40回
2025/07 訪問
繊細で軽やか
酷暑でも、サクッとした軽い天ぷらには、食欲をそそられます。
特に、トウモロコシなど、夏ならではのお気に入りの食材が楽しみ。
・才巻海老2尾
・茨城県稲敷産 蓮根
みずみずしくシャキシャキ。
同じ揚げ方でも、季節によってこれほど食感が変わる野菜も珍しい。
・満願寺唐辛子
肉厚で柔らかく、辛いのが苦手でも、それほど辛くなく唐辛子の魅力を味わえます。
・神奈川産ホワイトコーン
お待ちかねのトウモロコシ。
昨年、「第1回 全国トウモロコシ選手権」で最高金賞。
地元でこんなに甘くて良いトウモロコシがあったとは、灯台もと暗し。
坪井さんの薄づきの揚げで、ひと粒一粒が際立ち、トウモロコシならではの甘味がふんわりと広がります。
・枝豆
自分の二大好物の2つめが初登場。
かき揚げ風でなく、薄付きで、三角形に積み上がった姿は、和菓子の鹿の子のよう。
枝豆の旨みが凝縮。
・長良川の鮎
今まで稚鮎のことが多かったですが、今回は、しっかりとした鮎で。
・お口直し
ガラスの器に大きな1枚の葉が涼しげ。
その下には、オリジナルの冷菜。
冷たいトマトとモッツアレラチーズの組み合わせに紫色の小花を散らして。
天ぷらのお口直しにぴったり。
・太刀魚
衣の中は熱々ふんわり優しい食感。
・グリーンアスパラ
・原木椎茸
・アオリイカ
肉厚でジューシー。
・赤茄子
夏は特に水分が多く、驚くほどのみずみずしさ。
・お食事
大葉、桜海老、トウモロコシの天バラ、赤出汁、香の物
・デザート、煎茶
門前仲町の蜂蜜を使ったブランマンジェ、坪井さんの故郷、長野の郷土菓子をモチーフにした和菓子の天ぷら。
最後のデザートに天ぷらをうまく使ったものが登場するのが嬉しい。
店内の雰囲気も良く、夏の食材の天ぷらを楽しく、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
神奈川産ホワイトコーン
枝豆
赤茄子
茨城県稲敷産レンコン
冷抹茶
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レア風)
グリーンアスパラ
お口直し
トマトとモッツアレラチーズの冷菜
長良川の鮎
原木椎茸
満願唐辛子
太刀魚
アオリイカ
お食事
大葉、桜海老、トウモロコシの天バラ
蜂蜜のブランマンジェ、和菓子の天ぷら
煎茶
6種類の塩
店内
パレスホテルロビー
2025/08/05 更新
2025/04 訪問
軽やかで繊細
春の天ぷらをいただきに伺いました。
6種類用意されたお塩のなかで、春限定でピンク色の桜塩が入るのが楽しみ。
もちろん、能登のお塩もいただきます。
まずは、才海老をいただいてから
タラの芽、フキノトウ、稚鮎、そら豆など、春ならではの食材を、いつもながらの繊細な揚げ具合で。
好物のタケノコは、こちらの天ぷらでは、初めていただいたような。
新玉ねぎは、グラデーションになって、少しグラタンっぽい味わいに。
蓮根も、この季節は、軽めのシャキシャキ。
立派なグリーンアスパラは、熊本産だそう。
椎茸は、じわっと旨みがにじみ出て。
魚介は、桜マスとハマグリ。
ハマグリは別の器にて、一個丸々をカットしての提供。
衣は、通常、薄づきですが、ハマグリについては、旨みの強さに負けないよう、厚めにしてザクっとした食感。
このあたりは、臨機応変。
お食事は、天丼、天バラ、天茶から選べ、今回は天茶。
桜エビの香り高いかき揚げと大葉の組み合わせ。
デザートは、桜餅をモチーフにした天ぷら。
ビジュアルも美しい傑作。
追って、桜色のブランマンジェ。
落ち着いた雰囲気のなかで、坪井さんの丁寧な説明を伺いながら、春の天ぷらの数々を堪能。
ごちそうさまでした。
タラの芽
新たまねぎ
ハマグリ
稚鮎
そら豆
タケノコ
春には桜塩が登場(まんなか)
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レアっぽく)
蓮根
牧島さんの花サラダ
ふきのとう
グリーンアスパラガス
桜マス
椎茸
桜エビと大葉の天茶
冷抹茶
桜餅を模したデザート
葉を開けると・・
桜のブランマンジェ
煎茶
パレスホテルのロビー
2025/04/30 更新
2025/01 訪問
繊細で軽やか
冬の素材を活かした軽やか天ぷらをいただきに、今年初の訪問。
サプライズは先付。
いつもは同じフロアの日本料理「和田倉」さんから提供されますが、今回は、坪井さん作にて。
その一品は、蕪のすり流し。
シンプルながら、かぶ本来の甘さと優しいとろみがまろやか。
お出汁については聞きませんでしたが、これまで味わったことのないオリジナリティのあるテイストなのがgood。
これからいただく天ぷらコースをぐっと引き立てる、前奏の役割を果たしています。
先付けは、単に季節の旬のものを組み合わせても、逆にどこのお店でも出てくる平凡なものになりがち。
これからいただく天ぷらとの連続性+オリジナリティは、和田倉さん作に戻ってもぜひ。
・才巻海老の足
・才巻海老
・茨城の蓮根
旬の冬には、粘りが出てしっとり。
・モロッコインゲン
・下仁田ネギ
太いネギは輪切りで。甘みがじわっと。
・牧島さんの花サラダ
・鱈の白子
・金目鯛
金目鯛の旨みが、薄い衣の中に閉じ込められて。
・原木椎茸
この日は、大好きなメゴチがあったので、スミイカとともに追加。
・メゴチ
・スミイカ
・お食事
天茶をチョイス。
桜エビとセリのかき揚げとともに。
・蜜柑のデザート
ゼリーの中に、小さな蜜柑が丸ごとひとつ。
トップには、ほうじ茶クリーム。
初春に繊細で軽やかな天ぷらをいただけて満足。
やはり、天ぷらはセンスが問われ、逆にセンスのある職人の方は、専門分野外でもきらりと光るものを感じさせますね。
ごちそうさまでした。
蕪のすり流し
茨城産蓮根
モロッコいんげん
金目鯛
原木椎茸
メゴチ
冷抹茶
牧島さんの花サラダ
鱈の白子
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レアっぽく)
下仁田ネギ
スミイカ
お茶をかけて
桜エビとセリのかき揚げの天茶
蜜柑のデザート、ほうじ茶クリーム
店内
パレスホテルロビー
2025/01/26 更新
2024/11 訪問
繊細で軽やか
この日も6席のカウンター席は満席の盛況。
晩秋の天ぷらを楽しみます。
先付は、松茸の土瓶蒸し。
良い按配で、しみじみいただきます。
・冷抹茶
いつもの才巻海老の足、才海老2尾(1尾はレアっぽく)からスタート。
肉厚のアオリイカ、しっとりとした秋仕様になった蓮根。
10月の訪問予定を、急用で11月初旬に変更いただきましたが、10月のお誕生月を覚えていてくださり
箸包みに金字で「祝」、さらに、小さな「福」と書かれた器に金箔をのせたお赤飯。
心遣いが嬉しい。
お口直しの牧島さんの花サラダ。
今年も最後という銀杏。
芸術的に美しい真っ赤な京人参。
とても細いのに、薄衣の中は熱々ほっこり。
外はカリッとして、中はトロトロの鱈の白子。
こういう素材の揚げ具合で、技量とセンスがわかります。
カボチャもほっくほく。
お魚は、サワラ。
和食やフレンチで、なぜかよく遭遇するので、太刀魚のほうが、好きかも。
あわびタケで、キノコも堪能。
お食事は、天バラをチョイス。香の物と赤だしとともに。
秋の味覚から北海道の秋鮭、舞茸、春菊のかき揚げに、イクラも一緒に。
天バラも軽やかで、全くもたれない。
デザートもお祝い仕様で、ホワイトチョコにお祝いメッセージ、
折り鶴が可愛い。
文旦のゼリー寄せと栗クリーム。
お抹茶とともに。
今は3人の揚げ手の方がおられ、長年お世話になっている坪井さんも指導する立場にも。
天ぷらは、コンマ秒単位の感覚が勝負で、訓練に加え、センスが問われて難しそう。
次回は、冬の天ぷらを楽しみに。
ごちそうさまでした。
松茸の土瓶蒸し
鱈の白子
京人参
かぼちゃ
アオリイカ
銀杏
冷抹茶
牧島さんの花サラダ
『福』の小箱
中に金箔がのったお赤飯
『祝』の箸
5種の塩(一番右は能登の塩)
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レアっぽく)
サワラ
アワビ茸
赤だしとお新香
文旦のゼリー寄せと栗クリーム
メッセージ入りのホワイトチョコ
折り鶴
店内
パレスホテルのロビー
2024/11/06 更新
2024/07 訪問
夏に爽やかな天ぷら
再訪。
お昼は 11:30~と14:00~の2回転制に。(カウンター6席)
この日、どちらも満席の盛況のよう。
当初は貸切り状態の時もあったことを考えると、感慨深く。
・冷抹茶
・先付け
・車海老(足、2尾。2つ目はレアっぽく)
・アオリイカ
肉厚のイカをふわっと薄衣で包んで。
・蓮根
夏の蓮根はシャキッと瑞々しく。
・とうもろこし
山梨のゴールドラッシュ。
大の好物で、この繊細な天ぷらをいただけるのが一番の幸せ。
・万願寺唐辛子
ピリッとした辛みがアクセント。
・牧島さんの花サラダ
お口直しに。
・太刀魚
熱々でふっくら。
・原木椎茸(追加)
・水茄子
通常は熊本の赤茄子ですが、夏なので水茄子に。
豊富な水分は共通ですが、柔らかく、ほのかな甘み。
・お食事
今回は、芝海老とオクラのかき揚げを天バラで、香の物と赤出しと共に。
・夏フルーツのジュレ寄せ
パイナップル、柑橘、クリームスイカなどのフルーツを烏龍茶のジュレとともに味わうと、台湾風。
暑い夏に、厚ぼったい衣の天ぷらは苦手ですが、坪井さんの薄い衣に包まれた繊細な天ぷらは軽やか。
爽やかな天ぷらを楽しみました。
ごちそうさまでした。
とうもろこし
太刀魚
万願寺唐辛子
蓮根
冷抹茶
アオリイカ
先付
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レアめ)
牧島さんの花サラダ
原木椎茸
水茄子
お食事
天バラ
夏フルーツのジュレ寄せ
店内
パレスホテルのロビー
2024/07/15 更新
2024/04 訪問
春に軽やかな天ぷら
春の天ぷらをいただきに。
パレスホテル内、カウンター6席の落ち着いた空間。
今回は、最初のタイミングにソムリエの方も登場されていました。
春のみ、5種類のお塩のひとつがピンク色の桜塩になるのが楽しみ。
1月に伺ったとき、能登の塩は、入荷のめどがつかず、なくなり次第終了というお話でしたが
今回もあり、間に合って良かった。
今日は桜塩と能登の塩でいきましょう。
・先付け
・冷抹茶
・車海老(足、2尾。2つ目はレアっぽく)
・ホタルイカ
今年はホタルイカが良いよう。
ちょっと蒸してから繊細に揚げられています。
・そらまめ
・蓮根
・稚鮎
相変わらず芸術的な仕上がり。
・花のサラダ
ここでお口直し。
・グリーンアスパラ
みずみずしさが引き立ちます。
・タラの芽
春ならではの山菜の食べ納め。
・タケノコ
タケノコが大好きですが、そういえば、初めていただきました。
ビジュアルは地味ですが、揚げることで筍の旨味がじわっと出て一味違う美味しさ。
・サクラマス
北海道産。これも春のお魚。
肉厚で熱々。
・お食事
天茶をチョイス。
桜エビと大葉のかき揚げで。
桜エビが香ります。
香の物とお味噌汁とともに。
・柑橘を中心としたフルーツ寄せ
苺のデザートが多いので、あえて柑橘を中心にすえたそう。
沖縄のパッションフルーツを中心に、カットしたスイカ、ぶどう、苺も入った凝った構成が嬉しい。
春の素材は、軽やかで上品な天ぷらにピッタリ。
その揚げ手でいつもお世話になっている坪井さんは、
4月1日付で昇格されたとのことで、おめでとうございます。
さかのぼると来始めてもう8年、いつまでも最初の頃の若手ホープのままではないですものね(笑)
でもセンスというのは、やはり持って生まれたものがあるような。
追って、お店のホームページに、お写真入りでシェフとして紹介されるのを楽しみにしています。
ごちそうさまでした。
ホタルイカ
タラの芽
稚鮎
そら豆
タケノコ
先付け
冷抹茶
車エビ(足)
車エビ
車エビ(レアめ)
花のサラダ
蓮根
グリーンアスパラ
北海道のサクラマス
5種類の塩
天茶(桜エビ)
香の物
柑橘を中心としたフルーツ寄せ
店内
パレスホテルロビー
2024/07/15 更新
2024/01 訪問
軽やかで上品な天ぷら
3か月ぶりの再訪。
冬の味覚を軽やかで上品な天ぷらでいただきに伺いました。
パレスホテル6階。
6種類用意されているお塩のなかで「能登の塩」は、
先日の地震で、今後は入荷のめどが立っていないそうで、貴重です。
いただいたのは
・先付
・才巻海老 足、二本(1本は半レアで)
・加賀蓮根
冬の蓮根は、粘りが増して甘味も感じます。
・そら豆
・京人参
繊細な揚げの技が光ります。
・スノーボールのサラダ
今回は新しい趣向で。
最初に千葉産のスノーボールというまん丸いカブを拝見。
軽く揚げたカブがサラダの中に入り、絶妙の味わい。
これをアレンジして先付けにしても良いかも。
・タラの白子
薄衣の中にアツアツのとろける食感。
こちらは冬ならでは。
・フキノトウ
暖冬の影響で春の山菜が出てくる時季も早くなってきているそう。
・椎茸
肉厚で滋味豊か。
・帆立(函館)
中はレアで、火入れのグラデーションを楽しみます。
・ズワイガニ(追加)
これは初めていただきました。
山芋をつなぎにして、濃厚なしんじょのような趣き。
よりズワイガニそのものの味わいが増して。
今回はこちらが特に印象的。
・お食事
今回は、天バラをチョイス。
桜エビ、舞茸、セリと春を待つラインナップで。
・苺杏仁豆腐
デザートは、2種から選択。
杏仁の上に、苺と苺ソース。
紅花一番搾りは軽やかで、素材を極限まで活かす技とセンスは相変わらず抜群。
坪井さんの後輩となる若手の方が入社され、現在の揚げ手は3名になったそう。
初訪は 2017年。今後も、坪井さんが揚げ手の日に予約し、進化を楽しみに。
ごちそうさまでした。
ズワイガニ
そら豆
鱈の白子
京人参
函館のホタテ
加賀蓮根
椎茸
先付
才巻海老
才巻海老
冷抹茶
ふきのとう
千葉産のスノーボール(カブ)
スノーボールのサラダ
お食事:天バラ(桜エビ、舞茸、セリ)
苺杏仁豆腐
店内
パレスホテルのロビー
2024/04/13 更新
2023/10 訪問
秋の味覚を繊細な天ぷらで
3か月ぶりの再訪。
やっと秋めいてきて、秋らしい素材を
坪井さんならではの極薄衣の天ぷらでいただくのを楽しみに。
最初の先付は、同じフロアの日本料理 和田倉さんから出されるので
ちょっとテイストが異なります。
構成に季節感が出ていますが、今回はジュレの味わいがちょっと強い。
軽やかな天ぷらに入る序章となる前提で作っていただけるといいですね。
さて、本題の天ぷら。
いただいたのは
いつもの才巻海老2本に続いて
・スミイカ
肉厚でネットリ感が鮮明に。
・蓮根
しゃきしゃきしたアッサリめの夏の蓮根に比べて少ししっとり。
・秋銀杏
薄衣が美しい。
それでも中はアツアツで銀杏の味わいがしっかりと。
・姫人参
ほそ~い人参が繊細に。甘い。
前回の訪問時、誕生月を聞かれ
たまたま、今月が誕生月だったのですが
可愛らしい「福」と書かれた蓋の器が登場。
開けてみると、お赤飯!
金箔もつけられてお目出度く。
お気遣い、ありがとうございます。
・梅干し
いつもはお花のサラダですが、
今回は坪井さん得意の大きな梅干しの天ぷらを
サラダ替わりで出していただきました。
梅干しのみで酸っぱくないかと思いきや、全くそんなことはなく、
梅干しそのものの味わいを楽しめます。
・のどぐろ
上品な白身が肉厚でたっぷり。
・原木椎茸
秋には椎茸がぴったり。
・サンマ
これは初めての天ぷら。
若干苦味があるのもサンマならでは。
・お食事
鮭とマイタケの天バラにて。
前回、変わったお米はまだそのままですが
炊き方を工夫されていて、今回は丁度良い按配でした。
生イクラが添えられていて、親子天バラにして美味しい。
・デザート
葡萄、柿、梨、リンゴなど、様々な果物がコンポートでシャーベットとともに。
あらら、横にはホワイトチョコで作ったバースデーのプレートも。
リボンの絵が可愛く、折り鶴も一緒に。
今回は、秋の味覚を天ぷらで楽しむとともに
誕生月への心尽くしに深く感謝。
総じて、衣が超薄付きながら、素材の良さを引き出すワザがますます冴えてきた感。
天ぷらも、お寿司の握り手、鰻の焼き手などと同様、揚げる方によって異なると思います。
(常連さんでなくても、ご希望によるスケジュール調整は可能のようです。)
ごちそうさまでした。
秋銀杏
のどぐろ
姫人参
スミイカ
サンマ
原木椎茸
梅干し
才巻海老(足)
才巻海老
才巻海老(レア風)
蓮根
「福」の小さな器
中にはお赤飯と金箔
抹茶入り茎茶
先付
お食事
鮭とマイタケの天バラ
生イクラ
鮭との親子天バラに
プレート付デザート
可愛い折り鶴も
店内
パレスホテルロビー
2024/04/13 更新
2023/07 訪問
夏の素材を活かすてんぷら
夏の再訪。
まずは、坪井さんに、てんぷら100名店の連続選出に
おめでとうございます、のご挨拶。
天ぷらは、定番の海老2尾からスタート。
れんこんは、夏らしくシャキシャキ。
そして、お目当てのとうもろこし。
極限まで薄付きの衣、
なかの一粒一粒がより甘みを増して絶品。
芸術的な稚鮎。
久々の熱々キス。
ここで箸休めのサラダ。
太ーいグリーンアスパラ
身厚の太刀魚
坪井さんのスペシャリテ、熊本の赤茄子
みずみずしさが光ります。
お食事は天ばらで。
海老と再びのとうもろこしが現れて嬉しい。
今回の新作は、なんとラストのデザートで。
石垣島のピーチパインの天ぷら。
パインが目の前で、ほんのり衣をまとい、
冷たいマンゴージュレと合わせます。
ビジュアル的にも、立派なデセール。
表面は温かく、食べ進めるとパインの甘味が引き立つ。
マンゴーとの相性も良く、美味しい。
天ぷらの新たな可能性がまたひとつ。
思わず、赤肉メロンではどうでしょう?
と聞いたところ
メロンは、その良さが出ず、桃のほうがまだましで
パインが一番良かった、とのこと。
ご自身から言わないだけで、いろいろ試されていたのですね。
夏の素材を活かした爽やかな天ぷらをいただけて満足。
次回は秋に。
ごちそうさまでした。
とうもろこし
稚鮎
蓮根
グリーンアスパラ
先付
海老の足
海老
少しレアな海老
冷抹茶
キス
箸休めのサラダ
太刀魚
熊本の赤茄子
天バラ
石垣島のピーチパイン、マンゴージュレ
店内
パレスホテルのロビー
2023/07/09 更新
2023/03 訪問
春を告げる山菜の苦味
春といえば、ちょっと苦味のある山菜の天麩羅が食べたくなる時季。
6席のカウンター席は満席。
春限定の、ピンクの桜塩も用意され、春気分。
・つつじのコース 9900円(+サービス料 15%)
・冷抹茶 1320円(同)
コースに入っていなかった山菜類や季節の素材を追加、
この季節ならではの天麩羅にて。
この日の付け出しは、今までで一番凝っていて春らしいビジュアル。
たらの芽は山菜の王様、こしあぶらは山菜の女王
と言われているそうです。
花ウドは初めてで、葉先のせいか、あまりウドというイメージを感じない
柔らかな食感。
ふきのとうは、大きなブローチみたい。
薄緑のそら豆も。
蛍烏賊や稚鮎も今ならでは。
追加した初めてのサヨリは、編み込みのようなユニークな形状。
定番の才巻海老、茨城の蓮根、
スペシャリティともいえる、熊本の赤茄子
皆、坪井さんの技による薄衣で、繊細そのもの。
〆は、しらうおと青菜の天バラをチョイス。
お米が変わったようで、米粒に含む水分量が多い感じで
少し柔らかめに感じる。
天パラには前のお米の立具合のほうが合っている感。
香の物と赤出汁とともに。
デザートも選べ、苺とマスカルポーネにて。
今回も、落ち着いた雰囲気のなかで、楽しく美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
蛍烏賊
花ウド
稚鮎
ふきのとう
サヨリ
たらの芽
こしあぶら
そら豆
春らしい先付
冷抹茶
茨城の蓮根
花のサラダ
熊本の赤茄子
しらうおと青菜の天バラ
苺とマスカルポーネ
店内
パレスホテルのロビー
2023/04/02 更新
2023/01 訪問
冬の天麩羅
新年最初に冬の天ぷらをいただきに。
店内には干支のうさぎさんの飾り物も。
坪井さんもお元気そうで何より。
こちらは揚げ手の方がおふたりいらっしゃいますが、
坪井さん担当の日も増えたよう。
この日は年初にあたり、大きな赤い字で『福』と書かれたお皿も用意され
初めていただくものも用意いただいていました。
6種のお塩も、ひとつが沖縄から能登のものへ変更。
いただいたのは
・つばきコース 9000円(+サービス料13%)
・冷抹茶 1200円
まずは、和食の和田倉さんから提供される先付。
才巻えびからスタート。
蓮根は冬の濃厚な味わいに。
スミイカは身厚に軽やかな薄付き衣がよく合います。
・アピオス
ビジュアルはお豆みたいですが、インディアンのスタミナ源と言われている
栄養たっぷりのお芋だそう。
天ぷらになると、小さいながらホクホク。
海老芋もアツアツでホクホク。
牧島さんの花サラダ
中に真っ赤なハートが入っていて可愛い。
熊本産赤茄子は、相変わらずみずみずしく。
冬のふきのとうは、まだまだ身を守るためか苦味が強いですが、これが季節感というもの。
お魚は金目鯛。
ここで、フィンガーライムという色鮮やかな柑橘が登場。
粒々がイクラみたいで、ちょっとビックリ。
これを金目につけていただきます。
追加
・ムラサキウニ
海苔で包んで。なかのムラサキウニはほとんどレアでとろけます。
・原木椎茸
肉厚でジューシー。
お食事
天バラを選択。海老と大葉で軽やか。
デザートも選択制になって
・イチゴのゼリー寄せでサッパリ。
最後に、新作のほし柿。
アツアツで中はフレッシュな甘い食感を楽しみます。
今回も美味しく、たのしく。
ごちそうさまでした。
ムラサキウニ
蓮根
スミイカ
原木椎茸
アピオス
海老
ふきのとう
ハートが可愛い花サラダ
海老芋
熊本の赤茄子
金目鯛
フィンガーライム
お食事
海老と大葉の天バラ
イチゴのゼリー寄せ
干し柿
冷抹茶
お目出度い「福」のお皿
うさぎ
店内
パレスホテルのロビー
2023/01/20 更新
2022/09 訪問
秋の味覚を、薄衣の天麩羅で
秋の再訪。
パレスホテルさんも、すっかり活気が戻った感でなにより。
前回の訪問時に、坪井さんの担当される日で予約済み。
落ちつくカウンター席は、満席の盛況。
いただいたのは
◆いちょうコース 9900円(+サービス料15&)
・冷抹茶 1200円 (同)
秋らしい先付でスタート。
・才巻海老 2本
いつもより太っっていて直径の太い海老さん。
2本目は少しレアな仕上げ。
追って、ミンチ状にした丸いつくねのような天ぷらを初めていただきました。
・銀杏
・アワビ茸
秋の素材が軽やかな薄衣に包まれて、より本来の味わいが引立てられます。
・茨城産蓮根
蓮根は、夏のサクッとした食感からしっとり感へ移行。
牧島さんの花サラダで箸休め。
・アイナメ
・太刀魚
今回のお魚は、この2種で。
身がアツアツ、ほっこり。
繊細な火入れ。
・姫人参
今回はハーフにカットしての提供。
・白茄子
通常は、熊本の赤茄子ですが、趣向を変えて、真っ白な白茄子が登場。
〆に天茶。
秋鮭とマイタケのかき揚げ。
秋鮭はブランドもの。
追加で、大きな梅干しの天ぷらをのせて。
デザートには、お初の無花果の天ぷら。
閉じ込められたジュ―シさがたまりません。
今回は、あまりお腹が空かず、いつものようにいろいろ追加できなかったのが心残りでしたが
相変わらず、心地良く、美味しく、いただきました。
ごちそうさまでした。
銀杏
アイナメ
アワビダケ
太刀魚
蓮根
秋の先付
車海老の足
車海老x2
牧島さんの花サラダ
姫人参
冷抹茶
つくねっぽい海老
白茄子
秋鮭とマイタケのかき揚げ秋鮭とマイタケのかき揚げを天茶で
大きな梅干しの天ぷら
梅干しの天ぷらをのせて
無花果の登場
無花果の天ぷら
パレスホテル ロビー
2022/09/26 更新
2022/06 訪問
夏はとうもろこし
初夏の休日に3か月ぶりの再訪。
この間に、食べログ「天ぷら100名店」に選出される
というグッドニュース!
その影響もあってか、最近レビューも増え、総じて高評価なのも、
毎年季節ごとに伺っている身としては嬉しい限り。
こちらは揚げ手がおふたりいらっしゃいますが
ずっと、若手の坪井さんの担当日にて予約しています。
お店のホームページにシェフの紹介が載りましたが
もうおひとりの方のみの紹介。
レイアウト的に空間もあるので
名前+写真だけでも載せていただきたいな。
この日は、最初に
「食べログ天ぷら100名店、おめでとうございます!」
いつものように、6席のみのカウンター席で落ち着いた雰囲気のなか
軽やかな薄衣で、初夏の食材を楽しみます。
この日のお目当ては、大好きなとうもろこし。
今回も、コースにお好みの素材を追加して。
・先付(帆立、翡翠茄子、トウモロコシ、キクラゲ、ジュレ出汁がけ)
・才巻海老2本
・霞ケ浦の新蓮根
蓮根も夏仕様。シャキッと軽い食感で爽やかに変身。
・長野のアスパラガス
薄衣で揚げることで、アスパラガス本来のみずみずしさが
引き出されます。
・ヤングコーン
まずは、真打ちの前に、若々しいヤングコーン。
・とうもろこし
一粒一粒がくっきり見える匠の技。
今年は、ゴールドラッシュ。
昨年の静岡の「甘々娘」(かんかんむすめ)のほうが甘みが強かった感。
でも、衣のなかのジューシーさを楽しめて満足。
・稚鮎
お姿が芸術的。
・牧島さんの花サラダ
さっぱりとお口直し。
・太刀魚
太刀魚はふっくらと。
・熊本八代の赤茄子
坪井さんのスペシャリティ。
いつも、その水分量に驚かされます。
追加
・メゴチ
入荷のあるときはいつもお願いしています。
・イカ
・ソラマメ
店名と同じ「巽」という名の
こだわりのお醤油も仕入れられたとのことで
瓶を見セていただきました。
先日行っていた愛媛産!
〆のお食事は
天丼、天バラ、天茶から選べて、
いつもその日の素材でのおすすめにて。
この日のおすすめは天バラ。
素材は、鱧、とうもろこし、紫蘇。
ご飯と混ざってイイ感じです。
デザートは、抹茶のババロアと佐藤錦
この日も満足。
次回は秋に。
ごちそうさまでした。
とうもろこし(ゴールドラッシュ)
稚鮎
アスパラガス
ヤングーコーン
新蓮根
才巻海老の足
才巻海老
冷抹茶
先付
牧島さんの花サラダ
店名と同じお醤油
太刀魚
熊本の赤茄子
そらまめ
烏賊
メゴチ
お食事
天ばら(ハモ、とうもろこし、紫蘇)
抹茶ババロア、佐藤錦
店内
パレスホテル ロビー
2022/07/03 更新
2022/03 訪問
春ならではの天ぷら
天ぷらには、春ならではの素材が似合います。
いつものように、コースに好きなものを少し追加。
長い自粛生活で、前より量が食べられなくなったなあ・・。
春らしい先付のあと、天ぷらは車海老でスタート。
一尾はレアな食感。
早速、春のみ提供されるピンクの桜塩で。
春ならではの素材は
ブローチのようなふきのとうとたらの芽。
薄付きの衣の中から、じわっと苦味。
繊細な姿がそのままの蛍烏賊、シラウオも
その独自の旨みがより引き立って。
途中、グリーンサラダでひと休み。
蓮根も春っぽく味わいを変え
グリーンアスパラや赤茄子は瑞々しく。
厚みのある椎茸はジューシー。
〆は、桜海老と大葉の天茶。
大きな梅干しのてんぷらをのせて。
デザートはせとかのブランマンジェ。
この日も、坪井さんの技が冴えて大満足。
パレスホテルも以前より賑わいが戻ってきた感。
早く、アクリル板がとれる環境になるといいですね。
ごちそうさまでした。
ふきのとう
蛍烏賊
シラウオ
グリーンアスパラ
春には一番左にピンクの桜塩
先付
冷抹茶
海老の足
海老
海老(レアっぽく)
たらの芽
蓮根
グリーンサラダ
熊本の赤茄子
椎茸
桜海老と大葉の天茶
梅干しの天ぷらをのせて
せとかのブランマンジェ
店内
パレスホテルのロビー
2022/04/02 更新
2021/11 訪問
冬の野菜・魚を滋味深く
冬の再訪。
緊急事態宣言も解除され
夏の訪問時は閑散としていたパレスホテル内にも、
やっと賑わいが戻ってきていました。
いただいたのは
・いちょうコース 9000円(+税+サービス料10%)
追加いろいろ
・冷抹茶 1000円
先付の後、才巻海老からスタート。
・蓮根
夏のさっぱりとした食感とうって変わって、ねっとりとうまみを含んで。
・京人参
朱色が鮮やか。か細いのにジューシー。
坪井さんが、今回初めて用意してくださったのは
・落花生
見ためは、銀杏の色違いみたい感じ。
いただくと、落花生ならではの香ばしさ。
・ほうれん草の茎
これは、ビジュアル的にインパクト大。
先っぽのピンクの部分もしっかりいただきます。
ここでお魚の登場。
・メヒカリ
白身魚ですが、まるっきり淡泊ではなく、独特の旨みが大好き。
・シシャモの食べ比べ
これも初めて。
オスは、身をしっかりいただけるよう、身を2つに開いて。
メスは子持ちで、ほとんど卵。
メスが食べ応えあり。
・身厚の椎茸
・瑞々しい、熊本の赤茄子
・鮭「銀聖」
またまたハツモノ。
北海道日高産のブランド。
100本に5本ほどの割合だそう。
名の通り魚体が銀色に輝く、栄養をたっぷり蓄えた秋鮭。
薄い衣の下は、薄いサーモンピンク。
身はしっとりと柔らかい。
〆は、天茶をチョイス。
オプションで、大きな梅干しの天ぷらをのせて。
今回は金箔がよりたくさんで、梅干しがキラキラ。
紅はるかのデザートで〆
冬野菜やお魚たちが、薄くて軽い紅花油をさっとまとい
その滋味深さが存分に。
いつの間にか、25回目の訪問となりましたが
それでも、これほど新作があって、ワクワク。
今回もその技と居心地の良さを堪能。
ごちそうさまでした。
落花生
ほうれん草の茎
メヒカリ
京人参
椎茸
海老の足
才巻海老
蓮根
ししゃも(オス)
ししゃも(子持ちメス)
熊本の赤茄子
日高のブランド鮭「銀聖」
「銀聖」の証明シール
先付
天茶に梅干しの天ぷら
お新香
冷抹茶
紅はるかのデザート、みたらしソース
パレスホテルのロビー
2021/12/04 更新
2021/08 訪問
繊細で軽やかな天ぷら~トウモロコシの甘味
定期訪問。
6月にいただいたトウモロコシの天ぷらが美味しすぎて
もう1度いただこうと8月末に予約を入れてありました。
パレスホテルの6階。
落ち着いた6席のみのカウンター席で、ゆったりと。
坪井さんが、にこやかに季節の素材を見せてくださいます。
いただいたのは
・ゆりコース 9000円(+税+サービス料10%)
追加を少し
・冷抹茶 1000円
先付のあとに、カリカリの才巻海老の足。
海老はレア風と2種で。
蓮根は夏仕様でサクサク。
そして、お待ちかねのトウモロコシ!
品種は前回と同じ、静岡の「甘々娘」(かんかんむすめ)。
薄~くまとった軽やかな衣のなかのトウモロコシは
1粒1粒が存在感を主張して、甘さが際立ちます。
あ〜、来て良かった。
次に鮎の一夜干し。
これは初めて。
全く違う味の趣きを楽しめます。
こちらでは、いつも箸休め的に、グリーンサラダが出ますが
この日に出てきたサラダには、トマト1個丸ごとの天ぷら。
あまりに衣が繊細に薄くて、良く見ないとわからないほど。
ちょっと触ると、パカッと割れて、真っ赤でジューシーなトマト。
揚げることで、トマトの味わいが凝縮されています。
・焼きトウモロコシ
前回、次のトウモロコシの時に、
焼きトウモロコシの天ぷらも食べてみたい
と言っていたのを覚えていてくださっての提供。
うれしいですね。
しっかり焦げ目もついており、天ぷらながら香ばしい。
これは傑作じゃ~。
天つゆでお醤油風にいただきます。旨し。
・グリーンアスパラガス
・長野、原木の椎茸
お魚は太刀魚、さらに身の厚い烏賊もいただきました。
〆は、トウモロコシと小エビ、大葉のかき揚げの天丼。
お新香と赤出汁付きで。
デザートは、桃のティラミス風プリン。
今回も、繊細で技の光る天ぷらを
心地よい空間で、楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
トウモロコシの天ぷら
トマトの天ぷら、サラダ
衣は極薄、なかは真っ赤なトマト
トウモロコシの断面
焼きトウモロコシの天ぷらも
冷抹茶
フッコを使った先付け
海老の足
海老
蓮根
一夜干しの鮎
グリーンアスパラガス
烏賊
長野 原木椎茸
太刀魚
夏の終わりの素材
トウモロコシと小海老、大葉のかき揚げの天丼
梅干しの天ぷら
桃のティラミス風
パレスホテルロビー、季節の飾りつけ
2021/09/04 更新
2021/06 訪問
初夏に繊細で軽やかな天ぷら
定期訪問。
今回は、特にとうころこしの天ぷらを楽しみにやってきました。
L字型のカウンター6席のみの落ち着いた空間。
アクリル板もおなじみに。
今回も、コース+いただきたいものを追加で。
先付のあとに、才巻海老の足、才巻海老2尾(1尾はレアっぽく
蓮根は、初夏らしくシャキシャキと。
白と緑のスティックブロッコリー・セニョールは、
らせん階段のような造形美で提供。
最初のお魚はメバル。
この食感が好きなのを、坪井さんは覚えていてくださいました。
そして、念願のとうもろこし!
今年は、静岡の「甘々娘」(かんかんむすめ)。
薄衣に包まれても、その一粒一粒がくっきり見える匠の技。
名前のとおり、もともと甘みが強いですが、
天ぷらになると、さらに、みずみずしさと甘味が引き立ち絶品。
キスは、黒胡椒で大人の雰囲気。
モロッコいんげんは、厚みがあり、ジューシー。
細長い京人参は、繊細に。
グリーンアスパラは、フレッシュな食感がそのまま。
熊本の赤茄子のみずみずしさは格別。
最後に、とうもろこしのおかわり(?)を所望。
やっぱり、美味しい~。
〆は、天茶で。
ハモととうもろこしのかき揚げ!
デザートは3択から、マンゴーの杏仁豆腐風ゼリー寄せ。
今回も、薄衣で繊細に、軽やかに揚げられた天ぷらを堪能。
暦では初夏とはいっても、湿度が高く、じめっとした気候が続きますが
カラッと揚げられた天ぷらをいただくと、気分も少し晴れたよう。
ホテルもコロナ禍で大変さが続いていますが、がんばってください。
ごちそうさまでした。
とうもろこし「甘々娘」
らせん階段のようなスティックブロッコリー・セニョール
メバル
しゃきしゃき蓮根
才巻海老の足
車海老
車海老(ちょっとレアで)
先付
冷抹茶
黒胡椒で楽しむキス
サラダ
京人参
グリーンアスパラ
熊本の赤茄子
モロッコいんげん
とうもろこし(おかわり)
鱧ととうもろこしの天茶
香の物
マンゴーのゼリー寄せ
店内
パレスホテル・ロビーの花々
2021/06/24 更新
2021/03 訪問
春~山菜を繊細な天麩羅で
春は、山菜などのてんぷらをいただきに。
パレスホテルの6階。
カウンター6席のみ、アクリル板も完備。
冬の大根おろしは雪だるまでしたが
春は大根おろしに桜の花が散りばめられて。
お塩も今だけ、ピンクの桜塩に。
つつじコースにいろいろ追加。
ドリンクは冷抹茶で。
坪井さんの繊細な天ぷらを
居心地良くいただきます。
・才巻海老(足、2尾目はレアっぽく)
・蓮根
・ソラマメ
・タラの芽
・ウドの葉
・ふきのとう
そうそう、春はこの山菜のてんぷらが食べたかった!
軽やかにサクサク。
・蛍烏賊
特に揚げの繊細さが光る逸品。
その独特の苦みのあとに、グリーンアスパラガス
・椎茸
・熊本の赤茄子
素材のジューシーさを引き出して
お魚はキス
〆は天茶。今回はサクラマス。
デザートも桜のブランマンジェ。
春らしい献立で楽しみました。
東京の桜も、今日開花しましたね。
(花粉症はまだまだ・・・)
ごちそうさまでした。
ホタルイカ
たらの芽
ふきのとう
うどの葉
蓮根
ソラマメ
グリーンアスパラガス
サラダ替わりの梅干しの天麩羅
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レアっぽく)
キス
大根おろしは桜花入り
椎茸
熊本の赤茄子
先付
サクラマスの天茶
桜のブランマンジェ
2021/03/14 更新
2020/12 訪問
繊細で軽やか、技とセンスが光る天麩羅
冬の素材をいただきに再訪。
前回同様、席間には大きなアクリル板で、しっかり感染対策。
先付の後、車海老をカリカリの足、2尾(1尾はレア)。
今回の蓮根はもっちりとした加賀蓮根で。
今回もお初がいろいろ。
モロッコいんげん。薄衣の下で、平べったく薄いお野菜なのに、ものすごいジューシーさ。
これは技術のなせるわざ。
カブも、外がふわっと揚がり、中は、密度の濃いとろとろ感。
帆立は、伊豆の海苔の混ざったお塩が別添えで、磯気分。
華奢で朱色の京人参は、その薄く繊細に揚がった姿そのものが芸術的。
いつもは、箸休めに野菜サラダが付きますが
今回は、干し柿という新趣向。
干し柿は普段食べていませんでしたが、
外をふわった揚げたことで、中はほっこり熱くなって、甘みが引き出されています。
さらにシンプルなお塩をつけると、スイカに塩をつけるような、甘み倍増作戦に。、
この干し柿なら好き。
大分の大きな原木椎茸は、ふわっと揚げと、ギュッと揚げの2種類の食べ比べ。
ギュッと揚げは、椎茸が半分くらいに凝縮する揚げ方で。
白子はぷっくりと。
お魚は、アマダイ。
昨年の冬に続き、今冬も、大根おろしは雪だるまさんで。
人参が効果的に使われていて、お顔も可愛い。
なるべく崩れないようにそっとお出汁にいれたつもりが
あっというまに顔がなくなってしまいました・・・・
〆は久々に天丼で。
最後にデザート。
この日も居心地良く、坪井さんの美味しいてんぷらに舌鼓。
パレスホテルさん内、人出は少なめで
早く、かつてのような賑わいが普通の日常に戻りますように。
ごちそうさまでした。
繊細な京人参
白子
モロッコいんげん
アマダイ
干し柿登場
こんなにジューシーに
加賀蓮根
車海老の足
車海老
車海老(レア風)
帆立
伊豆から海苔の入ったお塩で
ふっくら揚げた椎茸
ギュッと揚げた椎茸
カブ
雪だるまの大根おろし
天丼
先付
冷抹茶
デザート
店内
パレスホテル、ロビーの飾り付け
2020/12/12 更新
坪井さんの繊細な秋の天ぷらをいただきに再訪。
休日のパレスホテルは、ロビーで結婚式の記念写真撮影などが行われ、賑やかで華やいだ雰囲気。
6階に到着して巽さんに入ると、落ち着いた6席のみのカウンター席は満席の盛況。
いつものように才巻海老2尾からスタート。
秋の蓮根はしっとり。
新潟の伝統野菜「神楽南蛮」は初めて。
肉厚ですが、それほど辛みが強くなく、食べやすい。
きれいな翡翠色の銀杏も秋の味覚。
今年は豊漁という秋刀魚も初登場。
赤い金目鯛も、薄付きの衣の下でふっくら。
お魚のあとに、大粒のプレーネでさっぱりとお口直し。
今回のキノコは、秋田の原木舞茸。
原木でじっくり栽培された舞茸は、香り高く、濃厚な味わい。
茨城県鉾田市にある市毛農園の「あまはづき」。
小さなさつまいも農園ながら、日本さつまいもサミット「Satsumaimo of the yea シルクスイート部門」を2年連続受賞。
ほどよい甘さとなめらかな食感。
上品なデザートのよう。
お食事は天茶で。
北海道の鮭、春菊、舞茸のかき揚げにて。
坪井さん自慢の梅干しの天ぷらと共に。
デザートは、マンゴー、梨、葡萄などのジュレ寄せで爽やか。
10月が誕生月なのを覚えていていただき、「福」の文字の入った器のお赤飯や
デザートにホワイトチョコのメッセージプレートの心遣い。
次回は冬に。
ごちそうさまでした。