40回
2020/06 訪問
夏は軽やかな天麩羅~ジュ―シ-なとうもろこし
夏に軽やかな天麩羅をいただきに、3か月ぶりに伺うと
カウンターテーブルの間に、乳白色のついたて。
新型コロナ対策ですね。
いつものようにコースで仕立てでいただきます。
ドリンクは芽茶というのを、初めていただいてみました。
先付のあとに、才巻海老の足、才巻海老2尾(1尾はレアっぽく)
今回の坪井さんの初披露は、らせん階段のように串に刺された2色のいんげん。
この日、とても楽しみにしてきたトウモロコシ。
極薄の衣のなかでは、1粒1粒がみずみずしくジューシー、
より甘みが引き出されていて、美味しすぎ。
夏らしく、みょうが、グリーンアスパラ。
ヤングコーンは大きめで、少し焦げ目がついて、焼きトウモロコシの風情。
天つゆでいただきます。
グリーンサラダで箸休め。
お魚は、いつもその精巧さに驚く稚鮎、ほっこりとした身のキス。
天茶は、金目鯛ととうもろこしのかき揚げで。
とうもろこし・アゲ―ンに、歓喜!
夏も、この天麩羅なら、スイスイいただけます。
、
ごちそうさまでした。
中はジューシーなとうもろこし
らせん階段のような2色のいんげん
稚鮎
焦げ目のついたヤングコーン
みょうが
先付
才巻海老の足
才巻海老
才巻海老(レアっぽく)
グリーンサラダ
キス
グリーンアスパラ
天茶(金目鯛とトウモロコシのかき揚げ)
マンゴーのデザート
芽茶
夏の野菜
パレスホテル、ロビー
2020/06/20 更新
2020/03 訪問
春は天麩羅
定期訪問。
春は、ふきのとうやタラの芽などが旬となり、特に天麩羅をいただきたくなりますね。
食いしん坊にとっては、春はあけぼの、ならぬ、春は天麩羅!かと。
いただいたのは
〇つつじコース 9000円(+サービス料10%+税)
・追加 いろいろ
・冷抹茶 1000円
3月は、ピンクの桜塩が増えるのも楽しみ。
いつものように先付のあと、沖縄 才巻海老の足からスタート
海老そのものは2尾のうち、1つはレアで楽しみます。
春の蓮根は爽やか。
やはり春の天ぷらというと
まずは、ブローチのように繊細に揚がったフキノトウ(追加)。
3か月前にいただいたものより苦味が減り、春になってのびのびとしているかのよう。
そして、タラの芽、ソラマメ。
綺麗な薄緑色。いいですねえ。
春ならではのシラウオは、5匹ほどが微かにくっついて、兄弟のよう。
しゃきっとした食感。
レア感がたまらない蛍イカ。
、
ワザが冴える芸術的なビジュアルの稚鮎。(追加)
さっぱりとした風合いの春子鯛。
お醤油と大根おろしで、ちょっと焼き魚風ののどぐろ。
今回の椎茸は、原木椎茸で。
しっかりとした味わい。
最後に、瑞々しい熊本の赤茄子(追加)。
お食事は、桜海老の天茶。これも春らしく。
金箔がのった大きな梅干しの天麩羅(追加)と一緒にいただきます。
最後に桜とフルーツのデザート。
いつも担当いただく坪井さん、
若手ですが、技とセンスはやはりすごいと再認識。
春の食材をいろいろいただきたく、けっこう追加しましたが
軽くて繊細なので、どんどんいただけちゃいました。
次は初夏に。
ごちそうさまでした。
繊細なシラウオ
ブローチみたいなフキノトウ
タラの芽
ソラマメ
海老の足
海老
海老(レア)
蓮根
蛍烏賊
サラダ
冷抹茶
稚鮎
原木椎茸
春子鯛
のどぐろ
熊本の赤茄子
天茶(桜海老のかき揚げ)
梅干しの天麩羅
デザート
パレスホテルロビー、春の飾りつけ
2020/03/20 更新
2019/12 訪問
冬の天ぷらをほっこりと
冬の味覚の天ぷらをいただきに再訪。
3か月ぶりですが「おひさしぶりです」と坪井さんがにこやかに。
いつものように、コースにいろいろ追加をお願いする形で。
〇つばきコース 8600円(+サービス料10%+税)
・追加 いろいろ
・冷抹茶 1000円
おや、大根おろしの入っている器がいつもと違う・・・
何気なく蓋を開けると、おっと・・雪だるまくんがこちらを見つめています!。
お顔はオレンジ色の人参で可愛らしく。
あ〜、くずしてしまうのがもったいない。
こんな心遣いも楽しく嬉しいですね。
先付のあとに才巻海老。
いつも、2尾目はレア感覚ですが、この日は特にレア感が強く。
冬は海老が大きくなるので食感も変わるのだなあと季節を感じます。
なんと、真冬に北海道からフキノトウが届いたということで早速追加で。
昨年の春以来。まだ苦味が強いですが、まだこれから長い冬を越えての早春と思うと
これからの冬に備えてですね。
そんなに嫌な苦味でもなく、冬来たりなば春等からじ、なんて言葉を思い出しました。
一転して、冬らしく白子。
こぶりの可愛らしい白子が2つ。
軽やかかなうす〜い衣に包まれて、あつあつクリーミー。
いつもの蓮根に変えて、冬の千葉産カブ。
こちらもとろとろで傑作。
京野菜の細長い京人参は繊細。
キノコは椎茸と鮑の形をしたアワビダケ。
そして、含有している水分量が半端ない熊本の赤茄子。
アピオスという小さなお芋はおハツ。小さいなががら、なかはホクホク。
坪井さんの技術で、野菜たちは普段と違う表情で、新たな個性が生まれます。
箸休めにグリーンサラダ。
お魚は金目鯛。
そしてこの日のさらなる新作は、鴨の西京焼き。
お〜、鴨も天ぷらは初めて。
さらに味噌味というのがなかなか・・・。
天ぷらには埼玉の合鴨が合うとのこと。
ジューシーな鴨肉に味噌風味がふわっと。
そのあとのデザート天ぷらとして、長野の巨峰。
味噌のあとに、衣に包まれた巨峰の甘みが引き立ちます。
今度は葡萄の時期に、シャインマスカットなど色々な葡萄の天ぷら盛り合わせもいいかも。
〆のお食事は天丼で。
秋鮭と舞茸のかき揚げがご飯に上に。
「実はさらにその上にオレンジタピオカがのるんです。」と坪井さん。
むむ・いよいよ流行りのタピオカも天丼に登場か!と
思わず本気にしたら、たっぷりの天ぷらではないイクラの登場でした。(笑)
鮭とイクラの親子天丼。
デザートは、苺のブランマンジェ。
ということで、今回も楽しく美味しく。
次回は春に。
ごちそうさまでした。
北海道のふきのとう
クリーミーな白子
雪だるまの大根おろし
先付
才巻海老(足)
沖縄の才巻海老
2尾目はレアな感じで
なかがとろとろの千葉のかぶ
グリーンサラダ
繊細な京人参
肉厚の椎茸
金目鯛
アピオス
アワビダケ(揚げる前)
天ぷらになったアワビダケ
熊本の赤茄子
埼玉の合鴨
西京味噌味で天ぷらに
長野の巨峰
甘味が際立つ天ぷらの巨峰
秋鮭と舞茸のかき揚げをのせた天丼
その上にたっぷりのイクラ
香の物
苺のブランマンジェ
2019/12/21 更新
2019/09 訪問
秋の軽やかな天ぷら
秋の天ぷらと思い、9月初旬で予約しましたが、残暑が厳しい。
でも、素材には確実に秋の気配。
〇いちょうコース 8600円(+サービス料10%+税)
・冷抹茶 1000円
先付はいちじく。
いつもの沖縄の海老をいただいた後に、
大好きなぎんなん。
加賀野菜の、打木甘栗南瓜(うつぎあかがわあまくりかぼちゃ)。
可愛らしい蝶は、見ためも芸術的。
それが、昨年からさらにバージョンアップして
触覚の小さな2本の先がこげ茶色になって、より陰影がくっきりと。
すごい。
キノコは、島根県の雲太という品種。
これも初めて。肉厚で歯応えが良い。
真っ赤な色が鮮やかな満願唐辛子の一種。
お魚は、好きなめごち、烏賊。
追加で、瑞々しいアスパラガス、赤茄子、
お魚はアマダイを。
天茶は、太刀魚のかき揚げで。
大きな梅干しの天ぷらを追加して。
デザートはプリン。
紅花一番搾りの軽やかな天ぷら、そして坪井さんの技術とセンス。
居心地の良さ。
思うように予約がとれるのも大事なポイントですね。
ごちそうさまでした。
蝶が可愛い
ぎんなん
めごち
島根のキノコ、雲太
才巻海老の足
才巻海老
赤い満願唐辛子
サラダ
烏賊
アスパラガス
赤茄子
アマダイ
いちじく
秋の野菜たち
冷抹茶
梅干しの天ぷら
太刀魚の天茶
香の物
プリン
店内
2019/09/15 更新
2019/06 訪問
夏の天ぷら~繊細な揚げ加減のとうもろこしがお気に入り
3カ月ぶりの再訪で、夏の天ぷらをいただきに。
昨年のとうもろこしの美味しさが忘れられず
今回も楽しみに。
〇ゆりコース 8600円(+サービス料10%+税)
・ドリンク:冷抹茶 1000円
先付の後、海老の足、海老(1本はレア)でスタート。
春の蓮根はシャキシャキ感が爽やか。
早々に、お気に入りのとうもろこしがお目見え。
細かい粒々が1つずつきちんと繊細に揚がっています。
とうもろこし本来の甘さがより引き立ち、激ウマ。
最後に、もう一度、今度は2つにカットしていただきました。
2つの輪になったゴーヤ
瑞々しいグリーンアスパラ
追加で
焼きトウモロコシみたいなベビーコーン
ブロッコリー セニョリータ
お魚は、太刀魚とキス。
追加で、島根のブランドアジ、どんちっち
御飯は、天丼で、かき揚げにはトウモロコシも入って。
デザートはシンプルにさくらんぼの果実。
皆、素材の良さをさらに引立てる夏の天ぷらを堪能。
次回は秋に。
ごちそうさまでした。
先付
海老の足
海老
海老(レア)
とうもろこし
蓮根
太刀魚
ゴーヤ
和風サラダ
グリーンアスパラガス
ベビーコーン
キス
ブロッコリー セニョリータ
島根のアジ、どんちっち
最後にとうもろこしを2カットで
天丼
赤出汁と香の物
デザート:さくらんぼ
2019/07/03 更新
2019/03 訪問
春のてんぷらは格別〜山菜や蛍烏賊を繊細に
3月も中旬を過ぎたのに、朝晩の風はまだ冷たく。
そうはいっても、東京での桜の開花宣言も時間の問題。
天ぷらは、1年を通じてその時々の旬の素材で四季を感じることができますが
春は、特にタラの芽、ふきのとうなど、
独特の苦みのある山菜たちの天ぷらをいただきたくなるものです。
ということで、3月に春の天ぷらをいただきに。
いただいたのは
〇つつじコース 8600円(+サービス料10%+税)
・ドリンク:冷抹茶 1000円
、
テーブルの上に並ぶ6種類のお塩に、春のみ桜色の桜塩が入り、華やいだ感じに。
今日は何にでも桜塩を使ってしまいますよ(笑)
・先付
・海老(1本はレア)、蓮根
そしてお待ちかねの
・タラの芽
・ふきのとう(追加)
ふきのとうは、前回もハシリでいただきました。
芸術的で繊細な揚げ方は変わりませんが、2か月経つと少し和らいだ苦味に。
月日の経過で、野菜の水分の含まれ方、味わいなどが微妙に変化していくのを
天ぷらの技を通じて感じ取れるのが嬉しい。
自分の身を守るため、緊張して苦味を身にまとっていた山菜たちも
桜の開花も近くなり、少しリラックスしているのかも。
・蛍烏賊
極限に薄づきの衣に包まれた、春の風物詩とも言える蛍烏賊。
肝の苦味も一緒に、とろっと。
本日の出色の一品。
・アスパラ、新たまねぎ
箸休めの和風サラダも春仕様。
・スミイカ(追加)
・穴子
お魚は追加でスミイカを。
お寿司でもよくいただきますが、天ぷらにするとまた別の表情に。
・熊本の赤茄子(追加)
こちらも前回よりさらに衣のなかで驚くほど瑞々しく。
・新じゃが
今度は一転して衣を厚めにし、なかはホクホク。
まるでフライドポテトのよう。
・天茶、香の物
桜海老のかき揚げで、春のお食事。
・桜のブランマンジェ
桜色で桜の花も。中には求肥も入っています。
桜が咲き誇る前に、春を満喫。
相変わらず、坪井さんの技とセンスはすごい。
ごちそうさまでした。
先付
蛍烏賊
ふきのとう
タラの芽
海老の足
海老
海老(レア)
スミイカ
冷抹茶
一番左に桜塩
蓮根
新たまねぎ
春の和風サラダ
アスパラ
穴子
熊本の赤茄子
新じゃが
フライドポテト風で黒胡椒をまぶして
天茶は桜海老と空豆
春らしい色合いに
桜のブランマンジェ
お茶で〆
2019/03/20 更新
2019/01 訪問
冬の味覚に加え、初めての蕪と苺の天ぷら
冬の天ぷらをいただきに3か月ぶりの再訪。
コース一通りに加え、
いつも、今回初めて!というネタをいただくのが楽しみ。
・つばきコース 8600円(+サービス料10%+税)
ドリンクは冷抹茶。1000円
先付は1月ということで、これまでで最も華やか。
海老(1本はレア)、蓮根と続きます。
空豆
あつあつトロトロの鱈の白子
紫色が鮮やかな太いネギを拝見し、それをカラッと揚げます。
和風サラダで箸休め。
熊本の赤茄子は、含む水分の多さに驚き。
きのこは大きな鮑茸。
お魚はキス。
お好みで追加を3品。(各500円)
ハシリのふきのとう。
出たばかりは苦味が多いですが、これが春の先駆けですね。
「かぶの天ぷらは初めてですよね。」と坪井さん。
はい。フレンチではよく出てきますが、確かに天ぷらで食べたことはありません。
2種類の揚げ方でいただきます。
一切れはふわっと。
もう一切れは、外はカリッとして中はグラタンの雰囲気とワザが冴えます。
もうひとつの初めては、イチゴの天ぷら。
揚がった姿は薄い衣をまとったイチゴですが、
食べてみると、中はじゅわっとイチゴジャムのように。
あまり、じっくり食べるのではなく、さくっと食感を楽しむのが良い按配。
〆は天茶で、穴子のかき揚げで。(+500円)
金箔の載った大きな梅干し(+900円)を載せて。
デザートは、今回は数種類から選択でき
温州みかんとほうじ茶クリームをチョイス。
この日も美味しく楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
先付
イチゴ
海老の足
海老
海老(レア)
蓮根
空豆
白子
冷抹茶
紫色のネギ
ネギの天ぷら
和風サラダ
ふきのとう
カブ
鮑茸
熊本の赤茄子
キス
穴子のかき揚げ天茶
梅干しの天ぷら
天茶に載せて
香の物
素材が載ったお皿には「福」の字
温州みかんとほうじ茶クリーム
店内
2019/02/07 更新
2018/10 訪問
栗、きのこなど、秋の味覚を天ぷらで
秋のてんぷらをいただきに巽さんへ再訪。
いただいたのは
・いちょうコース 8600円(+サービス料+税)
・冷抹茶 1000円
最初に、先付、海老(1本はレア)、蓮根。
秋は、銀杏が旨し。
熊本の赤茄子。
あとはやはりきのこですね。
肉厚でジューシーな椎茸。
追加でヤナギマツタケ。名前は松茸ですが、味わいは異なります。
さらに、アワビタケもいただきました。(+1500円)
ホクホクのさつまいも。千葉の「愛娘」というブランド。
可愛らしい蝶が止まっています。
お魚はめごち。
そして、この日のハイライトは、初めて天ぷらでいただいた栗。
うっすらと衣をまとい、なかはふっくらでほっこり。
それほど大きなものではないので、ゆっくりその上品な甘みを噛みしめていただきます。
〆は天茶で。
久しぶりに大きな梅干しの天ぷら(+900円)を載せて。
デザートはさっぱりと秋のフルーツのゼリー寄せ。
この日もゆるりと楽しい雰囲気のなかで、坪井さんの軽やかな天ぷらの技を楽しみました。
ごちそうさまでした。
2020/09/12 更新
2018/08 訪問
真夏の軽やかな天ぷら
真夏の天ぷらをいただきにお昼に訪問。
この日は、混み合っていて、11時半のあとに13時からもお客様がいらっしゃるという2回転状態。
それでも、6席のカウンター席は、プライベート感たっぷりです。
いただいたのは
・ゆりコース 8600円(+サービス料+税)
・冷抹茶 1000円
初夏とは内容が変わり、真夏の素材に。
・先付
海老2本(一本はレア)と蓮根は前回と同じ。
でも、なんとなく食感がより軽くなり真夏仕様のような・・。
・とうもろこし
大好きなこちらを今年もう一度いただけてシアワセ。自然な甘みがほんのりと。
・キス
・サラダ
・ゴーヤ
これは初めて。お洒落なリングになっています。
・赤茄子
みずみずしくジュ―シー
・太刀魚
紅しぐれ大根という赤紫色の大根おろしをつけて。
これにカボス汁をかけると・・・・あらら不思議、赤紫が真っ赤に変化。
化学の実験みたいです。
ここから追加
・ハモ 1200円
骨切は夏の音。
3兄弟のように3つの丸い球体でさっくりと。
・鮎 1500円
天竜川から。かなり大きく、アタマからガぶっと・・・、食べ応えあります
・まいたけ 500円
お口直しにぴったり
・天茶 とうもろこしと海老のかき揚げ
・香の物、赤汁
好きなとうもろこしが姿を変えての再登場に感激。
・真っ赤な西瓜ジュレ
なぜか、真夏は、一層さっぱりとした天麩羅に感じました。
満足の内容で居心地よく。
ごちそうさまでした。
先付
海老の足
海老
海老(レア風味)
冷抹茶
真夏の野菜たち
れんこん
キス
とうもろこし
サラダ
ゴーヤ
赤茄子
太刀魚
赤紫色の紅しぐれ大根
太刀魚にたっぷり載せ
カボスをかけると真っ赤に
はも
はもの3兄弟
舞茸
鮎が登場
芸術的・・・
とうもろこしと海老のかき揚げの天茶
西瓜のジュレ
2018/08/23 更新
2018/06 訪問
初夏は夏野菜、トウモロコシの天ぷらが絶品
初夏の素材をいただきに、2か月ぶりの再訪。
いただいたのは
・ゆりコース 8600円(+サービス料+税)
・冷抹茶 1000円
先付の後、レアとミディアムに微妙に揚げ変えた才巻海老からスタート。
初夏の蓮根は真っ白で食感も軽やか。冬の蓮根とは全く異なります。
大きな満願唐辛子は新鮮。
そして、大好きな北海道のトウモロコシ。
うっすらと衣をまとったなかで、一粒ずつの甘いとみずみずしさが際立ちます。
そのまま食べるより、その素材の個性が封じめられ、さらに凝縮される・・
それは、使う油と揚げる技術による賜物ですね。
箸休めに、野菜サラダ
メインのお魚は、ふっくらとした太刀魚。
これは大根おろしをたっぷりとつけて。
・グリーンアスパラガス
・穴子
追加でいろいろ。
・スティックセニョール 500円
初めて聞く名前。ブロッコリと中国野菜を掛け合わせたものだそう。
名前が愛嬌があってカワイイ。
う〜ん、ブロッコリを小形にして茎を長くした感じで、味はやっぱりブロッコリ。
・おくら 500円
・椎茸 500円
・雲丹 1000円
磯の香りがしてきそう・・。ほおばるとレアな雲丹がお口に広がります。
・お食事は天茶に
トウモロコシのバラの天ぷらを沢山入れていただき、嬉しさ爆発(笑)
久しぶりに、大きな梅のてんぷらをトッピング 900円
デザートは、マンゴー杏仁。
この日も、軽やかな才気溢れる天ぷらを楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
先付
この日の夏野菜
才巻海老(足)
才巻海老
才巻海老(レア)
夏の蓮根
満願唐辛子
トウモロコシ
中はジューシーのまま
野菜サラダ
太刀魚
グリーンアスパラ
スティックセニョール
オクラ
椎茸
追加の雲丹が登場
雲丹
極大粒の梅干し
梅干しの天ぷらを載せた天茶
マンゴー杏仁
2018/06/16 更新
2018/04 訪問
清々しい春の素材を使った天ぷら
春の軽やかな天ぷらをいただきに4月に訪問。
この日も満席でしたが、坪井さんがにこやかに「お久しぶりです。」
◆つつじコース 8600円(+サービス料10%+税)+追加3品
・先付
ホワイトアスパラガスに雲丹。ベーコンがのっているのが斬新。
3〜4月は6種類の塩のなかの1つにピンクの「桜塩」が入りカラフル。
・才巻海老(足、ミディアム、レアの揚げ加減で)
・蓮根
ここから特に春を感じる素材が続きます。
・ふきのとう、タラの芽
春の天ぷらというと、この2品。
ちょっと苦味があるのがくせになる美味しさです。
・グリーンアスパラ
しゃきっと瑞々しく。
・筍
筍の旨みが引き立ち、香り豊かに。
・稚鮎
・蛍烏賊
この2品は揚げた姿が繊細で、すでに芸術の域。
天ぷらで封じ込めることで、そのまま食するより素材の良さが引立てられます。
・春のサラダ
お口直しにさっぱりと。
ここから3品を追加
・はまぐり 1500円
その大きさ、肉厚にびっくり。
蛤をかたどった器に3つにカットされてあります。
・新玉葱 500円
天ぷらなのに、なぜか食べるとオニオングラタン風・・・。
・新じゃが 500円
外は超薄い皮に覆われ、中はホクホク。
・天茶
かき揚げは桜えびで春らしく。
・デザート(3種から選択)
桜、黒蜜、抹茶のブランマンジェ
ちょっと遅くなりましたが、清々しい天ぷらで春を感じました。
ごちそうさまでした。
先付:ホワイトアスパラガスと雲丹、ベーコン
春は左端に桜塩
才巻海老(足)
才巻海老(ミディアム)
才巻海老(レア)
蓮根
ふきのとう、タラの芽
グリーンアスパラガス
春の野菜サラダ
筍
稚鮎
蛍烏賊
ハマグリ
ハマグリ(断面)
新玉葱
新じゃが
天茶(桜海老のかき揚げ)
冷抹茶
桜、黒蜜、抹茶のブランマンジェ
2020/09/12 更新
2018/02 訪問
冬の終わりに〜しらうお、鮑、空豆
冬の終わりに伺いました。
いただいたのは
・つばきコース 8500円(+サービス料+税)に追加で数点。
・冷抹茶 1000円x2
・先付
才巻海老(足、ミディアム、レア)から始まり、蓮根へ。
ここから初めていただく素材で。
・しらうお
5匹ほどがピタッとくっついていて、薄くカラッと。
・空豆、トマト
薄い衣に包まれ、なかのジューシーさがさらに引き立つ感じ。
衣が超薄なので、それぞれ、薄緑、真っ赤な色が綺麗に見えます。
・野菜サラダ
・あわび茸(?)
あわびに似ている茸で、名前も聞いたのですが、いまひとつしっかり覚えておらず・・。
肉厚で食べ応えがあります。
・玉ねぎ
「グラタンのような風味ですよ。」と坪井さん。
天ぷらでグラタン??
と思いましたが、いただいてみると確かに洋風の味わいで不思議。
美味しいデス。
・キス
お魚は定番で。
ここから追加
・熊本の赤茄子 1200円
久しぶりに、スペシャリティをいただきました。
天ぷらにすると、みずみずしさが引き立ちます。
・鮑 3200円
エゾアワビがまるごと。
これも玉ねぎと同様、洋風のテイストでした。
・きゅうりと生ハム 500円
完成したばかりの新メニューだそう。
どうアレンジするのか興味深々。
きゅうりを生ハムで巻いたものが天ぷらに。
きゅうりのさっぱり感と、生ハムの濃厚さがうまく融合。
・天茶、香の物
海老のかき揚げを載せて、さらっといただきます。
・苺のブランマンジェ
旬の苺のデザートで〆。
総じて、繊細な薄い衣にて、なかの素材をさらにみずみずしくさせるのが、さすがの技。
今回は、鮑のお値段があったので、お会計は18000円ほど。
毎回、新たな素材との出会いが楽しみ。
美味しく、楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
才巻海老(足)
才巻海老(ミディアム)
才巻海老(レア)
先付
蓮根
シラウオ
空豆
トマト
野菜サラダ
鮑茸
たまねぎ
冷抹茶
キス
熊本の赤茄子
エゾアワビ
きゅうりと生ハムが登場
きゅうりと生ハムの天ぷら
天茶、香の物
苺のブランマンジェ
2018/02/25 更新
2017/12 訪問
初冬の天ぷら~雲子、のどぐろ、冬野菜が絶品
初冬の天ぷらをいただきに。
[b:・ランチコース「つばき」 8500円(+サービス料10%+税)
今回のドリンクは、冷たい甘酒も用意されているとのことで
・八海山 あまざけ 1100円
(先付)蓮根豆腐と冬野菜
・海老
いつもながら、からっと揚がった足、ミディアムとレアの2種類からスタート。
・蓮根
この日は、加賀蓮根で。
・京人参
冬が旬。なかは真っ赤で、スリムなのに旨みがじわっと。
・椎茸
身が厚くてジューシー。薄衣で軽やかに。椎茸好きにはたまりません。
・佐土原茄子(写真忘れ)
宮崎の伝統野菜だそう。瑞々しい食感で上品な甘み。
・野菜サラダ
・穴子
追加で
・雲子 1000円
少し小さ目ですが、3切れもあるので、いろいろなお塩で楽しんでみます。
アツアツ、ふわっと口の中でとろけます。
・のどぐろ 1000円
大葉に巻かれて登場。
大根おろしを載せて、和食風に。
・薩摩芋(五郎島金時)
ほっくほくで甘みが強くデザートのよう。
手前には、お芋でできた蝶々が止まっています。キュート!
・天茶
別注で、てっぺんに大きな梅干しの天ぷら。 900円
上には金箔も載って。梅干しはそれほど酸味がなく、すすっといただきます。
贅沢な天茶。
・洋ナシのブランマンジェ
・緑茶
雲子やのどぐろも良かったですが、素材の瑞々しさが極限まで引き出された冬野菜も絶品。
この日も美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
先付
海老(足)
ミディアム
レア
八海山 甘酒
この日の野菜たち
加賀蓮根
京人参
椎茸
野菜サラダ
穴子
雲子
のどぐろ
五郎島金時(手前は蝶々)
天茶with梅干の天ぷら
香の物
洋梨のブランマンジェ
緑茶
2020/09/12 更新
2017/10 訪問
秋の味覚を繊細な天ぷらで
秋の味覚をいただきにやってきました。
この日も満席の盛況。
いただいたのは、
◆・ランチコース 「いちょう」 9570円(サービス料・税込)
・[b:冷たい抹茶 1180円
・先付 無花果の餡かけ。散らしてあるピンクの小花が可愛い。
天麩羅は、才巻海老でスタート。
・新銀杏
黄色ではなく、若草を思い起こさせる綺麗な萌葱色。
薄い衣のなかは食感も少し柔らかく、弾力のある若い銀杏。
・細い人参
名前を効き忘れた細い人参。驚くほど繊細に揚がり、甘みがあります。
・野菜サラダ
お花畑を模して、さつま芋でできた黄色い蝶々が止まっています。
だんだん、色々と手が込んできました。
・山えのき
秋を楽しむ味覚といえは、きのこ。
えのきが茶色い帽子を被ったみたい。
シャキッとした歯ごたえ。
・蓮根
・天恵菇
はい。椎茸好きです。
しかも、プレミアム椎茸「天恵菇」。
これを、しっとりとふんわりと2種類の揚げ方で。
同じものと思えないほど食感が変わりますがどちらも旨し。
・子持ち鮎
卵がびっちり。
追加で
・かます 1059円
肉厚でほくほく。白身でも旨みを感じます。
・栗 475円
栗の天ぷらは初体験。
大ぶりの栗が1個そのまま衣の中に密封され、独特の甘みが封じ込められます。
・お食事
天バラ お味噌汁 香の物
天バラって初めて聞いて、いただいてみることに。
海老のかき揚げがご飯に混ぜ込ませてあるもの。
天丼のように上に載っているのより食べやすい感じ、気に入りました。
・葡萄のゼリー
長野パープルとマスカットのゼリー
葡萄を2種類用意されているのがいいですね。
さっぱりして食後にぴったり。
この日も満足です。
ごちそうさまでした。
無花果餡かけ
才巻海老(足)
才巻海老
才巻海老(少しレア)
新銀杏
細い人参
冷抹茶
サラダ(蝶々が止まっています)
山しめじ
蓮根
プレミアム椎茸「天恵菇」
子持ち鮎
カマス
栗
お食事;天バラ、お味噌汁。香の物
天バラ:小エビのかき揚げ
長野パープルとマスカットのゼリー
店内
2017/10/17 更新
2017/08 訪問
雲丹と太刀魚
お盆期間は、お休みのお店も多いですが、ホテル内のレストランは営業中・・・
ということで、お昼に天ぷらをいただきに再訪。
この日も途中で満席に。
いただいたのは
・ランチコース 「ゆり」 9570円(サービス料・税込)
今回の追加は、雲丹と太刀魚。
ドリンク:冷たい抹茶 1188円(同)
・先付
前回とまた違った趣向の涼し気な一品。
・才巻海老、蓮根
・イカ
紋甲烏賊でとても肉厚。
・雲丹(追加)1188円
大葉で巻くお店も多いですが、こちらでは海苔で巻いてあります。
ちょっとお醤油を垂らして・・・・なかはトロっと・・・旨し!
・サラダ
・とうもろこし
今回はスティック状にカットされて登場。
より細身になって、とうもろこしの甘みがさらに感じやすく。
・みょうが
夏らしい一品。香りも楽しめて、なかはシャキシャキ。
・太刀魚(追加)1426円
確かお顔が怖かったお魚だった気がしますが、ふんわり揚げられて優しい天ぷらに。
これも少しお醤油を使っていただきます。
・グリーンアスパラ
好きなんですね、グリーンアスパラ。瑞々しさが閉じ込められて、よりジューシーに。
・穴子
鉄板ながら上品な味わい。
・さつまいも
今回初めていただきました。なんとスティック状で、甘みが出てほっこり。
まるで和菓子のようです。
・天茶 明太子ととうもろこしの天ぷら
明太子は大きく、箸で一気に割ると中のレア感も楽しめ、
とうもろこしの甘みがなんともマッチしています。
・西瓜のジュレ
真っ赤な西瓜色が鮮やかで。
カットした西瓜も入っていてサッパリと。
今回は、お醤油を合わせてみたりして、天ぷらは奥が深い・・・。
美味しく、新たな楽しさも。
ごちそうさまでした。
先付
新鮮な野菜たち
この日いただくもの
才巻海老(足)
才巻海老
才巻海老(少しレア)
蓮根
冷たい抹茶
紋甲烏賊
雲丹
サラダ
とうもろこし
みょうが
太刀魚
グリーンアスパラ
穴子
さつまいも
天茶(明太子載せ)
とうもろこしを追加
西瓜のジュレ
2020/09/12 更新
2017/07 訪問
軽やかな夏の天ぷら
2か月ぶりの再訪。
夏の天ぷらをいただきに伺いました。
落ち着いた雰囲気の6席のみのカウンター席は寛げます。
・ランチコース 「ゆり」 9570円(サービス料・税込)
ドリンクは、冷たい抹茶 1188円(同)
先に、この日の素材を見せていただきます。
前回訪問時にお話ししていた鴨(追加)、野菜は大好きなとうもろこしが特に楽しみ。
・先付
緑の葉が載った薄紙をそっと剥がすと、口当たりのよい夏らしく冷たい前菜。
・沖縄の才巻海老
足のあとは、ミディアムとレアで食感の違いが楽しい。
・蓮根
いつもながら、しゃきしゃきと。
・伏見唐辛子
これは初めて。ちょうど旬の京野菜。
辛くなく、独特の風味が薄い衣に閉じ込められています。
・キス
定番の美味しさ。
・夏の野菜サラダ
お口直しに。
・トウモロコシ
薄衣にうっすらとトウモロコシの粒が見えます。
なかはあつあつ、ジューシーなままのトウモロコシ。絶品です。
さらに、続けてもう一品のトウモロコシは、少し焼きめのついた焼きトウモロコシ風
・じゃがいも
ほこほこ。酒盗をかけていただきます。
面白い組み合わせ。
・国産鴨(追加) 1782円
大きなサイコロ状で登場。大葉が巻かれています。
お肉の旨みが最大限に出ている感じがします。旨し!
・穴子
上品な姿の穴子さん。按配は抜群。
・天茶(鱧とトウモロコシ)
夏らしい組み合わせをサクッと。
デザート
・桃のコンポートとアイス
相変わらず、紅花一番搾りの軽やかな天ぷらに、この日も満足です。
ごちそうさまでした。
先付
そっと開けると・・・
この日の野菜たち
足
ミディアム
レア
蓮根
伏見唐辛子
キス
夏のサラダ
トウモロコシ
焼きトウモロコシ風
じゃがいも
酒盗を載せて
鴨
天麩羅の鴨
穴子
天茶(鱧とトウモロコシ)
お新香
冷抹茶
桃のコンポートとアイス
2020/09/12 更新
2017/05 訪問
初夏の天ぷら〜個性がそれぞれ印象的なお魚たち:銀宝、稚鮎、姫小鯛、金目
初夏の天ぷらをいただきにお昼に訪問。
この日もカウンター席でゆったりと。
前回同様、ランチコースで若干内容を変えて。
さらに、気になったものを追加でいただくことに。
〇ランチコース つつじ 9570円(サ・税込)
追加はお魚で、銀宝と金目鯛 3326円(同)
ドリンクは、冷たい抹茶 1188円(同)
・先付
よもぎ豆腐の蓬が緑色鮮やかで食欲をそそります。
・才巻海老
こちらは定番。まず足。その後、普通とレアで食べ比べ。
・蓮根
ほくほくでジューシー。
・そら豆
初夏の代表的なお野菜の登場で、旬を感じます。
かき揚げはいただいたことがありますが、単独での天ぷらは初めてかも。
シンプルで、そら豆の旨みが出ていますね。
ここで、元気に泳ぐ稚鮎さんが登場。
追って、天ぷらになってのお姿は芸術的ですらあり、食べずに飾っておきたい感じ(笑)
・初夏の野菜サラダ
飾られている花びらが初夏のものに変わりました。
・姫小鯛
名前は鯛ですが、けっこう深いところにいる魚だそう。
ふっくらと肉厚。ジューシーで甘みがあり、名前の通り、お姫さまのように上品。
・ヤングコーン
夏の先駆け。天ぷらなのに、ちゃんと細かい粒が見えます・・これはワザですね。、
・金目鯛
大葉と合わせて。白身ながら濃厚な味わいは独特。
天ぷらでいただくのは初めで、旨し。
・熊本の赤茄子
はい。こちらにスペシャリティです。
・銀宝
「銀宝を食べずして天ぷらを語る無かれ」と言われるという銀宝。
旬は、5月上旬から7月とまさに今。
なかなか見かけることがありません。
食感が今までのお魚と全然違います。
「なんとなく、一口めがおせんべいのようですよね」と坪井さん。
まさに・・。これはクセになる美味しさです。
・天茶、桜海老のかき揚げ、香の物
ご飯に、濃い抹茶をつぎ、上に桜海老のさくさくかき揚げ。
・和三盆のブランマンシェ
毎回、デザートも変わるので楽しみ。
お野菜もいつも美味しいですが、今回は、旬のお魚の個性がそれぞれで印象的。
ごちそうさまでした。
先付
本日の野菜たち
この日いただくもの
抹茶
5種類のお塩
才巻海老(足)
才巻海老
蓮根
そら豆
元気な稚鮎
稚鮎
初夏のサラダ
姫小鯛
ヤングコーン
金目鯛(大葉と)
熊本の赤茄子
銀宝
天茶、桜海老かき揚げ、香の物
和三盆のブランマンシェ
店内
2020/09/12 更新
2017/03 訪問
春の旬を楽しむ天ぷら
2か月ぶりの再訪。
前回訪問した時に、春野菜の天ぷらをいただきたく、3月に予約を入れておきました。
相変わらず、こじんまりとした6席のカウンター席は、落ち着きます。
サービスは、隣の「和田倉」の着物姿の上品のお姉さま。
ちょうど春のコースがあるので、これにしてみましょう。
春の限定ランチコース つつじ 9570円
・稚鮎と桜えびを取り入れた天麩羅8品
最初、この日取り揃えた立派な野菜たちを見せていただきます。
さらに、元気に泳ぐ稚鮎も。
そのあと、このコースでいただく素材も一揃い見せていただくと、
あ・・先ほど見たグリーンアスパラが入っていないので追加。
お魚も、春らしく蛍烏賊を追加でお願いしました。
ドリンクは、りんごジュース 1243円
前回のみかんジュースの方が濃厚だったな。
・先付:薄ピンクの桜豆腐に蟹
春らしくてお上品。
・春のサラダ
赤、紫、黄色と色鮮やかな花びらが散りばめられたサラダ。
お花も食べられます。
ここから天ぷら。
相変わらず爽やかな坪井さん。
こちらの特長のべに花一番搾りの天ぷらも爽やか。
今回は、6種類の塩に桜塩が加わり、ピンクで綺麗。
・才巻海老
足、2匹の海老は普通とレアと食感を変えて。
・蓮根
春先の蓮根は甘味が強くなるのですね。
・タラの芽、ふきのとう
これが食べたかったのです〜。
ふきのとうなんて、衣が繊細に薄いので精巧なブローチのようです。
ちょっとの苦味が、春野菜。天ぷらになると、野菜の旨みが一層。
・しらうお
大きめのしらうおがサクサクに。
・グリーンアスパラ (追加:805円)
好きなんです、アスパラ。
・蛍烏賊(追加:957円)
ワタが入った蛍烏賊は濃厚な風味。
・稚鮎
先ほど、元気に泳いでいた可愛らしい稚鮎さんです。
薄衣で、可憐に立っているように見えますが・・
ごめんなさい。頭からがぶっといきますよ〜。
・椎茸
ここで坪井さんの技が冴えます。
半分にカットした椎茸。片方はふんわり。もう一方はしっかり。
同じ椎茸が天ぷらの揚げ方でこんなに変わるなんてすごい。
そして、どちらも美味しいのです。
しっかり風の椎茸は、滅多に食べられないかも。
・熊本の赤茄子
前回に続き、こちらの看板料理。
・桜エビのかき揚げ
春らしくピンク色の桜海老がぎゅっと詰まったかき揚げ。旨し。
・季節の炊き込みご飯は、じゃこご飯 赤出汁、香物
・デザート:苺の杏仁
日本酒ケーキ(パレスホテルオリジナルの純米吟醸酒「壱ノ壱ノ壱」を使用)
今回も、美味しく楽しくいただきました。
ごちそうさま。
元気に泳ぐ稚鮎と桜の花
この日の野菜
季節限定の桜塩も登場(向かって左)
先付:桜豆腐と蟹
色とりどりの花びらのサラダ
才巻海老の足
ミディアム
レア
蓮根
蓮根(天ぷら)
タラの芽
ブローチのようなふきのとう
しらうお
グリーンアスパラ
蛍烏賊
蛍烏賊(天ぷら)
稚鮎
椎茸(ふわふわとしっかり)
熊本の赤茄子
熊本の赤茄子(天ぷら)
桜海老のかき揚げ
じゃこご飯、赤出汁、香の物
りんごジュース
オリジナル日本酒ケーキ
苺杏仁
2017/03/15 更新
2017/01 訪問
居心地の良い空間と軽やかな天麩羅
Myレビさまが絶賛されており、紅花一番搾りを使われているそうで、これは行きたい!
・・・ということで、休日ランチで訪問しました。
パレスホテルの6階。
日本料理「和田倉」さんと入口は一緒。
和服の女性の方たちが複数エレベーター前にスタンバイしており、すぐ案内してくれます。
カウンター6席のみ。照明を落とした落ち着いた店内。
ドリンクは、みかんジュース 1300円
綺麗な濃い蜜柑色。みかんの果実感がすごく、気に入りました。
いただいたのは
・ 「つばき」 (⒓月〜2月の期間限定) 8700円 (+サービス料10% +税)
・先付:胡麻豆腐とキス、蕪
・和風サラダ
さていよいよ天ぷら。
揚げ手は、お若い坪井さんが颯爽と登場。
お塩が、岩塩、蕎麦、海藻、美ら海、抹茶と6種類。
ネタごとにどれが合うか教えてくれます。
最初にナマのエビが見せていただきます。今回は沖縄のエビだそう。
その後、全てのネタの揚げる前の姿を見せてもらえます。
・才巻海老 アタマ
沖縄ということで、美ら海のお塩で。
あ・・、衣がとても薄くて軽やか。
たきやさんと相通じるものがあります。
・才巻海老 ミディアムとレア。
2種類違う食感で楽しめます。レアが、特にイイ感じ。
・蓮根
冬野菜の定番。ほくほく・しゃきしゃきです。
・下仁田ネギ
びっくりするほど、ふと〜い!
苦みもなく、ネギ本来の旨みを感じます。
・鱈の白子
薄い衣をまとい、中はアツアツで濃厚。とろけますねえ・・。
・きのこ
すみません。名前、忘れました・・・。大きなきのこです。
天麩羅というと、椎茸が一般的ですが、それにしないところにこだわりが感じられます。
・キス
やっぱり、お魚も軽やかに。
・熊本の赤茄子
これまた、あまりに大きな茄子で卒倒・・(ウソ)
色は赤紫色で、長さが30cm近くはあるような・・・・。
爽やかな香りで、果肉は柔らかめでジューシー。
もともと茄子も好きですが、こちらのスペシャリティだけあって、特別感がありますね。
・炊き込みご飯
新年ということで、真っ赤な人参と白いイカ。
華やいで、おめでたい。
赤出汁と香物も一緒に。
・かき揚げ
最後に、海老と野菜のかき揚げ。
坪井さんの天麩羅は、センスの良さを感じます。
野菜の天麩羅に奥深さを感じるそう。
揚げ方で、野菜本来の旨みをどこまで出せるか・・・。
また、いろいろな素材を使って、天ぷらの可能性を探ってみたいとも。
例えば、変わり種として「梅干しなら今でも、すぐできますよ。」
「梅干し〜!それは、ぜひ」
「特上」と書かれたケースに入った大きな梅干しが登場。
・梅干し 1000円
これも薄〜い衣に包まれ・・・・。
ひと思いにいただくと、全く酸味がなく、まろやか。
面白い食感で爽やかさがあるので、箸休めにまた今度いただこうかな。
・水菓子
苺を使ったババロアのような甘味。
これは和田倉さんで作っているのかな。美味しいです。
着物姿の上品な女性の方が、こじんまりとした店内に常時スタンバイしていて、
先付や水菓子はこの方から供されます。
軽やかで美味しい天麩羅と、プライベート感を満喫できる上品な空間。
坪井さんの対応も爽やか。
(おふたり体制で、坪井さんの方が少ないそうですが、この日はたまたま担当だったそう)
今度は春の天麩羅をいただきにまいります。
今回は、序章ということで・・(笑)
お腹を空かしてきて、もっとたくさんいただきますよ〜。
ごちそうさまでした。
沖縄の才巻海老
才巻海老 アタマ
才巻海老
蓮根
5種類の塩
先付:胡麻豆腐、キス
和風サラダ
濃厚なみかんジュース
太い下仁田ネギ
下仁田ネギ
鱈の白子
白子
茸
茸
キス
熊本の赤茄子
熊本の赤茄子
炊き込みご飯、赤出汁、香の物
新年なので赤い人参と白い烏賊
かき揚げ
梅干し登場
梅干し
苺の水菓子
煎茶
店内
2017/01/17 更新
初秋の再訪。
今回も坪井さんの繊細な天麩羅をいただきに。
お店に向かうまでのパレスホテル内は
コロナ禍のせいか、いつもより人出が少なく、ちょっと寂しい感じ。
いちょうコースでお願いし、あとは食べたいものを追加。
まず、季節の先付、才巻海老~蓮根と続きます。
秋の風を感じる銀杏、分厚い椎茸
キスは、今回は黒胡椒を使うという新しい趣向。
なんとなく洋風タッチになり、なかなか良い感じ。
私のメゴチ好きを覚えていていただいていて
今回は入荷あり!
メゴチの食感が衣に包まれることで、一層引き立ちます。
・グリーンサラダ
ツルムラサキの花が可愛い
追加でグリーンアスパラ。
そして、今回の新ネタは、なんとトマト!
真っ赤なトマトを半分にカットし
うす〜い繊細な衣に包まれると・・・。
衣のなかは瑞々しさが封じ込まれたトマトの甘み。
そういえば、イタリアンでも温かいトマト料理をいただくわけで
その違った展開形ともいえるかも。
これならジューシーなフルーツでもいろいろイケるかも。
お魚の追加はカマス。
肉厚で、焼き魚がふわっと揚がった感じ。
大根おろしが合います。
・熊本の赤茄子
このみずみずしさは天下一品。
天バラ、赤出汁、お新香
天バラも黒胡椒で味付けという新趣向。
デザートは、桃のブランマンジェ
この日も居心地良く、堪能。
ごちそうさまでした。