geoff_eats.jpさんが投稿した鮨 三心(大阪/谷町六丁目)の口コミ詳細

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鮨 三心谷町六丁目、谷町四丁目、松屋町/寿司

1

  • 昼の点数:4.9

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鮨三心-夏の四重奏

鹿児島・知覧茶で始まる食前のひとときは、静かで、心を落ち着かせてくれる。
この日は、まさに“夏のクオーテット”とも呼ぶべき四貫、新子・鱧・トキシラズ・鮎が揃った、特別な日だった。

まずはつまみから。
根室の毛蟹に、愛媛の赤ウニを添えた一品は、濃厚ながらも後味はすっと引いていく。
東京湾の太刀魚は酢橘の香りが爽やかで、脂ののりも上品。
明石の煮蛸はやわらかく、深みのある旨味が印象的だった。
焼き鰯にはナスのペーストを合わせており、柔らかく、どこか懐かしい味わい。
広島・かじお野菜の昆布締めはハーブと一緒に巻かれ、清涼感のあるアクセントに。



そして握りが始まる。

最初の一貫は、熊本・天草の新子。
小肌よりさらに繊細な香りは、この時期ならではの特別感がある。

続く鱧は、丁寧な骨切りでふわりと仕上げられており、紫蘇の香りがふっと抜けていく。
脂ののったトキシラズは旨味が豊かで、握りの温度との一体感が見事。
さらに、内臓ペーストを乗った鮎。苦味と甘みのバランスが絶妙で、強く印象に残った。



季節の一皿として登場した長野のとうもろこしは、瑞々しく、驚くほど甘い。
シンプルな調理が、素材の良さを際立たせていた。

その後のメイチダイ、長崎の剣先イカ、そして天草の赤ウニ。
この赤ウニは高級食材でありながら、主役はむしろ海苔シャリだった。
香り高い海苔がウニの甘みをふわりと引き立て、記憶に残る一貫となった。

玉露の煎茶を挟みつつ、ハマグリ、鱧の皮、車海老、天草の真鯵と続く。
どれも過不足なく、程よいリズムで展開していく。
干瓢巻きはしっかりとした味わいで、玉子焼きはふんわりとした口当たり。

そして、追加でにしん、白甘鯛、アワビ、イワシと、本日コースで出してないネタも抜かりなく。

ももシャーベットで口をさっぱりと整え、熊本の赤酒がゆるやかに余韻を包み込む。
最後まで季節感を大切にした、丁寧なコースだった。

2025/08/18 更新

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