44回
2024/04 訪問
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"菜譜(こんだて)"
"菜譜(こんだて)"
"水(みづ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"套餐(きまりめし)"、五花肉(ぶたばら)コンフィ
"套餐(きまりめし)"、五花肉(ぶたばら)コンフィ
"套餐(きまりめし)"、五花肉(ぶたばら)コンフィ
"套餐(きまりめし)"、五花肉(ぶたばら)、斷面(きりくち)
"套餐(きまりめし)"、萵苣(ちさ)
"例湯(しる)"、柬埔塞瓜(かぼちやうり)
"リエット"
"長棍麪麭(バゲット)"
"サヴァラン"
"サヴァラン"、斷面(きりくち)
"雪糕(アイスクリン)"
"雪糕(アイスクリン)"、香莢蘭(ヴァニラ)
"甜點酒(ヴァン・ド・デセール、めしのあとのあまざけ)"
"甜點酒(ヴァン・ド・デセール、めしのあとのあまざけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"甜點酒(ヴァン・ド・デセール、めしのあとのあまざけ)"
"外觀(かまへ)"
2024/10/08 更新
2023/03 訪問
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
外觀(かまへ)
ボヘミアの玻瓈杯(ぎやまんさかづき)
菜單(しながき)
菜單(しながき)
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"套餐(きまりめし)"
"套餐(きまりめし)"
"鴨肉(あひがも)リエット"
"萵苣(ちさ)"
"麪麭(パン)"
南瓜(ぼうぶら)の"例湯(しる)"
" プーレ・ペイザンヌ"
櫻桃(さくらんぼ)の"冰酪(あいすくりん)"
櫻桃(さくらんぼ)の"冰酪(あいすくりん)"
匙(さじ)
匙(さじ)
2023/03/15 更新
2022/08 訪問
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"水(みづ)"
"菜譜(こんだて)"
以西巴爾亞(イスハニヤ)の"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
以西巴爾亞(イスハニヤ)の"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"燉牛肉斜管麪(うしにくにこみのペンネ)"
"燉牛肉斜管麪(うしにくにこみのペンネ)"
"燉牛肉斜管麪(うしにくにこみのペンネ)"
"冷湯(ひやじる)"
"麪麭(パン)"
"沙拉(サラド)"
"奶黃布甸(カスタード・プリン)"
"冰酪(あいすくりん)"、薔薇(ばら)
"冰酪(あいすくりん)"、芒果(まんご)
2022/09/18 更新
2021/07 訪問
"番紅花(サフラン)"の 風韻(かをり)漂(たゞよ)ふ "西班牙大鍋飯(このめし)"を 殽(さかな)に蜷局(とぐろ) 醉客(たゞゑふひとなり)
此度(こだみ)の"午套餐(ひるのきまりめし)"は、
"西班牙大鍋飯(パエージャ、イスハニアのなべだきめし)"。
"葡萄酒(えびかづらのみのさけ)"と"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)"を加(くは)へ、
對價(あたひ)、二千三百十圓也(にせんさんびやくじふゑんなり)。
"鰕(えび)"、"蛤仔(あさり)"とも、二種(ふたくさ)、
輒(すなは)ち、剥身(むきみ)と殼(から)の附着(つ)きたるもの用(つか)ふは、
武井師傅(たけゐおやかた)が智慧(ちゑ、かしこきところ)。
"番紅花(サフラン)"の風韻(かをり)吉(よき)は勿論(いふもさらなり)。
"雞翅(とりのてばにく)"、"鰕(えび)"、"蛤仔(あさり)"、
どれも高貴(ねのたかき)ものには非(あらざ)れど、"火候(ひいれ)"は巧妙(たくみ)。
"鰕(えび)"の上漿(したあぢ)など、
"中國菜(あ)"の廚藝(わざ)を用(つか)ふでもなくこの食感(はごたへ・したざはり)。
そも、"小鰕仁(ちいさなるむきえび)"なる貨物(しろもの)、
"冷凍物(かたくいてつきたるもの)"と雖(いへど)も、
『あそこ』の"これ"とか、『この肆(いちくら)』の"これ"とか、『こちら』の"これ"など、
「想定外(おもひのほか)の佳味(よきあぢ)」と云ふも稀(まれ)ならず。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:福倫達(Voigtlaender)Apo-Lanter 2/50 Asph. @F2~F5.6
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"菜單(しながき)"
"水(みづ)"
"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
高腳杯(たかあしさかづき)に"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
"午套餐(ひるのきまりめし)"、一式(ひとそろひ)
"午套餐(ひるのきまりめし)"、一式(ひとそろひ)
"西班牙大鍋飯(パエージャ、イスハニアのなべだきめし)"、雞翅(にはとりのてば)
"西班牙大鍋飯(パエージャ、イスハニアのなべだきめし)"、鰕(えび)
"西班牙大鍋飯(パエージャ、イスハニアのなべだきめし)"、蛤仔(あさり)
"西班牙大鍋飯(パエージャ、イスハニアのなべだきめし)"、、蛤仔(あさり)
"西班牙大鍋飯(パエージャ、イスハニアのなべだきめし)"、鰕仁(むきえび)
"豬肉(ぶたのゝしゝ)と橄欖(オリーヴ)の煮込(にこみ)"
"豬肉(ぶたにく)と橄欖(オリーヴ)の煮込(にこみ)"
"豕肉(ぶたのゝしゝ)と橄欖(オリーヴ)の煮込(にこみ)"
"西班牙凍湯(ガスパチョ)"
"カトル・カール"
"カトル・カール"
"カトル・カール"
"菜譜(こんだて)"
"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)"
"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)"
2021/08/25 更新
2021/04 訪問
"三密(さんみつ)"と 無緣(ゆかりな)しとは 申(まう)せども 近來(ちかごろ)賑(にぎ)はふ 粕壁(こゝ)の箪笥店(たんすや)
粕壁(みゝよきまち)で午餔(ひる)となると、
『寶來家』か『Bien』となるが「世界標準(よのならひ)」と云ふもの。 ※←イツモノウソ
暫(しばら)く前(まへ)、『寶來家』にて"韭菜豬肝(あれ)"に"啤酒(これ)"、
、、、と相成(あひな)れど、新規(あらた)に記(しる)すべきことも皆無(なし)。
東口(ひがしぐち)『タパス』も、
書(か)くべきか、將又(はたまた)、書(か)くべきに非(あら)ざる歟(か)?
沈吟(うちあん)ずるばかりで、一向(すこしも)筆(ふで)が進(すゝ)まぬ。
で、當家(こちら)『Bien』:
あれだけ寂(さび)れ、"密(みつ)"と無緣(ゆかりな)き當家(こちら)なれど、
前囘(まへ)も今囘(こだみ)も、畧(ほゞ)滿席(あきなし)。
いやはや、何(なん)とも怪訝(いぶかしきかぎり)。
大地震(おほなゐ)など災禍(わざはひ)の前象(しらせ)歟(か)? ※←コレモウソデス
當日(このひ)は、
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりにくゐなかふうにこみ)"。
"葡萄酒(えびかづらのさけ)"と"黃油(バタ)"、"冰酪(あいすくりん)"を併(あは)せ、
對價(あたひ)、二千三百十圓也(にせんさんびやくじふゑんなり)。
二年前(ふたとせまへ)にも"農夫雞(これ)"を噉(くら)ひし例(ためし)あり。
今囘(いま)は無皮(かはなし)、前囘(まへ)は皮附(かはつき)。
愚按(IMHO、やつがれおもふに)、
雞(とり)も豕(ぶた)も、皮附(かはつき)・骨附(ほねつき)が究極理想(なにより)。
無皮(かはのなき)"魚(うを)"を嗜好(この)む民衆(たみ)は稀有(まれ)。
然(しか)るに、"蛇(へび)"・"蛙(かいる)"、
況(ま)して有皮(かはつき)の"蛇蛙(へびかへる)"を好(この)む食通(かた)は、
宛然(あたかも)、「海底撈針(うみのそこにはりをすくふがごとくまれ)」。
皮(かは)の不可食(くへぬ)は、
"鯊(さめ)"に"剝皮魚(かはゝぎ)"、"長命寺(ちやうめいじ)のさくらもち"。
あとは、"春の小川(はるのをがは)"に"アマゾン河(がは)"くらゐのもの。
ま、菟(と)にも角(かく)にも、"冰酪(あいすくりん)"にて〆(しめ)。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:福倫達(Voigtlaender)Apo-Lanter 2/50 Asph. @F2~F2.8
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"水(みづ)"
"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"葡萄酒(えびかづらのさけ)"
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりにくゐなかふうにこみ)"
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりにくゐなかふうにこみ)"、雞肉(にはとりにく)
農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりにくゐなかふうにこみ)"、馬鈴薯(じやがたらいも)など、、
柬埔塞瓜(かぼちやうり)の"湯(しる)"
"茄子(なす)と五花肉(ぶたばら)の蕃茄(あかなす)煮(に)"
"黃油(バタ)"
"麪麭(パン)"に"牛酪(バタ)"
"カトル・カール"
"冰酪(あいすくりん)"
×"三密(さんみつ)"〇"蜂蜜(はちみつ)"
招牌(かんばん)の"菜譜(こんだて)"
2021/04/21 更新
2021/02 訪問
「偉大(おほい)なる×王八蛋〇定型(ひとつのかた)」
全身(いたるところ)老朽化(ガタがきてを)り、藥漬(くすりづけ)の老骨(このみ)。
だが、僥倖(さいはひ)にも、耳(みゝ)・鼻(はな)・咽喉(のど)の健常(よき)は、
これ偏(ひとへ)に、"粕壁浦舟大明神(あのかた)"の御利益(おかげ)なるべし。
嗚呼(あゝ)!
と云ふ次第(わけ)でまたも粕壁宿(かすかべじゆく)に、、。
當日(このひ)は『Bien』。
"午套餐(ひるのきまりめし)"は"匈牙利燉牛頬(うしのほゝにくハンガリアに)"。
"湯(しる)"、"麪麭(パン)"、"小菜碟兒(こざら)"、"甜品(あまみ)"附屬(つき)。
通例(つね)の若(ごと)く、
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"、"黃油(バタ)"、"冰酪(あいすくりん)"、
の三品(みしな)を追加(つけ)てもらひ、
對價(あたひ)、二千四百二十圓也(にせんしひやくにじふゑんなり)。
"小菜碟兒(こざら)"は"胡蘿蔔絲(キャロット・ラベ)"。
その内(なか)にはかの"モッツァレッラ"の粒(つぶ)も散見(ちらりほらり)。
"蕈菇湯(きのこじる)"には、
"牛肝菌(やまどりだけ、セップ)"も用(つか)はれ、佳味(なかなかによきあぢ)。
で、"匈牙利燉牛頬(うしほゝにくハンガリアに)":
"牛肉(うしのにく)"、當日(このひ)は"牛頬肉(うしのほゝにく)"を、
"蕃茄(あかなす)"、"燈籠椒(パプリカ)"、"蔥頭(たまねぎ)"、などゝ燉(にこ)む、
"匈牙利風(ハンガリアふう)"の"羹(あつもの)"。
"土芋(じやがたらいも)"に"燻肉(ベイコン)"の姿(すがた)も、、。
"武井師傅(たけゐおやかた)"得手(えて)とする素朴(きどら)ぬ"羹(あつもの)"。
その他(ほか)は、常態(つね)に一無變化(つゆことなるところなし)。
「偉大(おほい)なる×王八蛋〇定型(ひとつのかた)」、と云ふべき歟(か)?
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:福倫達(Voigtlaender)Apo-Lanter 2/50 Asph. @F2~F5.6
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"菜單(しながき)"
"菜單(しながき)"
"菜單(しながき)"
"菜單(しながき)"
"菜單(しながき)"
"水(みづ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
高腳杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"蕈菇湯(きのこじる)"の盌(まり)
"蕈菇湯(きのこじる)"
"胡蘿蔔絲(キャロット・ラベ)"
"午套餐(ひるのきまりめし)"
"午套餐(ひるのきまりめし)"
"匈牙利燉牛頬(うしほゝにくハンガリアに)"
"匈牙利燉牛頬(うしほゝにくハンガリアに)"、牛頬肉(うしのほゝにく)
"匈牙利燉牛頬(うしほゝにくハンガリアに)"、土芋(ほど)の焦(こ)げ
"匈牙利燉牛頬(うしほゝにくハンガリアに)"、馬鈴薯(じやがたらいも)+燻肉(ベイコン)+蔥頭(たまねぎ)
"麪麭(パン)"
"麪麭(パン)"
"牛酪(バタ)"
"黃油刀(バタがたな)"
"奶黃布甸(クレム・キャラメル、=カスタード・プリン)"
"奶黃布甸(クレム・キャラメル、=カスタード・プリン)"
"薔薇冰酪(ばらのあいすくりん)"
"薔薇冰酪(ばらのあいすくりん)"
2021/02/20 更新
2020/12 訪問
いろはに星(ほし)より、涎(よだれ)そ滴(したゝ)る午餔(ひるのめし)
今宵(こよひ)から明日未明(あすのあかとき)まで、
"雙子座流星群(あめのごとくふりそゝぐ、ふたござのながれぼし)"でも觀測(み)ばやと、
「いろはに星(ほし)より、涎(よだれ)そ滴(したゝ)る午餔(ひるのめし)」
と云ふ仔細(わけ)で、久々(ひさびさ)當家(こちら)『Bien』に遠征(あしをはこぶ)。
"菜譜(こんだて)"ゟ(より)"套餐(きまりめし)"、
"紅葡萄酒燉五花肉鹹鯷風味(ぶたばらワインにこみしほづけいはしのかをり)"に、
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"、"黃油(バタ)"、"冰酪(あいすくりん)"、
對價(あたひ)、二千三百十圓也(にせんさんびやくじふゑんなり)。
"五花肉(ぶたのばらにく)"を紅葡萄酒燉(あかきえびかづらのさけにてにこ)むは、
旣知(すでにしられ)たる烹飪法(やりかた)なれど、
"鯷魚(かたくいはし)"の"醢(うをびしほ)"にて風味(あぢをかをり)を附加(くはふ)。
「武井師傅(たけゐおやかた)が創案(あらたにあみいだせしもの)」とか。
當日(このひ)の"湯(しる)"は、
本格的(まとも)な"鷄湯(フォン・ド・ヴォライユ)"、、と想像(おも)ひきや、
「手輕(てがる)に雞(にはとり)と蔬菜(あをもの)ゟ(より)抽出(ひき)たるもの」
と、「爲遣(してや)つたり!」とばかりに北叟笑(ほくそゑ)む。
"醋醃胡蘿蔔(せりにんじんすづけ、キャロット・ラペ)"には、
林檎(りんご)と蕃茄(あかなす)。
「足(た)すべきところは足(た)し、引(ひ)くべきところは引(ひ)く」
と云ふが、"武井良明師傅(たけゐおやかた)"特有(ならでは)の流儀(やりかた)。
有左程(さるほど)に、
"カルピス黃油(バタ)"は常態(つね)のことながら、
試供品(おためし)として"意大利産黃油(イタリのバタ)"も二缺片(ふたかけら)。
その大名(なのおほきさたるや)、「如雷貫耳(いかづちがみゝをつらぬくがごとし)」
"oさま✨.:*゚:.。:."ゟ(より)再三再四(いくたび)も聞(き)かされ、
妄想(みだらなるおもひ)が膨脹(ふくら)み、
鼻竅(はなのあな)にはその幻香(まぼろしのかをり)が殘存(のこる)ほど。
吟味之(これをあぢはふ)に、"カルピス黃油(バタ)"との差異(さ)は纔(わづ)か。
これ、老骨(それがし)が、
嗅覺異常(はなのあやまり)and/or味覺異常(したのあやまり)歟(か)?
無論如何(どちらにせよ)、
雙方(どちら)も最上質(いとよきもの)なるは「明若觀火(ひをみるよりもあきらか)」
"冰酪(あいすくりん)"として選擇(えら)みし"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)":
こちらは拂郎西察(おふらんす)の逸品(すぐれもの)。
通常(つね)に不變(かはら)ぬ華美(よきあぢ)。
いやはや、「酒足飯飽(ごちさうさまに厶(ござ)つた)!」
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4~F5.6
高千穗光學(Olympus)瑞光(Zuiko)Auto 2/21 @F5.6 ※雙子座流星群
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"菜譜(こんだて)"
"菜譜(こんだて)"
"菜單(しながき)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
玻瓈杯(ぎやまんさかづき)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"紅葡萄酒燉五花肉(ぶたばらワインにこみ)鹹鯷魚(しほづけいはし)風味(ふうみ)"
"紅葡萄酒燉五花肉(ぶたばらワインにこみ)鹹鯷魚(しほづけいはし)風味(ふうみ)"
"湯(しる)"
"湯(しる)"
"醋醃胡蘿蔔(せりにんじんすづけ、キャロット・ラペ)"
"麪麭(パン)"
"カルピス黃油(バタ)"
義大利(イタリ)の"牛酪(バタ)"
意大利(イタリ)の"黃油(バタ)"
"奶黃布甸(カスタード・プリン)"
"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)"
"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)"、斷面(きりくち)
"菜單(しながき)"
"菜單(しながき)"
"雙子座流星群(ふたござのながれぼし)"、神無月晦日(かみなしづきみそか、≒2020-12-14)、2:54
2020/12/14 更新
2020/10 訪問
「兵貴神速(いくさはすばやきをたつとぶ)」©"郭嘉(くわくか)"パイセン
三ヶ月(みつき)ぶりの『Bien』。
當日(このひ)の主菜(おもなるうけ)は、
かのアルザス=ロレーヌ(=エルザス-ロートリンゲン)の鄕土菜(ゐなかめし)、
"Baeckeoffe(ベッコフ、にくじやがのたぐひ)"。
"麪麭(パン)"が拂郎西察(おふらんす)"BRIDOR(ブリドール)"のものに變化(な)り、
"冰酪(あいすくりん)"も待望(まちかねた)る復活(よみがへり)。
食後(めしのあと)は"茶(ちや)"が習俗(つねのならひ)なりしが、
これ拔(ぬ)きとなると、この"冰酪(あいす)"、"甘(あまさ)"が顯著(きはだつ)。
やはり、"焙麥餠(パン)"には"葡萄酒(えびかづらのさけ)"、
"餜子(あまきもの)"には"茶(ちや)"、と云ふが、
"番(つがひ)"・"女夫(めをと)"のごとき難分(わかちがた)き配搭(くみあはせ)。
輒(すなは)ち、「比翼連理(ひよくれんり)」、「偕老同穴(かいらうどうけつ)」。
當日(このひ)は常態(つね)に無(な)く大盛況(おほいにゝぎはひ)、
「門前如市(ひとあふれて、まちびとうまるゝほど)」。
かくて、迅速(そゝくさ)と辭別(いとまをごふ)。
"郭嘉(くわくか)"パイセン曰(いは)く、「兵貴神速(いくさはすばやきをたつとぶ)」
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4~F2.8
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"ベッコフの套餐(きまりめし)"一式(ひとそろひ)
"ベッコフ"
"牛酪(バタ)"
拂郎西察(おふらんす)の"麪麭(パン)"に"黃油(バタ)"
拂郎西察(おふらんす)の"焙麥餠(パン)"、斷面(きりくち)
"湯(しる)"
"湯(しる)"
"小菜碟兒(こざら)"
"カトル・カール"
"カトル・カール"、斷面(きりくち)
拂郎西察(おふらんす)の"冰酪(あいすくりん)"
拂郎西察(おふらんす)の"冰酪(あいすくりん)"、斷面(きりくち)
"水(みづ)"
"菜單(しながき)"
"菜單(しながき)"
2020/10/23 更新
2020/07 訪問
商賣再開(ふたゝびのみせびらき)
七月十七日(金)ゟ(より)商賣再開(ふたゝびのみせびらき)。
但(たゞ)し、盆(ぼん)に載(の)る"套餐(きまりめし)"のみと云ふ形式(かたち)。
當日(このひ)は"白葡萄酒煮牛頬肉(うしほゝにくのしろぶだうしゆにこみ)"。
何(なん)でも「ニース風(ふう)」との説明(よし)。
"眞空管増幅器(しんくうくわんアンプ)"が壞(こは)れ、
食器(うつは)も無機質・簡素化(いろけなきものに)、、。
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"と"黃油(バタ)"を追加(くは)へ、
對價(あたひ)、一九百八十圓也(いつせんはつぴやくはちじふゑんなり)。
いかにも朱明(なつ)に相應(ふさは)しき"豌豆涼湯(ひやしのらまめじる)"。
鮮美(よきあぢ)!
"白葡萄酒煮牛頬肉(うしほゝにくのしろぶだうしゆにこみ)"、亦(また)、然(しかり)。
この"顏色(いろみ)"、蓋(けだ)し"蕃茄(あかなす)"由來(によるもの)歟(か)?
有左程(さるほど)に、
食後(めしのあと)の〆に"冰酪(あいすくりん)"無(な)きは、
眞言(まこと)、口寂(くちさび)しきもの。
落(おち)無(な)き落語(らくご)、續編(つゞき)無(な)き"Doctor-●(あれ)"。
取急(とりいそ)ぎ、告知(おんしらせ)まで。
※當面(しばらくは)、
・金、土、日の晝食のみ
・一種類のランチプレートのみ
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4~F5.6
旭光學 賓得(Pentax)S-M-C 微距琢磨(Macro Takumar)4/50 @F5.6
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"套餐(きまりめし)"
"套餐(きまりめし)"、"白葡萄酒煮牛頬肉(うしほゝにくのしろぶだうしゆにこみ)"
"白葡萄酒煮牛頬肉(うしほゝにくのしろぶだうしゆにこみ)"
"豌豆涼湯(ひやしのらまめじる)"
"麪麭(パン)"
"醗酵黃油(うらしかもしバタ)"
"鮮蔬菜(なまのあをもの)"
"奶黃布甸(カスタード・プディング)"
"菜譜(こんだて)"
"菜譜(こんだて)"
2020/07/20 更新
2020/03 訪問
玻瓈(ビイドロ)の 器(うつは)に一杯(いつぱい) 葡萄(えびかづら) 酒(さけ)に陶然(ゑふ)のも この日(ひ)が限(かぎ)り
掉尾(いやはて)の粕壁(かすかべ)『Bien』。
閉店(みせじまひ)は、三月末(さんがつすゑ)→四月十日(しがつとほか)に、、。
「同(おな)じ屋號(な)で、
神田神保町(かんだじんぼうちやう)へと移轉(うつるべし)」との情報(よし)。
「櫛齒(くしのは)の毀(こぼ)るゝが如(ごと)く」とは正(まさ)にこのこと。
僕(やつがれ)相知(なじみ)の肆(みせ)が、一軒(ひとつ)、また一軒(ひとつ)。
「またにたま」。
"また"に一箇(ひとつ)は爆笑問題田中(このおかた)。
"また"に两箇(ふたつ)の●●滿堂莫之能守(▲んぎ▲▲まんだうよくまもるなし)。
"また"に一杯(いつぱい)、信樂燒(しがらきやき)。
「一杯一杯復一杯(いつぱいゝつぱいまたいつぱい)©李白ぱいせん」
玻瓈(ビイドロ)の 器(うつは)に一杯(いつぱい) "赤葡萄酒(えびかづらのさけ)"。
、、と云ふ次第(わけ)にて、
"香腸(サルシッチャ)"+"赤葡萄酒(えびかづらのさけ)"+"冰酪(あいすくりん)"、
〆に"意太利咖啡(エスプレッソ)"。
對價(あたひ)、三千八十圓也(さんぜんはちじふゑんなり)。
主菜(しゆさい)の一皿(ひとさら)"香腸(サルシッチャ)":
今更(いまさら)言(い)ふも憚(はゞか)るが、
それにしちャ、滿更(まんざら)でもなき味(あぢはひ)。
舌鼓(したつゞみ)からの腹鼓(はらつゞみ)、婆娑羅(ばさら)で辭去(さらば)。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 賓得(Pentax) S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8~F4
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
高脚盞(ビイドロのうつは)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"香腸(サルシッチャ)"
"香腸(サルシッチャ)"、斷面(きりくち)
"冰酪(あいすくりん)"、(ラムレザン)
"意太利咖啡(エスプレッソ)"
2020/03/23 更新
2020/02 訪問
"臛(あつもの)"に凝(こ)りて×"膾(なます)"〇"冰酪(アイス)"を食(く)ふ
●●町(▲▲▲▲▲▲▲ちやう)移轉(いてん)の如何(いかん)を問(と)はで、
「三月一杯(さんがついつぱい)を以て廢業閉店(あきなひをやめてみせじまひ)」。
此度(こだみ)は"トゥールーズ風カスレ"に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"、
對價(あたひ)、三千三百円也(さんぜんさんびやくゑんなり)。
通例(つね)のごとき琺瑯鍋(はふらうなべ)。
"カスレ"には種々(さまざま)あれど、「"トゥールーズ風(ふう)"」との由(こと)。
"緬羊肉(らしやめん)"、"油煮鳧(かものコンフィ)"、"五花肉(ぶたばらにく)"、
"香膓(ちやうづめ)"、"白腰豆(しろいんげんまめ)"、からなるξ(ぐざい)。
「"カスレ"專用(せんやう)」と云ふ"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)":
『Cooper's』ほどではないにせよ、
高脚盞(ビイドロのうつは)には適度(ほどよ)き大(おほ)きさもあり、
能(よ)く優雅(みやび)なる風味(あぢかをり)を輔(たす)く。
これを一口(ひとくち)飮(や)り、
上記(くだん)の四色(よいろ)の禽獸肉(とりけだものゝしゝ)を齧(かぢ)るに、
各(それぞれ)の個性(もちあぢ)を保持(たもち)つゝ、
"臛(あつもの)"としてこの"南蠻渡來酒(なんばんわたりりのさけ)"に調和(つりあふ)。
武井師傅(たけゐおやかた)の"羹(あつもの)"もさることながら、
心殘(こゝろのこ)りは拂郎西察(おふらんす)舶來(わたり)の"冰酪(あいすくりん)"。
こればかりは、何國(いづく)の如何(いか)なるものより華美(よきあぢ)ゆゑ、
今后(これよりのち)、難儀(こまる)、絡(から)まる、跽(かしこまる)。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:高千穗光學(Olympus)瑞光(Zuiko)Auto-微距(Macro)2/50 @F2.8
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"叉子(にくゞし)"+"桌刀(めしがたな)"+"羹是(さじ)"
"麪麭(パン)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
高脚盞(ビイドロのうつは)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"トゥールーズ風カスレ"、香膓(ちやうづめ)
"トゥールーズ風カスレ"、緬羊肉(らしやめん)
"トゥールーズ風カスレ"、五花肉(ぶたばら)
"トゥールーズ風カスレ"、白腰豆(しろいんげんまめ)
"冰酪(あいすくりん)"
"煎茶(せんちや)"
2020/02/28 更新
2019/10 訪問
「配搭須知(すべからく、とりあはせをしるべし)」©袁枚(ゑんばいパイセン)
久方(ひさかた)ぶりの『Bien』。
移轉話(よそにうつるはなし)が二轉三轉(こちらがまろびて、あちらにかはり)、
暫(しばらく)は當地(このち)にての商賣(あきなひ)。
而(しか)して、捲土重來(きたるべきひにまきまへしをねらふ)。
此度(こだみ)は、
"焗烤牡蠣(かきグラタン)"+"桃色葡萄酒(もゝいろのえびかづらのさけ)"、
甜點(あまみ)として、"冰酪(あいすくりん)"、
對價(あたひ)、二千五百三十圓也(にせんごひやくさんじふゑんなり)。
"焗烤牡蠣(かきグラタン)"には二色(ふたいろ)の"乾酪(チーズ、かんらく)"。
その内(うち)の一種(ひとつ)が"靑黴乾酪(あをかびのかんらく)"。
扨(さて)、"鮮蠔(なまがき)"←→"靑黴乾酪(あをかびのかんらく)":
その相性(あひしやう)や如何(いか)に?
およそ、"鮮蠔(なまがき)"なるもの、
上質(よき)ものは、"檸檬(レモン)"・"ぽん醋(す)"で啖(くら)ふに限(かぎ)る。
"鮮蠔(なまがき)"に檸檬(レモン)、
新垣結衣(あらがきゆいチャン)×ピチレモン〇ニコラ。
澀柹(しぶがき)、駕籠舁(かごかき)、靴磨(くつみがき)。
駕籠舁(かごかき)に鞜(くつ)不要(いらず)。
箱根山(はこねやま)の雲助(くもすけ)草鞋履(わらぢばき)。
筑波山(つくばのやま)四六蝦蟇(しろくのがま)は四面鏡張(かゞみばり)。
己(おのれ)の醜姿(みにくきすがた)に垂(た)らす蝦蟇(がま)の膩汗(あぶらあせ)。
さすがに"蝦蟇膏(がまのあぶら)"は斷念(あきら)め、
"鮮蠔(なまがき)"の次點(つぎ)に"油炸鮮蠔(かきのあぶらあげ)"、
"法式焗菜(グラタン)"はその下(した)、と云ふのが卑見(それがしがみかた)。
"法式焗烤(グラタン)"に用(つか)ふ"乾酪(かんらく)"としては、
沒個性(くせのなき)ものが適當(よ)く、
"靑黴乾酪(あをかびのかんらく)"の匂(にほひ)は、
"鮮蠔(なまがき)"の"それ"と衝突(ぶつかりあ)ひて不融合(とけあふことなし)。
宛然(あたかも)、
虎(とら)に草(くさ)、象(ざう)に雞(にはとり)を給餌(あたふる)がごとし。
やはり、虎(とら)には雞(にはとり)、象(ざう)には草(くさ)が適合(よい)。
"鮮蠔(なまがき)"の配搭調劑(とりあはせ・あぢつけ)は"葷(なまぐさ)"なるべからず。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 賓得(Pentax) S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"桃色葡萄酒(もゝいろのえびかづらのさけ)"
"桃色葡萄酒(もゝいろのえびかづらのさけ)"
玻璃盞(びいどろのうつは)に"桃色葡萄酒(もゝいろのえびかづらのさけ)"
玻璃盞(びいどろのうつは)に"桃色葡萄酒(もゝいろのえびかづらのさけ)"
"焗烤牡蠣(かきグラタン)"
"焗烤牡蠣(かきグラタン)"、鮮牡蠣(かき)
"焗烤牡蠣(かきグラタン)"、蔬菜(あをもの)
"冰酪(あいすくりん)"
"冰酪(あいすくりん)"
"煎茶(せんちや)"の葉(は)
"煎茶(せんちや)"
2019/10/24 更新
2019/08 訪問
敗戰(まけいくさ) 怕(おそ)れ力士(せきとり) 雞肉(げんかつぎ) 法國人(ゑびす)啖(くら)ふは "農夫雞(ゐなかとりにく)"
新規事業(あらたなるあきなひ)の状況(いま)を薀(たづ)ねんと『Bien』に、、。
「"K澄S河(けいすみえすかは)"へは來年(きたるとし)。」
「なれど、正式契約(はんをつく)には未到達(いまだいたらず)。」
との説明(はなし)。
此度(こだみ)は、"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、≒にはとりにくのゐなかふう)"。
"甘味(デセール)"として"桃雪葩(もゝのソルベ)"を選擇(えらむ)。
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"を加(くは)へ、
對價(あたひ)、二千一百六十圓也(にせんいつぴやくろくじふゑんなり)。
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、≒にはとりにくのゐなかふう)"には、
"烤雞肉(あぶりたるにはとりにく)"に、"瓜哇芋(じやがたらいも)"のほか、
椎蕈(しひたけ)、洋蔥(たまねぎ)、煙肉(ベイコン)、胡蘿蔔(せりにんじん)、
山毛欅濕地茸(ぶなしめぢ)、と、多士濟々(いろとりどり)。
雞(とり)も種々雜多(とりどり)、自由選擇(よりどりみどり)。
似鳥(にとり)、服部(はつとり)、本名(な)は染谷(そめや)。
目脂(めやに)、松脂(まつやに)、三流大學(すべりどめ)。
四脚(よつあし)を、嫌(きら)ふ關取(せきとり)二本脚(にほんあし)。
雞皮(とりかは)は"脆皮燒肉(あれ)"の若(ごと)く、
嫩(やはらか)き雞肉(み)は乙女(をとめ)の耳朶(みゝたぶ)を髣髴(おもは)す。
蔬菜(あをもの)、蕈菇(きのこ)の等類(たぐひ)は、
燉(にこま)れて口味(あぢ)が滲(し)み、實(げ)に優(やさ)しき味(あぢはひ)。
"桃雪葩(もゝのソルベ)"は初(はじめて)。
やはり、"芒果雪葩(まんごソルベ)"か"ヴァニラ冰酪(あいすくりん)"が吉(よい)。
"紅茶(こうちや)"はと吟味(み)るに、
茶葉(は)から推定(し)て、"大吉嶺茶(ダージリン)"とは異(こと)なるもの歟(か)?
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
高脚盞(ぐらす)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
匕(さじ)、叉子(にくさし)、餐刀(かたな)
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりのゐなかふう)"
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりのゐなかふう)"
"農夫雞(プーレ・ペイザンヌ、にはとりのゐなかふう)"
"桃雪葩(もゝのソルベ)"
"紅茶(こうちや)"
茶葉(ちやのは)
"紅茶(こうちや)"
2019/09/01 更新
2019/07 訪問
何(なに)を書(か)くかと、沈吟(しあん)しどころ、此處(こゝ)『Bien』。
二度三度(ふたゝびみたび)と臨時休業(ときならぬやすみ)に遭遇(あ)ひ、
この日(ひ)、久方(ひさかた)ぶりの兒(こ)"蒲池(かまち)"に"はまち"。
菜單(しながき)に"わらさ"もあれど、
何(なに)を喰(く)ふかと、沈吟(しあん)しどころ、此處(こゝ)『Bien』。
「茲(こゝ)は車渠(ほたて)の兒(こ)にすべし!」とて、
"小車渠(ちいさなほたてがひ)と蔬菜(あをもの)ゝ蕃茄烹(あかなすじたて)"に、
"白葡萄酒(しろきえびかづらのさけ)"を加(くは)へ、
對價(あたひ)、一千八百九十圓也(いつせんはつぴやくきふじふゑんなり)。
赤色(あかきいろ)の琺瑯鍋(はふらうなべ)には、
"小車渠(ちいさなほたてがひ)"のほか、
"胡蘿蔔(せりにんじん)"、"蘿蔔(おほね)"、"西蘭花(はなめやさい)"、など。
その口味(あぢはひ)、生平(つね)に無所相違(つゆことなるところなし)。
愈々(いよいよ)、翌月(あくるつき)には閉店(みせをしめ)、
花(はな)の東都(おえど)の根津(ねづ)、or、門前仲町(もんなか)に、、。
「おめおめ當地(このち)に囘歸(もどる)まじ!」との決意(はら)。
あと一~二度(ひとたび、ないし、ふたゝび)訪問(あしをはこぶ)ことになる歟(か)?
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
"白葡萄酒(しろきえびかづらのさけ)"
"白葡萄酒(しろきえびかづらのさけ)"
高脚盞(びいどろのうつは)に"白葡萄酒(しろきえびかづらのさけ)"
"小車渠(ちいさなほたてがひ)と蔬菜(あをもの)の蕃茄烹(あかなすじたて)"
"小車渠(ちいさなほたてがひ)と蔬菜(あをもの)の蕃茄烹(あかなすじたて)"、小車渠(ちいさなほたてがひ)+胡蘿蔔(せりにんじん)
"小車渠(ちいさなほたてがひ)と蔬菜(あをもの)の蕃茄烹(あかなすに)"、小車渠(ちいさなほたてがひ)
"麪麭(ぱん)"
"麪麭(ぱん)"
"芒果雪葩(マンゴ・ソルベ)"
"冷咖啡(つめたきかうひい)"
"冷咖啡(つめたきかうひい)"
蜂蜜(はちみつ)
蜂蜜(はちみつ)
蜂蜜(はちみつ)
金属洋食器(かとらり)
2019/07/22 更新
2019/05 訪問
慢慢地(ゆるゆる)と 文火(よはび)燉(にこみ)の 牛頬肉(うしのほゝ) "紅酒燉牛肉(ブルギニオン)" と 師傅(ひと)は號(い)ふなり
此度(こだみ)は、
"紅酒燉牛肉(ブッフ・ブルギニオン、うしにくあかきえびかづらのさけにこみ)"。
法國(おふらんす)ブルゴーニュの名菜(なだがきめし)なるは勿論(いふもさらなり)。
肉(にく)の部位(ぶい)は風習(ならひ)の頬(ほゝ)。
"薔薇(むはら)"歟(か)?、"糖酒葡萄乾(さけづけのほしえびかづら)"歟(か)?
冰酪(あいすくりん)として"糖酒葡萄乾(ラム・レザン)"を選擇(えらむ)み、
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"を加(くは)へ、
對價(あたひ)、三千四百五十六圓也(さんぜんしひやくごじふろくゑんなり)。
"糖酒葡萄乾(ラム・レザン)"とは、
葡萄乾(ほしえびかづら)を廢糖酒(さたうきびしぼりかすざけ)に漬(つ)け、
これを冰酪(あいすくりん)として製(こしら)へたるもの。
珍(めづら)しき白葡萄(しろきえびかづら)。
劈頭(いやさき)に"紅酒燉牛肉(ブッフ・ブルギニオン)":
不硬(かたからず)、
さりとて、徒(いたづら)に嫩(やはらかき)に走(はし)ることなき火候(ひいれ)。
醢醯(しほけとすみ)亦(また)適切(ほどよし)。
金屬洋食器(かとらり)は法蘭西(おふらんす)"Christofle"牌(じるし)。
叉子(にくさし)に抑(おさ)へ、餐刀(めしがたな)以て截(き)り、
赤葡萄酒(あかきえびかづらざけ)の醬汁(たれ)は湯匙(ちりれんげ)に拯(すく)ふ。
佳味(よきあぢ)、佳味(よきあぢ)!
"糖酒葡萄乾(ラム・レザン)"の"冰酪(あいすくりん)"なるもの、
當家(こちら)では初(はじめて)。
襃(ほ)めて、搦手(からめて)、×惡口雜言〇美辭麗句(ことば)責(ぜ)め。
責(せめ)て怡(よろこ)ぶ薩德侯爵(さどこうしやく)。
〽荒海(あらうみ)や、佐渡(さど)に飛翔(とびか)ふ朱鷺(とき)の聲(こゑ)。
〽あら巧(うま)や、薩德(さど)の欣喜雀躍(よろこ)ぶ鞭(むち)の音(おと)。
、、と云ふは眞赤(まつか)な虚文(うそ)・戲(たはふれ) にて、
〽あら旨(うま)や、師傅(おやかた)烹飪(つく)る鍋(なべ)の味(あぢ)。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)
赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)
高脚盞(ぐらす)に"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"
金属洋食器(かとらり)
"紅酒燉牛肉(ブッフ・ブルギニオン、うしにくあかきえびかづらのさけにこみ)"
"紅酒燉牛肉(ブッフ・ブルギニオン、うしにくあかきえびかづらのさけにこみ)"、舞茸(まひたけ)などの蕈菇(きのこ)
"紅酒燉牛肉(ブッフ・ブルギニオン、うしにくあかきえびかづらのさけにこみ)"
麪麭(ぱん)
冰酪(あいすくりん)、"糖酒葡萄乾(ラム・レザン)"
冰酪(あいすくりん)、"糖酒葡萄乾(ラム・レザン)"
煎茶(せんちや)
煎茶(せんちや)
煎茶(せんちや)、茶葉(ちやば)
葡萄酒(えびかづらのさけ)の高脚盞(ぐらす)
葡萄酒(えびかづらのさけ)の高脚盞(ぐらす)
2019/05/25 更新
2019/04 訪問
盛春令月(はるのさかりのよきつき)、風暖水和(かぜあたゝかにしてみづやはらぐ)
古稀(こき)過(す)ぎて、なほ、煩惱(なやみ)多(おほ)き老骨(わがみ)。
此度(こだみ)は、"咖哩飯(かりィめし)"を選擇(えらむ)ことに、、。
別料金(おひぜに)して、"冰酪(あいすくりん)"を二種(ふたいろ)にして貰(もら)ひ、
對價(あたひ)、一千二百九十六圓也(いつせんにひやくきふじふろくゑんなり)。
最初(いやさき)に、
盌(まり)の咖哩(かりィ)を米飯(こめのいひ)に#BCMKR! ©ドクシマぱいせん
と、忽地(たちまち)、咖哩飯(かりィめし)へと變貌(かはる)ぞめでたし!
徐(おもぶる)に匕(さじ)以(も)て拯之(これをすく)ひ、一口(ひとくち)。
平生(つね)に無處相違(ことなるところなし)!
落膽(きおち)するでもなく、感歎(ためいきもらす)譯(わけ)でもなく、、。
武井師傅(たけゐおやかた)、
やはり"咖哩(かりィ)"より"煮込(にこみ)"が得意(えて)歟(か)?
冰酪(あいすくりん)二種(ふたいろ)は、
"ヴァニラ冰酪(あいすくりん)"に"芒果雪葩(まんごそるべ)"。
これも亦(また)、平生(つね)に無處相違(つゆとたがふところなし)!
善哉(よきかな)、善哉(よきかな)、アローカナ。
假名(かな)の濫觴(はじまり)は眞名(まな)=漢字(もろこしのもじ)。
漢字(もろこしのもじ)にて記(しる)されたる"萬葉假名(まんゑふがな)"。
「"ま"んやふが"な"」→「まな」 ※許譌(うそ) 、虚文(うそ) 、大虚談(おほうそ)、
一匹(いつぴき)欲(ほ)しいな小爪獺(こつめかはうそ)。
葡萄酒玻璃盞(えびかづらのさけをいるゝびいどろのうつは):
その内容(なかみ)は冷水(つめたきみづ)。
玻璃(びいどろ)の表面(おもて)に水滴(しづく)が附着(つ)き、
水温(みずぬる)み、軈(やが)て、大(おほ)きくなりゆく容(さま)、「いとをかし」。
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8~F4
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
玻璃盞(ぐらす)に水(みづ)
水温(みずぬる)み軈(やが)ては玻璃盞(ぐらす)に水滴(しづく)
咖哩(かりィ)
咖哩(かりィ)を#BCMKR!→咖哩飯(かりィめし) ©ドクシマぱいせん
咖哩飯(かりィめし)
芒果雪葩(まんごそるべ)
ヴァニラ冰酪(あいすくりん)
ヴァニラ冰酪(あいすくりん)
綠茶(りよくちや)"朝日(あさひ)"
綠茶(りよくちや)"朝日(あさひ)"
綠茶(りよくちや)"朝日(あさひ)"、茶葉(ちやば)
2019/04/26 更新
2019/04 訪問
その獸肉(しゝ)は 橘(みかん)啖(くら)ひし 野豬(くさゐなぎ) 燒(や)かでもしも?の 身(み)を烹(にこみ)つゝ
"野豬(くさゐなぎ)":
當家(こちら)で野禽獸(のにすむとりけだもの)とは稀有(まれ)な事象(こと)。
周知(あまねくしら)るゝごとく、
"ゐのしゝ"とは「"豬(ゐ)"の"肉(しゝ)"」にて、"ゐ"とはその鳴聲(なきごゑ)と云ふ。
大和言葉(やまとことば)には一音(ひとつのおと)多(おほ)し。
例示(ためしにあぐる)なら、"木"、"子"、"小、"粉"、"此、"海鼠"は孰(いづれ)も"こ"。
愚老(やつがれ)が淺學(さるぢゑ)では、その理(ことわり)不詳(つまびらかならず)。
"豬"も"井"も、ともに"ゐ"と發音(くちよりおとにしていだす)。
"表記法(Notation、かきしるしかた)":
天竺(てんじく)發明(あみいだせ)し"位取記數法(くらゐどりきすうはう)"、
"洋式算術記號(やうしきさんじゆつきがう)"、そして、"漢字(もろこしもじ)"。
悉(ことごと)く學問進歩(ちゑとまなびのあゆみ)に不可缺(かくべからざるもの)。
そも、諸學(もろもろのちゑ)、萬(よろづ)食物(くちにするもの)、
夏華(もろこし)の恩惠(めぐみ)に無關係(かゝはらざる)は稀(まれ)。
「無震旦(もろこしなくして)、無東瀛(ひのもとなし)」。
就中(わきても)漢字(かんじ)は「その象徴(しるし)」とでも云ふべき存在(もの)。
"ゐ(Wi)"の儘(まゝ)でも、
その塲(ば)の氣配(けはひ)・前後(うしろとまえ)の脈歴(つながり)から、
能避免混亂(よく”まぎらはしさ”をさけう)るとも、
漢字(もろこしもじ)を活用(つか)ひ"豬"と"井"を辯別(わ)くるに最善(しくはなし)。
一音(おとひとつ)の大和言葉(ひのもとのことば)そのものも、
"野豬(ゐ)"→"くさゐなぎ"、"ゐのしゝ"、"ぼたん"、"やまくぢら"、"くすり"、
"鹿(か)"→"しか"、"もみぢ"、
"蔥(き)"→"ひともじ"、"ねぶか"、"ねぎ"、と變化(かはり)しも納得(うべなるかな)。
ともあれ、野豬肉(ゐのしゝ)なるもの、
本朝(わがくに)では往古(いにしへ)より好(この)まれ、
時(とき)に、"牡丹(ぼたん)"、"山鯨(やまくぢら)"、"藥(くすり)"と稱(とな)へ、
大賞味之(おほいにこれをあぢは)ふが風習(ならひ)。
かくて、菜單(しながき)より、
"燉橘野豬蔬菜("たちばな"はみてそだちし"くさゐなぎ"と"あをもの"ゝにこみ)"に、
"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"を合(あ)はせ、
對價(あたひ)、三千二十四圓也(さんぜんにじふしゑんなり)。
愚按(やつがれおもふに)、
野禽獸(のにすむとりけだもの)啖(くら)ふには肉叢(しゝむら)が最善(よい)。
如何(いかに)せん、この大(おほ)きさでは、
野豬(くさゐなぎ)の特徴(もちあぢ)を存分(こゝろゆくま)で難愉(たのしみがたし)。
此度(こだみ)は"赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)"が上々(なかなか)。
「法國(おふらんす)Bourgogne(ブルゴーニュ)"Hautes Côtes de Nuits 2012"」
との説明(よし)。
やはり、「あまりの安酒(やすざけ)は忌避(さ)くべき」と云ふこと歟(か)?
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 S-M-C 琢磨(Takumar)1.8/55 @F2.8
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)
高脚盞(ぐらす)に赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)
"野豬(くさゐなぎ)と蔬菜(あをもの)の燉(にもの)"
"野豬(くさゐなぎ)と蔬菜(あをもの)の燉(にもの)"、蕃茄(あかなす)+野豬肉(くさいなぎのしゝ)
"野豬(くさゐなぎ)と蔬菜(あをもの)の燉(にもの)"、意大利香芹(いたりあのおらんだせり)
"野豬(くさゐなぎ)と蔬菜(あをもの)の燉(にもの)"、橙皮(オレンジ・ピール)
麪麭(ぱん)
"巧克力冰酪(しよこらあとあいすくりん)"
"巧克力冰酪(しよこらあとあいすくりん)"
"意大利咖啡(エスプレッソ)"
"餹霜(しろざたう)"
2019/04/25 更新
2019/03 訪問
「請(こ)ふ、其處(そこ)にある紅羹(あかきもの)を我(われ)にのませよ!」 【創世記(さうせいき)】
此度(こだみ)は、
"豕五花肉オーベルニュ風(ぶたばらにくおべるにュふう)"。
"薔薇冰酪(むはらのアイスクリン)"を加(くは)へ、
對價(あたひ)、二千二百六十八圓也(にせんいじやくろくじふはちゑんなり)。
そも、奴僕(やつかれ)、
"オーベルニュ菜(めし)"なるもの、無所通(ひとつとしてしるところなし)。
維基百科(あれ)に據(よ)ると、
「蔬菜(あをもの)では、甘藍(はぼたん)に小扁豆(ひらまめ)」との説明(よし)。
"鏡珠(レンズ、たま)"の名(な)の、
"小扁豆(レンズまめ、ひらまめ)"に由來(ちな)むは周知(あまねくしら)る。
莱茨(Leitz)・千代田光學(ちよだくわうがく)提携(ちからあはせ)の砌(みぎり)、
歡迎宴(もてなしのうたげ)に"小扁豆羹(ひらまめのあつもの)"との逸話(はなし)も。
かの【創世記(さうせいき)】二十五章(にじふごしやう)に、
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茲(こゝ)にヤコブ羹(あつもの)を煮(にた)り。
時(とき)にエサウ、野(の)より來(き)たりて憊(つか)れ居(を)り。
エサウ、ヤコブにむかひ、
「我(われ)憊(つか)れたれば、請(こ)ふ:
其(その)紅羹(あかきもの)、
其處(そこ)にある紅羹(あかきもの)を我(われ)にのませよ!」
.........中畧(なかをはぶく).........
彼(かれ、=エサウ)すなはち誓(ちか)ひて、
其(その)家督(かとく)の權(けん)をヤコブに鬻(う)りぬ。
是(こゝ)に於(お)いてヤコブ、
麪麭(パン)と扁豆(あぢまめ)の羹(あつもの)とをエサウに與(あた)へければ、
食(く)ひ、且(か)つ飮(の)みて、起(た)ちて去(さ)れり。
斯(か)くエサウ、家督(かとく)の權(けん)を藐視(かろん)じたり。
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つまり、
耶蘇教(やそのをしへ)に歸依(すがりてふしをが)む南蠻紅毛(あのあたり)では、
「"扁豆(ひらまめ)"は豆(まめ)の一(ひと)つにあらず」、と云ふこと。
唐山(もろこし)に於(お)ける"菽(まめ)"のごとき存在(もの)歟(か)?
この日(ひ)は珍(めづら)しき"安南靑胡椒(あんなんあをこせう)"も、、。
本朝(わがくに)"實山椒(なるのはじかみ)"のごとき外觀(みため)。
漢土(もろこし)にも早(はや)くより傳來(つたは)りしと推測(おぼし)く、
【本草綱目】卅二卷には、(32/69)
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■"胡椒(こせう)":
"恭"曰:"胡椒"生"西戎"、形如"鼠李子(くろうめもどきのみ)"、調食用之味、甚辛辣。
"微"曰:按、●成式西陽雜俎云「"胡椒"出"摩伽陁國"、呼爲"●履支"、、云々」
・實(み):
<氣味>:辛大、温、無毒。
<主治>:下氣温中、去痰、除臟腑中風冷。
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常態(つね)のことながら、火候(ひいれ)は完璧(ひのうちどころなし)。
黑胡椒(くろこせう)に、
上述(くだん)の"安南靑胡椒(あんなんあをこせう)"も加(くは)ゝり、
風韻(かをり)佳(よ)く、適切(ほどよ)き辛辣(から)み。
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【暗箱】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 超琢磨(Super Takumar)(8 ele.) 1.4/50 @F2.4
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
白葡萄酒(しろきえびかづらのさけ)
赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)
赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ)
高脚盞(ぐらす)に赤葡萄酒(あかきえびかづらのさけ) ※御裾分(おすそ)け
窒素(ちつそ)
安南靑胡椒(あんなんあをこせう)
"豕五花肉(ぶたばらにく)オーベルニュ風(ふう)"、豕五花肉(ぶたのばらにく)+安南靑胡椒(あんなんあをこせう)+小扁豆(ひらまめ)
"豕五花肉(ぶたばらにく)オーベルニュ風(ふう)"、豕五花肉(ぶたのばらにく)+安南靑胡椒(あんなんあをこせう)+小扁豆(ひらまめ)
"豕五花肉(ぶたばらにく)オーベルニュ風(ふう)"、蕃茄(あかなす)
"薔薇冰酪(むはらあいすくりん)"
冰酪煎茶(せんちや)冰酪
2019/03/12 更新
2019/02 訪問
腌(しほづけ)を 風乾(かぜにほした)る 豬頬肉(ほゝにく)に 橄欖實(おりいぶ)二色(ふたつ) 玉(たま)と散(ち)りける
臣僕(やつかれ)、
法國菜(おふらんすめし)は愚昧無智(いとくら)く、
意大利菜(いためし)に一竅不通(ひとつとしてあかるきものなき)こと、
宛然(あたかも)、五里霧中(ふかきゝりのなかをさまよひあるく)がごとし。
葡萄酒(えびかづらのさけ)また、冥頑不靈(あまりにうと)く、
只顧(ひたすら)、東道(あるじ)の提供(いだ)す掃愁帚(もの)を頂(いたゞ)くのみ。
かくて、"風乾豕面頰肉(グアンチャーレ)"を摘(つ)まみつゝ、
高脚盞(ぐらす)の白葡萄酒(いろしろきえびかづらのさけ)を呷(あふ)る。
その膩(あぶら)の美味(よきあぢはひ)、
かの、黑熊(つきのわぐま)・貛(あなぐま)に匹敵(ならぶ)ほど。
以西巴爾亞(イスハニヤ)の誇(ほこ)る橡果豕(どんぐりぶた)の火腿(からん)、
"ハモン・デ・ベジョータ・イベリコ"をも髣髴(おもはす)。
"カスレ"とは、
禽獸肉(とりけだものゝにく)と"白腰豆(しろいんげんまめ)"の燉(にこみ)。
"白腰豆(しろいんげんまめ)"は米利堅大陸(メリケンのおほくが)渡來(わたり)にて、
"白藊豆(しろふじまめ)"とは異(こと)なる。 ←※"維基百科(あれ)"の受賣り
禽獸肉(とりけだものゝにく)への火候(ひいれ)は完璧(ひのうちどころなし)。
さりながら、
白腰豆(しろいんげんまめ)は、これこそ正宗(まことのあるべきすがた)ならめど、
やはり、齒觝觸(はあたり)留(のこ)すほどが嗜好(このみ)。
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【暗箱】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:旭光學 超琢磨(Super Takumar)(8 ele.) 1.4/50 @F2.4
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03撮影分
亭主(あるじ)、武井良明(たけゐよしあき)師傅(おやかた)【掲載許可濟】 ※2017-03撮影
玻璃盞(ぐらす)に水(みづ)
高脚盞(ぐらす)に白葡萄酒(いろしろきえびかづらのさけ)
高脚盞(ぐらす)の脚(あし)
"風乾豬面頰肉(グアンチャーレ)"
"風乾豕面頰肉(グアンチャーレ)"
"風乾豬面頰肉(グアンチャーレ)"
"風乾豕面頰肉(グアンチャーレ)"、橄欖實(おりぶ)
"豕頬肉鹽漬(グアンチャーレ)"、黑橄欖實(くろおりぶ)
"カスレ"、仔羊肉(こひつぢにく)
"カスレ"、雞肉(にはとりのにく)?
"カスレ"、香膓(ちやうづめ)
"カスレ"、白腰豆(しろいんげんまめ)
”ヴァニラ冰酪(あいすくりん)”
煎茶(せんちや)
"モッツアレラ乾酪(ちいず)"
2019/02/19 更新
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【暗匣】:東京通信工業 索尼(Sony) α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡珠】:福倫達(Voigtländer)APO-LANTAR 2/50 @F2.6~F4
福倫達(Voigtländer)SUPER WIDE-HELIAR 4.5/15 ASPH. III @F11
東蔡(Carl Zeiss Jena)紅 MC Pancolar 1.8/50 @F2.4 ※2017-03