42回
2017/01 訪問
ひとくち食べて再訪を誓った焼き鳥。
歌舞伎町のど真ん中、少し奥まった路地にある小さな焼き鳥店「鳥みつ」。
完全にノーマークだったこの店、かなり良くて驚いてしまった。
大ぶりの串ながら素晴らしい焼き、ひとくち食べて再訪を誓った。
10人も入ればいっぱいの小さな店は、
小さな2席のカウンター以外はテーブル席のみでひとりでは行きにくく、3人だと狭い。
というわけでふたりで行くしかない感じの店w。
焼き鳥のメニューが壁に貼られているが、
売り切れると札を裏返して赤字に変わっていく。
この日も20時ころにはどんどん赤字になっていったので、
早い時間に行くほうがいいだろう。
注文は単品だが、おすすめを組み合わせたおまかせも可。
この日は、白レバー、だんご、ハツ、ささみ、近江鶏ももにくを頂き、
追加ではらみと軟骨をいただいた。
どれも串は大ぶりだが、
焼きはジューシーさを残したミディアムレア。
白レバーの柔らかでクリーミーな味わい、
だんごのぷりぷりとした弾力とジューシーさ、
ハツの渦巻き型のスタイルとやや強めの塩の具合、
近江鶏の肉質とパリッとした焼き上がり、
おおぶりのささみのレアな火入れ、
もうどれもすごい!!
鶏のはらみは珍しい、弾力のある食感がまた旨くて。
軟骨もこんなにデカイのは初めてだったけど、
肉と軟骨のバランスも素晴らしかった。
くびにくがなくなっていたのが残念。
これはまた早い時間に行って楽しみたいところ。
最後のシメのスープがないのだけが残念だが、
焼き鳥に関しては里葉亭に並ぶほどの好みのタイプ。
いやあ、ここはいいわ。
久々にテンション高いレビュー書いたわ。
<メニュー>
白レバー・だんご・ハツ 180円
ふりそで 210円
ささみ・くびにく・はらみ 250円
すきみ 280円
なんこつ 300円
その他日替わりの限定串
+
近江鶏ももにく 400円
水郷赤鶏 もも肉・手羽先 各370円
2017/01/21 更新
歌舞伎町のど真ん中、裏路地にある小さな焼き鳥店「鳥みつ」。
はじめての訪問でその旨さに衝撃を受け、すぐに予約し2回目の訪問。
こちらの店主とスタッフ(美男美女)は、焼き鳥というよりイタリアンの店かのような
シャレオツなウエアに身を包んでいる。店の雰囲気とのギャップが面白いw
●自家製浅漬け
●ポテトサラダ
まずは芋焼酎あたりを頂きつつ、前回も美味しかった浅漬けと、
気になるポテトサラダを頼んだ。
なんとポテトサラダはサツマイモをマヨネーズソースで和えたものにナッツのアクセント。
これがなかなかうまいし、盛り付けなどもセンスがいい。
この店は1品モノのレベルも高い。
今回は前回食べられなかった首肉などレアな部位もいただこうと、
オープン後間もない時間に訪問したため選び放題だった。
まず最初に頼んだ3串がこの日一番のヒットだった。
◎白レバー
◎近江鶏ソリレス
◎はらみ
白レバーはほんのりとピンク色、滑らかでとろけるような食感、完璧なほどの焼き上がり!
連れて行った変態とペットもこのうまさには驚いていたよう。
この店には近江鶏と水郷赤鶏という2種のブランド鶏があるが、
この日近江鶏の希少部位ソリレスがあるとのことで頂いた。
ソリレスは鶏1羽のうちでたったの2個(約40g)しか取れず、もも肉の付け根の近くの腸骨の背側のくぼみに隠れている超希少部位。
口に入れた瞬間に驚くほどの、この弾力と旨み!うまいわ!
そして前回も感動したはらみ。
鶏のはらみは腹膜といい、鶏の内蔵が外に出ないようお腹内部を覆っている膜のことらしいが、こちらも一羽から2枚しか採取出来ない希少部位。
くにくにした独特の食感、柔らかなホルモンという感じ。いい脂ノリでこれもうまい!!
●首肉
●ちょうちん
●軟骨
●だんご
●水郷赤鶏
その後結局5本も平らげた。
この店の串はボリュームがあるのだけど、うまいから食べずにいられない。
前回食べられなかった首肉ははらみにも似た弾力のある食感。これもなかなか。
希少部位のちょうちんは付け根の身はほとんどなく、玉は3つもついていた。
たっぷり身のついた軟骨とギュッと身の詰まっただんごも前回同様の安定感のあるうまさ。
もう一つのブランド水郷赤鶏はしっかりコクのある肉、やはり美味しかった。
やっぱりここはすごかった。
もう当面焼き鳥はここでいいやと思ってしまうほど。
小さい店だからあんまり予約がとりにくくならないといいのだけど…。
お会計は3人で16,500円。
お酒もたくさん飲んだ割にはリーズナブル!
いやあ、いい店だ!