181回
2023/07 訪問
ランチ:国産若鶏もも肉のコンフィ 梅ソース添え
いつものカップコンソメスープ
毎度のランチサラダ 見た目は変わらないが日によってドレッシングが変わっていたり、とにかく芸が細かい。
ランチ:若鶏もも肉のコンフィ 梅ソース添え(¥1,280) 7月限定のランチメニュー。国産若鶏の美味しさを非常に上手く引き出している。たいへん気に入った!
国産若鶏もも肉のコンフィ 梅ソース添え(¥1,280)メイン 弾力に溢れるジューシーな若鶏のコンフィに梅ソースの塩気と爽やかな酸味が加わって実に美味しい!秀逸な一品。
いつものゆかりごはん
食後のアイスコーヒーS(¥300)
2024/04/26 更新
2023/07 訪問
せんべろセット、熟成塩サーモンとアボカドのユッケ
二十回目と二十一回目の訪店。
朝は透析で通院する前にアイスコーヒーS(¥380)を飲んで、ついでに朝のメニューがどう値上がりしたかをチェック。
朝は何も食べなかったので夜にもう一度うかがって、ついでに新メニューのチェックをした。
朝のメニューはほとんどのメニューが¥50の値上がり。一番シンプルなトーストセットのみ¥480のまま据え置きだ。
コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻の影響から始まった諸物価の高騰を考えれば多少の値上げはしかたないのかもしれないが、この近辺の喫茶店のモーニングの相場を考えるとこの店のモーニングは正直高過ぎる。コーヒーにトーストとゆで卵だけのトーストセットか¥480というのはちょっと厳しいと思う。実際このメニューは出ているのだろうか?
そもそも朝の営業時間がa.m.10:00〜12:00と中途半端であることを見てもモーニングにはあまり力を入れてないのだろう。それならやらなくてもいいのではないか?
確かにこれまでに食べた二種類のオープンサンドは美味しい!だが、朝から喜んで¥830出す客がこのあたりにどれぐらいいるだろうか?せめて営業時間をa.m.7:00〜ぐらいにしないとモーニングにならない。朝昼兼用でしか利用できないのなら、逆にオープンサンドのみでいいのでは?
夜は夜で疑問に思うことがある。
なぜ夜の営業にシェフがいないのか?以前勤めていた店に呼ばれて断りきれずに行っていると聞いたが、自分の店と他人の店のどちらが大切にすべきか、考えるまでもないはずだ。
奥さんの料理の腕はしっかりしているが、そういう問題ではないだろう。この店のキャパシティを考えれば調理とフロアの両方を一人でこなすのがどれほどの無理があるか?万一大勢の客が一気に詰め掛けたら、店は絶対に回らない。そしてその回らない状況を目の当たりにした客は二度とやって来ないだろう。
シェフがいない影響はまだある。メニューを見ればわかるが、バルという名を冠する店にしては酒肴の類があまりにも少な過ぎる。加えて酒類の単価や食べ物の単価も酒のツマミにしては値段が高過ぎる。僕がよく頼む「せんべろセット」(¥1,000)にしても、酒一杯とこの料理で千円にどれほどのお得感があると言うのか。それでも最初の頃食べた時は塩サーモンやローストビーフが少量ながらも乗っていたが、今日のこのセットに千円を納得したむ払う客がどれほどいるだろうか?
僕は残念でならない。なぜならこの店の料理をとても気に入っているからだ。
今日頼んだ「熟成塩サーモンとアボカドのユッケ」(¥780)にしても味は文句なく美味しい。ただし、このプレゼンならば価格はせいぜい¥600というところが妥当だと思う。
過去の食べログを見ると、店が始まって当初はもっとたくさんのメニューがあったようだし、手頃な価格の酒肴も用意されていたようだ。いったいどうしてこうなったのか?
このあたりの土地柄や他店との価格とのバランスという問題もあるだろうが、これだけ美味しい料理を出しているのに客数はお世辞にも多いとは言えない。そうした時にどう対処すべきか、ご夫婦二人でさんざん考えられたと思う。仕入れの品質を下げてでも商品価格を下げるという選択肢は取りたくなかったのだろう。僕もそれは正しいと思う。
だが、そうだとしても今のこの店の方針は明らかに間違っていると僕は思う。突然店の営業時間を変えたり、いきなりお休みになったり、普通ならありえないことが多過ぎる。
僕はこの店の料理のファンとして今後も通い続けるだろう。
一日も早く店が普通になってほしい。そう思っている。
アイスコーヒーS(¥380)
現在のところモーニングのメニュー 以前より全体に¥50程度値上がりしている。
せんべろセット(¥1,000)のドリンクはビールやサワー以外でも大丈夫。このバレンタインウイスキーの水割りは通常価格が¥580⁉︎かなりお得感がある。
せんべろセット(¥1,000)の料理
熟成塩サーモンとアボカドのユッケ(¥780)
現在の夜のメニュー
2024/04/26 更新
2023/07 訪問
ランチ:ネギ塩牛タンetc.
十九回目の訪店。今日はランチ。
一通りの全メニュー制覇もそろそろ達成だなと思っていたら、いくつか新メニューが追加されている⁉︎
なるほどそう来ますか…。受けて立とうじゃないか!
ということで、また気合を入れ直して全メニュー制覇に向けて邁進することにした。
今日注文したのは「ネギ塩牛タン」(¥1,380)
ちょっと意外なメニュー。タンシチューがあるのだから牛タンがあるのはわかるが、ネギ塩牛タンは洋食屋より焼肉屋にあるべきメニューな気がする。一体どんな調理が施されて洋食らしい一品になるんだろうか?楽しみではある。
いつも通りにスープ、サラダの順でメニューが進む。
この店のサラダはいつでも本当に美味しい!今日は新たにピリ辛味の瓜?らしき物が入っている。毎回ちょっとずつ野菜を変えたり、見た目は同じでもドレッシングが変えてあったりと本当に芸が細かくて美味しいのだ。それと比べると、スープはこの三ヶ月ずっと同じだが、これもいずれ変化することがあるのだろうか?これから夏になって冷製スープになったり、冬にはポタージュになったり…、そうした変化があるとまたうれしいのだが、期待して待ってみよう。
さて、いよいよメインの牛タンの登場である。
パッと見は大量の牛タンが折り重なって結構な量があるように見えるが、実は下に玉葱のソテーがあって牛タン自体はかなりの薄切りで量的にはさほど多くない。だが、この牛タンの薄さにはちゃんと意味があり、牛タンで玉葱のソテーを包んで食べるとこれがなんとも美味!塩味のついた牛タンの旨味と淡路産の玉葱の甘さが見事に調和している。
牛タンと言えば焼肉屋のタン塩かタンシチュー以外の食べ方をした記憶がほとんど無かったが、玉葱とこんなに相性が良いとは思わなかった。やはりこの店のシェフは良い腕をしている。
¥1,380という価格は普段の昼食としては決して安い金額ではないが、それだけの価値はしっかりあると思う。
大満足の昼食を終えて食後のアイスコーヒー(+¥300)を飲んでいたとき、カウンター上にある新しいメニューに気づいた。
先日のケーキの食べ比べで出たケーキ類やその他の甘味が普段から食べられるようになったらしい。営業時間の変更で月曜〜金曜の午後のティータイムに出す甘味だそうだ。
せっかくメニューを見つけたのだからどれか一つ試しに食べてみようと思い製作者である奥さんにオススメを尋ねたらところ、今の季節だけの物を、とのことで
「白桃タルト バニラアイスのせ」(¥650)
を薦められて追加注文することにした。
出てきた一皿はタルトの上にアイスクリームと薄切りの白桃を乗せた実に可愛らしいデザートだった。
白桃とアイクリームを退けてタルトだけを食べてみると、白桃の風味と上品な甘さがとても美味しい!アイスクリームと一緒に食べると冷たさと甘さが足されてまた違う味を楽しめる。そこへ白桃を食べるとまた口の中に白桃の風味が蘇ってきて、繰り返し二つの味を楽しめた。皿の上にあるシロップと砕かれたクッキーも実に美味しい!
奥さんもシェフに負けず劣らず良い腕だと思った。
ただ、これだけ上品なタルトの上にアイスクリームを乗せると時間の経過とともにアイスクリームが溶けて全体の甘さが強くなり過ぎてしまうような気がする。「のせ」よりも「添え」た方がいいかもしれない、という感想を奥さんに伝えた。
それから¥650という価格も決して安くはない。タルト自体の味がこれだけ美味しいのだから、むしろ生の白桃やアイスクリームを無しにして¥300ぐらいでタルトだけを出した方が注文しやすいかも?という気もした。
それにしても、牛タンにしてもタルトにしても、この店の料理はまだまだ追求し甲斐がありそうだ。もうしばらく通い続けることになるだろう。
いつものカップコンソメスープ
いつものランチサラダ 毎回少しずつ新しい物が加わっている。今日はピリ辛の瓜?が入っていた。この店のサラダはいつでも間違いなく美味しい!
ランチ:ネギ塩牛タン(¥1,380) 牛タンのネギ塩焼きの下には大量の玉葱のソテー。牛タンと玉葱を一緒に食べるという斬新な食べ方。タンの旨味と玉葱の甘さが相まって実に美味!
いつものゆかりごはん
ランチ:ネギ塩牛タン(¥1,380)おかず 最初は牛タンが薄過ぎるように思ったが、玉葱を包んで食べるにはこの厚みでちょうどいいとわかった。やはりこの店のシェフは良い腕をしている。
ティータイムのスウィーツメニュー
白桃タルト バニラアイスのせ(¥650) フロア係の奥さんの専門はスウィーツ。実に美味しい! 欲を言えばバニラアイスは「のせ」ではなく「添え」の方がタルト自体の味がもっと楽しめると思う。
食後のアイスコーヒーS(¥300)
2024/04/26 更新
2023/06 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
ケーキ食べ比べフェア
この三ヶ月ぐらいずっと通い詰めているうちにこの店の料理以外の情報もわかってきた。
この店はシェフの旦那さんとフロア係の奥さんのご夫婦二人で経営していて、旦那さんは以前は鉄板焼き系のお店で働いていたとのこと。そして奥さんの方は本来はお菓子を作るのが専門であるらしい。だからコーヒーに付いてくるクッキーやカウンターの小さなショーケースでたまに売っているお菓子類はすべて奥さんのお手製である。
その奥さんの専門分野を活かすべく行われるのが、以前のレビューでも紹介した「ケーキ食べ比べフェア」(¥1,300)である。期間は6月20日〜24日の五日間、13:00〜17:00の普段は店を開けていない時間帯に行われた。季節ごとに三ヶ月に一回のペースで行われる予定で今回はその二回目とのこと。
僕は甘いものはそれほど得意ではないが、この店のファンとしてすべてのメニューを一通り食べてみようと思っている以上は挑戦すべきだろう。ということで中日の23日に伺った。
最初は正直¥1,300という価格設定はどんなもんだろう?と思ったが、出てきた皿を見て納得した。五種類の甘味が彩り鮮やかに盛られた姿は僕には圧倒的だった。内容は
・ベイクドチーズタルト
・チョコレートケーキ
・抹茶白玉あずき
・マンゴーとココナッツのムース
アイスクリームは自家製ではないそうだが、上に乗っているクッキーはもちろん自家製である。
これに1ドリンク付いての¥1,300なら決して高くはない。
だが、果たして僕にこの大量の甘味が食べ切れるだろうか?
実食である。
まず最初に食べたのは抹茶白玉あずき。粒餡を口にした瞬間に安心した。というのは餡の甘さが控えめで非常に上品な味に仕上がっていたからだ。白玉の弾力も適度で食べやすい。
最近高齢になってきて洋菓子のクリームより和菓子の餡子の方が口に合うようになってきたとは思っていたが、これは元来甘味がさほど得意でない僕にも素直に美味しかった。
次におまけのアイスクリームを食べてからチョコレートケーキへ。これもチョコレートクリームが甘さ控えめで食べやすい。ケーキのスポンジの口当たりも軽くて良かった。
次に食べたのがマンゴーとココナッツのムース。実はメニューを見た時に一番不安だったのがこれだった。というのも僕はココナッツという奴がすこぶる苦手なのだ。あの独特の脂っこさがどうにも口に合わなかったのだが、このムースのココナッツは癖がそれほど強くない。むしろマンゴーの甘さを邪魔することなくうまく調和している。ムースであるということも食べやすい理由であろう。これも悪くない。
最後にチーズケーキ。これも甘さは控えめだが、チーズの味わいが濃厚で、サイズは小さいながらも食べ応えがある。
最初は食べ切れるかどうか不安だったが、案外あっさりと全品完食!どれも甲乙つけ難い美味しさで、僕のような甘味に不慣れな者にも食べやすい、よく出来た一皿だった。
食後奥さんの話をうかがったところ、甘味といってもデザートの一皿ではなく持ち帰りのお菓子がご専門とのこと。
僕が男性なのでこれまでは見せていなかったとホールケーキのメニューを見せてもらった。こうしたホールケーキの注文も受けているとのこと。ちょっとしたお届け物に利用できそうだ。
今後はこの店でデザートを食べる楽しみも増えた。
ところで、ちょっと営業時間が変わるらしい。
こうしたお菓子メニューを楽しんでもらえるように月曜〜木曜は10:00〜17:00にして夜はお休み。金曜土曜は10:00〜15:00と17:00〜20:00に変わるそうだ。
現在の夜はシェフの旦那さんが不在であることを考えればこうした変更もありかもしれない。バルを名乗って酒を勧めるには閉店が早過ぎるし、奥さんのお菓子類を楽しむために午後の営業を行うのも良いことだとは思うが…。
平日夜の営業が無くなることを僕は残念に思っている。
ケーキ食べ比べフェア(¥1,400〜) ケーキ群 1ドリンク付き 全体に甘さ控えめで上品な味。どれも甲乙つけ難い美味!
抹茶白玉あずき
おまけのアイスクリーム アイスクリームは市販の物だが、クッキングは自家製。
チョコレートケーキ
マンゴーとココナッツのムース
ベイクドチーズタルト
毎度のアイスコーヒー
ケーキ食べ比べフェア(¥1,400〜) メニュー①
予約のお客様へ手作りクッキーのおまけ
2023/07/31 更新
2023/06 訪問
ランチ:月見ハンバーグ
十七回目の訪店。ランチでうかがった。
今回の注文は「月見ハンバーグ」(¥1,280)
ハンバーグは初回に食べた煮込みハンバーグ以来二度目だ。
とりあえずの目標である全メニュー制覇に近づいてきたような気もするが、季節が夏になると新しいメニューが出てきたりするんだろうなと期待半分の心境である。
いつも通りにスープ、サラダと出てくる。店内はけっこう混んでいるが順調なペースで料理が出てくるところを見ると、シェフは体調不良を脱して職場復帰したようだ(笑)
今日のサラダもいつも通り美味しかったが、葉物野菜が普通のレタスやサニーレタスがメインだった分少し刺激が足りない感じがした。これまではサラダにも舌に新鮮な味わいがあったような気がする。
さて、いよいよライスとメインのハンバーグが出てきた。
面積だけ見るとさほど大きく思えないが、厚みがかなりあって食べ応えは十分にある。箸で切ると崩れそうな柔らかさで一口口に含むとふわっとした食感とともに肉の旨みと香辛料の香りが口一杯に広がる。美味!
煮込みハンバーグの時は「ナツメグが多めかな?」ぐらいに思っていたが、他にもローズマリー等色々な香辛料が入っていそうだ。ハンバーグというと子供向けなイメージがあるがこの店のそれは大人向けの味と言うべきか。
もし子供連れの家族客で子供が食べるにはちょっと厳しいかもしれない。まぁこの店は「バル」なわけだから、そこには問題を感じないのかもしれないが。
むしろ肉料理としてワインと合わせたいような味わいだ。
目玉焼きの半熟加減は完璧。付け合わせの温野菜も含めて、大人の僕にはとても満足できる美味であった。
ところで、最近はメニューも見ずに注文してしまうので気づかなかったのだが、六月に入って少し値上げしたらしい。
今日座った席の正面に値上げのお知らせが貼ってあった。
で、以前撮影したメニュー写真を見て確認したら、確かに全品¥50〜¥200値上げしたようだ。
このところの諸物価高騰の煽りを受けていたしかたないことだとは思う。ましてこの店ぐらい材料の質に気を遣い、一味も二味も捻った丁寧な調理をして料理を提供する店ならば、新価格も高いとは僕は思わない。
ただ、メニューの誌面構成からこの店のイチオシだと思えるハンバーグを¥1,080→¥1,280と一気に¥200値上げしたのはいかがなものだろうか?
そう考えたとき、ここ二ヶ月ほど足繁く通わせてもらった客の目から見ると、昼に比べて夜の客数がかなり少ないように思えるし、酒を飲む客もあまりいないように思える。
さらに言えば、夜はシェフが不在でメニューを絞っていること、酒肴となるようなメニューがほとんど無いことからも、この店が名前通りの「バル」を指向するのか、それともいわゆる洋食屋さんにしたいのか、非常に中途半端なスタンスを取っているように感じてしまう。
繰り返し言うが、料理は美味しくて何の問題も無いと思う。この小中島という土地柄の客の嗜好を含めて、今後この店がどのような進化を遂げていくのか。
現在僕の最もお気に入りの店だけに、今後の進展をしっかり見守っていきたいと思う。
2024/04/26 更新
2023/06 訪問
金曜夜はカレーの日!
十六回目の訪店。昼に続けて夜もこの店に来てしまった。
前回のレビューで書いた気になることについて、今すぐ話をしようとは思わないが、もし店が急に忙しくなるようなら、とりあえず手伝うくらいはしよう、そんな気持ちであった。
だが、天気が悪かったせいか、幸い(?)夜も店は暇だった。
店に入って席に着くと、出てきたメニュー表にこんなことが書いてある。
「金曜夜はカレーの日!」
どうやら金曜の夜は特にカレーをオススメしているらしい。 そう言われてみれば、金曜の夜に店に来たのは初めてだ。
というわけで注文したのが
「白身魚のコンフィと豆のカレー、ココナッツチキンカレー二種合がけ」(¥1,000)
なんとも長ったらしい商品名である(笑)
それとお気に入りの「自家製レモンサワー」(¥450)
後でわかったのだがドリンクはカレーとセットで¥100引きになるらしい。
先に出てきたレモンサワーを飲みながらカレーを待つ。
このレモンサワー、よくある市販のレモンサワーのシロップと違って酸っぱさはおとなしめでけっこう甘い。それでいて口に含むと口内にレモンの風味が広がって実に美味い!
そしてカレーの登場である。
想像していたのとは異なり、白身魚の方は豆のともに細かくカレーの具になっている。その一方、チキンはソテーされて大きく切り分けられライスの上に。僕は逆を想像していた。
豆のカレーの方は、メニューに白身魚と書いてあるがむしろツナっぽい味。塩気が強めで旨味もかなり濃厚。豆にはそれほど存在感はなくて魚っぽさが全面に出ているが、けっこう癖になりそうだ。対してチキンカレーの方は優しい味。ココナッツ感はそれほど強くなく、甘めで食べやすい。香ばしく焼かれた鶏肉は食べ応えがある。
そして両者を混ぜるとまた新しい味に変化してさらに美味しくなる。これはなかなかに凝っている。カレー専門店にも負けない複雑な美味である。
フロアのおねえさんの話によるとシェフはかなりのカレーマニアらしい。そう言われると、以前に食べた雨の日限定メニューのカレーも二種合がけでかなり凝っていた。
欲を言えばもっと辛い方が好みではあるが、同じくカレーマニアを自認する僕としてはこの店でこうした凝ったカレーを食べられるのはとてもうれしい。他にもどんなカレーがあるのか、今後の楽しみがまた一つ増えた。
その後、サワーをおかわりして「チェダーチーズ入りオムレツ」(¥680)を追加。チェダーチーズの味はそれほど強くなく半熟の卵と相まって豊かな旨みと、上にかかったスパイシーな塩のアクセントが効いていて大変美味しかった。
やはりこの店の料理は本当に美味しい!
営業に対する姿勢には些か疑問に感じるところもあるが、これからも足繁く通って応援したいとあらためて思った。
白身魚のコンフィと豆のカレー、ココナッツチキンカレー 二種合がけ(¥1,000) 見た目ほどエスニック色は強くない。どちらも美味だが特に魚と豆のカレーの味は癖になりそう!
最近お気に入りの自家製レモンサワー(¥450) 金曜のディナータイムのみカレーを注文すると-¥100
チェダーチーズ入りオムレツ(¥680) 絶妙な焼き加減とチェダーチーズの強過ぎない仄かな香り。かかっているスパイシーな塩がこれまた美味しい!
2023/06/14 更新
2023/06 訪問
ランチ:サーモン盛り
十五回目の訪店。ランチでうかがった。
今日の注文は「サーモン盛り」(¥1,480)
これまで「せんべろセット」や「オープンサンド」でも出てきた熟成サーモンが美味しかったことに加えてムニエルも味わえるとはなかなか豪華だなと気になっていたメニューだ。
¥1,480という価格は通常のランチとしては些かお高い印象もなくはないが、まぁたまにはこんな贅沢もあっていい。
いつも通りにスープ、サラダの順に料理が出てきた。
スープは今日は当たりが強め。少し煮詰まっているような味がした。昨日以前に作ったものであろうか?それでも味的には問題もないが、明日には持ち越さない方がいいだろう。
サラダは今日はゴーヤのマリネと焼いたズッキーニが入っていた。この店のサラダはいつも本当に美味しい。僕は非常に気に入っている。
そしてごはんとメインの登場である。
お馴染みの塩サーモンに、ムニエルはクリームソース。付け合わせの野菜はすべて火を通してある。
どれもたいへん美味しかったが、些か気になった点がある。
まず塩サーモン、火を通した葉物野菜と重なるように置かれていたが、そのせいか裏面にちょっと熱が入って全体に温まってしまっている。これはもったいない。ムニエルとの対比を際立たせるためには皿の上に小皿でも置いて冷えた状態で提供すべきだろう。そしてムニエルは逆に火の通りがほんのちょっと甘かったように思う。そのせいで川魚っぽい臭みが少しだけ残ってしまっている。もっと皮が焦げるくらいまで火を通すか、ソースを瀞みのある濃厚なものにするかした方が良いと思う。
この店に通い始めてから料理の味に不満を感じたのは初めてだった。食後のアイスコーヒーS(¥300)を飲みながらフロアのおねえさんに話しかけてみた。
「今日はシェフの存在をあまり感じなかったんだけど…。」
するとおねえさんは申しわけなさそうに
「実は体調が悪いのでお休みさせていただいてまして…。」
正直びっくりした。旦那がいないということは奥さんが調理もフロアも一人でやっているということらなのか⁉︎
この日は天気が悪かったのでお客さんが少なかったからなんとかなっていたが、もし大勢お客が入ったらどうするつもりだったのだろうか?そう言われてみると、食後皿を下げる時におねえさんが珍しく「味はいかがでしたか?」と尋ねてきたが、なるほどそういうわけがあったのか…。シェフが体調でも悪いのかとは思ったが、まさか不在とは思わなかった。
先ほど尋ねられた時には「美味しかったよ」と答えてしまっていたが、あらためて正直に感想を伝えることにした。
「ムニエルは皮の方をもう少し焼いた方がいい。粉を付けてパリッとさせてもいいかもしれない。それと、塩サーモンに熱が入ってしまったのはもったいない。」
プロの料理人に対して素人の僕が言うのは失礼かなとも思ったが、おねえさんは黙って聞いていてくれた。
まぁ不満に思った部分こそあれ、ランチ全体で見れば味自体は決して悪くはなかったし、却って申しわけないことをしたような気分になってしまった。言わなければよかった…。
だが、考えてみると普段の夜の営業も旦那は他所に手伝いに行って奥さんが一人でこなしているわけで、もしいきなり客が大勢押しかけたらどうするつもりなんだろう?かと思えばお子さんの都合でいきなり夜営業を閉めたりもする。
やはり店を営業することに関して根本的な考え方に間違いがあるのではないだろうか?
せっかく料理自体は美味しいのに、もったいない。
もう少し仲良くなったらそのあたりの話もしてみようと思っている、そんな今日この頃である。
いつものカップコンソメスープ
ランチサラダ この店は野菜が本当に美味しい!
ランチ:サーモン盛り(¥1,480)
いつものごはん
サーモン盛り(¥1,480) メイン いつもの塩サーモンとムニエル(クリームソース)の盛合せ。 付け合わせの野菜は葉物まで火を通してある。
食後のアイスコーヒーS(¥300)
2024/04/26 更新
2023/06 訪問
せんべろセット、燻製ローストビーフ、皮付きポテトフライ
十四回目の訪店。夕食を済ませた後、なんだか物足りなくて一杯飲む目的でうかがった。
まずは「せんべろセット」(¥1,000)
アルコール1ドリンク付きで、今日も生ビールにした。
このセット、料理としては前菜の盛合せになるのだろうか。今日は塩サーモンと加賀太胡瓜ピリ辛マリネが入っていた。
この店は野菜が本当に美味しい!塩サーモンも塩加減が絶妙で、柔らかな食感と相まってサーモンの旨みを堪能できる。
前菜としてはよくできていると思うが、欲を言えばもうちょっとだけボリュームがあれば、というところか。
次に「燻製ローストビーフS」(¥680)を注文した。以前にも「せんべろセット」に入っていたことがあるので、この店のローストビーフの味は知っていたが、その時はあまり燻製という感じはしなかったが、今日は「まさしく燻製!」という香りと味である。燻製独特の風味は好き嫌いが分かれるところだが、僕は非常に気に入った。かなり薄くスライスされているが、肉の旨みはたっぷり味わえる。秀逸な出来だ。
次に注文したのが「皮付きフライドポテト」(¥380)
ありがちな冷凍物ではないので、これもじゃがいもの旨味をしっかり味わえる。
最後に「自家製レモンサワー」(¥450)を注文。生のレモンを使って作ったレモンジュースで作ったサワーは一般に売られているレモンサワーとは一味違う爽やかさがある。
以上、合計二千円ちょっと。この価格を高いと考えるか否かは人それぞれだろうが、料理の質を考えれば決して高くないと僕は思っている。ただ、不満に思うところもある。
まず、店名にバルを名乗るのであれば、もう少し酒の種類が欲しい。酒だけを目的にする客でも楽しめるような品揃えが必要だと思う。加えて酒肴の類ももっと色々な種類があった方がいい。開店当初はもっとたくさん酒肴を用意していたようだが、この近辺の客のニーズをつかみきれず客数が減ってしまいメニューを絞ったのだと思うが、正直失敗だと思う。新たな客の心を掴むまでしんどい時期を耐えなければ…。
そして、最大の欠点は現在夜にはシェフであるご主人が不在であること。知人の店の手伝いに行っているそうだが、自分の店を育てることにもっと必死になるべきだ。料理の種類が少ないのもシェフがいないせいだろう。これでは、せっかく初見の客が来ても失望させてしまうことも多いのでは?
このところ立て続けに通っているせいで余計なことにまで口を出して申しわけないが、せっかく美味しい料理を出す店が小中島に出来だのに、もっと流行ってもいいのではないか?という気持ちで一杯だ。
僕が客として出来ることは、とにかく数多く店に通い詰めることしかない。機会があれば友人も誘ってみよう。
現在はそんな心境である。
せんべろセット(¥1,000)の生ビール 生ビール単品なら¥380
せんべろセット(¥1,000)の料理 今日は塩サーモンと加賀太胡瓜のピリ辛マリネが入っていた。 この店の野菜は本当に新鮮で美味しい!
燻製ローストビーフS(¥680) 燻製にしてあることで独特の香りと味がして実に美味しい!
皮付きポテトフライ(¥380)
自家製レモンサワー(¥500) 自家製と言うだけあってレモンの香りが鮮烈。
2023/06/10 更新
2023/05 訪問
ランチ:国産豚ロースのポークカツ
十三回目の訪店。今日もランチである。
店に入ると今日のランチタイムは結構混んでいる。三つあるテーブル席は埋まり、窓際の長テーブルも僕が座ると満席。
普段はあまり使わないカウンター席までお客さんがいる状況で、一人しかいないフロア係のおねえさんが大忙しだ。
自分が気に入っている店がこうして繁盛しているのを見るのはなんとも嬉しい気分になる。店の側は大変だろうし、僕も注文した料理が来るのにいつもより時間がかかったが、活気ある店内を眺めながら実に楽しい気分で料理を待った。
本日注文したのは
「国産豚ロースのポークカツ」(¥1,180)
いつも通りにスープ・サラダ付きである。
この店のシェフはなかなかの曲者で、これまで食べた料理はすべてありきたりの調理法ではないちょっとした工夫が凝らされて、面白くかつ美味しく仕上がっていた。前回注文した鶏の唐揚げもまさにそうだったが、今回のトンカツもどんな風に細工を施されて出てくるか楽しみである。
ところで、これまでは記述してこなかったが、この店では客が席に着くとメニューと一緒に水ではなくハーブティーが出てくる。しかも、その日の寒暖に合わせて温かいお茶の場合もあれば冷たい場合もある。これも細やかな心遣いだ。
まぁハーブティーは客によって好き嫌いが分かれるかもしれない。実は僕も正直あまり得意ではないのだが、店側のこうした配慮は素晴らしいと思う。また、実際このハーブティーの効果で脂っこい料理も重たく感じないで済んでいるという面もあると考えている。
いつもより時間がかかったが、最初にスープ、次にサラダと毎度の順番で料理が出てきた。
今日のサラダには焦げ目を付けたズッキーニが入っている。この店のサラダは毎回本当に美味しい。
さらにちょっと待って、いよいよメインの登場である。
これも毎回思うことだが、この店の料理は盛り付けが実に華やかで配色がいい。トンカツという料理は揚げ物の茶色にキャベツの薄緑、あとはソースにせいぜいトマトの赤ぐらいしか色が無いのが普通だ。だが、この店は付け合わせの野菜の色が豊富な上にカツの上にもなにやらハーブソルトらしき物の赤い粒が散っていたり、ソースにも微細な色がある。
カツは揚げたてで見るからに熱そうなので、まずは野菜から口を付ける。素揚げしたさやいんげん、人参のグラッセ、ポテトフライに葉物野菜。サラダ同様この店の野菜は彩りだけでなくいつも本当に美味しい。
そして、いよいよカツである。最初はソースを付けずに食べてみる。赤い胡椒のような粒がふりかけられたカツはソースを付けなくても塩気があって十分に美味!肉の厚みはそれほどでもないが、揚げ方が絶妙だ。肉の色が変わるギリギリのミディアムレアっぽい火の通りで、肉の旨みと脂身の甘みを存分に味わえる。国産豚とわざわざ表記してあるのは、この揚がり具合で提供するために無菌豚を使っているからか?
次にソースを付けて食べてみると、このソースがまた凝っている。香辛料を加えてあるせいなのか単純なソースの味ではなく、むしろたまり醤油のような独特の甘さと風味がある。
これは本当に美味しい!非常に気に入って一気に完食した。
食べ終えてから思ったのは、この一皿は『トンカツ』ではなくて、メニューの表記通り『ポークカツ』だということ。
肉の選び方に始まり、揚げ方、ハーブソルトやソース、付け合わせの野菜に至るまで工夫を凝らす。これまで食べてきた料理同様、そうした細やかな配慮を通して初めて、『定食のおかず』とは違う『洋食の一皿』になっているのだ。
やはりこの店の料理は美味しいだけでなく面白い!
ますます通い詰めることになりそうだ。
(追記)
いつも通り食後アイスコーヒーを注文したら、おねえさんが
「今日は長々お待たせして申しわけありませんでした。」
と言って自家製のケーキをサービスしてくれた。このケーキも自家製で、これがまた優しい甘さで実に美味し買った!
この店は美味しいケーキも売りらしい。
6月20日〜24日の五日間、13:00〜17:00の普段は店を閉めている午後の時間帯に「ケーキフェア」をやるそうだ。
四種類の自家製ケーキに1ドリンク付で¥1,400
(その五日間は夜の営業はお休み)
この店は最初に水ではなく冷たいハーブティーが出てくる。 僕にはうれしいサービスだが、客によって好き嫌いは分かれるかもしれない。
いつものカップコンソメスープ
いつものランチサラダ 今日は焦げ目を付けたズッキーニが入っている。
ランチ:国産豚ロースのポークカツ(¥1,180) この店らしく普通のトンカツではない。ハーブソルトがかかっており、ちゃんと洋食然としているのが不思議。
ランチ:国産豚ロースのポークカツ(¥1,180)メイン 振りかけられたハーブソルトに対してソースは甘めでたまり醤油っぽい味がする。ミディアムレアの揚がり具合が見事!美味❗️
いつものごはん 今日も黒胡麻がかかっている。
食後のアイスコーヒーS(¥300)
今日は店がかなり混んでいて、注文から提供までいつもより時間がかかった。すると店のおねえさんがお詫びに、と言ってこのケーキを無料サービスしてくれた。勿論自家製で、しかもかなり美味しかった!
2024/04/26 更新
2023/05 訪問
五月限定 国産若鶏の抹茶香る新緑の唐揚げランチ
十二回目の訪店。今日もランチである。
今日注文したのは五月限定の
「国産若鶏の抹茶香る新緑の唐揚げランチ」(¥1,080)
以前から店員のおねえさんに勧められていたメニューだ。
ただ正直言って最初はあまり気乗りがしなかった。なぜなら鶏肉の原価の手頃さや調理法の簡便性から起こったブームで近年雨後の筍のように唐揚げ専門店が乱立し、唐揚げという食べ物には些か食傷気味だったからだ。それは僕だけの感覚ではないと思う。その証拠に最近は数多ある唐揚げ専門店も徐々に淘汰され閉店する店が増えてきたようだ。
いくらなんでもさすがに唐揚げ専門店が多くなり過ぎるた。たとえ衣や油、揚げ方等にどれほど工夫を凝らして差別化を図ったとしても、『鶏肉を揚げる』という部分は変えようがないわけで、さらにそれを一個¥150以上の価格で売るという商売がそんなに簡単にまかり通るはずがないのだ。
そして、ここへ来ての諸物価の高騰。油や粉はもちろん、あれほど手頃な価格を誇った鶏肉までもが値上がりしコストを押し上げる。唐揚げ専門店ブームが終焉を迎えつつあるのも宜なるかな、である。
というわけで、鶏唐揚げという料理自体にあまり魅力を感じなくなっていた僕に、この店はどんな物を提供してくれるのだろうか?別の意味で興味を持って料理の到着を待った。
例によって、まずはカップコンソメスープ。今日は煮詰まることもなく優しい口当たり。だが、毎回同じスープというのには些か飽きて来つつある。これから夏に向けて違うスープが出てきたりするのだろうか?
続いて僕のお気に入りのサラダ。毎回ぱっと見は変わらないが、少しずつ材料や調理法を変えて飽きさせない工夫が施されている。今日はピリ辛の瓜?が加わっていた。さらに葉物野菜の種類も変わっていて、苦味のある野菜が少ない。その分ドレッシングも酸味をやや強くしたようだ。ポテトサラダの味付けも変わっている。それぞれ小さな変化ではあるが、この店のシェフはやはり芸が細かい。
いよいよメインの唐揚げの登場である。
唐揚げの数は四個。おねえさん曰く「二種類の味があって、左側が抹茶味、右が通常の唐揚げです。」とのこと。
確かに左側の二個の衣が若干緑がかっている。サイズはそれほど大振りではないが、しっかりめに揚がっているようだ。
熱々の唐揚げに手を付ける前にひとまずは付け合わせの野菜から。この店は付け合わせにしろサラダにしろ、とにかく野菜が美味しい。さやいんげんや人参の味を確かめたが、今日も期待を裏切らない元気な味の野菜だった。
さて、ある程度熱いのが収まるのを見計らって抹茶味の方を一つ齧ってみた。まだまだ全然熱々の状態だったが、それよりなにより驚いたのが鶏肉のジューシーさ。地鶏なのだろうか?噛み応えがあり弾力のある、それでいて肉汁の豊かな実に美味しい鶏だ。揚げ方もベスト。そして問題の抹茶味の衣である。もっと甘い抹茶味がストレートに来ると想像していたが、衣の味は意外にも薄めで鶏肉の質の良さを邪魔していない。ところが飲み込む段になって初めて口腔内に爽やかな抹茶の風味がパッと広がる。まさしく抹茶『香る』という名にふさわしい食味である。ごはんと一緒に食べるとその効果はさらに増して口一杯に抹茶が広がる感じだ。
今度はもう一方の通常時店で出しているという唐揚げを口にしてみた。今度は最初にニンニクの香りと味がガツンと来てあとから鶏肉の旨みが広がっていく。
同じ唐揚げでありながら味の届き方が全く違う、これは実に面白くてしかも美味しい!
さらに面白いのが、間違いなく唐揚げであるにもかかわらずどことなく洋食然とした雰囲気がある点だ。抹茶の衣の風味が届くまでの時差ゆえの感覚だろうか?
やはりこの店のシェフは素直でない、とんでもない凝り性の料理人だ。それこそが僕が気に入っている理由である。
食後に毎度と同じくアイスコーヒー(¥300)を飲んでランチを終えた。今日も大満足で、会計時にはシェフに称賛の言葉まで送ってしまった。当初否定的な先入観を持っていたのが、完全にひっくり返ってしまった(笑)僕の負けである。
やはり僕はこの店のようにポリシーを持って工夫を凝らした料理を出す店が大好きなのだ。それをあらためて実感した。
次回はポークカツを食べると宣言して店をあとにした。
いつものカップコンソメスープ
いつものサラダ 今日はピリ辛味の瓜が入っている。ポテトの味付けも若干変えたようだ。
五月限定 国産若鶏の抹茶香る新緑の唐揚げランチ(¥1,080) 長ったらしい名称だが、抹茶とガーリック、二種類の唐揚げは驚くほどジューシーで抜群の美味!
五月限定 国産若鶏の抹茶香る新緑の唐揚げ(¥1,080)メイン 抹茶を混ぜた時と通常店で出しているガーリックの効いた衣の唐揚げが二個ずつ。仄かなら抹茶の香りが飲み込む間際に口中に広がる。
ランチのごはん 今日は黒胡麻がかかっている。
食後のアイスコーヒーS(¥300)
2024/04/26 更新
2023/05 訪問
雨の日の限定ランチ:魚介ベースのスパイスカレーとナッツとズッキーニのキーマの合いがけカレー
十一回目の訪店。ランチでうかがった。
今日の天気はあいにくの雨だったが、面倒くさがりの僕にしては珍しく傘をさして徒歩でやって来た。いつもの窓際一番奥の席に着くと、店員のおねえさんが
「今日は唐揚げの予定でしたっけ?雨の日だけの限定メニューを新しく作ったんですが、こちらはいかがでしょうか?」
と新しいメニューを薦めてくれた。
新しいメニューは三種類。
「国産牛100%トマトチーズハンバーグ」(¥1,180)
「厚切り国産豚ロースのかつとじプレート」(¥1,280)
「魚介ベースのスパイスカレーとナッツとズッキーニのキーマの合いがけカレー」(¥1,180)
いずれも手作りスープ・サラダ・ごはん付きである。
僕は根が心底軽いのでオススメにはすぐに乗ってしまう(笑)
一番味の想像がつかないキーマカレーを注文する。
毎度お馴染みのコンソメスープ、次いでサラダが登場。
今日のスープは口当たり少し強め。作って二日目かな?
サラダには今日は茄子と山芋が入っている。この店のサラダはいつも期待を裏切らない美味である。
少し間を空けていよいよカレーの登場である。
手前にスパイスカレー、奥がキーマのようだ。
スパイスカレーはスープカレーっぽいサラサラのカレーだ。
メニューにも書いてあったが、ここの店主はカレーマニアらしい。なかなかに手の込んだ複雑な味がする。ただ、この店の客層に合わせたのか、スパイスの香りや辛さは控えめ。僕としてはもう少し香りも辛さも強い方がうれしい。それとちょっと塩気が強いように感じた。
一方、キーマの方はナッツとズッキーニの微塵切りが加わったためか、独特な食感と甘さがあってとても気に入った。
まずスパイスカレーの方から食べ、次いでキーマ、最後に全部を混ぜて食べていく。単体で食べるそれぞれのカレーも十分に美味しいが、混ぜて食べると最初はちょっと気になった前者の塩気の強さが中和されてさらに美味しく感じられた。これこそ合いがけの面白さだろう。そして、蒸したズッキーニや人参、揚げたポテトといった存在感のある野菜の具が実に美味!この店の野菜はどれも本当に美味しい。
さすがカレーマニアを自称するシェフらしい、いわゆる洋食屋のカレーから一歩踏み出した味の一皿であった。
食後アイスコーヒーS(¥300)を飲みながらメニューを確認。
あと残すところ鶏唐揚げとポークカツ、スパゲティの三種類を食べれば、この店の料理は一通り試したことはなりそうだ。
ただし、メニューに消されている料理が増えているので、今後夏向けの料理を加えた新しいメニューが出てくるかも…。
まだまだ僕のこの店通いは続くことになりそうだ。
いつものカップコンソメスープ
いつものランチサラダ 今日は茄子と山芋が入っている。
雨の日の限定ランチ:魚介ベースのスパイスカレーとナッツとズッキーニのキーマの合いがけカレー(¥1,180) カップスープ・サラダ付
ランチのアイスコーヒーS(¥300)
雨の日の特別ランチメニュー
ランチメニュー① ところどころ消されたメニューがある。
ランチメニュー② 但し、そろそろ夏向けの新たなメニューが加わりそうな気がする。
ランチメニュー③
2024/04/26 更新
2023/05 訪問
モーニング:自家製炙りシメサバのオープンサンド
10回目の訪店。最近この店にすっかりハマっている。
今日注文したのは『炙りシメサバのオープンサンド』(¥780)
前回食べた『熟成塩サーモンとアボカドのオープンサンド』が至極気に入ったので、別のオープンサンドも食べてみたくなり、今回も朝食抜きの10:30来店。朝昼兼用である。
待つことしばし、料理が到着した。店員のおねえさんにも言ったが、メニュー写真は撮り直した方が絶対いい。ボリューム感がまるで違うのだ。このルックスならは¥780の価格も客は高いとは言わないだろう。
さあ実食である。鯖サンドを食べる前に、毎回思うことだが、この店のサラダはいつも本当に新鮮で美味しい!このサラダを食べると野菜の味がとてもよくわかる。
そしてメインの炙りシメサバのオープンサンドである。
鯖サンドと言えばトルコ料理にあるが、あれは焼いた鯖をパンに挟んだものだ。この店の炙り〆鯖はこれまでも何回か食べた通り、ほとんど生の刺身に近い食感であり、トルコのそれとは全く違う料理である。
僕が無類の鯖好きということを差し引いても、ここの〆鯖の味は絶品の美味だと思う。ただ、パンと一緒に食べる具材としては先日のサーモンの方がより適しているかもしれない。
できることなら、パンに薄くマスタードを塗りほんの少しだけ塩を振れば、よりパンとの相性が良くなると思う。
こう言いながらも、鯖好きの僕にとっては〆鯖の美味しさを堪能できる一品であることは間違いない。ボリュームも十分!これなら朝昼兼用でも大丈夫、大満足である。
それと、この店はコーヒーの味もすごくしっかりしている。豆を挽くところからちゃんと淹れたコーヒーの味は格別だ。
ただ一点だけ不満が有るとすれば、ゆで卵が冷蔵庫から出したばかりのようにキンキンに冷たかったこと。サラダに使うならかまわないが、殻付きのゆで卵がここまで冷えていると興醒めだ。モーニングはさほど数が出ないのかもしれないが、毎朝茹でたものを出すべきだろう。この店の味へのこだわりには似つかわしくない手抜きだと思う。
自家製炙りシメサバのオープンサンド(¥780) ドリンク付き。鯖サンドと言ってもトルコ料理のそれとは違ってこの店独自の料理。自家製の〆鯖をたっぷり味わえる。 食べ応え十分のボリュームあり。美味!
モーニングのアイスコーヒー
2023/05/17 更新
2023/05 訪問
モーニング:熟成塩サーモンとアボカドのオープンサンド
九回目。今回はなんとモーニング⁉︎am.10:30訪店である。
実はこの店は朝10時からやっていて、ランチまでの二時間だけ提供されるモーニングメニューがあるということを事前に店員のおねえさんから聞いていた。正直言って僕の生活サイクルには全くはまらないし、なんとも中途半端な営業時間だなぁ、とあまり肯定的には考えられなかったが、今あるメニューは一通り食してみようと思っている以上とにかく一度試してみようということで朝食を抜いてやって来た。
写真を見てわかる通りモーニングはけっこう種類豊富である。料理写真のあるメニューが五種類と写真無しがニつ。飲み物はコーヒーや紅茶が付いているが、選ぶドリンクによっては¥100の追加料金がある。+¥50でドリンクのサイズアップも可能。
メニューを見て最初に思ったのは、ランチ以上に価格が強気な設定だなと言うこと。この近辺の喫茶店のモーニングと言ったら大体¥350〜¥400の価格設定がほとんどで、園田駅前には¥500を超えるメニューを出す店もあるが、この店のような値段はまず見たことが無い。この店のコーヒーがちゃんとしていることはわかっているが、それにしても…。
まぁ、よく考えればコメダ珈琲のモーニングならこれぐらいの値段はするし、園田駅前にも最近コメダ珈琲が出店していることを考えればありえないとまでは言えないが、中途半端な営業時間と合わせて苦戦は避けられないだろう。
そんな否定的な思いを抱きながら注文したのは
「熟成塩サーモンとアボカドのオープンサンド」(¥780)
ドリンクはアイスコーヒーにした。本当はアイスティーを頼みたかったのだが、紅茶はホットのみだとのこと。仕方なくお昼に何度も飲んでいるアイスコーヒーにしたのだが、モーニングの場合には自家製クッキーは付かないようだ。
う〜む、やはりこのモーニングは厳しいなぁ。
さらに悲観的になっていたのだが、料理がやって来るといきなりその心境が好転する。
まずは彩りの良さ。そしてメニュー写真と比較してほぼ倍近いボリュームのある厚切りのサーモン。これはかなり食べ甲斐のある一皿ではないだろうか。
実際に口に運んでみると塩気のきいたサーモンの蕩けるような脂の旨みにアボカドが加わって、この上ない美味!
ボリュームもしっかりあり、サラダもいつも通りの美味しさ。〆に固茹でのゆで卵を食べて、質・量ともに大満足の一皿であった。この味ならば¥780は決して法外ではない。
大満足で食べ終えた後、おねえさんと少し話をした。
このメニューはモーニングだけじゃもったいない!ランチでも出して、ドリンク付きでこの値段ならば特に女性客には大人気になるんじゃないか、と。
それぐらい僕はこの料理が気に入った。
今後は積極的にモーニングにも通ってみようと思う。その場合おそらく朝食ではなく、朝昼兼用になるだろう。もしこのメニューがランチでも食べられるようになるのなら、さらに喜ばしい。
ただ、一番シンプルなトーストセットやチーズトーストセットに関してはやはりコスパ的に厳しいと思う。
いよいよ次は十回目。昼か、夜か、はたまたモーニングか?
これからますます楽しみなお店である。
熟成塩サーモンとアボカドのオープンサンド(¥780) コーヒーその他基本的なドリンク付き。
モーニングのアイスコーヒー 昼食時のアイスコーヒーS(¥300)と異なり、自家製クッキーは付かない。またコーヒーは温・冷ともにあるが、紅茶はアイスはやっていない。 選ぶドリンクによっては追加料金あり。
モーニングのメニュー
2023/05/18 更新
2023/05 訪問
ランチ:タンシチュー
八回目の訪店。今日もランチタイムにうかがった。
今日注文したのは『タンシチュー』(¥1,480)
この店に通い始めた当初から狙っていたメニューてある。
タンシチューという料理には個人的に思い入れがある。
実は亡母の得意料理だった。母が逝ってからもう20年ほど経つが、当時は一般家庭でタンシチューを作るというのはけっこう珍しいことだったように思う。父の仕事柄我が家は来客が多く、また母が料理が得意であったため、洋食や中華の食器をフルセットで用意して来客をコース料理でもてなすことがしばしばあった。その母の料理の中で最もよく作っていたのがタンシチューだったのだ。
それ以来タンシチューは僕の大好物である。大学に入って上京して一人で外食するようになり、さらに大人になって金銭的に余裕があるようになってからは色々な店でタンシチューを食べたものだ。その際に思ったことは「タンシチューは外で食べるとかなり値が張る⁉︎」ということ。だから、そう毎回は注文できたわけではない。また、年齢が高くなるにつれてそのカロリーの高さが気になるようになり、近年は食べる機会もかなり少なくなっていた。
そんなところで、この店のメニューにタンシチューを見つけた時は嬉しかった。しかも値段もこの料理にしては手頃な価格だ。これはなんとしても一度は食べねばと心に決めていた。
さて、実食である。
いつも通りまずカップコンソメソープ、次にサラダである。
今日のコンソメは前回とは違って塩気は控えめで優しい味だった。そのことを店員のおねえさんに正直に伝えると、
「日によって煮詰まってることもあって…、すみません」
とのこと。色々と会話できるようになったのは楽しくてありがたいことだが、ちょっとぶっちゃけ過ぎかな?(笑)
サラダには茄子が加わっていた。この店のサラダは相変わらず美味しい!素材の新鮮さが伝わってくる。満足である。
そして、いよいよメインの登場である。毎度のゆかりごはんとともにタンシチューが運ばれて来た。
この店の料理はどれも見た目が本当にきれいだ。これまで何度も見るからに予想と違うレシピの料理に驚かされてきたものだが、今回は見た目は王道のタンシチューである。
まずはスープを一啜り。ちょっぴりほろ苦さと旨みがたっぷり。さらっとした実に美味しいスープだ。付け合わせの野菜がまた美味い!玉葱、じゃがいも、人参、うすいえんどうにズッキーニ。どれもが新鮮でしっかりした味のある野菜であり、これだけでも相当食べ甲斐がある。
シチューは牛タンと一緒にしめじとポルチーニ茸?の二種類のキノコが煮込まれているが、これがまた濃厚な味わい。そしてスプーンで触っただけど崩れそうなほどに柔らかく仕上げられたタンは舌の上で蕩けるような食感。その旨みがソースと相まって口の中一杯に広がっていく。
まさに期待に違わぬ抜群の美味であった。
素晴らしい味わいのランチではあったが、不満な点もある。
まずはタンの量。そもそもまともに調理されたタンに高い値段が付くのはしかたないことは理解しているが、小さめの肉片が二切れのシチューでは昼食のメニューとして満足行く物と言えるだろうか?たとえ倍以上の値段が付けてでもタン自体の量をたっぷり増やした方が僕は納得できると思う。
まぁ僕の場合は家庭料理としてタンシチューを食べていたわけで、その感覚が世間一般とずれているのかもしれないが…。
そしてもう一点、前者と矛盾するようだが¥1,480という価格設定。この辺りのランチの相場から考えると、かなり思い切って強気な価格であり、ニーズがどれぐらいあるのか疑問に思う。
この二点を考え合わせると、タンシチューというメニュー自体がこのあたりのランチとして成り立つのか、疑問である。
とはいえ、料理はたいへん美味しかった。次に注文する時には夕食で二人前を一盛りにしてもらうことにしよう。
それぐらい僕自身は気に入った。
他のお客さんたちはどのように感じるだろうか?
タンシチュー(¥1,480)のごはんとメイン この近辺のランチの相場を考えればこれ以上高くできないのはわかるが…。これだけ丁寧にちゃんと作ったタンシチューが量的に頼りないのはもったいない。
いつものカップコンソメスープ 今日は塩気が弱めで当たりが柔らかかった。僕としてはこちらの方が好みである。
いつものランチサラダ 今日は茄子が入っている。この店のサラダを食べると血がきれいになるような気がする(笑)
タンシチュー 抜群の美味!これぐらいちゃんと作られたタンシチューを食べるのは久々だ。添えられた野菜も本当に美味しいが、惜しむらくは肝心のタンの量。値段を考えればいたしかたないのだが…。
毎度おなじみランチのゆかりごはん
アイスコーヒーS(¥300) 自家製クッキーも美味しいしコーヒーもちゃんとしているが、ランチに付けるならもう少しだけ値段を下げた方がいいと思う。
2023/05/15 更新
2023/05 訪問
せんべろセット(前菜盛合せ&生ビール)、〆鯖、ビーフシチューエッグドリア
七回目の訪店。夜にうかがった。
まず注文したのが前回も頼んだ『せんべろセット』(¥1,000)
前回はお得感が無いなどとさんざん批判したが、この店のサラダを気に入っている僕としてはやはりこれを注文するのが一番間違いない。前回はローストビーフが入っていたが、今回はスモークサーモンと鶏つくねが入っていた。
サーモンは当たり外れが大きい料理だが、この店のサーモンはしっとりとした食感で塩気も柔らかく実に美味!つくねもあっさりした味で、焼鳥屋のそれとは違ってきっちり洋食の一品になっている。人参やゴーヤは今回も入っているが、どちらも僕の大のお気に入りである。実に美味しい。
次に注文したのが『炙り〆鯖』(¥580)
昼食で食べて美味しさはわかっていたが、ビールとともに味わうと一段と美味しい。一瞬もう一皿おかわりしようかとも思ったが自制した(笑)
少しお腹にたまる物をということで次に注文したのが
『ビーフシチューエッグドリア』(¥900)
これがまた凝っている。以前食べたオムライスもそうだったがこの店のこうした米飯料理は胚芽米を使っているのだろうか?粘り気が無く、米自体に独特の食感と甘みがある。
そのごはんをビーフシチューをかけて炒め、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼いて供される。
牛肉の旨味にシチューソースのほろ苦さ、ホワイトソースとチーズのまろやかな味わいが一体となって味わえる。
ドリアの美味しさもさることながら、付け合わせの野菜の美味しさも格別だ。
最後に期間限定の『さくらサワー』(¥500)を飲んで食事を締め括る。なかなかに充実した夕食であった。
最近続け様に顔を出しているので、店の人にも覚えられて色々と会話出来るようになってきた。
今日も店員はおねえさんが一人だけ。僕以外に客はいなかったので特に問題は無いのだが、いきなり客が多数押し寄せたらどうするんだろう?そのあたりも含めておねえさんと諸々お話出来て楽しい時間が過ごせた。
シェフとおねえさんはご夫婦でお子さんもいるそうだ。実は前夜も店までやって来たのだが、営業日のはずなのになぜかシャッターが閉じていて休みだった。どうしたのか?と尋ねたところお子さん絡みの急用で臨時休業したとのこと。仕方ない事情があったのだろうが、店としてどうなんだろう?
シェフの前職は鉄板を使う料理屋だったそうだが、あれだけ繊細な料理を作れるとはよほどセンスがいいんだろう。
最近は夜はおねえさん一人でメニューを絞って営業しているそうだ。食べログに載っているメニュー写真を見てもわかるように店を始めた当初はもっと色々なメニューを作っていたそうだが、夜の客数があまりにも少ないので今のような形になったとか。なんとももったいない話である。
確かにこの店の商品提供の速度は遅いと思う。料理一皿一皿にしっかり手間をかけて丁寧に作っているからこそそうなるわけで、僕のように時間の自由が効く人間ならば問題は無いが、忙しい人がサッと食事を済ませるには不向きだろう。
そう考えると、この店は料理のジャンルの割に客の年齢層が高いように感じることがあった。近くの大学に多くの学生が通っていた頃ならば、NTTがあった頃ならばまだしも、今の小中島は完全なベッドタウンであり高齢な住人の多いエリアである。苦戦するのもわかるような気がする。
加えて、この店のある場所は以前は喫茶スナックだったが、その頃は大した料理が出る店では無かった。僕もそうだったが、そのイメージを引きずってなかなか足が向かない住民も少なからずいるだろう。
値段がちょっと高いと客に言われることもあったそうだが、これだけちゃんとした材料できちんと調理された洋食ならば決して高いとは僕は思わない。大体日本では外食産業は一部の高級店を除いて安過ぎる。代金に料理人の技術料を加算することを良しとしない傾向が強過ぎるのだ。
これなに美味しい料理を出す店なのだから、もっと多くの客に来てもらいたい。より多くの人に店の存在を認識してもらいたいが、どうしたらいいんだろうか?
せんべろセット(前菜盛合せ&アルコール一杯)(¥1,000)
せんべろセット(¥1,000)の料理 量こそ多くはないが、一つ一つ手間暇かけて丁寧に作られており非常に美味!サーモンとゴーヤが特に気に入った。
生ビール(単品だと¥380)
〆鯖(¥580) 酢であまり強くしめずに鯖の生っぽい食感を残してあるところが秀逸!抜群の美味である。
ビーフシチューエッグドリア(¥900) ドリアと言っても普通にライスグラタン風にしないあたり、この店のシェフはなかなか素直でない(笑) ドリア自体も勿論だが、付け合わせの野菜がこれまた美味!
期間限定 さくらサワー(¥500)
夜の食事メニュー
2023/05/17 更新
2023/05 訪問
ランチ:SABA盛り
六回目の訪店。またしてもランチである。
前回のランチでうかがった時に、メニューには2枚目3枚目があることに気づいた。単品だろうと思ったら、ランチとしてスープ・サラダ・ごはんが付いているとのこと。これで試してみるべきメニューが一気に増えた。まだまだ通い続けることになりそうだ(笑)
(それにしてもこの店のメニューはなんとも見づらい。改善の余地が多々あると思う。)
今日注文したのはSABA盛り(¥980)
自家製の〆鯖と鯖の塩焼きが一緒に盛られているらしい。
無類の光り物好きを自認する僕としては何を置いても食するべき一品だと前回から狙いをつけていた。楽しみである。
毎度と同じくカップコンソメスープ、サラダと続く。
この日のスープは今までにも増して塩気が強く当たりがきつかった。日によって出来不出来があるようだ。
サラダは玉葱と茄子だかズッキーニだかが新たに加わっていたがどちらも美味しかった。特に玉葱の甘みが抜群の美味!この店のサラダはやはりいい!僕のお気に入りである。
次が毎度のゆかりごはんとメインの鯖の登場である。
メニューにはただ単に「〆鯖と鯖の塩焼き」と書いてあったが、さすがこの店のシェフ!しっかりと手をかけてどちらも洋食の一品に仕上げてある。そしてどちらも抜群に美味い!
〆鯖は炙りで火は通してあるが、火の通りは表面だけで中身は生に近い。酢で〆てはあるがキツくはなく、ほとんど刺身を食べているような感覚。斜めに薄切りにした〆鯖を一切れ頬張ると舌の上でトロリと溶けるような食感で、鯖の甘味を堪能できる。さらに驚いたのが塩焼きで、焼き加減が絶妙⁉︎表面こそカリッとしているが、中身はレアな感じでこの上なく美味!どちらも生粋の鯖好きにはたまらない逸品で、これを食べるためだけで店に通い詰める価値があると思う。
この店でこれまで食べた料理はどれも美味かったが、個人的にはこのメニューが間違いなく最強である。
鯖が好きな方には是非一度お試しになってほしいと思うほど気に入った。
どうやら僕はこの店に完全にハマってしまったようだ。
SABA盛りランチ(¥980)のごはんとメイン
いつものカップコンソメスープ
お気に入りのランチサラダ 今日は玉葱とズッキーニが入っている。
SABA盛りランチ(¥980)メイン 〆鯖と鯖塩焼きに付け合わせの野菜 〆過ぎてない〆鯖と絶妙な焼き加減の鯖塩焼き。 どちらも抜群の美味しさ!
いつものゆかりごはん
食後のアイスコーヒーS(¥300) 付いてくるクッキーも自家製とのこと。
紅茶とオレンジのパウンドケーキ(¥280) こちらも自家製。自宅に持ち帰って食べたが、これがまた美味しいこと!
2023/05/17 更新
2023/05 訪問
せんべろセット(生ビール&前菜盛合せ)、自家製レモンサワー
初めての夜の訪店である。
ランチの時に毎回座る窓際のカウンター席の一番奥に座る。まずメニューを見て驚いたのが料理の種類の少なさだった。事前に食べログで見てきた時の印象では酒肴の類からお腹に溜まりそうな主食類まで色々な種類の食べ物があったはずだが、今はペライチしか食べ物のメニューが無い。加えて店員も昼間にフロアを担当している女性一人でやっているようでシェフはいないようだ。僕以外の先客も二組だけでちょっと寂しい。今日はたまたまこうなのだろうか?
とりあえず生ビールと少ないメニューから何か一品食べ物を選ぼうと考えていたら、店員のお姉さんが
「ワンドリンクとサラダにローストビーフなんかがちょろっと付いた『せんべろセット』」っていうのがありますよ。
いかがですか?」
と勧めてくれたので迷わずその『せんべろセット』(¥1,000)を注文することにした。
で、きた料理が写真の一皿だった。写真には撮り損ねたが、これに生ビールが付いている。確かにランチのサラダよりも若干種類が多くローストビーフやゆで卵料理が付いてはいるが、正直言って予想したよりも寂しい一品としか言えない。
この店の生ビールの単価は¥380だから、この一皿は¥620ということになる。僕はこの店のサラダをとても気に入ってと思いますいるから価格的にはまだ許せる。ローストビーフはしっとりとして実に美味しいし、これがサラダとして提供されるのなら問題は無いだろう。だが、『せんべろ』という名称を名乗るにはボリューム・お得感があまりにも足りないのではないだろうか?
この一皿を酒肴に生ビールを飲み、さらにオススメされた自家製レモンサワー(¥450)を飲んだ。料理も酒もたいへん美味しかったが、なんとも言えない物足りなさが残った。
少なくとも『せんべろセット』は名前もしくは内容を再考した方がいいだろう。せっかく料理が美味しいのだから、次に夜に訪店する際には他の料理も試してみようと思う。
2023/05/13 更新
2023/04 訪問
ランチ:国産牛カルビ焼肉
訪店四回目。今日もランチである。
注文したのは「牛カルビ焼肉」(¥1,080)
毎度と同じにまずカップコンソメスープが出て次にサラダ。今日はミートローフっぽいものが付いている。色が白っぽいことと味わいから鶏肉だろうか?だとしたらツクネと呼ぶべきかもしれないが、優しい味で実に美味。この店のサラダは毎回とても美味しくて、しかも変化があって楽しい。
で、毎度のゆかりごはんとメインが出てきた。メインの「国産牛カルビ焼肉」は香辛料がしっかり効いていて肉の味が活かされている。カルビ焼肉と言うと甘いタレの味を想像しがちだが、この店のシェフはやっぱり素直ではない(笑)
普通の焼肉のタレよりこちらの方が僕は好みだ。タレに甘さが無い分、一緒に炒めた玉葱の甘さが強調されているのが良いと思う。肉もさることながら、この店は野菜が本当に美味しい。ただ、過去の三回と比較すると驚きという観点では些か見劣りするのは否めなかったが…。
今回も食後にアイスコーヒーS(¥300)を頼んで満足感のある昼食であった。
これまで四回、いずれもランチを食べてみて思ったこと。
いわゆる洋食屋というのは大きく分けて二種類あると思う。まずは元々フレンチやイタリアンなどを専門的に修行したシェフが作る西洋料理の店と、いわゆる定食屋で洋食メニューを扱う店である。両者は料理の質だけでなく価格的にも差があるのだが、その境界線は実は微妙であった。
そして近年その両極端の位置にあった店はどんどん減りつつある。高価な材料を使い店の内外装や調度品、食器にも金をかけ人件費もかけて高い値段を取る前者は、バブル崩壊以降長引く不況の煽りを受けて数を減らした。その一方で後者もチェーン店やファーストフード、そして和洋中なんでも出す定食屋との価格競争で追い込まれ、後継者の不足もあって数を減らしている。だから、洋食屋という存在自体が貴重であるように思えることがある。
尼崎市にもかつて後者のタイプの名店が数多くあった。阪神尼崎の「グリルオリエント」や富松の「グリル飯田」、つい最近閉店してしまった塚口の「アルハンブラ」などがそうだ。また、子供の頃一家揃ってご馳走を食べに行った洋食のレストランも数少なくなってしまった。手頃な値段でしっかりした洋食が食べられる店が減ってしまったのは本当に寂しい。
その意味で、僕はこの「バルバルキッチンアメリ」のような店を大切にしたいと思う。尼崎市で言えば他にも「グリル小川」や「アンジェリック」なんて店も同様だ。こうした所謂「洋食屋さん」たちにはいつまでも頑張って繁盛してもらいたいものだ。僕も微力ながら応援する意味で通い続けよう、そんな気持ちをしみじみ感じる今日この頃である。
ランチの国産牛カルビ焼肉とゆかりごはん(¥1,080)
いつものカップコンソメスープ
ランチのサラダ 毎回微妙に変化している。今日は小さいミートローフみたいな物が加わっていたが、これがまた美味だった!
ランチの牛カルビ焼肉(¥1,080)メイン なかなかに肉肉しい味。ソースは濃厚だがしつこくない。一緒に炒められた玉ねぎや付け合わせの温野菜もとても美味しかった!
食後のアイスコーヒーS(¥300)
2023/05/15 更新
2023/04 訪問
日替わりランチ:特製ハヤシライス
訪店三回目。今回もランチでうかがった。
席に着いて注文を考えていたら、女性店員さんが「新しく日替わりランチができました!」と言って小さな黒板を指差した。見ると今日のメニューは「特製ハヤシライス」らしい。
迷わずそれを注文することにした。
注文を決めてから改めて黒板を見ると値段が¥780らしい。これまでに食べた二品よりかなり安い。「安いんですね?」と言うと「その分スープとサラダは付かないんです。」とのこと。気に入っていたサラダがつかないのは残念だが、安いのはまぁありがたいかな?
待つことしばし、「特製ハヤシライス」が到着した。
この店のシェフはやはりなかなか素直ではないようだ。ハヤシライスというとかなり甘めの味つけを想像しがちだが、この店のオムライスは甘さを抑えてあり肉の旨味を巧みに引き出している。付け合わせのフライドポテトもほくほくで非常に美味!僕の好みとしてはちょっとだけ脂っ気が強過ぎる感がしないでもないが、大人向けのすっきりとした味に仕上がっていると思う。
ただ、価格を下げたのはありがたいが、気に入っていたサラダが無いのはやはり寂しい。今後日替わりを頼む機会があるとしたら別料金を払ってでもサラダを追加しようと思う。
これで三回ランチを食べたことになるが、今のところどの料理も期待以上の美味しさだった。今後しばらくは通い続けることになりそうだ。どんな料理が出てくるか楽しみである。
日替わりランチ:ハヤシライス(¥780) 新しく日替わりランチが出来た。今までより値段は安いが、スープとサラダが付いていない。個人的にはサラダは気に入っていたので、ちょっと寂しい…。
アイスコーヒーS(¥300) クッキーが付いてくるが、これがまたとても美味しい!
2023/05/12 更新
2023/04 訪問
オムライス(黒)
前回食べたハンバーグが気に入ったので、しばらく通い詰めることにした。
訪店二回目もランチ、今回注文したメニューは「オムライス(黒)」(¥1,080)である。前回のハンバーグ同様、このあたりの相場からするとなかなか強気な値段設定ではあるが、料理は期待を裏切らない味だった。
まずは最初に来たのが前回同様にカップに入ったコンソメスープである。僕の嗜好から言うとちょっと塩っ気が強過ぎる感は否めないのだが、しっかりした味のスープだ。もう少しだけ当たりが柔らかくなればありがたいのだが、通い続けるうちにシェフに意見できるようになるかもしれない。
次にサラダ。前回このサラダを気に入って高く評価したのだが、今回も美味しかった。小鉢の冷奴は変わらないが、今回はキャベツやゴーヤの甘酢仕立てが入っている。前回もあった人参もそうだが、こうした手を加えた野菜がたいへん美味しい!量がもっと欲しいぐらい。この店のサラダは僕の大のお気に入りである。
そしてメインのオムライス。(黒)と言うのはデミソース仕立てなのだが、前回のハンバーグもそうだったがこの店のデミソースは一般的なイメージのデミグラスソースとはちょっと違う。むしろブラウンソースっぽい見た目なのだが、このソースが強過ぎないところが実に良い。ライスもありがちなケチャップ炒めではなくトマトソースで炒めてあり、しつこい甘さがないのが良い。上に乗ったふわとろのオムレツとライス、ソースを合わせて口に入れるとなんとも言えない絶妙なバランスの美味である。
オムライスは他にトマトソースの(赤)もある。食べログによると以前はさらに(白)のポルチーニソースというのもあったらしい。個人的にポルチーニ茸は大好物なので、是非とも復活してほしいものだ。
今回は食後にアイスコーヒー(¥300)も頼んでみた。コーヒーの味も、付いているクッキーの味も一切手抜きが無いのはさすがである。
この店の料理は全般に素材の味を活かそうというシェフのこだわりが感じられる。いわゆる「町の洋食屋さん」ではなく「高級洋食レストラン」的な味が楽しめる店だ。
今回も非常に美味しいランチだった。しばらく通い詰めてじっくりと味わう価値がありそうだ。今後楽しみである。
2023/05/15 更新
二十二回目の訪店。ランチでうかがった。
今回注文したのは
「若鶏もも肉のコンフィ 梅ソース添え」(¥1,280)
七月の期間限定メニューとのこと。楽しみである。
いつも通りにスープ、サラダと来て、いよいよメインの登場。
こんがりと焼かれた大ぶりな鶏もも肉丸ごと一枚。一切れ口に頬張ると香ばしい皮に弾力ある鶏肉の歯応え、ジューシーで旨味たっぷりで、ただただ美味!次に梅ソースと一緒に食べると、梅の塩気と爽やかな酸味が加わりさらに一段階上の美味となる。
付け合わせの野菜も相変わらず美味しい。今日は素揚げされた牛蒡があったが、これがまた抜群のアクセントになる。
非常によく出来た、秀逸な一皿だ。
文句のつけようがない。
これだから、この店はやめられない!前回のレビューでは店の経営方針についてさんざん文句を言ったが、こうした料理を食べることができる希少な店であることは間違いない。
これからも通い続けるしかないようだ。
特に今回のこの料理は気に入ったので、今月中にもう一度必ず食べようと心に誓っている。