デイルス・マイビスさんが投稿したラーメン屋 トイ・ボックス(東京/三ノ輪橋)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

デイルス・マイビスのラーメン&一人呑みメモ

メッセージを送る

この口コミは、デイルス・マイビスさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

ラーメン屋 トイ・ボックス三ノ輪橋、三ノ輪、荒川一中前/ラーメン

71

  • 夜の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
  • テイクアウトの点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
  • その他の点数:4.8

71回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ミシュランのラーメン店で唯一の初回から連続受賞 軽やかで醤油の華やかさが素晴らしい「醤油ラーメン」 ※師匠「ロックンスリー」との食べ比べ超オススメ

三ノ輪に2013年オープンした「鶏と水」の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
山上店主はラー博「ロックンスリー(当時は「69'N ROLL ONE」)」出身で、「ロックン」嶋﨑さんの一番近くで師事してきました。

なお、9/25に「ミシュランガイド東京2026」が発表され、「トイ・ボックス」は12年連続でビブグルマンに選出。
2014年にラーメン店が対象となって以来、最初からずっと選出されているのはトイボのみです。
(一つ星にもなった「鳴龍」は2年目から選出)

メニューは変わらず醤油・塩・味噌の3種。
その他それぞれの「かけラーメン」に炊き込みご飯、ドリンク類です。

「醤油ラーメン」1200円
最後に回し掛けた鶏油で黄金色のスープ。
チャーシュー2種に穂先メンマ、2種のネギです。

スープは口当たり軽くアッサリな味わい。
地鶏出汁はエレガントで、醤油の華やかさと爽やかさが後を引きます。

麺は大成食品の平打ち中太麺。
モチモチとした食感で、啜った際のフワッとした軽さも心地良いです。

チャーシューは大判のロースにバラ煮豚。
特にバラ煮豚の肉質が良く、デフォでもボリュームあって満足度高めです。

前日に師匠嶋﨑さんの「ロックンスリー」を食べていたのすが、同じ「鶏と水」で見た目は似ていても全く違うラーメン。
トイボは創業時から継続して食べているので味は分かっているものの、改めて現在目指す到達点が結構違うと思わされます。

現在の「ラー博仕様」ロックンが「剛」ならトイボは「柔」な印象。
現時点での2店舗の食べ比べ、知見が広がるしもの凄くオススメです。

※ロックン→トイボの連食がバレるとトイボ出禁と山上店主が言ってました(笑)

2025/09/26 更新

70回目

2024/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

祝 TRYラーメン大賞4連覇&殿堂入り いまだに旨くなり続ける「醤油ラーメン」

三ノ輪に2013年オープンし、間もなく11周年を迎える「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
先日発売された「TRYラーメン大賞2024-2025」では見事TRY大賞4連覇となっています。

TRY大賞を4連覇すると「とみ田」「飯田商店」同様に次回から殿堂入り。
また「ミシュランガイド東京2025」ではビブグルマンに選出され、ラーメンを初掲載した2015年からずっと選出されているのはトイボと「金色不如帰」だけです。

基本メニューは変わらず以下のとおり。

「醤油ラーメン」1200円
「塩ラーメン」1200円
「味噌ラーメン1200円
「かけラーメン(醤油・塩・味噌)」1000円

TRY部門別では「しょうゆ」1位、「しお」3位、「みそ」1位となっています。

「醤油ラーメン」1200円
煌めく鶏油はオープン時から変わらず最初と仕上げの二度がけ。
2種のチャーシューに穂先メンマ、2種のネギです。

スープはアタックではなくスッと染み渡る上品な地鶏の旨味。
醤油のブレンドが華やかで、鶏油はべたつかずスッキリです。

最近では「水鶏系」と一括りにされるジャンルですが、スープの構成とバランスは孤高と言えるレベル。
ギュッと詰まった鶏の旨味をストレス無く仕上げ、押しつけがましくないリッチさと余韻があります。

麺は大成食品の特注麺でモチモチ食感。
以前より厚みを出すように発注を変えたそうで、後半の粉の溶け方もちょっと違う気もします。

チャーシューはバラとロースの2種。
どちらも肉質が良く、デフォでも食べ応えあります。

一年ぶりの「醤油」ですが、トイボはいまだに食べる度に美味しくなっている印象。
山上店主にそのことを伝えても、いつも「レシピは変わらないですよ(笑)」とはぐらかされます。

しかし、今回の「TRY」では師匠「ロックンロールビリーS1」嶋崎店主との対談が掲載され、そこでは師匠の食材に対する真摯な姿勢が。
その薫陶を受けた山上店主もいまだにより美味しくするための研鑽を続けており、まだ目的地には辿り着いていない感じです。

美味しくなり続けている店はトイボだけでは無いですが、こういった店に巡り合えるのがラーメンを食べ続ける醍醐味の一つ。
11月か12月には「TRY」の企画で「師匠に捧げる昆布水つけ麺」の限定も提供予定なので、そちらも相当楽しみです。

2024/10/26 更新

69回目

2024/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

「塩」のみ鶏&豚のWスープにリニューアル まろやかさと甘みが増した「塩ラーメン」

三ノ輪に2013年創業した「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「TRYラーメン大賞」総合&しょうゆ1位を3連覇する名店で、ウエルシアからは袋めんや冷凍チャーハンも出ています。

場所は三ノ輪駅から徒歩2,3分ですが、現在は外国人含め大行列。
日差しをモロに浴びるので夏は暑さ対策必須です。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌のラーメンに炊き込みご飯。
材料費高騰で各ラーメンが1200円となったため、「かけラーメン(醤油・塩・味噌)」1000円もあります。

「塩ラーメン」1200円
2種の大判チャーシューに穂先メンマで見た目完璧な美しさ。
公式には告知してないのですが、「塩」だけスープが鶏&豚のWスープにリニューアルしてます。

飲んでみると、以前より明らかに増したまろやかさ。
油は変わらず鶏油だけなのでしつこさは無く、出汁に甘さと太さが加わっています。

そのため、塩ダレよりも出汁がメインとなっているバランス。
ここ数年の「塩」を食べた方なら、多分違いが分かるはずです。

麺は「塩」専用の大成食品特注極細麺。
モチモチとしてフレッシュ感もあり、相変わらず自家製麺の様な旨さです。

チャーシューはバラとロースの2種。
どちらも質が良く、クシュっとした食感の穂先メンマも好みです。

山上店主にスープの旨さを伝えると、

「(豚スープを採るのが)面倒なのでそのうち止めます」

と山上店主らしいコメント(笑)

ちなみに僕は鶏だけの「塩」も鶏&豚の「塩」もどちらも好み。
どちらも間違いなく「トイ・ボックス」にしか無い一杯だと思います。

2024/07/27 更新

68回目

2023/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

祝!TRYラーメン大賞総合1位&しょうゆ1位3連覇 親しみやすくエレガントな「醤油ラーメン」

今年12月に創業10周年を迎える「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「TRYラーメン大賞2023-2024」では見事「名店部門・総合1位」3連覇を果たしています。

昼のメニューは以下のとおり。

「醤油ラーメン」1100円 ※TRY名店しょうゆ部門1位
「塩ラーメン」1100円 ※TRY名店しお部門3位
「味噌ラーメン」1100円 ※TRY名店みそ部門4位

なお、夜営業は現在「背脂醤油ラーメン」のみで営業しています。

「醤油ラーメン」1100円
2種の豚チャーシューに穂先メンマ、九条ネギ。
今年4月から鏑木SPFポークバラが加わり、同時に白ネギも入る様になってます。

「鶏と水」のスープはアッサリ軽やかな口当たり。
濃密な出汁ではなくスッキリ上品で、9種のブレンド醤油と地鶏のマリアージュをエレガントに味わえます。

食べる度にバランスが少し違い、今回は少し醤油が立った感じ。
地鶏スープは季節によっても変わるそうで、あえて毎日同じ味は目指していないそうです。

麺は大成食品特注のしっかり茹でモチモチ平打ち麺。
粉の配合までこだわり、自家製麺と言われても疑わないレベルです。

鏑木SPFポークバラはしっとりジューシーでとろける脂身。
ミシっと噛み応えあるガリシア栗豚も旨いです。

全体的に強烈なインパクトを狙うのではなく、質実剛健な旨さ。
良い素材をシンプルかつ丁寧に仕上げた一杯は繊細過ぎることなく、親しみやすく旨いラーメンです。

2017年にスープが「鶏と水」に変わった以外は大きく変化せず、それでも少しずつ美味しくなっているラーメン。
「TRYラーメン大賞」は総合1位4連覇で卒業(部門1位は5連覇)とのことで、大団円の卒業を期待してます。

  • 「醤油ラーメン」1100円

  • 大成食品の特注麺

  • 鶏と水スープ

  • 醤油は9種類をブレンド

  • 鏑木SPFポークバラとガリシア栗豚

  • 九条ネギ

  • メニュー

  • 「TRYラーメン大賞」総合1位3連覇

  • 「TRYラーメン大賞」総合1位3連覇

  • 「TRYラーメン大賞」総合1位3連覇

  • 山上店主(掲載了承済み)

  • 暖簾

  • 外観

2023/10/20 更新

67回目

2023/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ~¥999
    / 1人

夜営業限定 昼とは真逆の方向性かつこだわりが詰まった「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

TRYラーメン大賞2連覇の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
夜営業を不定期に行っており、公式X(旧twitter)にて告知されます。

7月下旬からは夜限定メニューで営業を開始し、以下のとおり。

「背脂醤油ラーメン」900円
「味付玉子背脂醤油ラーメン」1050円
「チャーシュー背脂醤油ラーメン」1100円

「背脂油そば」1000円 ※8月25日より販売開始

その名のとおり、トイボ初の背脂チャッチャ系ラーメン。
山上店主が背脂をザルで濾してチャッチャして完成です。

「背脂醤油ラーメン」900円
昔ながらの丼に一面背脂。
バラチャーシュー2枚に茹でモヤシ、ネギが乗ります。

スープは清湯で、トロトロ背脂の香ばしさと甘み。
底の方に刻みニンニクとブラックペッパーが潜み、かなりパンチあります。

ベースは昼とは違う肉で採った豚清湯で、なんと無化調。
カエシは昼と同じだそうですが、背脂の香ばしさが相まってなのか結構印象変わります。

麺はやや太めのストレート麺でモッチモチ。
これも昼と同じ配合で切り歯を変えて太くしているそうですが、同じく印象相当変わります。

豚は昼と違うバラチャーシューで、しっかりとした食べ応え。
ちなみに昼のバラチャーシューはSPF豚で原価倍くらいするそうです。

昼の優しい上品な一杯ととは真逆の、人の欲望を存分に満たす恐ろしい背脂ラーメン。
背脂ラーメン大好きな山上店主のセンスとこだわりが詰まっていて、これだけで店オープンできます。

昼に背脂を求めて来るお客さんも居るそうですが、絶対に夜しか出さない限定メニュー。
公式X(旧twitter)で夜営業をチェックする価値大いにあります。

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

  • 夜営業限定「背脂醤油ラーメン」 ※夜営業日は不定期なので公式X(旧twitter)要確認

2023/09/20 更新

66回目

2023/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

価格改定とともに豚チャーシュー2種にリニューアル 「鶏と水」が染み渡る「塩ラーメン」

TRY大賞総合&しょうゆ2連覇の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
4月からは山上店主が育児半休のため、基本は昼営業のみとなっています。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌。
原材料高騰による値上げと一部トッピング変更により、以下のとおりになっています。

「(醤油or塩or味噌)ラーメン」1100円
「ワンタン(醤油or塩or味噌)ラーメン」1300円
「チャーシュー(醤油or塩or味噌)ラーメン」1400円
「特製ロース(醤油or塩or味噌)ラーメン」1500円
「特製バラ(醤油or塩or味噌)ラーメン」1500円

チャーシューは今までのガリシア栗豚に加え、鏑木SPFポークバラがデフォで追加。
特製は追加のチャーシューをロースかバラか選択でき、チャーシュー麺はロース、バラ2枚ずつとなります。

「塩ラーメン」1100円
丼の底が見えるほど澄んだスープに2種のチャーシュー、穂先メンマ。
白髪ネギにスプラウトっぽい青菜で美しいです。

スープはクリアで染み渡る上質な鶏の旨味。
ぬちまーす等を使用した塩ダレは強すぎず優しく、後半は甘さも感じます。

地鶏の「鶏と水」スープが秀逸なので、そのスープをメインに味わうための繊細な塩ダレ。
かつ、その繊細さゆえに白髪ネギに少量振られた柑橘と辛味が、後半は非常に効果的です。

麺は大成食品のトイ・ボックス専用の特注細麺。
モチモチ食感で小麦の風味も良いです・

新しく加わった鏑木SPFポークは山上店主の奥様のお父さんが生産している豚。
柔らかくてきめ細かい肉質に下味も良く、豚チャーシューが2種になると贅沢感が一気にアップします。

クシュっと繊維を感じる穂先メンマも美味しく、食べ応えある一杯。
一口目がもの足りない訳で無いのに、最後の一滴が惜しくなるほど美味しいスープは凄いです。

山上店主は自分がラーメンを食べ歩いていたので、価格改定は心苦しかった様子。
しかし最近の新店はデフォで1000円はザラだし、この一杯が高いと思うラーメン好きはごく少数だと思います。

また、「トイボ」と言えば過去に何度もカップ麺化。
5月8日からは東洋水産から新しいカップ麺「トイ・ボックス 醤油ラーメン」が販売され、麺など一部変更した様で食べるの楽しみです。

2023/05/17 更新

65回目

2023/02 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

現在期間限定?レギュラー化 鶏と醤油の優しく濃密な旨味の「鶏油そば」

三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
創業10年目を迎え、TRYラーメン大賞総合&しょうゆ2連覇を達成しています。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌の3種。
それにこの日は「鶏油そば」があり、ランダム販売からレギュラー化したそうです。

「鶏油そば」初期からある常連人気メニューですが、最近はあまり販売せず。
今回も全メニュー価格改定時にで消える予定とのことです。

「鶏油そば」900円
丼にはタレや鶏油、少量のスープと和えられた麺。
その上に短冊チャーシュー、カットされたメンマ、2種のネギが乗ります。

タレや鶏油を纏った麺は、モチモチでヤワメの食感が官能的。
大成食品による「鶏油そば」専用麺とのことで、山上店主によれば醤油や塩の麺より原価高いそうです。

そして鶏の旨味に醤油のコクが優しくも濃密。
短冊チャーシューやメンマと一緒に食べると、また違った味わいで良いです。

チェーンの「油そば」や「まぜそば」と違い、ちゃんと素材の質の高さと考え抜かれた構成を感じられる麺料理。
最初は「醤油」や「塩」をリピートするに限りますが、「鶏油そば」もやっぱりトイボの魅力の一つです。

2023/02/24 更新

64回目

2022/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

祝TRY大賞総合&しょう油2連覇 「特製醤油ラーメン」、ファミリーマート「トイ・ボックス監修 醤油ラーメン」※業界初の鶏油別パック

間もなく9周年を迎える三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
先日発売された「TRYラーメン大賞2022-2023」にてTRY大賞「総合」&「しょう油」二連覇を達成しました。

今回は「しお」2位、「みそ」3位にレギュラー化した「鶏油そば」が新たに「汁なし」6位。
しかし「鶏油そば」は1日のうち気まぐれな時間に販売されるので、レギュラーと言っても常に販売している訳ではありません。

「特製醤油ラーメン」1300円
琥珀のスープにガリシア栗豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー1枚、穂先メンマ、九条ネギ。
味玉とワンタン2個はあえてチャーシューの下に隠されています。

柔らかみがあるスープは丸みがあり、鶏出汁に醤油、鶏油が完全に一体感。
あと引く醤油の旨味や鶏油のコクではなく、優しくて口当たりがよく、それでいてリッチな鶏の旨味が染み渡ります。

「鶏と水」に変わってから数年、感じが変わっても「レシピは同じです」といつも返事。
レシピが同じでも無化調なので個体差や季節、そして経験値で味が変わるのだと思います。

しかし今回は

「実は比内地鶏がしばらく入らず、来年2月まで期間限定のスープになってます」

とのこと。
地鶏マニアの方はこの機会に違いを確認すると面白いかも知れません。

麺は山上店主が大成食品と共同で作った特注の細麺。
知らなければ自家製麺と思うほど小麦感があり、スープとの相性抜群です。

大判のガリシア栗豚は相変わらず旨く食べ応えも十分。
シャクシャクの穂先メンマに大きな皮のワンタンなど脇役も存在感あります。

「ラーメン屋 トイ・ボックス監修 醤油ラーメン」618円
ファミリーマートにて10月18日から期間限定で販売されているチルド麺(関東地方・東海地方限定)。
トイボは何度かカップ麺を出しているものの、チルド麺は確か初だと思います。

凄いのが、なんと「鶏油」が別パックのあとがけになっていること。
山上店主のこだわりで実現したそうです。

スープをレンゲですくえば、もうお店の様な美しさ。
あとがけなので鶏油のフレッシュさが全然違い、醤油との相性も抜群です。

山上店主曰く、鶏油別パックは「業界初」とのこと。
麺はチルド麺な感ですが、具材も多いし値段を考えると良く出来ていると思います。

更に11月7日からは「トイ・ボックス×しば田 鴨鶏煮干しの醤油そば」カップ麺が販売予定。
2014年12月「しば田」で1周年記念限定ラーメンを食べていたら、たまたま山上店主が来店し、

山上店主
「(1周年限定ラーメンの食券を渡して不愛想に)煮干しそば」

柴田店主
「すみません、今日煮干しやってないんですよ~」

と仲の良いくだらない冗談を言っていたのを良く覚えています(笑)。
それから8年、その2人のコラボカップ麺が販売されるとは、なんとも感慨深いものがあります。

  • 「特製醤油ラーメン」1300円

  • 「鶏と水」でも唯一無二のスープ

  • 2023年2月までは比内地鶏なしの限定スープ

  • 大成食品と共同で作った特注麺

  • ガリシア栗豚チャーシュー

  • チャーシューの下にワンタン2個と味玉

  • 大きな皮のワンタン

  • 「COEDO 伽羅」500円

  • メニュー

  • 鶏油そばは時間不定期での提供

  • TRY総合&しょう油2連覇

  • 暖簾

  • ファミリーマート「ラーメン屋 トイ・ボックス監修 醤油ラーメン」618円

  • なんと鶏油は別添えであとがけ

  • フレッシュな鶏油と醤油良いです

2022/10/27 更新

63回目

2022/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

柔らかく丸い鶏の極上スープ 余韻も素晴らしい「塩ラーメン」 ※カップ麺新発売

数か月ぶりに伺うと暖簾が新調されていた「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
TRYラーメン大賞では総合&しょうゆ部門1位となり、先日カップ麺も販売開始となっています。

メニューは醤油、塩、味噌にご飯もの。
また、1日のうちどこかで数量限定「鶏油そば」の販売がありますが、山上店主によれば朝イチはほぼ無いそうです。

「塩ラーメン」950円
師匠「ロックンビリーS1」の塩に近い白と青の美しい丼。
済んだスープに具材が丁寧に盛られ、最後に一味と柑橘が振られます。

スープはカドが無く、スッキリとした中に豊かな旨味。
塩ダレも主張しすぎず出汁の旨味を引き立てている感じです。

「鶏と水」に鶏油でも分かりやすい「鶏の旨味」ではなく、知らなければ鶏以外も使っていると思いそう。
恐らく塩ダレの素材がそのリッチな旨さを演出しており、厚すぎず軽すぎずのバランスも格を感じます。

麺は塩専用の極細麺。
モチモチとした食感が良く、スープも良く拾います。

チャーシューは大判のガリシア栗豚ロース。
ほぼ赤身で食べ応えがあり、クシュっとした食感の穂先メンマも美味しいです。

一味と柑橘も強すぎず絶妙なアクセント。
最後のスープ一滴に至るまで完璧に作られたラーメンです。

数年前年末に限定ラーメン営業を行った際、

「後半に連れて尻上がりに美味しくなる」

と伝えたところ、

「それが一番最高じゃないですか」

と言っていた山上店主。

今の「塩ラーメン」は最初から美味しく、それが最後まで速度を落とさず持続している感じ。
9年かけて築いた味は、貫録と親しみやすさ、そして極上の余韻に溢れています。

  • 「塩ラーメン」950円

  • 鶏と水の極上スープ

  • 厚過ぎず軽すぎずの素晴らしいバランス

  • 塩専用極細麺

  • ガリシア栗豚チャーシュー

  • 一味に柑橘がアクセント

  • メニュー

  • 内観

  • TRYラーメン大賞総合&しょうゆ1位

  • カップ麺新発売

  • 新調された暖簾

  • 新調された暖簾

2022/07/14 更新

62回目

2021/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

祝 TRYラーメン大賞総合部門&しょう油部門W1位 軽やかに旨い「醤油ラーメン」

三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
今年の12月15日で8周年を迎えます。

「TRYラーメン大賞2021-2022」では見事に大賞総合1位&しょう油1位、しお2位、みそ4位を獲得。
誌面には山上店主の師匠「ロックンビリーS1」嶋﨑店主からお祝いメッセージも掲載されています。

「醤油ラーメン」850円
美しい大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギ。
二度がけされた鶏油が煌めいています。

スープはアッサリとした口当たりで地鶏の軽やかな旨味。
醤油は確か現在10種使用しているはずですが、キレではない柔らかいブレンドです。

あえてインパクト路線にせず、しみじみ旨い味わいの最上級。
生揚げ醤油の時間による変化も面白いです。

大判のガリシア栗豚ロースは下味しっかりで食べ応え十分。
穂先メンマに九条ネギと必要最低限の具材でも、物足りなさは一切無いです。

先日食べた「しば田」同様に「トイ・ボックス」も開店当初から継続して食べているお店。
当初の味を思い出すと、まさかここまで鶏と醤油を極め、それでいて優しい一杯になるとは想像できませんでした。

「ただ鶏突っ込んで炊いてるだけですよ(笑)」
と山上店主は笑って言いますが、そんなのでこの一杯が出来れば誰も苦労しません。
レシピは恐らく大きく変わらずも、いまだに食べるたびに旨くなっている気がします。

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 地鶏にブレンド醤油のスープ

  • ガリシア栗豚チャーシュー

  • 九条ネギとチャーシュー、穂先メンマ

  • TRYラーメン大賞総合部門1位受賞

  • メニュー

  • カウンター

  • 暖簾

  • 外観

2021/11/30 更新

61回目

2021/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ~¥999
    / 1人

ストレス無く染み渡る地鶏と醤油 シンプルの極致な「醤油ラーメン」

間も無く8周年を迎える三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「鶏と水」では抜けた完成度のお店です。

「醤油ラーメン」850円
チャーシューに穂先メンマ、九条ネギとシンプルの極み。
丼から立ち上がる醤油と鶏の香りも官能的です。

スープは尖りなく親しみやすい丸み。
口当たり良く軽やかですが、その中に地鶏の旨味が贅沢に詰まっています。

醤油のブレンドもアタックではなく奥行きがあり、貫禄のバランス。
後半は麺から溶けた小麦、熱でテイストの変わった生醤油と味の変化も楽しめます。

麺はモチモチの滑らかなストレート細麺。
生姜の効いた大判チャーシューの食べ応えも抜群です。

地鶏に水、醤油と最小限の食材でこれほど深い味を出せるのは凄い。
逆に地鶏、水、醤油の全てにとことんこだわれば、余計なものは要らないのかも知れません。

店内はオープン以来ラグジュアリーにはせず、「ラーメン屋」そのもの。
カップルや年配の方など老若男女が訪れ、ラーメン店として理想形のひとつだと思います。

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 鶏と水の芳醇スープ

  • アッサリなのに鶏の旨味濃密

  • ガリシア栗豚チャーシュー

  • メニュー

  • 内観

  • 看板

  • 暖簾

2021/09/25 更新

60回目

2021/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「鶏と水」では別格の境地 「塩ラーメン」に「醤油ラーメン」

三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
山上店主はメディアへの登場も多く、最近はClubhouseでラーメン店主との対談も行っています。

「塩ラーメン」850円
澄んだスープに高く盛られた白髪ネギ。
ガリシア栗豚に穂先メンマの盛り付けもビジュアル抜群です。

スープは地鶏の贅沢な旨味が芳醇。
スッキリと口当たり良い清湯の中に鶏の旨味が詰まっています。

塩ダレは尖らず控えめで、覚悟が無いと出来ないアッサリバランス。
一口飲むごとにストレスなく身体に染み渡ります。

麺は醤油より細い極細麺。
スープを良く拾う美味しい麺です。

そして憎いのが白髪ネギに軽く振られた一味にぶどう山椒。
後半、この薬味がスープをキリっとさせます。

ベテランだからこそ出来る絶妙なストーリー。
シンプルな具材も含め、全てに無駄が無いです。

「醤油ラーメン」850円
お客さんのほとんどが注文する看板メニュー。
具は「塩ラーメン」と同じですが、ネギは九条ネギになります。

食べる度にバランスがいつも変わっていて、今回は鶏と醤油が高次元でマリアージュ。
あえてパンチは効かさず、飽きの来ない極上スープです。

「鶏と水」の中でもかなり高い境地に達している印象。
後半、麺の小麦が溶け出してまろやかになったスープも美味しいです。

初めて「トイ・ボックス」で食べてからもう7年半。
それでも食べる度に襟を正したくなる旨さを感じます。

  • 「塩ラーメン」850円

  • 地鶏と水の極上スープ

  • 白髪ネギには少量のぶどう山椒と一味

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 醤油スープ

  • メニュー

  • 外観

2021/04/18 更新

59回目

2020/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ~¥999
    / 1人

祝!7周年&ミシュラン皆勤賞 極上地鶏スープの 「醤油ラーメン」 ※カップ麺も販売中

三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
12月15日にめでたく7周年を迎え、「飯田商店」「Japanese Ramen Noodle Lab Q」からお祝いの花が届いています。

また、「ミシュランガイド東京」はラーメン店の掲載が始まった2015から2021まで皆勤賞。
今年は結構入れ替わったので、2015から続いて掲載されているお店は3店(他は「三藤]「金色不如帰」)だけになりました。

更にエースコックからは「ラーメン屋 トイ・ボックス 黄金鶏油の鶏醤油」も販売中。
山上店主オススメの作り方は「タレを混ぜた後、調味油を入れたら混ぜないで」とのことです。

すると鶏油で鶏の香りが濃厚でリッチ。
ベースの醤油スープもコクがあり、トイボ好きな息子が「美味しい、美味しい」と絶賛していました。

お店のメニューは変わらず醤油、塩、味噌の3種。
どれも美味しくて本当に悩むのですが、今回は看板メニュー「醤油」です。

「醤油ラーメン」850円
煌めく鶏油に琥珀色のスープ。
大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギとシンプルかつ貫禄があります。

スープはスッキリとして芳醇な「地鶏と水」。
今回の醤油ダレはキレでは無く、フワッと丸みのある味わいです。

上質なスープでも口当たりが良くて優しく、良い意味での敷居の低さ。
「醤油ラーメンが食べたい」と思った老若男女が美味しいと思う味です。

モチモチの麺との相性はもちろん抜群。
味の染みたチャーシュー、クセの無い穂先メンマ、シャキシャキの九条ネギとスタンダードな具も隙が無いです。

塩も味噌も旨いものの、やはり「醤油」は看板メニューにふさわしい一杯。
今年はコロナでお店も大変だったそうですが、2021年も堪能させて頂きます。

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 地鶏と水の極上スープ

  • ガリシア栗豚のチャーシュー

  • メニュー

  • 「飯田商店」からの7周年祝い

  • 「Japanese Ramen Noodle Lab Q」からの7周年祝い

  • 看板

  • カップ麺「ラーメン屋 トイ・ボックス 黄金鶏油の鶏醤油」

  • カップ麺「ラーメン屋 トイ・ボックス 黄金鶏油の鶏醤油」

2020/12/23 更新

58回目

2020/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ~¥999
    / 1人

「4種の地鶏と水」の極上スープ 醤油の立った華やかな「醤油ラーメン」

三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
平日お昼でも開店と同時に満席となり、12時前には10人ほどの列が出来る人気店です。

現在のメニューは

「醤油ラーメン」850円
「塩ラーメン」850円
「味噌ラーメン」850円

の3品です。

「醤油ラーメン」850円
塩も味噌も旨いのですが、今回は看板メニューの醤油。
大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギと恐ろしくシンプルです。

スープを飲んでみると、一口目から華やかに醤油。
アッサリとして雑味無く、旨味がスッと身体に吸収されていきます。

先日から出汁の地鶏に比内地鶏が加わったのですが、前回は濃密な鶏出汁。
数ヶ月経ち、今回は醤油の方が立ったバランスになっています。

「鶏と水」とシンプル故にスープの凄さが際立ち、多めの鶏油も全くしつこくなくリッチ。
プリプリと弾力ある麺との相性も抜群です。

味の染みたガリシア栗豚ロースは相変わらず食べごたえ十分。
クセの無いメンマはもちろん、ミクロン単位に細かくカットされた九条ネギまで隙がありません。

後半になると上質な地鶏の旨味もより明確に。
最初から最後までずっとトップレベルに旨い醤油ラーメンです。

「トイ・ボックス」は2013年に創業し、2017年には「鶏と水」のスープにブラッシュアップ。
その後もRO水の導入、比内地鶏の導入などいまだにブラッシュアップを続けています。

創業当時とはかなり変わっており、数年食べていない方が驚くレベル。
並んで食べる価値があり、かつ難解では無い最高の一杯だと思います。

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 比内地鶏も加わったスープ

  • ガリシア栗豚チャーシュー

  • 穂先メンマ、九条ネギ

  • メニュー

  • カウンター

  • 看板

2020/10/22 更新

57回目

2020/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ~¥999
    / 1人

新たに比内地鶏が加わり濃密に鶏の旨味UP 「醤油ラーメン」に「塩ラーメン」

三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
土日祝は常に行列が出来ている感じで、現在はコロナ対策で席を6席に減らして営業しています。

営業再開後の一杯は前回感動した「塩ラーメン」850円。
丁寧な盛り付けはさることながら、白と青の丼に透き通ったスープが映えて美しいです。

スープを飲んでみると、濃密で芳醇な鶏の旨味。
キリっとした塩にわずかな山椒のアクセントもあるのですが、メインは鶏です。

「塩=薄味」を覆すレベルの濃密な旨味の微粒子。
鶏と水で無化調なので舌にストレスは全く無く、あと引く余韻も素晴らしいです。

麺は醤油より細い極細でスープの持ち上げが良く、啜り心地もグッド。
チャーシューは製法を変えたのかふんわり柔らかく、大判で食べ応えもあります。

なお、先日から地鶏を2種減らして新たに1種加えたそうで、加わったのは比内地鶏。
比内地鶏は希少のため仕入れが順番待ちらしく、やっと仕入れ出来るようになったそうです。

息子は「醤油ラーメン」850円+「鶏チャーシュー2枚」100円。
こちらも少し食べたのですが、地鶏の厚みと甘みがもの凄く醤油ダレとの相性が抜群です。

「塩ラーメン」でも鶏の贅沢な味を感じたものの、「醤油ラーメン」の方がより際立つ比内地鶏の凄さ。
実は「醤油も旨いけど最近の塩は凄く美味しい」という体で来たのですが、結果「醤油」がもの凄く旨くなっていてビビりました。

山上店主によれば、

「比内地鶏は旨味の出方が全く違います」

とのこと。
「トイ・ボックス」では「醤油」を食べることが多かったので、より一層違いが分かる気がします。

ほぼ完成系に近いと思われていた「醤油ラーメン」ですが、ここに来て更にバージョンアップ。
「鶏醤油」という世に溢れたジャンルでも明らかに別格な一杯で、今後がまた楽しみになってきました、

  • 「醤油ラーメン」850円+「鶏チャーシュー2枚」100円

  • 比内地鶏が加わった芳醇鶏醤油

  • 鶏チャーシュー

  • 醤油の麺

  • 「塩ラーメン」850円

  • 塩でも旨味の太いスープ

  • 大判チャーシュー

  • 塩の極細麺

  • 「COEDO瑠璃」480円

  • 券売機

  • 外観

2020/08/28 更新

夜は引き続き営業中止で「お持ち帰り鶏油そばセット」の販売

メディア出演も多い三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
大型連休が終わり、平日昼は席数を減らして通常営業に戻ってます。

土・日・祝の昼は変わらず「つけ麺」のテイクアウト営業。
そして夜営業は引き続き中止し、平日、土日ともに「お持ち帰り鶏油そばセット」販売を行っています。

「お持ち帰り鶏油そばセット」は生麺、鶏油&醤油ダレのセットが2食入りで1000円。
採れる鶏油の量によって数量が決まるので公式twitterにて告知され、一人当たりの制限個数は無いようです。

作り方は超簡単で、生麺を3分40秒~4分茹で、タレと良く和えるだけ。
今回はお店オマージュでチャーシュー短冊に白髪ネギ、九条ネギを加えました。

華やかな醤油ダレのブレンドは間違いなく「トイ・ボックス」。
平打ちのモチモチ麺に醤油ダレ、濃厚でコクのある鶏油が絡んでストレートに旨い汁なし麺です。

鶏油とタレだけでなく、スープもちょっと入っているのが隠し味。
ラードではなく上質な鶏油なので濃厚でも重くなく、茹で前200gの麺もスルっと無くなります。

汁なしなのでアレンジもかなり効きそうで、次は生玉子トッピングで「釜揚げ鶏油そば」。
鶏油に生玉子の「親子あぶらそば」が旨くない訳ありません。

ちなみに「鶏油そば」は過去のレギュラーメニューで、催事で限定提供することはあっても現在お店では提供無し。
また、2019年に一度だけ「宅麺」の通販で販売されたこともありますが瞬殺でした。

そのレアな「鶏油そば」が購入できるのは恐らく今だけで、トイボファンには貴重なことです。
なお、前述したとおり土日の昼はテイクアウト「つけ麺」での営業。
「つけ麺」もお店では過去数回、限定提供しただけなので、今はいつもと違う「トイボ」を味わえます。

  • 「お持ち帰り鶏油そばセット」1000円 ※具無しで具は自前

  • 「お持ち帰り鶏油そばセット」1000円 ※具無しで具は自前

  • 「お持ち帰り鶏油そばセット」1000円

  • 「お持ち帰り鶏油そばセット」1000円

  • 「お持ち帰り鶏油そばセット」1000円

  • 「お持ち帰り鶏油そばセット」1000円 ※具無しで具は自前

  • モチモチ麺

  • 上質な鶏油とトイボブレンドの醤油

  • 持ち帰り鶏油そばの作り方

  • 内観

  • 現在の営業状況

2020/07/16 更新

5/10(日)まではテイクアウト営業 「つけ麺醤油」「つけ麺塩」

「鶏と水」の最高峰「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
コロナ緊急事態宣言を受け、4月30日(木)から5月10日(日)までの連休期間はテイクアウト営業となってます。

基本は「つけ麺」のテイクアウトで、この日のテイクアウトメニューは以下のとおり。

「つけ麺醤油」900円
「つけ麺塩」950円
「生姜焼き丼」650円(数量限定)
「味玉」100円
「トッピングセット」400円(チャーシュー+味玉)
「持ち帰りチャーシュー1本」2200円

注文は「つけ麺醤油」900円に「つけ麺塩」950円。
厨房では山上店主が丁寧に調理しており、一人で複数購入される方も居るので時間はわりとかかります。

「つけ麺」は具材が乗った麺につけ汁、昆布水の3容器。
「つけ麺醤油」の具材は短冊チャーシュー、穂先メンマ、九条ネギとなっています。

自宅なので容器を移し替え、つけ汁も入れ替えてレンジで温め直し。
購入して1時間経っていたので麺はくっついており、昆布水はそれをほぐす役割だと思います。

醤油つけ汁は「ラーメン」より醤油が立った「つけ麺」仕様のバランス。
地鶏の旨味に醤油のブレンドは、間違いなく「トイボ」の味わいです。

茹で麺なのでコシは無くなっていますが、濃い昆布水に浸った細麺とつけ汁は相性抜群。
麺量は200gほどあり、チャーシューや穂先メンマはお店と同レベルの美味しさです。

続いての「つけ麺塩」は具を取り分けて麺を洗ってみることに。
盛り付け直して昆布水をかけてみれば、コシが出るとまではいかなくとも麺がほぐれてスルスル食べやすいです。

塩つけ汁はフワッと芳醇な鶏にキリっと強めの塩。
ミネラル感も贅沢で、「醤油」よりもオンリーワンなリッチ感があります。

都度調理しているので購入直後に食べれば麺のコシももっとあると思われ、テイクアウトとしてはかなりレベル高い「つけ麺」。
生麺、つけ汁、具材、昆布水でテイクアウトならもう最高だと思いますが、あくまでも今回は非常事態への措置です。

「トイ・ボックス」ファンであれば、レギュラーメニューに無い「つけ麺」を食べられるだけでも有難い。
最後に限定で「つけ麺」を提供したのはもう2年半も前なので、久々に堪能しました。

  • テイクアウト「つけ麺醤油」900円 ※器自前に入れ替え

  • テイクアウト「つけ麺醤油」950円 ※器自前に入れ替え

  • トイ・ボックスならではのコクあるつけ汁

  • つけ麺醤油

  • 塩の薬味

  • テイクアウト「つけ麺醤油」900円

  • テイクアウト「つけ麺塩」950円

  • テイクアウトメニュー

  • テイクアウトつけ麺の食べ方

  • GW中の営業案内

  • 看板

2020/07/16 更新

54回目

2020/03 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ~¥999
    / 1人

醤油より「鶏と水」を堪能できるセンス光る「塩ラーメン」

三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
TV番組「一番だけが知っている」では「人気ラーメン店店主100人が選んだ美味しいラーメン」第3位となりました。

看板メニュー「醤油ラーメン」を注文するのがほとんどですが、この日は「塩ラーメン」850円。
数年ぶりの「塩」で、「鶏と水」のスープになってからは初です。

塩専用の丼に透明度の高いスープ。
白髪ネギが立体的に盛り付けられ、「醤油」とは違った美しさです。

スープを飲んでみると、醤油よりもダイレクトに芳醇な鶏の旨味。
塩ダレは出しゃばらずにまろやかで、極上な「鶏と水」を存分に堪能出来ます。

タレに魚介を相当使っているそうですが、一つ一つが目立つのでは無く丸みある味わい。
「醤油」より「塩」の方が出汁を感じられます。

引き算のスープなので、山椒や一味のアクセントも効果的。
それらにより、後半はよりキリッとした味わいに変化していきます。

麺は醤油よりも細麺で、それでもしっかりと存在感。
味の染みたチャーシューも大判で旨いです。

麺と具も隙が無いものの、とにかくスープが旨い。
数年前の「塩ラーメン」とは全く別モノで、「塩」の概念変わりました。

トイボは「醤油ラーメン」もエレガントな逸品ですが、「塩」の繊細な構成はお見事。
一味も独自のブレンドらしく、店主さんのセンスが光る一杯です。

正直、次回は「醤油」か「塩」か悩むレベル。
「塩」の方が他店の追随を許さない感もあります。

  • 「塩ラーメン」850円

  • 鶏と水を堪能できるスープ

  • 白髪ネギに独自ブレンドの一味

  • チャーシュー

  • 塩専用丼

  • メニュー

  • 内観

  • 外観

  • 外観

2020/03/13 更新

53回目

2020/01 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ~¥999
    / 1人

昨年6月リニューアルの「味噌ラーメン」 軽やかな甘さとコクが個性的で旨いです

昨年12月に6周年を迎え、7年目に突入した三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「ラーメンWalkerTV2特別編」では「饗 くろ㐂」黒木店主が「オススメの一店」に挙げていました。

そんな「トイ・ボックス」の2020年営業初日は1月4日(土)。
いつも「醤油ラーメン」850円を頼むのですが、この日は「味噌ラーメン」850円です。

味噌ラーメンは黒い丼で、中央に肉味噌、アーリーレッド、ルッコラ。
盛り付けが美しく、洋の雰囲気も感じます。

スープはサラッと軽めで、コクと甘さが華やか。
オレンジの香りにわずかな山椒のアクセントもあり、凄く個性的なバランス。

昔はスパイシーな「味噌ラーメン」でしたが、2019年6月にリニューアル。
世間一般の「味噌ラーメン」よりもエレガントでオンリーワンな旨さです。

大判のチャーシューは厚みがあってモッチリ柔らか。
一枚でも他店の「チャーシューメン」レベルのボリュームがあって食べ応えあります。

息子は看板メニュー「醤油ラーメン」850円。
少しだけ味見しましたが、繊細で芳醇なスープはやはり最高です。

「醤油ラーメン」が旨すぎるので久々に「味噌ラーメン」食べましたが、こちらも「トイ・ボックス」ならではの一杯。
今年も何度もお世話になると思います。

  • 「味噌ラーメン」850円

  • ルッコラ、肉味噌、アーリーレッド

  • 大判チャーシュー、山椒

  • 味噌スープ

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 鶏と水のスープ

  • チャーシューに九条ネギ

  • 「COEDO 伽羅」450円

  • メニュー

  • 外観

2020/01/04 更新

52回目

2019/11 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ~¥999
    / 1人

キレでも"しみじみ"でも無く、エレガントに旨い「醤油ラーメン」

間もなく6周年を迎える三ノ輪の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
平日でも開店直後に行列が出来る名店です。

ラーメンは醤油、塩、味噌があり、注文はほぼ「醤油ラーメン」800円。
琥珀色のスープに黄金の鶏油、緑色の九条ネギと素晴らしい美しさです。

スープは尖り無くまろやかで、ストレス無く染み渡る旨味の微粒子。
キレでも"しみじみ"でも無く、エレガントな味わいです。

醤油や鶏油が過度に目立つのでは無く、一体感があって滑らか。
鶏と水、醤油というシンプルな構成だからこそ、地鶏や醤油の質の良さ、抽出技術の高さが伺えます。

ややザラッとした表面のストレート麺はモチモチで馴染み良し。
味の染みた大判チャーシューは脂身だけで無く赤身も食べ応えがあって美味しいです。

後半になって冷めてくると、より親しみやすい味に変化するのも魅力のひとつ。
鶏と醤油でここまで個性が出せるのは凄いと思います。

いつも醤油を食べてしまいますが、この出汁なら塩ラーメンも食べてみたいところ。
また、最近変わった「味噌ラーメン」も美味しそうでした。

  • 「醤油ラーメン」850円

  • 地鶏と水のスープ

  • 大判チャーシュー

  • 券売機

  • 並び方

  • カウンター

  • 暖簾

  • 外観

2019/11/27 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ