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天然鮎の名店 水質の良い高津川で育ち、渓流の貴婦人とも言われている最上級の鮎を完璧な焼き加減で食べる事ができる数少ないお店。先付けから締めまで様々な調理方法で鮎が提供されるが飽きることが一切無いバリエーション。鮎飯は今まで食べた鮎飯で最も感動した美味しさ。また、鮎が1匹入った鮎酒も最高。器も盛り付けも美しいと思い話を聞いたら、3代目が緒方で8年修行し、戻ってきたそう。緒方の雅さが反映された良いプレゼンテーションでした。次回は花山椒鍋の時期に来訪したい。
2025/08訪問
1回
日本一の蟹料理屋【かに吉】 松葉ガニの最高峰と名高い、浜坂の蟹。 幼い頃から地元で毛蟹や花咲蟹を漁師さんから直接いただき、いわば“最高峰の味”を食べ慣れていたため、正直そこまで期待していなかった。 最初に出された蟹味噌は美味しいものの、どこか食べ慣れた味。 「まぁ、そうだよな」と思いながら運ばれてきた蟹刺しを口に入れた瞬間——衝撃が走った。 もちろん食材そのものが一流なのは言うまでもない。 だが、包丁の入れ方、ボイル、下処理、塩加減…そのすべてが完璧に組み合わさると、ここまで旨味が凝縮されるのかと驚愕した。 そこから提供される料理は、 “素材の生命力をどう引き出すのか”が徹底されており、どれも未体験の食感と味わいばかり。 添えられるハーブや卵も、余計な味付けを一切排し、 大将が選び抜いた素材そのものの力強さを感じさせる。 特に感動したのは、飯田商店と共同開発した麺に蟹の外子を合わせた一品。 これが本当に絶品で、食べ方や順序によって口に広がる旨味が劇的に変化することにも驚かされた。 素材が一流であれば美味しいのは当然。 だが、それを調理によって“もう一段階上の次元”に引き上げる大将の腕は、まさに職人芸そのもの。 夏は【なつ吉】と名前を変え、旬の食材を出すとのこと。 再訪できる日が、今から楽しみで仕方がない。