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大阪・伏見町にある一つ星フレンチ「SINAE」へ。 かつて北浜「Essentiel」で知られた大東和彦シェフが、 ダイニング主体の新たなスタイルへ進化させたリニューアル店。 パリの「タイユヴァン」、そしてアラン・デュカス氏の元で腕を磨いた福岡出身のシェフが、 滋味深くもエレガントな“Simple・Natural・Essence”を体現。 スターターのアミューズ・ブーシュ4種は、 季節の食材を繊細にあしらったスペシャリテ。 中でも燻製キャビアが美しく重なる赤座海老、 香草バター香る真魚鰹の火入れは、この日のハイライト。 黒鮑のしゃぶしゃぶ × 肝ソースや、24ヶ月熟成コンテのフリット、 メインのサカエヤ熟成経産牛サーロインも感動の連続。 鈴村スーシェフが育てる屋上ハーブ、弓削牧場のホエイサラダなど、 大阪らしいローカルのエッセンスも随所に。 デザートには、バジル&パイナップルのソルベ、ポルト酒を忍ばせたメロン、 ショコラ4種でしっかり締め。 昨年ルイ・ヴィトン福岡のシークレットパーティでいただいたアミューズがご縁となり、 今回の訪問が実現。 おふたりの出身地にまつわる話や関西&九州のグルメ談義も楽しく、 料理だけでなく“人”の記憶も残る素敵な時間でした。 より詳細な内容はブログにて https://bishokuquest.com/restaurants/477/
2024/08訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ 寿司 WEST 百名店 2025 選出店
四ツ橋/寿司
大阪の「鮨 Shizuku」で名を馳せた三上大将が手掛ける会員制のレストラン 会員数は最大50人のみに限られ、さらに入会金100万円とハードルが高く会員の方と同伴じゃないと訪問できないお店です 煌びやかで敷居が高く感じますがイメージとは真逆でとても柔らかい物腰で会員さん達から愛された結果、誕生したお店だということが伝わってきます 700回包丁を入れたというアオリイカと雲丹を組み合わせた話題の逸品は今までにない境地 それ以外にも全てにネタに細かく丁寧な仕事をしており、真面目で愚直な大将の姿勢が伝わる握り Shizuku時代のスペシャリテ「錦鯉」に見立てた平目が登場したのも嬉しかったです スペシャルなメンバーの方々とスペシャルな空間でスペシャルな時間を過ごすことができました
2023/09訪問
1回
大阪の二つ星。 アジアのベストレストランで14位、世界のベストレストランでも93位にランクインするラシーム。 シグネチャーでもあるブーダンノアール。 炭のホットドッグ。 メインは高原豚。 ヒラメとぷりぷりのエビを包んだ3枚目のスープは1番美味しかった。 デセールは口の中でミックスジュースになる大阪をレペゼンしたデザート。 奄美出身のシェフが大阪と故郷を大事にしている個性が料理にしっかりと反映されてました。
2019/08訪問
1回
本町〈田田(denda)〉へ。バスク料理を、もっと日常的に、ピンチョスの形で楽しめるようにしたバルで、姉妹店〈アラルデ〉のエッセンスを軽やかに落とし込んだ一軒。店名はバスク語の “denda=店” に由来し、肩肘張らずに本格を味わえるのが魅力。手がけるのは、和食からキャリアを始め、アルゼンチンを経て、バスクの名店〈Alameda〉で研鑽を積んだ山本嘉嗣シェフ。素材を丸ごと焼いて香りや質感を引き出す、バスクの火入れ文化を軸にした料理観がここにも息づいている。店としてはオープン早々に「食べログ スペイン料理 百名店 2024」に選出され、注目が高まっている。店内は十数席ほどの小さなバルで、入口から続くカウンターとシェアテーブルのみ。焼き場の香りやワインの気配が心地よく混ざり合う、使い勝手のいいダイニング。 最初に頼んだのは、アラルデ名物のフォアグラ ボンボンショコラ アイス。バスクの〈Alameda〉のレシピを許されたスペシャリテで、フォアグラのアイスにミルクチョコのコーティング、仕上げにバスクの粗塩。溶けていく温度帯の変化も含めて楽しめるひと皿。続いてヒルダ。オリーブ・青唐辛子・アンチョビの定番の組み合わせで、一口で塩味・酸味・香りが整い、ワインが進む。スペイン牛ウチモモの生ハムは希少な牛生ハムを切り立てで。脂が体温でほどけ、赤身の香りが静かに立ち、牛ならではの控えめな塩気が心地いい。生ハムクリームコロッケ(イベリコ クロケッタ)は外は軽い衣、中はとろりと濃厚で、イベリコ生ハムの旨みがベシャメルに溶け、後味は重くない。自家製チストラソーセージ(ぐるぐる巻き)は、炭で焼いたソーセージに香味野菜のビネガーマリネをのせたもので、肉の力強さと酸味のさっぱり感が自然に共存する。塩だらのオムレツ(トマトソース × 焼きピーマン)は卵の甘みに塩だらの塩気が重なり、トマトソースとピーマンが全体を整えてくれる。イワシのマリネ × バスクアンチョビ × クリームチーズは定番だけどやっぱり頼んでしまう一皿で、塩味・酸味・乳脂肪がひと口の中でバランスよくまとまる。しいたけ肉詰め(イカ墨 × まぐろ × コラトゥーラ)は、しいたけの香り、肉のジューシーさ、イカ墨のコク、まぐろのまろやかさ、コラトゥーラの塩味が一口の中で自然に重なる、構成の面白いピンチョスだった。 ピンチョスという小さな器の中に、バスクの要素が自然に組み直されていて、どの皿も“ひと口で成立する旨さ”がはっきりしていた。軽やかに飲みながら、気分のままにもう一皿足したくなるようなテンポが心地よく、バスク料理の入り口としても、単純に良いバルとしても成立する場所だった。
2025/11訪問
1回
大阪・西天満「炭匠 御厨」。 カウンターだけの小さな焼き鳥店で、焼き台を中心に火入れを突き詰めるスタイル。 大将は言葉数は多くないが、焼き場に向かう姿勢の静けさに、この店の軸がそのまま表れている。 食べログの「焼鳥 百名店」には毎年選ばれている。 最初は、胸肉を軽く酢締めして芽ねぎを巻いた一皿。細巻きのような見た目で、胸肉のしっとり感と芽ねぎの香りがすっと広がる。 鹿野地鶏の白肝のお造りは、ごま油と塩が別添えで、まずはそのまま。淡くきれいな味わいが残る。 タタキのよだれ鶏は辛味を抑えめにしてあって、香りがふわっと抜けるくらいのバランス。 串はここから。 せせりとハツは、火入れの違いがわかりやすいようにあえてブロイラーで。 せせりは柔らかい弾力があり、ハツは小気味よく弾ける。 鹿野地鶏のズリは、硬さが出ず、コリッとしたあとにほどよい柔らかさが残る。 藤九郎ぎんなんは、熱々を少しずつ。ほろ苦さが静かに広がる。 ソリレスは、この部位だけ兵庫のすこやか鶏で、脂が重くならない。 せぎもは、香ばしさと滑らかさの対比が良かった。 せせりの“北京ダック”は手渡しで、皮の香りとせせりの弾力がまとまった一口。 飛騨高山・東農園のパプリカは、生でひと切れ。 みずみずしさと甘さがしっかりあって、“生の状態がこれほど良い”とまず伝えてくる。 そのあと焼いたものが続き、酸味と香りの立ち方が生とはまったく違う。素材の変化が素直に面白かった。 手羽ねぎは、皮の香ばしさにかんずりを少し。 捏は表面の焼き目と中のレア具合がちょうどよく、噛むとふわっと広がる。 追加串は、ふりそでの軽さ、親ぼんじりのほどよい脂、ねぎまの葱の甘さ。 ヤゲン軟骨にはあおさと自家製からすみ粉がかかり、香りが軽い。 タレ皮は薄めのタレで焼きの香ばしさが生きていて、ももタレもすっきり食べられた。 締めには、テイクアウトの釜飯を炊きたてで少し。出汁の香りがやわらかくまとまる。 親子丼は、とろとろの卵の火入れがちょうどよく、素直においしい締めだった。 大将の人柄と仕事ぶりがすっと伝わってきて、 また機会があれば伺いたい。
2025/11訪問
1回
昔ながらの街並みが残る中津エリア そのレトロな中津商店街の路地を抜けた先にお店を構える予約困難なとんかつ屋さん 現在、お昼はおまかせ定食とショートのおまかせの2種類が用意されておりその日の銘柄豚のヒレやロースなどがいただけます この日は「望来豚」のヒレ、「林SPF」のロース、「LYB豚」の肩ロースに「南の島豚」のロース、そして「三右衛門」のリブロースが用意されてました ひとつひとつ低温と高温の油を使い分け丁寧に揚げ、さらに電気で余熱を与えるこだわり そうすることにより、それぞれの銘柄豚が持つ肉の旨味や香りを楽しむことができます 特にLYB豚の肩ロースの中でもクラシタと呼ばれる部位や南の島豚、あと重くなりがちなリブロースも上品な脂で美味しかったです お肉の味わい方もまずはそのまま、あとは塩と醤油が用意されてますが脂部分と醤油の相性の良さには目から鱗でした 〆は2種類選べてカレーは元イタリアンのシェフらしくオシャレな仕上がり シェフの気遣いで部位によっては2切れいただけたりサービスも素晴らしかったです 年内で閉店されるそうですがたった5席のプラチナシートを目指してまた予約にチャレンジしたいと思います
2024/06訪問
1回
華美でなく派手でもなくシンプルでしみじみと味わい深い浪速の割烹料理 謙遜しながらも冗談を交え若手衆に囲まれてセンターで堂々と構える佇まいに風格を感じさせる大阪のレジェンド 木綿大将のつくるだし巻きたまごは1年でも限られた期間のみで誰もが羨むスペシャリテ 食の神様がご褒美をくれました またご縁がありますように
2023/05訪問
1回
いま大阪のとんかつがおもしろい 八尾に「とんかつ マンジェ」さんというレジェンド店がありますがここ数年いくつかの個性ある店舗が誕生して予約困難や行列のできるお店になっている その中でも中心地から少し離れたところにあるこちらは元フレンチのシェフという経歴をもった大将 東京の名店「成蔵」さんとの出会いでとんかつへの道を決めたとのことですが、そちらとはまた違うアプローチで特に衣にこだわりが 今回はおまかせコースをお願いして岩中豚と林SPFのヒレの食べ比べとTOKYO-Xのロースに驚きの火入れがされた鶏ささみカツと飲み物のようなメンチカツ そしてそこに使用するのは芦屋の串かつ「あーぼん」さん秘伝のカラシソースとレジェンドからも愛される大将ということでこれからどんどん予約困難になっていくこと間違いなし
2024/03訪問
2回
史上最速で三つ星を獲得し、理系エンジニア出身ということで料理の構成に対しても様々な学問からロジカルに表現する米田肇シェフのテーマは「地球との対話」 師でもあるMichel Bras氏から影響を受けたスペシャリテは「chikyu-地球-」という名のガルグイユ 味覚や香りだけでなく温度などいろいろなアプローチで楽しませつつ料理としてもしっかり美味しい 今回は米田シェフがコンクールの審査員で不在の期間の特別コースでしたが充分にその世界観とクオリティを知ることができました 次はシェフがいる時のロングコースを体験したい
2023/01訪問
1回
息子さんご夫婦に代替わりしても、大阪らしい活気と人情をそのまま残す老舗のもつ料理店。味はもちろん、空気感まで含めて通いたくなる魅力が詰まっている。予約不可だが、行列に並んででも食べたいと思わせる一皿一皿がそこにある。
2022/06訪問
1回
大阪市本町の1つ星「アラルデ」さん ブドウの枯れ枝を使って特注のアサドールで焼き上げるバスク料理はメインのお肉を焼き上げるまでに3時間半〜4時間とか その話を聞いて覚悟はしておりましたが時短の影響からか手際よく段取りされ3時間ほどでフィニッシュ スペシャリテのフォアグラのボンボンショコラアイスから始まり雲丹と鰯のピンチョス、そしてガスパチョは1番美味しかった。 お肉は言わずもがな、こだわりの火入れに香りが素晴らしいメインとなりました 機会があればまた違うコースも味わってみたい
2021/07訪問
1回
2022年11月現在、口コミグルメサイトのとんかつカテゴリー全国1位タイで並ぶ大阪のレジェンド店 八尾市という場所でなかなか縁が無いとあきらめモードでしたが念願の訪問となりました せっかくの機会なので3人でTOKYO-X、氷室豚の銘柄豚にあじ豚のロース・上ロース・特上ヘレとんかつが食べ比べできるとんかつ三昧のセットとフレンチ出身のシェフならではの発想で生まれたフォアグラとんかつをオーダー もう少し頼んでたんですが7人前と言われたので流石に減らしました…笑 オーダーに合わせて取り出した豚肉を一気に揚げ始め、ほぼ同時に全てが揚げ終わる予想外の展開 一切れずつ口に入れて噛み締めるとそれぞれの旨味や個性ある味わいをダイレクトに感じるとんかつでした 仕込みである程度完成してるということでしょうか 一見、寡黙そうなシェフとも楽しい会話ができてよかったです また機会があれば訪問したい
2022/11訪問
1回
大阪・肥後橋の人気焼き鳥店「吾一」に初訪問。L字カウンターの落ち着いた空間で、絶妙な火入れの串を堪能しました。特に「ももたたき」は外は香ばしく、中はレアでジューシー。「肝の煮付け」はクリーミーで濃厚な味わい。〆の焼き鳥丼は、香ばしい鶏肉と卵黄の組み合わせが絶品でした。飲み放題付きでコストパフォーマンスも高く、予約困難なのも納得です。
2022/06訪問
1回
大阪・梅田、阪神百貨店スナックパークの〈カドヤ食堂〉へ。 ここは、本店の味をもっと気軽に楽しめるようにした支店で、立ち食いでもきちんと“カドヤらしさ”が残っているのが特徴。 今回は 阪神梅田店限定の「阪神タイガース味玉」入り中華そば を注文。 味玉には タイガースのロゴがはっきり焼き印で入っていて、限定らしい特別感がある。スープは鶏と豚ガラの旨みが澄んでいて、細いストレート麺が軽やかに馴染む。チャーシューもほどよい厚みで、全体がきれいにまとまっていた。 食後に友人と話していて、 “完璧とかではなく、ラーメンが持つ美味しさの上限値みたいなものを丁寧に出してるよね” という言葉に妙に納得。派手さはないのに、食べればじわっと満足できる。 限定の遊び心と、この価格でこの安定感。 スナックパークで立ち寄る一杯としては十分すぎる内容だった。
2025/11訪問
1回
大阪・本町「Udon Kyutaro」へ。 香川での修業を経て、讃岐の手仕事をそのまま大阪の日常に落とし込んだうどん店。 食べログの“うどん百名店”に何度も選ばれていて、朝7時から本格うどんが食べられるのもここの特徴。 メニューは「かけ」「ぬるかけ」「ぶっかけ」「しょうゆ」を軸に、炙り豚を合わせたABURIや、季節ごとの限定うどんなど幅がある構成。天ぷらやおにぎりを自分で選ぶセルフ式も使いやすい。 外観は控えめで、うどん店と気づかないほど馴染んでいる。 細長い店内には立ち食いカウンターが伸び、必要以上に飾らず、朝でもふらっと入れる空気。 この日は名物の ABURI(かけ・ぬる) を。 ぬるめの出汁は朝の身体にすっと馴染み、麺はほどよい弾力で軽さがある。炙り豚の香ばしさが溶けていく変化も良くて、途中でネギや生姜を足していくと味の輪郭がまた変わる。最後まで自然に食べ切れる一杯だった。
2025/11訪問
1回
西天満にある大阪屈指の中国料理店として評価が高く予約は困難であり狭き門ですが幸運にもお誘い頂き初訪問 常連さんは事前にシェフとコミニケーションをとり、食べたいお料理のリクエストやその日のメニューの確認をして、コースの構成をしてもらい、さらに当日のお腹の具合で食べたいお料理が追加オーダーできるという素晴らしいシステム まずはよだれ鶏や定番の蛸の山椒和えなど6種類の前菜が登場 どれも丁寧な味付けで当然、美味しかったんですがそのあとに登場した空芯菜を食べた瞬間に「あ、ここすごい」と心の中で確信を得ました 四川式か北京式かで選べるエビチリや冷製雲丹唐墨ビーフンような前衛的なお料理からシェフは「ええ肉使ってるから」と戯けて謙遜しますが、中華定番の青椒肉絲まで幅広くクオリティが高い料理が続きます そしてスペシャリテの漆黒に輝く酢豚が登場 ビジュアル、味わい、食感、全てにおいて唯一無二です 〆には焼きそば、麻婆豆腐、炒飯に毛蟹と天津用の卵を別皿でスタンバイと本当に食べたいものを食べたいだけ、しかもフリースタイルに組み合わせることもできる すっかりこちらの中国料理の虜になりました チャンスがあったら遠方からでも通いたい それくらい感動の連続でした