「その他」で検索しました。
1~4 件を表示 / 全 4 件
富山県利賀村にある日本イノベーティブ界TOP3の1人、谷口シェフが織りなす究極の地産地消。まず、駅から車で山を走ること1時間30分、冬場は雪深く地元のタクシーでさえ迷う場所にある。しかし、その大変さも苦ともしないオーベルジュがそこにはある。富山で採れた熊や猪などのジビエは自ら捌き提供している。野菜やワイン、器も富山県産という郷土愛を感じるプレゼンテーション。そして、スペシャリテのL’evo鶏は雛鳥に60日間、熊の内蔵、お米、香草を詰め寝かせた一品。 ワインはペアリングがオススメ。食後に希望があればジビエの保管所を見せてもらえるので是非。3回訪れているがいつも隣接する宿は満室なのでいつか泊まりたい。
2023/11訪問
1回
日本一の蟹料理屋【かに吉】 松葉ガニの最高峰と名高い、浜坂の蟹。 幼い頃から地元で毛蟹や花咲蟹を漁師さんから直接いただき、いわば“最高峰の味”を食べ慣れていたため、正直そこまで期待していなかった。 最初に出された蟹味噌は美味しいものの、どこか食べ慣れた味。 「まぁ、そうだよな」と思いながら運ばれてきた蟹刺しを口に入れた瞬間——衝撃が走った。 もちろん食材そのものが一流なのは言うまでもない。 だが、包丁の入れ方、ボイル、下処理、塩加減…そのすべてが完璧に組み合わさると、ここまで旨味が凝縮されるのかと驚愕した。 そこから提供される料理は、 “素材の生命力をどう引き出すのか”が徹底されており、どれも未体験の食感と味わいばかり。 添えられるハーブや卵も、余計な味付けを一切排し、 大将が選び抜いた素材そのものの力強さを感じさせる。 特に感動したのは、飯田商店と共同開発した麺に蟹の外子を合わせた一品。 これが本当に絶品で、食べ方や順序によって口に広がる旨味が劇的に変化することにも驚かされた。 素材が一流であれば美味しいのは当然。 だが、それを調理によって“もう一段階上の次元”に引き上げる大将の腕は、まさに職人芸そのもの。 夏は【なつ吉】と名前を変え、旬の食材を出すとのこと。 再訪できる日が、今から楽しみで仕方がない。