102回
2025/10 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
10月末に1名で訪問。この日も前回同様にお摘みからのスタンダードスタイルでお願いした。
お摘みは銀杏からスタート、七種のキノコのハモ出汁スープでホッコリ。サワラの焼き物は醤油にエシャレットおろしを加えたものでいただいたのだが、ごくごく軽い辛味のお陰か醤油が軽やかに感じられて、サワラを美味しくいただくことができた。焼き秋刀魚(肝醤油)や千葉の黒アワビなどは相変わらずの美味しさ。
この日、珍味として自分ははじめて「なかずみ」なるものをいただいた。コハダをゴマとか生姜(かな?)などと和えたものでサッパリ。
握りは白甘鯛の塩〆から始まったのだが、先月と同様で、凝縮した旨味が凄まじい。そのほかにも、この日はアジ、シマアジ、ブリなどが特に良かった。
ビール1杯に日本酒2号で82,000円。安くはないが、とはいえ今回も大満足。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/11/03 更新
2025/09 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
9月、月曜日に訪問。この日も前回同様にお摘みからのスタンダードスタイルでお願いした。
お摘みは、食材は先月の延長のような感じではあるものの、趣向は少し変化。秋刀魚は前回と同じく焼いたものを肝醤油でいただいたが、鱧は湯引きを一味醤油で。圧巻は穴子で、この日のものは1.7kgアップ、見るからに分厚く、プリッとしていて、とても美味。
握りは、前回訪問時と同様にマコガレイとシンイカでスタートしたのだが、三つめの白甘鯛が本日の白眉。塩だけで〆たとのことだが、物凄い旨味。まさに素材の力。残念ながらアジはなかったが、先月はなかったコバシラが復活。アカガイもシマアジも良かった。他の方に出ていたイクラが自分には出されなかったのがなぜなのか、少し不明だったのだが。
ビール1杯に日本酒1号で81,000円。安くはないが、とはいえ、今回も大満足。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/09/23 更新
2025/08 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
8月、水曜日に訪問。この日も前回同様にお摘みからのスタンダードスタイルでお願いした。
お摘みは、鱧の湯掻き、シンイカの下足、秋刀魚の焼き物などのこの季節ならではのもののほか、宍道湖の穴子、千葉の黒鮑などの常連高級食材も絶好調。
握りはマコガレイから始まり、イカはこの季節ならではのシンイカ、シンコは7月は5枚だったが今回は2枚になっており、ますます美味しくなった。マグロ、アジ、赤ウニ、シマアジなどは相変わらずのクオリティ。コバシラがなかったのは実に久しぶり。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/08/23 更新
2025/07 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
7月、水曜日に訪問。この日はお摘みからのスタンダードスタイルでお願いした。
最初の一品が久世茄子の揚げ浸しだったのだが、青空で頂いたのは初めての記憶。とても、おいしかった。続く二品目のアラの湯引きも、濃いめのおろしポン酢と柔らかく煮たネギと合われて食べればこの上ない上質さ。
握りはマコガレイから始まり、イカはアオリイカ、この季節ならではのシンコは5枚。月曜日祝日の後、豊洲は火曜日は営業したものの水曜日は休みだったとのこと。市場の休みが多かったのでネタが苦しいと言いながらも、マグロ、赤ウニ、大星、シマアジなどは相変わらずのクオリティ。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/08/15 更新
2025/06 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
6月、月曜日に訪問。この日は握り中心でお願いした。
この日の白眉はカツオ。爽やかながら脂もあって。とても美味。赤貝も良かったし、久々の黒鮑の握りも見事。珍味をオーダーし忘れたのが痛恨。。。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/06/24 更新
2025/04 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
今年4度目の訪問。外国からの公人が個室を利用していたこともあって、この日はサービス陣が少々バタバタしていた。
前回に続き、今回も握り中心でお願いした。
マコガレイからスタートした握り15貫、この日の白眉はカツオとトリガイ。カツオは初鰹らしい爽やかさ。トリガイは(小振りなのだが)甘くて味わいがとても良かった。大きればいいというわけではないんだなと改めて実感。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/04/27 更新
2025/03 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
今年3度目の訪問。この日は握り中心でお願いした。それでもおつまみの数は多いけど。
この日はホタルイカのペーストが登場。この時期の青空さんのスペシャリテだと自分が勝手に認定している逸品である。いっきに食べ終えず、横に置いて、日本酒を飲みながらチビチビとやる。
握りの白眉は白甘鯛。塩〆。数年前にも一度出していただいたことがあるが、そのときと同じく鮮烈な印象を与えてくれる。塩だけだと言うのに凄い旨味である。
トリガイも良かった。前回はまだ小ぶりだったが、今回は大きさも十分で、そして甘い。また赤貝の薫りも良かった。
お摘み
◯菜の花のお浸し
◯すっぽんだし
◯トラフグ(かわ、身の刺身、身の湯引き、白子焼き、ポン酢)
◯タコ
◯三陸の蒸し鮑
◯サワラの藁焼き
◯ホタルイカのペースト
◯太刀魚の焼き物
◯カラスミ(軽炙)
握り
◯マコガレイ
◯スミイカ
◯サヨリ
◯カスゴダイ
◯赤身
◯中トロ
◯大トロ
◯コハダ
◯コバシラ
◯白甘鯛
◯トリガイ
◯サバ
◯ハマグリ
◯アカガイ
◯ムラサキウニ
◯アナゴ
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/03/16 更新
2025/02 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
今年2度目の訪問。この日はおつまみから。
芹のお浸しからスタート、この時期ならではのトラフグの湯引き、トラフグの出汁で取ったスープに浮かんだ白甘鯛。。。お見事である。
握りのなかではこの日の白眉はマグロ。青空さんのマグロはいつも凄いのだが、この日のマグロは特に良かった。赤身はとても香り高いし、中トロの口当たりの滑らかには感動した。また赤貝の薫りの高さも秀逸。まだちょっと薄めだったけど、早くも鳥貝まで。
この日は久々にムラサキウニがあるというので追加で握っていただいた。そのせいもあってこの日のお値段は過去最高の91,000円。しかし満足度は高い。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/03/09 更新
2025/01 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
今年最初の初訪問。午後6時に1名で伺った。お正月ということもあって、同伴のお客様が多く、華やかな席。やはり銀座はこうでなくちゃね。
お摘みのなかでは白甘鯛の塩梅が素晴らしかった。白甘鯛から取った出汁もしっかり。何気に頼んだアンキモも適度な甘辛さでお酒がススム。
握りの中では日本一のサバが白眉。うまみの坩堝(るつぼ)である。赤貝も良かった。久々に素晴らしい赤貝で、ツケ台に置かれた途端にあの香りがフワっと届く。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2025/01/19 更新
2024/11 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
平日の午後6時に1名で伺った。
直近2回は「握り中心」で頂いたが、この日は原点回帰でお摘み▶︎握りという流れで。
この日の白眉はシマアジの握り。薫りが高く、付け台に置かれた瞬間からあの薫りが爆発していた。
お造りのクエもよかった 脂がのっていたのか、湯引きにしてもこってりとした感があった、大根おろしをたっぷりつけてちょうどいい感じ。
日本一のサバも健在、相変わらず、脂も多いし〆も強めなので、多めの生姜がちょうどいい
摘み10品、握り15貫、巻物1本(干瓢とヒモキュウ半々ずつ)、飲み物はマスタードリーム1杯、日本酒1合。〆て71,000円。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/11/18 更新
2024/10 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
平日の午後6時に1名で伺った。
前回訪問の際に初めて「握り中心」でいただいて、結構気に入ったので、今回も「握り中心」にしてもらった。いつもはお摘みで頂く黒鮑や、お造りでいただくお刺身など、握れるものは全部握ってもらい、握れないものはお摘みでというスタイルである。
この日の白眉はなんと言ってもサバだろうか。さすが「日本一のサバ」、強烈な旨み、そしてそれに負けない力強いシャリ、完璧であった。おつまみの中では、七種のキノコとハモだしのスープが秀逸であった。キノコ由来なのか、すこ〜しだけトロリとしていて、香ばしさの高いスープである。
飲み物はマスタードリーム1杯、日本酒2合。
〆て63,000円。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/10/26 更新
2024/09 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
平日の午後8時に1名で伺った。
この日は初めての「握り中心」でお願いした。いつもはお摘みで頂く黒鮑や、お造りでいただくお刺身など、握れるものは全部握ってもらい、握れないものはお摘みでというスタイルである。
お摘み
◯ツユムラサキのお浸し
◯秋刀魚の焼き物
◯ハモと玉ねぎのお出汁
◯アラ(だったかな?)の炙り
◯鰻の蒲焼
◯カラスミ(軽く炙って)
握り
◯マツカワガレイ
◯スミイカ
◯明石のタイ(だったかな?)
◯ハモの焼き霜
◯キス昆布〆
◯赤身
◯中トロ
◯大トロ
◯コハダ
◯アカガイ
◯シマアジ
◯イクラ
◯アワビ(軽くて蒸したもの)
◯ブリ
◯アカウニ
◯イクラ
◯カツオ(スモーク)
◯アナゴ(ツメ)
◯巻き物(ヒモきゅうと干瓢)
飲み物はマスタードリーム1杯、日本酒2合。
〆て54,000円。いつもより2万円ほどお安い!
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/09/21 更新
2024/08 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
平日の午後6時に1名で伺った。この日のお客さんは全員が常連さん。平日にしては珍しいこと。
頂いたお料理は以下のとおり。
お摘み
◯ツユムラサキのお浸し
◯シロイカ、おろしポン酢
◯ハモの湯引き、ハモ出汁ジュレ
◯鰻の白焼、ポン酢
◯お造り:マツカワガレイ
◯蒸した黒鮑
◯カツオ、表面を軽く炙ったもの、玉子醤油で
◯鰻の蒲焼
◯カラスミ
◯シンイカの下足
握り
◯シンイカ
◯キス昆布〆
◯カスゴダイ
◯赤身
◯中トロ
◯大トロ
◯シンコ2枚付け
◯コバシラ
◯アジ
◯イクラ(出始め)
◯シマアジ
◯アカウニ
◯アナゴ(ツメ)写真撮り忘れ
◯巻き物(トロたくと干瓢)
飲み物はマスタードリーム2杯、日本酒1.5合
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/08/10 更新
2024/05 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
平日の午後5時半に1名で伺った。
頂いたお料理は以下のとおり。
お摘み
◯もずく酢
◯金目鯛の炙り、胡麻がたっぷりと
◯エボダイの表面を軽く炙ったもの、長ねぎ微塵切り乗せ
◯アラの湯引き
◯淡路のマコガレイと舞鶴のトリガイのお造り
◯蒸した黒鮑
◯カツオ、表面を軽く炙ったもの、辛子醤油で。
◯ノドグロ、アサリの出汁を使ったスープのなかに。これはとても美味で自分のお気に入りだ。
◯カラスミ
◯アカガイの肝
握り
◯スミイカ
◯キス昆布締め
◯マグロ赤身
◯マグロ中トロ(背トロ)
◯マグロ中トロ(腹側)
◯マグロ大トロ
◯カスゴダイ
◯コバシラ
◯トリガイ(エビの代わり)
◯アジ
◯アカガイ
◯バフンウニ
◯ハマグリ
◯アナゴ(ツメ)
◯巻物(ヒモキュウ、干瓢)
お酒は、マスターズドリーム、そして国稀と手取川(それぞれ1合)と綿屋0.5合を頂いた。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/06/01 更新
2024/04 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
平日の午後6時に1名で伺った。
この日に頂いたお料理は以下のとおり。
お摘み
◯ソラマメ
◯金目鯛の炙り
◯アサリのお出汁。新ノリ、ワカメ、浅葱。
◯淡路のマコガレイとトリガイのお造り。
◯蒸した黒鮑
◯カツオ、表面を軽く炙ったもの、辛子醤油で。
◯スペシャリテのホタルイカのペースト。やはり辛子が絶妙。すぐには食べ切らず、握りに入っても日本酒でチビチビと続ける。
◯太刀魚の焼き物。
◯カラスミ
◯バチコ
握り
◯イカは珍しくアオリイカ
◯キス昆布締め
◯マグロ赤身
◯マグロ中トロ
◯マグロ大トロ
◯コハダ
◯コバシラ
◯カスゴダイ
◯アカガイ
◯アジ
◯ハマグリ
◯トリガイ
◯ムラサキウニ
◯アナゴ(ツメ)
◯巻物(ヒモキュウ、干瓢)
お酒は、マスターズドリーム、そして手取川と国稀(それぞれ1合)を頂いた。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/04/26 更新
2024/03 訪問
色んな意味で銀座を(そして日本を)代表するお寿司屋さん
3月上旬の土曜日の午後8時半に2名で伺った。週末の遅い時間だったせいもあるのか、隣の席が1つ空いていたのでゆったりと。
この日に頂いたお料理は以下のとおり。
お摘み(珍しいことに佐島のタコがなかった)
◯せりのお浸し
◯スッポンのお出汁。スッポンの香りは強いのだけど、どちらかと言うとサラリとしていて食事の最初の方でいただくにはちょうど良い。
◯フグのお造り。トラフグの白子、皮、身の湯引き、身の刺身、それらが渾然一体となっていて、上にポン酢おろし。分かりやすいシッカリなお味。
◯ヒラメとトリガイのお造り。先月に引き続きトリガイの甘さがお見事。
◯蒸した黒鮑
◯藁で燻したサワラ、山わさび
◯スペシャリテのホタルイカのペースト。辛子が絶妙。すぐには食べ切らず、握りに入っても日本酒でチビチビと続ける。
◯カラスミ
◯アンキモ
握り
◯スミイカ
◯サヨリ
◯マグロ赤身
◯マグロ中トロ
◯マグロ大トロ
◯コハダ
◯コバシラ
◯トリガイ
◯ブリ
◯カスゴ
◯ハマグリ
◯サバ
◯バフンウニ
◯アナゴ(ツメ)
◯巻物(ネギトロ、干瓢)
お酒は、手取川と鄙願(それぞれ1合)を頂いた。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/03/11 更新
2024/02 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
2月中旬の平日、友人と2名で伺った。
この日に頂いたお料理は以下のとおり。はやくもトリガイが登場、既に肉厚で甘味もしっかり。
お摘み
◯京しろ菜のお浸し
◯佐島のタコの塩茹で
◯トラフグの湯引き
◯白甘鯛(愛媛)の炊いたもの、フグ皮
◯お造りはヒラメ
◯蒸した黒鮑
◯藁で燻したサワラ、山わさび
◯トラフグの白子、スッポンだし
◯ナマコ
◯アンキモ
握り
◯スミイカ
◯サヨリ
◯マグロ赤身
◯マグロ中トロ
◯マグロ大トロ
◯コハダ
◯コバシラ
◯トリガイ
◯アカガイ
◯サバ
◯ハマグリ
◯ブリ
◯ムラサキウニ
◯アナゴ(ツメ)
◯巻物(ヒモキュウ、干瓢)
お酒は、二人で、エビスビール3杯、日本酒は手取川、国稀、鄙願(それぞれ1合)を頂いた。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/02/24 更新
2024/01 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
2024年の営業初日の午後6時に伺った。河井寛次郎の花入が見事だった。
この日に頂いたお料理は以下のとおり。年初だしシケだったこともあって、サヨリなどの定番ものがなかったりしたが、それでもさすがのクオリティであった。
お摘み
◯京しろ菜のお浸し
◯のれそれ
◯佐島のタコの塩茹で
◯クエ(だったか?)の湯引き
◯白甘鯛(愛媛)の炊いたもの、聖護院蕪
◯お造りはヒラメ
◯蒸した黒鮑
◯藁で燻したサワラ、東京湾の海苔
◯トラフグの白子
◯ナマコ
◯バチコ
握り
◯スミイカ
◯サバ
◯マグロ赤身
◯マグロ中トロ
◯マグロ大トロ
◯イクラ
◯アカガイ
◯コハダ
◯ハマグリ
◯コバシラ
◯ブリ
◯バフンウニ
◯アナゴ(ツメ)
◯巻物(ヒモキュウ、干瓢)
お酒は、マスターズドリーム、手取川、綿屋を頂いた。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤自分を含め殆どの客はお任せですが、お好みでやられる常連客もいます。まさに「お客様のお好きなように」という昔ながらのお寿司屋さんです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
④「ざっくりとした2回転制」という感じで、5時〜6時半くらいまでにスタートする第1組と8時〜8時半以降にスタートする第2組とがありますが、厳密な2回転制ではなく、料理が一斉にスタートしたりお客さんが一斉にいなくなるということはほとんどありません。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2024/01/10 更新
2023/12 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
土曜日の午後6時半、2名で伺った。遂にミシュラン三つ星を獲得されたので本当にたくさんの胡蝶蘭が部屋中に。親方の後ろにあった盆栽はなんとあの三輪休雪さんからのお祝いとのこと、改めて青空さんの凄さを認識。
この日に頂いたお料理は以下のとおり。
お摘み
◯菊菜のお浸し
◯藁で炙ったカマス
◯佐島のタコの塩茹で
◯タラの白子の焼いたもの、柚子
◯クエ(だったか?)の湯引き
◯お造りは松川鰈の湯引き
◯白甘鯛
◯蒸した黒鮑
◯藁で燻したサワラ
◯マナガツオの味噌遊庵焼
◯アンキモ
◯カラスミ
◯バチコ
握り
◯スミイカ
◯サヨリ昆布締め
◯マグロ赤身
◯マグロ中トロ
◯マグロ大トロ
◯コハダ
◯コバシラ
◯アカガイ
◯サバ
◯ハマグリ
◯ブリ
◯ムラサキウニウニ(北海道吉岡)
◯アナゴ(ツメ)
◯巻物(ヒモキュウ、干瓢)
お酒は、マスターズドリーム、酔右衛門、国稀、綿屋、松本(半合)を頂いた。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2023/12/24 更新
11月下旬に1名で訪問。この日も前回同様にお摘みからのスタンダードスタイルでお願いした。
お摘みは菊菜のお浸しからスタート。お摘みのなかで白眉だったのはカワハギ。カワハギの身にちょこんと肝を乗せたものは何度もいただいたことごあるが、たっぷりの肝をカワハギの身で包むという逆転型は始めての体験。いつものサワラ、黒アワビなどはもちろん美味だったし、加賀蓮根の摺流しに浮かぶ蒸した白甘鯛も絶品。
この日も、珍味として「なかずみ」を大葉とガリで和えたものをいただいて、握りへ。
握りは名残りのマコガレイからスタート。身がキリッと引き締まっていて美味。今季初のサヨリで冬の到来を感じる。アジ、アカガイ、昆布森のバフンウニなどもいつもどおりのクオリティの高さ。
ビール1杯に日本酒2号で79,000円。安くはないが、とはいえ今回も大満足。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。2023年には遂にミシュラン三つ星を獲得。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は銀座の中でも最も高い部類に入ります(とはいえ、最近のお寿司屋さんはどこもお値段が高くなってきたので、最近は青空さんのお値段も普通に感じられるようになってきました)。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②以前は日本酒のリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形でしたが、いまはリストもきちんとあります。お値段は銀座では特に高くもなく安くもなく、普通のお値段です。
<食事>
①おつまみは、ダシがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
③器も素晴らしいものを使っておられます。現代作家のものもあれば年代物ものもあってバリエーションが豊富。いずれも高価なものですが、それらを惜しげもなく使ってくださいます。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外国人客も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン三つ星、立派なお値段(スタッフ数とネタのピンぶりを考慮すれば納得ですし、最近は5万円超えのお寿司屋さんなんて当たり前になってきたので青空さんのお値段がそんなに高いとは思わなくなってきました)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。