89回
2025/10 訪問
うむ、常連認定されたかな…
COTE CAFE今日の日替りは「トムヤム風ガパオライス990円」にいつものアールグレイアイスSサイズを付けて計1,230円。いつもの席が空いてなかったので一つ飛ばしたテーブル席に座る。待ち時間はいつもの様にKindleで本読みながら待っているとお待たせしましたーって蕎麦とカレーの乗ったお盆を持ったお姉さん。これ違いますよーって言うとあっ、ごめんなさいって慌ててオレがいつも座る席へ。この間違いって俺が座る場所を何気に覚えてくれているって言う事だと思って何となく嬉しかった。その後無事にトムヤンガパオライスが届いたけど、ガパオって上に乗った目玉焼きが全体をとても美味しそうに魅せるんだよね。目玉焼きマジックっていうのかな、例えば「横手焼きそば」って3割り増しで美味そうに見える。黄身を破って黄色いのがジワーって流れ出ると破壊力抜群だよね。今日の卵焼きは硬めだったので黄身が流れる事はなかったけど、ナンプラーや青唐辛子の刺激を緩和してご飯に融合させるという重要な任務を果たしてくれました。それにしても本当にガパオって食が進む。クセになる味付けなので食べ過ぎない様にご飯少なめって頼んで正解でした。カフェのエスニックとしてはかなり本格的、ご馳走さまです♪♯
2025/10/04 更新
2025/10 訪問
白湯✖️レモンのマジック
ラーメンカフェ 日替りは「鶏白湯ラーメン990円」にいつものアールグレイアイスSサイズをセットで計1,230円。11時半の来店で先客2人。空いている。いつもの席に座ってスマホで本を読みながら待つ。10分程で着丼。センターのなるとは陰陽の様でバランス的に落ち着くビジュアルだ。スープを一口、うん、鶏のエキスが凝集されて滋養を感じさせる味、美味しい。麺は中細ストレートで香ばしい。スープもよく絡みずるっと吸い上げるとモイスト感ある風味で味わえる。チャーシューは得意の鶏チャーシューと豚ロース。豚ロースは相変わらず厚みがあって食べ応え抜群だ。今回も荒微塵切りにしたタマネギがいい仕事をしている。スープに更なる奥行きを作っている。そして面白かったのが味変用のレモン。途中で絞って食べると鶏白湯スープの趣きが変わるんだよ!当然サッパリするんだが、サッパリし過ぎず良い塩梅にスープが優しくなる。麺や具材との調和も取れて楽しめた。今日の一杯はスープが楽しい一杯でした。ご馳走さまです♪♯
2025/10/02 更新
2025/09 訪問
酢飯であるか否か、それが問題なのは俺だけ…
海鮮系のどんぶりものを食べる時つい気になるのが酢飯か普通のご飯なのかという事だ。寿司屋で海鮮丼などを頂くと漏れなく酢飯だが、居酒屋さんなんかの昼定食で海鮮丼だと普通のご飯のことが多い。酢飯かご飯か選べることもあるが稀である。カフェランチ、今日はハンバーグニラ玉丼なのだが昨日のぶりの漬け丼990円も出しているようなのでCOTE CAFEで初めて海鮮物を頂くことになった。そもそもカフェで海鮮生ものって珍しくない?ぶりの漬けだと浸かり具合も重要だ。今日はいつもより遅い時間に来たので混んでいる。邪魔にならないようカウンターに腰を据え本を読んで待つ。15分くらいで到着。浅めに浸かったぶりが並べられ大葉とたくあんと刻みネギが色合いを添える。なかなかのビジュアル。ぶりをひとくち頂く。ぷりぷりで良い歯ごたえ、脂が乗った身から出る旨みが弾ける。ぶりの下には塩昆布がまぶされたご飯。こちらも一口、うん、普通のご飯か…個人的には脂の乗ったぶりなら酢飯の方が嬉しかったなあ。好みの問題だが、浅く漬けて素材の味を前に出すなら酢飯だが、普通のご飯なら漬けダレはもう少し濃い目で長めに漬けたほうが好み。なら自分で作れよ!って話だから今度自分で作るか。それにしてもカフェを名乗りながらこのバリエーションの豊富さは侮れない。また来週も楽しみだ。ご馳走さまです♪
2025/09/27 更新
2025/09 訪問
チャーシューエッグ丼はブラックホールか⁈
COTE CAFE今日の日替りはな、なんと大将が俺のリクエストに応えてくれて例のグラビティチャーシューを使った「チャーシューエッグ丼990円」!いつものアールグレイアイスSサイズも頼んで計1,230円。それにしても豚バラ肉のチャーシューはそそる。脂身が早く頬張ってくださいと訴えてくる。チャーシューエッグ丼ってチャーシューで8割方決まるのだが、残り2割は何かと言えばチャーシューに纏わりつく照りを織りなすタレ!これが美味しいとご飯も自然旨くなる。味に想いを馳せながらまだチャーシューを観察する。ああ、それにしてもなんとも形容し難いチャーシューの厚みよ!食べる前にエロスを感じるほどだ。この脂で濡れ光る女性の唇を目の前にしたら食事どころではなくなりそうな破壊力!そんな事を妄想する俺は間違いなく阿呆だが、そんな想像をさせるチャーシューエッグ丼をこの世に送り出した大将は悪魔に魂を譲り渡したに違いない、きっとそうだ!厚切りチャーシューを箸に力を込め重力を感じながら持ち上げ脂身の方から齧り付く。柔らかい、歯は要らないな、歯のないお年寄りでも歯茎で食べられそう。そしてタレが良い。甘過ぎず出しゃばらず、チャーシューの美味しさを引き立てながらプラスアルファを確実にもたらしている。そこにタレの染みたご飯を投入、これは天国か、俺は死んでしまったのか?いかん、いかん、気を失う前にもう一つ果たさなければならないミッションがあった。チャーシューエッグ丼のブラックホールとでも言うべき存在、サニーサイドアップに焼かれた目玉焼きくんを忘れてはいけない。黄色い部分に箸を入れチャーシューに黄身を垂れ流す。一瞬、なにかを冒涜しているような錯覚に囚われる、がこれこそが聖なる行いなのだ。今チャーシューはシュバルツシルト半径に捉えられたのだ。だからすぐに救出に向かわなければならない。垂れた黄身を纏うチャーシューを口に運ぶ、そして咀嚼。シュバルツシルト半径に捕まっていたのは俺だった。もう抜け出すことは叶わない。時間の流れが遅くなる、その分味覚が研ぎ澄まされる。チャーシューと黄身が交差しご飯が掻き込まれる。音は途絶え箸が時空を滑走する。しかし、止まっていたはずの時間は流れ始め、目の前にあるのは空になった丼…あぁ、美味しかった。ご馳走さまです♪♯
2025/09/20 更新
2025/09 訪問
特製グラビティチャーシューと濃厚上品煮干しスープ
今週のラーメンカフェ日替りは「濃厚煮干しラーメン990円」。そして今日はいつもと違うチャーシューを仕込んでいた様でチャーシュー追加トッピング100円プラス、計1,090円。特製チャーシューは分厚く箸で持つと重力で支えきれない程。このグラビティチャーシュー、ゴツい見た目だがトロトロに柔らかい。簡単に箸で解れるし歯は要らない。そして塩味で素材の旨みがよく分かる。だから煮干し出汁に非常にマッチしていた。そう、肝心の煮干しスープなんだけど、濃厚なんだが濃過ぎない。程よいバランスを保っている。ゴールデン街の凪さんの煮干しとはまた違ったベクトルで煮干しを表現している。濃厚なんだが澄んだ味とでも言うべきか、素直に飲める煮干し。だから麺にも当然よく馴染むし海苔や煮卵とも相手の良いところを引き立てて円やかに馴染んでいる。そしてスープと他の素材を上手にまとめるコーディネーターの役割を果たしているのが刻みタマネギ。これが効いている。今日のラーメンカフェ、なかなかやるよ、侮れない。上品なインパクトを与える丼でした、ご馳走さまです♪♯
P.S.このチャーシューを使ったチャーシューエッグ丼、ぜひ食べてみたい!
P.P.S.なんと明日19日チャーシューエッグ丼やるそうです、必食だ!
2025/09/18 更新
2025/09 訪問
一幻の幻に囚われすぎたか…
今週のラーメンカフェ、日替りは「海老塩タンメン990円」。海老といえば一幻さんを想像しつつ待っていると出て来たのは見た目シンプルなタンメン。先ずはスープを一口。あれっ、鼻が効かないのかな?海老の風味を感じない。オーソドックスなタンメンスープの味はする。白菜とか人参のエキスが上手くまとまっていて美味しい。麺はしっかりした嚙み応えのあるもちシコ麺。スープがよく絡む。野菜もたっぷりだしむき海老、豚肉とアクセントもある。一幻の濃厚な海老出汁を期待していたのが良くなかった。これはこれで美味しいタンメンだが、海老という枕詞に対する受けが今ひとつふたつ足りないかもしれない。まあ、自業自得な側面もあるから仕方なしとするか。ご馳走さまです♪♭
2025/09/12 更新
2025/09 訪問
流し絵を思わせる煮干し出汁
今週のラーメンカフェ日替りは「淡麗煮干し醤油990円」にチャーシュートッピング100円といつものアールグレイアイスSサイズで計1,330円。冷もあったが温かいものが食べたくて温でオーダー。11時半過ぎだが先客なしの一番乗り。追加トッピングしたチャーシューが丼の6割方を占めシナチク、長ネギ、小松菜になるとで麺が隠されている。壮観である。麺はストレート、香ばしい。程よく煮出された煮干しの風味に醤油味が馴染んだスープが絡むと口の中に小麦と煮干しと醤油が流し絵の模様の如く色彩の混淆を生じさせる。さらに鶏チャーシューだったり、ローストポークの様なチャーシューだったりを刺すと新しい模様が広がる感覚。シンプルゆえに広がる世界。やはりこの味は温かいからこそ堪能できる。お腹いっぱい、年甲斐もなく肉を食べ過ぎた。ご馳走さまです♪
2025/09/04 更新
2025/08 訪問
栗畑と素麺と曼珠沙華
朝から知り合いに頼まれてまもなく収穫期を迎える栗畑の掃除を手伝った。ギャラは特にないが栗のお裾分けがあるらしい。まあ、たまには身体を動かそうとノコノコと着いていく。作業自体は1時間程で終わり納屋に移動。収穫した栗のイガを除去するマシーンの使い方や栗の選別方法などを一通り聞いて終了。あれっ、今日だけじゃないの?まだ続くの?と思いながら知り合いの運転でいつものカフェへ。暑い中作業してたから涼しげな「冷やし塩出汁素麺890円」を注文。蒸し鶏と大葉、長ネギが涼感たっぷり。スープを飲むとほのかにニンニクのフレーバーが漂う。このアクセント好きかも。喉越しよくスルスル進む。やっぱり暑い日の素麺は最強だね。でも、あと2週間もすれば栗も出回りそう。収穫の秋も猛暑の中迫っているんだな。街中だと気が付かない季節の変わり目が体感できた。栗畑の近くは高麗川が流れ秋には一面曼珠沙華が咲き乱れる河原がある。栗を収穫したら久しぶりに見に行くのも悪かないなぁ。そうそう、素麺。茗荷も入れて欲しかった。ご馳走さまです♪
2025/08/29 更新
2025/08 訪問
タンタンメンこわい
ラーメンカフェ日替りは「屋冷やし担々麺990円」にいつものアールグレイ アイスSサイズを付けて計1,230円。いつもの席にセルフでレモン水、ナプキン、おしぼりを持って座る。さて、落語に「まんじゅうこわい」という演目があるが、私にとって怖い食べ物といえば今まさに食べようとしている担々麺やカレーうどんである。特に白系の服を着ている時の恐怖感やMAX!今日に限って白いポロシャツだし。なんか結果が見えている。担々麺はコシのある中太麺がしっかり締まってシコツル、肉味噌も良い塩梅で麺に絡み美味しい。ただズルっーと啜ると赤い汁が飛び跳ねるので、そこはしっかりケアしてしおらしく頂いたのだが、厳重な警備網の穴を突き飛び跳ねた赤い点々が白シャツにちらほら。やっぱり担々麺怖い、と実感しました。ご馳走さまです♪
2025/08/28 更新
2025/08 訪問
「素朴な…」というワードの広がり
久しぶりのラーメンカフェ。このところイノベーティブというか凝ったタイプばかり食べていたから今日の町中華っぽいメニューに逆に心躍って訪れる。なんと今日の日替りラーメンは「素朴な中華そばとミニチャーハン990円」!素朴なという形容詞が誘うのはどの様な世界なのか?昔ながらの、どこにでもある、懐かしい、安心できる、いつもの、飽きのこない、どこかほっとする味なのか?そしてもう一つ重要なのはミニチャーハンの味。半ちゃんラーメンというメニューはラーメンだけじゃ足りないが、チャーハン一人分じゃ多すぎるのでどうにかならないか?という発想で当初は生まれ出たかもしれないが、歴史を重ねる中でそれぞれが個性を主張しながら、1+1の組み合わせでなく、ラーメンと一緒に食べるならこの味付けのチャーハンでなければならない、と進化を遂げている。単なる付け足しメニューではなく、半ちゃんラーメンという確固たる料理として存在していると考えるべきものなのだ。でも、そんな肩肘張ったメニューじゃなく、町中華の燻銀のスター選手といった役回りだと思う。打率もホームランもそこそこだけどチャンスに強い感じ。だから、今回のラーメンカフェとしては立ち位置は難しい。とんがっちゃうと違っちゃうみたいな。そして大将、しっかり「素朴な」を再現してくれました。どこか懐かしい、安心して食べられる「あの」味のスープにちょうど良い太さの麺。チャーシューはいつもの2種使いだけど昭和感漂うスープにはバッチグーそしてチャーハンも出しゃばらないシンプルな味。卵多めの刻んだナルト入りは俺の好み。ラーメンと交互に食べると美味しいヤツ。面白かったのはタマネギも使っていたこと。長ネギだけと違って食感が立つ。ひとつ残念なのは大将ワンオペなので作り置きなんだよなぁ。炒めたてだともっと美味しいと思う。そこは仕方ない。作り置きじゃないチャーハン、単品でも食べてみたくなったよ。ご馳走さまです♪
2025/08/19 更新
2025/08 訪問
バナナフィッシュってどんな魚?
久しぶりのCOTE CAFE、多分2週間ぶり。夏祭りがあったり、お盆期間だったり、まあしょうがないけど。365日休みの人は他人の休みをとやかく言ってはいけないのだ。それで日替りは3種。Instagramでは「鶏とナスの甘酢炒め」が載っていたが夜はイタリアンでディナーなので軽そうな「盛岡風ビビン麺990円」を注文。ビビンバのご飯が冷麺に代わった感じ。だけど冷やして締めた冷麺は暑い日にうってつけ。J.D.サリンジャーに「バナナフィッシュにうってつけの日」という短編があるが「盛岡風ビビン麺にうってつけの日」だなぁ、等としょうもない事を考えているうちに食べ終えた。確か主人公はビーチサイドで寛いだ後、ホテルの部屋に戻り短銃自殺するわけだが、俺はアールグレイの冷茶片手に猛暑の中に足を踏み出すに留めよう。付属の豆板醤入れたらそこそこ辛くなって汗ばんだけど乗り切れない暑さじゃない。街路樹からは蝉の鳴き声に混ざって秋の虫が騒めいている。お盆も開ければ日常が戻り夏も終盤。ご馳走さまです♪
2025/08/16 更新
2025/08 訪問
肉味噌とGと夏祭り
もう良い年した老人なのだが、子供の頃から肉味噌が苦手だった。母親が作る事はあまり無かったのだが、たまに作ると甘ったるくてやたら主張の強い味。当時は当然と言えば当然だが、炸醤麺など知る由もなく単にご飯のおかずとして作られた肉味噌であるから、甜麺醤も豆板醤も使う事なく、家庭料理の主菜として出されていたのだった。じいちゃん、ばあちゃんは美味そうに食べていたが、俺は本当にこの味付けが苦手だった。それゆえに上京して以降肉味噌を自ら好んで食べる事はなかったのであるが、カフェの定食が「ジャージャーうどん990円」とある。ここは天の采配と注文して待つ。そして目の前のジャージャーうどん、混ぜる前に肉味噌だけ箸で摘んで口に運ぶ。良かった、甘過ぎない、良いバランスの甘辛で椎茸の旨みが感じられる。細かく刻んだ筍の食感も心地よい。そして咀嚼していると豆板醤の辛さが奥行きを作っている。うどんと混ぜ混ぜして食べてみる。カフェのうどん、前にも書いたがシコシコツルツルの食感で美味しい。そこに肉味噌が絡むのだから当然行けちゃうのだ。丼と向き合い無口の対話を繰り広げていると左下の視界にコソコソと動く黒い影!斜向かいのテーブルの下から現れ閉じられたドアの隙間を潜って消えた。うん、居るのね。まあ、夏だし…ただ、飲食店では見たくないよね。来週は神明社の夏祭りに出店して休みのようだ。再びカフェを訪れるのは多分2週間後だけどしっかり駆除しておいてね。ご馳走さまです♪
2025/08/02 更新
2025/07 訪問
ハヤシライスを食べながらつくばの銘店に想いを馳せた
さて、今日の定食は「具だくさんハヤシライス990円」ときたか、まあ、一択なのだがハヤシの場合、トマトベースとなるか、ハッシュドビーフとなるのか、それともビーフストロガノフの場合もあり得る。個人的には日本橋丸善の早矢仕ライスが好みであるが、家で作るトマトベースのハヤシライスも捨てがたい。ビーフで濃厚にデミグラスベースで作られるならサワークリームを添えたリッチな味わいのビーフストロガノフ風も有だ。作り手がどこに焦点を合わせてくるのか、提供されるまで分からないのもハヤシライスの楽しみだと思う。そして供されたのは玉ねぎとやや大ぶりな牛肉、マッシュルームにシメジが入ったデミグラスベースのハヤシだった。ご飯少なめで頼んでこのボリュームだから、普通だとかなり食べ応えもあると思う。添えられたポテトサラダが口直しになかなか良い。適度にコクもあり美味しかったが、個人的にはちょっと塩味が強かった。それと牛肉は細切りにしてあった方が好み。そうそう、美味いハヤシライスで丸善の早矢仕ライスを上げたが、俺の友人がつくばで営む「エスコフィエ」さんのハヤシライスがなかなかの絶品。2025年東日本の洋食100名店にも選出された。エスコフィエも二代続く歴史のあるお店、丸善さんも然り。ハヤシライスは一朝一夕では作る事の出来ない奥深さがある。ただ単に時を重ねただけではない試行錯誤と研鑽が注ぎ込まれた味。このお店もいずれ長い歴史を積み重ね他の追随を許さぬ味を極めて行くのだろう。ご馳走さまです♪
2025/08/01 更新
2025/07 訪問
ピリ辛蝉時雨な定食
定食ってえとやはりご飯ものってイメージだよな。焼きサバ定食とか焼肉定食とか、椀と香のものがついてどんぶり飯が鎮座するやつ。日替り定食なら旬のフライとか煮魚とか思い浮かぶ。家庭料理っぽいものがいいんだよなぁ。で、カフェの定食だからちょっとオシャンティに鶏もものしそ南蛮プレート990円が今日の日替り。味噌汁はカップでサラダがついている。鶏もも肉の唐揚げにピリ辛の甘酢餡が野菜と一緒にかけられて食欲をそそる見栄え。家庭でも出そうなものをシャシャっと出してくれるのが嬉しいんだよ。家で作るとどうせ食べちゃえば同じだからって見栄えは二の次になるからなあ。ご飯は少なめってお願いしたけどこのボリューム。普通盛りだと腹パンになりそうだ。最後まで美味しく頂きました。外に出ると蝉時雨。夏は短いから精一杯鳴きなさい。あっ、そう言えばサラダにドレッシングかかってなかったな、まぁいいや、ご馳走さまです♪
2025/07/26 更新
2025/07 訪問
サザエさん症候群なお味
休み明けって今ひとつ体と心が馴染まない感覚ってある。そんな事ない、って人もいるけど俺は苦手だった。昭和の時代はサザエさん症候群なんて呼んだりしてたが明日からまた学校か(或いは仕事か)ってちょっとブルーになったりする感じ…まあ、休みが永遠に続く事なんてないんだから、自ら行き場のない葛藤に不毛に身を投じているだけなんだが、あのモヤモヤを抱えて眠りにつき月曜の朝を迎えるというルーティンが何となく愛おしかったのも事実。さてCOTE CAFEは月曜からお休みで3日間の休み明けが今日だったわけだが、日替りの「ツナとトマトの冷やし蕎麦990円」がそんなサザエさん症候群な状態で考えた一品って感じだった。ツナもトマトも蕎麦も悪くないのよ、でもその組み合わせっていつものイノベーティブな感性を感じさせないんだよね。フツーに美味しいよ、だけど求めているものとは今日は違った。大将、サザエさん症候群だったのかな、ってちょっと思った、そんな味でした。ご馳走さまです♪
2025/07/25 更新
2025/07 訪問
ナルトの存在意義
ラーメンカフェ今日の週替りメニューは「煮干しと白醤油のラーメン990円」にチャーシュートッピング+100円といつものアールグレイアイスSで合計1,330円。11時ちょうどに入店したから一番乗り!PayPayで支払いを済ませ5分ほど待つと着丼。チャーシュートッピングの破壊力抜群!これで+100円は安いよね。いつも思うのだが、このナルトが重要。もともとは蕎麦の具材だったものがラーメンに使われるようになって定着、オールドスクールラーメンには欠かせない。宇宙を構成する最後の物質的存在意義がある。ないと物足りない気持ちになっちゃう。まあ、俺だけだろうけど…煮干し系は個人的に好きなお出汁。煮干しの出汁って臭みなく取るのなかなか難しいし、美味しく仕上げるのって味噌汁でもコツがいる。今日のスープは白醤油を返しに使っているから澄んで綺麗な色だが、少し脂も浮いているから、煮干しの出汁に鶏がらスープか何かを加えた出汁で白醤油の返しを割っているのかな。一口飲むと白醤油のキレを感じるが、お出汁が優しく包み込みシンプルだけど包容力のある味。鶏むね肉チャーシューとすごく合う。麺は蕎麦を感じさせる歯応えの細めの仕上がりだが、徐々にスープを吸わせる事で序盤と最後で雰囲気が変わってくる。みつばも良いアクセント。こういう世界観って好みだな。ご馳走さまです♪
2025/07/16 更新
2025/07 訪問
モードなきつねうどん
イノベーティブな丼が続いたランチだったが今日の日替り定食はど真ん中のストレート、「冷やしきつねうどん990円サラダ付き」。お揚げの調理方法は個人的には刻みの方が好きだが、きつねの様に炊くのも悪くはない。刻みは網でお揚げを炙りこんがりと焦げ目がついたら火から下ろして包丁で細切りにしたもの。おろし生姜を添えておうどんにトッピングしていただく。おうどんの食感と刻みのカリッとした食感が混じり合い、生姜の爽やかな香りがお出汁の効いた汁とシンプルなハーモニーを響かせる。一方きつねは甘辛く味を整えたお出汁でお揚げをしっかりと炊いて味を含ませる。噛み締めると溢れる甘辛い汁とおうどんの出汁の効いた汁が相まって重厚な風味が口の中に広がる。まあ、どちらにしろ美味しいのだけど、シンプル故に丁寧な仕事が味の決め手である事に変わりはない。そして目の前の丼、まさにシンプルなビジュ。煮含められたお揚げがどーんと鎮座する。麺はツルツルで腰の強い讃岐風。昆布出汁の効いた汁と良く合う。きつねも甘過ぎず好みの仕上がり。よく冷えた汁とおうどん、きつねの奏でる上品な三重奏。スコット・ラファロがいた頃のビル・エヴァンストリオを彷彿とさせる一杯でした。お汁も全て完飲、ご馳走さまです♪
2025/07/12 更新
2025/07 訪問
コーンな日、再び…
食べ損ねた先週の週替りラーメン「冷たいとうもろこしつけ麺990円」が日替り定食の中にあったから迷わずセレクト、ワクワクしながら到着を待つ。うんうん、ビジュは上出来、美味しそうな気配が漂う。具材にはとうもろこし、トマトにズッキーニがあり夏野菜祭りって感じ。いつもの鶏むね肉と豚肉のチャーシューに煮卵も乗っかっている。つけ汁は大将曰く、とうもろこし二本は使ったという懇親のポタージュ風、オリーブオイルとセロリがイタリアンな佇まい。濃厚なコーンに麺を潜らせ一口、うん、甘ーい。コーンの甘味が強く主張してくる。ズッキーニやトマトとの相性も良い。ただ個人的には途中からコーンの甘みが麺との相性が悪く感じた。もう少し塩味が欲しい。好き嫌いが分かれそうなイノベーティブラーメンでした。ご馳走さまです♪
2025/07/11 更新
2025/07 訪問
こりゃもうイタリアン!Buono!
ラーメンカフェ週替りラーメンは「バジルとトマトの冷製混ぜそば990円」と先週ありつけなかった「とうもろこしのつけ麺990円」と言う究極の二択だった。知っていたら昨日も来てたのに、と内心忸怩たる思いで選択したのは「バジルとトマトの冷製混ぜそば」、やはり今週の新作を食するというルーティンを守ろうと考えた。やはり夏野菜は魅力的である。とうもろこしもバジルもトマトも夏にこそ輝く。昨今は地元の農家さんでもバジルを育てているところが増えてきて、スーパーの地場産野菜コーナーで見かける事も多くなった。ジェノベーゼが好きな俺にとってはありがたい。また、トマトも昔に比べて品種が増えた。糖度が高いものや熱を加えて使うことが前提の品種など使い勝手が良い。そして目の前の週替り、どう見てもイタリアンな風情。レモンを絞ってぐちゃぐちゃに混ぜる。バジルの香りが立ち込める。いいね、いいね。箸で麺をリフトして口に運ぶとキリッとしまった麺に纏わりつくジェノベーゼソースとトマトソースの混ざったハイブリッドソースが清涼感溢れる香味を運んできた。これはもう冷製パスタ!パルメザンチーズのコクが後から追い討ちをかけて口の中でBuono!が弾ける。昨夜作って食べたジェノベーゼも美味しかったがやはりプロは数段上だ、完全にやられた。だから何度でも心の中で叫びながら箸を進める、Buono!Buono!Buono!…あぁ、美味しい!ご馳走さまです♪
2025/07/10 更新
2025/07 訪問
おろし蕎麦は昭和天皇のお墨付き⁇
大根おろしって名脇役と言った位置付けだけど、蕎麦と一緒に食べると主役を喰っちゃう時がある。信州でおろし蕎麦を食べると辛み大根で作ったおろしの切れ味に感動すら覚えた。自宅でおろし蕎麦を作る時は麺つゆを割るのにおろしから出た水分を使ったりする。そのくらい大根おろしで食べるおろし蕎麦が好きだ。おろし蕎麦ってずっと信州発祥って思っていたけど実は越前で生まれたものらしい。昭和天皇が食された際、「あの越前の蕎麦」と言ったことから越前蕎麦=おろし蕎麦となったとか。そしてCOTE CAFE日替りメニュー「冷たい肉おろし蕎麦990円」、これって俺に食べられるの待ってるwwと言うわけで実食した感想なのだが、肉とおろしの相性は良かった。蕎麦と肉の相性も良かった。蕎麦とおろしを絡めた時、おろしの存在感が薄く感じた。大根は冬が旬だからそのせいなのか分からないが、大根おろしの勢いが足りない気がした。美味しく頂いたのだが、そこだけちょっと物足りなく感じました。ご馳走さまです♪
2025/07/05 更新
メニュー豊富なランチにおすすめなカフェ
2025/01/25 更新