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祐天寺の住宅街に佇む個性派イタリアン
2025/03訪問
1回
元はキッチンカーで人気のタコス店が、祐天寺の路地裏に24年5月にオープンさせた実店舗。こちらはタコスだけでなくつまみや肉料理もあり、ドリンクも充実している。写真で見たらとにかく雰囲気が良さげだったので期待して訪問。ちなみに、MAYOはマヨネーズのことではなく、スペイン語の「5月」から取っている。もちろんマヨラー向けの店ではない。 ものすごく細い路地にあるので、何度も近くを通っていたけど気付かなかった。夜は路地の入口になる、駅前通りのちよだ鮨のあたりに看板がでてるからわかりやすい。建物は古民家リノベでオシャレ。気の利いた小物があちこちに置かれ、外観とのギャップがナイスな、ウッディなインテリアにセンスを感じる。フロアは若い女性がふたり、シェフがオーナーかな。1階はカウンターとハイテーブルのバーっぽい作りで、2回がテーブル席。2階は、混まないと使わないのか、予約して入店したものの有無を言わさずハイテーブルにご案内。丸テーブルで少し狭めなので、4人以上なら2階希望を伝えたほうがいいかも。 まずは乾杯。生はアサヒの熟撰だけど、多数種類のあるメキシコビールを選びたい。ほかにドリンクはテキーラやメスカルもあり、高めのブランドメインだった。この日頼んだポルフォディオなんて、素晴らしい熟成具合でサイコーだった。ここではショットで1760円、店でボトルで買ったら2万くらいする高級酒。こんなの出してる店、そうそうないよ。 一方でフードはちょっと単調で、種類も量も物足りないかな。どれも料理の味はいいんだけどね。テックスメックスの何頼んでも野菜ドバッ、豆ドバッ、米ドバッみたいな、チーズだらけの大ボリュームですぐ腹パンになるのとは真逆の、ミニマムでストイックな方向性。仕込みや材料のストックの事情もあるんだろうけど、月替わりとかでもメニューが増えたり変わったりしてくれるとリピートしたくなると思う。 あまり期待してなかったセビーチェは良かったものの、看板のコチニータピビル(豚バラ煮込)は、確かにトロトロではあるけど脂身が多すぎて少し持て余してしまった。トルティーヤで巻いてもそうだから、メインの料理としてはちと微妙…。お酒メインで、タコスやケサディーヤをつまみにバー的に使うのがいい店かも。
2024/09訪問
1回
湘南乃風のDJの方がやってるというカレー&バーといった感じの店が、五本木交差点の新築ビル2階にオープン。以前は中目のバーで間借り営業してたそう。そんなわけでBGMは渋いレゲエ中心。アパレルも扱っていたり、ちょっと独特の雰囲気。 オープン数日後に行くと、ランチ終了間際なのに先客2名。花の数から仲間の来店も多いのが想像できるが、この日はどちらもそうではない、一般の客だったみたい。COOLな街学大のCOOLな新店だし、すでに人気あるのかな? チキンが売り切れだったので、薬膳梅キーマと野菜&キノコのあいがけをチョイス。ライスはバスマティ、付け合せは大根、人参、キュウリの漬物と、ナスのアチャール。漬物が結構酸っぱかったので、もう少しインド風のものなら良かった。 ホールスパイスの効いたカレーはまぁまぁ。丁寧に一皿ずつ調理してる感じだったものの、その個性の出し方の方向性が自分とは少し合わなかったかも…まぁ普通に美味しいスパイスカレー。 窓からの眺めよし、インテリアのセンスもよし、いい店に成長していけるかも。だが、広くない店内にダンボールなどが雑然と置いてあるのは気になった。オープンしてすぐなのに(だからこそ?)片付けの時間取れないのかな… 全体的に惜しい感じは否めないがしばらくしたらもっと良くなることを期待して、この評価。夜のほうが酒も飲めて、バイブス感じていいかもね。
2024/12訪問
1回
新宿で何店も系列店を経営する、絶好調グループのイタリアン炉端焼き居酒屋。中央のキッチンを囲うようにカウンター席と、少なめながらテーブル、奥に個室もあるみたい。この日は予定外の遅めの夕飯。平日なので以前何度か予約取れなかったこちらへ電話すると、20分待てば入れると言われた。 時間の数分前に着いて尋ねると席のセッティング中なので外で待つように言われたが、なぜかあとから来た飛び込みの客を先に通す。店員はほぼ若いスタッフばかりで、サービスはマニュアル的。客層も若く、平日でもワイワイガヤガヤ盛り上がってる。あまり細かいことは気にしないほうがいいタイプの店だな。 料理はアクアパッツァと、肉野菜を炭火で焼いてイタリア風に味付けしたものがメインで、あとはパスタとかアヒージョ等。お通しで魚が5〜6種類使われたカルパッチョが出てきたのは嬉しいサプライズだったものの、続く料理はどれも凡庸。アクアパッツァは家で作ることもよくあるけど、そういうときは美味すぎてバゲットでスープを全部こそげとるくらいなのに、ここのはそこまでの喜びを感じなかったな。選んだ魚は柳の舞というメバルの仲間。グループ店で魚を扱ってるから、こういう珍しい食材も入るのだろう。でも、それを活かしきれてない印象。似たようなコンセプトの囲炉裏バルカルボって店が学大にあって、そっちのほうが料理のレベルは数段上。3人以上なら、5000円で飲み放題付き、料理8品出てくるってコースがあるみたいなので、それならこのクオリティでもかなり安いし、すごくお得感あるかも。ベリーが入った自家製サングリアや、少し変わったオリジナルのサワー等あり、ノンアルのドリンクが充実してるのも今っぽいな。でもおっさんは、こういう料理ならもう少し落ち着いた雰囲気で食べたいと思ってしまう。まぁ、若者向けの店ですな。
2025/02訪問
1回
異国情緒たっぷりな料理研究家の隠れ家的お店