63回
2020/11 訪問
パンチの効いた濃厚さと上品さを兼ね備えるラーメンの一つの完成形!牛テール塩ラーメン
先月初訪して以来すっかり虜になってしまった覆麺。
長い間噂に聞いていたその中毒性はラーメン界1ではないだろうか。
そしてここのラーメンが恐ろしいのは他店のラーメンだと時に物足りなさを感じてしまうことがあるということである。
今日は金曜日限定の牛テール塩ラーメンがどーしても食べたくて仕事のスケジュールを調整してやって参りました。
11:30到着、外待ち6名。注文はお目当ての牛テール塩ラーメン¥1,3004回目の訪問にしてデフォ以外の注文は初です。
動物系、特に牛や豚を炊いているのであればもう少し店内が獣臭くても良さそうなものですが店内に漂うのは食欲を強烈にそそる出汁のいい匂いだけ。これはもう楽しみでしょうがない
着席から7〜8分で着丼。さっそくスープからいただきます。
レンゲで一口含んだだけで全身に染み渡る強烈な旨味、牛出汁が凝縮された濃厚スープはパンチが効いてるだけでなくじんわり広がる優しさも兼ね備えておりどこか気品すら感じます。
これは美味い、美味すぎる……!
麺に手を付ける前から危うく丼を両手で持ち上げてスープを飲みそうになってしまいます。
麺はデフォよりやや太目だったでしょうか?
スープがあまりに旨いせいで夢中で麺をすすっていたので自信なし(笑)
デフォ同様硬めに茹でられた麺はスープの持ち上げが秀逸で牛出汁を余すことなく口に運んでくれます。
これだけ牛が凝縮されているのに味に雑味や獣臭さが微塵もないって凄すぎだろ…。
トッピングも相変わらず全てハイレベル、シャキシャキのもやしがこれまた嬉しい。
身体を一切気遣うことなくスープ完飲。
並でも麺量が多目で、スープグビ飲みするので、満腹感も十分。
ラーメンの1つの完成形に触れることができました。デフォのラーメンよりしょっぱさはやや控え目なので、しょっぱいのが少し苦手な方でもこの牛テール塩ラーメンは美味しくいただけると思います。
これから金曜日は仕事を上手く調整して牛テールを食べにこれるようにしなくてはいけないという仕事が増えました。
また来ます。
ごちそうさまでした。
2020/11/14 更新
2020/10 訪問
熱狂的ファンを多く持つ、振り切れた極濃出汁ラーメン
熱狂的ファンが多数存在し平日も早朝から行列を作る超個性派ラーメン店。
そんな話を聞いてしまったらラーメン好きとしては気になって仕方ないもの。
今でこそ大衆化しつつあるものの二郎がそうであるように、行列の大半が熱狂的ファン、何やらハウスルールがありそう(覆麺は特になさそうでした)、お店の人が怖そう、そもそも提供する料理が万人受けしない振り切れたもの…
となれば一見さんは躊躇して然るべし。
それに加えて単純に行列のハードルも高いとあって私もずっと気になっていながら何年も行けずにおりました。
今日は12時から神保町で仕事だったので早目に現地入り。
空いていたら勢いで入ってみようと10:10頃店の前に来ると外待ち3名。よしこれならばと念願の初訪となりました。
先に店内券売機で食券を買って並ぶスタイルです。
注文は看板の覆麺を味玉付で¥1000。店内張り紙を見る限り今日の覆麺は阿波尾鶏 牛骨豚骨の出汁と書いてありました。
並びのルールや店内でのルールは店内にも店外にも至るところに注意書きがされてました。お店側としては一見さんのために努力してくれてるのかもしれませんね。
10分程で店内へ。食券を渡す際に醤油か塩かを伝えます。今日は醤油を。そっから5分程で着丼となりました。
見た目は割と普通の醤油ラーメンに見えます。まずはスープからいただきます。
おぉーーっ!しょっぱい!!
目の覚めるようなしょっぱさ、なのにめちゃくちゃ美味い!!これは初体験の味。
化調や醤油ではなく濃厚出汁によるしょっぱさというのはこれほどしょっぱいと感じてもはっきり美味しいと感じるものなのですね。
麺は注意書きの通り硬め、黄色い卵麺のような色をした中細縮れ麺。硬さも含めてスープとの相性がよく細麺ながらスープにしっかり絡まります。
トッピングではチャーシューが特に美味い。薄切りではあるが2枚入っていてホロホロ崩れる柔らかくてジューシーなチャーシューでした。
いやー衝撃の一杯でした。ハマる人は間違いなく中毒になる唯一無二のラーメンでしょう。
逆に無理な人は無理なラーメンでもありそう(笑)
日替わりで色々な出汁のメニューを提供してるのもこの店の魅力のようなのでまたすぐ別の味を食べに再訪したいと思います。
ごちそうさまでした。
2020/10/19 更新
とにかく最近どハマリしてしまった覆麺。
11/20㈮と11/21㈯は2,000円を越える値段で上海蟹出汁のラーメンが食べれると聞き、いてもたってもいられず土曜日に訪問してきました。
オープン15分前の8時45分到着で30人以上並んでたと思います。。。
こりゃすげぇや……何やら上海蟹は年に1回くらいしかやらない特別な出汁らしく、熱狂的ファンを持つこの店で年1イベントとなればこの行列は避けられないのでしょうね。
入店できたのはちょうど11時、2時間以上待ちやした…昨日までに比べると今日は肌寒く、さらに行列が日陰にあるのでちょっとしんどかったw
さて本日の覆麺は上海蟹とホタテとフカヒレ出汁のあんかけ仕立ての醤油ラーメン¥2,600
2,600円のラーメンってちょっとした高級中華の麺料理くらい??これはどんなもんか楽しみでしょうがない。
提供された丼はとにかく豪華。
メニューに書いてある通りフカヒレが餡かけとして乗っかってます。
そして常連さんにはお馴染みらしい悪い肉と呼ばれる豚バラ肉をしょっぱく似たものが結構乗っかってます。さらに写真撮り忘れましたがホタテのディップが別皿で付いてきます。
高級食材のオンパレードの出汁だけでなくチャーシューとは別に肉、そしてホタテディップまで付いてくるとは。
さて実食。が、スープをすする前から衝撃。とにかく匂いがすごい。この匂いを嗅ぎながら茹でただけでスープにくぐらしてない麺をすすっても十分美味いんじゃないかと思えるほど香ばしい。
長いこと匂いだけ嗅いでるだけではただの変態なので急いでスープに手をつけます。
おぉーーーこりゃすごい!!ます感じるのが蟹。濃厚な蟹の旨味が口の中に一気に広がります。
そして強烈な蟹の旨味の後から今度はゆっくりとホタテが優しく広がっていきます。こんなスープ飲んだことがないです。全体的にはいつも通り超濃厚でしょっぱめなのですが、高級店に劣らない気品のような味わいも併せ持っていてまさに唯一無二といった味。
麺はいつもの麺より太麺でちぢれも弱目。色はいつもの同じく卵麺のような黄色。恐らくこのスープに合うようにこの麺なのだと思います。文句なく美味しいですが、いつもの麺が凄く好きなのでこのスープをいつもの麺で食べてみたい気持ちがちょっとだけ。
周りを見てると皆さん別皿提供のホタテディップに関しては最初は麺を付けて食べていて後半はスープに投入してるようなので真似してみました。麺を付けて食べると当たり前かもですが蟹よりホタテが前にくるわけですね、なるほど。この味変はとても楽しい。
ホタテディップがとにかく柔らかい優しい味なので、しょっぱさに少々疲れたとしてもこのディップに付けるスタイルでリセット出来るのかもしれません。(私はしょっぱさに疲れなかったので単純に味変を楽しみましたが)
このまんまのスープを長く楽しみたかったので、麺を平らげ、スープを半分くらい飲んでから余ったディップをスープに投入。ディップが溶けたスープは少しまろやかになりました。
まろやかになったスープもやはり美味しく、結局罪深き完飲。
今日はなんとしても夜飯を抜こう。
年1の上海蟹ラーメン。普通のラーメン屋の価格とはかけ離れてるとも言えますが間違いなくお値段以上、唯一無二の絶品ラーメンを堪能できました。
ごちそうさまでした。