「日本料理」で検索しました。
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2025/08訪問
1回
出張100回、でも知らなかった大阪─串とソースが教えてくれたこと
2025/07訪問
1回
浅草の風と共に、十和田で小粋な軽呑み
2025/09訪問
1回
母よ、舌で詠む祝福の詩 。箱根華暦・春の宴にて
2025/05訪問
1回
恵比寿「せんりょう」で旬の味を堪能してきました!今年初の新さんま焼きをいただき、秋の訪れを実感する幸せなひと時でした。注文したのは「新さんま焼き定食」、ご飯大盛りで1,180円というお手頃価格で、財布に優しいのも魅力です。 まずはさんま。皮はパリッと香ばしく焼き上げられ、中はふっくらジューシー。新鮮なさんまの旨みがぎゅっと詰まっていて、「これぞ秋!」と心の中で思わず叫びました(笑)。新米の炊きたてご飯と合わせると、その甘さとさんまの塩気が絶妙なハーモニーを奏で、思わずおかわりしたくなるほど。「やせ型小食の私でも、この一口は至福!」と大満足のランチでした。 お店の雰囲気もまた素敵です。店内は昔ながらの風情を残しつつも、清潔で気持ちよく過ごせる空間が広がっています。大将は寡黙な職人風の方ですが、とても感じが良く、こちらが質問すると笑顔で答えてくれる気さくさも魅力的。常連さんらしきお客さんとも親しく話されていて、温かみを感じました。 季節感を楽しみたい方や、シンプルながら丁寧に焼かれた旬の魚を味わいたい方には、特におすすめしたいお店です。恵比寿で秋の味覚を堪能したい方は、ぜひ「せんりょう」へ足を運んでみてください!
2024/10訪問
1回
ようこそ、江戸と令和のはざまへ
2025/07訪問
1回
祝77年、味わいはまだ青春のごとし
2025/12訪問
1回
ネギトロの城にて、胃袋は忠誠を誓う
2025/10訪問
2回
胃袋が叫んだ『まだ帰りたくない』
2025/05訪問
1回
そばに寄り添う春の昼――恵比寿『初代』、白き名声の陰に光る温もり
2025/04訪問
1回
ごきげんよう、諸君。 西荻窪の宵が更ける頃、私の美食探求の旅は二軒目へと続いた。向かった先は**「日本酒・おばんざい 梵」**。店の暖簾をくぐると、そこにはまるで昭和の名画のワンシーンのような光景が広がっていた。 コの字カウンターが店の中心に鎮座し、客人たちがそれぞれの物語を語らう。白木のカウンターはしっとりとした艶を帯び、年輪のように積み重ねられた時の流れを感じさせる。そして極めつけは、着物の上にかっぽう着を纏った女性の店員たち。まるで京都の町屋に迷い込んだかのような風情ではないか。ここでは時間が少しだけゆっくり流れている気がする。 この夜の相棒として選んだのは、熱燗とおでん。外は凍えるような寒さ、だがこの組み合わせさえあれば無敵だ。湯気の立ちのぼる徳利が目の前に置かれた瞬間、すでに勝利は約束されたようなものだ。ぐいっと盃を傾ければ、芳醇な香りが鼻腔をくすぐり、舌の上で優しく広がる。まさに日本酒の包容力、これこそが「飲む毛布」だ。 おでんは見るからに沁みている。まずは大根から。箸を入れるとほろりと崩れ、ジュワッと出汁が染み出す。ひとくち含めば、身体の芯まで染みわたるような旨み。「これはもう、出汁の温泉に浸かっているようなものではないか」と錯覚するほどの幸福感だ。 続いてがんもどき。ふわっとした食感の中に、出汁がじゅわっと溢れ出る。これがまた熱燗と合う。おでんの具たちが、それぞれ異なるハーモニーを奏でながらも、全体でひとつの交響曲を作り上げている。この調和こそが和食の妙。 ふと店内を見渡せば、カウンター越しに交わされる何気ない会話、酒を酌み交わす音、湯気の向こうに揺れる灯り。すべてが一幅の絵のように美しい。店主がふと「今日は冷えますね」と微笑む。その一言がまた、店の温もりを深める。 諸君、西荻窪の夜にこのような隠れた名店があることを、私は誇りに思う。心も体も温まるこの場所、ぜひ訪れてほしい。 「食べること、それは生きる詩を書くこと。」 さあ、わが書斎で共に美食の物語を紡ごうではないか?
2025/02訪問
1回
水庭に映る朝餉の舞台 ― 湯河原離宮『華暦』の三段物語