115回
2015/05 訪問
「飯田商店」提供のハルユタカで作る「鶏つけそば 醤油」
「饗 くろ㐂」で行っている「季節の限定そば」。
3週間ほどで入れ替わりますが、5/19からは「鶏つけそば 醤油」1100円。
湯河原の名店「飯田商店」から譲ってもらったハルユタカ、比内地鶏の脂を用いた「飯田商店勝手にコラボ」とのこと。
飯田商店は五周年記念でハルユタカの中心部分を「吟醸」として使用しており、その周りの粉をもらったようです。
今回も提供はスピーディで、座るとすぐ出てくる感じ。
お店に着いたときは十数人並んでいましたが、並んでから食べ終えるまで40分かかりませんでした。
紫くろ㐂として西武池袋本店の催事を経験し、更にスピードアップした感がありますね。
麺の器には2種の鶏肉、湯引きしたニラ、太メンマ。
麺の隅にはトロントロンながごめ昆布の昆布汁。
つけ汁の中には鶏団子とネギ。
モチモチとした平打ち麺は、そのまま食べると強烈に小麦の香り。
野趣を感じる太い風味で、この麺は凄いです。
昆布汁と麺だけで食べると香りが存分に味わえ、何度もそのやり方で食べてしまいました。
「いったんもめん」もあります。
つけ汁はくろ㐂らしい和な鶏スープ。
飯田商店ほどキレキレな醤油ではないですが、アッサリと香り良く鶏油のコクも感じます。
昆布汁でつけ汁も麺に絡みやすいですね。
鶏団子や鶏肉、鶏スープで鶏尽くし。
くろ㐂の色でまとめあげた飯田商店インスパイア、満足でした。
2017/01/16 更新
2015/04 訪問
季節の限定そば「鯛塩そば」&「鯛めし」
行列店の「饗くろ㐂」ですが、店主さんが右手と膝を痛めて4/1か約ら2週間休業していました。
4/13(月)から営業再開し、4/14(火)からは季節の限定そばもスタート。
今回の季節限定は「鯛塩そば」1000円。
鯛塩そば専用の限定飯「鯛飯」200円も購入です。
鮮魚っぽい香りが前面に出るわけではなく、くろ㐂らしい上品なスッキリスープ。
そこに合わさる麺は、弾力が強いザクザクとした細麺です。
具がまた豪勢で、プリプリの鯛、ワカメとタケノコの真薯、春キャベツ。
季節の限定そばだけあって、春堪能です。
そして鯛飯。
鯛と一緒に炊き込んだご飯ではなく、湯引きされた鯛の刺身が乗ったものです。
オススメどおり、これに鯛塩スープをかけて鯛茶漬けに。
ムッチリとした鯛は脂も濃厚で、鯛全開。
これは頼んで正解でした。
200円と低価格なのも、鯛塩そばとセットだからこその設定でしょう。
なお、5/1(金)~6(水)は、西武池袋本店の催事に「紫くろ㐂」として出店。
こちらも楽しみです。
2017/01/16 更新
2015/02 訪問
ラーメンWalker限定「鶉(うずら)そば」
開店前から行列になる「饗くろ㐂」。
先日、カップ麺で「味噌そば」も発売されました。
季節の限定そば(現在は芹塩そば)もやっていますが、ラーメンWalkerとのコラボが始まりました。
2~5月の各月に行うもので、2月の限定は「鶉(うずら)そば」1200円。
2/24夜、2/25昼、2/26昼夜、各25杯限定です。
ラーメンWalker限定なので、もちろん毎回ラーメンWalker東京23区の掲示が必要。
盛りつけはため息の出る美しさ。
緑と赤の彩り、肉団子とウズラ玉子の配置にまでこだわりを感じます。
深く気品あるウズラと香味野菜のスープに、キレのある醤油ダレ。
高級感溢れる旨さで、加水高めの細麺がスープに馴染みます。
ウズラの肉団子は骨入り。
軟骨の様なゴロッとしたものではなく、細くてパリパリ。
初めて味わう食感です。
塩と醤油、2種用意されたウズラの半熟玉子。
こちらは鶏よりもネットリで個性的。
くろ㐂と言えばのトマト、青ネギのアクセントも隙がなく、素晴らしい完成度の一杯。
幸せです。
2017/01/16 更新
2015/01 訪問
蔵出し味噌2015「花の季味噌そば」
宇都宮「花の季」の味噌を使用した蔵出し味噌2015。
凪に続いては饗くろ㐂です。
初日夜の部、開店15分ほど前に着くと夜の部17番目。
限定20食なので危ないところでした。
無事、「花の季味噌そば」1000円の食券を購入。
季節の限定「牡蠣塩そば」もありますが、ほぼ全員が味噌。
すぐ売り切れです。
ローストトマトが2個も乗った味噌そばは、くろ㐂ならではの美しいルックス。
「よく混ぜておめしあがりください。七味も合います。」
とのこと。
丼の底にはたっぷりの粗挽き牛肉味噌と、花の季味噌の大豆。
麺が平打ちモチモチ麺なので、確かによく混ぜた方が肉味噌が絡みます。
しっかりとした牛のコクと、甘さも感じる味噌。
そこにローストトマトのフレッシュな甘さも加わり、旨味の大洪水。
先日の繊細な牡蠣塩そばと違い、押し寄せてくる旨さです。
くろ㐂が牛を使う時は要チェックですね。
シャクシャクの刻み玉ねぎや、野趣溢れるセリも良いアクセント。
特にたっぷり入ったセリは、根っこの部分も美味しいです。
途中でオススメの七味を振って完食完飲。
夜なので自重しましたが、ライスは間違いなく合うと思います。
大満足でした。
2017/01/16 更新
2015/01 訪問
季節の限定そば開始「牡蠣塩そば」
饗くろ㐂では、塩煮干しそばが終了し、代わって季節の限定そばが始まりました。
まずは「牡蠣塩そば」1100円で、1/15から1月末までです。
日によって提供数は変わるかも知れませんが、初日は昼夜各30食。
大きめの黒い丼の中には、くろ㐂の美的センスが炸裂。
散らされたネギや菜の花の緑、ピンク色のチャーシュー、金時人参の赤。
華やかな和の美しさを感じます。
スープはあっさりと上品で、そのなかに牡蠣がじわ~っと。
柚子もしっかり効いており、じんわり美味しいです。
いつまでも飲んでいたい味わいですね。
麺は平打ちのモチモチ麺で、稲庭うどんを思わせるもの。
具の牡蠣は大きくてプリプリです。
ゴボウ、金時人参などの根菜は甘くて美味。
くろ㐂ならではの、奥深い旨さの牡蠣塩そばでした。
2017/01/16 更新
2014/12 訪問
年末限定の「牛そば」
饗くろ㐂の年末最終3日間は限定メニューのみの提供。
12/28は鴨塩そば、29は豚つけそば、30は牛そばです。
最終日に時間が取れたので訪問しました。
10時開店なので9時半前に着きましたが、それでも整理券30番台。
みなさんお早いです。
開店から1時間弱で入店。
「牛そば」1200円です。
具だくさんで見栄え抜群。
トマトの赤、ローストビーフのピンク、セリの緑で彩りも最高です。
コショウが合うので、ぜひお試し下さいとのこと。
牛なのでコンソメっぽい感じになるとは思ってましたが、油少なめで出汁が見事に深いです。
間違いなく、凄く丁寧に作られたスープ。
はるゆたかを使用した自家製細麺との相性も抜群です。
ムチムチに柔らかいローストビーフ。
上品でホロホロなコンビーフ。
旨味凝縮なローストトマト。
セリのサッパリとしたアクセントも含め、どれもが豪華に美味いです。
素晴らしい。
また、事前予約前払いで鴨ロース、リエット、年越しそばなどの年末商品も用意しており、受け取っている方もチラホラ。
絶対美味しいと思うので、来年は注文したいです。
2017/01/16 更新
2014/10 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
東京ラーメンショーにてくろ㐂×マタドールの「牛とエビ薫る味噌らーめん」
東京ラーメンショーで「くろ㐂×マタドール」の牛と海老薫る味噌らーめん
2014-10-27
東京ラーメンショー3軒目は「牛と海老薫る味噌らーめん」。
くろ㐂とマタドールのコラボです。
このブースはわぽ会(日本のラーメンを変える若手っぽい会)のブースとなっており、
10/24,25は「塩煮干」(ソラノイロ×えんや)
10/26,27は「味噌煮干」(くろ㐂×マタドール)
10/28,29は「醤油煮干」(ほうきぼし×ムタヒロ)
を提供しています。
店頭にはマタドール店主さんが居て、くろ㐂店主さんのぼりを持って呼び込みをしていました(笑)
有料トッピングは味玉100円、メンマ100円、味玉、メンマ、焼牛の全部のせが350円です。
青ねぎに海老オイルがかかって個性的な一杯が登場です。
スープはベースが煮干しでアッサリしていますが、味噌の風味が良いです。
麺は平打ちの中太麺。
シャキシャキ野菜が結構入っているのでボリュームもありますね。
どちらかと言うと「くろ㐂」寄りかな?という味噌らーめんでした。
2017/01/16 更新
2014/08 訪問
小麦ヌーヴォー2014「小麦蕎麦」
「くろ喜の夏麺」第7弾は、宇都宮「花の季」から届けられた新小麦による小麦ヌーヴォー2014。
「小麦蕎麦」1000円です。
11:30過ぎに着くと、15名ほどの行列。
回転は速く、30分ほどで入店です。
まずはカエシが到着。
運んできた若い方が、
「ネギ油を…」
と、何やら言っていましたが正直良く聞き取れない(笑)
そのあと、店主によって麺が運ばれてきて、
「ネギ油、麦割りもどうぞ!」
とのこと。
茶色い太麺がみるからに美味しそうです。
新小麦の麺は、とみ田にも似た適度なコシとムチムチとした食感。
小麦の香りと甘みは半端なく、そのまま食べても美味いです。
塩だけでツマミに出来そうなくらい。
ちょっと格が違う風味ですね。
つゆはほぼ「めんつゆ」な感じ。
カエシが濃いめなので、麺を味わうにはあまりつけない方が良さそうです。
途中でネギ油を加えて味変し、小麦割りも楽しみました。
具は太メンマや豚鶏2種のチャーシュー。
メンマは柔らかめで、もうちょっとザクっという食感の方が好みです。
チャーシューはいつもどおりレベル高し。
また、昼営業30食限定の「あさり飯」200円も注文。
汁多めで深川めし的な一杯ですが、たっぷりのアサリに若干トマトが加わって独創的でした。
小麦を活かすことを重視しているようで、「小麦蕎麦」という品名どおりラーメンと言うよりは蕎麦。
しかし、麺の豊かな風味は素晴らしかったです。
2017/01/16 更新
2014/07 訪問
くろ㐂の夏麺2014「冷やし味噌煮干しそば」
「くろ喜の夏麺2014」第2弾は「冷やし味噌煮干しそば」900円。
7/7から12までの限定で、昼夜各45食です。
第1段の「冷やし煮干し中華」に続いていただいてみました。
今回もガラスの器ですが、第1弾の平皿と違って丼タイプ。
スープもたっぷり入ります。
スープは若干ドロッとしたもの。
店主自らが仕込んだという味噌のコクがしっかりで、煮干しも太く土台を支えています。
平打ちの麺にも良く絡みますね。
丼なので、ズバズバ啜れるのも良いです。
具はローストしたトマト、鶏肉、ゴボウやニンジンのキンピラ、三つ葉。
ローストで甘みを増したトマトと味噌、合いますね。
鶏肉はセセリだそうですが、歯応えがあるので親鶏でしょうか。
カレー風味に仕上げられていて、これまた味噌と合います。
ゴボウやニンジンのキンピラと味噌。
土の香りが広がり、一体感があります。
見た目は冷やし煮干し中華の方が豪華でしたが、一杯としてのまとまりはこちらの方が上に思えました。
オススメされた七味を振ると、キリッとしますね。
というか、くろ喜は七味も独自配合なんですね…。
そう言えば、並んでいる時に子連れの家族が出てきて、祖父と思われる方が、
「普通の醤油ラーメンが良かった。期待はずれ」
と言ってました。
くろ喜はアッサリ系なので、
「行列してるラーメン屋さん」
と言う情報だけで行くと、こうなることも多そうですね。
手の込んだアッサリ和風淡麗ラーメンなので、それ系が好きなら満足できると思います。
2017/01/16 更新
2014/07 訪問
くろ㐂の夏麺2014「冷やし煮干し中華」
くろ喜は例年、夏に週替わりで「夏麺」をやっている様です。
今年も一部メニューをお休み、金曜の紫くろ喜もお休みして「くろ喜の夏麺2014」を始めました。
週替わりなので、どれか食べられるといいな〜と思っていたところ、第一弾からいきなり煮干。
なので、「冷やし煮干し中華」1000円をいただきに行って来ました。
7/1〜7/5の昼夜30食限定です。
(水曜夜はお休み)
メニューを絞ってるとは言え、塩そばと冷やし中華を同時にテキパキ作っていて、もの凄いオペレーション。
合間合間にさりげなく丁寧に若手を教育しています。
冷やし煮干し中華はとても具だくさん。
豚と鴨のレアチャーシュー、出汁巻き玉子、鰯のネギ巻き、ミニトマト、油揚げなど。
冷やし中華らしくキュウリやもやしもあります。
和食出身だけあって、出汁巻きがフワフワで美味しいですね。
麺は平打ちでコシがあるもの。
エコ箸だとややつかみ辛いです。
タレは酸味が無くてサッパリ。
煮干はそれほど感じません。
オイルは煮干とイカ煮干だそうですが、こちらも大人しめ。
途中で梅一味を溶かし、ピリっといただきました。
正直、煮干はもうちょっと効いている方が好みですが、具沢山で楽しかったです。
2017/01/16 更新
2014/04 訪問
「うどん蔵之介」とコラボカップ麺記念「リアルカップ麺 いりこそば」
この4月、「響くろ喜」と「うどん蔵之介」が異色のコラボでいりこ出汁ラーメンのカップ麺を発売しました。
これを記念して、4月26日まで両店が「リアルカップ麺」を限定で提供しています。
カップ麺と同じコンセプトで、それぞれがリアルに再現するというもの。
最近食べた丸香、すみたと讃岐うどんの名店が良かったので興味津々。
まずはくろ喜にやって来ました。
夜の部開店10分前の17:50頃に付くと5人待ち。
昼ほどではないですが、さすがの人気店。
開店後は常に数人待ちしていました。
限定の「いりこそば」900円を注文。
初めての夜訪問なので「ハートランド」500円と「おつまみ3点セット」350円も注文です。
ビールはハートランドの小瓶でグラスはカチコチに凍ってます。
生メンマと小松菜のアテまでついて、さすがくろ喜。
おつまみ3点盛も豪華です。
柚子鶏、焼き豚、生メンマ、味玉、小松菜。
3点じゃないじゃん!
なんてニヤケながらモグモグいただきます(笑)
量も多く、ビールをお代わりしたくなるほど。
そして「いりこそば」。
くろ喜は和食出身だけあって、こういうの作るとホントに美しい。
フルスピードで調理しているのに凄いです。
まずはデフォルトのスープ。
塩だれにイリコ出汁ですが、じんわり美味いです。
パンチがあるタイプではないですが、間違いないですね。
麺は平打ちの中細麺。
適度にコシがあり、まさにウドンの風味です。
こちらは自家製麺ですが、元々うどん粉使ったりしてましたからね。
具は柚子鶏、焼き豚、春キャベツ、お麩、桜麩。
燻製風味の焼き豚が良いですね。
途中で肉餡を溶かして味変。
黒胡椒の風味も効いて、味わいがワイルドになります。
(ラーメンと呼ぶには若干上品ですが)
くろ喜らしい「いりこそば」、さすが美味しかったです。
ビール&おつまみも最高だったので、夜の早い時間にまた行こうと思います。
2017/01/16 更新
2013/03 訪問
石巻市「日本一のわかめ」を使用した「塩煮干しわかめそば」
くろ喜では3月の木曜に宮城県石巻市の「日本一のわかめ」を使った限定麺を出しています。
毎週スープが変わるそうで、3/7は「塩煮干しわかめそば」。
味玉付きの900円のものにしました。
「めかぶご飯」200円も食べたかったんですが、人気のためご飯切れでした。
その後でまた提供されたみたいです。
わかめは結構大きめのものが入ってます。
太めの茎も入っていて、これがモッチリしてかなり美味しい。
スープはあっさりめの塩煮干ですが、飲むたびにクセになっていく感じ。
大きめに切られたネギがまた合うんですよね〜。
麺はうどん用と中華麺用の小麦をブレンドした中太麺。
モチモチしてコシもあり、さすがの自家製麺です。
チャーシューはしっとりとした鶏チャーシューとプルプルに柔らかい煮豚。
特に煮豚は味濃いめでかなり美味しかったです。
最初に激惚れした訳では無いのに、訪問する度に好きになっていく「くろ喜」。
世間ではこれを恋と呼ぶんでしょうか(^_^)
2017/01/16 更新
2013/02 訪問
蔵出し味噌2013「味玉鶏味噌ごぼう和えそば」
宇都宮のラーメン店「花の季」が仕込んだ味噌を使って「蔵出し味噌2013」というイベントが開催されています。
2/4~2/17の期間、前半後半に分かれて各店が限定味噌ラーメンを提供しているのですが、
くろ喜は2/4~2/9の間(2/8除く)、「鶏味噌ごぼう和えそば」を1日60食で提供しています。
陸の物だけで、土の香りをテーマに仕上げたという「味玉鶏味噌ごぼう和えそば」1000円を注文しました。
(味玉なしは900円)。
味噌は2種類乗っており、白っぽい方が1年熟成味噌、焦げ茶っぽい方が2年熟成味噌です。
混ぜる前に食べ比べてみましたが、2年熟成味噌は発酵した風味が凄いです。鼻にふわっと抜ける感じ。
麺はゴボウの粉が練り込まれた自家製太麺。
言われなければゴボウとは分からないかも知れませんが、独特の風味があり、コシがあってかなり美味しいです。
味噌の風味が強いので、太麺との相性は最高。
具は鶏せせり、芹、ゴボウ、ニンジン、揚げゴボウ、ネギ。
特に多めに入ったネギの歯触りが心地よいですね。
見た目が素晴らしいですが、味も良かったです。
2017/01/16 更新
2012/12 訪問
「わぽ会」2012年年越しラーメン
日本のラーメンを変える若手っぽい会、通称「わぽ会」が12/12から『わぽ会』コラボラーメン「2012年越しラーメン」を始めました。
凪の方が作られた五穀麺を使用し、限定麺を出しています。
2件目は人気店の「饗 くろ喜」にやってきました。
開店時には十数人並んでおり、開店と同時に満席です。
客席カウンターと調理場の高さがほぼ同じで遮蔽物が無く、厨房や食材は丸見え。
目の前で手際よく作られているラーメンを見ていると、まるでアイアンシェフの様ですね~。
店主は和食及びイタリアンの経験者とのことです。
店主及びスタッフはテキパキと小気味良く動いており、回転はかなり良さそう。
こちらの年越し限定ラーメンは「鶏ねぎそば」800円。
目の前の調理を見ていると、九条ネギ、わけぎ、白ネギの3種のねぎがかなり豪快に入ります。
その上からスープ、麺、具が入るので、見た目以上にねぎがたくさん入ってます。
スープは鶏スープとのことですが、かなりあっさりめ。
麺は福の神食堂と同じ細めの五穀麺。
麺はつるっとして美味しいですが、スープと合わせると自分にはちょっと優しすぎる感じ。
このあたりは元和食屋さんの塩梅なんでしょうけど、塩分なり辛みなり、もうちょっとパンチがある方が好みです。
具はペッパーチキンと鶏そぼろ、メンマ、油揚げ、味玉半分。
具もスープ同様あっさりめの味付けです。
ネギがたっぷり入っているので、普通の具よりもネギが印象に残る感じ。
ネギとスープの相性はかなり良いです。
見た目がかなり美しく、あっさり系の和食ラーメンでした。
2017/01/17 更新
「饗 くろ㐂」の季節の限定、小麦つけ蕎麦が始まりました。
麺をそのまま、辛味大根、蕎麦つゆで食べることができ、味変の煮干ネギオイルも付いてきます。
お出汁に浸かった平打ちの麺は、適度にコシがあってモチモチ。
ツルツルっと喉越し良く、そのままでいくらでも食べられそう。
おつゆは鰹が香るキリッとしたもの。
味が強いので、半分ほどつけてツルツルです。
ピリッとした辛味大根、ミョウガ、オクラ、を摘みつつ、麺が止まりません。
鶏の酒塩も柔らかくてジューシー。
続いては煮干ネギオイルをつけ汁に。
「ラーメンっぽくなります」
とのことですが、香ばしさが増してガラッと変化。
これまたかなり好み。
最後は麦湯でスープ割。
トロントロンになって、最後まで飽きさせません。
麺も具もスープ割りも美味しく、麺のエンターテイメント。
これで1000円とは驚きのレベル。
2週間ほどは提供するようです。