geoff_eats.jpさんが投稿した鮨 なんば 日比谷(東京/日比谷)の口コミ詳細

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鮨 なんば 日比谷日比谷、有楽町、銀座/寿司

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

温度という言語で語られる、鮨なんば日比谷

鮨なんば日比谷の特徴は明快だ。
握り一貫ごとに、シャリとネタの温度が数値で示される。だがこれは理屈を誇示するためではない。なぜこの一貫が、今この瞬間に最も美味しいのか。その理由を、黙って差し出してくるための補助線にすぎない。

つまみは全体に端正で、無駄がない。
青柳、煮ダコで口を整え、キンキの煮付けで一気に引き込む。脂はしっかり乗っているが、出汁は甘く、後に残らない。重さではなく、完成度で押してくる煮魚だ。

あん肝はこの店の姿勢を最も端的に表している。
余分な部位はすべて切り落とし、真ん中の一番いいところだけを出す。濃厚なのに雑味がない。量ではなく、純度を取る判断。ここでなんばらしさがはっきりする。

鰻は塩焼き。タレに逃げない。
蒸しアワビは餡掛けで、柔らかさと旨味を重ねる構成。もずくで一度、口と気持ちをリセットさせる流れも計算されている。

握りに入ると、温度が意味を持ち始める。
白イカはシャリ36度、ネタ17度。温かいシャリが甘さを引き出し、冷えた身が輪郭を作る。以降、真子カレイ、平貝、春子と続くが、シャリは36〜37度で安定し、ネタはあくまで低め。合わせるのではなく、差を作る設計だ。

鳥貝は36度と15度。
冷えた身を噛んだ瞬間、香りが立ち上がる。イワシは出す直前にトリミングされ、臭みという概念が存在しない。カツオ、シマアジで流れを作り、緩急が生まれる。

縞エビは身の中にエビ味噌を忍ばせ、静かに旨味を爆発させる。
トロは38度と25度。体温に近づく一歩手前で脂がほどける瞬間を食べさせにくる。

小肌は酸が立ちすぎず、シャリと完全に同調。
赤雲丹(愛媛)はあえて低温に抑え、甘さを締める判断が光る。穴子はシャリとほぼ同温にし、ネタとシャリの境界を消す。玉で余韻を整え、追加のミル貝、鯖も一切の隙がない。

鮨なんば日比谷は、ロジックで構築された感情体験だ。
温度という数値で裏付けしながら、最終的に残るのは理屈ではない。「また来たい」という、極めて原始的な欲求だけである。

2026/02/09 更新

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