102回
2021/12 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
月イチ定期訪問。この日は2021年最後の訪問、年の瀬のご挨拶。
菊菜のお浸しから始まり、カマスを湯掻いたもの(牛タンをイメージしてネギ塩を乗せているのだとか)、タコ、雲子、クエ刺身、常磐のアワビなどの定番のおつまみをいただき、握りに行く前に青森の海鼠。
握りはいつも通りにスミイカからスタート、そして二品目がサヨリ。12月になってようやくの登場。今年はスタートが遅かったけど、年々どんどん遅くなっているとか。久しぶりのサヨリは実に美味しかった。マグロ三兄弟は赤身と中トロが舞鶴(だったかな?)で、大トロが大間だったのだが、赤身の美味しさが素晴らしかった。スッキリと甘く、香りが高い。そのほかのネタの中ではサバ、シマアジがとりわけ秀逸であった。
最後の巻物は鉄火と干瓢にしたのだが、「鉄火は赤身とトロとどちらにしますか?」と聞かれて、一瞬「は?」とか返答してしまった。鉄火といえば赤身だと思い込んでいたが、トロで鉄火を食べたいという人も多いのだとか。その話をお聞きして、いままで自分はこのお店で鉄火を食べていなかったということに気付いた次第である。
この日も大満足でした。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2022/01/04 更新
2021/11 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
11月の訪問記。この時期になると出てくるカマス、サワラ、アンキモといったお摘みがこの日は充実。握りのなかでは香りの良い赤貝が白眉だった。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2022/01/25 更新
2021/10 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
四度目の緊急事態宣言も終わり、世の中が徐々に平常を取り戻しつつあるなか、土曜日の午後6時に伺った。
まずは銀杏からスタート、次いで毛蟹のお料理、その後、鱧出汁で火を入れた七種のキノコのお料理、鱧の焼き霜(とても脂がのっていた)、サンマの焼き物(肝醤油ソース掛け)と続く。お造りは珍しく一種類だけだったが、とはいえ濃厚でネットリとした極上のマツカワガレイ。そしてお得意の黒鮑(常磐)、鰹のタタキ(エシャレットのおろしがとても良かった・・・匂わないニンニクのよう)、焼き物は珍しいことにシシャモ。
軽く炙ったカラスミをつまみつつ、握りへ。いつも通りのラインナップだが、いつも通りのハイクオリティ。スミイカ、キス昆布締め、カスゴ、鮪三兄弟、コハダ、小柱、車海老、イクラ、小鰯、ウニ。この時点で大将から「残るは縞鯵、赤貝、ブリ、アナゴ」との通告があったので、自分は全部お願いし、同伴者は赤貝を除いて全部オーダー。最後に小肌ガリ巻きと干瓢巻きを半分ずつ。小肌ガリ巻きは初めて食べたけど、サッパリとしていて〆に良かった。
ちなみにいただいたお酒はビール、手取川、鄙願。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/11/09 更新
2021/09 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
四度目の緊急事態宣言の最中、金曜日の午後5時に伺った。もちろん満席。しかも同伴のお客さんもちゃんといたりして。オリンピックの最中は感染者の急増もあって予約キャンセルが相次いだそうだけど、ようやく落ち着いてきたかなとのこと。
前回と同様で、栗田さんはフロア担当、二番手の位置に前川さん、三番手の位置に深澤さんという体制。並木通りの方は10月中にもスタートできればいいなぁとおっしゃっていた。なんと、もう来月ではないか。
この日は初秋ネタ。金時草のお通し、焼き秋刀魚を肝醤油で頂くものなど、この時期の青空さんならでは。驚かされたのはおツマミとして出てきた鱧のミニ握り。小さめに握られた二つの鱧、一方には玉ねぎをおろしたおろし醤油が載せられ、もう一方はシンプルに塩酢橘。玉ねぎはいつもの淡路島のもの。久々の新商品であった。
握りはスミイカ、キス昆布締め、カスゴ、鮪三兄弟、シンコ2枚付け、小柱、縞鯵、イクラ、小鰯(軽く酢で締めて)、天草の赤ウニ、ブリ、アナゴで一通り。ウニの甘みがとても良かった。
最後に巻物(干瓢とネギトロを半分ずつ)。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/09/18 更新
2021/08 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
前回と同様、四度目の緊急事態宣言の最中の土曜日午後5時に伺った。この日もやはり満席だった。
前回と同様で、栗田さんはフロア担当、二番手の位置に前川さん、三番手の位置に深澤さんという体制。
全国的に天候不順、特に西日本と日本海側の豪雨は記録的な酷さで、市場にまったく魚がないという声をあちこちで耳にするが、そんななかでありながらも有無を言わさないレベルのネタの揃え方は流石の一言。
まずは枝豆からスタート。
二品目はシロイカ、大根おろしと出汁醤油でサッパリと。
淡路の鱧の湯引き、鱧の出汁を使ったジュレを掛けて。
穴子の白焼きをポン酢で。細かく切られているのにプリプリな穴子。
お造りは真子鰈の刺身とマハタ。塩と山葵醤油。
小イカのゲソの炙り。一味唐辛子。
常磐の黒鮑。
カツオ。広島の藻塩と山わさび。
宍道湖の鰻はこの日は蒲焼きで。前回は白焼きだったけど、身がプリプリしていて絶品である点は前回と同様。
おつまみの最後に大振りなバチコ。
握りはシンイカからスタート。小さいくせにしっかりとしたお味はさすが。
鱚の昆布〆。
カスゴダイ・・・適度な水分を残した〆具合はさすが。
マグロ(赤身、中トロ、大トロ)
シンコは4枚。
小柱・・・甘さを感じられるもの。
アジ・・・この天候不順の中でよくこれだけのものを、と唸った。
イクラ・・・今年初。サラリとした感じ。
シマアジ・・・旨味が凄い。
淡路の赤ウニの甘味が凄かった。さすが由良・・・!
余市のバフンウニもあるというので穴子に行く前に頂いて・・・
握りの最後はいつも通り穴子をツメで頂いた。
巻物は干瓢とトロタクを半々で。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/08/25 更新
2021/07 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
四度目の緊急事態宣言の最中の土曜日午後5時に伺った。5時の時点では自分の他にはもう1組(2名)だけだったが、午後6時ころにはもう満席だった。
この日は栗田さんはフロア担当、二番手の位置に前川さん、三番手の位置に深澤さんという体制。研修の一環とおっしゃってましたが、さてさて^_^
まずは久世茄子の炊いたものからスタート。
二品目はウニ、上に鱧出汁のジュレ。
淡路の鱧の焼き霜、やはり同じく淡路から来た玉ねぎを使ったソースで。
佐島の蛸。
お造りは真子鰈の刺身とアラの湯引き。アラはおろしポン酢をたっぷりとつけて。
千葉の鮑。キロ5万円とのこと・・・。
カツオ。薬味と東京湾の海苔。
宍道湖の天然の鰻は白焼きで。身が驚異的にプリプリ。
おつまみの最後はカラスミを軽く炙って。
握りはアオリイカからスタート。ねっとりとした食感はいかにも。
鱚の昆布〆。
カスゴダイ。
マグロ(赤身、中トロ、大トロ)
シンコは3枚。
小柱。
アジ・・・相変わらず美しい。
天草のウニ・・・物凄い甘さ!
そしてこの日の白眉・・・鰯。捌く前の鰯の姿はまるで他の魚のように丸々と太っていて驚愕。
穴子(つめで)
巻物は干瓢とネギトロを半々で。
最後の赤出汁で〆。
時期的に貝類がなかったけど、鮑、鰻、鮪、雲丹、鯵のあたりのクオリティの高さに圧倒され、この日も最高の夜でした。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/08/01 更新
2021/06 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
この日はおつまみが秀逸であった。本アラ、三重県のアサリ、銚子のキンメ、トリガイなど。トリガイの適度な甘さと生姜醤油とがこんなによく合うとは。
握りで最も良かったのはコハダとアジ。そしてマグロも良かった。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/08/01 更新
2021/05 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
この日のカウンターはすべてのお客さんが常連さん・・・お名前を知っているほどの仲ではないけれど、何度もお見かけする方達ばかりだった。緊急事態宣言の最中でもお店にやってくる固定客がしっかり。さすがの一言。
沖縄のもずくからスタート。とても柔らかい酢使いで上品な味わい。銚子の金目鯛、愛知のトリガイ(ちょっと薄めだけど味はしっかり甘く、他のお客さんには2枚で一貫握っていた)、アラの湯引き、甘手ガレイ(淡路のマコガレイをそう呼ぶそうで、とても身質がしっかり)、常磐(と言ってたかな?)のクロアワビはいつも通りの美味しさ、カツオはごく軽くタタキに、ノドグロの瑞々しさは相変わらずで浅利出汁も良かった。最後にバチコを頂いてお摘みは終了。
握りはねっとりと甘いアオリイカからスタート。キス昆布締め、カスゴダイ、マグロ三連発、コハダ、小柱、アジ、閖上の赤貝(とても肉厚で磯の香りが強い)、北海道のムラサキ、ハマグリ、シマアジ(この日の白眉・・・旨味が凄い)、赤ウニ、穴子。赤出汁のお椀(具はネギだけというシンプルなもの)と巻物にトロタクを頂いて終了。
本日も大満足でした。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/05/23 更新
2021/04 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
アブラボウズが意外に上品で美味しかった。この時期のお決まりの初鰹、ホタルイカなどのおつまみは流石の美味しさ。この日は鮪が特に良かった。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/05/01 更新
2021/03 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
二度目の緊急事態宣言が二度目の延長となってからの訪問。この日も満席。
白菜のお浸し、濃厚スッポンスープ、サヨリ昆布締めをうずらの卵であ合えたもの、フグ(刺身、白子、身と皮の湯引き)、黒鮑の蒸し物。
メヌケの酒蒸し。青空さんで食べたことないような気がするなぁと思ってお聞きしてみると、青空さん自身もメヌケを出すのははじめてとのこと。もっと淡白かと思ったら結構しっかりしたお味(さすが青空さん、ネタの質がいいのでしょう)。
その後にサワラの燻製(いつも通りギョウジャニンニクと生姜醤油で)、この時期のスペシャリテであるホタルイカのペースト(辛子がアクセント)、太刀魚の焼き物、ナマコの酢の物と頂いておツマミ終了。
握りも相変わらずビシっときまってましたが、この日の白眉はマグロとトリガイ。マグロは勝浦の釣りの120キロ。大トロは脂ノリノリでとろけるような食感なんだけど上品でくどくない。トリガイはとても大ぶりで肉厚で甘く、素晴らしい味わい。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/03/10 更新
2021/02 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
今年二度目の訪問。二度目の緊急事態宣言の最中の金曜日、午後5時の予約。しっかり満席となっていて喜ばしい限り。
この日もいつも通りの安定感。サヨリ、サバ、カスゴは完璧な仕上がり。前回もう一つだった赤貝がとても良くなった。また早くも鳥貝が登場。身の厚さも十分だったけど、本格的に美味しくなるのはもう少し先かな。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/02/22 更新
2021/01 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
遅ればせながらの新年のご挨拶。二度目の緊急事態宣言の最中の金曜日、午後5時の予約。6時になったらもう満席。
久々にノレソレからスタート。食べ慣れたお摘みを冬になったことを実感しつつ食べ進み、最近お気に入りのアンキモをこの日も最後に頂いてから握りへ。この日の白眉は鰤・・・脂がのっているのだけどキレがある。赤貝はまだちょっとという感じ。そしてサヨリ、サバ、カスゴはいつも通りの完璧な仕上がり。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2021/01/30 更新
2020/12 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
土曜日の午後8時、やはりコリドー通りの人通りは少なめだけれども、まったく人がいないということもない。Go to travelがなくなったこともあって近場で遊ぶ人が増えてるのかな。今年最後の青空。一番奥の一席だけ空いていたが、あとは個室も含めて満席。
この日も全てコンプリート。
クエの湯引きがとてもよかった。お摘みの追加として鮟肝とナマコ。ひさびさに頂いたナマコはやはり美味しかった。大根おろしと二倍酢で。
日本一のサバは健在。中トロは他のお店だったら大トロみたいな感じで、その後に出てきた大トロは逆にキレのある脂身が見事だった。
下記は2017年時点のベース投稿。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2020/12/25 更新
2020/11 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
金曜日の午後8時、コロナ禍第三波に怯えてか、コリドー通りの人数も少なめ。
この日も全てコンプリート(ただし巻物はパス)。お摘みの追加として鮟肝と唐墨。この日の白眉は強烈な旨みの白甘鯛。「塩振ってしっかり寝かせるだけ、素材の力」とのこと。相変わらずドテカイ小柱も絶品。お摘みの中では甘鯛が絶品。加賀蓮根の摺流しの中に入っていたのだけど、蓮根のザラっとした食感がほんの少し残っていて心地良かった。
下記は2017年時点の投稿です。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2020/11/28 更新
2020/10 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
前回はすべてのお客さんが常連さんだったのに対し、今回は(6時スタートだったこともあって)自分達以外はすべてご同伴組。銀座に勢いが戻りつつあることを感じ、かなり嬉しくなった。
この日のイチオシは鰤。とてつもないトロトロ脂でありながらとても上品。分厚いアワビの柔らかさも凄かったし、小柱という名前を返上したほうがいいであろうという程大粒な小柱も凄かった。
下記は2017年時点の投稿です。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2020/10/31 更新
2020/09 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
今日はすべてのお客さんが常連さんという感じでリラックスした日。
この日のお料理・・・クセのまったくないミンク鯨が美味だった。分厚い鮑の柔らかさ、いつも凄いけど今日は特に凄かった。カツオに行者ニンニク(一緒に出てくる生姜醤油にも行者ニンニクの出汁が入ってます)はこちらのお得意。青空さんの鯖はいつも凄いけどこの日の脂の乗り方は尋常ではなく、その脂感を残したままでスッキリ食べさせる酢〆が素晴らしい。
下記は2017年時点の投稿です。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2020/09/26 更新
2020/08 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
この日のお料理・・・鰻のぷりぷり振りが素晴らしかった。新イカとシンコはかなり大きくなっていてもう名残り。初いくら。縞鯵が良かった。この日もコンプリート、最後に干瓢巻とネギトロを半々で。アルコールはグラスビール、手取川1合、松本半合と控えめに^_^
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、とても若いお弟子さん2〜3名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2020/08/22 更新
2020/07 訪問
色んな意味で銀座を代表するお寿司屋さん
この日は新イカ、シンコ、鱒子といったこの季節ならではのものが出てきましたが、ベストはイワシでした。脂が乗ってて見事。
次回予約をしようとして、いつも通り午後7時でとお願いしたら、ざっくりと前半後半に分けることにして、前半は6時スタート、後半は8時スタートにしたそうで。ついに青空さんも二回転か・・・
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、とても若いお弟子さん2〜3名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。
2020/07/27 更新
新年初訪問。しんとり菜のお浸しからスタート。その後はいつも通りのラインナップ、この時期ならではのお摘みとネタ。毎年変わらないけど、このお店以上にピンのネタで楽しませてくれるお店もなかなかない。この日はマグロが特に凄かったけど、でも、やはりこの季節ならではのサヨリがとても良かった。また、やはりこの季節ならではの河豚白子も相変わらず(まるで大きなお餅の磯辺焼きのようなルックスである)。
下記は2017年時点のベース投稿(少し更新を加えて)。
<概要>
いわずもがなの有名店。しっかりとした味付けがお酒とマッチして、ついつい呑み過ぎて食べ過ぎるお店。自分のなかではベスト寿司屋の一角を確実に占めています。お値段は(自分がお酒とか珍味を多く愉しむこともありますが)銀座の中でも最も高い部類に入ります。色々な意味で今の銀座を代表するお寿司屋さんです。
<お酒>
①ご修行先だった次郎さんと違い、お酒を存分に呑むことができる点がいいところ。ワインも置いてありますし、最近になってグラスでも出すようになったこともあって、ワインを飲んでいる人が以前に比べると随分と増えました。
②日本酒はリストがなく、呑みたいものの味わいを伝えたりしてお任せする形になります。単に「日本酒を」というと「純米、純米吟醸、純米大吟醸がありますがどれにしますか。」というちょっと不思議な訊かれ方をします。もちろん、所蔵する日本酒の銘柄を訊けば教えてくれますので、日本酒に詳しい方は銘柄を確認してから選んでもいいと思います。移転してから少しラインナップが増えて、この投稿の時点(注:2017年)では鄙願、綿屋、まつもと、手取川、酔右衛門、黒龍、喜久酔が置いてあります。
<食事>
①おつまみは、だしがきいたしっかりとした味わいのものが多く、お酒が進みます。特に、おつまみの前半に蛤、あさり、鯛などからしっかりと出汁をとったスープが出てくるのですが、これがいつも美味しい(注:2021年現在は常に出てくるものではなくなりました)。自分がお酒好きであることを把握してくれているので、「もう少しおつまみいきますよね?」と確認を入れてくれつつも、いつもおつまみや珍味を多めに出して頂いています。
②このレベルのお店になればネタが上等なのは当然です。アワビのような高級食材(しかも上等なもの)も惜しげも無く出てきます(ただし、あわびはツマミとして出てくるのが常なので、握ってもらうときは別途お願いしましょう。)。
③シャリは少し固めで酢がきいている感じなので、やはりお酒呑みには向いています。シャリの温度にばらつきのあるお店もありますが、このお店でそのような経験をしたことはありません。
④ビシッと形が整った青空さんの鮨の美しさは見事です。サヨリやアジなどの光り物の握りの美しさがとりわけ素晴らしく、SNS映えすること間違いなし。
⑤お好みでやる常連客もいますが、自分を含め殆どの客はお任せです。
<サービス>
①大将と二番手、三番手の方がカウンター内のつけ場を担当し、若いお弟子さん3〜4名と女性スタッフ2名ほどがフロアや厨房を担当しています。高級寿司屋のオペレーションとしては最大級でしょう。カウンター席に座っている限り、サービスに滞りを感じたことはありません。自分のお酒の呑み具合をみてタイミングよく次のお酒を勧めてくれる点も(お酒好きの自分には)ポイント高し。
②大将である青空さん、職人意識が高いのはもちろんですが、その美意識の高さにも感心させられます。時代物と現代物とがバランスよく使われる食器群、さりげなく飾られている美しい絵画などもそうですが、ビシッと決まった髪型、独特な形の襟元、シャープな体つきなど、あらゆる面において美意識が高いと思わされます。エンターテイナーではないですが、だからと言ってとっつきにくいことはなく、キチンとした距離感を保ちつつ、適度に快適な会話を楽しませてくれる方です。
<内装>
①L字型の長いカウンターと個室。個室には4名が入れることになっているそうですが、(新型コロナの時期にテイクアウトを取りに行った際に個室で待機した際の印象では)4人だと狭くはないけど広々という感じでもないというイメージです。
②ビルの中にあるとは思えない、そして寿司屋とは思えない、ゴージャスな内装です。
<特筆>
客層は実に様々で、外人客(極力2回転目以降に入れているとのこと。)も多いし、綺麗な女性を連れた同伴客もいます。無言で寿司とじっくり対峙している男性1名客、食べ歩きを趣味としているであろうカップルやグループ客、そして大将と軽口叩いてリラックスしている常連客もたくさん。この多彩な客層、ミシュラン星付き、立派なお値段(スタッフ数とネタの良さを考慮すれば納得)、頻繁に入れ替わる客で常に埋まっているカウンター、ゴージャスな内装・・・これらの要素がこのお店をとても銀座らしく、そして日本を代表する寿司屋にしていると感じます。