22回
2016/12 訪問
「カモーンシリーズ」と共にあった今年の麺活。
再訪(2016.12)
「カモーン7号(950円)」
カモーン最後となる「7号」は、
「鴨出汁醤油そば」です。
シリーズの中では1番正統派の一杯かと思います。
今回、
麺は加水45%の手揉み平打ち麺。
カエシは「バリバリジョニー」から譲られた特別なもの。
チャーシューは違う調理法を用いた7種の鴨肉。
ご飯は天婦羅が乗ったそぼろ飯。
また、最後ということでアンケートがあり、
その中で1番人気のあった「○号」は来年再提供されるそうです。
私は2号、5号と書いておきました。
ところで、、、
他のレビュアー様も書かれてますが、
整理券をもらっておいて、
お店が指定する時刻に戻らない客は、
どういうつもりでしょうか?
5分程度ならまだ分かりますが、
20分遅れとなると非常識としか思えません。
そんなルールを守れない人間が、
「一燈グループ」の常連であって欲しくない、、、
そう呟きたくなります。
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「極濃煮干しらーめん(800円)」
「ローストポーク(200円)」
販売休止中だった「極濃煮干し」が、
12月限定として復活しました。
昼夜各20食の提供となっております。
矢張り美味しいですね。
煮干補給を欲する時は有り難い一杯と思います。
また、非常にマイルドで癖の無い仕上がりなので、
濃厚煮干の入門編(?)としてもお勧めでしょう。
ローストポークは別皿提供です。
写真撮影前、丼の縁に乗せました。
是非「和え玉」も復活させて欲しいものです。
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再訪(2016.11)
「カモーン6号(800円)」
今回のスープは、
「鴨と帆立が半々になる様にした」とのこと。
なので、鴨の旨味がぶわっと来る感じは無く、、、
良く言えばバランス重視、
悪く言えば物足りなさも、、、
コスパは毎度素晴らしいですね。
来月の7号でいよいよ最後となります。
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再訪(2016.11)
「濃厚煮干し和えそば ニボーン+味玉クーポン(800円)」
11月限定の商品です。
提供数に制限はありません。
追い秋刀魚煮干しの上品な油が特徴。
味玉は「ぴあ」のクーポン使用で無料です。
煮干し感が弱いという意見が見受けられますが、
万人向けの甘さというのもありかと思います。
ただ、麺の柔らかさは気になりました。
ぐにゅぐにゅっとした食感で、コシというのは無し。
タレとの絡みは良いと思いますが、、、
麺を食べ終えた後は、
卓上のスープ割で〆られます。
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再訪(2016.10)
「鴨白湯そば~カモーン5号~(800円)」
スープ:鴨の丸鶏、鴨ガラを大量に使用
香味野菜を数種使用
麺 :粉は「信濃大地」を使用
切り歯22番の細麺
油 :鴨の丸鶏からとった油
チャーシュー:3種類の違う調理法の鴨肉
シリーズの中で1番と言って良い程気に入りました。
ご飯も付いて800円というコスパの良さには脱帽です。
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「あっさり煮干し中華そば(680円)」
「ミックスチャーシュー(300円)」
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再訪(2016.10)
「秋刀魚とボルチーニ香る淡麗つけ麺(800円)」
10月の限定です。
提供数に制限はありません。
細麺はいつもと変わらず。
つけ汁はボルチーニより、
秋刀魚が前面に出て来ますね。
とは言っても、
秋刀魚の癖や苦味は無く、
飽くまで「じんわりと」という印象。
具には、
しめじの煮浸し、大葉、秋刀魚の竜田揚げ、大根おろし。
流石に「カモーンシリーズ」に比べると、
インパクトに欠けてしまいますが、、、
品のある、美味しい限定だと思います。
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再訪(2016.9)
「カモーン4号~鴨出汁淡麗細つけ麺~塩ver.(800円)」
提供期間:9月21日~30日
提供数:昼夜各15食
阿部さんの説明によると、
「いつも同様、粉は信濃大地を使い、
切歯20番で細麺というより中細ぐらいにし、
モチモチ感を感じて頂けるような使用にしました。
昆布水も丸1日水出しした昆布に、
少量貝出汁を混ぜてあります」と。
つけ汁は鴨の芳醇な香り、
冷やしの時とは違い、明確な鴨の旨味。
ただ温度の低下と共に、香りも旨味も、、、
その為、「つけ汁の温め直し」が出来ます。
鴨肉は文句無しに絶品。
抹茶塩は余り効果が分からず。
味変のオレンジは鳥渡香りと酸味が強過ぎる様な?
「カモーン」は7号までやるそうです。
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再訪(2016.8)
「カモーン3号~鴨出汁冷やしそば~(800円)」
提供期間:8月27日~9月2日
提供数:昼夜各20食
*〆のご飯が無料で付きます。
スープ:鴨の丸鶏、鴨ガラを大量に使用。
香味野菜を数種類使用。
麺 :粉は「信濃大地」を使用。
:切り歯24番の細麺。
油 :鴨の丸鶏からとった油。
チャーシュー:鴨の丸鶏を中温調理したもの。
「冷やしで鴨の出汁感を強調させるのは難しい」と、
佐久間さんが提供前に語っていた通り、
矢張り、香りも旨味も温かいスープに比べると、、、
「鴨出汁冷やし」では無く、
単に「冷やし塩そば」と考えれば、
また評価も違って来ると思います。
ただ、阿部さんの工夫と苦心の跡は、
充分に食べ手に伝わりました。
ご馳走様です。
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再訪(2016.8)
「名古屋コーチン細つけ麺(800円)」
夏季限定メニューです。
提供数に限りはありません。
オープン当初に販売されていた、
「あっさり淡麗鶏つけ麺」の、
ブラッシュアップバージョンということ。
つけ汁は油が少なくなってます。
醤油ダレは、濃過ぎず薄過ぎず丁度良し。
細麺はいつも通りの美味しさ。
鶏チャーシューは今回、
トリュフオイルが掛かっています。
しかし、どうも匂いが強くて個人的には抵抗感が、、、
これは意見が分かれそうです。
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再訪(2016.7)
「カモーン2号(800円)」
「鴨白湯和えつけそば・カモーン2号」
7月16日から30日まで。
昼夜各15食限定。
スープ:鴨の丸鶏、鴨ガラを大量に使用。
香味野菜を数種類使用。
麺:粉は信濃大地を使用。
切り歯20番の薄刃。
油:鴨の丸鶏からとった油。
チャーシュー:4種類の違う調理法の鴨チャーシュー。
・麺はやや細い平打ち縮れ麺、タレとの絡みは抜群。
・鴨チャーシューはどれも臭み無く美味。
・ソテーされた玉葱のスライスは、甘味があって美味しい。
・刻んだ紫玉葱はシャキシャキとして、良いアクセント。
・春菊の清涼な香りは、鴨との相性が素晴らしい。
・つけ汁もあるが、そのまま「和えそば」として最後まで頂ける。
「カモーン3号」は冷やしとの情報。
そちらも楽しみです。
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再訪(2016.7)
「極濃煮干しらーめん(780円)」
「和え玉(200円)」
「和え玉」の提供が始まったので、
それを目当てに伺いました。
数量限定では無い様ですが、
売り切れになってしまう場合もあるそうで、、、
訪問の際はご注意を。
麺量は1玉分。
具も、「和え玉」にしては多いですね。
タレは適量で、塩味も丁度良いです。
そのままでも、充分美味しい「和え玉」です。
過去に私は、煮干しの有名店、
HやKやIやOやKやIや、、、
彼方此方の「和え玉」を頂きましたが、
この「和え玉」は文句無しと言って良いクオリティ。
そして、200円でこの麺量と具、コスパにも満足です。
これは是非召し上がって頂きたいですね。
この「和え玉」目的だけでも、
新小岩まで訪問する価値は充分あると思います。
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再訪(2016.5)
「鴨出汁淡麗細つけ麺・カモーン1号(800円)」
5月3日から15日まで提供。
昼夜各15食限定。
今回の限定は佐久間さんでは無く、阿部さんによるもの。
スープは「鴨の丸鶏、鴨ガラを大量に使用」
油は「鴨の丸鶏からとった油」
昆布水は「かごめ昆布と数種類昆布を使用」
麺は「切り歯22番の細麺、粉は信濃大地を使用」
チャーシューは「3種類の違う調理法の鴨チャーシュー」
つけ汁は、矢張り油が多め。
しかし、鴨の旨味はしっかりと。
後半、鳥渡飽きが来てしまうかな、、、
鴨チャーシューは絶品。
春菊の天ぷらは良い箸休めに。
天つゆにも鴨出汁を使用と、凝っています。
創意工夫が充分窺える限定です。
麺は相変わらず素晴らしいですし、具にも感心。
並ぶ価値はあると思いますね。
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再訪(2016.2)
「サクマ式重厚豚清湯・ぶたっくす(780円)」
2月24日から3月9日まで、昼夜各15食限定。
スープは、「豚ガラを大量に使用した重厚豚清湯」
カエシは、「牡蠣塩カエシ」
チー油は、「ホタテチー油」
「豚清湯」と謂うことで、
どんなスープなんだろうと興味津々でした。
スープの色は、「すぺちあ~れ」を思い出す、綺麗に輝く黄金色。
「豚ガラを大量に使用」しながらも、
豚骨らしい臭みや癖は全くありませんね。
そして、清湯でありながら、実に濃厚な旨味があります。
牡蠣塩カエシは上品で風味も素晴らしいです。
ホタテチー油も甘味を加えるのに一役買っています。
単に「豚の旨味」だけでは終わらない、面白みと深みを感じます。
麺は、「切り歯24番の細麺」
前回の「えびっくす」と同じですね。
具には、万能葱・白髪葱、
そして、「パストラミチャーシューと阿部さんの鶏チャーシュー」
ペッパーの効いた「パストラミチャーシュー」は結構気に入りました。
「豚清湯」という非常に珍しい一杯。
口に合うかどうか、少し不安もありましたが、流石は佐久間さん。
工夫にもバランスにも優れた、満足の行く限定でした。
次は「○○っくす」でしょう?
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再訪(2016.2)
「えびっくす・〆の雑炊付き(780円)」
2月2日から16日まで、昼夜各15食限定で提供、
「サクマ式伊勢海老塩ラーメン えびっくす」を頂きました。
スープは「伊勢海老をメインにしじみと昆布、鶏で炊き上げました」と。
カエシには「3種の塩と伊勢海老出汁」を使用し、油は「伊勢海老油」
日菜子店長より丼が届けられ、スープを一口啜った瞬間、
「うわ、来るなこれ。凄いなあ」と思わず声が出てしまった。
もう、笑っちゃう程に伊勢海老!!!
頭の中で、真っ赤な伊勢海老が踊り出します!!!
(ありゃ~佐久間さん、こんな凄いの作っちゃったの?!)と感心感激雨霰。
伊勢海老の旨味・風味が全開なのですが、
甲殻系の癖・臭み・エグミが全く無いんですね。
そして、嫌味も雑味も感じさせません。
貝・昆布・鶏も、伊勢海老の奥に隠れながら、軽く下支えしております。
麺は「切り歯24番の細麺」
具には、海苔・葱・メンマ・水菜・パストラミチャーシュー。
麺を食べ終えた後は、プチライスを頂き、雑炊で〆。
もう大満足です。文句無しです。
「甲殻系塩清湯」としては、私にとって過去最高の一杯となりました。
「海老らーめん」を売りにする人気店とは一線を画す傑作です。
「つけ麺一燈」の「エビラー」、「豚骨一燈」の「福原海老蔵」、
私は両方頂きましたが、この「えびっくす」は抜きん出ています。
スープを一口啜っただけで、(これは勝負あったな)という感じ。
「一燈グループ」の「海老対決」は、「煮干し中華そば一燈」に軍配!
佐久間さん、素晴らしい一杯をありがとうございます!
今回の限定は2週間続くので、お時間のある方は是非!!
これを逃すのは勿体無いです!!
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再訪(2016.1)
「台湾細つけ麺(800円)」
昨今流行の「台湾まぜそば」をつけ麺に仕立てたもの。
実にユニークで面白く、早くもリピーター続出中です。
先ずは、麺と挽き肉を絡めて頂きます。
そして、つけ汁に浸して頂きます。
最後、無料の「プチライス」に余った挽き肉とつけ汁を入れて、頂きます。
斬新で、非常に面白い「細つけ麺」だと思います。
兎に角、細麺が抜群に素晴らしいので、つけ汁無しでも満足出来ます。
正直、、、
(つけ麺では無く、「台湾細まぜそば」にした方が、出来は良いのでは?)と。
この「台湾細つけ麺」は昼夜20食限定となっています。
他では出会えない一品ですので、一度味わう価値はあると思います。
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再訪(2015.12)
「大晦日限定・『しおそば すぺちあ~れ』(800円)」
この日を以って「一燈グループ」を退職する出塚恭平氏。
その出塚氏による最後の限定が、大晦日に提供されることとなりました。
提供数は30食。
整理券配布は朝7時から。
(1時間前の6時では遅いだろうな)と、5時15分に伺う。
先客13名と、大体予想通りの人数。
先頭の方は3時から並んでいたというから、恐ろしい。
待っている間、ラオタの人達らしい会話が交わされていた。
「昨日はねえ、『トイボ』に行って、『くろき』に行って、その後『篠はら』に行って、、、」
「今日はこの後『ソラノイロ』、それから『ほん田』狙ってみようかな」
「昨日『柴崎亭』の行列凄かったよ~。twitterに写真一杯上がってたね」
「新年最初は『灯花』かな?『よしかわ』の2号店も楽しみだな~」
「来月は『不如帰』で限定でしょ?良い素材使ってるらしいよ」
6時3分、並びが30名に達した。
6時30分頃、本日の主役出塚氏登場。
6時35分頃、今回の限定を特集したテレビ朝日の特集が流れる。
皆、ワンセグを見ながらワイワイ騒いでいた。
6時45分頃、整理券配布開始。
再集合は10時30分。
一旦自宅に帰り、10時25分に店に戻る。
開店前、出塚氏から丁寧な御挨拶。
「本日を以って、『一燈グループ』を退社致します」
「感謝の気持ちで、一杯一杯心を込めてつくります」と。
定刻11時。いよいよオープン。
丁度私の前で1巡目の案内が終了。
食べ終えて出て来た方が、
「いや~、凄かったよ。予想以上。傑作だね」と絶賛。
その内私も中へ案内され、
早朝から心待ちにしていた一杯が目の前に届く。
黄金色に輝く、見目麗しい塩清湯。
手を付けるのを躊躇われる様な、魅惑的な美しさ。
スープには「数種類の貝、昆布、鶏肉を使用」
カエシは「牡蠣煮干しを使用し、独特な香りと濃い出汁を抽出」
香味油は「上質な鶏油に2種類の高級素材を加え、香り高く旨味を凝縮」
過去に味わったことの無い、全く記憶に無い味。
どう説明したら良いのか、正直分からない。
貝の旨味・昆布の甘味・牡蠣煮干しの風味、、、
「海の恵みが詰まった一杯」と言うと陳腐な表現だが、
複雑ながらバランスに優れ、旨味の凝縮された、圧巻の塩清湯。
前回頂いた「かきやんZERO」よりも、
更に魚介の癖が抑えられているにも関わらず、旨味とコクと深みは増している。
正に出塚氏渾身のスープ。
麺は、スープとの相性抜群の細いストレート。
具は、白髪葱・紫玉葱とシンプル。
チャーシューは、
「国産豚肩ロースを一晩特製のタレに漬け込み、
コンベクションオーブンで焼き上げた」もの。
最近は控えていますが、流石にスープは完飲。
(寒い中、並んだ甲斐があったな)と満足して退店。
この一杯は、謂わば出塚氏の「卒業論文」でしょう。
「自分が一燈で学ばせて頂いたことのすべてをこの一杯に集約致しました」という言葉通り、
(これ以上のものはつくれません)という声が、スープから洩れて来る様でした。
出塚さん、「一燈グループ」での4年半、お疲れ様でした。
地元静岡で自身のお店を持たれた際は、必ずお邪魔したいと思います。
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再訪(2015.12)
「牡蠣出汁塩らーめん・かきやんZERO(800円)」
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再訪(2015.11)
「濃厚煮干しつけ麺(830円)」
「つけ麺 一燈」で唯一未食だったメニュー。
「宮元」のライトバージョンという説明。
個人的には「淡麗煮干し」よりしっくり来ますね。
矢張り、つけ麺は「太麺」に「濃厚つけ汁」というのが、単純で分かり易い。
つけ汁は、確かに「宮元」を軽くした感じ。
これならば間違い無く万人向けでしょう。
癖もエグミも無く、甘味が強く、まろやかで優しい「煮干し」
しかし、「宮元」の「グイグイ攻めて来る中毒性」に比して、
此方の「濃厚煮干し」は「守りに入り過ぎている」と思う。
それはそれで狙い通りなのかもしれないが、、、
煮干しを欲するならば、
「濃厚煮干しつけ麺」よりも「極濃煮干しらーめん」が断然お勧め。
コスパにも不満が出ません。
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再訪
「あっさり淡麗煮干しつけ麺(800円)」
つけ汁は「鶏つけ麺」より断然好み。
チャーシューは豚バラ。酢橘は付かない。
そして、この「淡麗煮干しつけ麺」には「メレンゲ」が付く。
「一燈グループ」では初めての試み。実に斬新。
中には「肉団子」が入るという、面白みもある。
ただ、この「メレンゲ」の効果が個人的には理解出来なかった。
つけ汁に入れれば溶けるかと思いきや、半固形状のまま。
麺に絡ませるのも変だし、具として食べるのも違うし、、、
味変を狙うのであれば、何か別のやり方があったと思うが。
この「メレンゲ」は逆に評価を下げてしまうのでは?
何にしても、新店「煮干し中華そば一燈」の魅力は麺の素晴らしさ。
この麺を味わうだけでも、訪問の価値は充分あるでしょう。
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10月16日にオープンした「煮干し中華そば一燈」
これで新小岩には「一燈」系列が4店舗出来たことになる。
その勢いに感心する反面、他のらーめん店が少し気の毒ではある。
オープン初日の夜7時頃訪問。
並びが6名と拍子抜けだったが、その後一気に15名くらいやって来た。
15分程で中に案内され、券売機の前へ。
メニューは、
つけ麺が「淡麗煮干し」「淡麗鶏」「濃厚煮干し」
らーめんが「煮干し」「極濃煮干し」
厨房にいた坂本社長に伺うと、
「淡麗系以外の3つは、『つけ麺一燈』と同じです」と。
ならば、選択は「淡麗」の「煮干し」か「鶏」しか無い。
少し迷い、10月限定提供という「鶏」の方に決めた。
「あっさり淡麗鶏つけ麺(800円)」の食券を購入。
厨房の佐久間さん・出塚さんはグループの中でもベテランのお2人。
それでも、初日とあってオーダーミスが発生したり、まだ慣れない御様子。
10分以上待って着丼。
つけ汁は、名古屋コーチンの鶏油・鶏出汁・カエシを合わせた、醤油清湯。
淡麗ということで、粘度は全く無いシャバシャバ系。
鶏油が多めで、油っこいのが好きになれない。
また、濃口醤油が強めに効いて、鳥渡しょっぱい。
麺は自家製、全粒粉入りの細いストレート。
昨今流行りつつある、「昆布水」に浸かった状態で提供。
小麦の風味も喉越しも素晴らしい。
きっちりと〆られ、綺麗に折り畳まれた様も良い。
具は、メンマ・三つ葉・低温調理の鶏胸肉。
味変には定番の酢橘を用意。
卓上には、ポットに入った「スープ割り」があるが、
この「淡麗つけ麺」の場合、「昆布水」がその代わりとなる。
それでも、「油っこさ」と「しょっぱさ」は変わらず、
取り敢えず数口飲んだだけで、店を後にした。
感想として、
「一燈」らしい上品さはありますが、斬新な「淡麗つけ麺」とは言えませんね。
この「淡麗鶏」に関しては、「やまぐち」の「鶏つけそば」を思い出します。
「麺を昆布水に浸ける」というのも、
初めて見る人にとっては珍しいでしょうが、
ラーメンファンにしてみれば、別に真新しい手法でもありません。
また、「淡麗つけそば」ということでは、
以前「豚骨一燈」の福原店長が限定で出した、
「鶏と貝の淡麗つけそば」の方が遥かに魅力的でした。
どうしても比べてしまい、評価が伸びません。
次回頂く予定の「淡麗煮干し」に期待します。
カモーン7号 950円
極濃煮干しらーめん+ローストポーク 1000円
カモーン6号 800円
濃厚煮干し和えそば ニボーン+味玉クーポン 800円
鴨白湯そば〜カモーン5号〜 800円
秋刀魚とボルチーニ香る淡麗つけ麺 800円
カモーン4号 800円
カモーン3号 800円
名古屋コーチン細つけ麺800円
カモーン2号 800円
和え玉 200円
鴨出汁淡麗細つけ麺・カモーン1号 800円
ぶたっくす 780円
台湾細つけ麺 800円
極濃煮干しらーめん 780円
えびっくす 780円
えびっくす・〆雑炊
大晦日限定・芳醇塩清湯ラーメン「しおそば すぺちあ~れ」 800円
あっさり淡麗鶏つけ麺(細麺) 800円
淡麗鶏・つけ汁
牡蠣出汁塩らーめん・ かきやんZERO 800円
かきやんZERO お茶漬けセット
あっさり淡麗煮干しつけ麺(細麺) 800円
淡麗煮干し・つけ汁
濃厚煮干しつけ麺(太麺) 830円
濃厚煮干し・つけ汁
淡麗煮干し・メレンゲ
カモーン7号・醤油そば
カモーン7号・ご飯
カモーン7号・鴨チャーシュー
あっさり煮干し中華そば 680円
ミックスチャーシュー 300円
海鮮丼ハーフ 280円
2016/12/25 更新
「濃厚煮干しラーメン 〜 ニボーン2号~(800円)」
点数:86点
1月20日を以って、
阿部さんが「煮干し中華」での勤務を終え、
本店へ異動となることに。
最後の日ということで、
緊急限定(?)として提供されたのが、
「二ボーン2号」です。
スープはエグミが全く無く、苦味も殆ど感じず。
甘味が強調され、非常に円やかな濃厚煮干し。
ただ、土台となる鶏白湯がかなり強い為、
コアな二ボラーにとっては評価が厳しくなるかも?
麺は「カモーンシリーズ」で御馴染みの信濃大地を使用。
「極太」と言って良いくらいの太麺で、もちもち感が凄い。
濃厚煮干しには珍しいですが、これはこれで面白いと思います。
チャーシューは鶏・豚・鴨の3種。
更にフォアグラも入って贅沢です。
これで替え玉も頼めれば尚良いのでしょう。
兎に角、、、
「カモーンシリーズ」で
去年の麺活を盛り上げてくれた
阿部さんに感謝です。