103回
2021/05 訪問
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
イタリアンTOKYO2021 百名店受賞店
ミシュラン東京2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値に」という思いから
営業は2019年まではディナーのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、2020年の4月より席数は同じのままランチのみのになり、2021年の1月からは営業形態を変更し火水木の週3日営業の1日ランチとディナー4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店になります。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印になります。
営業時間は2019年までは19:30一斉スタートでしたが、2020年は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になり、2021年の現在ではランチは11:45開場の12:00一斉スタートで15:00まで、ディナーは19:00開場の19:15一斉スタートで22:15までになります。
現在(2021年)、店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明になりますが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
店内はシェフ自ら設計しており、テーブルからキッチンの距離は50cmほどで、無駄のない劇場型空間となっています。
そのため火を入れた魚や肉の香りや切り立ての生ハムの香りをリアルに感じられます。
まさに最高の贅沢なひと時を体験できます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転され、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
まさに聖地という名に相応しい空間です。
ペレグリーノの料理はエミリアロマーニャ州の郷土料理を1番美味しい状態で提供するスタイルになります。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第2部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
パイウォーターには強い抗酸化作用があるため、旨味を抽出し雑味をカットする効果があり、まさに素材を最大限に生かす最高の水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
ペレグリーノの調理法の特徴は食材の風味を損なわないために食材の火入れを最小限にしているということです。
また、最適な火入れを施した素材には必要最低限のソースや付き合わせのみになります。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめます。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
「すべてを最高値に」という想いの一皿が「すべてが最高値」という想いを心に刻ませます。
訪れる人々に無限の夢をあたえるレストラン
それこそが聖地「ペレグリーノ」です。
一度この幸福を体験してしまうと、訪れる前日に明日はどんな料理がでるのか想像をかきたてられてしまい興奮してなかなか寝つけません。
コースが終了してもなお余韻が残り、帰宅してもその幸福感が残り続けます。
そしてその感動は永遠に心に刻まれます。
夢の時間を体験でき、これほどまでの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理人としてはもちろん、人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
この方が作る全ての料理を食べてみたいです。
それこそが無限の夢、永遠に終わることのない夢です。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク①
フランス産シャンパーニュ
ブランドブラン
2011年ヴィンテージ
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に弱火で65℃まであげて温めたものになります。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性が抜群です。
表記にない料理
カルチョーフィ(アーティチョーク)
サマートリュフと煮込んだもの
上からサマートリュフを削り芳醇な香りが店内に広がります。
仕上げにオリーブオイルを少々加えます。
香りだけでも満足させてくれます。
ドリンク②
白ワイン
リボラジャッラ
前菜
熊本天草の紫雲丹の組み合わせ
ミョウバン不使用の紫雲丹に塩を少々加えて味を整えており、お客さんの来店時間ににあわせて直前に焼き上げたライ麦パンと組み合わせていただきます。
手で持っていただきます。
雲丹とライ麦の組み合わせが絶妙です。
イタリア料理
牡丹海老の低温ロースト
花ズッキーニとズッキーニのピュレア添え
北海道の古平の牡丹海老
低音でローストしいい状態にしあげたものになります。
口の中で柔らかな味わいと海老の甘味が楽しめます。
ズッキーニのピューレ状のソースに花ズッキーニも加え和えたものになります。
海老本来の旨味と甘味が最大限に引き出されており、個人的に1番好きな海老料理です。
ドリンク③
白ワイン
ヴィトフスカ
魚料理
大分の白甘鯛
アスパラソヴァージュ添え
サルサアチド(酸味のソース)
ブールブランソース
九州大分の白甘鯛を蒸し焼きにしています。
青森県産地の本鱒
ミディアムレアからミディアムでの火入れ加減に仕上げています。
とてもしっとりとした食感です。
付け合わせにフランスのアスパラソヴァージュ
エシャロットとバターのソース
酸味のソースであるブールブランソース
ブールブランソースには、イタリアの自然派のラディコンが作り手の土着のブドウから作られた白ワインを使用しています。
魚の火入れもさることながら、このソースは衝撃的に美味で驚きました。
ホワイトアスパラガスの紀州備長炭火焼き
アチェト バルサミコトラディッチョナーレ ディ モデナ ストラヴェッキア添え
ドイツのエルンバッハのホワイトアスパラガスになり5月中旬から9月中旬が旬になり、綺麗で甘みが強いものになります。
塩を少々ふりかけながらじっくりと火を入れて丁寧に焼き上げています。
良質なヴェネトのオリーブオイル
コンディメントソース(ドレッシング)
バルサミコ酢25年熟成の本物のバルサミコ酢
左から右にかけて味が濃くなるので順にいただきます。
それぞれのソースを最後は全てまぜていただきます。
アスパラ本来の美味しさは勿論、3種のソースで様々な楽しみ方できます。
1つのお皿でいろんな味わいを楽しめる素晴らしい一品です。
ドリンク④
メルロー
ラディコン
2001年ヴィンテージ
肉料理
群馬県増田牛
こだわりの黒毛和種のメス牛になり血統から選別され、お米のわらや麦などの良質な飼料をベースに36ヶ月という長期間独自の飼育方法で育てられた牛になります。
特製のビネガーソースを吹き付けながら焼いています。
京都の賀茂茄子を3時間ローストしたものを丁寧に皮を剥いて付け合わせにしています。
サルサヴェルデソースを添えて
サルサヴェルデとは緑のソースという意味になり、北イタリア伝統のパセリが主体のソースになります。
ベースになっているのはイタリアンパセリになります。
これにアンチョビ、ニンニク、ケイパーなどを加えて撹拌したソースになります。
北イタリアでよく食べられているそうで、美しい色合いとジェノベーゼソースよりもフレッシュな味わいが特徴の清涼感ある味わいが楽しめます。
台湾の先住民が栽培している山胡椒まーがおを添えています。
肉料理も絶品です。
現代には多くのステーキ専門店がありますが、どの専門店よりも圧倒的に美味しいです。
肉本来の赤身の美味しさ、絶妙な火入れや味のバランスどれをとっても一級品です。
ドリンク⑤
赤ワイン
トスカーナのサンジョベーゼ
ブルネロモンタチーノ
手打ちパスタ
フレッシュのモリーユ茸を使ったソース
この時期が旬のトルコ産の最高級のモリーユ茸になり、キノコの女王と呼ばれています。
麺はタリアテッレ
ごくシンプルな仕立てブッロ エ パルミジャーノ
金属が触れないようにあえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、手打ちにする事でそのように仕上げています。
また咀嚼して食べることにより口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
長い時間をかけて丁寧に作られたパスタはどのパスタよりも美味しいです。
以前はパスタ用の台で体重をのせて力をいれて作られていましたが、現在は調理台でパスタを作られています。
その理由は、力を入れすぎない方がより美味しいパスタが作れるからです。
手打ち麺で1番美味しく作れるのはおばあちゃんと言われています。
なぜなら力が弱いために余計な力を入れずに適度な力加減で麺を打てるからです。
そんな細かいところまで追求するパスタは他では食べられません。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適の状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク⑥
赤ワイン
生ハム①
北イタリアフリウリ ヴェネチア ジューリア州
サンダニエーレ産の”プロシュート”
24ヶ月熟成のものになります。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーになります。
1.先ずは極く薄くスライスしたものをフラットにそのままに
手の甲にのせてすぐにいただきます。
2.同じく薄くスライスしたものを少しだけ状態を変化させて
手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
3.異素材と組み合わせてより魅力を引き出します
聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
4.更に一体感を楽しんでもらいます
常温に近いバローロを使用したビネガーを吹きかけて米に酸味をくわえています。
先ほどとは味わいが異なり、より深みのある味わいが楽しめます。
生ハム②
ボローニャ特産 モルタデッラ
24ヶ月熟成のもので、化学調味料を一切使用していません。
1.香りと余韻を楽しむ食べ方をします
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
まずはそのまま2回いただきます。
2.状態を変えて魅力を引き出します
温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
同じ生ハムでも温度や食すタイミングで全く違う味わいになり、無限の夢を与えてくれます。
生ハム③
トスカーナ産
チンタセネーゼ黒豚背脂塩漬け生ハムラルド
自家製平焼きパンチャバッタとの組み合わせ
北海道の小麦「春よ恋」を使用したパンにのせていただきます。
1回目はそのままいただき、2回目は軽く熱をいれ脂を少し融解させ白ワインビネガーを吹きかけていただきます。
生ハム④
ヴェネト産のサラミ
北イタリア産白ワインにニンニクを加えて作られた化学調味料不使用のサラミになります。
着色料など使用していないため、色味が薄いですがこれが本物のサラミになります。
切り立てをそのままいただきます。
生ハム⑤
エミリアロマーニャ パルマ産
”プロシュートディ パルマ"
30ヶ月熟成のものになります。
1.長期熟成の味わいを切り分けただけで
まずはそのままいただきます。
2.パルマでの組み合わせで
最後はトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
まさに聖地の秘宝になります。
生ハム⑥
特選の素材を追加でのご案内
イタリアの生ハムの王様
パルマジベッロ村特産
クラテッロ ディジベッロ
出回る物の殆どが白豚が原料ですが本日のご用意は希少なパルマ黒豚でつくられた幻の逸品
追加料金(¥ 2600)
年間10本も入らないとても貴重な生ハムになります。
希少価値が高いだけではなく、とても扱いが難しいので他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュートとは異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高くイタリア現地でもなかなか食べることができず、日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける究極の一品になります。
ドリンク⑦
白ワイン
ヴィンサント
フィナーレ
デザート
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
開店当初から提供されている1番人気のメニューになります。
ヘーゼルナッツを削りまぶしています。
以前は包丁で細かくしていましたが、現在は上から削りまぶす手法に変わっています。
途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
名実共に日本一のジェラートになります。
ドリンク⑧
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
My Best Restaurant!!
無限の夢はここにある!!
聖地よ永遠に!!
2021/06/19 更新
2021/05 訪問
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
イタリアンTOKYO2021 百名店受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値に」という思いから
営業は2019年まではディナーのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、2020年の4月より席数は同じのままランチのみのになり、2021年の1月からは営業形態を変更し火水木の週3日営業の1日ランチとディナー4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店になります。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印になります。
営業時間は2019年までは19:30一斉スタートでしたが、2020年は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になり、2021年の現在ではランチは11:45開場の12:00一斉スタートで15:00まで、ディナーは19:00開場の19:15一斉スタートで22:15までになります。
現在(2021年)、店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明になりますが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
店内はシェフ自ら設計しており、テーブルからキッチンの距離は50cmほどで、無駄のない劇場型空間となっています。
そのため火を入れた魚や肉の香りや切り立ての生ハムの香りをリアルに感じられます。
まさに最高の贅沢なひと時を体験できます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転され、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
まさに聖地という名に相応しい空間です。
ペレグリーノの料理はエミリアロマーニャ州の郷土料理を1番美味しい状態で提供するスタイルになります。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第2部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
パイウォーターには強い抗酸化作用があるため、旨味を抽出し雑味をカットする効果があり、まさに素材を最大限に生かす最高の水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
ペレグリーノの調理法の特徴は食材の風味を損なわないために食材の火入れを最小限にしているということです。
また、最適な火入れを施した素材には必要最低限のソースや付き合わせのみになります。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめます。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
「すべてを最高値に」という想いの一皿が「すべてが最高値」という想いを心に刻ませます。
訪れる人々に無限の夢をあたえるレストラン、それこそが聖地「ペレグリーノ」です。
一度この幸福を体験してしまうと、訪れる前日に明日はどんな料理がでるのか想像をかきたてられてしまい興奮してなかなか寝つけません。
コースが終了してもなお余韻が残り、帰宅してもその幸福感が残り続けます。
夢の時間を体験でき、これほどまでの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理人としてはもちろん、人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
この方が作る全ての料理を食べてみたいです。
それこそが無限の夢、永遠に終わることのない夢です。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク①
メビオーロのシャンパーニュ
ロゼのスパークリング
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に弱火で65℃まであげて温めたものになります。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性が抜群です。
前菜
カルチョーフィ(アーティチョーク)と熊本天草の紫うにの組み合わせ
酸味を効かせて調理しており、焼き上げた自家製ライ麦パンと組み合わせていただきます。
ドリンク②
白ワイン
ヴェネチア
ヴィトフスカ
青森県産の本鱒
大振りなのをねかせて脂をまわしています。
熟成させたものを半分凍った状態で藁で燻してから焼き上げています。
ミディアムレアからミディアムでの火入れ加減に仕上げています。
ヴェネト産のオリーブオイルと塩、北海道の北見の山山葵をあわせていただきます。
とてもシンプルですが、この上なく美味しいです。
個人的に過去最高の鱒の料理です。
この美味しさは一生忘れません。
イタリア料理
牡丹海老の低温ロースト
花ズッキーニとズッキーニのピュレア添え
北海道の古平の牡丹海老
低音でローストしいい状態にしあげたものになります。
口の中で柔らかな味わいと海老の甘味が楽しめます。
ズッキーニのピューレ状のソースに花ズッキーニも加え和えたものになります。
海老本来の旨味と甘味が最大限に引き出されており、個人的に1番好きな海老料理です。
ドリンク③
白ワイン
フランスとの国境境の標高の高いブドウを使用
魚料理
大分の白甘鯛
アスパラソヴァージュ添え
サルサアチド(酸味のソース)
ブールブランソース
九州大分の白甘鯛を蒸し焼きにしています。
とてもしっとりとした食感です。
付け合わせにフランスのアスパラソヴァージュ
エシャロットとバターのソース
酸味のソースであるブールブランソース
ブールブランソースには、イタリアの自然派のラディコンが作り手の土着のブドウから作られた白ワインを使用しています。
魚の火入れもさることながら、このソースは衝撃的に美味で驚きました。
ドリンク④
赤ワイン
サンジョベーゼ
2011年ヴィンテージ
第一の料理
手打ちパスタ
フレッシュのモリーユ茸を使ったソース
この時期が旬のトルコ産の最高級のモリーユ茸になり、キノコの女王と呼ばれています。
麺はタリアテッレ
ごくシンプルな仕立てブッロ エ パルミジャーノ
金属が触れないようにあえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、手打ちにする事でそのように仕上げています。
また咀嚼して食べることにより口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
長い時間をかけて丁寧に作られたパスタはどのパスタよりも美味しいです。
以前はパスタ用の台で体重をのせて力をいれて作られていましたが、現在は調理台でパスタを作られています。
その理由は、力を入れすぎない方がより美味しいパスタが作れるからです。
手打ち麺で1番美味しく作れるのはおばあちゃんと言われています。
なぜなら力が弱いために余計な力を入れずに適度な力加減で麺を打てるからです。
そんな細かいところまで追求するパスタは他では食べられません。
ドリンク⑤
赤ワイン
ラディコンメルロー
2004年ヴィンテージ
肉料理
群馬県増田牛
こだわりの黒毛和種のメス牛になり血統から選別され、お米のわらや麦などの良質な飼料をベースに36ヶ月という長期間独自の飼育方法で育てられた牛になります。
特製のビネガーソースを吹き付けながら焼いています。
京都の賀茂茄子を3時間ローストしたものを丁寧に皮を剥いて付け合わせにしています。
サルサヴェルデソースを添えて
サルサヴェルデとは緑のソースという意味になり、北イタリア伝統のパセリが主体のソースになります。
ベースになっているのはイタリアンパセリになります。
これにアンチョビ、ニンニク、ケイパーなどを加えて撹拌したソースになります。
北イタリアでよく食べられているそうで、美しい色合いとジェノベーゼソースよりもフレッシュな味わいが特徴の清涼感ある味わいが楽しめます。
台湾の先住民が栽培している山胡椒まーがおを添えています。
肉料理も絶品です。
現代には多くのステーキ専門店がありますが、どの専門店よりも圧倒的に美味しいです。
肉本来の赤身の美味しさ、絶妙な火入れや味のバランスどれをとっても一級品です。
ドリンク⑥
白ワイン
シャルドネブッシャローネ
第二の料理
ホワイトアスパラガスの紀州備長炭火焼き
アチェト バルサミコトラディッチョナーレ ディ モデナ ストラヴェッキア添え
ドイツのエルンバッハのホワイトアスパラガスになり5月中旬から9月中旬が旬になり、綺麗で甘みが強いものになります。
良質なヴェネトのオリーブオイル
コンディメントソース(ドレッシング)
バルサミコ酢25年熟成の本物のバルサミコ酢
左から右にかけて味が濃くなるので順にいただきます。
それぞれのソースを最後は全てまぜていただきます。
アスパラ本来の美味しさは勿論、3種のソースで様々な楽しみ方できます。
1つのお皿でいろんな味わいを楽しめる素晴らしい一品です。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにてスライスしてサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク⑦
赤ワイン
バルバレスコ
リベラセラフィーノ
2009年ヴィンテージ
生ハム①
北イタリアフリウリ ヴェネチア ジューリア州
サンダニエーレ産の”プロシュート”
24ヶ月熟成のものになります。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1:先ずは極く薄くスライスしたものをフラットにそのままに
手の甲にのせてすぐにいただきます。
2:同じく薄くスライスしたものを少しだけ状態を変化させて
手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
3 :異素材と組み合わせてより魅力を引き出します
聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
4:更に一体感を楽しんでもらいます
常温に近い
バローロを作ってビネガーにしたものを吹きかけて米に酸味をくわえています。
生ハム②
ボローニャ特産
”モルタデッラ”
24ヶ月熟成のもので、化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
1:香りと余韻を楽しむ食べ方をします
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
まずはそのまま2回いただきます。
2:状態を変えて魅力を引き出します
お皿をオーブンで軽く温めてからお皿にのせて3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
同じ生ハムでも温度や食すタイミングで全く違う味わいになり、無限の夢を与えてくれます。
生ハム③
トスカーナ産
チンタセネーゼ黒豚背脂塩漬け生ハムラルド
自家製平焼きパンチャバッタとの組み合わせ
北海道の小麦「春よ恋」を使用したパンにのせていただきます。
1回目はそのままいただき、2回目は軽く熱をいれ脂を少し融解させ白ワインビネガーを吹きかけていただきます。
生ハム④
ヴェネト産のサラミ
ラルドとウイキョウの種、北イタリア産白ワインにニンニクを加えて作られた化学調味料不使用のサラミになります。
着色料など使用していないため、色味が薄いですがこれが本物のサラミになります。
ドリンク⑧
赤ワイン
どちゃくのぶどう4種を混ぜて作られた
ロンバルディア州
バルベーラ
生ハム⑤
エミリアロマーニャ パルマ産
”プロシュートディ パルマ"
30ヶ月熟成のものになります。
1:長期熟成の味わいを切り分けただけで
まずはそのままいただきます。
2:パルマでの組み合わせで
最後はトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
まさに聖地の秘宝になります。
生ハム⑥
イタリアの生ハムの王様
パルマジベッロ村のクラテッロ ディジ ベッロ
※出回る物の殆どが白豚が原料ですが、本日のご用意は希少なパルマ黒豚でつくられた幻の逸品
追加料金
¥2600
年間10本も入らないとても貴重な生ハムになります。
希少価値が高いだけではなく、とても扱いが難しいので他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュートとは異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高くイタリア現地でもなかなか食べることができず、日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける究極の一品になります。
ドリンク⑨
白ワイン
ヴィンサント
フィナーレ
デザート
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
開店当初から提供されている1番人気のメニューになります。
ヘーゼルナッツを削りまぶしています。
以前は包丁で細かくしていましたが、現在は上から削りまぶす手法に変わっています。
途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
名実共に日本一のジェラートになります。
ドリンク⑩
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
My Best Restaurant!!
無限の夢はここにある!!
聖地よ永遠に!!
2021/06/27 更新
2021/04 訪問
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
イタリアンTOKYO2021 百名店受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2021 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地
唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値に」という思いから
営業は2019年まではディナーのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、2020年の4月より席数は同じのままランチのみのになり、2021年の1月からは営業形態を変更し火水木の週3日営業の1日ランチとディナー4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店になります。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印になります。
営業時間は2019年までは19:30一斉スタートでしたが、2020年は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になり、2021年の現在ではランチは11:45開場の12:00一斉スタートで15:00まで、ディナーは19:00開場の19:15一斉スタートで22:15までになります。
現在(2021年)、店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明になりますが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
店内はシェフ自ら設計しており、テーブルからキッチンの距離は50cmほどで、無駄のない劇場型空間となっています。
そのため火を入れた魚や肉の香りや切り立ての生ハムの香りをリアルに感じられます。
まさに最高の贅沢なひと時を体験できます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転され、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
まさに聖地という名に相応しい空間です。
ペレグリーノの料理はエミリアロマーニャ州の郷土料理を1番美味しい状態で提供するスタイルになります。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
パイウォーターには強い抗酸化作用があるため、旨味を抽出し雑味をカットする効果があり、まさに素材を最大限に生かす最高の水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
ペレグリーノの調理法の特徴は食材の風味を損なわないために食材の火入れを最小限にしているということです。
また、最適な火入れを施した素材には必要最低限のソースや付き合わせのみになります。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめます。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理人としてはもちろん、人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク①
シャンパーニュ
2011年ヴィンテージ
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出した
"ブロード”
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間以上火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に味を滞留させ、香りが飛ばないように本日は寒かったので弱火で65℃まであげて温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性がいいです。
前菜
北イタリア産野菜”ピゼッリ”(青豆)のスフォルマート
フレッシュミント風味
グリーンピースが近い品種にはなりますが、味の出方が異なります。
この野菜はグリーンピースよりもより甘味と旨味、香りが強いものになります。
水と塩だけで煮汁と卵黄をピューレ状にし
卵白を泡立ててものになります。
えぐみや臭みを感じないようにペパーミントの新芽だけを使用しています。
フレッシュクリームをゆるく泡立てています。
ドリンク②
白ワイン
ヤーコット
作り手ラディコン
2006年ヴィンテージ
イタリア料理
優しく繊細な火入れの縞海老の尾の身
蚕豆と共に
北海道の上ノ国町の旬の縞海老
海老のビスク
例年よりも水温が高いため、味がのったものを優しく繊細に調理したものになります。
北海道産のポロ葱の蒸し煮は単体で火を入れて仕上げています。
水と塩だけで火を入れて甘みを引き出しており、海老の頭と水だけでスープを取り、最後に塩を少々振りかけて味を整えます。
生きてる状態のまま届いたものをねかせて甘味を引き出しています。
季節料理
仏ロワール産ホワイトアスパラガスの紀州備長炭火焼き
モデナ産バルサミコ ディモデナ トラディッチョナーレストラヴェッキア添え
今が1番良い時期で解禁されたばかりの1本130~150gほどのホワイトアスパラガスになります。
左から右にかけて穂先から茎になり、味が淡いものから強くなります。
オーガニックのオリーブオイル
本物の25年熟成のバルサミコ酢
コンディメントソースという白ワインから作られてるドレッシングのソースになります。
最後は全てを混ぜていただくことで、よりいっそう深みが味わえます。
ドリンク③
白ワイン
ピエモンテ
シャルドネ
パスタ料理
手打ちパスタ伝統的なパルマ風ラヴィオリトルテッリ
トルテッリという伝統的パルマのパスタ
北海道のイタリア人がつくるリコッタチーズと
素材の本来の味がつまっています。
茹で汁とピエモンテ産の発酵バターをかけただけになります。
赤牛のパルミジャーノレッジャーノを上には粗く、下には細かくすっています。
香り豊かにしあげています。
春の青菜とリコッタの詰め物
青菜とリコッタの香りが立ち込めてきてより一層美味しくいただけます。
魚料理
白甘鯛を使った料理
3週間ねかせた大分の白甘鯛になります。
脂が増し旨みをたくわえたものになります。
炭火で遠火の強火で焼き上げています。
火入れ加減はミディアムレアの状態に仕上げています。
付け合わせに北海道げっこうの百合根
普通の百合根でも生育するのに2、3年かかりますが、こちらは生育するのに6、7年かかるものになります。
宮崎県の有機栽培のクレソン
ドリンク④
赤ワイン
サンジョベーゼ
2009年ヴィンテージ
肉料理
牛肉鳥取県さん田村牛のフィレ肉
和牛A5ランク
銘柄にこだわっておらず、その時に1番美味しいフィレ肉を選定して状態の良いものを仕入れています。
赤身の旨みが強い良質な牛肉になります。
自家製のソースをふきかけて焼き上げてるので、ソースは一切ありません。
春野菜福岡県産のたんぽぽと台湾の先住民が栽培して作られた胡椒マーガオを添えて
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにてスライスしてサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク⑤
白ワイン
ヴィトフスカ
生ハム①
北イタリアフリウリ ヴェネチア ジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
24ヶ月熟成のものになります。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1:先ずは極く薄くスライスしたものをフラットにそのままに
手の甲にのせてすぐにいただきます。
2:同じく薄くスライスしたものを少しだけ状態を変化させて
手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
3 :異素材と組み合わせてより魅力を引き出します
聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
4:更に一体感を楽しんでもらいます
常温に近い
バローロを作ってビネガーにしたものを吹きかけて米に酸味をくわえています。
生ハム②
ボローニャ特産
”モルタデッラ”
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
1:香りと余韻を楽しむ食べ方をします
2:状態を変えて魅力を引き出します
3:更に一体感を楽しんでもらいます
塩味と香りがより引き立つ
フォカッチャといんかのめざめ
ジャガイモのデンプン質の甘味苦味
自家製天然酵母と水と塩で作られたパンと組み合わせていただきます。
ドリンク⑥
赤ワイン
パルマ隣接のミラノ
ロンバルディア
生ハム③
エミリアロマーニャパルマ産
”プロシュート ディ パルマ"
30ヶ月熟成のものになります。
1 :長期熟成の味わいを切り分けただけで
2:パルマでの組み合わせで
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
生ハム④
イタリアの生ハムの王様 パルマジベッロ村のクラテッロ ディジベッロ”
※出回る物の殆どが白豚が原料ですが、本日のご用意はパルマ黒豚でつくられた幻の逸品
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムになります。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュットと異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高く日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
ドリンク⑦
パルマの美発泡のスパークリングワイン
フィナーレ
出来立て練りたてのジェラート
ジェラートフィオーレディーラテ
よく熟した苺との組み合わせ
フィオーレのソース苺のジェラート
「SUGALABO」の須賀シェフから紹介していただいた奈良の「古都華」という品種の苺を使用したジェラートになります。
水も砂糖も使用せずに作られています。
苺本来の持つ甘味を最大限に引き出された素晴らしいジェラートになります。
名実共に日本一のジェラートです。
ドリンク⑧
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
My Best Restaurant!!
無限の夢はここにある!!
聖地よ永遠に!!
2021/06/02 更新
2021/03 訪問
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値に」という思いから
営業は2019年まではディナーのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、2020年の4月より席数は同じのままランチのみのになり、2021年の1月からは営業形態を変更し火水木の週3日営業の1日ランチとディナー4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店になります。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印になります。
営業時間は2019年までは19:30一斉スタートでしたが、2020年は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になり、2021年の現在ではランチは11:45開場の12:00一斉スタートで15:00まで、ディナーは19:00開場の19:15一斉スタートで22:15までになります。
現在(2021年)、店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明になりますが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
店内はシェフ自ら設計しており、テーブルからキッチンの距離は50cmほどで、無駄のない劇場型空間となっています。
そのため火を入れた魚や肉の香りや切り立ての生ハムの香りをリアルに感じられます。
まさに最高の贅沢なひと時を体験できます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転され、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
まさに聖地という名に相応しい空間です。
ペレグリーノの料理はエミリアロマーニャ州の郷土料理を1番美味しい状態で提供するスタイルになります。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第2部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
パイウォーターには強い抗酸化作用があるため、旨味を抽出し雑味をカットする効果があり、まさに素材を最大限に生かす最高の水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
ペレグリーノの調理法の特徴は食材の風味を損なわないために食材の火入れを最小限にしているということです。
また、最適な火入れを施した素材には必要最低限のソースや付き合わせのみになります。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめます。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理人としてはもちろん、人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に、本日は寒かったので弱火で65℃まであげて温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性がとても素晴らしいです。
ドリンク①
シャルドネシャンパーニュ
ブランドブラン
2011年ヴィンテージ
表記にない一品
九州の鹿児島の出水から取れた鯵
この鯵は2月の中旬が旬のものになりますが、いまもなお旨味が強く素晴らしい鯵になりまく。
この鯵を薄く塩だけで振りかけて皮目を乾かさずに炭火で炙り、香りがつくかどうかのレベルで焼き上げています。
味が綺麗で力強い味わいが楽しめます。
最後にヴェネト産のオリーブオイルをまぶしていただきます。
ドリンク②
白ワイン
ピエモンテ州
シャルドネ100%
3大シャルドネ ブッシャドール
作り手はアルドコンテルノ
前菜
北イタリア産野菜 ピゼッリ(青豆)のスフォルマート
フレッシュミント風味
フランスだとスフレが近いものになり、グリンピースに近いピゼッリを使用しています。
甘味と香りが強い野菜になります。
調味料は水と塩だけで、卵黄と卵白を別々にして焼き上げています。
ペパーミントと生クリームを上にそえています。
熱過ぎると空気が入り舌に乗りにくいため焼いてから何分か置いて温度を落ち着かせてから提供されています。
淡い味わいだから余韻が長く続きます。
季節料理
虎河豚の白子紀州備長炭火焼
ロワール産ホワイトアスパラガスのロースト、コンディメントの組み合わせ
100gのホワイトアスパラガスをオリーブオイルにビネガーと白ワインのソースで
白子は口にじんわりと馴染んでぼやけたようになりやすいので、外側をばりっと焼き上げています。
アスパラガスは左から右に茎の方になるので、ほさきから甘味が少ないので順にいただきます。
最初はそのままいただき、2、3本目からは白子と組み合わせていただきます。
ドリンク③
白ワイン
ヴェネチアフリウリジューリア州
リボラジャッラ
2009年ヴィンテージ
作り手はグラブナー
イタリア料理
優しく繊細な火入れの北海道産の上ノ国縞海老を蚕豆と共に
鹿児島県産の空豆とあわせていただきます。
海老と空豆はよくイタリアで食べられているそうで、春を感じるような淡い味わいが楽しめます。
イタリア産の12~3月が旬でこの時期が香りが強い、フレッシュ黒トリュフを上から削り一緒に組み合わせていただきます。
トリュフを削る際の芳醇な香りも楽しめ最高です。
パスタ料理
手打ちパスタ 伝統的なパルマ風ラヴィオリトルテッリ
春の青菜とリコッタの詰め物
北海道に住んでるイタリア人が作るリコッタチーズと青菜を中に詰めています。
茹で汁とピエモンテ産の発酵バターをかけただけになります。
赤牛のパルミジャーノレッジャーノを上には粗く、下には細かくすっています。
粉の香りと甘味が引き出されたパスタになります。
ラヴィオリをナイフで切ると青菜の香りが立ち込める絶品のパスタになります。
これぞ聖地のパスタになります。
ドリンク④
赤ワイン
バルバレスコ
バローロにも使われるメビオーロの葡萄を使用してつくられています。
作り手はリベラセルフィー
魚料理
千葉勝浦より金目鯛
田芹添え
2.5キロの金目鯛を鱗焼にしたものになります。
身はふっくらと火を入れています。
埼玉県のセリに西洋野菜のクレソンを下茹でした茹で汁スープをソースの代わりにしていただきます。
肉料理
京都のやましろ白こ筍の炭火焼き
2、3週間が旬の筍になります。
あえて下茹でなしで焼いて香りを引き立てています。
北海道の天然の厚みのある旨味と甘味がある帆立のロースト
帆立の肝と紐の部分
パセリが主体のサルサヴェルデソース
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにてスライスしてサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
味の淡いものから順に強いものへと提供されます。
ドリンク⑤
赤ワイン
ロンバルディア
バルベーラ
4種類の葡萄をブレンドして作られたワイン
生ハム①
北イタリア フリウリ ヴェネチア ジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは22ヶ月熟成のものになります。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーになります。
①先ずは極く薄くスライスしたものをフラットにそのままに
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
②同じく薄くスライスしたものを少しだけ状態を変化させて
2周目目は手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
③異素材と組み合わせてより魅力を引き出します
聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
お米が熱々の状態でいただきます。
④更に一体感を楽しんでもらいます
温度を落ち着かせてからいただきます。
こちらは白ワインビネガーで酸味の力と米の甘味をより引き出すような食べ方になります。
生ハム②
ボローニャ特産モルタデッラ
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
①香りと余韻を楽しむ食べ方をします
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
②状態を変えて魅力を引き出します
温かいお皿において3つ数えていただきます。
次は自分の好きなタイミングでいただきます。
③更に一体感を楽しんでもらいます
最後にフォカッチャとの組み合わせていただきます。
フォカッチャは北海道の雪の下で1年間熟成させたジャガイモいんかのめざめを使用しています。
ジャガイモを小麦粉の2倍の量を使用したのが本来のフォカッチャになります。
生ハム③
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚のラルド
背脂の塩漬け
まずはそのままいただきます。
ハーブとスパイスをねりこんでつくられた生ハムになります。
自家製パンと組み合わせていただきます。
ドリンク⑥
赤ワイン
バルベーラ
生ハム④
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュート ディ パルマ
30ヶ月熟成のものになります。
①長期熟成の味わいを切り分けただけで
まずはそのままいただきます。
②パルマでの組み合わせで
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
生ハム⑤
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
36ヶ月熟成のもの
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュットと異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高く日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
ドリンク⑦
美発泡の白ワイン
エミリアロマーニャ州
マルバジアの葡萄
ドルチェ
糖度を残して作ったものになります。
デザート
出来立て練りたてのジェラート
ジェラートフィオーレディーラテ
よく熟した苺との組み合わせ
フィオーレのソース苺のジェラート
「SUGALABO」の須賀シェフの紹介でいただいた奈良の「古都華」という品種の苺を使用したジェラート
水も砂糖も使用せずに作られています。
苺本来の持つ甘味を最大限に引き出された素晴らしいジェラートになります。
ドリンク⑧
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
My Best Restaurant!!
無限の夢はここにある。
聖地よ、永遠に。
2021/04/16 更新
2021/02 訪問
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2021 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値に」という思いから
営業は2020年はランチのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、2021年の1月からは営業形態を変え火水木の週3日営業の1日昼夜の4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店です。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印です。
営業時間は2019年までは19:30一斉スタートでしたが、2020年は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になり、2021年の現在ではランチは11:45開場の12:00一斉スタートで15:00まで、ディナーは19:00開場の19:15一斉スタートで22:15までになります。
店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
店内はシェフ自ら設計しており、テーブルからキッチンの距離は50cmほどで、無駄のない劇場型空間となっています。
そのため、切り立ての生ハムの香りや火を入れた魚や肉の香りをリアルに感じられます。
まさに最高の贅沢なひと時を体験できます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
まさに聖地という名に相応しい空間です。
ペレグリーノの料理はエミリアロマーニャ州の郷土料理を1番美味しい状態で提供するスタイルになります。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
ペレグリーノの調理法の特徴は食材の風味を損なわないために食材の火入れを最小限にしているということです。
また、最適な火入れを施した素材には必要最低限のソースや付き合わせのみになります。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク
シャンパーニュ
フランス
ブランドブラン
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に、本日は寒かったので弱火で70℃まであげて温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性がいいです。
フォカッチャ
ジャガイモの定義
北海道の雪下でねかせたいんかのめざめを粉の2倍の量で作られたものになります。
昨日の朝から発酵させたものになり、酸味をひきだしたフォカッチャになります。
銚子産の鰯を塩でしめて皮目だけを炙っています。
ウイキョウ
ドリンク
白ワイン
バローロ
シャルドネ ブッシャローネ
作り手はアルドコンテルノ
魚料理
四国愛媛の宇和島の赤甘鯛の蒸し煮
山形県産の無農薬の豚かばというスゥーデン蕪
水と甘鯛で蒸し煮にしたものになります。
甘鯛の皮目の方には黒トリュフを添えて
鍋の中で蒸らしてミディアムの状態に仕上げています。
北海道の上ノ国町の旬の縞海老
海老のビスク
例年よりも水温が高いため、味がのったものを優しく繊細に調理したものになります。
北海道産のポロ葱の蒸し煮は単体で火を入れて仕上げています。
水と塩だけで火を入れて甘みを引き出しており、
海老の頭と水だけでスープを取り、最後に塩を少々振りかけて味を整えます。
ドリンク
白ワイン
シャルドネとソービニオンを掛け合わせたもの
牡蠣を一時間半じっくりと火を入れて仕上げています。
ピゼッリのピューレを添えて
ドリンク
白ワイン
ヴィトフスカ
肉料理
山形県産の米沢級の炭火焼き
銘柄にこだわっておらず、その時に1番美味しいフィレ肉を選定して状態の良いものを仕入れています。
お米の稲をいれて藁の香りをつけています。
ホワイトアスパラガス
イタリアのガエタ産のオリーブ
油分の多いオリーブを粗く潰してオリーブ油が出るくらいにまで仕上げています。
オリーブペースト
フランスロワール産の炭火焼き
台湾の先住民の胡椒マーガオを添えて
レモングラスの香りと山椒の香りをつけていただきます。
ドリンク
赤ワイン
メルロー
2004年ヴィンテージ
パスタ
ラビオリ
トルテッリという伝統的パルマのパスタ
北海道のイタリア人がつくるリコッタチーズと宮城県産のちぢみほうれん草を中に詰めています。
素材の本来の味がつまっています。
茹で汁とピエモンテ産の発酵バターをかけただけになります。
赤牛のパルミジャーノレッジャーノを上には粗く、下には細かくすっています。
ドリンク
赤ワイン
ピエモンテ州
1996年ヴィンテージ
九州鹿児島の網どりされた野生の真鴨の雌の胸肉の紀州備長炭炭火焼き
雌は繊細で脂分がそこそこ感じられるので雌を扱っています。
皮を伸ばしてロール状にし、ミディアムレアで仕上げています。
塩だけで味付けをし、野菜はイタリア産のアーティチョークを使用しています。
冬のこの時期があくが少なく、旨味が強く出る野菜になります。
塩と野菜だけ鍋に入れて火をじっくりかけて、野菜のこくを楽しめます。
北イタリア伝統のサルサベルでソースとオリーブオイルでいただきます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク
ロゼのスパークリングワイン
ピエモンテ州
葡萄の品種はメビオーロ
自家製ライ麦パン
ぎたろー軍鶏の内臓をペーストにし、アマゾンカカオをローストしたものになります。
ライ麦パンは長時間発酵させて焼き上げています。
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは22ヶ月熟成のものです。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ドリンク
白ワイン
ビトフスカ
ボローニャ特産モルタデッラ
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただきます。
最後は宮城県産みやこの鱈の白子を包んで組み合わせていただきます。
ドリンク
赤ワイン
ピノノワール
2004年ヴィンテージ
作り手はラディコン
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚のラルド
背脂の塩漬け
まずはそのままいただきます。
ハーブとスパイスをねりこんでつくられた生ハムになります。
自家製パン
ドリンク
白ワイン
リボラジャッラ
2009年ヴィンテージ
トスカーナコロンナータ村の豚類肉の生ハム
グアンチャーレ
リグーリアでの定義に基づいて作られた、フォカッチャに乗せて
ガタンチャーレとは白豚の頬肉のこと
脂と赤みの味わいの両方を味わえる生ハムになります。
北海道の雪の下で1年間熟成させたジャガイモの品種いんかのめざめを使用しています。
小麦粉の2倍の量を使用したのが本来のフォカチャになります。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
30ヶ月熟成
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
ドリンク
赤ワイン
バルベーラ
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュットと異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高く日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
ドリンク
白ワイン
ヴェネト特産
ガルガーレのブドウを天日干しにしたもの
デザート
パンナコッタ
古都華という品種の苺を使用したものになります。
25年もののバルサミコ酢を上からかけていただきます。
ドリンク
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2021/03/21 更新
2021/01 訪問
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値に」という思いから
営業は昨年はランチのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、今年の1月からは営業形態を変え火水木の週3日営業の1日昼夜の4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店です。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁が赤褐色の茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印です。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて音楽も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク
シャンパーニュ
フランス産のブランドブラン
2011年ヴィンテージ
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に、本日は寒かったので弱火で65℃まであげて温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性がいいです。
イタリアヴェネト
スフォルマート
グリンピースに似ていますが、味は凝縮感が強くて甘いです。
塩だけで火入れをしたものになります。
卵黄を加えて、別で卵白を泡立てています。
上にはペパーミントを添えています。
ニョッコアルフォルノ
プロシュートディパルマが主体の生ハムを刻んでつくられるものになります。
日本で作られるイタリア小麦を使用し、24時間以上焼き上げています。
ドリンク
白ワイン
北イタリアフリウリヴェネチアジューリア州
ヴィトフスカのぶどう
白子
岩手のみやこの白子
野菜は南イタリアの今が旬のグンタデッレ
イタリアから直送したほろ苦く食感を残すように火入れ加減されたものになります。
パセリが主体の北イタリアのサルサベルデソース
ドリンク
白ワイン
シャルドネブッシャローネ
作り手はアルドコンテルノ
北海道の上ノ国の島海老
状態のいいものを少しねかせており、甘味をひきだしています。
スープはエビの頭と殻でとったビスクになります。
塩も入れずに水と海老のみで仕上げています。
ポロ葱の蒸し煮
ドリンク
赤ワイン
北イタリアフリウリヴェネチアジューリア州
メルロー
作り手ラディコン
1997年ヴィンテージ
魚料理
四国の愛媛県宇和島の上質な赤甘鯛の蒸し煮
北海道「げっこう」という名の品種の百合根
この百合根は6年かけて栽培される甘味が強いものになります。
水、魚、ゆりねだけ火を入れて、イタリア産の黒トリュフを上から削っています。
ドリンク
白ワイン
北イタリア
リボラジャッラ
パスタ
ラビオリ
トルテッリという伝統的パルマのパスタ
北海道に移住したイタリア人がつくるリコッタチーズと群馬県産の甘みの強いちぢみほうれん草を中に詰めて
素材の本来の味がつまっています。
茹で汁とピエモンテ産の発酵バターをかけただけになります。
赤牛のパルミジャーノレッジャーノを上には粗く、下には細かくすっています。
ドリンク
赤ワイン
中部イタリアトスカーナ州
サンジョベーゼ
ブルネロ
2011年ヴィンテージ
肉料理
山形県産の米沢牛のフォレ肉の紀州備長炭炭火焼き
産地にこだわってるわけではなく、赤身の旨みが強い牛肉を仕入れています。
付け合わせは北イタリアヴェネト特産の野菜の女王と言われている「ラディキオロッソタルティーボ」
赤チコリになります。
焼きすぎると甘くなるので、苦味を残すように火入れをしています。
旨味と香りが出るようにシチリア産ピスタチオを刻んで
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク
北イタリアピエモンテ州
葡萄の品種はメビオーロ
ロゼのスパークリングワイン
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは24ヶ月熟成のものです。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただきます。
最後は白トリュフをモルタデッラで包んで組み合わせていただきます。
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚のラルド
背脂の塩漬け
まずはそのままいただきます。
ハーブとスパイスをねりこんでつくられています。
北海道の小麦粉を使用して作られた自家製パン
トスカーナコロンナータ村の豚類肉の生ハム
グアンチャーレ
リグーリアでの定義に基づいて作られた、フォカッチャに乗せて
ガタンチャーレとは白豚の頬肉のこと
脂と赤みの味わいの両方を味わえる生ハムになります。
北海道の雪の下で1年間熟成させたジャガイモの品種いんかのめざめを使用しています。
小麦粉の2倍の量を使用したのが本来のフォカチャになります。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
36ヶ月熟成
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
油は有機紅花油を使用し、生地には発光だねが入っています。
現地ではビール酵母を使用しますが、イースト臭くなるのでパンと同じく酵母を使用しています。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュットと異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高く日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
ドリンク
白ワイン
ヴェネト
陰干しして作られた甘口のワイン
デザート
奈良の「ことか」
水も砂糖も使用せずに作られています。
フィオーレのソース苺のジェラート
ドリンク
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2021/03/10 更新
2021/01 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2021 ゴールド受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
「すべてを最高値で」という思いから
営業は2020年はランチのみの1日1回転6名限定の週4日営業でしたが、2021年の1月からは営業形態を変え火水木の週3日営業の1日昼夜の4席一斉スタートの2回転に変更になりました。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店です。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプが目印です。
営業時間は2019年までは19:30一斉スタートでしたが、2020年は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になり、2021年の現在ではランチは11:45開場の12:00一斉スタートで15:00まで、ディナーは19:00開場の19:15一斉スタートで22:15までになります。
店内は2人ずつのテーブル席が2つの計4席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、中央の席の正面が「ベルケル」の最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
昨年まで赤のモデルが新調され白のモデルになりました。
昼間は赤のモデルを夜は白のモデルを使用するスタイルになります。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
店内はシェフ自ら設計しており、テーブルからキッチンの距離は50cmほどで、無駄のない劇場型空間となっています。
そのため、切り立ての生ハムの香りや火を入れた魚や肉の香りをリアルに感じられます。
まさに最高の贅沢なひと時を体験できます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
2021年の現在では4席になりました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
まさに聖地という名に相応しい空間です。
ペレグリーノの料理はエミリアロマーニャ州の郷土料理を1番美味しい状態で提供するスタイルになります。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ3時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
ペレグリーノの調理法の特徴は食材の風味を損なわないために食材の火入れを最小限にしているということです。
また、最適な火入れを施した素材には必要最低限のソースや付き合わせのみになります。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて永遠に己の身が果てるまで何度でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク
シャンパーニュ
フランス産ブランドブランド
2011年ヴィンテージ
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に、本日は寒かったので弱火で80℃まであげて温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
味は繊細で余韻はながくワインとも相性がいいです。
北海道上ノ国町の旬の島海老
例年よりも水温が高いため、味がのったものを優しく繊細に調理したものになります。
山形県産のスウェーデン蕪とそのピューレ
滋味あふれる優しい甘みを引きだしています。
イタリア産の黒トリュフをスライスし、火を入れることでより一層香りが引き立ちます。
ドリンク
白ワイン
フリウリヴェネチアジューリア州
作り手グラブナー
ピノグリージョ
もともと赤葡萄では色がかったぶどうになります。
2007年ヴィンテージ
九州大分の白甘鯛の蒸し煮
ミディアムの火入れ加減に仕上げています。
北海道月光の百合根
この百合根は生育するのに6年かかります。
火の力だけで甘さを引き出しております。
ブールブランソース
白ワインを煮詰めそこにバターをいれたソースになります。
ドリンク
白ワイン
北イタリアヴェネチアジューリア州
作り手ラディコン
メルロー100%
1997年ヴィンテージ
野菜料理
ミスティカンザ
北イタリアエミリアロマーニャの伝統的な郷土料理
季節の無農薬野菜を10種類使用しています。
25年熟成のバルサミコ酢
パルミジャーノバッケロッサ
牛の乳でつくられたパルミジャーノレッジャーノチーズ
北海道のポロ葱
青森県産の
芽キャベツ
北海道いんかのめざめ
フランス産の菊芋
イタリア産の赤蕪
イタリアン産の玉ねぎトロペア
アマゾンカカオをローストしてアクセントにしています。
ドリンク
赤ワイン
ピエモンテ州
赤ブドウの品種メビオーロを使用した
バローロ
作り手はジュゼッペ マスカレッロ
2008年ヴィンテージ
パスタ
ラビオリ
トルテッリという伝統的パルマのパスタ
北海道のイタリア人がつくるリコッタチーズと宮城県産のちぢみほうれん草を中に詰めて
素材の本来の味がつまっています。
茹で汁とピエモンテ産の発酵バターをかけただけになります。
赤牛のパルミジャーノレッジャーノを上には粗く、下には細かくすっています。
魚料理
宮城県産の真鯖の紀州備長炭炭火焼き
鮮度もよく脂が多く旨味が強いため、軽く塩をして皮をそのままにして焼き上げています。
ラディキオロッソタルティーボ
北イタリアの野菜の王様であるヴェネト特産赤チコリを添えて
旨味と香りが出るように仕上げています。
シチリア産ピスタチオ
イタリア産のオリーブ
脂分が多く含んだものをペースト上に
ドリンク
赤ワイン
中部イタリア
サグランティーノのぶどう
重厚な重みをもった
2009年ヴィンテージ
肉料理
九州鹿児島の網どりされた野生の真鴨の雌の胸肉の紀州備長炭炭火焼き
雌は繊細で脂分がそこそこ感じられるので雌を扱っています。
メディアムレアで仕上げています。
塩だけで味付けをし、野菜はイタリア産のアーティチョークを使用しています。
冬のこの時期があくが少なく、旨味が強く出る野菜になります。
塩と野菜だけ鍋に入れて火をじっくりかけて、野菜のこくを楽しめます。
北イタリア伝統のサルサベルでソースとオリーブオイルでいただきます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク
ピエモンテ州
葡萄の品種はメビオーロ
ロゼのスパークリングワイン
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは22ヶ月熟成のものです。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ドリンク
白ワイン
どちゃくのぶどう
ビトフスカ
ボローニャ特産モルタデッラ
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただきます。
最後は白トリュフをモルタデッラで包んで組み合わせていただきます。
ドリンク
赤ワイン
ピノノワール
2004年ヴィンテージ
作り手はラディコン
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚のラルド
背脂の塩漬け
まずはそのままいただきます。
ハーブとスパイスをねりこんでつくられています。
自家製パンとの組み合わせでいただきます。
ドリンク
赤ワイン
リボラジャッラ
2009年ヴィンテージ
トスカーナコロンナータ村の豚類肉の生ハム
グアンチャーレ
リグーリアでの定義に基づいて作られた、フォカッチャに乗せて
ガタンチャーレとは白豚の頬肉のこと
脂と赤みの味わいの両方を味わえる生ハムになります。
北海道の雪の下で1年間熟成させたジャガイモの品種いんかのめざめを使用しています。
小麦粉の2倍の量を使用したのが本来のフォカチャになります。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
36ヶ月熟成
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
ドリンク
白ワイン
ガルガーネのブドウを天日干しにしたもの
赤ワイン
バルベーラ
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュットと異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高く日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
ドリンク
白ワイン
ヴェネト
ガルガーレ
ソワーベ
陰干しして作られた甘口の白ワイン
デザート
ヴェネト特産のティラミス
博多の苺あまうおを使用しています。
低音で焼いたエスプレッソ風味のメレンゲ
サクサクした食感が楽しめます。
マスカルポーネチーズとの組み合わせ
ドリンク
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2021/02/12 更新
2020/12 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
営業はランチのみで、1日1回転6名限定の週4日営業になります。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店です。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁が赤褐色の茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプがあります。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が3つの計6席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面がベルケルの最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
また、シェフは「パルマハムスペシャリスト」としての実力を持つ方になります。
「パルマハムスペシャリスト」とは良質なパルマハムを見極め、ベストな状態で提供し、かつパルマハムの魅力を語り伝えられるプロフェッショナルのことです。
「パルマハム協会」で認定された方のみに与えられる称号です。
2020年の現在では世界に316名しかいません。
そのうち日本では6名のみになります。
まさに選ばれしパルマハムのスペシャリストになります。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細を丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて音楽も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何度訪れても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
本日は11.12月限定の白トリュフコースです。
この時期でしか味わえない最高級の白トリュフを使用した組み合わせを存分に堪能できます。
また、2021年の1月からは営業形態を変え火水木の週3日営業で、1日昼夜の4席一斉スタートの2回転に変更になります。
来年はもちろんのこと、永遠に通い続けます。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
ドリンク
シャンパーニュ
フランスブランドブランド
2011年ヴィンテージ
初めの料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋でこした後に、本日は寒かったので弱火で80℃まであげて温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせるのはもちろん、その日の気候にもあわせて火を入れる時間や温度を変えています。
余韻が長く半分ほど飲んでから、最後に白トリュフを削っていただきます。
香りが広がるこの上ない至福の時をすごせます。
前菜
京都より 鱸の紀州備長炭火焼
根セロリのピュレアと共に
5.6キロの鱸を2週間ねかせたものになります。
ミディアムレアにローストしています。
青森県県産の子セロリを水と塩だけで仕上げています。
イタリア産のオリーブを種を取って添えて
北イタリアヴェネト産のオリーブオイルを
ドリンク
白ワイン
ピエモンテのシャルドネ100%
3大シャルドネの1つ
シャルドネブッシャローネ
作り手はアルドコンテルノ
白トリュフを感じる料理
フランス産鴨フォワグラの”ティエピド"
徳島鳴門里浦町より"里むすめ"との組み合わせ
ティエピドとは常温という意味です。
フォアグラはテリーヌにして切り分けて常温のままおいといたものです。
芋の熱がフォアグラに移っていきます。
この里むすめという品種のさつまいもは徳島産のもので潮風がふく環境で栽培されており、甘いだけでなくミネラルが多く含まれています。
お皿の下には徳島県さつまいもをあつあつにローストしたものを皮を外した状態で
白トリュフを削ったものを間に挟んで
上からは白トリュフの食感をしっかり感じるために厚くスライスしています。
イタリア産の蜂蜜にトリュフの皮をくだいたものを加え、塩のみで味を整えています。
このままきりわけてフォアグラ、トリュフ、芋一緒に口に入れていただきます。
魚料理
熊本天草より白甘鯛
北海道産無農薬のポロ葱との組み合わせ
寒波が来る前に寝かせている状態のいい魚を時間をかけていいもの
ポロ葱の蒸し煮に使用している葱は味が強く
お客さんが来店される前から水と塩だけで葱を火入れして水分を飛ばしてから水分を加えて仕上げられてます。
熊本の白甘鯛は脂が強く
イタリアの白ワインビネガーを吹きかけて
ドリンク
赤ワイン
ピエモンテ
赤ブドウの品種メビオーロを使用した
バローロ
作り手はジュゼッペ マスカレッロ
パスタ料理
手打ちパスタ タリオリーニ
ピエモンテアルバの白トリュフと共にシンプルな仕立てで
味のきふくをもたせるために、味に立体感があるように仕立てています
右上にパルミジャーノレッジャーノ
ピエモンテ発酵バター
まずは白トリュフがかかってない部分をいただき、粉の味を楽しみます。
次に白トリュフと共にいただきます。
まさにいろんな楽しみ方ができる夢のパスタです。
ボウルの中にも白トリュフが入っていて絡めています。
空気にふれる面が多くないと香りが出ないため、これがイタリア式伝統的な擦り方になります。
白トリュフのタリオリーニを作りたいために綿棒ではなく、パスタマシンで作られます。
イタリアの食材でイタリアの伝統的な料理を伝えたい一心で調理されています。
旬料理
鹿児島より網どりされた真鴨雌のブラーチェ(炙り焼き)
イタリア産アーティチョーク
北イタリア伝統のサルサヴェルデと共に
鴨の赤身が生のような質感を残して火入れされており、味わいがダイレクトに伝わります。
ドリンク
赤ワイン
トスカーナ
サンジョベーゼ
作り手はマスタベッケア
肉料理
熊本和牛フィレ肉の紀州備長炭火焼き
宮城産旬のイタリア野菜プンタレッレのインサラータ添え
肉はA5ランクの和牛で赤身を味合わせることに拘ってるため、産地やブランドでは決めていません。
肉には特製のソースをふきつけて焼き上げ、藁で香りをつけています。
台湾の先住民が山で栽培してるマーガオとよばれる胡椒をそえています。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク
ロゼのスパークリングワイン
バローロ
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは22ヶ月熟成のものです。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手の平を擦り合わせて温めていただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただきます。
最後は白トリュフをモルタデッラで包んで組み合わせていただきます。
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚のラルド
背脂の塩漬け
まずはそのままいただきます。
チャバッタとの組み合わせ
ドリンク
赤ワイン
ピノノワール
2004年ヴィンテージ
作り手はラディコン
トスカーナコロンナータ村の豚類肉の生ハム
グアンチャーレ
リグーリアでの定義に基づいて作られた、フォカッチャに乗せて
ガタンチャーレとは白豚の頬肉のこと
脂と赤みの味わいの両方を味わえる生ハムになります。
北海道の雪の下で1年間熟成させたジャガイモの品種いんかのめざめを使用しています。
小麦粉の2倍の量を使用したのが本来のフォカチャになります。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
36ヶ月熟成
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
ドリンク
白ワイン
ガルガーネのブドウを天日干しにしたもの
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
秋の特選の組み合わせで
開店当初から提供されている1番人気のメニューになります。
モンブラン、イタリアではモンテビアンコと呼ばれ、白い山という意味です。
長野小布施の栗を9月に収穫し3時間ローストしたものになります。
また、途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
ドリンク
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2021/01/15 更新
2020/12 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、ランチのみの営業になります。
予約はOMAKASEのみの日本屈指の予約困難店です。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分になります。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁が赤褐色の茶色扉の一軒家で、隼が描かれた店名の看板とランプがあります。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が3つの計6席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面がベルケルの最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細で丁寧に説明してくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて音楽も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第1部と第2部の2部構成になっています。
第1部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただきます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間ほどのイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理を振る舞うペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第1部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第2部では目の前で生ハムをスライスするライブ感を楽しめるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムをまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何回訪れても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が異なります。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており、全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースを堪能できます。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、OMAKASEを経由してお店への連絡が必要になります。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
本日は11.12月限定の白トリュフコースです。
この時期でしか味わえない最高級の白トリュフを使用した組み合わせを存分に堪能できます。
また、2021年の1月からは営業形態を変え火水木の週3日営業で、1日昼夜の4席一斉スタートの2回転に変更になります。
来年はもちろんのこと、永遠に通い続けます。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランス産
ブランドブラン
シャルドネ100%
2011年ヴィンテージ
初めの料理
三重県産の細魚
骨がついたまま1日水分をとりフレッシュな状態で
フランス塩を片面にだけまぶし
そこにピエモンテ州アルバ産の白トリュフを削ります。
店内に白トリュフの香りが広がり、この上ない贅沢な至福の時間です。
噛むごとに味がまざわり口の中に広がる至高の一品になります。
郷土の味
長野県伊那ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋で冷やした後に、弱火で65℃を上回ることなく温めたものになります。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせて、火を入れる時間や温度も変えています。
余韻が長くワインとの相性がとても良いです。
白ワイン
リボラジャッラ
2003年ヴィンテージ
野菜料理
山形県産の蕪を使用したスフォルマート
卵黄を少し加え、卵白は別にして泡立てたもの
繊細な甘味と苦味に加え、最後の白トリュフの余韻が残ります。
前菜
韓国産の穴子のオーブン焼き
穴子のいい香りが飛ばないように火入れをしています。
北イタリアパセリの
サルサベルヴェルデソースで
白ワイン
ピエモンテ
シャルドネ
三大シャルドネ
ブッシャローネ
パスタ料理
手打ちパスタ タリオリーニ
ピエモンテアルバの白トリュフと共にシンプルな仕立てで
味のきふくをもたせるために、味に立体感があるように仕立てています
24ヶ月熟成のパルミジャーノバッケロッサとピエモンテ発酵バター、反対側には白トリュフを先程の料理よりも厚くたっぷりと削っています。
まずは白トリュフがかかってない部分をいただき、粉の味を楽しみます。
咀嚼して食べることにより口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
次に白トリュフと共にいただきます。
まさにいろんな楽しみ方ができる夢のパスタです。
ボウルの中にも白トリュフが入っていて絡めています。
空気にふれる面が多くないと香りが出ないため、これがイタリア式伝統的な擦り方になります。
白トリュフのタリオリーニを作りたいために綿棒ではなく、パスタマシンで作られます。
イタリアの食材でイタリアの伝統的な料理を伝えたい一心で調理されています。
魚料理
九州大分より白甘鯛
北海道産無農薬のポロ葱との組み合わせ
寒波が来る前に寝かせている状態のいい魚を時間をかけていいもの
ポロ葱の蒸し煮に使用している葱は味が強く
お客さんが来店される前から水と塩だけで葱を火入れして水分を飛ばしてから水分を加えて仕上げられてます。
熊本の白甘鯛は脂が強く
イタリアの白ワインビネガーを吹きかけて
赤ワイン
メビオロ
バローロ
2011年ヴィンテージ
白トリュフを感じる料理
フランス産鴨フォワグラの”ティエピド"
徳島鳴門里浦町より"里むすめ"との組み合わせ
ティエピドとは常温という意味です。
フォアグラはテリーヌにして切り分けて常温のままおいといたものです。
徐々に芋の熱がフォアグラに移っていきます。
この里むすめという品種のさつまいもは徳島産のもので潮風がふく環境で栽培されており、甘いだけでなくミネラルが多く含まれています。
お皿の下には徳島県さつまいもをあつあつにローストしたものを皮を外した状態を置き、白トリュフを削ったものを間に挟みます。
その上からは白トリュフの食感をしっかり感じるために厚くスライスしています。
イタリア産の蜂蜜にトリュフの皮をくだいたものを加え、塩のみで味を整えています。
このままきりわけてフォアグラ、トリュフ、芋一緒に口に入れていただきます。
赤ワイン
トスカーナサンジョベーゼ
肉料理
フランス産のシャラン鴨の胸肉のロースト
オイルをかけながらじっくりと火を通した後に、藁でいぶして香りをつけます。
付け合わせはアカチコリ
25年もののバルサミコ酢
台湾の先住民が栽培している胡椒マーガオ
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
ドリンク
スパークリングワイン
シャンパーニュ方式
ぶどうの品種はスペルボラ
2010年ヴィンテージ
北イタリアフリウリ ヴェネチア ジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは24ヶ月熟成のものです。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手の平でいただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米4号を生ハムで包んでいただきます。
こちらのお米は品種改良をされていないお米で、外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただきます。
最後はごま八珍柿との組み合わせでいただきます。
ドリンク
赤ワイン
ラディコン
メルロー
1997年ヴィンテージ
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚のラルド
背脂の塩漬け
フィノッキオ
オーブンで一瞬だけロースとして甘みを引き出しています。
トスカーナコロンナータ村の豚類肉の生ハム
グアンチャーレ
リグーリアでの定義に基づいて作られた、フォカッチャに乗せて
ガタンチャーレとは白豚の頬肉のこと
脂と赤みの味わいの両方を味わえる生ハムになります。
北海道の雪の下で1年間熟成させたジャガイモの品種いんかのめざめを使用しています。
小麦粉の2倍の量を使用したのが本来のフォカチャになります。
ドリンク
赤ワイン
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
36ヶ月熟成
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
ドリンク
白ワイン
ヴェネトのガルガーネのブドウを天日干しにして糖度をあげて作られたものです。
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
秋の特選の組み合わせで
開店当初から提供されている1番人気のメニューになります。
モンブラン、イタリアではモンテビアンコと呼ばれ、白い山という意味です。
長野小布施の栗を9月に収穫し3時間ローストしたものになります。
また、途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
ドリンク
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/12/29 更新
2020/11 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁が赤褐色に茶色扉で、上にハヤブサが描かれた店名の看板とランプがあります。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が3つの計6席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面がベルケルの最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細で丁寧な説明をしてくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただけます。
第二部では生ハムのフルコースです。
コース時間はおよそ4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理のペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何回きても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が違います。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースです。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
夢の時間を体験でき、これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
本日は11.12月限定の白トリュフコースです。
この時期でしか味わえない最高級の白トリュフを使用した組み合わせを存分に堪能できます。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランス産
ブランドブラン
シャルドネ100%
2011年ヴィンテージ
初めの料理
神奈川 小柴より平目のクルード
白トリュフ風味
生の平目を分厚くきって、フランス産の塩だけで味付けしてます。
そこにピエモンテ州アルバ産の白トリュフを削ります。
店内に白トリュフの香りが広がり、この上ない贅沢な至福の時間です。
噛むごとで味がまざわり口の中に広がる至高の一品です。
郷土の味
長野県伊那ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく24時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋で冷やした後に、弱火で65℃を上回ることなく温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせて、火を入れる時間や温度も変えています。
白ワイン
フランスロワール
若いヴィンテージ
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げた天然酵母のパンになります。
カラスミは自家製のもので、水分を飛ばしてないものになります。
京都府産の唐辛子をアクセントにしています。
手で持っていただきます。
白トリュフを感じる料理
フランス産鴨フォワグラの”ティエピド"
徳島鳴門里浦町より"里むすめ"との組み合わせ
ティエピドとは常温という意味です。
フォアグラはテリーヌにして切り分けて常温のままおいといたものです。
さつまいもはローストして皮を外しています。
この里むすめという品種のさつまいもは徳島産のもので潮風がふく環境で栽培されており、甘いだけでなくミネラルが多く含まれています。
フォアグラを削ったものを間に挟んで
イタリア産の蜂蜜にトリュフの皮をくだいたものを加え、塩のみで味を整えています。
このままきりわけて白トリュフとさつまいもを一緒にいただきます。
白ワイン
ピエモンテ
シャルドネ
作り手はアルドコンテルノ
シャルドネブッシャローネ
パスタ料理
めん棒でのばす手打ちパスタ タリアテッレ
ごくシンプルな仕立てブッロ エ パルミジャーノ
金属が触れないようにあえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、手打ちにする事でそのように仕上げています。
また、咀嚼して食べることにより口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
上から白トリュフをたっぷりと削っています。
手打ちのパスタにアルバ産の白トリュフ
最強の組み合わせになります。
秋料理
イタリア産フレッシュポルチーニ茸のロースト
タイムの新芽添え
バターと油と塩で甘味を引き出していて、香ばしい香りが広がります。
赤ワイン
トスカーナ
サンジョベーゼ
ブルネロ
2009年ヴィンテージ
魚料理
島根よりクエのロースト
北海道産無農薬のポロ葱の蒸し煮
ドライトマト風味
火入れ加減はミディアムレア
滑らかに旨みが伝わるように
水と塩だけで蒸し煮にした葱
赤ワインバローロビネガーを吹き付けて
加熱をしてない生クリームを煮汁にいれたクリームソースになります。
赤ワイン
ピエモンテ
メビローオ
バローロ
2008年ヴィンテージ
肉料理
兵庫県産神戸ビーフ フィレ肉の紀州備長炭火焼き
北イタリア産 旬野菜 "ラディッキオ ロッソ タルディーボのインサラータ添え
あかちこりのサラダ
今回は藁を使わずに、肉本来の香りが立つのでそのようなしています。
ミディアムレアの火入れ加減で仕上げています。
アクセントに台湾の先住民が栽培されている山胡椒を添えています。
特製ソースを吹き付けながら焼いており、藁の香りも食欲がそそります。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
白ワイン
サンダニーリエジューリア州
どちゃくのぶどう
ビトフスカ
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
24ヶ月熟成のものになります。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手のひらでいただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米を生ハムで包んでいただきます。
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産 モルタデッラ
温度の違いを味わって
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただき
3周目は温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
トスカーナ産のチンタセネーゼ黒豚の”ラルド
イタリア野菜と共に
オーブンで軽く炙り
赤ワイン
エミリアロマーニャ州
バルバカルロ
2012年ヴィンテージ
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
36ヶ月熟成
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
白ワイン
トスカーナ
ビンサントクラシコ
甘口の白ワイン
葡萄を収穫して藁の上で天日干しにして作られることにより糖度が増したワインになります。
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
秋の特選の組み合わせで
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
モンブラン、イタリアではモンテビアンコと呼ばれます。
小布施の栗を3時間ローストして組み合わせています。
また、途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/12/07 更新
2020/10 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁が赤褐色に茶色扉で、上にハヤブサが描かれた店名の看板とランプがあります。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が3つの計6席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面がベルケルの最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細で丁寧な説明をしてくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただけます。
第二部では生ハムのフルコースです。
コース時間はおよそ4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理のペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何回訪れても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が違います。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースです。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランス産
ブランドブラン
シャルドネ100%
2011年ヴィンテージ
初めの料理
神奈川小紫より平目のクルード
白トリュフ風味
上から白トリュフを削り、香りが店内に広がります。
新鮮な厚みがあり、旨味が強い平目です。
まずは上にある平目をそのままいただきます。
次にピエモンテ州アルバ産の白トリュフと組み合わせていただきます。
白ワイン
郷土の味
長野県伊那ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく20時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋で冷やした後に、弱火で65℃で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせて、火を入れる時間や温度も変えています。
イタリア料理
淡路産スミイカを優しく繊細な火入れで
イタリア産カルチョーフィ(アーティチョーク)のブラザートとの組み合わせ
旨味と甘味のあるイカをイカスミとイカの肝、ジャガイモのソースでいただきます。
白ワイン
魚料理
鹿児島県よりシブ鯛紀州備長炭火焼き
藁の香り
北海道産無農薬のポロ葱の蒸し煮
ドライトマト風味
北イタリア伝統のサルサヴェルデをアクセントに
シブ鯛をミディアムレアの火入れ加減で仕上げています。
赤ワイン
肉料理
鳥取県産田村牛フィレの紀州備長炭火焼き
福岡産イタリア野菜プンタレッレのインサラータ添え
プンタレッレとは苦味のある野菜です。
ミディアムレアの火入れ加減で仕上げています。
アクセントに台湾の山胡椒を添えています。
特製ソースを吹き付けながら焼いており、藁の香りも食欲がそそります。
パスタ料理
めん棒でのばす手打ちパスタ タリアテッレ
ごくシンプルな仕立てブッロ エ パルミジャーノ
金属が触れないようにあえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、手打ちにする事でそのように仕上げています。
また、咀嚼して食べることにより口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適の状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
プロシュートは24ヶ月熟成のものです。
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手のひらでいただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米を生ハムで包んでいただきます。
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産 モルタデッラ
温度の違いを味わって
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただき
3周目は温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
次は自分の好きなタイミングでいただきます。
最後は新潟県産のごま八珍柿との組み合わせでいただきます。
ヴェネト産のサラミ
滋味深い味わいの組合せ
通常販売されているサラミは化学調味料を使用してるため色味が赤いですが、当店のものは一切使用していない本物のサラミになります。
北海道の雪の下で1年間熟成させた品種いんかのめざめを粉の2倍の量を使用したフォカッチャになります。
北イタリア産白ワインににんにくを浸して香りをつけて作られています。
トスカーナ産
チンタセネーゼ黒豚のラルド
濃密な味わいの季節の果実と共に
まずはフィノッキオとの組み合わせでいただきます。
フィノッキオとは日本ではういきょうと呼ばれる野菜になります。
次に佐渡黒ダイヤと呼ばれる黒無花果のおぎビオレーとの組み合わせです。
オーブンに入れ無花果との一体感を出した後更にその上からラルドを乗せた一品になります。
赤ワイン
ブルネロブッシャローネ
エミリアロマーニャバルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
まずはそのままいただきます。
次にシャコと組み合わせていただきます。
最後にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
赤ワイン
アンティーナストッパ
2002年ヴィンテージ
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
トスカーナ
ビンサントクラシコ
甘口の白ワイン
葡萄を収穫して天日干しにして作られることにより糖度が増したワインになります。
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
秋の組み合わせで
栗
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
ヘーゼルナッツの酸化を避けるためにローストしていて、とても香ばしいです。
また、途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
小菓子
アマゾンカカオ100%
トルタ ディ チョコラータ
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/11/11 更新
2020/10 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁が赤褐色に茶色扉で、上にハヤブサが描かれた店名の看板とランプがあります。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が3つの計6席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面がベルケルの最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細で丁寧な説明をしてくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただけます。
第二部では生ハムのフルコースです。
コース時間はおよそ4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理のペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何回きても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が違います。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースです。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
初めの料理
長野県伊那ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで1度も沸騰させることなく20時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋で冷やした後に、弱火で75℃で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
その日ごとの軍鶏の状態にあわせて、火を入れる時間や温度も変えています。
郷土の味
プロシュートディパルマを練りこんだ
ニョッコ アル フォルノ
塩加減はハムの塩分のみで調節しています。
アルフォルノとはパスタのオーブン焼きのことです。
水分を抜くようにオーブンで蒸し焼きにして旨味を凝縮させたものになります。
白ワイン
ビトフスカ
2014年ヴィンテージ
特別料理
愛知のミル貝
コーン粉を練り上げたポレンタ
白トリュフ風味
ミル貝は水管の部分を使用しています。
ポレンタとは北イタリアの冬に食べられる伝統的な料理です。
アルバ産の白トリュフを削った際に店内に広がる香りが堪らない贅沢な一品です。
白ワイン
ジューリア州
シャルドネソービニオン
2005年ヴィンテージ
イタリア料理
北海道島牧からの牡丹海老を優しく微細な調理
イタリア産カルチョーフィ(アーティチョーク)のブラッザート添え
口の中で化学反応がおき、より一層海老の甘みを引き立てます。
甘味と旨味が強い牡丹海老とアーティチョークの柔らかな食感を楽しめます。
魚料理
島根県よりクエと北海道産無農薬のポロ葱の蒸し煮
軽いクリームと魚のエキスのソース
ドライトマトのアクセント
クエはミディアムレアの状態にローストして、皮目を炙っています。
フレッシュクリームを泡だてたソースになっており、水と塩だけで甘味と旨味を引き出しています。
赤ワイン
トスカーナ
サンジョベーゼ100%
ブルネロ
2009年ヴィンテージ
肉料理
鳥取県産田村牛
フィレの紀州備長炭火焼き
A5ランク赤身なので、脂があっさりしています。
福岡県産のイタリア野菜プンタテッレとアクセントに台湾の山胡椒を添えています。
特製ソースを吹き付けながら焼いており、藁の香りも食欲をそそります。
パスタ料理
めん棒でのばす手打ちパスタ タリアテッレ
ごくシンプルな仕立てブッロ エ パルミジャーノ
金属が触れないようにあえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、手打ちにする事でそのように仕上げています。
また、咀嚼して食べることにより口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
まずは生ハムの前に第2部の幕開けに最適なお楽しみの一品を用意
ミル貝の身や肝を使用したスープ
ピエモンテのビネガーを吹き付けて仕上げた一品になります。
白ワイン
ピエモンテ州ビトフスカ
メビオーロ
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
質感、食感、味わいの楽しみ
まずはそのままいただきます。
1周目はすぐにいただき、写真撮影は2周目でするのがマナーです。
1周目は手の甲にのせて、すぐにいただきます。
2周目目は手のひらでいただきます。
手のひらには汗腺があるので、温度が変わり味わいも1周目とは異なります。
最後に聖地発祥の食べ方である、小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米を生ハムで包んでいただきます。
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産 モルタデッラ
温度の違いを味わって
化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
召し上がり方は先程と手順は同じになります。
まずはそのまま2回いただき
3周目は温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
ヴェネト産のサラミ
滋味深い味わいの組合せ
北海道の雪の下1年間熟成させた品種いんかのめざめを粉の2倍の量を使用したフォカッチャになります。
北イタリア産白ワインににんにくを浸して香りをつけた
トスカーナ産
チンタセネーゼ黒豚のラルド
濃密な味わいの季節の果実と共に
佐渡黒ダイヤと呼ばれる黒無花果のおぎビオレーとの組み合わせです。
オーブンに入れ無花果との一体感を出した後更にその上からラルドを乗せた一品になります。
赤ワイン
作り手はラディコン
メルロー100%
エミリアロマーニャバルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでの組み合わせで
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
トルタフリッタとはイタリアの揚げパンのことです。
ふっくらと膨らんだトルタフリッタと生ハムの相性は抜群です。
噛みしめると小麦粉の持つ自然な甘さと生ハムの塩気が程よく溶け合っていく聖地の代名詞である最高の一品になります。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極少量生産のパルマ豚で造られた
very special venionでのご用意
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
クラテッロとは、腿肉を丸ごと使うパルマ産生ハムやその他の一般的なプロシュットと異なります。
腿肉の中心部分にある特に柔らかい最上の部位を切り出し熟成させるものになります。
腿肉の上質な中心部分だけを取り出し、塩コショウをした後、数週間冷蔵で寝かせます。
その後に菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐため、豚の膀胱の袋にこの肉を詰めて縫い合わせ、更に外側に紐を網目状に締めて吊るして熟成させて作られています。
なので、とても希少価値が高く日本でいただけることはほぼ不可能に近いです。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
ヘーゼルナッツの酸化を避けるためにローストしていて、とても香ばしいです。
また、途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
チョコレート
アマゾンカカオ100%
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/11/05 更新
2020/09 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ミシュラン2015 1つ星
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
お店は住宅街にひっそりと佇んでいます。
外観は壁がオレンジ色に茶色扉で、上にハヤブサが描かれた店名の看板とランプがあります。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、現在は11:45会場の12:00一斉スタートに変更になりました。
店内は2人ずつのテーブル席が3つの計6席です。
気品あるここでしか味わえない空間がそこに広がっています。
席の説明ですが、入り口から順に手前の席の正面が調理場になります。
中央の席の正面がベルケルの最高峰の生ハムスライサーが設置されています。
この生ハムスライサーはアジア圏では当店にしかありません。
奥の席の正面は手打ちパスタを作る調理台があります。
なんと言っても特等席は中央です。
目の前で生ハムがスライスされる眺めを一望できるので、この上ない至福の時間が過ごせます。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
接客から調理、提供まで全てをシェフ1人でされています。
料理を提供してからの食材や調理方法、食べ方等の詳細で丁寧な説明をしてくださいます。
また、店内では音楽も流れており、コースが進むにつれて曲も変わっていきます。
場の雰囲気づくりにも一切の妥協がありません。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚料理や肉料理をいただけます。
第二部では生ハムのフルコースです。
コース時間はおよそ4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
更に驚くべきことに、野菜を洗う時や料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理のペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
季節毎はもちろん、その日の食材によってメニューも変わるので何回きても感動します。
同じ料理でもその日の食材の状態によって火加減や塩加減など細かい部分が違います。
その微妙な違いが料理に大きく影響するので、当たり前のように食べているその一品にとてつもない時間と労力がかかっており全神経を集中させて調理されています。
だからこそ食べての我々も全神経をかけて食すのがシェフに対する礼儀だと思います。
ペレグリーノは調理の一部始終を目で楽しめ、綿棒や包丁、スライサーの心地よい音を耳で楽しめ、手で生ハムの温もりを感じ、鼻で香りを楽しめ、舌で繊細な味わいを楽しめる。
まさに五感を駆使して全身で感じられるコースです。
終始常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
これほどの感動を味わえるレストランは日本全国でここだけだと思います。
シェフの天才的センス、強い情熱、惜しまぬ努力、その全てが尊敬に値します。
これほどまでに地位と名声があるにも関わらず、常に謙虚な姿勢で更により良いものを提供できるように日々精進されています。
お客様1人1人に最高の料理を提供したいという一心でやられている姿に心底感動します。
料理だけでなく、料理人はもちろん人としても最高の方です。
この方の料理をいただけることが自分にとっての最大の幸せであり、生きがいでもあります。
感動と夢をありがとうございました。
自分の夢はまた聖地ペレグリーノでシェフの料理をいただくことです。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
料理だけでなくワインの品質管理も完璧で、料理との相性も抜群で最高です。
コース料理を存分に堪能したい方はアルコールペアリングがお勧めです。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
フランス産シャンパーニュ
2011年ヴィンテージ
ブランドブラン
初めの料理
北海道村上農園のおひさまコーン
トウモロコシの冷製スープ
麺の晒しでこして絞りすぎないようにして丁寧に作られています。
水と塩のみで作られています。
北イタリアヴェネチア州
ソービニオンとシャルドネを掛け合わせた白ワイン
カステラーダ
旬の料理
長崎県壱岐の赤雲丹
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
ライ麦パンは自家製の天然酵母からおこしたものになります。
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げています。
手で持っていただきます。
野菜料理
北海道産無農薬のポロ葱のストゥファート
三重よりミル貝のオイル煮
パルミジャーノヴァッケロッセがけ
水と塩のみで調理したものになります。
ピエモンテシャルドネ100%
アルドコンネロ
シャルドネブッシャローネ
魚料理
愛媛県八幡浜より白甘鯛と
イタリア産カルチョーフィマモーレの蒸し煮
イタリアのアーティチョーク
北イタリアパセリが主体のサルサベルデソース
パスタ料理
綿棒でのばす手打ちパスタ
タリアテッラ
ごくシンプルな仕立て
ブッロエパルミジャーノ
ピエモンテの発酵バター
24ヶ月熟成のパルミジャーノを使用しています。
人間の脳は不均一なほうが美味しいと錯覚するので、あえて手打ちにする事で不均一に仕上げています。
咀嚼して食べることにより、口の中で粉本来の甘味や風味が楽しめます。
北イタリアピエモンテ
メビオーロ
女王バルバレスコ
特別な料理
千葉房州より黒鮑 バジリコ風味
北海道産無農薬の白ナス
鮑の肝とネッビオーロのピュレア添え
鮑は水だけで蒸しあげたものになり、鮑本来の弾力を楽しめます。
赤ワイン
サンジョベーゼ100%
2009年ヴィンテージ
イタリア料理
山口県産きたうちビーフ
ハラミの紀州備長炭火焼き
ほのかな藁の香り
イタリア産のフレッシュポルチーニ茸のローストとの組み合わせ
弱火でじっくりと火を入れており、キノコの甘味が感じられます。
軸はそのままいただき、かさは肉と一緒にいただきます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適の状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
味の淡いものなら濃いものへと順番にいただきます。
まずは生ハムの前に第2部の幕開けに最適なお楽しみの一品を用意
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで沸騰させることなく20時以上火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋で優しくこしています。
絞るとえぐみが出るので自然と落ちてくるものだけを集め、冷やした後に弱火で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
赤ワイン
ブレイザ
どたゃくのぶどう
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産の24カ月熟成プロシュート
まずはそのまま2回いただきます。
次に小さなココットで炊き上げた岩手県遠野米を生ハムで包んでいただきます。
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
湿度の違いを味わって
24ヶ月熟成のもので、化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
まずは、そのまま2回いただき、その後に温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
ラルド
季節の野菜との組み合わせ
無花果との組み合わせでいただきます。
ヴェネトの赤ワイン
自然派の作り手ラディコン
メルロー
2004年ヴィンテージ
ヴェネト産のサラミ
濃密な味わいの季節の野菜と共に
北海道いんかのめざめを使用したフォカッチャ
噛めば噛むほどジャガイモの甘味が広がります。
北イタリア産白ワインにニンニクをいれて作られたサラミです。
着色料など使用していないため、色味が薄いですがこれが本物のサラミになります。
ストッパ
2002年ヴィンテージ
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
30カ月熟成のものになります。
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様 クラテッロディジベッロ
極小量生産のパルマ黒豚で作られたものです。
スペシャルバージョン
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
この生ハムは骨から外ももだけをはずして熟成させたものです。
骨から外すと赤身がむき出しになり菌が入り酸化や腐敗するのを防ぐために、豚の膀胱につめて熟成させています。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
トスカーナ
ビンサントクラシコ
甘口の白ワイン
葡萄を収穫して天日干しにすることで、糖度がましています。
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
ヘーゼルナッツの酸化を避けるためにローストしていて、とても香ばしいです。
また、途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/11/03 更新
2020/09 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
新規予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、12:00一斉スタートに変更になりました。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚や肉料理をいただけます。
第二部では生ハムのフルコースです。
コース時間はおよそ4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
野菜を洗う時や、料理の際に使用している水は全てパイウォーターになります。
滋賀県にある厳選された特定の水源から採水された天然水にパイウォーターを加え活水し、さらに天然のミネラル成分が豊富な海水抽出液を配合している水になります。
繊細な料理のペレグリーノだからこそ、細部まで徹底としたこだわりをもっています。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
五感をフルに使って全身で感じられるコースで、常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に1つのドリンクになります。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランス産ブランドブラン
シャルドネ100%
2011年ヴィンテージ
初めのちいさな料理
青森県産 嶽きみ とうもろこしの冷製スープ
1番信頼がおける美味しいと考えてるとうもろこしです。
麺の晒しでこして絞りすぎないようにして丁寧に作られています。
水と塩のみで作られています。
旬の料理
千葉内湾のヒラメ
北イタリア伝統のパセリを主体としたサルサヴェルデをアクセントに
塩とオリーブオイルのみで調理されています。
白ワイン
カステラーダ
ボルドーのワイン
ソービニオンシャルドネを掛け合わせたもの
2009年ヴィンテージ
野菜料理
山梨一宮産の桃と
南イタリアのストラッチャテッラチーズとの組み合わせ
パルミジャーノ風味
糖度最上級の白桃で
南イタリアプーリア州のストラッチャテッラチーズ
24ヶ月熟成のパルミジャーノチーズを振りかけて
1番上の桃には塩だけで和えたもので、これはそのままいただきます。
あとは組み合わせていただきます。
前菜
山口県萩の赤雲丹
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げた天然酵母のパンになります。
京都府産の唐辛子をアクセントにしています。
手で持っていただきます。
赤ワイン
北イタリアピエモンテ州
バローロ
2009年ヴィンテージ
特別な料理
千葉房州より黒鮑 バジリコ風味
京都綾部産賀茂茄子のロースト
鮑の肝とネッビオーロのピュレア添え
水だけで蒸しあげたものになります。
4時間オーブンでローストした賀茂茄子の中心部分のみを使用しています。
魚料理
鹿児島よりのシブ鯛の紀州備長炭焼き
ほのかな藁の香り
京都綾部産賀茂茄子添え
北イタリア伝統のサルサヴェルデをアクセントに
シブ鯛はミディアムレアの状態で
白ワイン
ピエモンテ
シャルドネ100%
三代シャルドネ
ブッシャドール
イタリア料理
イタリア産のフレッシュポルチーニ茸のロースト
北海道島牧からの牡丹海老を優しく繊細な調理したものと共に
タイム風味のスーゴディアローストをソースに
赤ワイン
サンジョベーゼ
ブルネロ
パスタ料理
本日の手打ちパスタ
群馬県産の肉ボローニャ風ラグーソース
ステンレスだと歯のエナメル質と反応してしまうため、金属が触れないようにあえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、手打ちにする事で不均一に仕上がります。
咀嚼して食べることにより、口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
北イタリアピエモンテ
3代シャルドネ
アルデコロンテッロサ
ブッシャローネ
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適の状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
白ワイン
ビトフスカ
まずは生ハムの前に第2部の幕開けに最適なお楽しみの一品を用意
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで沸騰させることなく20時間火を入れて煮詰めて旨味を抽出し、麺の布袋で自然にこしたものを冷やした後、弱火で75℃で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
まずはそのまま2回いただきます。
次に小さなココットで炊き上げた米を生ハムで包んでいただきます。
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
湿度の違いを味わって
24ヶ月熟成のもので、化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
まずは、そのまま2回いただき、その後に温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
ヴェネト産のサラミ
濃密な味わいの季節の野菜と共に
北海道いんかのめざめを使用したフォカッチャ
北イタリア産白ワインにニンニクをいれて作ったサラミ
サラミ
カリフォルニア産無花果と合わせていただきます
白ワイン
ヴィトフスカ
旨味の強い芳醇な白ワイン
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
30カ月熟成のものになります。
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様 クラテッロディジベッロ
極小量生産のパルマ黒豚で作られたものです。
スペシャルバージョン
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
トスカーナ
ビンサントクラシコ
甘口の白ワイン
葡萄を収穫して天日干しにして
糖度をまして
フィナーレ
出来立て練りたて濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
最適な組み合わせで
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/10/14 更新
2020/09 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢の劇場型レストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
新規予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、12:00一斉スタートに変更になりました。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理にパスタ、メインの魚や肉料理をいただけます。
第二部では生ハムのフルコースになります。
コース時間はおよそ4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
五感をフルに使って感じれるコースを通し、常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
ペレグリーノは五感で楽しめるまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
ペアリングは基本2品に合わせて1つのドリンクになります。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランスのブランドブラン
2011年ヴィンテージ
初めのちいさな料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで沸騰させることなく25時間煮詰めて旨味を抽出し、それを麺の布袋で優しくこし冷やした後に70度の手前で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
前菜
山口県の赤雲丹
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げた天然酵母のパンになります。
京都府産の唐辛子をアクセントにしています。
手で持っていただきます。
白ワイン
ピノグリージョ
リボラジャッラという品種のぶどう
2008年ヴィンテージ
イタリア料理
北海道島牧からの牡丹海老を優しく繊細な調理
フランス産アーティチョークのブラッザード添え
甘味と旨味が強い牡丹海老とフランス産のアーティチョークの柔らかな食感です。
野菜料理
山梨一宮産の桃と
南イタリアのストラッチャテッラチーズとの組み合わせ
パルミジャーノ風味
糖度最上級の白桃で
南イタリアプーリア州のストラッチャテッラチーズ
24ヶ月熟成のパルミジャーノチーズを振りかけて
1番上の桃には塩だけで和えたもので、これはそのままいただきます。
あとは組み合わせていただきます。
赤ワイン
ピエモンテ
女王メビローオ
バルバレス
2009年ヴィンテージ
特別な料理
千葉房州より黒泡
京都綾部産賀茂茄子のロースト添え
賀茂茄子は皮付きのまま低温でオーブンで焼き上げて中心の部分のみを使用しています。
鮑の肝とネッビオーロのピュレアをアクセントに
旬の料理
鹿児島よりのシブ鯛の紀州備長炭火焼き
ほのかな藁の香り
北イタリア伝統のサルサヴェルデをアクセントに
シブ鯛はミディアムレアでの火入れで
赤ワイン
トスカーナサンジョベーゼ
ブルネロ
2009年ヴィンテージ
メイン料理
イタリア産フレッシュポルチーチ茸のロースト添え
タイム風味のスーゴディアローストをソースに
パスタ料理
手打ちのパスタ
ごくシンプルですがなブッロエパルミジャーノ和え
ステンレスだと歯のエナメル質と反応してしまうため、あえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するため、手打ちにする事で不均一に仕上がります。
咀嚼して食べることにより、口の中で粉本来の甘味や風味が味わえます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適の状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
白ワイン
ヴィトフスカ
旨味の強い芳醇な白ワイン
まずは生ハムのまえに前に第2部の幕あけに最適なお楽しみの一品を用意
6月の第2週くらいから9月の終わりまでが旬の
青森県産嶽きみ
とうもろこしの冷たいスープ
水と塩だけで味を整えています。
北イタリア
フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
まずはそのまま2回いただきます。
次に小さなココットで炊き上げた米を生ハムで包んでいただきます。
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにする
まずはそのまま2回いただきます
次に温かいお皿にのせて3秒数えていただきます。
最後は自分のお好みのタイミングでいただきます。
ヴェネト産のサラミ
濃密な味わいの季節の野菜と共に
無花果との組み合わせ
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
30ヶ月熟成のものになります。
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様 クラテッロディジベッロ
極小量生産のパルマ黒豚で作られたものです。
スペシャルバージョン
年間10本も入らないとてと貴重な生ハムです。
8月の時点で5本中5本もらってるそうです。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
トスカーナ
ビンサントクラシコ
甘口の白ワイン
葡萄を収穫して天日干しにすることで糖度をまして
フィナーレ
出来立て練りたて濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
最適な組み合わせで
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/10/06 更新
2020/08 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
永遠の聖地、唯一無二の夢のレストラン
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
新規予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、12:00一斉スタートに変更になりました。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜や季節料理、パスタ、メインの魚や肉料理がいただけます。
第二部では当店自慢の生ハムのフルコースがいただけます。
コース時間はおよそ4時間ほどです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
コース料理を五感で感じられ、常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます。
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です。
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランス産シャルドネ100%
2011年ビンテージ
ブランドブラン
初めのちいさな料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで沸騰させることなく20時間煮詰めて旨味を抽出し、それを麺の布袋で冷やした後に75~80度で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
底にはエミリアロマーニャの郷土料理であるパッサテッリがあります。
パンとパルミジャーノチーズと卵を合わせたものです。
野菜料理
山梨一宮産の桃と
南イタリアのストラッチャテッラチーズとの組み合わせ
パルミジャーノ風味
山梨一宮の白桃は糖度最上級のものになります。
南イタリアプーリア州のフレッシュチーズだけを取り出したストラッチャテッラチーズ
24ヶ月熟成のパルミジャーノチーズ
1番上の桃には塩だけで和えたもの
これはそのままいただきます。
あとは組み合わせていただきます。
前菜
シェフの好きな長崎県壱岐市の赤雲丹
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げた天然酵母のパンになります。
京都府産の唐辛子をアクセントにしています。
手で持っていただきます。
白ワイン
北イタリア
リボラジャッラという品種のぶどう
2008年ビンテージ
イタリア料理
北海道島牧からの牡丹海老を優しく繊細な料理
イタリア産カルチョーフィのブラッザード添え
甘味と旨味が強い牡丹海老です。
イタリア産のアーティチョーク
柔らかな食感です。
自然な甘さのズッキーニトロンベッタ添え
北海道無農薬花ズッキーニの蒸し煮
北イタリアピエモンテ州
3大シャルドネ
ブッシアドール
旬の料理
イタリア産フレッシュポルチーニ茸のロースト
愛知県産すずき
自家製のつけだれにつけてオーブンで蒸したもの。
甘口の白ワイン、魚塩つけて焼き上げたものです。
独特な味わいや香りが楽しめます。
特別な料理
秋田より黒泡
バジリコの新芽と鮑の肝とネッビオーロのピュレと共に
パスタ料理
手打ちのパスタ
ごくシンプルですがなブッロエパルミジャーノ和え
ステンレスだと歯のエナメル質と反応してしまうため、あえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、あえて手打ちにする事で不均一に仕上がります。
咀嚼して食べることにより、粉本来の甘味や風味が味わえます。
赤ワイン
北イタリアピエモンテ
バローロ
2009年ヴィンテージ
特別な料理
秋田より黒泡
バジリコの新芽と鮑の肝とネッビオーロのピュアレと共に
旬の花ズッキーニをリゾットに
鮑の肝とバローロのピューレ上のソース
柔らかさはなく噛み切れる弾力を楽しめます。
アワビ本来の旨味と香りが広がります。
魚料理
鹿児島県よりシブ鯛の紀州備長炭焼き
ほのかな藁の香り
京都綾部産賀茂茄子添え
北イタリア伝統のサルサヴェルデをアクセントに
4時間ローストした賀茂茄子を中心だけ使用しています。
シブ鯛はメディアムレアの状態でいただきます。
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適の状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
白ワイン
ヴィトフスカ
旨味の強い芳醇な白ワイン
まずは生ハムのまえに前に第2部の幕あけに最適なお楽しみの一品を用意
6月の第2週くらいから9月の終わりまで
とうもろこしの冷たいスープ
水と塩だけを使用したものです。
品種は青森県産嶽きみ
シェフにとって1番信頼がおけ、美味しいと考えてるとうもろこしです。
北イタリア
フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
まずはそのまま2回いただきます。
次に小さなココットで炊き上げた米を生ハムで包んで
外側は粘り気があり中心ははごたえがあります。
ボローニャ特産モルタデッラ
湿度の違いを味わって
24ヶ月熟成のもので、化学調味料を一切使用していません。
ごく薄く切って香りと余韻を楽しめるようにしています。
まずは、そのまま2回いただき、その後に温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
赤ワイン
ボローニャ近郊の
ネグレットぶどう
トスカーナシエナ産
チンタセネーゼ黒豚背脂の生ハムラルド
カリフォルニア産の黒いちじくとあわせていただきます。
次に自家製の白いパンと組み合わせていただきます。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
36カ月熟成のものになります。
まずはそのままいただきます。
次にトルタフリッタでいただきます。
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様 クラテッロディジベッロ
極小量生産のパルマ黒豚で造られたものです。
スペシャルバージョン
年間10本中8本をペレグリーノで扱っています。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
トスカーナ
ビンサントクラシコ
甘口の白ワイン
葡萄を収穫して天日干しにすることにより、糖度が増しています。
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
酸化を避けるためにローストしたヘーゼルナッツを上からまぶして
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
エスプレッソの代わりに
台湾の72時間かけて抽出した上質な水出し茶
2020/09/14 更新
2020/08 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
新規予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、12:00一斉スタートに変更になりました。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りエミリアロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部ではスープ、前菜、季節料理、パスタ、メインの魚や肉料理です。
第二部では生ハムのフルコースです。
コース時間はおよそ3時間半から多く見積もって4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
コースを通して常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です
今回はアルコールペアリングでお願いしました。
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
シャンパーニュ
フランス自然派のブルトンナチュール
香りとと味をだすためにあえて冷えてない状態での提供になります。
初めのちいさな料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで沸騰させることなく35時間煮詰めて旨味を抽出し、それを麺の布袋で冷やした後に75~80度で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
前菜
シェフの好きな長崎県壱岐市の赤雲丹
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げた天然酵母のパンになります。
京都府産の唐辛子をアクセントにしています。
手で持っていただきます。
北イタリア
ピエモンテ州
三大シャルドネ
ブッシアドール
イタリア料理
北海道島牧からの牡丹海老を優しく繊細な調理
自然な甘さのズッキーニトロンベッタ添え
甘みと旨味が強い海老と
北海道無農薬花ズッキーニの蒸し煮
揚げ物や詰め物が多いですが、花のニュアンスがなくなるためこの形での提供となります。
優しく火をいれて香りを引き出しているため、花のニュアンスも楽しめます。
表記にない一品
山梨県一宮市の1、2週間のみ旬である桃
南イタリアプーリア州ストラッチャテッラチーズ
24ヶ月熟成パルメジャンチーズ
フランス産の塩をかけて
まずは桃だけいただき、その後にチーズと共に組み合わせていただきます。
赤ワイン
北イタリアピエンモテ州
北イタリア王様バローロ
季節の料理
福井県より黒鮑のロースト
バジリコの新芽と共に
じっくりと蒸し上げたもの
アーティチョーク
バローロを混ぜた鮑の肝ソース
鮑の肝とネッビオーロのピュレア
ほぼ生に近い状態でフライパンで焼いたものです。
柔らかさはなく噛み切れる弾力を楽しめ、アワビ本来の旨味と香りが広がります。
特別メニュー
パスタ料理
パルマ伝統のパスタ
軍鶏のもも肉をミンチにしなものを詰めたパスタ
軍鶏と塩のみを使用したものになります。
バターと茹で汁のソース
フレッシュトマトのソース
赤ワイン
トスカーナ
サンジョヴェーゼ
ブルネッロディモンタルチーノ
イタリア産フレッシュサマーポルチー二茸のロースト
金沢県産のはた
ポルチーチは強火で焼くのが主流ですが、ここでは8部くらいの火入れ加減にし噛んだ時に最高値へと計算されています。
ドレッシングをポイントにかけアクセントにしています。
パスタ料理
手打ちのパスタ
ごくシンプルですがなブッロエパルミジャーノ和え
ステンレスだと歯のエナメル質と反応してしまうため、あえて綿棒で昔ながらに手打ちにしてるパスタになります。
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、あえて手打ちにしています。
咀嚼して食べることにより、粉本来の甘味や風味が味わえます。
メイン
山形県産きたうちビーフ
備長炭で焼いて、稲のわらで香りをつけて香りをつけています。
最後に自家製のソースを吹き付けて
付け合わせは、10種類の野菜の新芽を合わせたサラダ
台湾産の胡椒
お肉の血の酸味と煙でいぶした酸味がアクセントになります。
第二部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
白ワイン
ヴィトフスカ
まずは生ハムの前に第二部の幕開けに最適なお楽しみの一品を用意
北海道産のとうもろこしを使用した冷製スープ
麺の布袋でこして作られます。
水と塩のみで仕上げたものです。
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
まずはそのまま2回手の甲にのせていただきます。
手のひらだと汗が出て温度が変化する為、味が変わってしまいます。
それを防ぐために手の甲でいただきます。
3回目は岩手県遠野市の米を包んで頂きます
小さなココットでお米を炊き上げたています。
リゾットに近いたきあげ方の食感です。
ボローニャ特産モルタデッラ
湿度の違いを味わって
24ヶ月熟成のもの
化学調味料を一切使用していません
そのまま2回いただき、その後に温かいお皿にのせてから3つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
トスカーナシエナ産チンタセネーゼ
黒豚背脂の生ハムラルドと京都府産赤万願寺唐辛子のペペロナータの組み合わせです。
ペペロナータは5月から11月中旬までが旬になります。
焼き色をつけないように低温で焼き目がつかないように丁寧に調理し、薄皮とタネを取り除いて絞って焼き汁をつけながら冷やし込んだもの
焼いただけで全てを完成させているので、余計な調味料などは一切不要です。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでのくみあわせで
36ヶ月熟成
トルタフリッタ
パルマジベッロ村特産イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極小量生産のパルマ黒豚で造られたものです。
スペシャルバージョン
年間10本中8本をペレグリーノで扱っています。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします。
まずはそのままいただき、次にほんの少しで融解するくらいにしたフランス産のバターをのせたチャバッタにクラテッロ組み合わせていただきます。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
ワイン
トスカーナのヴィンサント
甘口の白ワイン
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
酸化を避けるためにローストしたヘーゼルナッツ
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
お茶
台湾のジャスミン茶
2020/08/28 更新
2020/08 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です。
新規予約はOMAKASEのみです。
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です。
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、12:00一斉スタートに変更になりました。
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました。
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました。
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するために後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました。
コース料理は第一部と第二部の構成になっています。
第一部では前菜やパスタ、メインの魚や肉料理
第二部では生ハムのフルコースです
コース時間はおよそ3時間半から多く見積もって4時間と考えるイメージを持っておくといいです。
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です。
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます。
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです。
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます。
コースを通して常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます。
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです。
ご馳走様でした。
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です
今回はノンアルコールペアリングでいただきました。
2品にあわせて1つのドリンクになります。
第一部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
凍頂烏龍茶
初めのちいさな料理
長野県伊那産ぎたろう軍鶏を丸ごと一羽煮出したブロード
水と軍鶏だけで沸騰させることなく30時間煮詰めたものを麺の布袋で冷やした後に75~80度で温めたものです。
最後にフランス産の塩で味を整えます。
滋養強壮に良いものになります。
表記にない一品
山梨県一宮市の1、2週間のみ旬である桃
24ヶ月熟成パルメジャンチーズ
フランス産の塩をかけて
まずは桃だけいただき、その後にチーズと共に組み合わせていただきます。
台湾産宝玉茶
前菜
兵庫県由良の赤うに
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
焼き上がったばっかりのもの
天然酵母
日本最高の雲丹と呼ばれる
8月になると味が強くなる
調味料を加え味を整えて
手で持っていただきます。
イタリア料理
北海道島牧からの牡丹海老を優しく繊細な調理
自然な甘さのズッキーニトロンベッタ添え
甘みと旨味が強い海老
イタリア品種ズッキーニ
お茶
発光してるので優しい酸味が感じられます。
魚介類に相性がいいです。
特別な料理
福井県より黒鮑
バジリコの新芽と共に
じっくりと蒸し上げたもの
アーティチョーク
酸味をきかせて
バルバレス子赤ワインを混ぜた肝ソース
魚料理
大分より白甘鯛の紀州備長炭火焼き
ほのかな藁の香り
インサラータ
ミスティカンツァ添え
北イタリア伝統のサルサヴェルデをアクセントに
燠火の状態で魚や肉を焼くと炎が燃え上がりまが、そうならないのは酸化してないので香りを生みます
黒煙は害がありますが、白煙は殺菌作用がある煙になります。
焼き加減はミディアムで
お米のいなのわらで香りをつけて
野菜の新芽を11種類
苦味、甘み、酸味
ドレッシングと和えたもの
お茶
台湾の黒烏龍茶
香ばしく旨味の強い
野菜料理
京都府産赤万願寺唐辛子のペペロナータ
北海道産フレッシュリコッタと共に
11月中旬までが旬になります。
焼き色をつけないように低温で調理し、薄皮とタネを取り除いて絞って焼き汁を
焼いただけで全てを完成させているので、フランス産の塩以外余計な調味料等は一切不要です。
まずは手前の巻いたものをいただき、その後に
リコッタチーズと一緒にいただきます。
パスタ料理
手打ちのパスタ
ごくシンプルなブッロエパルミジャーノ和え
ソースは液状のものです
発酵バターフランス
24ヶ月熟成チーズ
旬の料理
イタリア産フレッシュサマーポルチー二茸のロースト
岩手県産宮古の大穴子と共に
あくまで主役はポルトーニになるので、穴子は弱めに火入れをし、塩のみで仕上げています。
ポルチーチは強火で焼くのが主流ですが、ここでは8部くらいの火入れ加減にし噛んだ時に最高値へと計算されています。
第二部
店内中央の手動生ハムスライサーにて最適な状態でサーブする
生ハムのバリエーションを順番に
お茶
台湾の高山茶
まずは生ハムの前に第二部の幕開けに最適なお楽しみの一品を用意
新潟県かがやき農園のとうもろこしを使用
麺の布袋でこして作られます。
北イタリアフリフリヴェチネチアジュリア州
サンダニーエレ産のプロシュート
そのまま2回手の甲でいただきます。
手のひらだと汗が出て温度が変化する為、味が変わるのでそれを防ぐために手の甲でいただきます。
最後に岩手の遠野米を包んでいただきます。
ボローニャ特産モルタデッラ
湿度の違いを味わって
化学調味料使用していません。
そのまま2回いただき、その後に温かいお皿にのせてから三つ数えていただきます。
最後は自分の好きなタイミングでいただきます。
トスカーナシエナ産チンタセネーゼ
黒豚背脂の生ハムラルド
濃密な野菜の季節の野菜と共に
京都賀茂茄子オープンでじっくりと、皮付きのまま低音のオーブンで4時間ほどローストしたものです。
エミリアロマーニャパルマ産
プロシュートディパルマ
パルマでのくみあわせで
36ヶ月熟成
トルタフリッター
パルマジベッロ村特産イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
極小量生産のパルマ黒豚で造られたものです。
スペシャルバージョン
年間10本中8本をペレグリーノで扱っています。
とても扱いが難しいため、なかなか他店では味わうことができません。
まさに聖地たるペレグリーノだからこそいただける一品になります。
お茶
台湾茶東方美人
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
ヘーゼルナッツ
開店当初から提供されている1番人気のデザートです。
途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます。
お茶
ジャスミン茶
72時間水出し
2020/08/19 更新
2020/07 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2020 シルバー受賞店
ゴエミヨ2020 3トック
OAD2020 Japan Top100 86
すべてを最高値にという思いから
1日1回転6名限定の週4日営業であり、日本屈指の予約困難店です
新規予約はOMAKASEのみです
アクセスは広尾駅2番出口から徒歩8分、恵比寿駅東口から徒歩10分です
営業時間が以前は19:30一斉スタートでしたが、12:00一斉スタートに変更になりました
シェフの高橋さんはワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでのアルバイトで料理に目覚め、徳島、大阪、兵庫のイタリアン料理店で修行された後にイタリアへ渡りロマーニャ州のパルマで1年間研修を積まれました
その後帰国し、東京のヒロチェントロで働き、2009年に西麻布にペレグリーノを開店されました
この時は12席ありましたが、高橋さん自身が最高だと思える料理を提供するため
後の2015年に恵比寿に移転し、6席としてリニューアルされました
コース料理は第一部と第二部の構成になっています
第一部では前菜やパスタ、メインの魚や肉料理
第二部では生ハムのフルコースです
コース時間はおよそ3時間半程度、多く見積もって4時間と考えるイメージを持っておくといいです
他店とは異なり、1回で2回のコースを楽しめてるわけなので最高です
ペレグリーノといえば生ハムで有名ではありますが、第一部の一品一品のクオリティもとても高くそれだけでも満足できます
第二部では目の前で生ハムをスライスするところを見れるので、まさに劇場型レストランです
生ハムはまずはそのまま、次に他の食材との組み合わせをいただく等様々な食べ方ができるので存分に堪能できます
コースを通して常に最高を味わえ、食べ手にこれ以上ない感動を与えてくれます
ペレグリーノはまさに聖地、生涯をかけて何回でも訪れたい最高のレストランです
おまかせコース
ペアリングはイタリア産の自然派ワインを中心としたアルコールかお茶のノンアルコールを選択できます
ノンアルコールの場合はお茶の水出しに72時間以上かかるので予約日の1週間前までには、お店への連絡が必要です
今回はアルコールペアリングでお願いしました
第1部
季節の食材をふんだんに取り入れたコース
フランス産シャンパーニュ
自然派の黄金色
ちいさな一品
ブロード
水とシャモだけで
30時間以上火を入れて抽出し、塩を最後にいれ仕上げたものになります
メニュー表記には書いていない一品
北海道産のヒラメ
脂がつよく旨味をいきわたらせるために、骨付きのまま内臓と頭をとって3日ねかせ、柔らかくしたものです
調味料はフランス産の塩のみです
噛み締めると旨味が広がります
北イタリア産ぶどう
自然派のワイン
イタリア料理
北海道古平からの牡丹海老を優しく繊細な調理
イタリア産カルチョーフィのブラッザード添え
甘味が強い牡丹海老
付け合わせアーティチョーク蒸し煮
季節の前菜
長崎壱岐の赤うに
自家製のライ麦パンとの組み合わせ
お客さんの来店時間にあわせて、直前に焼き上げた天然酵母のパンになります
赤ワイン
イタリアワインの女王
2008年ビンテージのバルバレスコ
繊細な味わい
香りが出るように、抜栓して5.6日時間をあけたもの
季節の料理
福井より
黒鮑のロースト
鮑の肝とネッビオーロのピュレア
バジリコ風味
ほぼ生に近い状態でフライパンで焼いたものです
柔らかさはなく噛み切れる弾力を楽しめ、アワビ本来の旨味と香りが広がります
バジルをアクセントにしています
野菜料理
京都産赤万願寺とうがらしのペペロナータ
北海道フレッシュリコッタと共に
今から11月下旬が旬のものになります
低温で焼き目がつかないように丁寧に焼き、種と薄皮をとり絞って焼き汁につけながら冷やしこんだものです
あえて国産の野菜を使うのは国産のものがとても良いものだからです
塩など使っておらず、旨味が凝縮しています
服部美容のリコッタチーズ
白ワイン
北イタリアピエモンテ
シャルドネ100%
3大シャルドネのひとつ
パスタ料理
手打ちのパスタ
ごくシンプルですがなブッロエパルミジャーノ和え
綿棒で昔ながらに
ステンレスだと歯のエナメル質と反応してしまうため
人間の脳は不均一なほうがおいしいと錯覚するので、あえて手打ちにしてるとのことです
咀嚼して食べることにより、粉本来の甘味や風味が味わえます
メイン料理
静岡御前崎から羽太
伊産サマーポルチーニ茸のローストと共に
脂ののったはた
アクセントとしてパセリ
サルサベルデを使用した酸味のソース
ポルチーニのソテー
愛媛県今治のマナガツオ
第2部
店内中央の手動生ハムスライサーにて
最適な状態でサーブする生ハムのバリエーションを順番に
まずは第二部の幕あけに最適な楽しみの一品を用意
とうもろこしのスープ
新潟かがやき農園のとうもろこしを使用し
とうもろこしを麺の布袋でこし、冷やしたものになります
水と塩のみで味を整えたものです
ワイン
味の軽いのに合わせて
トスカーナ州サンジョヴェーゼ
若いキャンティクラシコ
北イタリア フリウリヴェネチアジューリア州
サンダニエーレ産のプロシュート
まずはそのまま2回手の甲にのせて頂きます
3回目は岩手県遠野市の米を包んで頂きます
リゾットに近いたきあげ方の食感です
ボローニャ特産 モルタデッラ
24ヶ月熟成のもの
化学調味料を一切使用していません
まずはそのまま手の甲で2回
3回目は温めてあるお皿にのせ、3つ数えていただきます
トスカーナ シエナ産
チンタセネーゼ黒豚背脂の生ハム ラルド
より美味しくするために季節の野菜と共に
開店直前までに低音のオーブンで皮付きのままで4時間かけた賀茂茄子
塩を使わずともラルドを賀茂茄子に乗せるだけで料理が成立します
エミリアロマーニャ パルマ産
プロシュートディパルマ
黒豚で作られたもの
イタリア語でネロが黒いという意味です
パルマジベッロ村特産
イタリアの生ハムの王様
クラテッロディジベッロ
年間10本しか入ってこないうち、8本をペレグリーノが使用しています
扱いが難しいため中々他のお店では取り扱えません
白豚のクラテッロのプロシュートの3倍の値段がします
トスカーナ州ヴィンサント
藁のふさのせて天日干しにした物
フィナーレ
出来立て 練り立て 濃縮ミルクのジェラート
ジェラートフィオーレディラテ
ヘーゼルナッツ
開店当初から提供されているデザートです
途中でワインをかけるとまた味わいが変わり楽しめます
台湾のジャスミン茶
2020/07/31 更新
2019/11 訪問
ペレグリーノ
食べログアワード2019 ゴールド受賞店
OAD 2019 108位
ゴエミヨ2019掲載店
トップシェフが内緒で通う店掲載店
イタリア産白トリュフコース
第1部
ノンアルコールペアリング
台湾凍頂烏龍茶
長野県産ぎたろう軍鶏スープ
水、塩、シャモのみ使用
15時間かけ沸騰させないで調理したもの
カッペレッティ
小さい子牛という意味のパスタ
伝統的北イタリア料理
気仙沼産モドリカツオ
マグロとカツオの中間くらい
備長炭で炙った後で藁でいぶしたもの
ベネット特産
エミリアロマーニャ
25年熟成バルサミコ酢
イタリア産ポルチーニ茸
台湾の宝玉紅茶
フランス産鴨のテリーヌ
フォアグラ
四国徳島のサツマイモ
品種は里むすめ
白トリュフ
芋の熱でトリュフの香りが口の中で広がります
台湾高山茶
兵庫県明石産かわはぎ
ミディアムレア
無農薬ポロ葱は水と塩だけで
かわはぎ肝と葱の出汁ソース
パセリ風サルサベルデソース
宇治碾茶
手打ち細パスタ タリオリーニ
ピエモンテ白トリュフ
イタリアから18時に届いたばかりの白トリュフ
中国の鉄観音茶
鳥取県産和牛の赤身
やえがまたなんとか牛
イタリア産ポルチーニ茸
第2部
台湾烏龍茶
生ハムは淡いものから強いものへと提供されます
手渡し2回
サン ダニエーレの塩漬けもも生ハム
手渡し
20ヶ月熟成のサンダリーニエで
岩手県産遠野市米を包んだもの
このお米は日本酒を作る時に使われるお米で
蒸らさずに中心は固さがある
お寿司以上に柔らかく崩れやすい
次からはお皿で
お皿を温めてあり生ハムを適温な状態で提供するため
北イタリア ボローニャ産
無添加モルタデッラ
出回ってるものはほとんどが化学調味料がくわわっているものだそう
2回
中部イタリアトスカーナ州
チンタネーゼ黒豚ラルドを2種類の食べ方で
薄くきってオーブンに
油と塩味が強い
フォカッチャ
粉の2倍以上のじゃがいもを使用しており
じゃがいもの品種はいんかのめざめ
次はイタリア産フィノッキオとの組み合わせ
ういきょうのこと
ローストして旨味を凝縮したもの
台湾烏龍茶
サラミ
オーブンで脂が融解し塩分も強くなく美味しく頂けます
サンダリーニエ パルマ産
プロシュートディパルマ
36ヶ月熟成
まずはそのまま頂きます
次に新潟県産ごま八珍柿と組み合わせ
次はボイルした北海道産白子と組み合わせ
ネオパルマ プロシュート
プロシュート ディ パルマは白豚だが
ネオパルマは黒豚のこと
塩気も強く感じ旨味も強い
まずはそのまま
次にトルタフリッタと組み合わせ
鳳凰茶
3つ目の組み合わせは北海道産シャコ
生ハムの王様
クラテッロディズィベッロ
骨から外ももだけをはずして熟成させたもの
骨から外すと赤身が外にむき出しになり菌が入り酸化や腐敗するが
豚の膀胱につめて熟成させることでそれを防ぐとのこと
管理が非常に難しいのでとても貴重な生ハムをチャバッタ、ピエモンテ産発酵バターを厚くきってオーブンであたためたものとの組み合わせ
次に分厚く切った11.12月限定の白トリュフを包んだ贅沢な一品
口の中で白トリュフの香りが噛めば噛むほど広がります
業者との信頼関係があるため1番良質な白トリュフを仕入れられるとのこと
九州玉露茶
デザート
フィオーレディラッテ
2009年3月オープン当初よりつくられてるデザート
長野県小布施栗をからつきのままオーブンで3時間かけたものを
モンテビアンコとして
ローズアッサムティ
2019/11/19 更新
唯一無二の夢の劇場型レストラン
“聖地ペレグリーノ”
生ハムを始め一つの食材から無限の一皿を生み出すシェフの天才的センス。
五感で感じ無限の夢がみれる
”この世の最高値”
2024/02/01 更新