「兵庫県」で検索しました。
1~20 件を表示 / 全 53 件
阪急塚口駅からすぐの路地裏にひっそりと佇む日本料理店 オープンから1年の新店は2階建ての一軒家で茶室をイメージされたという綺麗で凛とした空間です 季節を感じれる食材に長年培わられた職人技でどのお料理も美味しく、鮎釣りが趣味という大将自ら獲ってきた個体を味わう粋な時間 すっぽんや鱧などの食材を扱っても驚くべきコストパフォーマンスでした 〆の土鍋ご飯ではカメラに向かって手を振るお茶目な大将も面白く、さらに勉強熱心でますます人気が出ること間違いないお店です
2023/09訪問
1回
芦屋にある予約困難なイタリア料理店 元サラリーマンという異色の経歴を持ち、関西のイタリア料理店や北イタリアのミシュラン星付きレストランで研鑽を積み現在のお店をオープン イタリア料理をベースにしながらも、和の食材をふんだんに取り入れた独自のコース料理が人気のお店です 特に食材のレベルも高く、例えばやま幸さんの鮪を使った「冷製カッペリーニ」やペコリーノチーズをかけ、アツアツの状態で手渡しで提供する今井さんスペシャリテでもある「あわびのフリット」 さらに、濃厚なえびみそソースにボタンエビをくぐらせていただくしゃぶしゃぶなどどれもプレゼンテーション込みで素晴らしい逸品です 基本的にワンオペでお料理だけでなく、ペアリングのワインまでお客さんの飲むペースに合わせてしっかりチェックされており次のワインを注ぐタイミングにも感心させられます さらには自家製のタヤリンまで生地を伸ばし、目の前でパスタマシーンを使って完成させます こちらのタヤリンは贅沢にも松茸と組み合わせ、メインディッシュは淡路牛にお出汁をかけ、卵黄を崩していただきます 残ったお出汁にはご飯を入れて最後まで楽しむことができ、さらにカレーも提供されるという豪華さ 旬の食材とイタリアンを融合させた「今井」というジャンルを確立されており、お腹も心も満たされる贅沢なひとときを過ごすことができました
2024/10訪問
1回
兵庫県丹波篠山の山奥にミシュラン1つ星を獲得する蕎麦屋さんがあります ケータイの電波が入らない一軒家で完全予約制のコースのみで営業されています 店主の松田大将は山奥に移住した実父である先代からお店を受け継いだ二代目となり、技や知識を継承しつつ、さらに独自に研究を重ねているとのことです 丹波篠山の野菜やジビエを組み合わせた季節料理に「盛り・あらびき・おろし」で食す3種の蕎麦 特に丹波篠山の地野菜はどれも美味しく人参や「おおまさり」という落花生が美味しかったです 最初は蕎麦殻を外して挽いた盛りそばで美しく透明感があり風味とつゆの甘さが余韻に残ります 二つ目は粗挽きのお蕎麦で鴨のつけ汁はオプションで追加できます 蕎麦の間にはそれぞれ里芋の煮物や蕎麦の手巻き寿司がきて、最後は鬼おろしでさっぱり頂くお蕎麦 こちらもオプションで桜海老のかき揚げを追加することができ、桜海老の香りとさっぱりしたお蕎麦を贅沢に堪能 蕎麦の奥深さと丹波篠山の豊かな自然を味わうことができました
2024/11訪問
1回
神戸で唯一、3つ星を獲得しているモダンスパニッシュ シェフはイタリアの名店やスペインではサンセバスチャンの「ムガリッツ」とバレンシアの「カ・セント」で研鑽を積まれています 淡路の玉葱やガスパチョで用いられるトマトなど地元の食材をフューチャー さらにムガリッツのスペシャリテをオマージュした野菜には弓削牧場のホエイを使うなどまさにスペイン料理に神戸という土地の個性が反映されています ほかにはスペインパプリカのソースと花塩を組み合わせた牡蠣や九絵が印象的でした そしてこちらのスペシャリテは土鍋で仕上げる「アロス・メロッソ」 甲殻類や魚介の香り広がるスペイン風のおじやです ラストのデザートの演出も素晴らしかったです また季節を変えて訪れてみたい
2024/07訪問
1回
レトロなビルの地下にある秘密のラボのような雰囲気のレストラン 元は「Couriere」という店名で営業され、移転と同時に店名も新しくなったそうです メニューを眺めるとあらゆる料理に「減圧」という文字が そう、松本シェフは最新の調理器具を扱うエンジニアのようなシェフで、調理においても温度設定でどう仕上がるのかなど計算をして作り上げるタイプのようです そこに元来の作りたがりの精神から毎月メニューが変わり、常にいろいろなことを試してるそうで今回も大阪発のカーボン会社「ANAORI」さんの最新の調理道具を導入して新しいことにチャレンジされてました と、前置きが長くなりましたがまずは2種類のフィンガーフード 銀杏のねっとりな食感と発酵乳と紫蘇、タルトのレイヤーに殻を燻して香りを演出に使っており印象的なアミューズでした 次の明石鯛からは旨味を素材に戻して美味しさをブーストさせる減圧調理を使い、明石のブランド「浦鰆」など近海のお魚を使って食材と組み合わせる そして今回の目玉でもある最新器具は聖護院かぶにベルガモットを組み合わせて京野菜を見事にフレンチに仕上げてありました メインの金華豚に柿をピューレ仕立てのノンアルコールドリンクをもうひとつの付け合わせのように合わせる発想も面白かったです 最後のデザートも本当はたくさん作って出したいけど、さすがにコースの後に全て食べてもらえないので、その捌け口でデザートのみのコースをされたりもするほど、とにかく調理や実験が好きなようで、話しを聞いててもシェフの思考がとても面白かったです かなり予約も難しいですが、またシェフの進化を味わいに行きたいと思います
2023/11訪問
1回
日本一の串かつと称賛される芦屋の「串かつ あーぼん」さん 毎月の予約の電話も繋がらないと超予約困難なお店ですが幸運なことにお誘いいただけ初訪問 最初のエビのすり身とオクラを食べてびっくり まず衣がとても美味しい そして気付くと30本ほど食べましたがこれがあーぼんさんの人気の理由のひとつ 食材の組み合わせも面白く特に茄子とフォアグラが印象的 桜餅などデザートも串にしちゃうけどそれが串かつとして成り立っているのも素晴らしく、ここまで串かつを極められたことが本当にすごいなと匠の技に魅了されました
2024/07訪問
2回
食べログ ハンバーガー 百名店 2024 選出店
芦屋(阪神)、芦屋(JR)、打出/ハンバーガー
2024/10訪問
1回
神戸元町にあるスペイン料理のレストラン 食材の旨みを引き出す薪焼き料理を得意としており、熾火を駆使して繊細な火入れで調理されます 序盤に登場する自家製バターにサマートリュフのバケットや燻製のキャビアはスペシャリテであり、何度食べても味わい深い料理 そしてこちらはペアリングが秀逸でバスク地方で好まれるチャコリからスタートしますがその後のワインセレクトも素晴らしい 提供時の温度を大事にされおり、温かい白子と冷たい雲丹の料理はそのコントラストが素晴らしくワインともバッチリ合わせてきます 現在は新しいシェフがこちらの料理を引き継がれていますが、定期的に京都の坂井シェフの元で食事をし、チェックをされてるということなのでクオリティも維持されてます 京都と変えているのは提供時の温度ということでこちらでは調理姿が見れないので同じ料理でも温度を少し高めに設定されているとのこと シンプルに味付けされた海老やチョリソーと進み、メインは天城軍鶏とあか牛の2種類 どちらも火入れよく美味しかったです デザートの薪の薫香を纏ったアイスも絶品 貴重なデザートワインまで出していただき素晴らしい体験ができました ソムリエでもある西川オーナーのトークもすごかったですがペアリングに関してはこれまで訪れたレストランの中でもトップクラスに素晴らしかったです