102回
2025/07 訪問
尼崎市・虎一番|まろやかトマト酸辣湯に山芋と厚切りチャーシューの妙
朝ラーで再訪した虎一番さん。
おやっさんに勧められた、トマトサンラータンにチャーシュートッピングを追加して注文。
スープはトマトの酸味がやわらかく、酸辣湯らしいピリッとした輪郭がありながら、どこか洋風のようなまろやかさも感じる仕上がり。
トロミのあるスープに中太麺が絡み、口の中に広がるのは、まるでパスタを食べているかのような不思議な感覚。
スープの底からは角切りの山芋が顔を出し、サクサクとした食感でアクセントを加えてくる。
チャーシューは厚みがありながら箸でほぐれる柔らかさ。
甘辛いタレが染み込み、スープの酸味ともよく合っていた。
盛り付けも美しく、見た目からも丁寧な仕事ぶりが伝わる。
創作感のある一杯ながら、ラーメンとしての芯はしっかりしており、どこかクセになる味だった。
最後まで飽きずに完食。独自の世界観が感じられるラーメンだった。
2025/07/11 更新
2025/07 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|すっきり澄んだ「クリアー煮干し」にチャーシューで重ねる旨み
暑さに食欲が落ちそうなタイミングでも、「クリアー煮干しラーメン」の名に惹かれて自然と足が向いた。
スープは期待通りの澄みきった黄金色。
ふわりと広がる煮干しの香りは軽やかで、苦味やエグみは控えめ。
口に含めば魚介の旨みが優しく染みわたり、ぐいぐい飲める清涼感がある。
麺はやや加水率高めのストレートで、するりとしたのど越し。
チャーシューはレア寄りの火入れで、豚と鶏がそれぞれの食感と甘みを活かしている。
メンマと味玉も、個性を出し過ぎずに全体に調和していた。
名前通り、暑い日にちょうどいい一杯。
ボリュームはしっかりありつつも、食後感は重たくない。
夏バテ気味のときでもすっと食べきれる、虎一番らしいバランスの一杯だった。
2025/07/04 更新
2025/06 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|しっとりチャーシューが主役の冷し中華と朝の餃子
朝ラー目当てで訪問。
この日は冷し中華にチャーシュートッピングで。餃子と焼飯は同行者とシェア。
まず目を引くのは、皿をぐるりと囲む低温調理のチャーシュー。
しっとり柔らかく、ほんのり塩気と肉の甘みが広がる。添えられた錦糸卵、きゅうり、細切りレタス、刻みチャーシューとのバランスもよく、見た目の華やかさ以上に味の組み立てがしっかりしている。
麺は冷水で締められた中細のストレート。
ほどよいコシがあり、具材やタレとのなじみが良い。スープは甘酢の酸味が立ちすぎず、すっきりとした後味で、朝でも重たさを感じない。
別添えの辛子でアクセントを加えると、さらに食欲が刺激される。
餃子はしっかり焼き目がついた羽根つきタイプ。
皮は香ばしく、中はジューシーで野菜の甘みが立っていた。
麺量180gで満足感も十分。朝からしっかり食べたが、胃もたれは一切なし。
冷し中華としての完成度も高く、夏場にまた訪れたい。
2025/06/30 更新
2025/06 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|魚介香る朝の味噌ラーメン
朝の時間帯に再訪。
注文したのは「味噌ラーメン」。
着丼と同時に立ちのぼる魚介の香りが食欲を刺激する。
魚介出汁の輪郭がしっかりと味噌合わさり、厚みのある仕上がり。
油は浮いているが重たくはなく、むしろ旨みを引き立てている印象。
麺は中太の平打ちで、表面はやや滑らか。
もやしや白髪ねぎと絡ませて啜ると、食感のコントラストも楽しめる。
チャーシューは低温調理の鶏と豚の2種類入り、どちらも柔らかく味の染み加減もちょうど良い。
特徴的だったのが、トッピングに鎮座する「練り物」。
甘みと香ばしさが加わり、ラーメン全体に家庭的でありながら独自性あるアクセントを与えている。
スープを吸った断面のジューシーさもなかなか。
味噌ラーメンとしては魚介の効き方が他店と一線を画し、朝からでも食べ疲れしないのは流石。
濃厚だが飲み干せるスープ、個性ある具材、そしてやや柔めに茹でられた麺の一体感。
地元に根ざす人気の理由をあらためて実感した一杯だった。
2025/06/23 更新
2025/06 訪問
尼崎市・虎一番|肉も旨みも過剰な朝の油そば
朝に訪問。
久々にレギュラーメニューから油そばを選んでみた。
今回はチャーシュートッピングを追加。
まず目を引くのは丼の縁にぎっしり並べられたレアチャーシュー。
しっとりとした肉質で、淡い塩味が噛むほどにじんわり広がる。
中央には甘辛い味付けの唐揚げや豚バラ、キムチが盛り込まれ、野性味あふれる一杯に。
麺は中細のストレート。
タレの甘みとコクをたっぷり吸っており、ねっとりとした絡みつきが特徴的。
香味野菜がアクセントになり、油の重たさを少し和らげてくれる。
ただ、具材のパンチが強く、朝からこのボリュームは正直きつかった。
店主からサービスでいただいた甘いとうもろこしが先に胃を温めすぎたのか、まさかの完食ならず。
朝ラー文化が根付く店とはいえ、この一杯は覚悟して挑むべき一品だった。
次はもう少し軽めのメニューを選ぼうと思う。
2025/06/06 更新
2025/05 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|煮干しの旨味が際立つクリアーラーメンと肉寿し
朝ラー目当てに5人で虎一番さんを再訪。
平日の朝でも常連らしきお客さんがちらほらと入れ替わる人気店。
メインは「クリアーな煮干しラーメン(チャーシュートッピング)」。
着丼してまず目を奪われるのは、丼一面を覆うピンク色のチャーシュー。
低温調理された肉はしっとりと柔らかく、麺を持ち上げるとちょうどいい厚みで絡んでくる。
スープは煮干しを効かせつつ、えぐみや雑味は一切なし。
レンゲですくうと、透き通る黄金色が美しい。
口に含めば、煮干しの旨味だけがすっと入ってくる。
淡麗でありながら、物足りなさは全くない。
追加で「チャシュー肉寿し」も。
シャリにのせられたチャーシューには、生姜と塩ダレのようなタレがのっていて、これがまた絶妙なアクセントに。
朝からでもぺろりといける、軽やかな仕上がりだった。
2025/05/30 更新
2025/05 訪問
尼崎市・虎一番|玉子とじでまろやか仕上げのマーボー風ラーメン
朝ラーで訪問した虎一番さんにて、マーボー風玉子とじラーメンにチャーシューをトッピング。
丼一面を覆うように盛り付けられたレアチャーシューは、しっとりやわらかな口当たり。
淡いピンク色が視覚的にも美しく、テンションが上がる。
餡は豆腐、挽肉、玉ねぎに加え、玉子でとじられたやさしい味わい。
マーボーといっても辛さは控えめで、朝からでもするっと食べられるバランス感がいい。
中太のしっかりとした麺に、餡がよく絡む。
香味野菜の風味もアクセントになっており、全体にまとまりのある一杯だった。
朝から贅沢な一杯を楽しめる、満足感の高いラーメン。
2025/05/23 更新
2025/05 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|海老の香りが広がる濃厚エビ味噌そば
朝ラーも対応している地元の人気店。
今回はチャーシュートッピングを追加してエビ味噌そばを注文。
運ばれてきた丼は、ピンクがかったチャーシューが器のふちをぐるりと囲み、中央にネギ、メンマ、味玉が控えめに盛られている。
スープはひと口でエビの香りと甘みがぐっと立ち上がる濃厚な味噌仕立て。
バランスの良い重層的な味わいだった。
麺は平打ちストレート。
粘度のあるスープをしっかりと持ち上げる。
追加したチャーシューはレア気味の仕上がりで、赤身のしっとり感と脂の甘さが際立っており、枚数も多く満足感が高い。
スープの温度と塩味のコントロールもよく、トッピングとの一体感があり、最後まで飽きずに楽しめた。
エビ味噌好きにはたまらない一杯。
朝からでも重すぎず、香りと旨みで満たされる一杯
2025/05/10 更新
2025/05 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|朝から染み入る生姜ダレのローメン
朝の静けさの中、早朝から営業している「虎一番」へ。
厨房に立つご主人の手際を見ながら待つ時間もまた心地よい。
注文したのはローメン。
たっぷりの細麺の上に、しっとりとしたチャーシュー、白髪ねぎがのせられ、皿の底にはタレがたまっている。
箸で麺を持ち上げると、タレと油がしっかりと絡み、ほどよい光沢を帯びているのがわかる。
ひと口すすると、生姜の風味が立ち上がり、身体にすっと染みわたる感覚。
タレの塩味は控えめで、朝にちょうど良い優しい輪郭。
チャーシューは薄切りで脂身もほどよく、麺との相性を邪魔しない。
白髪ねぎのシャキッとした歯ざわりと香味も、単調になりがちな味にリズムを与えていた。
見た目はシンプルながら、じんわりと旨みが広がる一杯。
派手さはないが、朝の身体にやさしく寄り添う味だった。
2025/05/09 更新
2025/04 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|ニラの香りと肉の旨味がぶつかり合う朝ラー
朝ラー目的で立ち寄った「ラーメン虎一番」にて、麺メニューに加えて一品料理も堪能。
メインは「ニラそば」にチャーシューを追加。
たっぷり盛られたもやしとニラの緑が目に鮮やかで、中心に盛られたチャーシューは、脂身がとろけるような生ハム風の仕上がり。
ほんのり塩ダレのような味付けがあり、スープというより“和えそば”に近い印象だったが、ニラの爽快な香りと相まってクセになる味わい。
「照り焼きチャーシュー」は甘辛いタレがしっかり絡んだ一皿。
噛みしめるごとに旨味があふれる、王道の照り焼きスタイル。
「焼きギョーザ」はぷっくりとした海老入り。
皮は厚めでモチモチ、焼き目はパリッと香ばしい。
一品料理のクオリティが高く、朝からしっかり満足感を得られた訪問だった。
次回は別のラーメンも試してみたい。
2025/04/25 更新
2025/04 訪問
尼崎市・ラーメン虎一番|冷たいラーメン「山」と自家製豚まん!
朝ラーに訪問した「虎一番」さん。
暖簾をくぐると、大将が生地をこねている光景が目に飛び込んできました。
第一声はまさかの「豚まん食べますか?」。
思わず笑いながらオーダーです。
まずは、注文していた冷たいラーメン「山」にチャーシュートッピングを追加。
とろろと卵黄が中央にふんわり盛られ、そのまわりをぐるりとピンク色のチャーシューが囲うビジュアル。
迫力満点でありながら、どこか上品さも漂います。
もちっとした自家製麺に絡むとろろのコクと、しっとりレアなチャーシューの旨味が重なり、冷たい一杯とは思えないほどの満足感!
そして、蒸し上がった自家製豚まん。
皮はふわっと軽く、かじるとジューシーな餡が溢れ出す仕上がり。
某有名な豚まんより、個人的には断然こちらのほうが好みでした。
朝から贅沢な一食を楽しむことができました。
2025/04/21 更新
2025/04 訪問
尼崎市・虎一番|チャーシューに包まれるざるラーメン
朝ラー。
注文は「ざるラーメン」にチャーシュートッピング。
麺のまわりをぐるりと囲むチャーシューが圧巻。
しっとりした肉質で、ひと口ごとに肉の旨みを感じられる仕上がりです。
中央には刻み海苔、メンマ、味玉も添えられており、見た目にも豪華。
つけ汁は醤油ベースでやや甘め、酸味は控えめ。麺は冷たく締められていて、つるっとした喉越し。
濃すぎないつけ汁が、チャーシューの旨みと好バランスでした。
定番の熱々ラーメンもいいけれど、季節問わず楽しめるざるスタイルもこの店ならではの魅力。
2025/04/11 更新
2025/04 訪問
尼崎市・虎一番|とろろとチャーシューで魅せる山ラーメン
ランチタイムに「虎一番」さんへ。
「山ラーメン」にチャーシュートッピングを追加して注文。
目の前に現れた丼には、薄切りながらも程よい厚みを保ったチャーシューが花びらのように敷き詰められ、中央にはふんわりしたとろろと卵黄がのるビジュアル系ラーメン。
思わず写真を撮らずにはいられません。
とろろが加わることで全体がまろやかに仕上がり、独特の粘りがタレに一体感を生み出しています。
麺は平打ち気味で、しなやかなコシとつるみのある口当たり。
タレやとろろとの絡みも抜群で、つるつると箸が進みます。
チャーシューはややレア気味に仕上げられており、しっとりとした食感と肉の旨みがじんわり広がるタイプ。
麺やタレとの相性もよく、トッピングとしての満足度はかなり高めです。
個性派ながらもまとまりのある一杯。
ガッツリいきたい日にも、ちょっと変化球を楽しみたい日にもぴったりな一杯でした。
2025/04/08 更新
2025/04 訪問
尼崎市・虎一番|たっぷりチャーシューと味噌の香りが広がる朝ラー
朝の一杯を求めて「虎一番」へ。
この日はみそラーメンにチャーシュートッピングを追加し、同行者と焼きめしをシェア。
大きな丼の縁をぐるりと囲むチャーシューは、しっとり柔らかく旨味がじんわりと広がる仕上がり。
メンマやネギ、野菜炒めが中央にこんもりと盛られ、味噌スープに自然な甘みとコクをプラス。
ほんのりとろみを感じる味噌スープは、立ち上がる湯気に香ばしさが混ざり食欲をそそる。
一方で、この日の麺はやや柔らかめの茹で加減。
普段の食感とは違い、少し印象が異なった。
焼きめしはふんわりとした仕上がりで、玉子やチャーシューがほどよく絡んだ優しい味わい。
あっさりめでラーメンとの相性も良く、朝食として心地よい一皿。
早朝からしっかり満腹になれる、
地元に根付いた一軒。
気軽な雰囲気と温かい一杯に、また足が向きそうです。
2025/04/06 更新
2025/04 訪問
尼崎市・虎一番|カレー×出汁の一杯で朝から満足感
再訪。朝ラーで虎一番さんへ1人で訪問。
店内は朝から常連さんで賑わい、活気ある雰囲気。厨房には大将の丁寧な手仕事が光ります。
この日は「出しカレーラーメン ミニライス付」にチャーシュートッピングを追加。
丼一面に敷き詰められたレアチャーシューがまず目を引きます。
中央の黄身とネギ、そしてほんのりスパイス香るカレースープのビジュアルが美しい。
スープは極大河ベースにカレー出汁が重なり、旨味の層が深い一杯。
出汁の繊細さとカレーのスパイス感が絶妙に調和しています。
麺は麺哲でおやっさんが作ったストレート麺で、もちっとした食感と程よい弾力。
スープとの絡みも良好です。
レアチャーシューは柔らかくジューシーで、スープに少し浸すと旨味が引き立ちます。
ミニライスはラストにスープをかけて即席カレーライスに。
これがまた〆にぴったりで、最後のひと口まで楽しめました。
朝から満足感のある一杯。
また別のメニューも食べに行きたいと思えるお店です。
2025/04/06 更新
2025/03 訪問
尼崎市・虎一番|朝から肉・肉・肉!豪快すぎる肉吸いラーメン
朝ラーで虎一番へ。
この日は肉吸い麺にチャーシューをトッピングして、牛肉×レアチャー×焼豚の三重奏。
見た目のインパクトがまずすごい。丼の縁をぐるりと囲む焼豚の花びらのような盛りつけは圧巻。
中にはどっさり盛られた牛肉が山のように積まれ、レアチャーもしっかり存在感を放っていて、朝から完全に肉祭りモード。
スープはほんのり甘みのある出汁系で、牛肉の旨みが溶け出してどこか「肉吸い」らしい関西の優しい味わい。
あっさりなのに奥行きがあり、気付けばレンゲが止まらない。
麺は平打ちストレートで、程よいコシがありスープとの絡みも良好。
レアチャーシューはしっとりとした柔らかさで噛むたびに肉の旨みがじんわり、焼豚は香ばしさが際立っていて、種類ごとに異なる肉の楽しみがあるのも嬉しい。
味玉のとろける黄身も美味しく、メンマやネギの清涼感もバランス良し。
朝からこのボリューム、満足度はかなり高い。
肉好きなら一度は体験してほしいガッツリ系朝ラーメン。
虎一番、やっぱり只者じゃない。
2025/03/28 更新
2025/03 訪問
尼崎市・虎一番|至高のつけ麺にチャーシュートッピングで満足度MAX
ラーメン好きなら一度は訪れたいと噂の「虎一番」。
つけ麺が特に人気で、今回注文したのは至高のつけ麺+チャーシュートッピング。
麺は極太ちぢれ麺で、スープとよく絡む。
まずはそのまま一口。
噛むほどに旨みが広がる。
スープは濃厚ながらも後味はスッキリ。
トッピングのチャーシューは、低温調理されたレア仕上げ。
しっとりとした口当たりで、肉の甘みが際立つ。
さらにつけ汁にくぐらせると脂が溶けて、また違った味わいに変化するのが面白い。
総じて、完成度の高いつけ麺。
食べ終えた後の満足感がすごい。
2025/03/21 更新
2025/03 訪問
尼崎市・虎一番|新登場!黒酢油そばの酸味とコクにハマる
新メニューで黒酢油そばがあるとのことで、先週に引き続き油そばを注文。
今回もチャーシュートッピングしてガッツリと。
まず目を引くのは、たっぷりのレアチャーシューが花びらのように盛り付けられたビジュアル。
黒酢ダレが絡んだツヤツヤの麺に、肉味噌、ニラ、メンマ、刻み玉ねぎが彩りを添える。
ひと口すすると、黒酢の爽やかな酸味とコクが広がり、あとからピリッとした辛味が追いかけてくる。
濃厚な油そばにありがちな重たさはなく、意外にもさっぱりと食べ進められるのが特徴的。
トッピングのチャーシューはしっとりと柔らかく、黒酢の酸味で脂の甘みが引き立つ。
全体をよく混ぜることで、麺と具材が一体になり、最後まで飽きずに楽しめた。
2025/03/21 更新
朝ラーで再訪。
今回は「出しいっぱいカレーラーメン」にチャーシューをトッピングして注文。
店主から「まずはカレーペーストを混ぜずにスープを飲んでみて」と勧められ、一口すすって驚いた。名前通り、出汁の旨みが際立っており、カレーの印象を覆すようなやさしい味わい。
風味がしっかりと舌に広がり、胃にスッと入ってくる。
少しずつカレーペーストを溶かしていくと、出汁の層の上にスパイスの香りとコクが重なり、味の輪郭がくっきりと浮かび上がってくる。
出汁を邪魔せずに引き立てるスパイス感で、単なる「カレーラーメン」の枠に収まらない複雑な味の展開が楽しい。
朝から食べても重さを感じさせない仕上がり。
トッピングに頼らなくても成立する完成度の高さだが、加えることでより満足度が増す。
虎一番さんらしい、出汁と変化の妙をしっかりと味わえる一杯だった。