geoff_eats.jpさんが投稿した鮨 はしぐち(東京/赤坂見附)の口コミ詳細

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鮨 はしぐち赤坂見附、赤坂、永田町/寿司

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

静けさに宿る職人の矜持

華美な演出も、声高なアピールもない。ただ静かに、淡々と、握りが差し出されていく。鮨はしぐちは、そんな店だった。

店内は撮影禁止。磨き上げられた木のカウンターに、整然と並ぶネタケース。余計な装飾がない分、魚の輪郭と職人の所作が際立つ。

最初に供されたのは、熱すぎずぬるすぎない、ちょうど良い温度の熱いお茶。こうした一杯に、店の空気が詰まっている。サービスも控えめながら温かく、気配りが行き届いていた。

握りは漬けマグロから始まり、縞鯵、白いかと続く。新子はまだ時期的に早いものの、常連のリクエストに便乗していただいた。4枚付けの新子は、小さな背徳感と嬉しさが同居する。

その後もコハダ、赤貝、ミルガイと貝ものが続くが、どれもネタとシャリがぴたりと溶け合い、口の中で同時にふわりとほどける。赤貝の紐は軍艦仕立てで変化がつけられ、ハマグリは滋味深い余韻を残した。

マグロは中トロ、大トロと続き、脂の乗りに頼りすぎず、切りつけと温度の妙で食べさせる。いわし、鯵と青魚が入り、流れに軽やかさを添える。

続いてのキスにはおぼろがふんわりとのせられ、優しさのあるひと握り。アワビは肝とともに、重厚感を持たせながらも重たくない。

終盤は塩で仕上げた穴子、続けてツメでいただく穴子と、同じ素材の異なる表情を楽しむ構成。

全体を通して、派手さはない。しかし、ネタとシャリの一体感、所作の美しさ、そして心地よい距離感の接客。そのどれもが確かで、静かな満足が後を引いた。

当日のメニュー:

漬けマグロ
縞鯵
白いか
新子 4枚付け
コハダ
赤貝
ミルガイ
中トロ
大トロ
いわし
アワビ 肝のせ
赤貝紐 軍艦
ハマグリ

キス おぼろのせ
ウニ
穴子 塩
穴子 ツメ

2025/07/10 更新

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