2回
2017/06 訪問
『塩ラーメン』をいただく
練馬区の成増に復活した名店『中華そば べんてん』に伺いました。
田中光勝店主が高田馬場で1995年創業。2014年6月にお店の老朽化などの理由で惜しまれつつ閉店。閉店日は徹夜組が出るなど熱烈なファンがいるお店でした。
約12年間勤めたお弟子さんは早稲田で、べんてんから譲り受けた製麺機と共に2015年5月『自家製麺中華そば としおか』を創業。瞬く間に人気店となりました。
そして、昨年9月18日成増で田中店主も息子の邦彦氏と『中華そば べんてん』を復活させました。
頂いた一杯は『塩ラーメン 中 900円』
豚骨、鶏ガラ、サバ節などの魚介をしようしたスープ。
提供直前の仕上げで、熱々のサラダ油を針生姜とネギの上からジュッとかけ、風味と香ばしさがブワァッと広がる。
自家製の中太麺。
大きい鍋で5〜6人分を泳がせながら茹で、平ザルで水切りする。
白くて美しい麺は小麦の風味とコシが素晴らしい。
大判の肉厚チャーシューは薄味で肉々しさと柔らかさを堪能。
素晴らしかった。。。
今までに頂いたラーメン⇒ http://y-senga.com/ramen/
2017/06/26 更新
忘れられない一杯の魅力を再確認しに、東京・練馬区成増にある名店「中華そば べんてん」に足を運びました。
頂いたのは『塩ラーメン (中)』。
この一杯には、私を満たすだけでなく、幸せに包み込む至福のひとときをもたらしてくれました。
「中華そば べんてん」は1995年に高田馬場で創業。
2016年9月に今の場所に移転してからも名店としてその地位を保つ『べんてん』。
その名声に違わぬ、絶品の一杯がここにはあります。
美しい自家製麺は、小麦の風味が豊かで、噛みしめる度に溢れ出る味わいが舌を喜ばせます。
モチモチとした食感の中太麺は、食べ応えも十分。
この麺が、豚骨の旨味と節系の豊かな風味が交錯するスープと絶妙に絡み合い、ラーメンの全体像を一層引き立てます。
特筆すべきは、提供直前に熱々のオイルを針生姜とネギの上から「ジュッ」とかけられ、一瞬にして香ばしさが口の中に広がる瞬間。
あの瞬間から、味わいが一気に深みを増し、すべてが一つのハーモニーを奏でます。
迫力満点の大判肉厚な肩ロース煮豚チャーシューは、肉の旨味がギュッと凝縮されており、その食感は柔らかさとほどよい歯応えが共存しています。
自家製メンマも絶妙な仕上がりで、一杯の中で個々の存在感を放ちつつ、全体としてのバランスを崩すことはありません。
『中華そば べんてん』の塩ラーメンには、ただただ舌を喜ばせるだけでなく、心まで満たしてくれる何かがあります。
本当に素晴らしい時間を、その一杯と共に堪能しました。
言葉を超えた至福の体験が、ここにはありました。
ごちそうさまでした❣️