲丹出汁と絡められて完成した「雲丹そば」が出されたんだけど…

麺の上に少量の低温調理された豚モモ肉のレアチャーシューの切れ端と酢橘が載せられた…
ラーメンというよりは「和え玉」といった感じの一杯!

麺に雲丹出汁が絡めてあるので、そのまま、いただくと…
「塩水うに」が使われているからか!?

POPにあった通り、ミョウバンの苦味に臭みも感じられない雲丹本来のうま味が感じられて!
めっちゃ美味しい

酢橘を搾れば、爽やかな味わいになって、二度美味しいが楽しめたし♪
ご馳走さまでした。

PS 「夜のらぁ麺は鯛のスープになります」というPOPが券売機の横に貼ってあった。
これは、先週から金・土・日の17時から19時に営業する夜営業のラーメンのスープの説明。

これは、最初に諏訪店主が『麺匠独眼流』を静岡県の浜松に2014年2月17日にオープンした後…
セカンドブレンドの店として『麺匠独眼流』の入るテナントの一軒間を置いた隣に2016年5月19日にオープンさせた『閉ざされたドアの向こうに』という屋号の店で提供されていた鯛ラーメン!

昼に出される地鶏100%スープのラーメンもいいけど!
夜の鯛100%スープのラーメンもいいよね♪

トッピングに今日いただいた絶品の鴨ロースが載るみたいだし
次回は、これに決まり♪

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1500円/フォアグラと鴨の味噌らぁ麺…1500円
雲丹そば(ラーメン等をご注文頂いた方のみ)…450円

夜の醤油らぁ麺…1000円/夜の塩らぁ麺…1000円

トッピング
チャーシュー…300円

削りたて鰹節茶づけ…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円…円/

2020/09/26 更新

14回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

麺匠 独眼流【壱四】 ~【1日3食限定】麺と具材のマリアージュを楽しむ新しい麺料理の提案「独眼流香露」~

訪問日:2020年8月19日(水)

本日のランチは、「新しい麺料理の楽しみ方の提案」を始めたという『麺匠独眼流』へ!

仙台でイタリアンの料理人をしていた諏訪店主が泉ヶ岳という標高1,175mの山の中腹にオープンさせたラーメン店!

そんな場所に、「なぜ?」、「何で?」、「どうして?」ラーメン店をオープンさせたの
誰もがそう思う…

しかし、そんな場所にあっても…
いくら時間とお金をかけて行っても惜しくない…

この店には、それだけの価値のある「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」の2種類のラーメンがある。
さらに、3種類の麺を美味しく食べさせる工夫がされた「独眼流つけ麺」という、ここでしか食べられない唯一無二のつけ麺もある。

そんな店で、8月1日から、また、新たな試みが始まったようで…
すくにでも食べに行きたいと思いながらも、ずいぶんと遅くなってしまった

今日も泉ヶ岳スキー場まで、後2㎞という山岳ロード沿いに建つ和の趣きの店へとやって来たのは、開店時間15分前の10時45分。
すると、すでに店は開店していた。

以前に、こちらの店の諏訪店主からは、お客さんが待っていれば、準備整い次第、店を早く開けるという話を聞いていたので!
今日もそうだったんだなと思いながら入店すると…

オープンキッチンの厨房には、今日も屋号が刺繍されたコックコートを纏った諏訪店主!
ホールには茶衣着を姿のステキな女将の姿があった。

ご夫妻と挨拶を交わして…
席が1席空いているのを確認して、小型の券売機で、お目当ての「独眼流香露」の食券を買い求めると…

いつものように女将が食券を回収に来たので…
「お子ちゃまで、野菜が苦手なんですけど…」食券を渡しながら、そう言うと…

「えっ!?」
一瞬、驚きの表情になったので

「すいません、ジョークです。」と訂正させていただいたけど
これは、券売機のボタンに「野菜嫌いな方、お子様は不可になります。」と書かれていたので

なお、今回のこの「独眼流香露」は、何度か以前に出されている「独眼流香露」とは、まったくの別物!
2,000円という価格のラーメンも関東では食べたことはあるけど、東北では初めて!

さて、どんなラーメンが供されるのか、調理の工程も含めて楽しみにしていると…
先客の「つけ麺」を出し終えた諏訪店主が、さっそく、調理に取りかかった。

まず、ガス台の上に網を置くと、その上に野菜を並べて、直火で焼き始めた。
焦がさないように注意深く、野菜をひっくり返して焼いていくと…

細麺と平打ちのひもかわうどんのような2種類の麺を時間差で大鍋に入れて茹でていく…
そして、その間に、琥珀色した冷製スープを小鍋に入れると…

さらに、緑色したペースト状のものをスープに入れていって…
そこで取り出したのはハンドブレンダー!

バーミックスという名称でも紹介されて、関西のを中心に一時、大ブレークしたカプチーノのように泡出つスープを仕上げるのに欠かせない調理器具が出されると…
器具を振動させて、琥珀色した冷製スープと緑色したペースト状のものをまぜ始めた。

と思ったら、すぐに、茹で上がった麺を冷水で〆て…
ジェノベーゼのようにも、和食の枝豆の擂り流しのようにも見えるスープの中にキレイに2種の麺を盛りつけると…

「鰹出汁と季節野菜のほうれん草のスープの冷製麺です。」
「こちらは、無農薬の京野菜に鎌倉野菜を炙って、白トリュフオイルで和えたものです。」

「まず、野菜を麺の中に入れるのではなく、野菜を食べて、麺を食べて、そのマリアージュをお楽しみください。」
諏訪店主からは、そんな説明があって、料理が二品出された。

そして、料理ができる前に女将から手渡された、「本日の独眼流ガストロノミー」と題されたメニュー説明によると…
この一品目のお皿は「無農薬野菜の炙り・白トリュフ和え」と名付けられた一品で!

「野菜の旨味と、白トリュフの芳醇な香りが麺とからみ、ストーリーを始める前菜的な麺料理になります」とあって!
それを確かめているうちに、冷蔵庫から取り出した鴨ロースを包丁でカット!

あらかじめ用意されていた揚げ麺をお皿の上に置くと、その上に、この鴨ムネ肉を盛りつけていくと…
最後に、抹茶のような黄緑色した粉が掛けられて、供された。

こちらは、「いちじく風味の巣籠り鴨のロティー・抹茶の香り」とネーミングされた一品!
「鴨の甘味にいちじくの甘味が加わり、森の情景を思わせます。麺が交わることで、重さとのバランスが取れた味わいになります」と解説があった。

まずは、茄子や玉ねぎなどの炙り野菜をいただくと…
香ばしくて♪

野菜の甘味が引き出されていて!
とてもいいんだろうとは思うけど…

そんなに野菜は好きではないので
しかし、これに高級な白トリュフオイルで和えたところが、さすが、イタリアンの料理人!

しかも、この白トリュフオイル!
おそらく、イタリア製の、かなり高価なものが使われているからだと思われるけど…

ほんのりとした上品なトリュフの風味が口に広がって…
しかし、トリュフとしての存在感はしっかり残していってくれていた♪

2皿目は「いちじく風味の巣籠り鴨のロティー・抹茶の香り」!
こちらは、ロティー(ロースト)した鴨ロースに無花果の甘味とコクのあるソースに赤ワインの風味が融合したフレンチの一皿!

オーブンでローストしたと思われる鴨ロースの火入れがバツグンで!
鴨ムネ肉の甘味にうま味が巧みに引き出されていて、最高に美味しい

そして、この鴨ロースを食べて、2種の麺をいただくと…
これもいい!

これが、諏訪店主が言うところの「麺と具材のマリアージュ」!
しかし、こんな麺料理をラーメン屋で食べるのは初めて

そして、この2皿を食べている間にも、諏訪店主は手を止めずに…
冷蔵庫から取り出した背の部分の生の鰹を遠火で炙り始めた。

さらに、説明書きにも書かれていた無農薬の藁で香り付けした鰹のたたきが仕上がると…
ポン酢を掛けて出すのではなく、ブラッドオレンジオイルを掛けて仕上げるのが諏訪店主らしいところ!

このブラッドオレンジオイルは、カルパッチョの仕上げなどに使われるもの!
オリーブオイルでもいいけど、このブラッドオレンジのオイルを掛けると、柑橘系の甘味と酸味が、鰹のたたきのうま味を引き立ててくれるのがいいんだよね♪

とても美味しくいただきました。
それと、まったく鰹に臭みもないので、こうして、冷やしの冷たい麺といっしょに食べても美味しい

そして、気づけば完食していたけど…
今日は、これを食べることができてよかった♪

なぜなら、私が食べて、その後に入店したカップルのお客さんが、このメニューを注文したところで、販売終了になってしまったので…
諏訪店主に確認したところ、現在は1日3食限定での提供だという。

理由は、コストが掛けられたメニューなので、余っても困るし!
かといって、作るのに手間と時間が掛かるメニューなので、こればかりが出てしまうと、オペレーションが乱れてしまうということだったので…

食べたい方は、早い時間に訪問することをおすすめします。
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/独眼流香露(独眼流の新しいらぁ麺の形)…2000円

トッピング
チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/08/24 更新

13回目

2020/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱参】 ~スープをブラッシュアップさせて、より濃厚に、うま味も強くなった看板メニューの「醤油らぁ麺」を豚うちモモ肉のレアチャーシューと豚そとモモ肉のスモークチャーシューが1枚ずつ増加さ

訪問日:2020年7月15日(水)

本日のランチは、先週に続いて、スープをブラッシュアップさせて、より濃厚に、うま味も強くなった看板メニューの「醤油らぁ麺」をいただくため泉ヶ岳の「泉ヶ岳スキー場」に向かって出発!

そうして、やって来たのは、泉ヶ岳への登山ロード沿いの「泉ヶ岳スキー場」まで、あと2㎞という場所に、仙台出身の元イタリアンの料理人である諏訪シェフが昨年の9月21日にオープンした『麺匠独眼流』!

オープン当初に訪れて、「醤油らぁ麺」をいただいた。
とても美味しくて、クオリティの高いネオクラシックな醤油ラーメンだった♪

とは思ったけど、でも、こんな辺鄙な場所まで、わざわざ、このラーメンを食べるためにだけに、やって来るお客さんなんて、どれだけいるんだろうか!?
そう思っていた。

それから時が過ぎて、4月から仙台に移り住むことになって…
一番に訪れたのが、こちらの店だった。

そして、この日、「塩らぁ麺」をいただいて、衝撃が走った!
従来は、比内地鶏、名古屋コーチン、青森シャモロックをベースにイベリコ豚、北海道産真昆布等をブレンドしたスープのバランス型のラーメン!

これを、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏と水だけで作った…
究極の引き算のスープへと、いつの間にか変更してきていた。

そして、この日は「塩らぁ麺」を食べたので、スープとカエシの醤油のうま味の会わせ技で食べさせることのできない…
ごまかしがきかないスープだったのに…

地鶏のうま味が巧みに引き出されたスープは、超絶美味しくて
これだけ地鶏のうま味が強くて美味しい塩ラーメンを食べさせてくれる店というのは全国を見ても少ない…

そして、この絶品スープと一体化したような自家製麺が、また、よくて♪
この一杯に魅了されて、こちらの店には、これから、何度も訪れるようになった。

しかし、驚かされたのは、ラーメンの美味しさにクオリティの高さだけではなく、この人里離れた場所にやって来るお客さんの数!
特に土日はスゴい混雑で!

5月24日の日曜日に訪れたときには、10台停まれる駐車場は、すでに満車!
駐車場に入るために、車の中で待って!

駐車場に車を停めて、記名ボードに名前を書いたときには、先客が21人も待っている状態で、食べるまでに1時間30分を要した
COVID-19の影響により閉店に追い込まれる店も多い中、この店にはコロナ不況という言葉はないのだろうか!?

これは、たまたま、泉ヶ岳にハイキングに来たお客さんがランチに立ち寄ったなんてことはあり得ない…
この店に来るお客さんは、100%この店のラーメンを食べるためだけに、この山の中にある店まで、わざわざ、やって来ている。

美味しい料理が出せれば、場所なんて関係ないという話を聞く…
しかし、飲食店が成功するかどうかは場所次第というのが定説の飲食業界にあって、これを実践できる店というのは一握りの店だというのに…

あえて、こんな場所に店を構えて、お客さんを呼ぶ!
諏訪店主の自信の現れだろうけど…

でも、何もない山林から土地を造成して、店を建造するなんて、かなりの投資がかかっているはずなのに…
この揺るぎない自信はスゴい

そんな店に、朝から雨が降る悪天の中、開店時間1分前の10時59分にやって来ると…
今日も、先週に続いて、すでに、開店していて、10台ある駐車場には、すで7台の車が停まっていた。

車を駐車して、店の入口の脇にある記名バインダーに名前と人数、車のナンバーの4桁の数字を書こうとすると…
もう、この時点で、14組のお客さんの名前が記帳されていて、私が15組目のお客だとわかった。

ただし、11番目のお客さんまでは、赤の二重線で名前が消されていたので…
後で、諏訪店主に確認したところ…

今日も、早くからお客さんが来て、待っていたので、10時30分に開店したと話してしたけど…
場所柄、土日だけが混雑している店と思っていたけど、平日も混み始めたのかな

でも、早開けしてくれたおかげで、待ち時間を大幅に短縮することができた♪
25分ほど車の中で待っていると、今日も茶衣着を着た女将が迎えにきてくれて!

入店すると、オープンキッチンの厨房には、こちらも、今日も屋号が刺繍されたコックコートを纏った諏訪店主の姿があった。
券売機で「醤油らぁ麺」と「チャーシュー」トッピングの食券を購入!

いつものように食券を女将に渡して、カウンター席のみの席の1席へと着くと…
6分後には、諏訪店主によって作られた「醤油らぁ麺」の「チャーシュー」トッピングが供された。

「チャーシュー」トッピングしているので、豚うちモモ肉のレアチャーシューに豚そとモモ肉のスモークチャーシューが、それぞれ1枚から2枚に増えて!
穂先メンマ、三つ葉がトッピングされた美しいビジュアルのチャーシューメン♪

見た目からはリニューアル前と変わらない。
ちなみに、食べる前に、今回のリニューアルについて、ちょっと、触れておくと…

こちらの店のラーメンは、元々、「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」の2種類で、価格は、それぞれ1,000円!
ラーメンがなかなか超えられなかった1,000円の壁を超えた価格設定をしてきている。

一見、強気の価格設定のように思えるけど…
使用している材料と、その量を知れば、これが決して高くなどないことがわかる。

ブランド地鶏の青森シャモロックと比内地鶏を惜しげもなく使って作る、驚くほどコストの掛けられたスープで!
同じ地鶏と水だけで作ったスープのラーメンを出す他店のスープに比べて濃厚で、うま味も強い!

さらに、こちらの店では、この「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」のスープに使用している青森シャモロックの量を従来の2倍に増やした…
スープの濃厚さも、うまみも半端ない「シャモロック搾り」という超プレミアムなラーメンが後から追加されて、価格は1,200円!

それが、今回のリニューアルでは、この2つのラーメンを合体!
しかし、価格は1,000円に据え置きで販売してきた。

そんな情報を聞いて、先週、リニューアルした「塩らぁ麺」を食べに行った。
「シャモロック搾り」ほど濃厚じゃなかったけど…

従来の「塩らぁ麺」に比べて、スープが、より濃厚に、うま味も強くなって!
より美味しく進化しているのが実感できたし♪

これは、水と鶏を使って作る塩ラーメンの最高峰にある味わいの逸品で♪
マジで、めちゃめちゃ美味しかった

なので、今週の「醤油らぁ麺」にも期待♪
というわけで、まずは、生揚げ醤油が香るスープをいただくと…

地鶏出汁のうま味にカエシの醤油のうま味が口いっぱいに広がるスープは絶品
それに、以前に比べて、スープも濃厚になって、うま味も強くなったように感じられた♪

ただ、先週の「塩らぁ麺」のスープとは違って、ストレートに地鶏のうま味を感じられるスープではないので…
先週ほどの大きなスープの差は感じられなかったかな…

ただ、スープの濃厚さからは、確かに、そう感じられたけど…
この「醤油らぁ麺」のスープは、尼崎のレジェンドの作ったスープは別格として、こちらも「塩らぁ麺」同様、水と鶏たけで作った醤油ラーメンの最高峰にあるスープと言っても過言ではない

本当の鶏のうま味を実感したいなら「塩らぁ麺」!
しかし、ラーメンとして美味しいのは「醤油らぁ麺」!

どちらのラーメンも、わざわざ、時間とお金をかけても、ここまで来て、食べる価値のある2杯なので…
どちらにするか迷ったら、どちらも食べるのがおすすめ♪

そうして、この絶品スープに合わせられた自家製麺が、また、秀逸な麺で!
大鍋の中で、泳ぐようにして茹でられて、平ざるで麺上げされた切刃20番の中庸な太さの平打ち麺は、なめらかで、もっちりとした食感の麺で!

均一に、そして、麺の芯まで、よく、茹で上げられているので、小麦粉のうま味に甘味も感じられて!
そして、何より、スープとの一体感が感じられるのがよかったし♪

豚うちモモ肉の淡いピンク色した低温調理されたレアチャーシューは、国産の肉質のいい豚肉が使われているので…
モモ肉なのにやわらかくて…

しっとりとした食感に仕上げられていて…
肉のうま味が、よく感じられるレアチャーシューで、最高だったし♪

豚そとモモ肉のロゼカラーのスモークチャーシューは、低温調理されたレアチャーシューを、さらに燻製して仕上げたもので…
薫香が香り高くて♪

肉のうま味も強くて!
絶品だったし

前回のブログでも書かせていただいたけど…
私の中の「キング・オブ・チャーシュー」と言えるほどの逸品だったし

穂先メンマも、やわらかくて!
穂先のシュクシュクとした食感がたまらなくよくて♪

今日は生姜による味付けはなされていなかったけど…
ノーマルな味付けのメンマも最高だったし♪

最後は、スープの最後の一滴まで、惜しむように飲み干して完食
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円

トッピング
チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/07/21 更新

12回目

2020/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱弐】 ~スープをリニューアルして、より濃厚になって、うま味もアップした「塩らぁ麺」+「チャーシュー」トッピング&次期限定用試作の「鴨かけらぁ麺」~

訪問日:2020年7月9日(木)

本日のランチは、仙台駅より北西の方角に見える「泉ヶ岳」にある『麺匠独眼流』へ!

こんな場所に飲食店なんてあるの!?

店の周りには何もない…
山の上の「泉ヶ岳スキー場」まで2㎞という場所に仙台出身の元イタリアンの料理人である諏訪店主が昨年の9月21日にオープンした店!

しかし、こんな辺鄙な場所まで行っても、この店には、それだけの価値のある麺料理をいただくことができる。
それが証拠に、土日となれば、10台分ある店の駐車場がいっぱいになって、登山ロードに車の行列ができるほど…

それに、あまり、同じ店に行って、食べることの少ない私が、4月から仙台に移り住んでから3ヶ月の間に10回も訪れているほど…
仙台市とか宮城県とか東北地方といったカテゴリーではなく、全国でも有数の美味しいラーメンが食べられる店だと思っている。

そんな店へ、今日、また、私がやって来たのは…
常にスープのブラッシュアップに余念のない店主が、デフォルトの「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」のスープを濃厚に、うま味もアップさせたという情報が入ってきたので!

そこで、仙台のローディのメッカである泉ヶ岳ヒルクライムコースにもなっている山岳ロードを車で駆け上がって、10時50分に店へとやって来ると…
11時開店の店は、すでに開店していて、駐車場には数台の車が停まっていた。

山間に突然現れる割烹のような店へと入っていくと…
オープンキッチンの厨房には、今日も、屋号のネームが刺繍されたコックコートをパリッと着こなした諏訪店主と茶衣着を纏った女将の姿があった。

券売機での前に立つと…
「シャモロック搾り」がメニュー落ちしていて…

販売していたのは、こちらの店の代表メニューである「醤油らぁ麺」!
それに「塩らぁ麺」の2つのラーメンと、先月の17日にリニューアルした「独眼流つけ麺」!

「シャモロック搾り」は、通常のラーメンのスープに使用する「青森シャモロック」の量を2倍に増やした濃厚地鶏清湯スープのラーメンで!
「シャモロック搾り」の「塩」でいただくと、その違いがよくわかる!

価格は通常のラーメンの200円アップの1,200円。
しかし、その味は突き抜けていて、お値段以上の価値がある。

そんな、究極ともいえるラーメンをメニュー落ちさせるなんて…
どうしちゃったんたろう!?

そこで、「塩らぁ麺」と…
今日はトッピングの「チャーシュー」が販売されていたので、この2つの食券を購入!

席について、店主に聞いてみたところ…
使用している地鶏の量を増やして、スープが濃厚になったので、もう「シャモロック搾り」は必要なくなったと話していた。

そして、厨房では、「独眼流つけ麺」が作られていたけど…
見ていて、めっちゃ、大変そう(-"-;A...アセアセ

まず、2種類の麺を茹でて、冷水で〆て!
丼に麺線を揃えて盛りつけると…

今度は、「醤油」と「塩」の2種類のつけ汁を作って…
チャーシューだって、注文毎にカットしていって、別皿にキレイに盛りつけていって!

それらを次々にお客さんに提供して…
しかし、まだ、終わらない。

最後に細麺を茹でて、平ざるで湯切りした麺を、煎り酒と和えて、最後に、その場で削った鰹節をかけて、「あつもり」の和え麺が提供されて…
これで、「独眼流つけ麺」の完成!

しかも、この作業を、時間を掛けずに、無駄なく、流れるようにこなしていく!
このオペレーションはスゴい!

そうして、2個作りされた「独眼流つけ麺」が提供された女性のお客さんの2人組は…
出てきた「つけ麺」を見て…

「スゴい!スゴい!」と驚いていたけど…
この「つけ麺」は、ただの「つけ麺」なんかじゃない、「独眼流」の麺料理といえる一品で!

この後、食べれば、わかるけど…
きっと、今まで食べたことのない異次元の味わいにも驚かされるはず!

しかし、「つけ麺」の提供スタイルもスゴいし!
味もスゴいとは思うけど…

これを1人で、それも短時間で行う、鬼のようなオペレーションは、スゴすぎるし!
さすが、プロの料理人は違う♪

そして、これが終わると…
休む間もなくラーメン作りが始まって…

たっぷりのお湯が張られた大鍋に麺を入れて…
麺を泳がせるように茹でていくと…

今日は、1分10秒で、平ざるを巧みに使って引き上げられて…
湯切りされた麺がスープのが張られたラーメン丼の中に納められると…

最後にチャーシュー他の具が盛りつけられて…
完成した「塩らぁ麺」の「チャーシュー」トッピングが、今日は諏訪店主自らの手で供された。

豚うちモモ肉のレアチャーシューに豚そとモモ肉のスモークチャーシューが2枚ずつに穂先メンマが2本と三つ葉!
そして、今日は、ほうれん草が盛りつけられた美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、青森シャモロックと比内地鶏が香り♪
青森シャモロックの鶏油がキラキラと煌めくスープをいただくと✨…

地鶏のうま味が凝縮された…
濃密な味わいのスープで!

淡麗ながら、巧みな温度管理と抽出時間で地鶏のうま味を引き出した「塩らぁ麺」のスープと清湯スープなのに鶏が濃厚な濃厚地鶏清湯スープの「シャモロック搾り」のスープ!
この2つのスープを合わせたというよりは、2つのスープの良いとこ取りをしたようなスープで!

スープのうま味とコクが半端なくて
めちゃめちゃ美味しい

「シャモロック搾り」のスープは、濃厚でうま味の強いスープで、突き抜けた味わいのスープだと思ったけど…
濃厚さでは劣るかもしれないけど、うま味は、もしかすると、こちらの方が強いかもしれない…

それに、従来の「塩らぁ麺」に比べて、スープの濃度は数段、上がっていて、うま味も強いものになっていて…
確実に美味しくブラッシュアップされていた。

これは、鶏清湯スープのラーメンでは最高峰にあると思っている東京の『麺屋一燈』の鶴崎店長が限定で不定期に作る『地鶏そば』に…
大阪の『極汁美麺mami』の「地鶏塩」をも凌駕する味わいなんじゃないかと思えるほど!

そして、この地鶏のコクとうま味いっぱいのスープに合わされた麺は、YouTuberのラーメン怪人さんの取材によると、切刃20番の加水率33%の自家製麺ということだったけど…
もっと細身の22番に見える平打ちのストレート麺は、加水率も33%とは思えないほど、なめらかで、もっちりとした食感の加水率高めに感じられる麺で!

スープとの一体感が感じられて…
最高に美味しくいただくことができたし

淡いピンク色した豚うちモモ肉の低温調理されてレアチャーシューは、国産の肉質のいい豚肉が使われていて…
モモ肉なのにやわらかくて…

しっとりとした食感に仕上げられていて…
肉のうま味が、よく感じられる絶品のチャーシューだったし♪

ロゼカラーの豚そとモモ肉のスモークチャーシューは、低温調理されたレアチャーシューを、さらに燻製して仕上げたもので…
薫香が最高で♪

肉のうま味も強くて!
私の中の「キング・オブ・チャーシュー」と言っていいほどの逸品だったし

穂先メンマも、やわらかくて!
穂先のシュクシュクとした食感がたまらなくよかったし♪

最後は、スープこ最後の一滴まで、残さず飲み干して完食すると
「時間あります!?」

「ちょっと、待ってください。」
そう言われて、少し待っていると…

「これ、食べてみてください。」
そう言って、差し出されたのは、具は、ほんれん草が載せられただけで、ほぼ、かけスタイルの醤油ラーメン!

初めは、「醤油らぁ麺」をかけで出してくれたのかな!?
と思ったけど…

この香りは…


すると、諏訪店主から…
「限定で鴨のまぜそばを作ろうと思って、試作のスープを作りました。」

「このスープを煮詰めてタレに使おうと思ってます。」
なんて、話していたけど…

まずは、この「鴨かけらぁ麺」の鴨香るスープをいただくと…
鴨!カモ!щ(゜д゜щ)カモーン

鴨の香りMAXで♪
鴨が超濃厚なスープで!

こんな鴨出汁の強いスープなんて、初めて!
鴨好きには、たまらない味わいのスープ

そこで…
「これなら、かけで1,300円は出しますよ!」と言うと…

「それでは合いません。」と言って、笑っていたけど
どんだけコスト掛けてるんだろう

「野田鴨ですか!?」
宮城県角田市の鴨で、ラーメン店では岩沼市にある『Noodleshoparakawa』でも使われている鴨の名前を上げると…
「いや、土佐鴨です。」と高知県のブランド鴨の名前を上げてきたので…

「当然、チャーシューも鴨になるんですよね!?」と聞くと…
「もちろんです。」と言っていたけど…

どんな「まぜそば」で登場するのか、今から楽しみ♪
でも、「まぜそば」ではなくて、ラーメンで、ぜんぜん、いいんですけどね(;^_^Aアセアセ・・・

今日も堪能させていただきました
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円

トッピング
チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/07/21 更新

11回目

2020/06 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱壱】 ~夏限定の「独眼流ラクサ ~スパイシーらぁ麺~」をスルーして本日6月18日からリニューアルした「独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)」~

訪問日:2020年6月18日(木)

本日のランチは、仙台市の中心部から1時間ほどの場所にある泉ヶ岳の山頂へと登っていく登山道路沿いにある『麺匠独眼流』へ!

今朝、Twitterをチェックしていたら、こちらの店の仙台出身の元イタリアンの料理人だった諏訪店主がTwitterで、本日から「つけ麺」のリニューアルをしたとツイートしていて!
この「独眼流つけ麺」は、清湯スープのつけ麺では、今まで食べてきたつけ麺の中でも、最上位にランクする逸品なので!

これは、食べに行かないわけには行かないでしょう♪
というわけで、車に乗って、泉ヶ岳に向かって出発

店へとやってきたのは、11時11分11秒!
すると、10台収容できる駐車場には7台の車が停まっていた!

土日には満車になって、駐車場に停められないお客さんの車の行列が山の中にできる。
それは5月に訪問したときにもあった。

しかし、4月、5月の平日は、ほとんど待つことなく入れる店だったのに…
コロナ禍で遠退いていたお客さんが戻ってきたのか!?

それとも、徐々に、お客さんの認知度も高まってきたんだろうか!?
クリップボードに挟まれた紙に名前を記入して待つ。

新緑から深緑へと変わった山の風景を眺めながら、待つこと20分ほどで、今日も茶衣着を纏った女将から呼ばれて、割烹のような店に入店すると…
オープンキッチンの厨房には、『麺匠独眼流』の屋号を刺繍したコックコートをビシッと着こなした諏訪店主の姿があった。

まずは、入口を入って、すぐ右にある小型の券売機で食券を購入する。
本日の麺メニューは、「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」の不動のレギュラーメニューに加えて、本日からリニューアルされた「独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)」!

そして、「夏の限定」として、先週の土曜日から提供開始された「独眼流ラクサ~スパイシーらぁ麺~」の4種類!
なお、この「ラクサ」とはシンガポールやマレーシアでポピュラーに食べられているローカルフードのことで…

特にシンガポールでは、ココナッツミルクをベースとしたスパイシーなスープに、米麺が入っているのが特徴。
ラーメン店では、ラーメン界では有名な大西一族の長男の店『麺やBar渦』で出したのが始まりで!

今も、閉店した『麺やBar渦』に代わって、大西店主が営む『RAMEN渦雷』で出されているようで!
後で諏訪店主に聞いた話では、「独眼流ラクサ」をやるに当たって、大西店主に許可を取って始めたと話していた。

ラーメンブロガーなら、リニューアルした「つけ麺」を食べるよりも、この、あまり馴染みのないエスニックなスパイシーラーメンを食べて、リポートするべきかもしれないけど…
基本、ラーメンを食べるときは、出汁のうま味を味わいたいと思っている人なので…

スパイシーな料理自体は好みだけど、カレーラーメンや担々麺などのスパイシーなラーメンは、あまり食べないんだよね
特に、こちらの店のように、青森シャモロック、比内地鶏といったブランド地鶏で出汁を引いたプレミアムなスープのラーメンを食べられる店で、スパイシーなラーメンをチョイスするという選択肢は私にはない…

というわけで、以前よりも100円値上げされて1,500円になっていた「独眼流つけ麺」の食券を買い求めて…
奥さまにお渡しすると…

その食券を奥さまから受け取った諏訪店主から…
「えっ!つけ麺!?」と言われてしまったんだけど

ごめんなさい‍♂️
「独眼流ラクサ」のレポートは、こちらラーメン変人さんのYouTubeをご覧ください。

注文を受けると、さっそく「独眼流つけ麺」作りに入る諏訪店主!
そして、2分55秒にタイマーをセットして茹で始めた麺を5秒早い2分50秒で、平ざるを巧みに使って、大きなざるに移して…

冷水で、よく〆られた麺がラーメンに盛りつけられると…
昆布水が掛けられて、まず、完成した麺の入った丼と予め作られていた沖縄の海塩「ぬちまーす」、山葵、酢橘の入った皿!

さらに、豚うちモモ肉のレアチャーシュー、豚そとモモ肉のスモークチャーシュー、穂先メンマ、ラディッシュ(二十日大根)、ミョウガ、三つ葉のトッピングの具が盛りつけられた皿がが、まず、出されて!
すぐに追いかけるようにして、醤油味と塩味の2種類のつけ汁が出されたんだけど…

ここまでは、リニューアル前の「独眼流つけ麺」と同じ!?
そして、その後、少し遅れて出されたのが、煎り酒と和えられた「あつもり」の細麺が入れられて、その上に花鰹が舞う「和え麺」のようなものが出された。

これが「独眼流つけ麺」のリニューアルのポイントで!
従来は、ワンタンの皮を二等分したような超幅広の麺に平打ちの太麺、細麺の3種類の麺が、冷たく〆られて昆布水に浸かった状態で提供されていたのをやめて、細麺だけは温かい麺で提供されたこと。

今日は、まずは、平打ちの太ストレートの麺を箸で手繰って、そのまま、いただくと…
小麦粉の風味が口いっぱいに広がって、鼻から抜けていく…

とても香り高い麺でなのがいい♪
これは、道産小麦粉で打った打ち立ての麺が使われているからだけど…

麺が主役のつけ麺の場合、こうして、まず、小麦が香る麺であって欲しいし!
なめらかで、モッチリとした食感の麺は、しなやかなコシを感じられる麺なのもいい♪

次に、「つけ麺」が提供される前に奥さまから差し出された、つけ麺の食べ方マニュアルに従って、「ぬちまーす」を少量、麺に載せて食べてみると…
小麦粉のうま味に甘味が感じられたし♪

塩味と醤油味の2種類のつけ汁につけていただくと…
塩味のつけ汁は、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏のうま味がストレートに感じられるのがよくて♪

醤油味のつけ汁は、地鶏のうま味に加えて、生揚げ醤油メインのカエシのうま味の合わせ技で食べさせてくれて!
どっちも最高♪

さらに、食べ進めていくうち、昆布水の出汁昆布がつけ汁に移っていって…
この地鶏と昆布のハイブリッド出汁の味わいも、とても、よかったし♪

そして、山葵を麺に載せて!
酢橘を麺に搾りかけて、醤油味のつけ汁につけていただいて!

さらに、ワンタンの皮を二等分したような超幅広麺は、塩味のつけ汁につけていただいたけど、どれも美味しくいただけたし
この「独眼流つけ麺」の一番いいところは、こうして、いろんな食べ方ができること♪

なお、「あつもり」の細麺は、そのまま、いただくと…
煎り酒と和えられた麺は、鰹と昆布出汁の出汁醤油のような味わいで!

削りたての花鰹が掛けられているから、鰹節の風味いっぱい!
これだけでも美味しくいただける

さらに、つけ麺なので、麺をつけ汁につけて食べてみたところ…
鶏出汁の風味と鰹出汁の風味が合わさって、これもいい♪

ただ、前回、食べたときには、細麺を、つけ汁にサッと潜らせていただくのが一番好みだったので…
細麺を「和え麺」スタイルにしてしまったのは、個人的には、やや、微妙

トッピングされた豚うちモモ肉の低温調理されたレアチャーシューは、やわらかくて!
しっとりとした食感に仕上げられていて!

国産の銘柄豚が使用されているから、肉質が上質で…
豚肉のうま味も、よく感じられる絶品のレアチャーシューだったし

豚そとモモ肉のスモークチャーシューは、一度、低温調理したレアチャーシューを、さらに、スモークして仕上げた、手間の掛けられたもので!
まず、その薫香がたまりなくよかったし♪

やや、歯応えはあるものの…
肉のうま味がよく感じられる逸品だったし

穂先メンマは、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感がたまらなくよかったし♪

そうして、麺と具を食べ終わったところで、残った昆布水で割って!
薬味のミョウガを入れて!

飾り付けにラディッシュと三つ葉を入れて、2つのスープ割りをセルフで作って!
最後まで美味しく完食

最初から最後まで、いろいろな食べ方を楽しむことができて!
何度も美味しいを味わえるつけ麺♪

1,500円という価格は、ちょっと、高めに感じられるかもしれないけど…
最高の材料で作ったつけ麺で!

3種類の麺を2つのつけ汁につけて食べるという贅沢なつけ麺で!
さらに、他にも多彩な食べ方ができるつけ麺なら、決して高くなんかないと思う!

今日も堪能させてもらいました♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/【夏季限定】独眼流ラクサ~スパイシーらぁ麺~…1200円

トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/06/22 更新

10回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【壱拾】 ~仙台のローディのメッカである泉ヶ岳ヒルクライムコースのゴールまで2㎞地点にある店で青森シャモロックを贅沢に使用した「シャモロック搾り(醤油)」~

訪問日:2020年5月25日(月)

本日のランチは昨日に続いて、泉ヶ岳に登っていく県道223号泉ヶ岳公園線沿いにある『麺匠独眼流』へ!

仙台出身の元イタリアンの料理人だった諏訪店主が昨年の9月21日にオープンした店!

店の横を走る泉ヶ岳公園線は、仙台のローディのメッカである泉ヶ岳ヒルクライムコースになっていて!
ゴールの泉ヶ岳スキー場大駐車場の手前2㎞という場所に店があるため…

昨日の日曜日は、途中、ロードバイクを何台も見かけては、パスしながら店へと向かった。
しかし、今日はロードバイクの姿はなく…

前を走る車の姿もなかったので、昨日と、ほぼ、同時刻に出発したのに、10分も早く到着することができた♪
そして、昨日は10台収容の駐車場には、本来は駐車スペースではない場所に駐車していた車も含めて、11台の車が停まっていて…

計21人ものお客さんが店頭の椅子や車の中で待っていたのに…
今日は4台だけ

そこで、店頭にある記名ボードに名前と車のナンバーを書いていると…
和服美人の奥さまが店の入口を開けて…

「すぐに、ご案内できます♪」
昨日は1時間10分も待つことになったのに、待ち時間ゼロで入店できるなんて

そうして、まずは、店を入って、すぐ右に設置された小型の券売機で食券を購入する。
昨日は「本日の限定」として「濃厚豚煮干し」が提供されていて、これを目当てにやって来た

しかし、本日のメニューは、レギュラーメニューのみ!
でも、何の問題もなし!

今日は「シャモロック搾り」の「醤油」をいただきに来たので♪
実は、こちらの店では、昨日も、限定ラーメンは提供されていたものの「シャモロック搾り(醤油・塩)」はなかったし…

新型コロナウイルス感染症対策による影響もあって、しばらく、メニューを絞り込んで営業していたので…
この「シャモロック搾り(醤油・塩)」に「独眼流つけ麺」は、提供されないことが多くて…

先日、ようやく「独眼流つけ麺」を食べることができた。
そして、いよいよ、残り一つと思っていたら…

つい先ほどの10時16分に、「シャモロック搾り(醤油・塩)」を提供すると…
諏訪店主がTwitterでツイートしていたので!

「シャモロック搾り(醤油・塩)」の食券を買って、奥さまにお渡しして…
「醤油でお願いします!」と言ってオーダーを告げる。

オープンキッチンの厨房では、今日も屋号入りのコックコートに身を包んだイケメンの諏訪店主によって麺が茹でられているところで…
しかし、いつもなら大鍋に直接、麺を投入して麺を茹でるはずなのに、デボに入れた麺が茹でられていたので…

なんだろうと思って見ていると…
大鍋でも直接、麺は茹でられていて!

デボでも、麺は茹でられていて!
茹で上がった麺を素早く、冷水に曝していたけど…

これは、3種類の麺を合い盛りにして出す「独眼流つけ麺」を作っていたんだね!
先週、この「独眼流つけ麺」を食べているけど、奥さまとのおしゃべりに夢中になって、諏訪店主の調理を見ていなかったので、わからなかったけど

茹で時間の違う麺を、時間差で…
また、デボを使うことによって、なるべく短時間で茹でて、冷水で〆て盛りつけ、提供する…

さらに、醤油味と塩味の2種類のつけ汁も用意する。
先週、「鬼のオペレーション」と諏訪店主が言っていたのが、この作業を見て、よく実感できた

そして、「独眼流つけ麺」が先客に出されると…
すぐに、小さな寸胴から雪平鍋にスープを移してガス台の火に掛けていく諏訪店主!

さらに、麺を用意して…
大鍋の中へと入れていくと…

麺を泳がせるように茹でていって…
2分20秒後に平ざるを巧みに操って、麺上げして…

湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼に納められて…
キレイに麺線が整えられると…

最後にトッピングの具が盛りつけられて…
これで「シャモロック搾り(醤油)」の完成♪

これが私に出されるのかと思って、構えていたところ…
別のお客さんへ

そして、次に、まったく同じルーティーンで作られた「シャモロック搾り(醤油)」が完成すると…
これは、私の元に

豚モモ肉のレアチャーシューが3枚と穂先メンマ!
それに三つ葉と海苔が盛りつけられた美しいビジュアルの醤油ラーメン♪

まずは、生揚げ醤油が芳醇に香るスープをいただくと…
青森シャモロックのうま味が凝縮されたスープで!

これに、生揚げ醤油メインのカエシがマリアージュした醤油スープはコクがあって…
絶品

今まで、こちらの店で食べてきたメニューでは、「シャモロック搾り(塩)」のスープが一番だと思っていたけど…
それをも凌ぐ美味しさ

しかし、このスープをいただくまでは…
醤油ラーメンの場合は、かえって普通の「醤油らぁ麺」の方が美味しいんじゃないか!?

というのも、青森シャモロックを2倍使って仕上げた「シャモロック搾り」のスープの場合…
これが、地鶏出汁のうま味をストレートに感じられる塩ラーメンだったら、より地鶏出汁が濃厚で、うま味も強い方がいい♪

実際、ノーマルな「塩らぁ麺」もめちゃくちゃ美味しくて、全国でも有数の味わいのスープだとは思ったけど…
この「シャモロック搾り(塩)」のスープは突き抜けていたので!

それに対して、醤油ラーメンでは、スープとカエシのバランスで食べさせるもので…
地鶏出汁がでしゃばりすぎずに、ある程度、淡麗な方がいいのでは!?

なんて、思っていたのに…
このスープを一口飲んだだけで、そんな考えが間違っていたことに気づかされてしまった

水と鶏だけで作ったスープの醤油ラーメでは、最高峰にある味わいかもしれない…
少なくとも、全国でも屈指の味わいのスープなのは間違いない。

でも、それでも「シャモロック搾り(塩)」と比べると…
単純に美味しいという点では、醤油に軍配が上がるかもしれないけど、個人的には、濃厚で青森シャモロックのうま味が半端なく感じられる塩の方が好みかな♪

そして、このコクうまの濃厚地鶏清湯スープに合わされていたのは、切刃12番の幅2.5㎜に切り揃えられた、幅広の平打ち麺を手揉みして縮れを付けた麺で!
プリプリでモチモチとした食感の多加水麺は、食感が面白いし♪

コシがあって!
小麦粉のうま味が、よく感じられて♪

そして、昨日いただいた「濃厚豚煮干し」にも、同じ麺が合わされていて…
不規則に付けられた縮れがスープを拾ってきてくれて、美味しくいただけた。

しかし、この麺は、この濃厚鶏清湯スープに合わせることで、最大限に力を発揮する!
先月、「シャモロック搾り(塩)」をいただけたときには、同じ麺で、しかし、手揉みを加えていない麺が合わされていて…

鶏清湯スープに、この麺の組み合わせはどうかと思ったけど…
食べてみると、スープが濃厚だったから、それなりに絡んではくれた。

「ただ、できれば、手揉みしてもらえると…」
「もっと、スープとの絡みもよくなって、さらに美味しくいただけると思うんですけど」

それで、ブログには、そう書かせてもらった。
そして、それが今日、実現したわけだけど…

手揉みしただけで、スープとの相性はバツグンによくなって、ずっと美味しくいただくことができたので
この手揉み麺で、もう一度、「シャモロック搾り(塩)」を食べてみたい♪

トッピングされた3枚の豚モモ肉のチャーシューのうち、2枚は豚モモ肉でも、内モモ肉を低温調理したレアチャーシューで!
これが、やわらかくて、しっとりとした食感に仕上げられていて…

さらに、肉質のいい豚肉が使われているから!
一般的に食べるラーメン店のレアチャーシューとは肉のうま味が、ぜんぜん違うし

もう1枚は外モモ肉を低温調理して…
さらに燻製したスモークレアチャーシューで!

薫香が、たまらなくよくて♪
こちらも、肉のうま味がバツグンの逸品だったし

穂先メンマは、いつも通り、やわらかくて!
今日も、穂先部分のシャクシャクとした食感が、たまらなくよくて…

しかし、味付けは、先日、「独眼流中華そば」を食べたとき同様、生姜で味付けられていて…
いつもは薄味に仕上げられて、スープの邪魔をしないのもいいけど、こうして、はっきり味付けられたのもいい♪

そうして、最後は、スープの最後の一滴まで惜しむように飲み干して完食
しかし、今日はスープから麺からチャーシューまで完璧!

なかなか、これだけ美味しい一杯に出会えることはないので感動!
次は「シャモロック搾り(塩)」を食べたいけど…

でも、もう一度、この「シャモロック搾り(醤油)」も食べたいし!
普通の「塩らぁ麺」に「醤油らぁ麺」も!

それに、淡麗なつけ麺では全国でもNo.1の「独眼流つけ麺」は、絶対、いただくつもりだし!
それに、地鶏出汁以外のラーメンも食べてみたいし…

この店には、これからも、ずっと、通うんだと思う。
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円

トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/05/27 更新

9回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【九】 ~『中華蕎麦 會』をオマージュして作った!?「本日の限定」として提供された「濃厚豚煮干し」~

訪問日:2020年5月24日(日)

本日のランチは泉ヶ岳の泉ヶ岳スキー場まで、あと2㎞という登山ロード沿いに昨年の9月21日にオープンした『麺匠独眼流』へ!

元イタンアンの料理人である諏訪シェフが、この人里離れた場所に開業した店!

青森シャモロック、比内地鶏のブランド地鶏を使って、水と地鶏だけで作ったスープの「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」が基本で!
どちらのラーメンも、全国的に見ても有数の味わいの地鶏ラーメンだったし♪

さらに「シャモロック搾り」という、通常のスープに使うシャモロックの量を2倍に増やしたプレミアムなラーメンがあって!
これが突き抜けた味わいののスープで最高だったし♪

「独眼流つけ麺」は、太麺、細麺と一反もめんの3種類の昆布水に浸かった自家製麺を青森シャモロック、比内地鶏のブランド地鶏と水だけで作ったスープの醤油味と塩味の2種類のつけ汁につけていただく贅沢なつけ麺で!
淡麗な清湯スープのつけ麺で、こんな美味しいつけ麺を食べたのは初めて♪

どれも、堪能させてもらったし!
これらのラーメンにつけ麺は、どんなにお金と時間を掛けても、食べに行く価値のある一杯だと思う。

さらに、こちらの諏訪店主の作る一杯は、これらの地鶏出汁のラーメンにつけ麺だけじゃない!
限定で出された貝出汁をきかせた「独眼流中華そば」も!

鮮魚の真鯛と水だけで作った濃厚真鯛スープの「鯛塩らぁ麺」も!
岐阜県多治見市にある「信濃屋」が発祥の「香露(ころ)」をオマージュして作った「煮干し香露」という、つゆだくの冷たい「ぶっかけ」も…

諏訪店主は、鶏以外にも、貝でも、鯛でも、煮干しでも…
どんな材料を使わせても、美味しい麺料理を作れる人なんだよね♪

そして、今日もTwitterを見ていると…
こんなツイートをしていた…

麺匠独眼流
@menshoudoku

本日日曜日、11時~です。
本日は珍しく濃い目の煮干しあります。會さんDIYリフォーム頑張れ応援限定とでもしておこう
10杯程度です。
今日の山もいい感じです

「本日は珍しく濃い目の煮干しあります。」
しかも、『中華蕎麦會』応援限定って…

こんなツイートを見てしまったら…
今日はステイホームの予定だったのに…

行かないわけにはいかないでしょう
というわけで、急遽、愛車に乗って、泉ヶ岳を目指して出発

そうして、山の中にある店へとやって来たのは11時46分!
すると、10台停まれる駐車場には、11台の車にバイクが1台駐車していた

ここのところ、雨続きの仙台地方☔
今日は久々に晴れたし☀

気温も今日は最高気温23°と、久しぶりに20°オーバーだったこともあって!
皆さん、山にハイキングにやって来たんだろうか

駐車場に入れないので、駐車場の入口に車を停めて、店の入口に置かれた記名ボードに名前を記入しに行くと…
8組21人ものお客さんが待っていた

しかも、小さなお子さん連れのファミリー客も2組待っていたから、時間掛かりそう
それに、こんな状態で10食限定の煮干しの限定ラーメンなんて残っているんだろうか!?

でも、大自然の中で、爽やかな風を感じながら、こうして、のんびり待つのもいい♪
なんて思っていると、5分ほどで駐車場が空いた。

今までは新型コロナウイルス感染症対策として、名前記入したら、おとなしく車の中で待っていた。
しかし、今日は車を出て、店の裏の白樺とブナが連なる森林を散策。

マイナスイオンを吸収して店頭へと戻ってきて…
ベンチに座って待っていると…

到着から1時間10分後の12時56分に呼ばれて入店!
券売機で食券を買おうとすると…

今日も、さらりと着物を着こなした和服美人の奥さまから…
「煮干しですか?」と聞かれて!

「Twitterのツイートに釣られて、やって来ました」
「まだ、残ってます?」と問いかけると…

「ええ、まだ、ありますよ♪」
「現金千円で承ります」

ということだったので、その場で支払いを済ませると…
席へと案内された。

今日もオープンキッチンの厨房には、屋号入りのコックコートを纏ったイケメンの諏訪店主の姿があって!
冷蔵庫から取り出したチャーシューの肉塊を取り出しているところで…

必要なチャーシューを切り出すと、すぐに戻して…
次に麺を大きな鍋に入れていくと…

ゆったりと泳がせるように茹でていって…
予め温めていたスープをラーメン丼に注いで…

茹で始めからジャスト1分で麺上げて!
平ざる巧みに使って湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼に入れられると…

箸で麺を整えて…
チャーシュー、穂先メンマ、三つ葉、海苔を盛りつけて、完成した「醤油らぁ麺」が先客に出された。

さらに、それに次いで作られたのが「濃厚豚煮干し」とネーミングされた本日の限定ラーメン!
そうして、先ほど同様、冷蔵庫から肉肩を取り出して、チャーシューを2枚切り出すと…

さらに、アルミホイールに覆われた鍋の中から、煮豚と思われる肉塊を取り出してきて、こちらも3枚カットして、元へと戻して…
この2種類のチャーシューをバットに載せると…

ここで、麺を大鍋に入れていく…
さらに、チャーシューが載せられたバットを後ろの調理台に持っていくと…

ファイアー
バットの上のチャーシューをバーナーで炙り始めた。

そうしているうちに、麺を茹で始めてから1分が経過…
しかし、麺上げしない…

そうして、この後、2分40秒ほど経過したところで、平ざるを巧みに使って麺上げして…
完成した「本日の限定」の「濃厚豚煮干し」が諏訪店主から直接、供されることになるんだけど…

2分40秒も麺を茹でていたのは太麺を合わせていたから…
こちら『麺匠独眼流』では、3種類の自家製麺が用意されていて…

「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」には中加水の細麺が!
「シャモロック搾り」には多加水の太麺が合わされて…

そして、「独眼流つけ麺」には、この細麺と太麺…
さらに、ワンタンの皮を半分にカットしたような超幅広の麺の3種類の麺が合い盛りにして提供される。

しかし、煮干しの限定ということで、細麺が合わせられるんだろうなと思っていたのに…
太麺で、果たして、この煮干しスープと絡んでくれるのか!?

ちょっと、心配になるところだけど…
そんな心配は無用だった。

それは、多加水の極太平打ちのストレートの麺を、そのまま、合わせるのではなく…
手揉みして、縮れを付けた麺が合わされていたので!

こうすることによって、ストレート麺のままだったら、麺がスープ弾いてしまうところを…
不規則に付けられた縮れがスープを持ってきてくれる♪

実際、麺をいただくと…
適度にスープに絡んでくれて、美味しくいただけたし

それに、この麺!
モチッとした食感の麺で!

しっかりとしたコシのある麺で!
麺の芯まで、よく茹で上げられた麺は、小麦粉のうま味に甘みも感じられる美味しい麺なのがよかったし♪

麺の話しが先行してしまったけど…
供された「濃厚豚煮干し」は、豚モモ肉の煮豚と豚モモ肉のレアチャーシューを炙ったものが、それぞれ、3枚と2枚に穂先メンマ、アルファルファ(ルーサン)、白髪ネギ、刻みたまねぎ、海苔がトッピングされたチャーシュー煮干しラーメン!

まずは、煮干しが香るスープをいただいたところ…
スープは、豚骨清湯ベースなんだろうと思ったら、諏訪店主によると、豚肉で作ったということだったけど…

この豚肉で作ったベーススープに大量の背黒を投入して作ったと思われるスープは、背黒のうま味に、アクセントとしてのビターさも出ていて、めっちゃ美味しい
でも、「濃い目の煮干し」とツイートしていた割りには、意外に、すっきりとした味わいのスープだったし!

『中華蕎麦會』の応援限定ということで!
『中華蕎麦會』をオマージュしたスープなのかと思ったのに違った。

『中華蕎麦會』の「濃厚煮干しそば」は、ゲンコツ、豚足といった豚メインの動物系がベースとなったスープに、やはり、大量の煮干しを重ねたスープなので!
最初は、これをオマージュしたのかと思ったけど…

『中華蕎麦會』の「濃厚煮干しそば」は、清湯スープではなく白湯スープなので!
まず、ベーススープの濃厚さが違うし…

それに、煮干しのうま味とともにえぐ味や苦味も強めに出ていて!
塩分濃度も高いコアなニボラー向けのスープといえるので…

では、諏訪店主がオマージュしたのは、これではなく…
『中華蕎麦會』でお会いしたときに諏訪店主が食べていた「手揉み汐煮干しそば」なのかな!?

こちらのスープは、動物系は不使用ではあるけど、煮干し清湯スープのラーメンで!
そして、これが淡麗ではなく、煮干しオンリーというのに濃厚なスープなので!

しかし、このスープとも違う。
味わいも違うし、煮干しの構成も違う。

『中華蕎麦會』では、背黒の他に白口(いりこ)や平子も使われていて…
この背黒のうま味が凝縮されたスープも美味しいけど、さすが煮干しラーメン専門店だけあって、『中華蕎麦會』のスープの方が一日の長があるかな!

トッピングされた2種類の炙りチャーシューは、どちらも、直前にバーナーで炙って提供されているので、香ばしいし♪
上質な豚肉が使われていて、味もクオリティにも優れたもので!

そして、この煮干しの限定用に用意された豚モモ肉の煮豚は、やや、噛み応えのある食感のものだったけど…
噛む度に肉のうま味が広がる絶品の煮豚だったし

豚モモ肉のレアチャーシューは、こちらは、モモ肉なのに、やわらかくて!
肉のうま味が、よく感じられる逸品だったし♪

穂先メンマも、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感が、たまらなくよかったし♪

荒微塵切りされた玉ねぎは、シャリシャリとした食感が、とてもよくて!
玉ねぎの甘味が、このビターな味わいのスープとバッチリ合っていたし♪

最後はスープも、すべて飲み干して完食
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
【本日の限定】濃厚豚煮干し…1000円

トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/05/26 更新

8回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【八】 ~3種類の麺を2種類のつけ汁につけていただく手間暇掛けて作られた贅沢でプレミアムな「独眼流つけ麺」~ 

訪問日:2020年5月16日(土)

本日のランチは、泉ヶ岳の登山ロード沿いにある仙台出身の元イタリアンの料理人である諏訪店主が昨年の9月21日にオープンした『麺匠独眼流』へ!

5日に新型コロナウイルス感染症による宮城県の休業要請が解除されて、メニューを絞り込んで営業していたこちらの店でも「つけ麺」が解禁になったようで!
今週は、月曜日をお休みにして、その代わり、定休日の火曜日に営業するという店へと食べに行ったところ…

諏訪店主から…
「今日は自分の中の食べてみたかった中華そばを作りました。」

「よかったら、食べてもらえませんか?」
そんなこと言われたら、食べるしかないよね♪

というわけで、この日は、この数量化限定で提供された「独眼流中華そば」をいただいた。
レギュラーの青森シャモロックと比内地鶏の地鶏スープに煮干しのうま味と蛤とアサリの貝出汁のうま味をプラスしたスープの醤油ラーメンで!

「バランス型の中華そばです。」と諏訪店主が話していた一杯は、その言葉とは裏腹に貝出汁がきかされていて!
レギュラーの「醤油らぁ麺」も、めちゃくちゃ美味しいラーメンだけど、これも、めちゃめちゃ美味しかった

ただ、こちらの店がオープンして以来、7回訪問して、ほぼ、すべてのレギュラーメニューに限定のラーメンも食べてきているのに…
なぜか、一番、食べてみたかった「独眼流つけ麺」を、まだ、食べられていなかったので!

今日はどうしても食べたかったので、お昼のピークを避けて、12時40分過ぎに…
あと2㎞先には泉ヶ岳スキー場がある登山ロードをかなり上がった場所にある店へとやって来ると…

ちょうど、食べ終わって帰っていく車が駐車場から相次いで出てきたところで…
入れ替わりに入庫して、店頭にあるクリップボードに挟まれた紙に名前を記入して、車の中で待っていると…

今日も和服美人の諏訪店主の奥さまに、じきに呼ばれて入店。
「つけ麺ですよね♪」と奥さまから聞かれて…

「ええ」と言って、肯定して
用意していた千円札1枚と百円玉4枚を見せると…

「あと、1人前だけあります♪」
「じゃあ、それ、お預かりします。」

そう言うと、受け取った代金を券売機に投入して、食券が出てくると…
券売機を開けて、売り切れ表示にする奥さま…

危なかった本日の仙台地方の天候は曇☁

気温も高くないし…
それに、この「独眼流つけ麺」は1.400円して、後で、食べて、内容的には、決して高くはないし…

むしろ、これで1.400円は破格とさえ思えたほどだったけど…
一般的にラーメンを食べにきて、一杯1.400円と聞いて、躊躇するお客さんもいらっしゃると思われるので…

用意した数量にもよるけど…
だいたい、最後まで残っているんじゃないかと思っていたのに…

でも、よかった♪
食べることができて

今日も新コロナウイルス感染症対策として、席数を減らしてL字型カウンター5席で営業している店の左端の席へとついて…
しかし、この席は、目の前のオープンキッチンでラーメン作りをしている諏訪店主が立つ場所からは一番遠い席で…

それに、先客のラーメン作りに忙しそうだったので…
今日は、つけ麺ができるまで、奥さまとおしゃべり(´艸`)

そうして待つうちに諏訪店主によって作られた「独眼流つけ麺」が着丼!
しかし、これが、思った以上に手間のかかった力作だった。

まず、太麺、細麺、一反もめんの3種類の麺を別々に茹でて、冷水で〆て…
さらに麺線を揃えてキレイに盛りつけを行って…

別皿に2種類の豚モモ肉のレアチャーシューに穂先メンマ、刻みネギ、三つ葉がのトッピングの具が盛りつけられて…
もう一つのお皿には、塩と山葵、レモン。

さらに、つけ汁も「塩」と「醤油」の2種類作るという手の込んだもので…
これを、なるべく時間がかからないように行うというのは至難の業

諏訪店主本人も「鬼のオベレーション」だと話していたけど…
確かに、これをワンオペでやるのは

そうして、手間暇掛けて作られた「独眼流つけ麺」!
つけ麺が出される直前に、奥さまから差し出された、つけ麺の食べ方の指南書を見ながら…

昆布水に浸かった3種類の麺を…
まずは、そのまま!

さらに、沖縄の海水から作られた「雪塩」に「ぬちまーす」を麺に少量付けて!
そして、宮城県加美町の名産「薬来わさび」も付けて…

最後に塩味と醤油味のつけ汁につけていただいたところ…
結論からすると、どれも最高♪

そして、これは、3種類の麺に共通して言えることだけど…
打ち立ての麺から香る小麦粉の風味がとてもよかった♪

今までは、ラーメンで食べることが多くて、麺に使われた小麦粉のうま味に目が行きがちだったけど…
こうして、つけ麺でいただくと、香り高い小麦粉が使われていることがよくわかる♪

そして、太麺は、なめらかで、モッチリとした食感の多加水麺で!
麺単体で比べると、この平打ちの極太ストレート麺の食感が一番よかったし♪

細麺は、こちらもなめらかで…
ただし、この平打ちで、太くも細くもない中庸な太さのストレート麺は、太麺とは違って、加水率を下げて作られた、つるっとした食感の中加水麺で!

のど越しのよさを実感できるのがよかったし!
特に塩味のつけ汁との相性がバツグン♪

一反もめんは、ワンタンの皮のようなチュルンとした食感を楽しめるのがよくて♪
3種類の違った食感を楽しめる麺が合い盛になった、こんな手の込んだつけ麺を食べるのは初めて!

そして、沖縄の海塩を付けて食べてみると…
それぞれ、小麦のうま味とともに甘みも感じられてよかったし♪

山葵もスゴく合うし!
皆、美味しくて、このまま、つけ汁につけて食べなくても完食してしまえるほど

そうして、まず先に、塩味のつけ汁につけていただくと…
これ、いいです、非常にいい♪

青森シャモロックと比内地鶏の2つのプレミアムな地鶏と水だけで作ったスープのつけ汁は、地鶏のうま味をストレートに感じられて!
めちゃめちゃ美味しかったし

こんなに美味しい鶏清湯スープのつけ麺なんて食べたことがない!
前述したように、細麺を、これに、サッと潜らせていただくのが一番好みかな♪

しかし、醤油味のつけ汁につけて食べてみると…
こちらは、プレミアムな2つの地鶏スープと芳醇でコクのあるカエシがマリアージュしたつけ汁も最高♪

こちらも、負けず劣らずの美味しさで
甲乙付けられない

そういう意味では、この2つの味を同時に味わえるというのは、めちゃめちゃ嬉しいし♪
めちゃくちゃ贅沢!

さらに、食べ進めていくうちに、昆布水が地鶏と水だけで炊いたスープのつけ汁に徐々に移って…
幾重にも味変してくれて!

そして、使われた昆布水が、ただ、ネットリとしたガゴメ昆布の根布水ではなく、出汁昆布もミックスした昆布水だったから、めっちゃ美味しくて
最後まで、美味しいを何度も楽しむことができてよかった♪

トッピングされた2枚の豚モモ肉のレアチャーシューのうち、淡い色合いの1枚は、「内モモ肉」を低温調理したもので…
少し濃いめの色合いの1枚は、「外モモ肉」を低温調理した上に、スモークして仕上げた一品で!

「内モモ肉」のレアチャーシューは、やわらかくて、しっとりとした上質な食感の豚肉が使われていて!
これは、国産の銘柄豚を使用しているからだと思われるけど、肉のうま味もラーメン店でいただくレアチャーシューの域を超えている…

そして、もう一方の「外モモ肉」のスモークレアチャーシューは、薫香が香り高くて♪
肉のうま味も強い絶品のレアチャーシューだったし

穂先メンマは、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感がたまらなくよかったし♪

そうして、最後は、残った昆布水で割って、スープ割りして完食♪
ただ、最後の昆布水割りは…

できれば、温かいスープ割りを用意してもらえるとよかったんだけどね
でも、これは、淡麗なつけ麺では、新たに私の中の「キング・オブ・淡麗つけ麺」に位置付けられる一杯で!

さらに、最高・最上の麺料理とも言える逸品!
堪能させていただきました。

また、今後も、何度も通わせてもらいます。
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円

トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/05/21 更新

7回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺匠 独眼流【七】 ~仙台市の中心部から約1時間ほどの泉ヶ岳への登山ロード沿いにある店で『独眼流中華そば』~

訪問日:2020年5月12日(火)

本日のランチは、仙台市の中心部から約1時間ほどの泉ヶ岳への登山ロード沿いにある『麺匠独眼流』へ!

麺匠独眼流
@menshoudoku

本日日曜日、11時~です。
先日より「独眼流つけ麺」も復活しております。

10:19-2020年5月10日

一昨年の日曜日に、こちらの店の諏訪店主がTwitterで、こんなツイートをしていて…
「独眼流つけ麺」は、こちらの店で一番食べたかったメニューだったので、明日、食べに行くつもり!

だったのに、昨日の月曜日は、食材が入って来ないために臨時休業するという…
しかし、その代わり、翌日の、本来は定休日の火曜日から営業するというので、今日は早めに出発♪

そして、この先にある泉ヶ岳スキー場まで、わずか2㎞という場所にある店へとやって来たのは10時10分10秒!
すると、店の専用駐車場に車の姿はなく、ポール獲得

でも、そりゃそうだよね!
土日ならまだしも、平日の、しかも、本来は定休日の火曜日に…

まだ、開店まで50分近くもある時間に、誰も来ないよね
ちょっと、張り切りすぎて、早く着きすぎてしまった

そこで、まず、車を降りて、入口の脇にある紙に名前を記帳して…
普通だったら、車に戻って待つところだけど…

心地いい風が吹いて、とてもいい気候なので♪
入口の脇に置かれた椅子に座って待つことに…

しかし、この山の中に建つ店!
環境は最高!

しかし、この国定公園の中の何もない場所に一から店舗を建築して、ラーメン店を開業するなんて…
よほど、味に自信がなければできないことだよね…

でも、こちらの元イタリアンレストランの料理人である諏訪シェフが作る麺料理を賞味すれば…
ミシュランガイドの星の店同様、わざわざ、ここまで時間とお金を掛けて行っても食べる価値のある料理であることがわかる。

詳細は、過去のブログに載せておりますので、ご覧いただければと思いますが…
彼が青森シャモロックと比内地鶏を使って、この東北が誇るブラント地鶏と水だけで作るスープの「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」は全国的に見ても有数の味わいの逸品といえるし…

さらに、青森シャモロックを通常の「らぁ麺」の2倍使って作るスープの「シャモロック搾り」は、突き抜けていて…
唯一無二の味わいのラーメンなので

大自然の中で、そんなことを考えながら待っていると…
10時30分に、屋号入りのコックコートを纏った諏訪シェフが店の中から出て来て…

「今日は、つけ麺を食べに来られたんですか!?」と言われて…
図星だったので、素直に認めると

「今日は、僕が食べてみたかった中華そばを作ったんですよ。」
「いつもは、水と地鶏だけでスープを作るんですけど、今日は、そのスープに煮干と貝を加えたバランス型のスープを作りました。」

「もし、よかったら食べてみてください。」
そんなことを言われたら、食べるに決まってるでしょう♪

そうして、この後、お客さんの車が駐車場に入ってきたところで、暖簾が掛けられて開店!
券売機の前に立つと、後ろから…

「醤油らぁ麺の食券を買ってください。」と言われて…
食券を買って席へと着くと…

もうラーメン作りが始まっていて…
大鍋で泳ぐようにして茹でられているのは、太麺!?

おそらく、先月、「シャモロック搾り(塩)」をいただいたときに合わせられていた切刃12番の平打ちの太ストレートの麺だと思われるけど…
「中華そば」に太麺って!?

手揉みを加えた麺ならわかるけど、ストレートだし!
「シャモロック搾り(塩)」を食べたときには、スープが濃厚な鶏清湯だったからわかるけど…

そんなことを考えているうちに、ガス台の火に掛けられていたスープが温まって…
平ざるを巧みに使って麺上げされた麺がスープの張られたラーメン丼の中へと納められて…

最後に、バーナーで炙られたチャーシューが盛りつけられて…
完成した「独眼流中華そば」が諏訪店主から供された。

低温調理した豚モモ肉を提供直前にバーナーで炙って仕上げたチャーシューが4枚も載せられて!
穂先メンマが2本に白髪ネギ、三つ葉がトッピングさらたチャーシューメン!

まずは、醤油が香るスープをいただくと…
蛤!蛤!蛤!

アサリ!アサリ!アサリ!
ふわ~っと貝出汁のうま味が口いっぱいに広がるスープで♪

ファーストインプレッションはミシュラン1つ星の『金色不如帰』!
ただし、『金色不如帰』は、蛤がメインで、アサリは隠し味程度にしか感じられないのに、こちらのスープは、蛤もアサリも、どちらも強く感じられたこと!

面白いのは、蛤とアサリを併用すると、ホンビノス貝のような味わいに感じられるものなのに…
実際、関東のラーメン店では、蛤とアサリではなく、ホンビノス貝を使う店も多い。

しかし、このスープは、蛤のうま味にアサリのうま味のどちらも感じられる。
それだけ、しっかり、どちらの貝出汁のうま味が出ているということだろうけど…

でも、これは、諏訪店主かを言っていたバランス型のスープとは違うような
もちろん、ベースは青森シャモロックと比内地鶏が使われた地鶏スープがベースで!

それに、背黒と思われる煮干しのうま味も加えられている。
そこに貝出汁をプラスした足し算のラーメン!

しかし、普通なら、スープの厚みを増すために少量使われる貝出汁が、結構な量使われているので…
これは、「地鶏と貝出汁のらぁ麺」とネーミングし直した方がいいような

でも、この味わい、めちゃめちゃ好みだし♪
超絶美味しい

そして、問題の平打ちの太ストレートの自家製麺は、なめらかで、モッチリとした食感の多加水麺で!
しなやかなコシがあって、食感最高♪

そして、小麦粉のうま味に甘みも感じられて…
スープが地鶏と貝によって厚みのあるスープだったので、意外に合っていたし

しかし、諏訪店主は、地鶏を使った鶏スープのラーメンだけじゃなく…
鮮魚の真鯛と水だけで作ったスープの濃厚な「鯛塩らぁ麺」も!

背黒の煮干しと水だけで作った「煮干し香露」も、とても美味しくて!
今回の貝出汁をきかせた「独眼流中華そば」もそうだけど、何を作らせても美味しいラーメンを作れる人!

トッピングされた豚モモ肉の炙りレアチャーシューは、香ばしくて♪
肉のうま味も感じられる美味しいチャーシューでよかったけど…

でも、個人的には、炙りの入っていないレアチャーシューの…
しっとりとした食感のチャーシューの方が好きかな

そして、穂先メンマは、いつも通り、やわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感がたまらなくかったし♪

それに、今日の穂先メンマは生姜風味に味付けられていて!
この生姜風味が、この醤油味のスープとバッチリ合っていて!

これを食べながら、スープをいただくと、スープが味変して…
2度美味しいを楽しめるのがよかったし♪

そして、このラーメン!
結構、麺の量が多く感じられたので、諏訪店主に、それを指摘すると…

通常の「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」に合わせる細麺は160gなのに、この太麺は200gあるということで!
さらに、麺が太いから、食べ応えがあって、このラーメン一杯食べただけで、お腹いっぱい!

でも、こんな美味しいスープを残すわけにはいかないから…
もちろん、最後の一滴まで飲み干して完食

今日は「つけ麺」食べられなかったけど、こんな美味しい一杯が食べられてよかった♪
ご馳走さまでした。

PS 帰りに「フリー走行中」の低速で走るバスを発見!
この区間は、バス停はなく、どこでも停まってくれるみたい。

地下鉄南北線の泉中央駅からのバス便も利用することはできます。
過去のブログに詳細を掲載しておりますので、興味のある方はご覧になってください。

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
【本日の限定】独眼流中華そば…1000円

トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円

本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円

2020/05/15 更新

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