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一週前に予約を取ることができたレストランに向かうため、わざわざ東京から車で福岡に向かいました。 東京の寿司とは異なり、ここでは雑多な前菜やお酒は一切提供されず、純粋な寿司だけが提供されます。 食材が口に入る感触は、職人の手から伝わる体温とともに、素材の新鮮さが完璧に閉じ込められています。 まさに金メダルの店、2時間に及ぶ完璧な食体験でした。
2023/11訪問
1回
友人が日本に遊びに来ると、まず最初に「鮨を食べたい」となることが多い。そんな時に真っ先に頭に浮かぶのが「鮨 あらい」。 ここは外国人ゲストにも非常に評判が良く、味の分かりやすさだけでなく、職人さんとのやり取りや雰囲気づくりまで含めて、とても親切に対応してくれる。寿司というと敷居の高さを感じる人もいるが、あらいでは自然体で楽しめるのが魅力だと思う。 ネタはどれも鮮度抜群で、赤酢のシャリとのバランスが絶妙。特にマグロの握りは脂の切れが良く、噛みしめるごとに旨味が広がる。白身の昆布締めや、貝類の食感のコントラストも見事で、一貫ごとに「次は何が出てくるんだろう」という期待感が高まる。 また、あらいの大きな特徴はカウンター越しの会話。板前さんが気さくに声をかけてくれるので、初めて鮨屋に訪れる人でもリラックスして過ごせる。英語でのやり取りもスムーズで、観光客を連れて行っても安心。実際に外国人の友人も「ここなら何度でも来たい」と言っていた。 近年の拡張スピードも納得で、まもなくシンガポールにも新店舗をオープンするとのこと。海外の人にとって「鮨あらい」が日本を代表する鮨屋のひとつとして受け入れられていくのは自然な流れだろう。 総じて、東京で友人と鮨を楽しむならまず候補に挙げたい一軒。格式張らず、それでいて確かなクオリティを味わえる、非常に貴重な存在だと思う。
2025/09訪問
1回
東京から車で4時間、 寿司を求めて全国を回ってきたけれど、日本海側で寿司を食べるのはこれが初めて。 店内の雰囲気は落ち着いていて居心地が良く、何より職人さんたちのルックスが全体的にハイレベル。 ただ、そのイケメンたちが互いに言葉少なげで、どこかギスギスした空気もあり…… まるで本当の兄弟のような、絶妙な距離感がまた面白い(笑) ネタのレベルは想像以上。 東京ではなかなか出会えないような質の良いトロ、ウニ、名前も聞いたことのないような地魚まで、 すべてが抜群の鮮度と旨味。 しかも仕込み方や握りの加減も絶妙で、ただの素材勝負に終わっていないところに本気を感じます。 特に印象的だったのは、軽く昆布締めされた白身と、自家製の塩水ウニ。 優しい味つけで魚そのものの甘みが引き立っていて、日本海の豊かさを五感で感じられた。 東京からわざわざ来る価値があるか?と聞かれたら、答えは「YES」。 遠征寿司の醍醐味が詰まった一軒。 次は季節を変えて、冬の寒ブリや香箱ガニの時期にも再訪してみたい。
2025/06訪問
1回
行き先に迷った時は、とりあえずお気に入りのホテルを選んで、 コンカフェの推し子を誘って一泊するのがいつものパターン。 今回は紅葉の季節ということもあり、久しぶりに日光のリッツ・カールトンへ。 中禅寺湖を眺めながら食事ができるのがこのホテルの醍醐味。 ……とはいえ、今の時期は17時を過ぎるとすぐに暗くなり、 気づけば湖どころか自分の影も見えない(笑)。 それでも料理は安定のクオリティ。 こういうリゾートホテルのディナーは「感動」よりも「安定」を求めるものだと思っているので、 その点では十分に満足できた。 今回はあえてコースを頼まず、単品で注文。 すっぽんの茶碗蒸し、鯛と松茸の椀物、天ぷら、そして牛肉の一皿。 どれも丁寧に作られており、味に大きなブレはなし。 特にすっぽんの出汁の香りがよく、冷えた体にじんわり染みた。 食後はそのまま温泉へ。 料理の余韻よりも、湯けむりと静けさに包まれる時間の方が印象に残った夜だった。
2025/10訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2025 選出店
阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷/寿司
阿佐ヶ谷の「鮨 しゅん輔」。 高級店みたいなド派手な演出はないけど、値段はとにかく良心的で、寿司もちゃんと一板一眼。ネタも新鮮で、「うん、寿司だな」って素直に思える。 でもここに来る本当の理由は、寿司そのものじゃない。 一緒に行った「まだあんまりいい店を知らない子」が、目をキラキラさせながらこっちを見てくる瞬間にこそ価値がある。 その視線を浴びながら心の中でこう思うわけだ: 「よし、今日のオレは“鮨マスター”に見えてるな」って(笑)。 そして案の定、帰りの電車でスマホを覗くと、 SNSに「今日は予約困難な寿司屋に連れて行ってもらいました♡」の投稿。
2025/09訪問
1回
久しぶりに初音寿司を訪問。前回伺ったのはもう10年も前のことで、今回のカウンターには弟子さんが立っていた。 率直に言うと、やはり師匠の頃と比べると味わいの奥行きや一貫ごとの完成度には差を感じる。とはいえ、一人8,000円という価格設定を考えれば、あまり強くは言えない部分でもある。むしろこの価格帯できちんと江戸前の仕事を体験できるのはありがたい。 雰囲気は以前と変わらず、落ち着いた店内で気兼ねなく鮨を楽しめる。外国人や初めて鮨屋に行く友人を連れて行くにはちょうど良いバランスで、肩肘張らずに会食ができる点も評価したい。 総じて、昔の初音寿司を知っている人にはやや物足りなさを感じるかもしれないが、コストパフォーマンスや使い勝手を考えると、今でも十分「友人をもてなす場」として活躍してくれる一軒だと思う。
2025/09訪問
1回
ニセコでスキーをしているとき、宿泊していたホテルのスタッフが私に予約を勧めたのは、東京でミシュラン三つ星とされるレストランです。何はともあれ、ニセコで寿司を楽しむことは贅沢なことです。 職人の技術は修行の跡を感じさせ、選ばれた食材も本当に最高級で、熟成処理が施されていますが、それでも食材自体の味わいを感じることができます。 ただし、価格は基本的には東京で2万円前後の寿司店と同等です。しかし、やはりニセコで物価は非常に高いですね。
2024/01訪問
1回
三谷系のお店の一つであるにもかかわらず、個人的にはすでに3回訪れました。しかし、毎回どこか物足りなさを感じます。招待してくれる主厨は毎回異なり、それぞれの人が寿司に対する理解と技術も異なります。 たぶん初めて高級寿司に触れた私にとって、以前の三谷は非常に優れた存在でしたが、徐々に他の優れた寿司職人の作品を試した結果、三谷は営業シェフの管理に対してもっと厳格であるべきだと感じます。 もちろん、食材は変わらず、熟成の手法も驚くべきものですが、どこかしら沈浸感のある寿司の体験が足りないと感じます。
2023/12訪問
1回
3回目の訪問で、相変わらずの味で、実際に何も変わっていないことを確認しました。 シェフの技術は熟練しており、握られた寿司は口当たりや温度の面で非常に高い水準を持っています。魚の食材も実際に非常に新鮮で、ご飯との相性も抜群です。 ただし、ご飯に使われている酢が過剰で、酢の味が食材の味を覆ってしまっています。全体的な食事の雰囲気はやや重厚で、食事のプレッシャーを感じさせます。
2023/11訪問
1回
麻布台の「さいとう」を訪問。名店の看板を掲げているだけに期待は高かったのだが、率直に言えばその期待には届かなかった。 もちろん、日本らしい丁寧な接客や、場を和ませるような言葉はきちんと用意されている。形式的な「おもてなし」は整っており、初めて訪れる人であれば十分に満足できるのかもしれない。 しかし、数多くの鮨を食べ歩いてきた身からすると、どうしても本来の「さいとう」という名が持つ重みと、実際に出てくる鮨との間に差を感じざるを得なかった。シャリの切れ、ネタの扱い、そして一貫ごとの完成度――どれも悪くはないが、あの名を背負うに足る輝きは見つけられなかった。 総じて、招牌を信じて訪れる人にとっては「安定感」と「格式」を楽しめる場だろう。しかし、鮨を食べ歩き、本来の名店の力を知っている人にとっては、どうしても物足りなさを覚えるはずだ。
2025/07訪問
1回
札幌を訪れた際に予約したお店で、人数が多かったため、個室に案内されました。北海道の他の寿司店と比較して、まあまあの存在と言えるでしょう。 生ウニの単品は量が非常に少なく、1人分しかありません。使用されたウニもあまり良質ではありませんでした。ウニの茶碗蒸しには独自のアプローチがあり、蒸し卵の上に乗せられた焼きウニは特別な風味があります。 彼らの焼きチーズは非常におすすめです。柔らかく、口に入れた瞬間にその食材の焼き香りとチーズの香りが融合します。お酒にぴったりです。 寿司に関しては、普通の安価な寿司の口当たりに属し、握り技法や食材の処理においては、価格相応です。 総じて、観光客に受け入れられるお店と言えます。札幌観光で、ちょうど博野の近くにいる場合は、いくつかの試しを行うことができるでしょう。
2022/12訪問
1回
彼女と一緒に寿司を食べに行ったんだけど、その店の食材はどうだったかは置いといて、向かいに座っていたおじさんが一生懸命に寿司を握ってくれた。最初は寿司を握ることに慣れていないのか、緊張しているのか分からないけど、ずっと何かしらの無関係なことを喋って雰囲気を和ませていた。 話すことはそれほど気にしなかったんだけど、問題は途中でどの寿司にわさびを付けたか、忘れてしまい、再度一つずつ確認しに行く姿勢。そのおかげで食事の雰囲気はちょっとした混乱になり、味も何となく物足りなかった。でも、彼女はまだ世の中の様々な経験をしていないようで、それでも「美味しい」と言ってくれて良かった。
2023/12訪問
1回
福岡の寿司店「さかい」さんを訪問。 店内は独特な空気感で、黒衣のスタッフが酒を注ぎ、白衣の職人が寿司を握るという、どこか“西洋と江戸が混じり合ったような”不思議なコントラスト。非日常感があって、旅先ならではの高揚感を味わえました。 カウンター越しに立つ大将は、慈悲深い笑みを湛えた堂々たる風格。 目の前の12人を一人で仕切りつつ、私がワサビ抜きを希望したこともちゃんと把握してくれていて、その気配りに感動しました。経験値の高さを感じさせる余裕ある所作でした。 肝心のお寿司も、金賞クラスの実力はしっかり。 ネタは控えめで繊細な味わいのものが多く、それを引き立てようという意図か、シャリはやや塩味強め。 ただ、口の中でほどけた瞬間、その塩気がやや前に出てしまう感じがあり、もう少し抑えてもいいかもしれません。 それでも全体としては、福岡の寿司店としてはかなり上位に入る満足度。 機会があれば、また季節を変えて訪れてみたいお店です。