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夜の点数:4.6
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 4.2
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|雰囲気 3.4
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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昼の点数:4.6
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 4.2
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|雰囲気 3.4
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[ 料理・味4.6
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| サービス4.2
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| 雰囲気3.4
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| 酒・ドリンク- ]
独創性も、完成度も高い、創作寿司の数々
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香箱蟹
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甘海老
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のどぐろの蒸し寿司
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鮟肝
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穴子
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2011/11/22 更新
これまで全国各地の鮨を食べ歩いて改めて感じたことは、
東京の江戸前鮨の神髄は、素材の旨味を最大限に引き出す為に
「必要最小限の仕事」のみ施してあるということである。
それは、俗に言う「洗練の極み」に他ならない。
逆に、地方の鮨の神髄は、地の素材を用いて、独自の仕事を施すことにあるように思う。
素材にどのような仕事を施すか?
それは、北海道、東北、北陸、九州・・・等の地域の違い、
そして、店の職人の修業先や考え方によって大きく変わって来る。
地方の鮨店は確かに「余計な仕事」が目立つ・・・が、
個人的には、例え、「余計な仕事」であっても、地のネタとの(意外性のある)調和を楽しむことが、
地方の鮨店を巡る醍醐味だと思っている。
(ただし、白身に七味をかけたり、穴子に柚子胡椒を乗せたりするのは流石にNGであるが・・・)
地方の鮨店の評を拝見すると、東京の江戸前鮨と比べてどうこうという意見も目立つが、
個人的には、それは極めてナンセンスであるように感じる。
そもそも、私は地方に行ってまで、
東京の江戸前の仕事を、まんま踏襲したような鮨なんぞ口にしたくはない。
そういった意味で、東京の(高級)鮨店では、あまり、お目にかかれないネタや
仕事が施された、こちらの店の鮨は非常に気に入りました。
真鱈の白子の軍艦巻きや外子や内子を混ぜ込んだ香箱蟹の寿司、鮟肝、
そして、名物ののどぐろの蒸し寿司・・・等々、
どちらかというと、繊細というより、濃厚なる旨味を持つネタ中心でしたが、
個人的には、非常に楽しめる内容の鮨でした。
「単なるパフォーマンス的な創作」ではなく、
〆る、煮る、茹でるといった基本の仕事がしっかりとしており、
なおかつ、(御主人の)握りの技術もかなりのものだと感じました。
また、事前に「かなりお高い」と聞いていたので、
予約時に1万円で!と、お願いしたのですが、それでも十分楽しめました。
金沢は全国的でも有数の鮨の激戦区ですが、
(地方の鮨店に対して私のような考えを持つ方には特に)お勧め出来る一軒だと思います。