「ラーメン」で検索しました。
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久留米・寺町、真教寺の境内にひっそりと佇む「parade2」。 かつて京都で愛されたラーメン店「parade」の味を受け継ぎ、 亡き友への敬意と、自分の手で再びその味を紡ぐという想いから生まれた一軒。 副住職でもある店主が、お寺という“祈りの場”でラーメンをつくる―― その行為そのものが、この店のコンセプトを語っている。 この日は夜営業で、ハロウィン限定の“カボチャ”。 鶏白湯にカボチャの季節の甘みが重なり、やわらかく包み込むような味わいのポタージュスープ。 鶏チャーシューの香ばしさや、麺の進化も印象的だった。 締めには定番の鶏キーマ風カレー。 しっかりめの塩味がラーメンの余韻を引き立ててくれる。 寺町の静けさの中で味わう、穏やかで記憶に残る一杯。 “ラーメンを通して誰かを想う”という店の姿勢が、しっかりと伝わってくる。
2025/11訪問
1回
香港名物のひとつとして知られる、老舗の雲吞麺専門店「麥奀雲吞麵世家(Mak’s Noodle)」。 1920年代に広州で“雲吞麺の王”と呼ばれた初代の味を受け継ぎ、 いまも伝統の製法で一碗を仕上げています。 過去にはミシュラン・ビブグルマンにも選出された経歴を持ち、 “庶民派の最高峰”として香港を代表する存在。 現在は中環をはじめ、銅鑼湾、旺角、尖沙咀など、 市内各地に複数の支店を展開しています。 今回訪れたのは、尖沙咀・ロックロード沿いの店舗。 観光客の多い立地ながら、厨房には職人が立ち、 一杯ずつ丁寧に麺を茹で上げる姿勢は変わりません。 メニューは蝦雲吞麺を中心に、牛腩麺や撈麺などの伝統的な構成。 注文したのは看板の 蝦雲吞麺(Shrimp Wonton Noodles)。 澄んだスープに細麺、弾力のある海老雲吞。 小ぶりな碗の中に、香港らしい旨味の層がきちんと収まっています。 食べ歩きにもほどよいサイズで、 出汁・麺・雲吞の調和を一口ごとに感じる一杯。 観光地の中心でありながら、味づくりの芯は変わらず、 “香港の原点”をそのまま体現するような店でした。
2025/09訪問
1回
“朝ラーの聖地”焼津にあって、有名店の大将たちも通う人気店「麺創房LEO」。 今回はもち小麦を使った「冷香麺」から。 餅のような香りと弾力のある麺が印象的で、かなり好みの一杯。 続けて通常の醤油ラーメンも連食。 特製の巴醤油をベースに、自家製のツルツル麺がよく絡む。トッピングのクオリティも抜群で、隙のない構成。 ご紹介いただいた方のご縁で、大将から特製の醤油をお土産にいただき感激。 メニューは多彩ながら、どれもスープに合わせてお店併設の製麺所で麺を打ち分けているというから驚き。 全国的に見ても間違いなくトップクラスのラーメン店のひとつです。
2025/04訪問
1回
福岡・薬院「麺道はなもこし」にて、限定『三代目 濃厚鶏そば』。 鶏の旨味が濃厚に溶け込んだスープに、鯖節の香ばしさが重なり、 中太ストレート麺がその力強さをしっかり受け止める構成。 具材は木耳、白ネギ、厚切りの叉焼。シンプルながら輪郭のある仕上がり。 …提供の直前、店主の広畑さんがボソッと 「三代目J SOUL BROTHERS風に」とひと言。 一瞬ふっと笑って、でも目の前のラーメンは本気そのもの。 締めに頼んだ定番の追加麺「紅い玉」は、辣油のピリ辛と旨味が染み込んだ細麺。 そのまま啜ってもよし、残ったスープに入れて味の変化を楽しむもよし。 どちらでも成立する、名脇役にしてもうひとつの主役。 冗談も本気も一杯に詰め込んだ、はなもこしらしい時間でした。
2025/06訪問
13回
2019/06訪問
1回
福岡・西新に2025年夏オープンした「ブルース軒」。 掲げるのは “THE OLD STYLE 中華そば”。 鶏・豚・魚介・乾物を重ねたスープに、甘さを抑えた関東風醤油を合わせ、昔ながらの中華そばを今の時代に再構築している。 深い藍色の外壁に白い暖簾、そして提灯の柔らかな灯り。 ファミコンの“OPEN”サインが入口に添えられ、懐かしさと遊び心が共存する佇まい。 商店街に、静かにその存在を知らせる。 いただいたのは「特製中華そば」。 澄んだ琥珀色のスープは、飲むほどに旨味が重なり、最後まで飽きがこない。 しなやかな中細ストレート麺がスープと調和し、チャーシューやメンマ、味玉まで一つひとつが丁寧な仕事。 奇をてらわず、ただ“美味しい”をまっすぐに突き詰めた一杯。 サイドの「肉飯」も印象的で、ほろりと崩れるチャーシューにタレの甘辛さが白米に染みる。 ボリュームはありながら重たくなく、ラーメンの余韻をそのまま繋いでくれるような味わい。 控えめな青の店構えに、芯の通った中華そば。 その誠実さが、一杯の中にしっかりと宿っていた。
2025/10訪問
1回
大阪・梅田、阪神百貨店スナックパークの〈カドヤ食堂〉へ。 ここは、本店の味をもっと気軽に楽しめるようにした支店で、立ち食いでもきちんと“カドヤらしさ”が残っているのが特徴。 今回は 阪神梅田店限定の「阪神タイガース味玉」入り中華そば を注文。 味玉には タイガースのロゴがはっきり焼き印で入っていて、限定らしい特別感がある。スープは鶏と豚ガラの旨みが澄んでいて、細いストレート麺が軽やかに馴染む。チャーシューもほどよい厚みで、全体がきれいにまとまっていた。 食後に友人と話していて、 “完璧とかではなく、ラーメンが持つ美味しさの上限値みたいなものを丁寧に出してるよね” という言葉に妙に納得。派手さはないのに、食べればじわっと満足できる。 限定の遊び心と、この価格でこの安定感。 スナックパークで立ち寄る一杯としては十分すぎる内容だった。
2025/11訪問
1回
西新宿五丁目「らぁ麺や 嶋」。 TRYラーメン大賞 新人大賞を受賞し、食べログでも東京ナンバーワンの点数を誇る淡麗系の代表格。 その源流には、淡麗ラーメンを確立した「支那そばや」佐野実の流れがあります。 営業は完全予約制・少数席。盛島博志さんが一杯に集中できる環境を整え、提供数も限られています。 この日は食券機で「特上らぁ麺【醤油】」を。 澄んだスープは鶏の旨味を軸に魚介の余韻が重なり、炙りチャーシューの香ばしさやワンタンの食感がその世界を広げていきます。 麺は柔らかめながらしなやかで、スープをしっかりとまとい、小麦の香りがふわりと抜けていきました。 次は【しお・白醤油】の組み合わせや、炙りチャーシュー丼もぜひ味わってみたい。
2025/09訪問
1回
新富町「燎 -kagaribi-」 ミシュラン一つ星「蔦」や「麺や七彩」で研鑽を積んだ店主が手がける話題のラーメン店。オープン直後から注目を集めています。 いただいたのは「味玉醤油らーめん」。 その場で手揉みされる自家製の中太ちぢれ麺は、しっかりとしたコシと噛みごたえ。鶏の出汁をベースにした澄んだ醤油スープは、繊細でキレのある味わい。 低温調理のチャーシュー、存在感あるメンマ、半熟の味玉と、いずれも丁寧な仕事ぶりが感じられる仕上がり。 全体の完成度は高く、洗練された一杯でしたが、個人的にはやや抑制的なバランスで、良くも悪くも“今風の完成度の高さ”を感じました キャッシュレス決済オンリー、ミニマルな空間で、今のラーメンシーンらしさを体現する一軒でした。
2025/06訪問
1回
東京・赤坂「Ramen翡翠」 オープン当初から話題の一軒。 前回は完売で振られ、今回は閉店ギリギリにようやく滑り込み。 初訪問は、看板メニューのひとつ特製塩ラーメンを。 カウンター越しに、炭火で炙られるチャーシューやホタテ、蕪の香りが立ち上がる臨場感。 スープは黒さつま鶏×名古屋コーチンを軸に、魚介の風味が後からふわっと追いかけてくる、じんわり広がる塩清湯。 自家製ストレート麺のしなやかさに、炭火香る豚チャーシューと、しっとり低温調理の鶏チャーシュー。 濃厚な味玉も絶品で丁寧に構成された一杯は、ラーメンというよりも“料理”としての完成度。 店主はフレンチシェフのお父様を持つそうで、随所にその美意識を感じるアプローチ。 限定も気になるけれど、今回はまず基本の一杯をじっくり味わえて満足でした。
2025/06訪問
1回
2025/09訪問
1回
2025/06訪問
1回
飯塚に行くなら絶対に立ち寄りたいラーメン店 最近は麺の製作に熱心だそうで営業時間も9時〜13時くらいと短くして、それ以外の時間を研究に費やしてるという 塩蕎麦も中華蕎麦も相変わらず素晴らしいスープに仕上がってる そして追加麺のバリエーションもとても豊富で麺だけもずっと楽しめる そのままでも美味しいがカチョエペペ風は中華蕎麦のスープで食べると上手に調和して新しい感覚になる 年明けには全国放送のラーメン番付にも出るそうでこれからどんなモンスターに育って行くのかとても楽しみ 現役の大学生が自身の食べ歩きの経験と研究から作り上げるハイレベルな中華そばと話題のお店 今回は通常の中華そばに青島食堂の生姜正油ラーメンを組み合わせたイベント仕様 若き自由な発想が生みだす有名店の味にインスパイアされた限定メニューからはものすごくセンスを感じる 生姜の香りがアクセントにまろやかで整った美味しいスープと相性のいい麺にこだりのトッピングがバランスよく今年一の衝撃 試作中の油そばも美味しく通常の中華そばにさらに期待がかかる