ぽこ1さんが投稿したNICON(広島/八丁堀)の口コミ詳細

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NICON八丁堀、胡町、立町/イタリアン、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

食を通して自然と向き合う店

2020年8月。開店時の食のプロの客が集まる数日を除けば、私たちがこの店のど素人一般客のほぼ第一号だった。その時は、客は私たちだけの貸し切りで、藤井さんといろんな話をした。ニコンと言う店の名前の由来もしつこく聞いた覚えがある。藤井シェフの言葉からは、我が家と全く同じ曹洞宗の用語の而今から来ていることを聞きビックリ。もちろん心に響く美味しさもビックリ。だから、その後も何度も通っている店の1つなんです。今回は、自分と家族の都合で、お久しぶりになったが、その時間を感じさせない藤井さんの暖かさがあった。
彼の自然と食材に対する尊敬の念は相変わらずだが、さらに角が取れたような味になっていた。師匠の山田宏巳シェフの右腕として、そして故郷の伯方島でのあの伝説の漁師藤本さんの盟友として、今や藤井さんは日本を代表とする料理人になったが、いつも食材へ真剣に向き合う。まさに而今なのだ。

ワンオペで禅僧のように食材に向き合うので、どうしても調理に時間がかかる。最近は、どうもそれを理解しない客が増えてるみたいだ。具体的には夕方6時半から始まって、食事は11時近くに終わるが、交通機関を理由に早く調理を終われと言う無理を押そうとする客がいるみたいだ。それでは、藤井さんの目指す禅の而今にならない。正直言って、この店に来る価値は無いだろう。この店は食べるというより、自然と向き合う時間なのだ。広島以外の皆様は、是非、市内にホテルを用意して欲しい。
この日のメニューは以下の通り。
①淡竹を1日オーブンで加熱し、淡竹のエキスと塩と水とミモレットだけのソースをかけたもの。
②木更津の水牛のモッツァレラに宮崎マンゴーとビネガー
③広島の砂谷乳業の生クリームを発酵させた自家製発酵バターを挟んだチャバタ
④ズッキーニ、焦がしバター、榊山牛のイチボのタルタル
⑤榊山牛の大腿骨の骨髄とローズマリーのフォカッチャ
⑥藤本さんの神経締め鱧 トマトとレモンのソース
⑦フランスの特大ホワイトアスパラのロースト
⑧藤本さんの神経締め白甘鯛 新ニンニクのソース
⑨小夏とトマトのカッペリーニ
⑩榊山牛の赤身のロースト
11 イタリアサマートリュフのタヤリン
12 砂谷乳業のミルクを一日中煮詰めたアイスクリーム
13 生チョコレート

食を通して、語らなくても感謝と絆深まっていく。而今、感謝。

2025/06/04 更新

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