22回
2017/12 訪問
*12月31日で閉店となります、、、
「特製濃厚煮干しつけ麺(1000円)」
点数:80点
タイトルに書きました通り、年内で閉店となります。
海外出店や来年の葛西店オープン等で、人手不足というのが主な理由でしょう。
立地も雰囲気も良く、
グループの中では一番と言って良い程気に入っていた店舗なだけに非常に残念、、、
ちなみに12月31日は昼営業のみなのでご注意を。
今回頂いたのはレギュラーメニューの「濃厚煮干しつけ麺」
此方ではいつも限定ばかりなので、このメニューはこれでまだ2回目。
濃厚煮干しと言っても、つけ汁はマニアックな仕様では無く万人向け。
苦味は皆無でえぐみもほぼ無し。逆に甘味は濃厚。
粘度も控え目で非常に円やかな濃厚煮干しです。
個人的には「濃厚煮干しの入門編」としてお勧め出来るのではないかなと。
「特製」にすると3種のチャーシューが乗ります。
ただ、いずれも酒のつまみには良さそうなのですが、つけ汁との相性を考えると?
まあ、これは仕方無いのでしょう。
最後はスープ割であっさりと〆られます。
営業は後1週間。
年末は勿論限定メニューの提供があるので楽しみにしています。
2017/12/24 更新
2017/12 訪問
12月の限定「濃厚煮干しラーメン」
「濃厚煮干しラーメン (730円)」
点数:78点
今月の限定です。
12月6日~30日まで。
昼夜各15食。
案内のポスターによると、、、
「重厚感ある豚鶏スープに、大量の煮干しを加えバランス良く炊きました」とのこと。
実際味わった感想としては、(確かにバランス重視だな)と。
煮干しがガツンと攻めて来る「マニアック」な方向性では無く、
動物系白湯がかなり厚めでマイルドな仕上がり。
勿論美味しいのですが、(マイルド過ぎて鳥渡物足りないな)とも。
ただ、、、佐久間さんによると、
初日はバランス重視の仕上がりになっていて、
2日目以降は「煮干し感」が増して行くそう。
なので、期間中、もう一度頂くつもりです。
2017/12/06 更新
2017/11 訪問
11月26日が最終日、「週替わりの純煮干しそば」
「週替わりの純煮干しそば(750円)」
点数:87点
今週使われるのは「エソ」
スープは仄かな苦味があり、
また、切れ味鋭い旨味に満ちていました。
今回の限定「純煮干し」に関しては不満が全く無いですね。
なので「満足した」という以外書くことも無く。
ちなみに、、、
(エソってどんな魚かな)と思ったので、調べてみました。
以下はwikipediaからの抜粋です。
「肉は白身で質も良く美味だが、硬い小骨が多いため、三枚におろしてもそのままでは小骨だらけで食べられず、また骨切りしても小骨自体が太くて硬いためハモのように美味しく頂くこともできない。調理方法としては、骨切りした上ですり身にして揚げ物にするか、手間が掛かっても根気よく骨抜きをして調理するかであるが、いずれにしても一般的な調理をして食卓に並ぶような魚ではない。一方、魚肉練り製品の原料としては、癖の無い淡泊な味で歯ごたえも良いため、最高級品として重宝され、市場では関連業者が殆どを買い占める。」
2017/11/24 更新
2017/11 訪問
11月限定「週替わりの純煮干しそば」
「週替わりの純煮干しそば(750円)」
点数:88点
11月限定「週替わりの純煮干しそば」、第3週目です。
この週使われるのはカマス。
私にとって、カマスは初めてだったので、非常に興味がありました。
写真を見れば分かり易いのですが、
先週、先々週と比べて、スープの色が濃いですね。
決して、醤油が強くなったとかでは無く、
出汁の旨味が力強くなっていると思います。
それでいて、苦味・えぐ味は全くありません。
グイグイ引き寄せられる、美味しい「煮干し清湯」です。
麺・具に関しては、変わらず。
スープを邪魔しない、シンプルな構成で嬉しいですね。
今回もスープ完飲。
店を出た後も、心地好い余韻に浸れました。
2017/11/16 更新
2017/11 訪問
11月上旬の限定「濃厚牡蠣白湯そば」
「濃厚牡蠣白湯そば(850円)」
点数:70点
今月の限定です。
11月3日~12日まで提供。
昼夜各15食。
店舗説明によると、
「濃厚な鶏白湯スープに負けない、
旬の広島産牡蠣を合わせ、高温で一気に炊き上げました」とのこと。
「濃厚牡蠣白湯」ということで、
私は錦糸町の「佐市」の様な、
甘味濃厚でクリーミーなスープを想像していたのですが、
かなり違っていましたね。
牡蠣の旨味全開!では無く、鶏白湯とのバランス型。
しかし、それでいて牡蠣の癖・臭みが気になるという、、、
どうも中途半端に思えてしまいました。
それと、チャーシューの真ん中に添えられたトマトの酸味がスープに全く合わない。
この様な小細工(?)は不要と思いますね。
ピンクペッパーも正直よく分からないトッピング、、、
美味しかった、美味しくなかった、とかでは無く、
何だか「好感が持てなかった」限定でした。
今月提供されているもう一つの限定、
「純煮干しそば」の方が直球勝負の一杯で遥かに気に入りましたね。
2017/11/07 更新
2017/11 訪問
11月の限定「週替わりの純煮干しそば」
「週替わりの純煮干しそば(750円)」
「牛スジカレー丼(350円)」
点数:87点
11月の限定です。
昼夜各15食限定。
「週替わり」とある通り、
毎週煮干しの構成が変わります。
今週の構成は「背黒・九十九里特選煮干し・伊吹いりこ」
着丼時の芳醇な香りが先ず素晴らしいです。
そして、スープは単に旨味だけで無く、
苦味も塩味も込みで、煮干しが攻めて来ます。
決してマニアックでは無いですが、ニボラー向けの方向性と思えました。
麺は低加水の中細ストレート。
若干固めの茹で具合で、パツパツした食感は定番。
勿論、スープとの相性も抜群。
具はシンプル。
刻み玉葱はより多いと嬉しいですね。
チャーシューはレギュラー同様?
カレー丼はマイルドな辛さ。
特筆すべき点は無いかもしれませんが、
この値段でこの内容なら、充分満足のサイドメニューでしょう。
2017/11/02 更新
2017/10 訪問
期間限定「肉出汁煮干しそば」
「肉出汁煮干しそば(850円)」
点数:86点
10月6日~15日まで。
昼夜各15食限定。
案内のポスターによると、
「大量の豚肉をベースに炊いたスープに
煮干しの風味を効かせました」とのこと。
「煮干しそば」という表記ですが、
飽くまでボディを形成しているのは豚で、
煮干しの旨味・風味は「じんわり」という感じ。
癖も無く、塩分濃度も丁度良く、優れた仕上がりの清湯と思います。
麺は中細の縮れ麺ですが、
この「縮れ具合」がかなりのもの。
口の中でブルブル震える食感です。
牛込柳町の「葉山」を髣髴とさせる、面白い麺です。
そしてチャーシューは、
これでもかというくらいの分厚さ。
此方は大阪の「人類みな麺類」を思い出させます。
脂身も当然多いのですが、とてもジューシーで美味。
◆感想
かなりの満足度でした。
他の方々の投稿写真をtwitterで見ていて、
正直そのシンプルなビジュアルに惹かれなかったのですが、
実際味わってみると、その内容には文句無しといった処。
提供期間中、また頂きたい一杯ですね。
2017/10/08 更新
2017/09 訪問
5店舗対抗「牛を使った限定らーめん」
「牛限定(1000円)」
点数:82点
スープは本店と似た様な感じ。
表面の油は矢張り気になります。
ただ、此方ではボルチーニオイルを加えることで、
香りとコクを増す工夫をしています。
具は別皿提供で見栄え的にも綺麗。
牛スジ肉を入れると、
牛の脂が溶け出して旨味・甘味が増します。
岩海苔に関しては、牛清湯との相性がどうだったかなと。
ご飯には漬け卵黄が乗っています。
そのまま頂いても至って普通で、面白みが無いので、
残ったスープに入れてみましたが、どうも合わなかったです、、、
◆感想
それなりの工夫は見られました。
具の別皿提供も手間が掛かっていて好印象。
ただ、所々疑問に思うことがあったのも確か。
2017/09/28 更新
2017/08 訪問
限定「イカしたあっさり煮干しそば」
「イカしたあっさり煮干しそば+まさの味玉(900円)」
点数:85点
8月1日~13日まで提供の限定。
昼夜各15食。
限定用の味玉・和え玉もあります。
店舗説明によると、、、
「大量の鶏と豚のスープに烏賊煮干しを加え、
バランス良く仕上げました」
「カエシは日本一醤油を使った特別カエシ」
「油は烏賊煮干しチー油」
スープは確かに「あっさり」しています。
ただ、烏賊の存在は思ったより強かったなと。
しかし、癖・臭みはほぼ無く、風味が強い感じ。
カエシも、
そんな「あっさりした」スープに合う、丁度良い塩梅。
麺は低加水の中細ストレート。
パツパツした食感で私的には割と好みの麺。
低温調理の鶏チャーシューは
かなり厚みがあるのですが、しっとり滑らかで非常に高いレベル。
◆感想
満足の行く限定でした。
刻み玉葱がより多いと良かったです。
和え玉目当てにもう一度頂こうかなと思います。
2017/08/06 更新
2017/07 訪問
今月末までの限定「台湾細つけ麺」
「台湾細つけ麺(800円)」
点数:73点
以前提供していた「台湾細つけ麺」が今月復活しました。
月末まで。材料切れ次第終了。
麺は流石のクオリティです。
挽き肉に葱にラー油と、シンプルながら
それだけで美味しく頂けます。
しかし、これをつけ汁に浸して食べると、
何だか「ぼやけた」味になってしまいます。
麺と汁との相乗効果が見られないという処でしょうか。
「細つけ麺」では無く、
以前「つけ麺一燈」で荒井さんが提供していた
「細まぜそば」にすれば断然纏りが良いと思うのですが、、、
それは今後に期待したいですね。
無料の追い飯は
余ったつけ汁に入れ、雑炊にして頂きました。
2017/07/28 更新
2017/06 訪問
今月末まで提供「サク郎」
「サク郎~塩煮干しジャンク汁なし油そば~(750円)」
点数:82点
6月7日~30日まで提供。
提供数に限りはありません。
材料切れ次第終了となります。
見た目は確かにジャンクな一杯です。
具に韮・卵黄・ニンニク・チーズ、
刻み海苔・炙りゴロチャーシュー、
エンリギのソテー・カラムーチョ。
しかし、実際味わってみると、
浅利塩カエシの効果もあってか
比較的穏やかな仕上がりとなっています。
これは如何にも佐久間さんらしいかなと。
麺は太く、固めに茹でられた特注自家製麺。
ワシワシと頬張る感じで、
こういった汁なしにはよく合った麺と思います。
後半は卓上のラー油を
少し掛けてみました。
麺を食べ終えた後は
追い飯が無料で付きますので、お忘れ無く。
2017/06/09 更新
2017/06 訪問
限定「わった昆布~昆布と煮干しのワンタン麺~」
「わった昆布(780円)」
点数:85点
今月の限定。
6月6日~20日まで。
昼夜各15食提供。
佐久間店長のブログ情報によると、、、
「純煮干しスープを下支えに、
日高昆布を使用した昆布スープで仕上げました。
カエシにも昆布を効かせていますので
グルタミン酸と煮干しのイノシン酸の旨味を重ねた一杯となります。
ちなみに『わった昆布』の『わった』は津軽弁で沢山という意味です」とのこと。
スープは煮干しと昆布のバランス型かと思いきや、
昆布の旨味がぶわっと押し寄せて来ます。
これ程昆布の旨味に圧倒される清湯は初めてですね。
そして、食べ進めて行くうちに、
煮干しもじわじわと効いてくる感じ。
麺は中加水(?)の中細麺。
コシは程々で、もちもち感も少しあって、
面白い麺になっていると思います。
具には、
海苔・メンマ・葱・三つ葉
ワンタン・豚バラチャーシュー。
◆感想
かなり気に入りました。
今まで味わったことの無いタイプのスープです。
提供期間中にもう一度頂きたいと思います。
2017/06/08 更新
2017/05 訪問
レギュラーラーメンと週替わり丼と和え玉を。
「煮干しラーメン・麺少な目(680円)」
「牛タンネギ塩丼ハーフ(350円)」
「ジョニーさんに教わった和え玉(200円)」
いつもは限定ばかり頂いてますが、
たまにはレギュラーを、ということで、
「煮干しラーメン」を頂きました。
久し振りでしたが、
素直に美味しいと思える一杯です。
店名に「煮干し」を掲げるだけあるなと謂うレベル。
二ボラーも納得させる完成度と思います。
和え玉は肉が入らないシンプルな構成。
ですが、油の甘味と円やかさが見事。
そのままでも充分美味しい逸品です。
2017/06/02 更新
2017/05 訪問
限定「塩にぼっくす」と「牡蠣和え玉」
「塩にぼっくす(800円)」
「牡蠣和え玉(300円)」
「煮干し出汁潤餃子・3個(200円)」
点数:88点
「塩にぼっくす(サクマ式塩煮干しラーメン)」
は5月6日~21日まで提供。
昼夜各20食です。
「牡蠣和え玉」は数量限定で提供中。
「潤餃子」は新メニューです。
「塩にぼっくす」、、、
スープは二段仕込みの純煮干しスープ。
カエシには「浅利塩カエシ」を使用。
塩と謂うことで、
優しく上品なスープを想像していましたが、全く違って、
煮干しの癖もえぐみも結構攻めて来る二ボラー向けの一杯。
万人受けはしないですが、好きな人にはたまらないと思います。
限定なので、これくらい攻める意味はあるでしょう。
麺は加水率33%の中細麺。
コシがあって、少しもちもち感もあって、
面白い麺と思います。
具にはメンマ・海苔・三つ葉・小松菜・2種のチャーシュー。
牡蠣和え玉は低加水で固めの茹で具合。
そのままでも充分美味しい逸品です。
(これは期間中にもう一度食べてみたい)、
そう思わせる高い完成度の限定でした。
2017/05/07 更新
2017/04 訪問
4月限定「淡麗塩煮干しつけ麺」
「淡麗塩煮干しつけ麺(800円)」
「ローストポーク丼ハーフ(350円)」
点数:82点
4月限定メニューです。
提供数に限りはありません。
つけ汁は煮干しの旨味がシャープ。
と同時に、浅蜊塩カエシの効果で円やかさもあります。
塩分濃度も適切で油も気にならず、、、
ただ、仕方の無いことですが、
麺を漬ける度に水で薄まって、温度も低下して行きます。
並盛りでも後半は味がぼやけて来ますね。
チャーシューは鶏・豚肩ロース・豚バラ。
つみれは刻んだ柚子が入って後味さっぱり。
ローストポーク丼はパクチーが入ります。
苦手な方は抜いてもらいましょう。
2017/04/06 更新
2017/03 訪問
淡麗煮干しつけ麺の「裏メニュー」
「あっさり淡麗煮干しつけ麺・裏(800円)」
点数:82点
佐久間店長のブログを
見た方限定の「裏メニュー」です。
提供数に制限はありません。
この「裏メニュー」は
「微乳化煮干しラーメン」の
麺とスープをつけ麺にしたもの。
つけ汁は苦味あり癖ありですが、
旨味も充分で切れ味があります。
個人的には、
「表」の上品なつけ汁より好みですね。
麺自体の美味しさは
「表」の方が優れていると思います。
本来はラーメン用の麺なので、そうなるかなと。
結論としては、
つけ麺では無く、
通常のラーメンとして頂いた方が満足出来る、
という感じです、、、
2017/03/08 更新
2017/02 訪問
以前よりレベルアップした「煮干しラーメン」
「煮干しラーメン(680円)」
「福長君の鶏チャーシュー(200円)」
点数:85点
「煮干しラーメン」は
以前よりスープが濃厚になってますね。
其と同時に煮干しの旨味も増しています。
二ボラーにとっても満足の行く煮干しそばです。
新しいトッピング「鶏チャーシュー」は
思いのほか「あっさりした」味付け。
単体では鳥渡物足りないかもしれませんが、
ラーメンと一緒に頂くなら丁度良いかも?
それとこの日は「ステーキ丼ハーフ」も注文。
(写真が綺麗に撮れなかったので掲載せず)
肉はアンガス牛を使用し、特製オニオンソースが掛かります。
2017/02/22 更新
2017/02 訪問
限定・背脂煮干
「サクマ式背脂煮干ラーメン
~にぼっくす~(780円)」
点数:88点
*2月1日~2月12日まで。
昼夜各15食限定。
並盛り・中盛り同料金。
新潟出身の佐久間さんが
ご当地らーめん「燕三条系背脂煮干」を
自分流にアレンジした一杯。
スープは特選煮干しを使用。
えぐみや癖は無く、心地よい苦味。
濃厚では無く、あっさりしています。
醤油は新潟産のものを使用。
その主張は控え目で、
煮干しの旨味を引き立てるもの。
麺は手揉みの太麺。
ブルブルと舌を震わす面白い食感。
スープともよく絡みます。
並盛り(150g)にしましたが、
物足り無くなるくらい、箸が進みました。
具はメンマ・岩海苔・三つ葉・紫玉葱。
チャーシューは鶏と豚の低温調理。
素直に気に入りました。
「燕三条系にしては背脂が少ない」、
そんな指摘もある様ですが、
個人的にはマイナス要素とは成らず、、、
期間中、
もう1度頂こうかと思います。
2017/02/05 更新
「濃厚煮干しラーメン(730円)」
点数:82点
12月31日で閉店する此方。
何かレギュラーメニューを食べるつもりで入りましたが、
限定の「濃厚煮干し」が残っていたのでボタンをぽちり。
この日の構成は烏賊にカマス。
スープは兎に角、烏賊。分かり易く、烏賊。
とは言っても、癖・臭みは結構抑えられていて、風味が強いという感じ。
そんなにマニアックな仕様でも無く、比較的マイルドなスープと思います。
初日に食した「濃厚煮干し」よりも個性があって、好感は持てました。
*明日・明後日は限定メニューをやるそうです。
気になる方は、佐久間さんのtwitter・ブログをチェックして下さい、、、