82回
2022/09 訪問
オーナーシェフ 大西祐貴 急逝 僕の一番好きなラーメン店です
2019/12/8 代々木上原移転プレオープン
2016/6/5 中華蕎麦とみ田10周年コラボ 富田治店主、飯田将太店主と共に
2021/6/8 厨房に完全復帰 逝去されるまで現場で調理
2020/5/2 黒毛和牛導入
2022/1/26 蔦10周年限定営業
2020/2/22 弟子の野島一八卒業記念限定営業
2019/11/2 松戸モリヒロフェスタにて最初で最後の単独催事出店
2019/11/2 松戸モリヒロフェスタにて最初で最後の単独催事出店
2018/11/29 タミさん、一八さんと共に
2017/11/4 松戸モリヒロフェスタ「中華蕎麦とみ田×らぁ麺屋飯田商店×Japanese Soba Noodles 蔦 3店舗コラボラーメン」
2017/1/9 巣鴨
2016/10/28 「大つけ麵博」出店の中華蕎麦とみ田の応援へ
2022/09/24 更新
2022/07 訪問
今度は「開業当初の味を今の知識と技術で再構築」なスープ 「しょうゆらぁめん」+「青森シャモロックの味玉」
今年4月に「蔦NAKED」としてリニューアルした「Japanese Soba Noodles 蔦」。
7月15日からは早くも大きくレシピリニューアルです。
今回のコンセプトは「開業当初の味を今の知識と技術で再構築」。
メニュー表記も「醤油Soba」「塩Soba」から「しょうゆらぁめん」「しおらぁめん」に変更されています。
「しょうゆらぁめん」1400円+「青森シャモロックの味玉」
二種の黒豚チャーシューに九条ネギ、品川江戸前海苔、青森シャモロック味玉。
チャーシューの下には太メンマも忍んでいます。
スープは変わらずトリプルスープですが、以前よりダイレクトな旨味。
幅広いベクトルの華やかさから1本方向性が定まったストレートな旨さになっています。
無化調で口当たり軽いのは変わらず「蔦」ですが、太く分かりやすい味わい。
トリュフオイルも前より明確に存在感を放っているバランスです。
麺は自家製のストレート細麺。
しなやかでモチモチ感もある美味しい麺で、スープが変わったことにより一体感増してます。
バラにロースの黒豚チャーシューは柔らかくジューシーでシャモロック味玉は濃厚。
出汁の染みた太メンマや質の良い九条ネギ、品川江戸前海苔など具材も光ります。
「蔦」はレシピを良く変える事でも有名ですが、今回は根本から結構変わった感じ。
原点回帰でも昔と全く同じではないし、「しお」でどの様な味わいになるのか楽しみです。今年4月に「蔦NAKED」としてリニューアルした「Japanese Soba Noodles 蔦」。
7月15日からは早くも大きくレシピリニューアルです。
今回のコンセプトは「開業当初の味を今の知識と技術で再構築」。
メニュー表記も「醤油Soba」「塩Soba」から「しょうゆらぁめん」「しおらぁめん」に変更されています。
「しょうゆらぁめん」1400円+「青森シャモロックの味玉」
二種の黒豚チャーシューに九条ネギ、品川江戸前海苔、青森シャモロック味玉。
チャーシューの下には太メンマも忍んでいます。
スープは変わらずトリプルスープですが、以前よりダイレクトな旨味。
幅広いベクトルの華やかさから1本方向性が定まったストレートな旨さになっています。
無化調で口当たり軽いのは変わらず「蔦」ですが、太く分かりやすい味わい。
トリュフオイルも前より明確に存在感を放っているバランスです。
麺は自家製のストレート細麺。
しなやかでモチモチ感もある美味しい麺で、スープが変わったことにより一体感増してます。
バラにロースの黒豚チャーシューは柔らかくジューシーでシャモロック味玉は濃厚。
出汁の染みた太メンマや質の良い九条ネギ、品川江戸前海苔など具材も光ります。
「蔦」はレシピを良く変える事でも有名ですが、今回は根本から結構変わった感じ。
原点回帰でも昔と全く同じではないし、「しお」でどの様な味わいになるのか楽しみです。
「しょうゆらぁめん」1400円+「青森シャモロックの味玉」
「開業当初の味を今の知識と技術で再構築」なスープ
ストレートで分かりやすい味になってます
モチモチの秀逸な自家製麺
バラとロースのチャーシュー
九条ネギ、品川江戸前海苔
チャーシューの下に隠れた太メンマ
丼
新メニュー
カウンター
店名刻印入りの特製箸
外観
外観
2022/07/15 更新
2022/07 訪問
白黒2種の麺に「つけSoba」限定の味噌 ヴィネグレットソースの味変も楽しい「つけSoba 味噌」
現状に留まらず、常に進み続ける元祖一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
約一か月ぶりに伺うと、箸が店名刻印&日の丸の美しい割り箸に変わっていました。
現在のメニューはシンプルに以下のとおり。
「醤油Soba」1400円
「塩Soba」1400円
「つけSoba(醤油・塩・味噌)」1900円
現在の「つけSoba」のスタイルは今年3月スタート。
しかし早くも色々と変わり、麺は2種、つけ汁は「味噌」が加わってます。
※「味噌」はラーメンには無くつけSobaのみ。
「つけSoba(味噌)」1900円
麺皿には2種の麺、高く盛られた具材や薬味。
つけ汁2種にヴィネグレットソース、薬味3種と豪華です。
麺は小麦粒の中心(大吟醸)と中力粉で打った白に、小麦粒を丸ごと挽いた黒。
どちらも細麺でそのまま食べると白は甘く、黒は香ばしくどちらも小麦を感じられて美味しいです。
まずは「そばつゆ」の様な辛汁で。
特に香ばしい黒が相性良い感じです。
続いては久々の「味噌」つけ汁。
甘みがあって上品で、いかにも「蔦」の味噌と言った味わいです。
白、黒ともにつけ汁が良く絡み、特に白はつけ麺でも溶ける様なモチモチ感。
昆布水ではなくヴィネグレットソースの味変も面白いし、ワサビ等薬味と麺で食べても面白いです。
具材はバラにロース2種のチャーシューに鴨ロース、ローストチキン、太メンマ、熟成黒舞茸。
どれももちろん美味しく、鴨ロースと熟成黒舞茸は「つけSoba」専用具材です。
各種薬味やスダチなど、様々な食べ方が楽しい「つけSoba」。
次食べた時はまた変わっていそうですが、白麺のモチっと柔らかな配合が結構攻めてる感じで面白かったです。
「つけSoba(味噌)」1900円
「つけSoba(味噌)」1900円
辛汁
味噌つけ汁
ヴィネグレットソース
薬味
黒い麺
白い麺
高く盛られた具材
ローストチキン
鴨ロースに太メンマ
辛汁と黒麺
味噌つけ汁に白い麺
メニュー
食材について
つけSobaの食べ方
店名が刻印された箸
外観
2022/07/10 更新
2022/06 訪問
軽やかなリッチスープに秀逸な自家製麺 シンプルに生まれ変わった「塩Soba」
今年6月で大西店主が厨房に常駐する様になって早一年の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今でも日々改良を続け、特に麺にかなり力を入れているそうです。
「醤油Soba」と「塩Soba」は変わらず定番のラインナップですが、それ以外が流動的なのも「蔦」。
先月いただいた「ディアボロ ロッソ」はメニューから外れているし、「つけSoba」は2種の麺にリニューアルしています。
「塩Soba」1400円+青森シャモロック味玉
4月に「醤油」と「塩」のレシピを大幅にリニューアルし、ソース類不使用に。
濁りある黄金スープに2種の黒豚チャーシュー、白髪ネギとシンプルかつ美しいです。
スープは塩ダレ由来か、まず貝の旨味。
それから様々な出汁の旨味がエレガントに広がります。
ベースは地鶏丸鶏、黒豚、香味野菜×アサリと昆布×本枯れ節等のトリプルスープ。
これだけの食材を使用して旨味タップリなのに、厚くならず軽やかなのがいかにも「蔦」です。
麺は「はるゆたか」一等粉メインの塩専用極細麺。
ニュルッとした口当たりがスープと馴染みよく、適度なコシも良い感じです。
黒豚チャーシューはバラとロースの2種。
特にロースがジューシーで好みです。
希少な青森シャモロックは濃厚な素材の旨味。
チャーシューの下に忍ばせたザクザクの太メンマに、たっぷりの白髪ネギもナイスなアクセントになってます。
以前に比べると調味料系は最低限に抑えられ、ダイレクトに味わえるNAKEDな「蔦」。
特に最近の麺は凄く美味しくなっているので、白黒2種の麺になった「つけ麺」も楽しみです。
「塩Soba」1400円+青森シャモロック味玉
鶏+豚×アサリ+昆布×本枯れのトリプルスープ
多彩な旨味でも厚過ぎず軽やか
秀逸な自家製麺
黒豚バラ
黒豚ロース
青森シャモロック味玉
太メンマ
丼
メニュー
食材等
カウンター
内観
外観
2022/06/07 更新
2022/05 訪問
根っこは「蔦」でも振り切った無化調スタミナ麺「ディアボロ ロッソ」
4月8日にレシピ大幅リニューアルとなった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
リニューアル後は醤油、塩、ロッソ、つけSobaのラインナップになりました。
「ロッソ」は代々木上原移転直後の2020年1月に誕生したメニューの復活。
その「ロッソ」が復活後早くもスタミナ風に改良され、新作「ディアボロ ロッソ」に生まれ変わっています。
「ディアボロ ロッソ」1400円+味玉
香味オリーブオイルが浮いた赤いスープにニラ、刻み玉ねぎ、肉味噌、イベリコバラ煮込み、白髪ネギ。
スタミナ系と言っても盛りつけの美しさはさすが「蔦」です。
スープは最初軽やかなスパイスやハーブに香味野菜の風味。
次第にニンニク、ニラのスタミナ感がアップしていきます。
そしてある程度まで食べ進めると痛くは無くも、なかなかの辛さに。
単純ではないカレーの様なスパイス感もあり、顔からじんわり汗かく辛旨になります。
麺は「ディアボロ ロッソ」のために打たれた手揉みの中太麺。
ボコボコなちぢれ麺がのど越し良く、スープに負けない存在感を放ってます。
そして新たに加わったイベリコ豚ベジョータバラの煮込み。
これがトロトロに柔らかく、スープに非常にマッチしてます。
以前の「Rosso」を見直してみると和牛ミートソースにトリッパ、パルミジャーノと結構な個性。
今回は肉味噌にニンニク、タマネギ、ニラのパンチがあり、商品名に「ロッソ」が入っていても結構変わっていると思います。
また、辛くとも途中から出汁の旨さも感じられ、ただのスタミナではなく「蔦のスタミナ」。
「蔦」ならではの色々な技巧が施され、それが1本筋の通った味わいに昇華されています。
根っこは「蔦」でパンチあるのに無化調ですが、今回はかなり振り切っているのも確か。
醤油や塩より具沢山なので、余裕があるならライスも間違いなく合うと思います。
「ディアボロ ロッソ」1400円+味玉
「ディアボロ ロッソ」1400円+味玉
タマネギやニンニク
スパイシーなスープ
辛くとも出汁の旨味も感じられます。
自家製の手揉み麺
イベリコ豚ベジョータの煮込み
イベリコベジョータはトロトロです
肉味噌
青森シャモロック味玉
ニラ
白髪ネギ
メニュー
食材について
ディアボロ ロッソの食材
外観
外観
2022/05/10 更新
2022/04 訪問
ソースを無くし、ダイレクトに旨い「蔦NAKED」にリニューアル 「醤油Soba」+「青森シャモロックの味玉」
先日創業10周年を迎えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
4月8日(金)からレシピ大幅リニューアルとなり、平日は夜営業も始まります。
「蔦」は過去何度もリニューアルしているし、マイナーチェンジは常に行っているレベル。
しかし、今回はソース類を完全に無くし、「蔦NAKED」としてリニューアルとのことです。
リニューアル後のメニューは以下のとおり。
「醤油Soba」1200円
「塩Soba」1200円
「つけSoba」1800円
「ロッソ」1300円 ※平日限定
「つけSoba」はつけ汁2種のリニューアル直前と同じスタイル。
代々木上原移転直後にあった「ロッソ」が「和牛担担麺」の代わりに復活してます。
「醤油Soba」1200円+「青森シャモロックの味玉」
2種のチャーシューに太メンマ、九条ネギ、品川江戸前海苔。
ソースやフィグコンポートがあった以前より見た目がかなり変わってます。
スープは出汁や醤油、オイルが見事にブレンドされ、個々の素材感よりも一体感。
変わらず地鶏×貝×本枯れのトリプルスープが基本ですが、黒豚も加わり、以前より旨味をダイレクトに感じます。
もっと野太いスープになるのかとも思いましたが、「蔦」らしい軽やかさは健在。
ソースは無くとも、九条ネギにかけられたトリュフパウダーの香りがリッチです。
麺ははるゆたか、春よ恋等を使用した自家製のストレート細麺。
適度なコシとモチモチ感が両立し、小麦に凝っている大西店主の麺は更に美味くなってます。
チャーシューは黒豚のロースとバラ。
味が染みたクラシカルなバラがいい味出してます。
太メンマは和出汁が染みて柔らか。
極細に刻まれた九条ネギ、香り高い品川江戸前海苔も意味のある名脇役です。
10年も自分のラーメンを作ってきた訳ですから、王道のモダン清湯を作っても「蔦」の味。
現時点で相当旨いものの、大西店主は更に美味しくしたいそうで楽しみです。
(間に合わなかったそうですが、丼も新調予定です。)
「醤油Soba」1200円+「青森シャモロックの味玉」
ダイレクトに旨いスープ
蔦らしい軽やかさも健在
はるゆたか等を使用した自家製麺
黒豚ロース
黒豚バラ
シャモロック味玉
九条ネギとトリュフパウダー
品川江戸前海苔
太メンマ
丼
新メニュー
食材について
内観
外観
2022/04/09 更新
2022/03 訪問
巣鴨時代リマスターにリニューアル 麺も具材もバージョンUPな「つけ麺 醤油」
代々木上原の食べログ百名店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
頻繁にレシピを変えることで有名な「蔦」ですが、3月9日から「つけ麺」が大幅リニューアルとなりました。
「つけ麺(醤油)」1600円+ウェルカムカードサービス味玉
麺皿につけ汁2種、薬味、ヴィネグレットソースと御前のよう。
巣鴨時代後期に提供していたスタイルのリマスターとのことです。
リマスターと言っても、麺皿の盛りつけはガラッと変わり華やか。
麺の上に白髪ネギ、黒豚ロース、鴨ロース、黒舞茸、スダチ、菊の花が美しく盛られています。
茶褐色の麺をそのまま食べてみると、加水高めでモチモチ食感。
香ばしい香りが鼻に抜け、ワサビやピノノワールマスタードで食べても美味しいです。
次は鰹出汁に浸けて。
冷たいつゆにモチモチ麺が良く合います。
続いては温かいつけ汁。
つけ汁自体は清湯で、表層に浮いたカシューナッツペーストで味がキッチリ乗ります。
麺が半分くらいになったところで、今度はヴィネグレットソースを麺に。
その麺をつけ汁に浸ければ、エレガントな酸味が加わります。
具もお初の黒舞茸と鴨ロース。
黒舞茸は熟成されており、コクのある味わいです。
鴨ロースは味噌に漬け込んだそうでクセなくしっとり。
どちらも「蔦」らしく凝っていて、舞茸も鴨ロースも「つけ麺」だけのために作られた具材です。
最後はスープ割。
揚げネギも加わり、大満足の最後を迎えられます。
巣鴨時代のリマスターと言ってもスタイルだけで、麺もスープも具材も別レベルにグレードアップ。
「つけ麺」のスタイルも様々ですが、「蔦」にしか作れない「蔦」らしいつけ麺でした。
「つけ麺(醤油)」1600円+ウェルカムカードサービス味玉
自家製麺に美しい具材の盛り付け
つけ汁
鰹出汁つゆ
ワサビとピノワールマスタード
ヴィネグレットソース
モチモチ麺
スダチ
麺
黒舞茸と鴨ロース
鴨ロース
スープ割は揚げ葱追加
食材について
メニュー
内観
2022/03/09 更新
2022/02 訪問
最近は小麦に夢中な大西店主 11年目の「特製醤油ラーメン」
先日10周年を迎えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
変わらず大西店主が厨房に立ち、今は小麦にハマり中です。
「特製醤油ラーメン」1300円
特製は別皿に美しく盛り付け。
デフォのラーメンにも贅沢にチャーシュー3種が乗ります。
スープは軽やかでエレガント。
地鶏丸鶏×アサリ×本枯れ節のトリプルスープで、ほんのり鰹を感じます。
ソースはバルサミコクリームに茸ソース、フィグコンポート。
今回は今までで一番ソースとスープの馴染みが良く、溶け合ってこそ完成形な旨さでした。
そして最近、日々小麦を変えている麺。
この日の「醤油」の麺はキタノカオリがメインです。
表面はツルっとしなやか。
それでもヤワ過ぎずコシもあり、フレッシュ感もある美味しい麺です。
久々の「名物特製皿」は結構具材が変化。
ちなみに予約時のウェルカムカード持参で何かしらサービスがあり、今回は和牛増しです。
ユニークなのが最近加わったラタトゥイユ。
薄切りのナスやズッキーニ、トマトで作られていて、見た目も良いです。
また、青森シャモロック味玉の下にはひっそりと鶏のリエット。
各ソースやムースもそうですが、相変わらずラーメン店のメニューとは思えません。
最近つけ麵には「焦し葱」が加わり、和牛担担麺には西安醤(ニンニクを効かせた中華調味料)。
それら含め11年目の「蔦」も楽しみしか無いです。
醤油ラーメン
軽くエレガントなスープ
この日はキタノカオリがメインの自家製麺
自家製麺
バルサミコクリーム
茸ソース
特製皿
「特製醤油ラーメン」1300円
カウンター
内観
メニュー
食材について
外観
2022/02/17 更新
2022/01 訪問
祝10周年 10周年記念限定「金目鯛の塩Soba」
1月26日に10周年を迎えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
この日は予約も受け付けず、限定「金目鯛の塩Soba」100食での営業です。
僕が初めて「蔦」に伺ったのは2012年3月。
2014年あたりからかなりハマり、それから百数十回伺っています。
ということで、僕が知っている「蔦」の10年ヒストリーを。
2012年 1月26日 巣鴨に創業
2014年 6月26日 2号店「蔦の葉」オープン(2015年12月27日休業)
2014年 7月 2日 トリュフオイル使用開始
2014年12月 5日 ミシュランビブグルマン獲得
2015年 1月27日 二毛作「味噌の陣」開始
2015年10月 8日 「ラーメンWalker東京」グランプリ2014・2015二連覇で殿堂入り
2015年12月 1日 ラーメン店として世界初のミシュラン一つ星獲得
&「蔦の葉」ミシュランビブグルマン獲得
2016年 1月24日 情熱大陸『大西祐貴/世界が驚く至福の一杯…噂の一つ星ラーメン店の新たな旅立ち』放送
2016年 6月 5日 「中華蕎麦とみ田」10周年記念で「とみ田×飯田商店×蔦」コラボ
2016年10月26日 「TRYラーメン大賞2016-2017」名店大賞受賞 ※次年度以降選出辞退
2017年 3月 5日 TV「成功の遺伝子」にてビートたけしさんにスタジオでラーメンを調理して提供
2018年 8月 米TIME誌「The World's Greatest Places 2018」選出
2019年10月 「らあめん花月嵐」でコラボメニュー販売
2019年12月13日 巣鴨から代々木上原に移転
ここ10年で「蔦」がラーメン業界に与えた影響は数知れず。
「鳴龍」が星を取ったのも、「蔦」一つ星に影響されてブラッシュアップした結果と齋藤店主が明言しています。
当日はもちろん朝から大行列。
昼前には代々木上原駅東口前まで行列が出来ていました。
「金目鯛の塩Soba」1110円
濁りある清湯スープに美しいオレンジのオイル。
金目鯛のポワレにはジロル茸のデュクセルが乗ってます。
スープは濃密な金目鯛のお出汁。
キリッとした塩ダレにオイルの軽いエッジもありますが、出汁がとにかく旨いです。
蔦は自家製麺もレベル高いですが、とにかく出汁の抽出が見事。
濃密なのにストレスは無く、いかにも「蔦」らしい旨いスープです。
今回の麺は「はるゆたか一等粉」のみ使用とのことでモチモチ感が格別。
後半、溶けていくような食感に贅沢さを感じます。
金目鯛のポワレも身がしっかり。
別皿でワインに合わせたいくらいです。
10周年にふさわしいリッチな一杯であるのは明らかで大満足。
と同時に、レギュラーの「塩ラーメン」が凄い出来であることにも気づかされます。
特に昨年6月、大西店主が厨房に復帰してからは著しいブラッシュアップ。
最近行かれてない方は驚くレベルだと思います。
なお、この日訪れたお客さんには未使用の有田焼丼のプレゼント。
ラーメンの原価も恐らく相当かかっているし、大サービスな10周年となりました。
もちろん11年目以降も通います。
10周年記念「金目鯛の塩Soba」1110円
金目鯛スープ
クセのない濃密出汁
「はるゆたか」一等粉の自家製麺
金目鯛ポワレとでデュクセルソース
丼
10周年記念「金目鯛の塩Soba」について
1/26のメニュー
開店祝いのお花
開店祝いのお花
開店祝いのお花
ラーメン店として世界最初のミシュラン一つ星
大西店主
10周年営業日にすべてのお客さんに贈呈された有田焼オリジナル丼
10周年機根々井業は代々木上原駅前まで行列が出来てました。
外観
2022/01/26 更新
2021/12 訪問
アド街「代々木上原」9位 軽やかな「醤油ラーメン」に出汁の効いた「塩ラーメン」
Xmas当日の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
土曜日と言うこともあり、初回から予約で満席です。
現在は予約無しでも並べば入れますが、予約の方が断然楽。
電話または予約サイト「OMAKASE」で予約できます。
「醤油ラーメン」1300円
最近は塩やつけ麺だったので、今年8月以来の醤油。
見た目はほぼ同じですが、スープのクリアさが増しています。
飲んでみると出汁素材が多いのに軽やかでエレガント。
トリュフオイルも復活し、調和の取れたバランスになってます。
また、根本から見直した麺は滑らかでしなやか。
それでいてコシもあり、かなり美味しい麺です。
「塩ラーメン」1300円
こちらは先月同様に出汁の旨さが前面に。
貝と思われる味が濃く出ていて、ベースが同じでも醤油とは結構違います。
「肉飯」500円
創業当初からあるご飯ものもリニューアル。
自家製コチュジャンが効いたピリ辛味がクセになります。
先日のアド街「代々木上原」特集では9位となった「蔦」。
レストランの様なお店の雰囲気だけでなく、ラーメンも他にはない格調ある一杯です。
「醤油ラーメン」1300円
軽やかなスープ
スープ
根本から見直した自家製麺
「塩ラーメン」1300円
あえてのノスタルジーなネギ
出汁の効いたスープ
塩専用の麺
「肉飯」500円
コチュジャン効いてピリ辛です
メニュー
カウンター
内観
ラーメン店初のミシュラン一つ星
外観
2021/12/25 更新
2021/12 訪問
キリっとした塩ダレにエレガントな出汁の「塩ラーメン」 ※12/4(土)アド街に出ます
代々木上原に移転して間もなく2年の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
12月4日(土)放送の「アド街」は代々木上原で、「蔦」も出るそうです。
※公式HPの予告動画で「蔦」出てます。
また、現在はネット予約「OMAKASE」または電話で予約可能。
予約すると卓上に名前入りのウェルカムカードが置かれ、次回持参するとサービス(この日は味玉)があります。
「塩ラーメン」1300円
美しく澄んだスープに3種のチャーシュー、穂先メンマ。
中央のネギには柚子が削られています。
スープはスッキリとしてクリアに鶏や貝の旨味。
そこにキリッと新しい塩ダレが効いています。
「蔦」の塩はいつ食べても旨いのですが、より味に奥行きがあり、出汁中心なバランス。
干し鱈などの味変ソースも控えめになったからか、巣鴨時代の塩に近いものも感じます。
麺は極細のしなやかな自家製麺。
モチモチとしてスープも良く拾う美味しい麺です。
チャーシューは黒豚ロースにイベリコバラ、A5黒毛和牛。
特に黒毛和牛の仕込みが変わったのか、より牛の旨味がジューシーになってます。
「蔦」は味も具材も頻繁に変わりますが、今回の「塩」はかなりツボ。
看板メニュー「醤油ラーメン」に負けない逸品だと思います。
以前は海外出張等で居ないこともありましたが、今年6月からは大西店主が常にメインで調理。
今の「蔦」の旨さはその影響が多大に出ていると思います。
2021/12/01 更新
2021/10 訪問
一期一会の麺を楽しむ「吟麦つけ麺(塩)」&「出汁割(煮干し)」
僕の一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
「フォン・ド・和牛つけ麺」が終了し、10月15日(金)より「吟麦つけ麺」が始まっています。
「吟麦つけ麺」は日替わりで小麦を変えて打った麺が主役。
2種のつけ汁や薬味、ヴィネグレットソースで一期一会の麺を楽しむつけ麺です。
「吟麦つけ麺(塩)」1800円
塩と醤油があり、今回は大西店主が好きという塩に。
まずは麺と冷たいつけ汁、酢橘、ワサビが提供されます。
この日の麺は「はるゆたか」「きたほなみ」に自家製粉を加えたもの。
モチモチとして食べ応えのある美味しい麺です。
冷たいつけ汁は昆布の効いたまろやかなおつゆ。
このつゆで食べるとうどんっぽさも感じます。
続いて温かいつけ汁とヴィネグレットソースの登場。
温かいつけ汁にはロースチャーシュー、イベリコ豚チャーシュー、メンマが入ってます。
このつけ汁は一転して華やかな味わい。
ビネガー等が入り、軽く甘辛酸に仕上げてあります。
ヴィネグレットソースはオリーブオイルにマスタードなど。
これを麺にかけて温かいつけ汁に浸けると、オイルにより更に出汁や旨味が乗ってきます。
香り高さやエレガントさも増し、「蔦」ならではの複合的な旨さ。
そして、それに負けない麺が最高のバランスです。
「出汁割(煮干し)」200円
出汁割をお願いすると、小鍋で都度煮出された煮干し出汁がつけ汁に。
この出汁が結構濃密で、一気に味が変わります。
「蔦」らしい潤目鰯等の味わいがなんともリッチ。
あれこれ楽しく、最近の「蔦」の新作では結構突き抜けた一品でした。
「吟麦つけ麺(塩)」1800円
「吟麦つけ麺(塩)」1800円
日によって配合の違う麺
つけ汁
スダチとワサビ
ヴィネガーの酸味もあります
ヴィネグレットソース
「出汁割り(煮干し)」200円
メニュー
吟麦つけ麺メニュー
生麺販売
内観
外観
2021/10/19 更新
2021/09 訪問
出汁の旨味が染み渡る「塩ラーメン」 ※生麺1玉から販売してます
僕の一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日まで完全予約制でしたが、現在は予約なしでも入れます。
現在のメニューは主に以下のとおり。
「醤油ラーメン」1200円
「塩ラーメン」1200円
「和牛担担麺」1400円
「和牛酸辣麺」1400円
「SUKIYAKI和牛和え麺」1600円
「NIBOSHI和牛和え麺」1600円
「フォン・ド・和牛つけ麺(醤油・塩)」1800円
メニューにより麺を変えており、現在は4種の麺を製麺。
ほぼすべての調理を大西店主が行います。
「塩ラーメン」1200円
丼には美しく澄んだ黄金スープ。
奥にチャーシュー3種、オリジナルのソース等が配置されています。
手前のデフォのスープから飲んでみると、上質で染み渡る出汁の旨味。
鶏やアサリ、乾物などで取られたリッチな出汁は「蔦」にしか無い味わいです。
麺は「塩ラーメン」専用の中太ストレート麺。
モッチリとしてコシもあり、かなり旨い麺です。
丼奥のソースや揚げエシャレットを加えるとより華やかに。
新作ばかりを食べてしまいがちですが、レギュラーの旨さで感動できるのは凄いことです。
「飯田商店」飯田将太店主も「蔦」が好きで、先日は「王様のブランチ」で冷凍ラーメンを紹介。
そこでも出汁の旨味に触れていましたが、「塩ラーメン」はその出汁を存分に味わえます。
また、「蔦」ではお店で使用している生麺を1玉150円で販売。
この麺が旨いので、行くと大体買って帰ります。
色々な食べ方がありますが、最近の好みは「TKM(たまごかけめん)」。
茹でた麺を冷水で〆、蔦の「UMAMI醤油」と生卵、鰹節、ワサビでいただきます。
シンプルゆえに麺の旨さを余すところなく堪能できる食べ方。
「蔦」に行った際は生麺とUMAMI醤油のお土産おススメです。
「塩ラーメン」1200円
鶏、アサリ、魚介のリッチな出汁
塩専用の自家製麺
イベリコバラチャーシュー
A5黒毛和牛SUKIYAKI、九条ネギ、揚げエシャレット
メニュー
王様のブランチで「飯田商店」店主がオススメした冷凍ラーメン
生麺1玉150円で販売
「生麺」150円×2と「UMAMI醤油」900円
生麺はTKMに
自宅で茹でた麺
入口
外観
2021/09/24 更新
2021/08 訪問
新作「NIBOSHI和牛和え麺」1600円(和牛増し)に「醤油ラーメン」 ※今は完全予約制 当日朝10時まで電話予約も受け付けてます
現在は完全予約制の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
電話予約は当日10時まで受け付けており、空き状況は予約サイト「OMAKASE」で確認できます。
「NIBOSHI和牛和え麺」1600円(和牛増し)
予約のウェルカムカード持参でサービスがあり、この日は和牛増し。
自家製太麺の上にA5黒毛和牛SUKIYAKI、青森シャモロック生卵でルックス完璧です。
麺はフランス産小麦100%のストレート太麺。
モッチリネッチリとした食感は唯一無二です。
その麺の底には塩ダレやスープがあるので、全て良く混ぜて。
揚げエシャレットや刻み玉ねぎ、九条ネギ、生卵が混ざり合い、雑では無い濃厚な旨味と太麺が良く合います。
具のA5黒毛和牛SUKIYAKIはプリプリでもちろん極上。
この値段で常にA5黒毛和牛が食べられるのは結構凄いことです。
また、「蔦」の煮干しは創業当初から間違いなく旨く、今回もウルメ鰯の味わいがまさに「蔦」。
濃厚な魚介が溶け込んだタレは「とみ田」を思わせるほどで、ライスは間違いなく合うと思います。
「醤油ラーメン」1200円
こちらのウエルカムカードサービスは味玉。
3種の肉に2種のソース、九条ネギといつもの盛り付けも店主が作ると貫禄あります
スープは軽い口当たりの中にエレガントな旨味。
キノコが効いた味わいは以前より洗練されている気がします。
大西店主製麺の麺もモチモチ。
店主がメインで作るようになって3か月近くになりますが、間違いなくデフォも旨くなっています。
麺が旨かったので、今回は持ち帰り生麺(1玉150円)も購入。
出汁の効いた「UMAMI醤油」900円も一緒に購入したので、TKM(たまごかけめん)にするのが楽しみです。
「NIBOSHI和牛和え麺」1600円(和牛増し)
A5黒毛和牛SUKIYAKIと青森シャモロック生卵
フランス産小麦1005の自家製ストレート太麺
A5黒毛和牛SUKIYAKI
「醤油ラーメン」1200円+味玉
極上スープ
自家製麺
美しい盛り付け
メニュー
今は完全予約制
生麺等持ち帰り出来ます
生麺とUMAMI醤油のお土産
外観
2021/08/22 更新
2021/08 訪問
フランス産小麦100%のオンリーワン極太麺 「SUKIYAKI和牛和え麺」
今は完全予約制となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
当初はネット予約「OMAKASE」だけでしたが、電話予約も始まってます。
電話受け付け時間&予約希望時間は以下のとおり。
受け付け時間
8:00~10:00
15:00~18:00
予約希望時間
11:00~11:45
12:00~12:45
13:00~13:45
14:00~14:45
なお、当日の予約は朝10時まで。
席にはウェルカムカードがあり、次回持参すると日替わりトッピングのサービスがあるそうです。
「SUKIYAKI和牛和え麺」1800円
先日から提供開始されたばかりの新メニュー。
麺の上に黒毛A5和牛SUKIYAKI、青森シャモロック生卵、シイタケ煮、玉ねぎコンフィ、春菊が乗りゴージャスです。
麺は「和え麺」のためにフランス小麦100%で打った太麺。
茹で前の麺も見せてもらいましたが、まるで田舎蕎麦のようです。
麺だけでまず食べてみると、コシと言うよりはネチっとした独特の食感。
極太蕎麦「角萬」を思わせるワシワシ感もあり、かなり個性的だと思います。
「和え麺」なので、タレや生卵、具材などをよく混ぜて麺と共に。
やや甘めのタレに節やガーリックも効き、ズバズバ食べ進めると快楽を感じます。
プリプリなA5黒毛和牛SUKIYAKIは何度食べても格別。
カリカリに焼かれた脂身のフレークもジューシーで良いアクセントになっています。
甘く煮付けられたシイタケ、ザクっとした玉ねぎコンフィも「すき焼き」を演出。
春菊と牛肉の相性は言わずもがなです。
「蔦」にしては分かりやすい味ですが、フランス産小麦100%の麺は唯一無二な味わい。
生卵やガーリックの溶け込んだ旨いタレが結構余るので、ライス投入も間違いなさそうです。
「SUKIYAKI和牛和え麺」1800円
A5黒毛和牛SUKIYAKIと青森シャモロック生卵
フランス産小麦100%の自家製麺
椎茸煮と玉ねぎコンフィ
フランス産小麦100%の自家製麺
フランス産小麦100%の自家製麺
フランス産小麦100%の自家製麺
黒毛和牛脂カリカリ炒めにガーリックフレーク
タレは結構余るのでライス投入も良さそう
小麦茶
メニュー
ウェルカムカード
内観
完全予約制で電話予約も可
完全予約制
外観
2021/08/11 更新
2021/07 訪問
「蔦」史上最高にパンチある一杯 「和牛酸辣麺」 ※現在は完全予約制
大西店主が厨房に立つ「Japanese Soba Noodles 蔦」。
コロナの影響もあり、現在は「OMAKASE」による完全予約制になっています。
完全予約は賛否両論あると思いますが、並ばなくて良いのは正直楽。
平日なら当日でも予約できるっぽいですし、遠方から来る際は特に便利だと思います。
※来週から11:00 12:00 13:00 14:00の4部制
席に着くとウェルカムカードとお花がお出迎え。
食前に小麦茶も提供され、フレッシュな甘みが良いです。
メニューも増え、
「黒毛和牛と本枯れ節のラーメン(醤油・塩)」
「フォン・ド・和牛つけ麺(塩)
「フォアグラバターご飯」
など、ゲリラ限定で提供したメニューはレギュラー化されています。
「和牛酸辣麺」1400円
こちらもゲリラ限定からレギュラーになった新作メニュー。
「和牛担担麺」に次ぐ「和牛辛麺」第2弾です。
スープを飲んでみると、一口目からウっと来る酸味の刺激。
辛さもキレがあり、想像よりもエッジの立った酸辣です。
そこに和牛の脂が加わり、重ねられたリッチな旨味。
この「重ね」こそがオリジナリティを生み出しており、「蔦」の味になっています。
和牛SUKIYAKIも中央に乗っていますが、和牛ミンチが酸辣に凄くマッチ。
和牛と甘いタマネギ、醤油と辛みの組み合わせは「スタ満ソバ」を思わせるほどです。
麺は大西店主が打った自家製ストレート。
小麦の風味が強くモチモチで、強いスープに負けていません。
店内は空調が効き涼しいのですが、それでも顔や首から噴き出る汗。
辛い物好きな方に超オススメの、夏にピッタリな辛麺です。
「蔦」は何を食べても旨いですが、これは今までで一番パンチがある一杯。
刺激的なのにレンゲが止まらず、ライスとの相性も間違いなくバッチリだと思います。
「和牛酸辣麺」1400円
酸味と辛味のキレのあるスープ
大西店主の自家製麺
和牛ミンチと玉ネギが超ベストマッチ
A5黒毛和牛SUKIYAKI
丼
メニュー
小麦茶
ウェルカムカード
外観
外観
現在は完全予約制
2021/07/24 更新
2021/07 訪問
twitter告知限定「黒毛和牛と本枯れ節の醤油ラーメン」と「ガチョウのフォアグラバターご飯」 ※どちらも正式メニューになりました。
大西店主が現場復帰して1ヵ月となる「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日の「フォン・ド・和牛つけ麺(塩)」に続き、またまたtwitterにてゲリラ限定のお知らせがありました。
今回のゲリラ限定は「黒毛和牛と本枯れ節の醤油ラーメン」1600円。
6月30日にゲリラ限定で提供され、翌7月1日もあるとのことで伺ってきました。
※7月2日から正式メニューになってます。
刻み玉ねぎに揚げエシャレット、九条ネギが盛られ、真ん中にA5黒毛和牛SUKIYAKI。
醤油ラーメンをベースにA5黒毛和牛の脂、本枯れ節粉末を合わせたそうです。
スープはまず本枯れ節のリッチな「和」の旨味。
上質な黒毛和牛オイルで華やかに洋が演出され、削りたてパルミジャーノの香りもマッチしています。
牛のオイルと言っても乳臭さやベタベタ感は無く、A5黒毛和牛だけあってサラリと上質。
後半になると本枯れ節がよりメインになり、揚げエシャレットとの相性がが凄く良いです。
効果的に味を重ねていることにより、更に太くなった味わい。
ベースの「醤油ラーメン」に比べても結構印象が違います。
「ガチョウのフォアグラバターご飯」400円
こちらもtwitterで告知されたメニューに載っていない限定ご飯。
ご飯にフォアグラとバター、マディラ酒を溶かしたものがかかっています。
一口目からフォアグラとバターの濃厚な旨味。
リッチな脂をまとったご飯に「蔦」の醤油ダレが絡み、禁じ手の様なハマる味です。
「黒毛和牛と本枯れ節の醤油ラーメン」はレギュラー化する可能性もあるそうですが、このご飯も間違いない旨さ。
大西店主は元々ほかに無いレシピを考案していものの、現場を続けてより磨きがかかっているように思えます。
「黒毛和牛と本枯れ節の醤油ラーメン」1600円
スープ
麺
A5黒毛和牛SUKIYAKI
「ガチョウのフォアグラバターご飯」400円
「黒毛和牛と本枯れ節の醤油ラーメン」1600円と「ガチョウのフォアグラバターご飯」400円
入り口
2021/07/02 更新
2021/06 訪問
裏メニュー「フォン・ド・和牛つけ麺(塩)」 和牛ほほ肉など和牛三昧です ※6/27より正式メニュー化
大西店主が現場復帰して以来、色々と改良を加えている「Japanese Soba Noodles 蔦」。
新作メニューも試作しているらしく、この日はtwitter情報で「裏メニュー」がありました。
裏メニュー「フォン・ド・和牛つけ麺(塩)」1800円
通常のつけ麺のタレを塩に変えたバージョンで、今後レギュラー予定とのこと。
※6/27より正式メニュー化。
数種の塩を大西店主のさじ加減で合わせたそうで、これこそ店主が厨房に立つからこその逸品です。
自家製の麺をそのまま食べてみると、香ばしくコシもある旨い麺。
今の「蔦」の自家製麺は更に旨くなっていると思います。
つけ汁は塩なのでアッサリシンプルな味わい。
通常の方が「蔦」特有の多層的な旨さがありますが、塩の方が出汁や麺の旨さが立っていると思います。
そしてリニューアルして豪勢になったのが麺皿の具材。
和牛ホホ肉ソテー、和牛ミンチ、黒毛A5和牛SUKIYAKIと和牛三昧です。
特にリードヴォーに代わって加わったスパイシーな和牛ホホ肉ソテーが絶品。
都度ソテーされたホホ肉は弾力があり、噛みしめると和牛の旨味がリッチに染み出してきます。
麺と具を食べ終えた後は、ポットに入ったトリュフとバラ香るスープ割。
ほんのり香るトリュフが懐かしくもあり、最後まで旨いです。
やはり店主が現場に立つ「蔦」は輝き増してます。
大西店主が言う通り、今が「蔦」の黄金期かもしれません。
裏メニュー「フォン・ド・和牛つけ麺(塩)」1800円
大西店主の匙加減で決めている塩
自家製麺
麺皿は和牛三昧
和牛ほほ肉のソテー
和牛ほほ肉のソテー
和牛ミンチ
和牛SUKIYAKI
麺
スープ割はトリュフとバラ香る魚介出汁
スープ割
外観
2021/06/27 更新
2021/06 訪問
「OMAKASE」予約者限定メニュー「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」
大西店主が現場復帰した「Japanese Soba Noodles 蔦」。
店主が厨房に立つことで色々と改良され、この日は暖簾が無くカーテンでゴージャス感が増していました。
そして新作「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」が6月11日からスタート。
これはネット予約「OMAKASE」で予約した方のみが注文できる数量限定商品です。
「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」1200円
黄金の淡口醤油スープにロースチャーシューと見た目はシンプル。
チャーシューの下には茸ペーストと刻み玉ねぎが隠れています。
まずは茸ペーストを溶かさずスープを飲むと、優しく上品な魚介の旨味。
ベースは醤油や塩と同じですが、サンマ節、干し貝柱、真昆布出汁の醤油ダレがあと引く旨さです。
そのままでゴクゴク行けてしまいますが、茸ペーストを溶かすとより濃密でリッチな味わいに。
しめじやマッシュルーム等数種のキノコを使用し、華やかな旨さがダイレクトに口の中で広がります。
キノコなので濃厚でも口当たりはサッパリ。
ツルツル感が増した新しい自家製麺との相性も凄く良いです。
さすが「蔦」と思える和と洋の鮮やかな足し算スープ。
甲殻類や乳製品アレルギーの方用に作ったそうですが、「蔦」の魅力を十分堪能できます。
「名物特製トッピング」800円
営業再開とともにリニューアルされた別皿の特製トッピング。
A5黒毛和牛SUKIYAKI、生ハム風黒豚ロース、A5黒毛和牛肉味噌、避風塘鶏叉焼と肉祭りです。
どの肉も味付けや調理が違って美味。
ツタスコ等のソースも面白く、ラーメン店のトッピングの域を超えていると思います。
大西店主の声が響く「蔦」は活気に満ち溢れた雰囲気。
今後の展開も楽しみにしてます。
大西店主が現場復帰した「Japanese Soba Noodles 蔦」。
厨房に立つことで色々と改良され、この日は暖簾が無くカーテンでゴージャス感が増していました。
そして新作「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」が6月11日からスタート。
これはネット予約「OMAKASE」で予約した方のみが注文できる数量限定商品です。
「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」1200円
黄金の淡口醤油スープにロースチャーシューと見た目はシンプル。
チャーシューの下には茸ペーストと刻み玉ねぎが隠れています。
まずは茸ペーストを溶かさずスープを飲むと、優しく上品な魚介の旨味。
ベースは醤油や塩と同じですが、サンマ節、干し貝柱、真昆布出汁の醤油ダレがあと引く旨さです。
そのままでゴクゴク行けてしまいますが、茸ペーストを溶かすとより濃密でリッチな味わいに。
しめじやマッシュルーム等数種のキノコを使用し、華やかな旨さがダイレクトに口の中で広がります。
キノコなので濃厚でも口当たりはサッパリ。
ツルツル感が増した新しい自家製麺との相性も凄く良いです。
さすが「蔦」と思える和と洋の鮮やかな足し算スープ。
甲殻類や乳製品アレルギーの方用に作ったそうですが、「蔦」の魅力を十分堪能できます。
「名物特製トッピング」800円
営業再開とともにリニューアルされた別皿の特製トッピング。
A5黒毛和牛SUKIYAKI、生ハム風黒豚ロース、A5黒毛和牛肉味噌、避風塘鶏叉焼と肉祭りです。
どの肉も味付けや調理が違って美味。
ツタスコ等のソースも面白く、ラーメン店のトッピングの域を超えていると思います。
大西店主の声が響く「蔦」はエレガントかつ活気に満ち溢れた雰囲気。
今後の展開も楽しみにしてます。
OMAKASE予約者限定メニュー「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」1200円
チャーシューの下に茸ペースト
数種の茸を使用したペースト
新しくなった自家製麺
ロースチャーシュー
「名物特製トッピング」800円
4種の肉
A5黒毛和牛SUKIYAKI
避風塘鶏叉焼
「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」1200円と「名物特製トッピング」800円
OMAKASE予約者限定メニュー「茸ペーストの淡口醤油ラーメン」1200円
内観
外観
2021/06/11 更新
2021/06 訪問
大西店主が本格現場復帰 最適解に手を加え明らかに旨くなった「塩ラーメン」
5月25日から「SEASON2」として営業を再開している「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日からは大西店主が現場に入り、メインで調理を行っています。
巣鴨から代々木上原に移転して約1年半となりますが、今までの大西店主はレシピ作成&統括的な立ち位置。
しかし、これからはずっと現場で調理するとのことで、すでに味もいじっているそうです。
「塩ラーメン」1200円+「青森シャモロック味玉」200円
塩でも濁りある色合いのスープ。
そこに2種のチャーシューにA5黒毛和牛SUKIYAKI、メンマ、ソース、九条ネギが乗ります。
スープは一口目から豊潤かつ華やかな旨味。
トリュフオイルをやめたことで、出汁の旨味を厚く感じられます。
旨味濃密でもトゲが無く丸みがあり、明らかに今までと違うスープの一体感。
何年も「蔦」のラーメンを食べていますが、これは明らかに「大西祐貴」の味です。
スタッフが丁寧に作るラーメンも最高だったものの、レシピ考案者が最適解に味をいじれば格が違うのは当たり前。
厨房に立つことでお客さんの反応も見えるそうで、今後も色々考えているそうです。
なお、「とみ田」10周年の共演以来、富田店主、「飯田商店」飯田将太店主とも常に連絡を取り合っている大西店主。
先日「とみ田」15周年に伺った際は富田店主、飯田将太店主ともに大西店主の現場復帰を喜んでいました。
たまに現場に立つのではなく、ずっと立ち続けることこそが意味を成していきそう。
店自体が貫禄を増した様にも思え、代々木上原での「蔦」はこれからが本当のスタートかもしれません。
「塩ラーメン」1200円+「青森シャモロック味玉」200円
丸みある華やかで厚い出汁の旨味
自家製麺
チャーシューにA5黒毛和牛SUKIYAKI
鱈のペースト
塩ラーメンの丼
現場に本格復帰した大西店主
大西店主がいじると味も変わります
メニュー
外観
2021/06/08 更新
僕の一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
そのオーナーシェフである大西祐貴が43歳という若さで急逝しました。
僕が初めて「蔦」に訪れたのは2012年3月。
その後何回か訪れましたが、今みたいに通おうと決意したのは2014年7月の訪問です。
2号店「蔦の葉」開店準備で「蔦」を休業し、再開とともにトリュフオイルを使用開始。
後に「蔦と言えばトリュフ」と世界に知らしめることになる一杯のスタートでした。
そこから月イチくらいのペースで通い、2014年12月から祐貴さんと言葉も交わすように。
それ以来8年近く通い続け、巣鴨と代々木上原合わせて100回以上訪問しています。
「蔦」の名が世界に知れ渡ったのは2015年12月。
世界初のラーメン店ミシュラン一つ星に選出されました。
この一つ星がラーメン業界に与えた影響は計り知れず、続いて一つ星となった「鳴龍」斎藤店主も
「蔦の一つ星が刺激になり、負けじと努力した」
と公言しているほどです。
その後、2016年には「中華蕎麦とみ田」10周年に「飯田商店」と共にコラボ参加。
その後も「とみ田」富田治店主、「飯田商店」飯田将太店主と親交を持ち続けています。
それからは僕が「とみ田」に伺えば、富田さんは祐貴さんの近況や今の「蔦」の味についての質問など。
将太さんとは偶然一緒に巣鴨時代の「蔦」に並んだこともあります。
海外経営などで厨房に立つことが少なくなった祐貴さんですが、2021年6月から厨房に完全復帰。
現場主義の富田さんは喜ぶし、将太さんは
「才能あるんだから現場で磨いた方が良い。もったいないよ」
とまで言っていました。
僕にとって大西祐貴の全盛期はいつかと聞かれれば、大西祐貴が厨房に立って作ったラーメン全てです。
繊細で、負けず嫌いで、人一倍努力を惜しまない天才でした。
思い返してもいまだ現実感が無く、代々木上原に行けばまたニッコリしながらラーメンを作ってくれそう。
キャップを被って髭を生やしていた8年前から今まで、ありがとうございました。
祐貴さんの創るラーメンは本当に美味しかった。
もっともっと祐貴さんのラーメンを食べたかったです。
心からご冥福をお祈りいたします。