geoff_eats.jpさんが投稿したすし匠(東京/四ツ谷)の口コミ詳細

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すし匠四ツ谷、四谷三丁目、麹町/寿司

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

江戸前バイブスに酔う

すし匠といえば、つまみと握りを交互に出す独特のスタイル。緩急のリズムが心地よく、流れるように進む展開に、自然と食べ手の心も整っていきます。

つまみでは、毛蟹の茶碗蒸しで温かく幕を開け、鯛、蛸、平貝とシンプルに素材を味わわせる流れ。途中の銀杏やメヒカリが季節感を添え、クエのしゃぶしゃぶや蒸しアワビは丁寧な火入れで旨味を引き出していました。

握りは、米酢と赤酢を使い分けて表情を変えていくのが特徴的。春子鯛の米酢は爽やか、コハダの赤酢は落ち着きのある酸味。特に印象に残ったのは赤身で、赤酢の酸味と魚の旨味がしっかり噛み合っていました。秋刀魚は炭火の香りがよく、ワタと大根おろしを添え、季節を感じさせる一貫。終盤の熟成トロとあん肝スイカはユニークながらもまとまりがあり、変化球として楽しめました。

追加では、縞鯵のすっきりとした味わいで口を整え、おはぎやあん肝奈良漬けといった遊び心ある一品で締め。最後まで飽きさせない構成でした。

派手さではなく、リズムと構成で食べさせる江戸前寿司。静かに満足感が積み上がっていく、すし匠らしさを味わいました。

2025/09/24 更新

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