「焼き鳥・串焼・鳥料理」で検索しました。
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ガリとキンミヤと私。人生、三つあればなんとかなる
2025/10訪問
1回
名古屋焼き鳥異聞録 ~CHIBA PLUS、炭と酒の交差点~
2025/04訪問
1回
ごきげんよう、諸君。 ついにこの日がやってきた。関内の名店「地葉」本店での焼き鳥ディナー。 焼き鳥好きならば、この名を聞いただけで心が躍るはずだ。私も例に漏れず、楽しみすぎて朝昼を抜き、胃袋を空っぽにして臨んだ。まるで決戦前夜の剣士のような心持ちである。 さて、「地葉」の特徴といえばストップ制。つまり、こちらが「もう無理!」と申告しない限り、絶え間なく焼き鳥が供されるのだ。となれば、当然ながら挑戦したくなる。「どこまで食べられるか?」という己との戦い。小食ながら、気合いで18本を完食した。自分で自分を褒めてあげたい。 一本一本、驚きと感動の連続だった。 まず、「ハツのしょうが」——しっとりと火入れされたハツに、爽やかなしょうがが絶妙なアクセント。これを食べた瞬間、私の舌は軽井沢の高原にワープした(ような気がした)。 続いて、「レバー」。これはもはや焼き鳥の枠を超えた芸術作品だ。とろけるような食感と、舌に絡みつく濃厚な旨み。フォアグラをも凌ぐ滑らかさに、思わず目を閉じた。 そして極めつけは**「ちょうちん」**。これはただの焼き鳥ではない。 プリっと弾ける卵黄と、香ばしい鶏肉のハーモニーが奏でる絶妙な味わい。噛んだ瞬間、口の中で小さな花火が打ち上がるような感覚に陥った。もはやこれは味覚の花火大会である。 店の雰囲気もまた特筆すべき点だ。カウンター越しに職人の手さばきを眺める時間は、まるで一流の舞台を観劇するかのよう。炭の香りが心地よく漂い、焼き上がる音が耳をくすぐる。店内は静かで、客たちは皆、真剣に焼き鳥と向き合っている。ここはもはや焼き鳥の聖域だ。 結果、私は一度も「ストップ」を言わずに18本を完食。おそらく、あと数本はイケた気がするが、次回の楽しみに取っておこう。 「焼き鳥はただの食事ではない、それは職人と鶏の織りなす一編の詩である。」 諸君、もし神奈川の地に足を運ぶ機会があれば、「地葉」の焼き鳥を味わうべし。食べ終えた頃には、きっとあなたも「次は何本いけるか?」と自分に問いかけていることだろう。 さあ、諸君。わが書斎で共に美食の物語を紡ごうではないか?
2025/02訪問
1回
諸君、ごきげんよう。予約困難店として名高い「鳥さわ」――そのセカンドラインらしき「鳥さわ ジグボーンクラブ」へ足を運んだ私だ。場所は秘密めいた感じで、ふらりと足を踏み入れると内装はなんとも言えない無骨さ。「全く凝ってない」その空間は、逆に洗練された趣があり、まるで“大人の秘密基地”のようだ。 さて、運命の一皿を求め、私は名物と噂の「トリスヌードル」、おなじみの「ちょうちん」、そして肉汁たっぷり「つくね」を注文。 最初に現れた「トリスヌードル」は、巷でラーメンではないと噂されているだけあり、視覚からして謎めいている。白濁のスープの中に浮かぶ麺は、ソーメンに近いがその存在感は別格。丼の横にはフォークが添えられているのだが、これがまた不可解かつ新鮮。日本料理にフォークとは……「異文化交流か?」と心でツッコミを入れた。 スープを一口すする。うん、これはただのスープではない――鶏の旨みが宇宙の起源かと思わせるほどの深みを持つ。塩味が絶妙で、あっさりしているのに味覚が踊る。「胡椒をかけるのがおすすめ」と書かれていたので、私も恐る恐るパラパラ……いや、勢いよくガンガン投入。結果、スープは刺激的な踊り場に変わり、胡椒のパンチが鶏の甘みを引き立ててくれる。 続いて「ちょうちん」は、黄身が輝く姿が美しく、食べれば濃厚な味わいが舌を包み込む。炭火の香りも絶妙で、どこか懐かしさすら感じる。「つくね」は肉汁が弾ける小さな爆弾のようで、これはもう危険なくらい美味い。 結論として、ジグボーンクラブは「ただのセカンドライン」ではない。むしろ、その独自性で本家とはまた異なるベクトルで舌を魅了してくれる場だ。料理は心と胃袋の共同作業――まさにそれを体現する一皿一皿だった。 諸君、予約困難にひるむなかれ。「鳥さわ ジグボーンクラブ」は、トリスヌードルという新たな美食の迷宮であなたを待っている。さあ、わが書斎で共に美食の物語を紡ごうではないか!
2025/01訪問
1回
炭火の香りと焼酎の泡――静かに夜を締める、浜松町『備長炭火焼 とりごえ』
2024/12訪問
1回
煙と笑顔が立ちのぼる、昭和の残響
2025/05訪問
1回
2700円で沈没!恵比寿てけてけ酒航海記
2025/09訪問
1回
ごきげんよう、諸君。 名古屋焼き鳥紀行もいよいよ三日目、旅のフィナーレにふさわしき舞台、それが「地葉 いずみ」——地葉三兄弟の末弟にして、その佇まい、まるで焼き鳥界の貴公子。場所は名古屋の街中、ドアを開けた瞬間から「ここで本当に串を食べていいのか?」と一瞬ためらうほどの高級感が漂っている。まるで焼き鳥界の迎賓館である。 カジュアルな「plus」、渋みが光る「栄」、そしてこの「いずみ」は、もはや“焼き鳥の貴族”。まさに三者三様、串の三重奏。これにて晩ごはん・地葉シリーズ、完全コンプリート。ポケモンで言えば図鑑が光る瞬間、RPGで言えば全装備が揃った気分である。 まず驚くのはその内装。黒と木目が織りなすモダンな空間に、繊細な照明。器もまるで陶芸家の個展から直送されたかのようで、串がまるで美術品のように鎮座している。これぞ、「美食とは、心と胃袋の共同作業」——その真髄。 本日のドリンクは赤ワイン。これがまた、大将の焼きと絶妙なマリアージュを奏でるのだ。中でも圧巻だったのが黒光りする燻製手羽先。見た目からして重厚、香りは妖艶。ワインのタンニンと相まって、舌の上で艶やかなラブロマンスが始まる。いや、これはもう焼き鳥版・昼ドラである。 そして忘れてはならぬ、町田大将。初見では「おぉ、これはこの店のセキュリティ担当か?」と思うほどの強面。だが会話をすれば一転、笑顔とジョークが炸裂し、ギャップにやられてしまう。お茶目すぎる、可愛すぎる、串よりも心がとろける。 総じて、「地葉 いずみ」はただの焼き鳥屋ではない。デートにも、接待にも、人生の節目にも寄り添える“焼き鳥の宝石箱”である。諸君、名古屋に降り立ったならば、ここはマストで訪れるべき聖地と断言しよう。 旅を終えて、わたしは思う——「改めて、食とは調和だ」と。 さあ、諸君。わが書斎で共に美食の物語を紡ごうではないか?コメントで、君の“串の推し”も教えてくれたまえ。