60回
2025/05 訪問
薄曇りの初夏の日にアイスチャイ
店の前のプランターからパクチーが消えていた。元気そうだったのに…この環境が合わないのか?日陰のジメったところが好きそうなイメージでもある。
案の定、ビリヤニにトッピングされて来た緑は、インド国旗風の彩り以上のものではなかった。せめてバジルかシソにしては?
サラダのキャベツが柔らかくて美味しかった。とんかつ屋さんで何皿かおかわりをしたくなった^_^
食後のプチ散歩で東大通りの向こう岸に育成中のカエデ913、914号を視察。なぜか914号の上部は枯死した状態ながら、地上1メートルくらいまでは生きてるようで、わずかながら腰回りに新葉を湛えていた。
2025/05/14 更新
2025/05 訪問
そぼふる春の冷たい雨のインドでホットチャイ
雨の日にミラに来たのは初めてだと思われる。
セットのスープに筍が入って居て美味しかった。この店が開店した当初、マッシュルームのスライスだけが浮いたコッテリ系のスープで、ああ言うのがインド系のレストランの定番なのかな?と思った。その後スープは変遷した。
メインの料理にはほとんど揺らぎがなく安定している。一番揺らぎが大きいのはパパル。
東大通りの交差点を見下ろしながら思う。ここは紛れもなく、筑波研究学園都市の黎明期の中心的な一角の一つだったろう。筑波大学建学当初の卒業生には思い出の一角に違いない^_^。北側には大学のグラウンドと実験植物園。南の西側の角にはラーメンのチン来とパチンコ屋の平和。東側の角には中華料理の西湖。それが今ミラが入っているビルだ。
初めから最近まで半地下にあったのが、コロナ期に2階に移ってからこの店の価値は大きく上がったと思う。3次元的な広がり感もあり、陰と陽があり、時間的広がりも思わせ、季節の移ろいを借景して、その中を人工物、東大通りがカエデ並木を従えて貫いている。
2025/05/06 更新
2025/04 訪問
花は大切に思う気持ちがあるからこそ綺麗に見える
駐車場菜園には去年に引き続きゴウヤが始動。連作に強いのかなw。今年はさらにスイートバジルにトマトも参入。ナス科vsシソ科かw店の表ではセリ科vsシソ科。今年はスイートバジルトッピングのビリヤニが登場するかも^_^
生姜の効いた五目スープがいつもより美味しく感じる。
テーブルの上のテッシュボックスは撤廃されたのか、見た目にスッキリした。
店と植物園の間の道路脇、コブシの向かいでは貧相なツツジの低木が満開。子供の頃から、ツツジとか生垣にわっと咲くやつってイメージでありがたいものとは思ってなかった。最近になって、一輪一輪を観るとなんとも味わいの深い繊細な姿形をしている事がわかった。
食べ物は大切に思う気持ちがあるからこそ、美味しく感じる。感じる感度を上げる、共鳴する周波数を人間は調節することができる。
先週この店人来る前に産みつけられる現場を目撃したアゲハの卵が、今朝から動きが激しくなり、おそらく今日の午後には孵化するだろう。今年も半年間のアゲハ生活が始まった。
2025/04/28 更新
2025/04 訪問
八十夜 里に初アゲハ アイスチャイ
人はそれぞれ、好きなもの楽しいことが違う。それはオギャーと生まれてから長い経験を経て学習習得されるものだけど、大人になれば意図的に設計して設定したりリセット出来るコンフィグデータでもある。自分をソフトウエア的に設計出来る変更出来るというのは、他の動物やAIには無い、人間だけが持っている能力だ。幸せとは何かとか考えちゃう因果な生物だけど、誰もが幸せになれると言う魔法も与えられている^_^
去年の7月から36回目のビリヤニ。それ以前より好きになったし飽きないのは、これは何かと考えながら食べる、季節や環境や体調の移ろいとともに毎回の違いを食べログに記録しながら食べてきた効果と言えるだろう。
2025/04/22 更新
2025/04 訪問
今日はミラに行こう。自分の食べログを眺めてそう決めた。食べログでは「行った」という言葉を使うけど、自分の場合店に入って待ち時間や食べながら書くぶんがほとんどで、店を出た後に書く事はまずない。その意味では「来てる」がふさわしい。最近はさらに「行く」になりつつあるw。
こう言うサイトの最重要な事は、嘘がない事だ。行っても居なかったり、実感と違う事を書いてたり、現実と乖離した事はいくらでもかける。その点、写真は現実を写している事が多いし、自分のための日記にウソを書く人はあまり居ない^_^
マスクはパンツのようなものと言う表現があった。しかし多くの女性にとってそれはブラのようなものであり、一部男性にとってはネクタイのようなものなのではないかと、飲食店で観察していて思うw
いつものビリヤニを食べながら、これはココナッツミルクと一緒に食べたら面白い味になるかも、と思ったw
今シーズン初めて、コートを着ずに外出したかも。風が強いけど寒くもない。パクチーは一週間でグンと成長していた。
2025/04/22 更新
2025/04 訪問
コブシ散る
吾妻中前の信号で止まると、その先の筑波大宿舎前の通りの桜は満開状態。でも最近は桜にはほぼ興味がないw。それより吾妻中の前で毎年育てられているコキアの成長を楽しみにしていて、今年も頑張るのかが重大な関心事だ。花の下で死にたい奴は勝手に死ねばいいw
先週来た時には真っ白く咲き誇っていたコブシが茶色くなって散り敷いていた。店に入ると背中にINDIAの文字を背負った若者が30人ほど。空手関係で来日したらしい。
今日もビリヤニは美味しかったけれど、香草が散らして無かったのは残念。
会計して出て店の前を少し散歩しようかと思ってみると、花壇にパクチーが!(*⁰▿⁰*)。自家製だったのか。
2025/04/08 更新
2025/01 訪問
白みの多いビリヤニ
サクサクパリリンとパパルを食べながら飲んでいたら、そう言えばインド暦ってなんだろうという疑問を思い出した。インドではインド暦の7月の初めがお正月的な位置付けで、デイワリと呼ばれる数日間のお祝い期間があるらしい。インド人だからと言って月を0月から始めるとは思えないのでw、年の後半の始まりを祝うと言う事だろう。そこを年の始まりにしないのが面白い。西暦での11月の頭辺りらしいので、西洋歴とは始点が4ヶ月ずれた太陽暦なのでは無いかと想像される。北半球的には農作物の収穫後のお祝いか、暑さの厳しいインド的には涼しくなって過ごしやすくなりめでたいなとか、かなと思う。
などと考えているとやって来たビリヤニはかつてなく白い。特にオレンジ色の米粒が少なめな気もする。でも味と香りはいつもと同じ感じ。花の寄せ植えでもそうだけど、白が多いと上品な感じになる。
2025/01/09 更新
2025/01 訪問
2025年のビリヤニ初め、代用赤飯、冬のプラズマ
21世紀に入って四半世紀。2001年宇宙の旅を観て育った世代には、祭りの後感も漂う。もう、なすがままきゅうりがパパの心境^_^
インドにおける一年の区切りのお祝いはインド暦の7月の末、西暦での10月から11月に掛けての5日間くらいだそう。インド暦って何?かは次に来た時に調べようw。中国の春節などと比べても、西暦に移行して意に介さず適当な時期に初詣やお盆みたいな伝統的な行事を祝ったりクリスマスにはしゃぐ日本人の柔軟性というか無頓着さはある意味偉いなと思う^_^。基本、自分とこが起源で無いものには拘らない。何でもいいから酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞの精神だ。
学生時代の後半にビックコミックスピリッツで雁屋哲の美味しんぼが始まった。それは美味しさの理由に踏み込む意味で面白かったけど、その非科学的な思い込みと決めつけの面白さを、漫画など他に読まない偏屈でグルメな飲み友の親友と一緒に楽しんでいたw
今日のビリヤニには緑の香草が振って無かった。青物市場が休んでいるのか?後から近くのテーブルに来たカップルが、ビリヤニ無いのかな?とメニューを見ながら話している。オーダーを取りに来た店の人に尋ねて、出来ますよとなる。自分が去年の夏に最初に来た時と同じだ。お昼のメニューに何故ビリヤニが載って無いかについては、忙しい時間帯に手間の掛かるビリヤニを作りたく無いからでは無いかと、推察と言うか邪推しているw
この店は以前、レジ横にフェンネルシードが置いてあって、会計のついでにスプーンで掬って一口となっていたけど、去年久しぶりに来たら無くなっていた。コロナ期にやめちゃったのかな?
食後に東大通りの向こうまでマイクロ散歩して、カエデの913-914号の生育状況を見たけど、夏に見た時と特に変化は感じられない^_^。街路樹を2本組みで植えるのは筑波方式と呼ばれているとか。この子たちが立派なミツバカエデの巨木になるのは2050年くらいかな?
10:59に開店した^_^。撮影していたら振り向いてこちらを認識して、あけましておめでとうございますと聴き取れなくもない挨拶をされたw
お代わりのパパル要る?と聞いて来たのでイエスオフコース^_^。今日のパパルの出来は良い
大人の冬の〆はホットチャイ。女子供にはマンゴーラッシーがオススメw
天久保二丁目交差点。ここにはかつてエルトリートという名のメキシカンなレストランがあった。今は地下までほじくり返されて痕跡を抹消され、再生後は同じゼンショーグループのすき家に生まれ変わるという情報がある
2025/01/02 更新
2024/12 訪問
うこんの力注入
カレーの黄色はターメリック、ウコンの色だ。ウコンは古来消化器系の働きを助ける生薬として知られている。現代ではその機序が生物学的に解明されていて、抗酸化作用にも注目されていたりする。ただ、全ての物質はその量、体内濃度次第で薬にも毒にもなる。だから人間は短期的には同じ食べ物の繰り返しに飽きるように出来ているのだろう。
10年以上前に毎日ニューミラで食べてた時期がある。ぽぽ毎回ミラスペシャルで、流石に飽きていた頃にビリヤニが登場した。それでミラスペシャルと交互に食べるようになったけど、それも流石に飽きていた。今は週一なので、まるで飽きる気配がない。適量のウコンの定期摂取を体が求めているのだろうか^_^。今日も美味しく感じた。
美味しいもの、美味しく感じる事、味覚には理由がある。ユーカリや笹だけを食べて一生健康で居られる動物は、味覚が発達しないだろう。人間にパンダやコアラの腸内細菌をうまく導入したら、めっちゃエコに生きられるかもしれないけど、多分活動性は激落ちする。そして美味しいと言う感覚が失われると、美味しいものを食べたいと言う生きるモチベーションが失われ、ノロノロと生きるパッションの無い動物になるだろうw
和食には五法五色と言う料理の指針があると、cygnusさんのコメントで知った。健康に良い料理は色に現れる。長く複雑な食生活を経た人間には自分の体が今必要としている物質の色を判別して美味しそうと感じる感覚が育った。これは当然和洋中エスニック全てに通じる科学的原理。食べログは健康に良い^_^
カレーの色に似ていると言われる人間の生成物の色は、胆汁に含まれるウロビリンの色だそう。ウコンとウロビリンの働きに共通性があるかはまたいずれ調べようw
今日初めてミラのトイレに入った。寒くなって汗をかかなくなり、トイレが近くなった。とても広くキレイなトイレだったけど、便座が少しケミカルに変質したのかターメリック色を帯びていたのは気になった^_^
2024/12/24 更新
植物園前吉野家横の送電線の鉄塔を覗かせていた街路樹の隙間がどんどん緑で狭められて行く。大型連休くらいまでは若々しい緑のグラデーションがワクワクさせていたけど、今はもうあちこちの緑が鬱陶しい感じになって来た^_^
ビリヤニの楽しさはこの、細粒度の余白感、ムラ模様だなと思う。見た目にも味も。